よーし、きょうもおじさん、大嫌いな「珍右翼」id:noharra先生を批判しちゃうぞ（毒）
■「反原発デモにおける日の丸・君が代」問題」（２）
http://d.hatena.ne.jp/noharra/20110806#p1
本来全面的に批判すべきだろうが、その能力は俺にないので。天皇の戦争責任問題で、野原が珍右翼らしいアホ発言書いてるので突っ込む。
＜皇祖皇宗に対し責任をおとり被遊＞http://d.hatena.ne.jp/noharra/20051109#p1 に「天皇退位論」について書きました。
わたしたちの憲法はその１条に天皇をいただいているわけですから、やはり天皇という一個の人格に価値の根源を求めてしまうことも或る程度避けられないでしょう。昭和の前半と後半をヒロヒトという同一のペルソナ*1が表象している*2という事実は憲法より重い。つまり日本は国民主権の国ではなくそれ以外の何かだったのです。
ところがそうだとすると困ったことが起こります。天皇制の倫理的根源は皇祖皇宗であるわけです。宣長や篤胤も儒教の理、天、民といった審級をただ単に否定した訳ではありません。言あげせずともそのような価値は自ずから天皇とその背後（皇祖皇宗）に現象しているというのが彼らの考えでした。
敗戦を皇祖皇宗に恥じない天皇というものはありえません*3。
天皇は（新憲法でも相変わらず）価値の根拠なのですから、敗戦によって退位すべきでした。そうしなかったことによって天皇制は変質します。天皇は正義や真理と無縁のもの*4となり、秩序という枠組み（官僚が支配する）*5だけが肯定される事になります。
＜皇祖皇宗に対し責任をおとり被遊＞（http://d.hatena.ne.jp/noharra/20051109#p1 ）にも後で突っ込むがまずはこれに突っ込む。
何を持って「憲法より重い」というのか？。そしてこいつのいう「憲法より重い」とは具体的にどういう意味なのか？。野原の頭で脳内完結されても第三者は困る。書いた後で読み直した方がいいんじゃねえの？
つまり日本は国民主権の国ではなくそれ以外の何かだったのです。
戦前はともかく、戦後は国民主権の国だろうが。
有力者の意見が通って庶民の意見が通りにくいなんて事は日本限定の話じゃなく欧米でもある話だからそんなことは「国民主権の国じゃない」呼ばわりの根拠にはならないし。
珍右翼らしい発言だな。日本国憲法のどこにそんな事が書いてあるんだ。
敗戦を皇祖皇宗に恥じない天皇というものはありえません。
恥ずべき事は「敗戦」だけかよ。勝ってりゃ「日本を世界の大国にした裕仁さんスゲえ」とか「日本の領土が広がった」とか言ってお前は喜ぶのか？（そんなことはありえないことではあるが）
勝ってりゃ「731部隊や従軍慰安婦のような違法行為」も「神風特攻のような外道の戦術」もお前はOKなのか？
何度も書くが、バカは黙ってろ。ゲスな文章を世間に垂れ流してるんじゃねえよ、屑。
敗戦によって退位すべきでした。
・退位すれば責任取ったことになるのかよ？
そんなわけねえダロ。あのバカ（昭和天皇）の愚かな行為（アジア太平洋戦争）のせいで何人の人間が死んだと思ってるんだ。東条英機たちみたいに絞首刑にされるか、杉山元たちみたいに自決でもしなけりゃ、（裕仁本人が自ら実行するにせよ他人に懲罰されるにせよ）そのくらいのペナルティがなけりゃとうてい責任取ったとは言えないだろう。
・あれだけのバカをやらかした男でも退位すれば責任を取ったことになるのなら、あいつ（昭和天皇）よりはまし*6な金正日先生ももちろん、「国防委員長などの役職を辞めれば政治責任取ったことになる」んですよね、当然（皮肉）。
■＜皇祖皇宗に対し責任をおとり被遊＞
http://d.hatena.ne.jp/noharra/20051109#p1
・伊崎某という歴史学者ではない「珍右翼」がそう書いてるらしいが、嘘書くなよ、野原。
裕仁が退位を希望したなんて事実を歴史学者は認めてないし、恐らく退位を考えたことなどあいつは一度もないと思うが。
俺の過去エントリ「「天皇による天皇の政治的利用」の紹介」（http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20091225/1260000031）でも読めよ。
「戦後は俺への内奏が少ない」と言って怒る主権者気取りの男（裕仁）が退位なんか考えるわけがないだろ。
そう言うデマを平然と書くお前がよく朝鮮学校の歴史教科書記述を批判できるよな。
・ちなみに伊崎は元「筑摩書房」専務らしい。筑摩時代は数多くのゴミ本（珍右翼本）製作に関わったんだろうな。
【追記】
（その１）
天皇も反近代的という理由で否定はできないはず。（id:noharraのツイッター）
別に反近代だから否定されるんじゃなくて「戦前軍国主義のアイコンとして機能したり」日本社会に与えた害毒がでかすぎるから否定されるんだろ？。で、そう言う害毒を上回るメリットが天皇のどこにあるんだ？
（その２）
（９）英米派的、自由主義的、ファシスト的、社会主義的、資本家的、官僚的な部分の戦争責任は問わなくてよいのか、問うべきなのか？
問うべきに決まってるだろ。問わなくて良いなんて言ってる奴がどこにいるんだ。名前出してみろよ（大体、226事件で皇道派は粛清され陸軍の実権を握ったのは統制派なのだが。東京裁判で裁かれた東条英機のどの辺りが神がかりなんだか）。
シャドウボクシング乙。
（その３）
重臣たちへのテロに打開策を求めている。「農村の経済的困窮の原因を徒に国内人口の過剰のみに求め、大陸侵略にそのはけ口を求めるもの」というのは誰の主張によるものなのでしょうか。教えてください。
大陸侵略を積極的に実行するためには陸軍首班内閣が必要（ただし重臣たちは陸軍首班には否定的だった）と考えて重臣たちをテロ対象にしたのではないのか？。青年将校の決起文には「外侮外患」という言葉も出てくるが？（高橋蔵相については軍事予算の削減、渡辺陸軍教育総監については更迭された真崎の後任で皇道派に否定的*7という要素もあったが）。野原は何のために、青年将校は重臣たちをテロの対象にしたと思ってるんだか言ってみろよ。
そしてまさかとは思うが「青年将校は大陸侵略に反対していた」とは言い出さないよな？
クーデターを起こした勢力を反体制とは看做さないとは、階級的視点にたたないものはまともな勢力とみなさない左翼史観でしかないと思います。
何度も言うが彼らのクーデターは「陸軍首班内閣（出来れば真崎がベスト）」をつくることが目的で、それを利用し、陸軍首班内閣（あるいはそれが無理でも陸軍に都合の良い内閣）をつくろうとした杉山元（当時、参謀次長）のような人間がいるのにどこが反体制なんだか。もちろん青年将校連中は階級的視点になど立っちゃいないがそう言う意味で「反体制」と見なせないと言ってるわけじゃないが。
野原が杉山まで反体制呼ばわりするなら論理は一貫しているが。
そして野原的には226類似の事件、「3月事件」「10月事件」（陸軍統制派によるクーデター計画）も反体制なのか？（皮肉にも決起文で青年将校連中は3月事件などを軍閥呼ばわりしてるが、お前らとどこが違うんだと青年将校連中をバカにせざるを得ない）
