増元照明氏に突っ込む(11/28分)(追記・訂正あり)

2011.11.28
「やはり恐れている?」
 北朝鮮で統制が強くなったようだ。

だから何?、としか言いようがないんですが。そんな事が拉致問題解決に関係あるんですか?。「姉奪還」と口先ではいいながら、既に姉・るみ子さんは生きてないとの判断の下に、報復として「北朝鮮打倒」を狙ってるようにしか見えませんが?

どうやってもアフリカで起こった民主化の流れを止めることはできない

アフリカと北朝鮮関係ないでしょ?

1990年代、持ってあと2〜3年と言われていた北朝鮮

そんな事を言ってたのはウヨだけですが。

この国を支えてきたのは、主には、90年代は我が国の甘い対応であり、日本から流れていった巨額の存在がある。

冷戦での対立もあって日本から北朝鮮にはそれほどの金は流れてないと思いますが?

2000年代には、北朝鮮の崩壊をよしとしない中国の助けと韓国左派政権のささえがあったからにほかならない。

2000年代以前から北朝鮮を中国は支えてきましたが。そして左派政権云々って今も韓国の政権(保守政権ですが)は北朝鮮をそれなりに支えていますよ。開城工業団地って知りませんか?
変な崩壊をされるくらいなら、支えた方がいいと思いますがね。

ただし、この中国の台頭を招いたものも、我が国からのODAそのほか有償無償の支援であることを考えると、常に北朝鮮を支えていたのは我が国と韓国いうことになる。

やれやれ。中国とのODAを全部なくすとか出来るとでも思ってるんでしょうか?
そして、増元は何故か触れていませんが北朝鮮旧ソ連時代から支えてきたロシアの存在も忘れたらいかんでしょうね。

国家の主権を犯されて、我が国の国民を拉致されてもなお、支援を続けた、支援を続けた馬鹿な国としての実績、歴史は韓国とともにに残るだろうが、韓国はまだ、同民族という言い訳ができるが、日本ではその恥を恥とも思わない人達が多く存在するということがこの国の問題なのだろう。

政治ってのは「自国民が拉致されたから北朝鮮を懲らしめてやる」というそう言う単純なものじゃないと思いますがね。あえて支援するという考えもあるわけです。残念ながらむしろ増元の唱える経済制裁論の方こそ「成果もないのに実行されたバカな実績、歴史」となるんじゃないですかね。

先の26日、岐阜県恵那市において、映画「クロッシング」の上映会に招かれた。議連の幹事長である古屋圭司代議士の奥さんが、名古屋の小さな映画館でこの映像を見て、恵那の皆さんにも北朝鮮の実体を見てもらいたいということと合わせて「拉致」という非道な行為をした北朝鮮を見つめて欲しいとのことからだという。恵那の文花(文化の誤記か?)ホールに650人の方がわざわざ入場料を払い、映画鑑賞と私の拙い話を聞いてくれたことに感謝したい。

・古屋代議士ってのは確か安倍元首相の子分の一人です。拉致議連がそう言う人ばかりと言うのも何だかなと思います。また何でそう言う人ばかりと増元という人はつきあうのか。
・ちなみに彼は郵政選挙造反組の一人です。郵政選挙造反組はこのほかにも平沼赳夫衛藤晟一(衛藤氏も安倍元首相の子分の一人)といった拉致議連議員がいます。単なる偶然に過ぎませんが、この辺りが拉致議連の政治力が一時期に比べれば落ちた一因でしょう。

古屋圭司(ウィキペ参照)
・2007年5月、価値観外交を推進する議員の会会長に就任し、同会は麻生太郎が推進する価値観外交を支持した。なお古屋は2007年・2008年自由民主党総裁選挙で共に麻生に投票し、後者では推薦人に名を連ねている。2007年7月、米下院121号決議の全面撤回を求める抗議書に賛同。 
拉致問題靖国参拝人権擁護法案反対で歩調を合わせてきた安倍晋三は成蹊の後輩であり、秘書時代(注:二人とも議員である父親の秘書を一時つとめた)から親友。

衛藤晟一(ウィキペ参照)
・2007年7月の第21回参議院議員通常選挙比例区からの立候補を希望し、自民党に公認を申請したことが引き金となって前年末に続く郵政造反組復党問題が起こる。党内では前年末の「造反組議員」復党で内閣の支持率が下がったことなどから根強い反対意見も有ったが、かつての盟友安倍晋三総裁(首相)が自民党の総裁推薦候補(自民党には比例代表選挙に際して総裁が自らの推薦候補を1名だけ指名できる慣例がある)を衛藤にすることに強い意志を表明した。自民党党紀委員会では賛成10票、反対7票という異例の多数決となったが、復党が実現して比例代表候補となった。
・1999年、それまでポストに恵まれなかった安倍は小渕内閣の改造・党人事で社会部会長(現・厚生労働部会長)に抜擢されたが、この人事は政調副会長だった衛藤が自身の所属派閥領袖であった亀井静香政調会長に進言したことで実現した。
2007年の衛藤の復党には以上のような経緯があり、安倍首相が衛藤を兄貴分として見ていたためである。
・1994年、羽田内閣の総辞職後の内閣総理大臣指名選挙について、自民党執行部(河野総裁や森幹事長)が日本社会党の村山委員長を推したため、自民党両院議員総会は大いに紛糾した。しかし、旧大分県第1区で村山とライバル関係にあった衛藤が村山擁立に賛意を表明したことから、議論の流れが大きく変わり、村山首班指名で決着した。

村山さんの件は「本当かよ?」と思いますけどね。1990年初当選の新人議員の彼が、大先輩に向かって「僕は村山さんが首相でもいいです」と言ったからと言って議論の流れなんか変わらないでしょうし、そもそも本当にそんな事を言うのか?
まあ、議論の流れが変わったかどうかはともかく、本当にそう言う発言をしたのなら所詮衛藤氏にとって「理念より権力」なわけでしょうね。本来衛藤氏が村山さんを押せるわけがないんですから。安倍さんが首相になったら「河野談話継承」したのと同じでしょう。こういう辺りも俺がウヨが嫌いな理由の一つですね。


・話を増元のブログ記述に戻して。「クロッシング」というのは脱北者の映画です。北朝鮮問題という点では共通点がありますが拉致と関係ない方向に行く増元の気持ちがよく分かりません。俺だったら拉致に全力投球で「その他の問題には済みませんが頭が回りません」と断るところですが。
・増元は「会場が一杯になった」と喜んでますがどうなんですかね。勘の鋭い方はわかったでしょうが、岐阜県恵那市は古屋氏の地元です。つまり後援会に動員をかけ、「興味がないけどいつも世話になってる古屋先生の頼みだから行ってみるか」と言う可能性があるわけです。で、そう言う人が沢山いたとしてそれが拉致問題解決に役立つかは疑問です。そもそもクロッシングって拉致問題に関係ないし、そんな映画を見なくても北朝鮮に問題があるくらいのことはみんな知ってるわけですが。

ジュニは寒さのために投資をしてしまう。

最初読んだときは意味が分からなくて吹き出してしまいました。「投資って株式投資とか、そういうの?。でも前後の文脈から見ておかしいな」と。
「寒さのため」にですから「凍死」なんだな、しばらく考えて分かりましたが。

私は、姉に「間に合わなくてごめん」という言葉は言いたくない。

北朝鮮打倒ばかり唱えるこの人は内心「間に合わなくてごめん、報復するから許して」と考えてるようにしか見えませんが。