今日も増元照明氏と「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(9/28分)(追記・訂正あり)

【その1:増元照明

2011.9.27
「総理のバッジ」

ブルーリボンバッジとやらに増元が拘る理由が分からない。どうでもいいじゃん。

執務時間の一割でも二割でも、拉致被害者救出の事を真摯に考えて貰えればと思う。

1%、2%でないところが増元らしい。1割も考えなくて良いよ、特定の人間(拉致被害者とその家族)限定の問題なんだから(震災対応などのため、正直首相は拉致問題など、1割も考えてないだろうが)。

25日、奈良市内において、救う会奈良と頑張れ日本行動委員会(俺注:増元の原文のまま)合同との集会とデモ行進が敢行され、登壇者として私も当然、その列に参戦した。

田母神なんかとお手々握ってるんじゃねえよ。ちなみに田母神の組織の正式名称は「頑張れ日本!全国行動委員会」で、増元の記事は微妙に名称が違う。

(注:奈良県の)民主党本部と最終的には総連本部へのデモ行進は粛々と行われたが、民主党奈良県支部も総連奈良支部も共に日曜ということもあり留守であり、静寂のなかにあった。

相手が留守じゃ、意味がない。何というくだらない自己満足。

民主党は、市民の党に与えた献金を返金しろ。
民主党朝鮮学校への授業料無償化をすることは許さないぞ。

・「市民の党民主党からもらった献金を返金しろ」なら意味は分かるが「民主党は、市民の党に与えた献金を返金しろ」ってどういう意味?。政党助成金が原資だろうから国庫に返せって事?
・こうした主張に賛同できないがそれ以前にこんな事は拉致被害者救出とは何の関係もない。

総連は全ての拉致被害者を即刻返せ。

総連じゃねえだろ。北朝鮮政府だろ?。ただの誤記ならいいが、増元だと本気の疑いがあるから弱る。
しかも増元の言う「全ての拉致被害者」には特定失踪者などと言う「おそらく北朝鮮拉致ではない怪しい代物」までたぶん入ってるから困る。

被害者家族が被害者を取り戻せない日本政府に声を出して批判することは当然のことと考えている。家族が取り戻せるまで、その声は発し続けなければならないと思っている。
 なぜなら、家族が声を出して批判しなければ、「家族はこの何も結果を出していない日本政府の動きを支持している」と捉えられかねないからだ。家族が納得していることに国民が声を発する必要はないという論理になってしまうからだ。それでは、北朝鮮政府の思うつぼであるから、私は辛口の政府批判や総理批判を続けていく。

書き換えてみよう。
「被害者を取り戻せない策を主張する巣くう会や家族会に声を出して批判することは当然のことと考えている。被害者が取り戻せるまで、その声は発し続けなければならないと思っている。
 なぜなら、国民が声を出して批判しなければ、「国民はこの何も結果を出していない巣くう会や家族会の動きを支持している」と捉えられかねないからだ。それでは、北朝鮮政府の思うつぼであるから、私、id:bogus-simotukareは辛口の巣くう会・家族会批判を続けていく。」
 まあマジレスすれば、俺は自分が辛口批判とは思ってない(人格が低劣なので表現が乱暴だが、そんなに厳しいことを言ってるつもりはない。俺的には「表現の乱暴さ」はともかく蓮池透さんと似たり寄ったりのことを言ってるつもりだ)し、増元の主張に至っては辛口以前に言いがかりだと思ってるが。
大体「家族、家族」って蓮池透さんは増元とは明らかに考えが違うが。

その言動に不快感を感じて、被害者を救出したいという願いのシンボルであるバッジを(注:首相が)外したとしたら、「ちいせ〜!」としか言えまい。

「その言動に不快感を感じて」蓮池透氏を不当除名した器の小さい増元じゃあるまいし(毒)。

日本の政府高官や要人が皆一様にバッジを着けていれば、海外の報道機関がそのバッジの意味を知りたがる。

能天気な男だ。知りたがるとは限らないし、知っても記事にするとは限らないし、記事にしたからと言って国際的に増元の運動が支持される保障もないのだが。


【その2:珍右翼が巣くう会福岡】
「1997年頃の朝鮮新報記事を読み返して」
http://sukuukai.jugem.jp/?eid=459
 

朝鮮総連傘下の報道機関である「朝鮮新報」http://jp.korea-np.co.jp/をチェックするのが私の日課となっている

ちなみに俺はこいつら珍右翼のサイトをチェックし「バカじゃねえの?」「バカは黙ってろ」と突っ込むのが「日課となりつつある」(仕事ではなく趣味なのでやらないときが多いが)。

1997年は、横田めぐみさんの名前がはじめて世間に出た年。

つまり北朝鮮拉致問題が日本で騒がれるようになったのは長く見てもたかだか、15年程度の歴史しかないという話。
共産党支持者の俺としては「共産党の橋本敦議員が1997年から9年前の、1988年に李恩恵問題で宇野外相や梶山国家公安委員長から例の答弁を引き出したのは何だったのか、橋本質問を無視してんじゃねえよ、マスコミ」と思うし、李恩恵田口八重子さん)の親族も正直不愉快だろうが。

日本の世論の盛り上がりに対する北朝鮮の反応は早く、2月10日には平壌放送を通じて韓国の安企部と一緒になっての謀略であるとデッチ上げを主張。
無論、朝鮮新報もその主張に沿って記事を掲載することになる。

だって心情的に自国の報道(平壌放送)を支持するのは当然でしょう。そもそも小泉訪朝までは決定的な物的証拠など何もなかったし、拉致問題はともかく「光州事件での金大中氏死刑判決」などでわかるように「国家安全企画部(安企部)」やその前身の韓国中央情報部(KCIA)がでっち上げも平気でやる組織であることは事実ですが。

是非、皆さんも読み返してみてください。かなり気分を害しますが

別に気分は害さないが?(俺が拉致被害者家族という当事者でないことも大きいだろうが)。むしろこいつが過去にこのサイトに書いた従軍慰安婦否定論(http://sukuukai.jugem.jp/?eid=416)、蓮池透さんや反原発運動への中傷(http://sukuukai.jugem.jp/?eid=345)の方がよほど不愉快だ。
何度も繰り返すが

心情的に自国の報道(平壌放送)を支持するのは当然でしょう。そもそも小泉訪朝までは決定的な物的証拠など何もなかったし、拉致問題はともかく「光州事件での金大中氏死刑判決」などでわかるように「国家安全企画部(安企部)」やその前身の韓国中央情報部(KCIA)がでっち上げも平気でやる組織であることは事実

なのだから。
特に日本では「チマチョゴリ切り裂き事件」のようなことをやるバカもいるのだから、なおさら心情的に認めたくないだろう。そう言う在日の方の心情を俺は責めたくないし責めるべきでないとも思う。(上層部はともかく)本当に彼ら在日の多くは北朝鮮の犯行とは知らなかったのだろうから。
・また、こいつが紹介する朝鮮新報は安明進証言の怪しさを指摘しているが、実際、安の証言には怪しいところ(たとえば何故逮捕されてすぐにめぐみさんについて証言をせず、ずっと後になってからしたのかとか、その間に時間の経過による記憶の歪みは発生しなかったのかとか)がある。
・大体、めぐみさんを拉致したのは安ではなく、安証言は又聞きに過ぎない。又聞き証言は「実際の体験者(めぐみさん拉致実行者)と又聞きした人間(安)のディスコミュニケーション(安の勘違いなど)による証言の歪みが起こる可能性がある」等の理由から、刑事裁判では原則として使用が禁止される(例外的に使用できる)し民事裁判では使用は禁止されないがその価値は低く扱われる。しかも安証言の場合、安の主張する拉致実行犯とやらが本当にいたか確かめようがないのだからなおさら問題だろう。ちなみにロッキード事件のコーチャン、クラッター証言がらみで争いになったのはこの問題である(実は、立花隆などが批判するように、コーチャン、クラッター証言がなくても「賄賂を田中に渡しました」という丸紅の大久保証言や大久保証言を裏付ける物的証拠だけで少なくとも田中は充分収賄で有罪に出来、むしろコーチャン、クラッター証言がないと検察が困るのは俺の記憶が正しければ田中無罪論者が何故か無罪を主張しない丸紅の三被告なのだが)。
・そうした怪しさを考えると、確かにめぐみさん拉致は事実であったわけだが、何か陰謀があったのではないかという気が俺はする。根拠があるわけではなく、かつ完全に陰謀論になってしまうが、例えば本当の証言者は安ではないが、何らかの理由で本当の証言者を隠す必要があった、ダミーとして安は使われた、だから不自然なぼろが出来てしまったのではないだろうか。
・この朝鮮新報には「最近は何でもかんでも失踪者を『北朝鮮の拉致ではないか』と言う奴がいて困る」という、今の巣くう会、家族会のデタラメぶりを知る俺からすると笑うに笑えない正論もある。
何しろ連中は、「山梨県警が遺体が発見されたといった人間を拉致だと主張、山梨県警デマゴーグ呼ばわり」だの「小泉訪朝以後に失踪した人間を拉致という」だの本当にデタラメ極まりないのだから。
少なくとも荒木や西岡やこいつの「特定失踪者」というデタラメな主張は
『ありもしない事件』
『朝・日間に山積する諸問題を正当に解決する道を妨げようという日本の一部不純勢力の目論見』
『虚構のねつ造品』
『道徳的低劣性と政治的無知』
『日本で行われている反共和国*1謀略』
『共和国に対する悪質なデマや奇々怪々な謀略』
『この事件(俺注:ほとんどの特定失踪者は北朝鮮とは関係ないだろう)は世界で最も優秀だと言われる日本の司法や警察がやむなくお蔵入りにした、世に万とあふれる行方不明事件の1つにすぎない。それが、明確な根拠もなしに「北朝鮮ら致疑惑事件」として独り歩きしているのである。』
(以上は、朝鮮新報の表現)だろう。