「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(12/4分)(追記・訂正あり)

島田洋一の巻】
島田洋一ブログ「細野豪志原発*1のとめどなき迎合―「経済を度外視して」1ミリシーベルトで除染」
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2529146/

島田の暴論には呆れてものも言えない。原発推進勢力の一員として原発被害を出来る限り矮小化したいのだろうが、本当に原発を推進したいのであれば、それこそ「申し訳ありませんでした」として被害者に対し、最大限の救済措置を執った上で、推進を主張すべきだろう。そうしても被害者が原発推進論を支持するとは思えないが「大したことないのに、福島県民は騒ぎすぎ、大衆迎合は良くない」と言うとはこの男は全く何を考えているのか。
 こんな男(巣くう会副会長)とつきあえば拉致敗戦も当然だがそれが分からない家族会には呆れる。


島田洋一ブログ「豪女性首相の決断にならえ―野田政権とインドの核防条約非加入」
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2530186/
この島田エントリには以前書いた次の批判が当てはまるだろう。

http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20110806/5642098721
■【今週の直言】 インドを武器輸出緩和の対象にせよ
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2130950/
反日国家・中国に対抗してもらうために親日国家・インドを日本が軍事支援して、軍事大国になってもらおうぜというトンでもない話。インドの軍事行動を日本が完全にコントロールできる保障はどこにもないのにバカすぎだろ。
 そもそもインドが武器輸出規制対象になってるのは、下手にインド軍事支援なんかやると、過去にドンパチやらかしたことがあるパキスタンとの紛争を助長しかねない(当然パキスタン反日感情も強まりかねない)からなのだが。
 島田は「パキスタンは中国に軍事支援受けてるから、日本の敵。パキスタン反日感情が高まっても構わないし、インドがパキスタンを軍事攻撃しても構わない」と思ってるらしい。アホか。それが平和主義を国是とする国・日本に許される行為かと怒りを覚える。

 しかもインドの行為は事実上、NPT違反なのだから、NPT体制が崩壊しかねない。インドの行為を容認するならNPT非加盟国(パキスタンイスラエル)なら核保有をインド以外も容認しないと筋は通らない。
北朝鮮が、あるいは他のNPT加盟国(韓国でもドイツでもどこでもいいが)がNPTを脱退し、インド同様核保有しても容認しないと筋が通らない。
島田は「親日国なら核保有もOK」とでも言いたいらしいがNPTはそう言う代物ではないし、インドが親日とやらであり続ける保障もどこにもない。

*1:細野氏は原発問題全般を担当してるわけではなく原発事故担当なので、原発事故担当相とでも書く方が良かろう。原発問題全般の担当は枝野経産相だろう