今日のMSN産経ニュース(7/26分)

編集委員・田村秀男 増税とは、あきらめの政治
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110726/fnc11072603150001-n1.htm
 増税しろって言ってるのは菅首相だけではなく、自民もそうだし、産経の社説もそうですけどね。それにこれほど赤字財政が酷いと増税は避けられないでしょう。増税以外の手(コストカットや「国有資産売却など増税以外の収入確保」)には恐らく限界がある(増税する場合、弱者保護のため出来る限り、富裕者増税で対応すべきでしょうが)。何だかなあ。
 しかも「天下り禁止」はともかく、公務員給与削減しろですからね、この人。
 キャリア官僚はともかく、ノンキャリアは大してもらってないだろうし(なかには官製ワーキングプアなんて人もいます。そう言う人はほとんど非常勤や派遣といった官製非正規でしょうが)、下手に官を引き下げたら波及効果で民も下がって景気に悪影響を与えるだけでしょうに。

■訪米、訪中に続き…すべては「延命」のために
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110726/plc11072601300000-n1.htm
 書き手が阿比留って時点で「首相訪朝説」はガセネタの疑いがありますが。
 延命だろうが何だろうが結果が出ればいいんですよ(首相訪朝計画が事実だとして、結果が出るかどうかは現時点では素人の私には分かりませんが)。そもそも小泉訪朝だって「真紀子外相を辞任させたことによって落ちた支持率を上げる」と言うもくろみが明らかにあったでしょうし。
 しかし理由はどうあれ「北朝鮮が拉致を認め、被害者5人を帰国させたこと」を「小泉首相はこの件ではよくやった」と言っても「ダメだ、こりゃ」と言う人は「俺の親族(姉・るみ子さん)が帰ってこなかったから評価しない」と無茶苦茶言う増元のような人間を除いて(ネオリベ政策やイラク派兵などで小泉氏を批判する人間でも)まずいないわけです。