増元照明氏に突っ込む(11/25分)(追記・訂正あり)

2011.11.25
「物笑いになっているのはお前たちだ」

「今日のお前が言うな」
 俺は別に北朝鮮が好きなわけでは勿論ありませんが、意見が違うというだけで狭量にも蓮池透さんを家族会から追放した増元にそんな偉そうな事を言う資格があるんでしょうか?。あの除名行為については良識ある人は明らかに家族会に対し「怒ったり」「悲しんだり」「呆れたり」「嘲笑したり」してるでしょうね。
なお、北朝鮮の主張のウチ、「わが国に人権問題などない(←そんな国はない)」は論外ですが「アメリカや国連は二重基準ではないのか」っていうのは事実でしょう。
イスラエルなんかはどんなに酷いことをパレスチナに対してやっても、アメリカの拒否権で守られてるわけですし、アメリカなんかはありもしない「大量破壊兵器」を理由にイラクの政権転覆しても経済制裁もされないわけですから。

北朝鮮や総連に言わせると、「日本は拉致を言う資格はない」となるのだろう

「日本はともかく」、日本の戦争犯罪従軍慰安婦朝鮮人強制連行など)を「なかった」だの「あったけど違法じゃない」だの言って正当化する日本極右(荒木とか西岡とか)及びそう言う極右とつるむ増元のような男に「拉致を言う資格はない」でしょう。
 で、そう言うのがいやだから、蓮池透さんは家族会の現状を批判した。俺たち家族会は右翼結社じゃないはずだ、特定の政治思想を掲げる組織じゃないはずだと。
 しかし、今や「極右の天下」と化した家族会は聞く耳持たず、蓮池氏を除名したわけです。

2011.11.24
「相変わらずの恫喝か」
 またまた北朝鮮が「恫喝」を始めた。韓国の軍事演習に対しての恫喝であるが、世界中の誰もが、仮に、南北の動乱が起きた際の北朝鮮の敗北を確信している。恐れることはあるまい。

・韓国の軍事演習も「北朝鮮にとってはある種の恫喝」だからお互い様だと思いますが。
・たしかに誰も北朝鮮が勝つとは思ってないでしょう。俺も北朝鮮が勝つとは思ってないし、北朝鮮すら勝つとは思ってないでしょう。しかし、北朝鮮が勝たずとも戦争になればすさまじい死者が出ることは間違いないでしょう。恐れるのは当たり前。恐れないのは「日本人は朝鮮半島で戦争が起こっても関係ない」「北朝鮮が潰れさえすればそれでいい」と思ってるらしい増元のような日本極右ぐらいのものでしょう。

ただ、狂気に走った金正日一派が「血迷って」核ミサイルを使用する可能性があるかもしれないという程度で、気をつけなければなるまい。

気をつけるも何も金正日が核ミサイルを持っていて、かつ、「ミサイルを撃つしかない」と考えれば、それを阻止する方法はありませんよ。MDで百発百中打ち落とせるなんて保障はないし(向こうが撃つ前に先制攻撃するとかバカなことは言わないように。国際法違反だし、そういうことを主張すると戦争の恐怖が高まるだけです)。出来ることは、そうさせないための外交交渉でしょう。それが太陽政策だったわけです。
また核ミサイルを撃たなくても、天安撃沈やヨンビョン島攻撃でわかるように充分北朝鮮の軍事攻撃は恐ろしいわけです。

韓国に対する攻撃は、韓国社会の猛然たる反発を受けることは確実であろうから、何をやっても怒らない、いや、怒れない日本への挑発行為を画策する可能性は排除できない。

・さすがに日本が核攻撃を受ければ国民は怒り出すでしょうよ。つうか日本は「世界で唯一、核爆弾攻撃を受けた国」で原水禁運動も世界的に見ればかなり盛んな国ですよ?。非核三原則もあるし。
そう言う国の国民が核攻撃されて怒らないと思う増元の神経が分からん。
・つうか、日本国民ってぶっちゃけ全然北朝鮮に好意的じゃないでしょうが。だから経済制裁してるんじゃないの?

不測の事態に対して確固たる対処をしておかねばならないだろう。

何度も言いますが向こうが核ミサイルなんか撃ってきたら防衛手段なんかありませんよ。大体、北朝鮮とは長い間、対立関係にあり、日本以上に対北朝鮮防衛に気をつけてる韓国ですらヨンビョン島攻撃されたり、天安撃沈されたりして死者が出るんですから、防衛には限界がある。
何度も言いますが大事なのは「不測の事態を起こさないための外交」です。

それにしても「うんざりするほど同じ手法での外交」を展開する政権である。何も他に手の打ち様がないというのが実情であろうが、あまりに稚拙すぎる。

稚拙どころか、冷戦(1990年)終了後、右翼からすぐにでも崩壊するかのように言われながら20年も続いてるなんてすごいじゃないですか。
そしてむしろ
『それにしても「経済制裁しろ」と「うんざりするほど同じ手法での外交」を主張する家族会・巣くう会である。何も他に手の打ち様がないというのが実情であろうが、あまりに稚拙すぎる。』『経済制裁という相変わらずの恫喝か』ですよ。
増元らは「俺の恫喝はきれいな恫喝」と思ってるんでしょうが。

野田政権では、「TPP」という経済問題だけが我が国の将来における重要課題かのごとく政権内、いや野党を巻き込んで紛争が続いている

TPPよりも俺たちの拉致問題の方が大事と言いたげな増元。そう言う物言いは賛成派であれ、反対派・慎重派であれTPPを真面目に議論してる人に失礼ですし、TPPは日本経済に大きな影響を与え、当事者はほぼ日本国民全員(だから農協や医師会、経団連など様々な団体がいろいろな運動をしている)なのだから、ぶっちゃけ拉致被害者とその家族以外は当事者ではない拉致問題より「ある意味重要」です。まあ、そう言う区別は余りすべきではないのでしょうが。

永田町の先生方の何人がこの重要な問題に対する意識をお持ちなのだろうか?

永田町の先生のほとんどは増元ら家族会の運動に興味などないでしょう。票にも金にもならないし。
一部「拉致問題に情熱を傾ける衛藤征士郎氏」のような人もいますが、そういう人間を自分と考えが違うと言うだけで非難するのが増元ら家族会です。
結局、家族会に近寄ってくるのは、安倍や平沼のような、運動を自分の政治活動に利用しようとする極右政治家ばかりになるわけです。