【その1:荒木和博】
■荒木和博ブログ「支援する会/累計キロ」
http://araki.way-nifty.com/araki/2011/11/post-a78b.html
・俺は何故荒木は怪しい代物まで拉致だというのか、その理由は北朝鮮叩きなんだろうと思っていましたが、いま『それ以外のあり得る理由』にふと気づきました。
それは詐欺の可能性です。『あなたの息子さんは特定失踪者ですから、私たちが助けてあげましょう、ついては活動資金の寄附を』という新手の愛国詐欺。
まあ、この詐欺、「欺す意思の認定」は困難*1ですし、欺された側(時々特定失踪者が拉致ではないことが分かります)も「よくもだましたアアアア!!だましてくれたなアアアアア!!」 などとは言わず「間違ってたけどうっかりミスなんだわ」で済ませてくれるようなので実においしい(毒)
でも、それでも資金難なのだそうですが。
・それと前も書きましたが「万歩計つけて運動にいそしむ中年男」じゃあるまいし、累計キロ数とやらの自慢は止めましょう。拉致問題の解決に何ら関係ない。
【その2:珍右翼が巣くう会福岡】
■「単なる補助金支出の為の儀式/神奈川県・朝鮮学校」
http://sukuukai.jugem.jp/?eid=498
他の学校がやっていないくだらない行為(授業の視察)をやらされて不愉快なのはむしろ朝鮮学校側の方だろう。そう言う人としての常識がないから俺はウヨは大嫌いだ。
【その3:西岡力】
西岡力ドットコム「危険水位を超えた「慰安婦」対日謀略」
http://tnishioka.iza.ne.jp/blog/entry/2504684/
ブクマもつけましたが西岡や産経みたいなバカが「慰安婦は違法じゃない」なんてバカなことを言えば向こうも怒りだすでしょうよ。ロシアがシベリア抑留を、アメリカが原爆投下を平然と正当化すれば被害者は怒り出すのと同じです。
謀略でも何でもない自然な話です。そして謀略呼ばわりすることがもっと韓国側を怒らせることは言うまでもないでしょう。
慰安婦問題でどういう態度(例を挙げれば慰安婦への補償の問題、たとえばアジア女性基金をどう評価するかなど。左派にはこの基金に対し「国が税金できちんと補償すべきなのに寄附に頼ろうとするとは何事か」と批判する人もいます)を取るべきかは議論があるのでここでは論じません。
しかし「日本政府の態度が非の打ち所のないものとして誰からも100%評価されているわけではない」のは事実であり、であれば西岡みたいなバカがいれば韓国側が「日本の態度には納得がいかない」となるのは当たり前です。
またどんな態度(慰安婦への補償の問題など)を取るべきかはともかく「慰安婦が日本政府が行った違法行為である」ことは認めてしかるべきです。事実ですから。というか河野談話で認めた「はず」なのに「政府高官の慰安婦否定発言」や「つくる会教科書の検定合格」で河野談話を台無しにしてきたのが日本の歴史です。
そして西岡が北朝鮮や総連、朝鮮学校に求める「拉致問題への真摯な対応」の基準を適用するなら「慰安婦の真相解明に政府が乗り出す(まだ真相解明は十分とは言えないでしょう)」「日本の子どもに慰安婦問題を教える」事は当然でしょうが、「国の誇り」だ何だと言ってそれを否定するのだから呆れます。どれだけダブスタのご都合主義かと。
西岡の具体的文章にも突っ込んでみましょう。
事態がここまで悪化したのは、盧武鉉前政権の「負の遺産」
(中略)
親北朝鮮左派勢力による息の長い反日・日韓分断謀略工作の結実だと指摘する。
自分のバカを他人のせいにするなと。そもそも韓国左派だけでなく、韓国右派も日本政府の従軍慰安婦問題への態度には批判的なのでこんな主張は全く成り立ちません。この問題では韓国では左右の違いなどない。「慰安婦をなかった」なんて言ってる韓国人は、反共親日(本当の親日とは言えないと思いますが)を何よりも優先し、西岡一派ら日本極右とつるんで恥じない「現代の李完用」とでもいうべき一部の韓国極右だけです。
竹島問題(日本による領土強奪と理解されている)とセットで「日本の極右化の象徴」と理解されているのが慰安婦問題であり、慰安婦や竹島で韓国に挑発的な態度をとっているのは実際日本極右です。
日本が「事なかれ」的に謝罪を繰り返し
産経みたいなバカが政府高官にいて歴史修正主義発言するから謝罪を繰り返さざるを得ないんですが(例:首相になるまで河野発言を非難していた安倍)。にもかかわらず「慰安婦をなかったことにしろ、それが問題解決の道だ」と寝言言う産経と西岡には呆れる。できるわけがないし、そんなことをしたら問題が余計こじれるだけだ。
【その4:島田洋一】
■島田洋一ブログ 「東京連続集会(2011年10月13日)での発言要旨 」
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2503527/
その松原国交副大臣は拉致担当の任を解かれました。
巣くう会や自民党が「国交副大臣が拉致担当をするのは違法ではないか」だの「違法でなくてもまるで違う職務を担当するのは不適切ではないか。国交省の仕事も拉致問題の仕事もいい加減になるのではないか」と野田政権を非難、審議拒否もあり得るといったおかげです。
島田は
松原氏辞任という呆れた展開
と言っていますがこれは本心ではないでしょう。常識で考えて松原氏を国交副大臣から拉致担当内閣府副大臣に移すより、拉致担当の任務を解く方が現実的です。
北朝鮮制裁論でもそうですが、相手(この場合は野田首相)が出来そうにないことをふっかけて、予想通りできないと「なぜできない」と非難するいつものパターンでしょう。 どれだけ性格が下劣なのか?
北の無為には制裁強化で応じるのが「行動対行動」
無為だから制裁というなら、じゃあ、北朝鮮が何かしたらお土産を出すのかと言ったら、お土産なんか出さない、「拉致被害者を解放しても金正日は除去」(http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2424768/)というのが島田なんですから、そんな男の主張に外務省が乗るわけがないでしょう。
六者協議が、無意味
そんな立場にはどこの国も立っていません。
仙谷官房長官が拉致担当相を兼ねた時期、ブルーリボンバッジの引き合いが減った事例がある。あんな奴が着けているものを自分の身に着けたくないという無意識の拒絶反応が働いたのでしょう。
仙谷氏が北朝鮮問題でハト派だという島田の主張に何の根拠もありません。
いずれにせよ仙谷氏は官房長官(菅内閣)をやめたとはいえ、今だ「民主党政策調査会長代行」という重職にあります。非難などして仙谷氏を敵に回して拉致問題解決にとっていいことは何もないし、ましてや「金の疑惑」「政治家にあるまじき失言」など、まともな仙谷批判ならまだしもこれはただの誹謗中傷でしょう。
大体「仙谷氏がつけてるからつけたくない」ってその辺の子ども並みの幼稚な物言いですね。
アメリカは制裁をかけつつ交渉した
島田は制裁をかけつつ交渉する気などなく「制裁で潰す」気なのに何を言ってるんでしょうか?
「朝鮮学校に通う権利を侵害するな」と言ってるのに「日本の学校に通えばいいじゃない」とはこの男の頭はおかしいとしか言いようがない。
朝鮮学校を無償化対象にしないのは、金日成・金正日個人崇拝教育をやっているからだと言えば、世界中の常識ある人はみな納得すると思います。
納得しないから国連の人権委員会や、訪日したピレイ国連人権高等弁務官から「無償化除外はやめるべきだ」とだめ出しが入ったんでしょうが。法律のプロ・日弁連が人権侵害と批判してるんでしょうが。
訴訟が恐い、あるいは面倒だという感覚が文部官僚にはある
だって負ける可能性が大ですから。島田みたいなレイシストでない限り、無償化除外なんかする動機はないでしょ。
誤解も何も事実なんだが。いい加減事実と認めろよ。人として恥ずかしくないか?
日韓で共同して中国と北朝鮮に対する国際的圧力を高めましょう
その発言と「竹島問題での稲田の暴挙」支持とどう両立するんだ?。
■島田洋一ブログ 「イランを仲介役に(?)−後藤斎内閣府副大臣の不可解な「4カ国スキーム」」
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2503610/
後藤氏が松原氏の後任になるというのは現時点では未確定です。しかも島田があげつらってる後藤氏の文章は今から約5年前の2006年の文章。
後藤氏の文章内容がおかしい(俺はどこがおかしいのかわかりませんが)としても、当然、2006年と今では後藤氏の認識も、国際情勢も変わってることでしょう。変化の激しい時代に「5年前の文章」で批判になると思ってるところが島田は根本的にずれています。
■「「招かれたなら日本を訪れたい」―中国共産党が執拗に迫害する艾未未氏 」
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2504329/
ダライラマみたいに政治利用する気なわけですね、分かります。