今日のしんぶん赤旗紹介(11/26分) (追記・訂正あり)

■日曜版「国の給付金・改善してほしい、手をつなぐ犯罪被害者」

兵庫県尼崎市を拠点に活動する「犯罪被害者と手をつなぐ会」。
(中略)
会は11月12日、英仏の犯罪被害者支援制度のシンポを開催。シンポ事務局長の川崎敏美さんは、支援の総支給額が日本=約21億円(08年)であるのに対し、英=330億円(07年、当時のレート)、仏=356億円(06年、同)であることなどを示し、「進んだ部分は日本も取り入れるべきだ」と語りました。

金のかかる被害者支援はせず、「金のかからない厳罰論」ばかりやる日本はホントに遅れていると思う。
現行制度にはいろいろと問題があるようだが、最大の問題は「給付が諸外国と比べ安すぎる」ということだろう。給付には上限があり、最高金額でも遺族給付金が2964万円5千円、障害給付金が3974万4千円しか出ないという。
まあ低福祉国家の日本で「犯罪被害者」への生活保障だけ充実していたらそれもそれでいやだが。