今日もid:noharra氏に突っ込む(1/6分)(追記・訂正あり)

 よーし、きょうもおじさん、大嫌いな「珍右翼」id:noharra先生を批判しちゃうぞ。最近どんなつまらないことでも野原に突っ込む俺。

【その1:原発問題】
■「原子力発電所稼働の是非は市民自身が決めるべき」か?
http://d.hatena.ne.jp/noharra/20120108#p1

原発なしで電力供給がまかなえるかどうか?というのは虚偽の問いであり、第一の問いの後で考えればよいことだ。

第一の問いというのが何を意味するのかさっぱりわからない。まともな日本語を使えよと思うが、それはさておき。
原発なしで電力供給がまかなえるかどうか?」というのは虚偽の問いではなく重要な問いだろう。
どうせ「国民投票住民投票なんかより、『原発なしで電力供給がまかなえるかどうか?』などといった問題を議論することが大事」とか何とか「国民投票住民投票」に否定的な誰かに言われて逆ギレしてむちゃくちゃなことを言い出してるのだろう。いつもながら困った人だ。


■私たちは勝利する
http://d.hatena.ne.jp/noharra/20120113

そういうことは脱原発に一定のめどがついてからいえばよかろうに。署名運動の成功だけで勝利を口にするとは志の低いことですな。そういう脳天気なことをいってると「敗北したときのダメージが大きい」気がするが。

女性である私

野原君が女性だとは知らなかった。てっきりゲスな文章から男性だと思ってた。まあ、よく考えればそれも変な話だが、無意識的に「女性=上品」的なイメージが俺にはあったな。まあ、それはともかく「女性差別」問題ならともかくこの文章で女性アピールする意味がよくわからん。

【追記】
1)コメ欄で指摘があったがid:noharraツイッタープロフィールには男性と書いている。俺がやつを男性だと思ったのは、「女性=上品」的なイメージによる勘違いではなく、これが頭の中に無意識に残っていたからかもしれない(もちろんはっきりとは覚えてなかったわけだが)。
どっちにしろやつは嘘つきってことだろう。男のくせに性別偽って「か弱い女性」アピールすれば「原発住民投票」に支持がもらえるとでも思ってるのなら屑過ぎる。しかしツイッタープロフィールに「男」と書きながら、エントリで「女性」偽装するあたりのこいつの馬鹿さは俺には理解できないな。
2)id:noharra先生曰く男なのに女のふりをしてエントリを書いたあげく、それをはっきりと明示しなかったのは「仮装行為」というある種の表現行為(思考実験?)であり、何の問題もない、こうした行為のバックボーンには(彼の主張によればだが)、尊敬する新左翼イデオローグ・松下昇の理論*1があるのだそうだ。弁解できない嘘つき行為を俺に突っ込まれて、スルーするわけにも行かず、橋下並みの詭弁かましてるようにしか見えないが(女性のふりをしたことは仮装行為だが明示しなかったことについては仮装行為ではなく「うっかりミス」と書いてるのかもしれないが、たとえそうでもやつの主張は理解できないし、当然支持しない。そもそもそんな都合いいうっかりミスがあるか疑問だが)。
 あちらのコメ欄にも書いたように「男性が女性のふりをしてエントリを書き、しかも『女性のふりをして書いたこと』を明示しないこと」は詐欺行為以外の何者でもないと思うし、そうする意味がさっぱりわからない。とりあえずどんな動機でそうしたのか、それでどんな意味があったのか、id:noharraは言えよと思う。みんながみんな、id:noharraのように「教師じゃないが教師に仮装して教育問題について書く」だの「医者じゃないが、医者に仮装して医療問題について書く」だの嘘を平然とやるようになったら議論がなりたたないことぐらいわかりそうなものだが。
 じゃあ、以前「首を切れるモノなら切れ」とまるで大阪市役所職員みたいなことをツイッターに書いて橋下市長を罵倒したのも、今回と同じ仮装行為で、職員じゃないんですか?。もしそうなら迷惑な野郎だな。
3)id:noharra曰く運動に参加した主婦の気持ちを代弁したらしい。いや野原エントリのコメ欄にも書いたが、誰が代弁してくれとあんたに頼んだんだよ。仮に主婦の誰かが頼んでそしてあんたの書いたことが主婦の意見に合致していたとして、「主婦の意見を代弁しました」と書かずに主婦本人の振りをするなんてことが正しいと思ってるのかよ?。読み手が主婦本人だと思って「この問題についての嫁姑関係、夫との関係」とか聞かれたらどう答える気なんだよ。「夫は反対ですが、姑は支持してくれます」とか仮装とやらを続ける気か?。それでいいと思ってるのか?


変革を希求する民意は私たちに署名してくれた。しかし署名せずしかも橋下に期待し続ける市民がいる。彼らは自己の無力に直面するのが怖いのだろう。

いや、署名しない人間は単に「原発愛好家」or「反原発だが政治はプロがやるものと勘違いしてる『お任せ民主主義』な人」or「反原発だが、署名運動に何らかの理由で賛成できない人」のどれかなんじゃないの?。署名しない人間の意見をできるだけ聞いて説得しようとか全然考えてないらしい。
少なくとも主観的には別に「自己の無力に直面するのが怖い」わけじゃないだろう。そういうとんちんかんな理解は政治運動をだめにすると思うぞ。
そういうのは自分と仲間以外を愚民視する考えとか、自分と仲間を正義の前衛扱いする考えとどこが違うのかね?。そういう「署名しない人間を見下すような運動」に未来があると思ってるのかね?
ちなみにid:noharra先生とは違う人の意見も紹介して先生にどう思うかご意見を拝聴したい。まあ自動IDコールしても華麗にスルーするんでしょうけど(毒)。

http://d.hatena.ne.jp/Prodigal_Son/20120110/1326177116
 「原発国民投票」なるもののうさんくささ
 原発国民投票とやらが盛り上がっているようですが、アホみたいだな…という感想しかとりあえず浮かんでこない。「善人」な方々が声たからかに街頭にたってる姿をみると「地獄への道は云々」っつーお定まりの台詞が俺ちゃんの脳内にこだましちゃうわけです。ええ。
 ここhttp://togetter.com/li/239070社民党野崎靖仁氏が述べているとおり、今年の4月にはすべての原発が稼動を停止する。引用すると

原発は今年の春で全基停止。火力発電のコンバインドサイクル化で、原発の再稼働なしでも電力需要に万全の対応。企業の実務レベルで天然ガスシフトは着実に進んでいる。政治は、この流れに棹をさせばよい。予言しておく。「天然ガスシフト」を高らかに宣言した政治勢力が、次のヘゲモニーを握るだろう。」
「現在、電力供給の約6割は火力、8%が水力、約3割が原子力。つまりメインの発電は火力。火力・水力発電所はフル稼働しているわけではないので、既存の火力・水力発電で電力供給を賄うことが可能。「原発がベース電源」という位置づけをなくせば、「原発代替エネルギー」という概念自体が不必要。」

ということなのだから、再稼動阻止と天然ガスシフトを推進するほうがよほど「現実的」といえる。国民投票運動とやらはこの動きをとめこそすれ、なんの益にもならない。はっきりいえばこの運動に乗ってる人たちは「推進派」のお先棒を担いでるといっても過言じゃない。ひどいのになると「負けるとわかっててもやる!」とか吹き上がってたりする。そうなると「脱原発」という「動き」をとめるためにやってるんじゃないか?と勘ぐりたくなる。てめえらのオナニーに「脱原発」を道連れにすんじゃねえよ、と苦々しい思いでいっぱいになる。こっちはね。
 だいいち国民投票なんて「やったら終わり」なんだ。
 裁判員制度だってそうだけど、「とりあえずやってみる」で実行された物事で「市民の側」の論理なんていつだって適用されない。為政者の都合のよい方向に持っていかれる。国民投票も実行されれば次になにが待ってるかひをみるより明らかなのに。なぜ「自分たちの都合のよい結果が訪れる」ことしか考えないんだろう?「やることに意味がある」思考に基づいて実践されたことで「よい結果」(市民側に有利な結果)を招いたことはひとつもない気がするんだけどね。私はそれがおそらく「運動の結果」よりも「どれだけ自分ががんばったか」を優先させてるからそうなると考える。天然ガスシフトだってなぜそれが優れてるのか、脱原発になるのか、勉強しないとわからない。でもそんな手間もひまも時間もかけたくない面倒くさいことはやりたくないけどなにか「自分がかかわった充実」がほしい。「みんなの力で世界を変えるんだ!(キラキラ」って「自分探し」も結構だけど、なんだそれって日々妄想幻魔大戦を戦うネトウヨさんと同じじゃないですかー……。
 「歴史は繰り返す」じゃなくて「歴史は繰り返させられる」。それを実感する。


【その2:その他いろいろ】

nagabodhi高山龍智
noharraがリツイート
脱原発に及び腰な仏教宗派の弁を聞いて思い出した。昔、今ほどチベット問題が認識される前、「中共*2に侵略されたことは痛ましいが活仏を仰ぐチベット仏教は“未了義教”」と言い放った僧がいた。人命より教義とは、たいした了義教だ。

何でバカのid:noharraがリツィートする奴ってバカが多いんだろうね。
脱原発に及び腰な仏教宗派」って脱原発に積極的というかそれなりに脱原発運動にコミットしようとしてる宗派もあったと思うがね。俺だけが脱原発に積極的な仏教者だと自慢でもしたいのかよ(嘲笑)。そして原発推進派は巨大権力だし、びびるのはある意味当然じゃないの?(勿論いいいことだとは言わないが)。じゃあほかの古今東西の「日本仏教以外の宗教(神社本庁とかキリスト教徒か)」はすべての宗派が原発批判に熱心なのかよ。そうじゃねえだろ。バカがドヤ顔してると本当に不愉快だな。
チベット仏教は“未了義教”」ってのは事実だろ。活仏の生まれ変わりなんてばかげたことやってる宗教がまともかよ。
「だから侵略されても自業自得(チベット独立など一度も国際的に認められてないので侵略と呼ぶことが適切か俺には疑問だが。中国のチベット支配が過酷とか無法ならともかくね)」といったんじゃなきゃ何の問題もないだろ(まあ、チベット人の感情を傷つけないように言い方に気をつける必要はあると思うが言ってることは間違いではない)。むしろ「中国批判」と「チベット仏教の評価」をごちゃ混ぜにして「ダライの中国批判は正しいからチベット仏教もすばらしい物だ」という方が気持ち悪いだろ。「中国批判」と「チベット仏教の評価」は全然関係ないし。俺的には「よく言った」「いいぞ、もっと言え」だな。大体、オウムの麻原から金もらうダライのような奴なんか俺は大嫌いだよ。どこが聖僧なんだか。

noharra野原燐
@tokidokiparis 鳩山由紀夫総理に対して悪口を言って囃してたてる事に、うかうか乗ってしまった人が、日本を滅ぼした。

 まーた、バカのid:noharra君が馬鹿なことを言ってるよ。俺は性格がゆがんでるので「朝鮮学校無償化除外反対と言っただけで俺のことを北朝鮮シンパ扱いした屑」「id:mujige氏に酷い中傷を働きながらまともな謝罪一つできない屑」「にもかかわらず、自ブログで誠実な人物ぶってる屑」id:noharraは大嫌いなので今後も折に触れてからむよ。id:noharra君が俺の突っ込みから逃げ続けてるって事も俺の奴への罵倒をヒートアップさせるね。ということでたまには俺に応答した方がいいと思うよ、id:noharra君。
id:noharraよ、いつ「日本は滅んだのかね」?。君は「ブログやツイッターで遊んでいられるそれなりに余裕のあるご身分」なのに滅んだはないだろう。本当に滅んでたら君はツイッターなんか今していられないぜ。
そして鳩山が今も首相なら「滅びなかった」といえる根拠は何かね?。「滅んだ」が何を意味するのか、さっぱりわからないが。
・鳩山が「悪口(批判というのが適切だと思うが)を言われるのは当然」だろ?。奴は「沖縄基地県外移設の公約を公然と否定」し、それに反対した福島消費者・少子化男女共同参画担当相(当時)を「不当にも更迭し」、「疑惑の政治家・小沢一郎を野放し」にし、「自らも『故人献金疑惑』という重大な金の疑惑がある男」だ。
 id:noharraよ、お前にとって「沖縄基地県外移設問題」や 「政治と金の問題」はどうでもいいのか。沖縄県民や「鳩山に不当な大臣更迭をされた福島氏」(サヨぶってる癖にまさか「不当じゃない」とか言い出さないだろうな)、「クリーンな政治を求める方々(俺もその一人だが)」にたいしお前がふざけたこと抜かしてるって自覚がないのか?。さすが「救いようのないバカ」(俺の個人的認定だが)だけのことはあるな(嘲)。北一輝なんか読んでインテリぶってる暇があるのなら、赤旗の鳩山批判でも読んで日本政治を少しは勉強しろよ。

赤旗

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-06-03/2010060301_01_1.html
鳩山首相が辞任
国民の怒り 包囲の中
普天間・政治とカネ・くらし…公約違反の連続
小沢氏も幹事長辞任
 鳩山由紀夫首相(民主党代表)は2日、国会内で開かれた緊急の党両院議員総会で、「この職を引かせていただく」と退陣する意向を表明しました。相次ぐ公約裏切りで、国民の怒りと不信が渦巻き、内閣支持率が1割台に低落するなかで、辞任に追い込まれました。昨年の総選挙で自公政権退場の国民的審判を受けて登場した鳩山内閣は、わずか8カ月半の短命に終わりました。日本共産党志位和夫委員長は、同日の国会議員団総会で「国民的な怒りに包囲された結果だ」と指摘、同日夕には、東京・新宿駅東口で街頭演説を行い、政治の転換を訴えました。
 鳩山首相は辞意表明の中で、小沢一郎幹事長に対し「職を引いていただきたい」と辞任を求めました。これを受け小沢氏は、総会後に辞任表明。「補佐の役目を十分果たせなかったと反省している」と述べました。民主党執行部全体も総退陣します。
 鳩山首相は、辞任の「原因」として沖縄・米軍普天間基地問題と「政治とカネ」の問題に言及。しかし、普天間問題では「日米の信頼関係を何としても維持させていかなくてはならない」と日米同盟最優先の立場を繰り返し表明しました。日米合意にもとづき政府対処方針に明記した普天間基地の「名護市辺野古移設」は撤回しませんでした。「政治とカネ」の問題では「クリーンな民主党を取り戻そう」などと述べるだけで、真相解明にはいっさい言及しませんでした。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-06-03/2010060301_04_1.html
主張
鳩山首相辞意表明
辞めればすむ問題ではない
 自らの公約に違反して米海兵隊普天間基地の名護市辺野古への「移設」をアメリカと合意して県民・国民から厳しい批判を浴び、社民党の政権離脱も招いた鳩山由紀夫首相が、ついに辞任することになりました。鳩山首相は辞意表明のなかで、「政治とカネ」の問題でも国民から批判されたことを、辞任の理由にあげました。
 昨年の総選挙で普天間基地の「国外、最低でも県外」への移設を明言し、「政権交代」を訴えた鳩山首相の公約違反は、民主主義の根幹を踏みにじる重大な裏切りです。国民の信頼を失った鳩山氏が辞任するのは、至極当然です。
国民世論に追い詰められ
 鳩山首相が県民・国民の再三の反対を押し切って、普天間基地の県内「移設」をアメリカと「合意」していらい、県民・国民の怒りは文字通り沸騰しています。公約が裏切られた沖縄でも、一部の訓練を移転するとされた鹿児島県の徳之島でも、怒りの火にいっそう油を注ぐ結果となっています。
 日米「合意」後実施されたどのマスメディアの世論調査でも、内閣支持率は軒並み20%を割り込む危機的な状況です。首相の公約違反を批判し、辞任を求める声も6割、7割に達しました。鳩山首相は辞意表明のなかで、「国民が聞く耳を持ってくれなくなった」と嘆きました。直前まで「続投」に固執していた首相の辞意表明が、こうした国民の世論に追い詰められた結果であるのは明らかです。
 見過ごせないのは、鳩山首相が辞意表明のなかでも、普天間基地問題で「迷惑をかけた」というだけで、県内「移設」の日米「合意」そのものについては不可欠だったといいはり、「合意」にもとづき「移設」を進める立場を繰り返したことです。これでは首相の公約違反の責任を問う国民世論にも、普天間基地の無条件返還を求める県民の声にも、応えていません。
 首相が自ら辞任すれば、「国民が新しい政権の声に耳を傾けるようになる」などというのは開き直りそのものです。首相の辞任にとどめず、県内「移設」の日米「合意」を撤回させる国民・県民のたたかいがいよいよ重要になります。
 「政治とカネ」の問題でも首相は小沢一郎幹事長らとともに辞任する意向は示しましたが、自ら巨額の政治資金の届け出を偽った問題でも小沢幹事長の問題でも、疑惑をすべて解明し、企業・団体献金禁止など政治腐敗の根を断つ措置を実施する態度は示しませんでした。「普天間」の問題も「政治とカネ」の問題も、辞めてすむ問題ではありません。鳩山氏が本心から国民の声に応えようと思うなら、公約に違反した政治の根本を正すことこそ後継内閣に求めるべきです。
米・財界にもの言うこと
 鳩山首相政権交代からわずか8カ月あまりで辞任しなければならなかったのは、アメリカと財界・大企業の政治を正す立場をもたず、言うべきことも言わない政治では、結局国民への公約を裏切り、行き詰まらざるをえなくなることを浮き彫りにしています。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-06-03/2010060302_01_0.html
緊急国会議員団総会
志位委員長のあいさつ
 本日、鳩山首相が辞任表明をしました。
 これは国民の期待に背き、公約を裏切った政治が、国民的な怒りに包囲された結果にほかなりません。
 鳩山内閣は、沖縄・普天間基地問題について、「国外、最低でも県外」という公約をふみにじり、結局、名護市・辺野古の美しい海を埋め立てて新基地をつくるという方針を押しつけようとしています。この方針は、鹿児島県・徳之島と本土にも訓練を分散するというもので、自公政権時代の方針よりもさらに悪いものとなりました。これはまさに、沖縄県民への裏切り、日本国民への裏切りそのものであります。
 それから、「政治とカネ」の問題です。鳩山首相自身の問題、小沢幹事長の問題、数々の疑惑が噴き出したにもかかわらず、いっさいこれにほおかむりを続けました。国民への説明責任をまったく果たしてこなかった。その責任は重大だといわなければなりません。
 さらに、今日の首相の発言を聞いておりますと、暮らしの問題では「人の命を大切にする政治」をおこなったかのようにいっていますが、後期高齢者医療制度の撤廃という公約を投げ捨てたのは誰か。この差別制度の撤廃を4年後まで先送りしたうえ、先送りのうえでつくる「新制度」なるものが「うば捨て山」をさらに拡大するものとなっていることも、国民の怒りを広げています。労働者派遣法の問題でも、政府提出の法案は、改正といいながら「抜け穴」だらけのもので、「使い捨て」労働の温存法案となっています。これらの国民の暮らしを踏みつけにする政治にも怒りが集中しました。
 平和の問題でも、暮らしの面でも、「政治とカネ」の問題でも、あらゆる面で国民の期待を裏切り、公約を裏切った。これが国民的な怒りの包囲となって、首相を退陣へと追い込んだ。このことをまずいいたいと思います。
(中略)
 「政治とカネ」の問題でも、首相が辞めれば済むという問題ではありません。真実は何ひとつ究明されていないわけです。国会がこの真相究明に取り組むことを、民主党全体としてことごとく妨害してきたわけです。証人喚問をという私たちの要求もいっさい顧みようとはしなかった。小沢幹事長は、自分で政治倫理審査会に出るといっておきながら、真相解明にはきわめて不十分なこの場にすら、出てこようとしなかった。国民への説明責任を何も果たしていない状態なのです。これは鳩山首相小沢幹事長が辞めることで、一件落着には決してならない。私たちは、疑惑の徹底究明を今後も強く求めていきます。鳩山氏についても小沢氏についても国会の場で証人喚問も含めた徹底究明が絶対に必要です。これ抜きに「クリーンな政党」だといってもむなしいだけだといっておきたいと思います。
 暮らしの問題でも、後期高齢者医療制度、労働者派遣法など、さまざまな問題での期待と公約に対する後退と裏切りも、民主党全体ですすめてきた問題であり、その責任が問われているのです。私たちは、労働者派遣法の抜本的改正、後期高齢者医療制度の速やかな撤廃、そして「経済危機から国民の暮らしを守るために政治は何をなすべきか」について、「五つの提言」を発表しておりますが、これらを実行させるたたかいを強め、国民の暮らしを守り、日本経済を健全な成長の軌道にのせていくためのたたかいを、ひきつづきすすめていきたいと決意しています。
 どの問題でも、首相個人だけの責任ではない。民主党政権の共同責任が問われています。その責任への反省がなく、ほおかむりしたままで、首相の顔だけ替えたとしても、国民の信頼は決して得られることはないでしょう。
 第三に、私が言いたいのは、なぜここまで鳩山政権が転落したのかということです。その根本には、「アメリカと財界にモノが言えない政治」――政治の異常なゆがみがあるということを言わなければなりません。
 普天間問題をめぐる転落がどうして始まったか。今日、首相は、普天間問題について「なんとか県外に(移設したい)という思いがあった」などと弁明しました。しかし結局、それすら達成することができなかったのです。なぜできなかったか。それは首相自身が言ったように、「海兵隊の抑止力」なるものを「学んだ」からです。「学べば学ぶほどこれが尊いものだとわかった」とのべた。「海兵隊は抑止力」というアメリカの論理に屈してしまい、その呪縛にとらわれたら、転落はとめどもなくなりました。結局、自公案よりももっと悪い内容に日米合意はなったわけです。アメリカにモノが言えない政治が、どこまで転落するかを絵に描いたように示したのが、普天間問題だと思います。
 また、後期高齢者医療制度、労働者派遣法の問題。なぜ裏切りや後退がおこったかといったら、財界の圧力です。財界の圧力に屈して、派遣法改正案は「抜け穴」だらけのものとなってしまった。財界が社会保障の抑制という号令をかけるもとで、後期高齢者医療制度についても公約の裏切りがおこってくる。4月13日に、日本経団連が、「成長戦略」の名で「法人税減税」「消費税増税」という方向を出したら、いっせいにそれに呼応する発言が内閣の中枢から出てくる。アメリカと財界にモノが言えない政治、言いなりの政治でいいのかということが、いま日本の政治の大問題として問われているのであります。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-06-06/2010060601_04_1.html
公約破りは連帯責任
TBS系番組 笠井氏が指摘
 日本共産党笠井亮衆院議員は5日、TBS系番組「サタデーずばッと」で、鳩山由紀夫首相辞任の原因や菅直人新首相の責任について、各党出席者と討論しました。
 笠井氏は、鳩山首相辞任の「引き金」は、沖縄・米軍普天間基地「移設」などでの公約破りに対する沖縄県民と国民の怒りだと指摘。「国民が聞く耳を持たなくなった」という鳩山氏の発言について、「沖縄では『聞く耳を持たなくなったのはあなた方だ』という声が出た。国民の怒りに包囲されての辞任だ」と強調しました。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-06-08/2010060802_02_1.html
カーテンの後ろに2人を隠してもダメだ
民主党新執行部 市田書記局長が会見
 日本共産党市田忠義書記局長は7日、国会内で記者会見し、与党・民主党の新執行部が決まり、菅新政権の組閣の動きが進んでいることについて「鳩山内閣は、米軍普天間基地問題、暮らし、政治とカネ、これらの問題で国民の期待を裏切って退陣せざるをえなくなった。それに対して今のところ、菅新首相はまったく反省がないし、どのようにして、その問題を打開していくのか、論戦をつうじてよく見極めていきたい」と述べました。
 記者から世論調査民主党の支持率が“回復”したことについて問われ、市田氏は「普天間問題はなんの解決もしていないし、(菅首相は)日米共同声明の立場を継続すると言っている」と指摘。
 政治とカネの問題では鳩山、小沢両氏を証人喚問すると民主党の今の執行部も菅首相も言っていないことを挙げ、「カーテンの陰に2人を隠したというだけで、いくら『クリーンな政治』と言っても誰もクリーンだとは思わない。本当に『クリーンな政治』だというのなら、真相究明を国会の場できちんとやって、政治的道義的責任を追及するべきだ」と述べました。

*1:本当に松下の理論がそんなモノかは不明。興味ないので確かめる気はない。松下の理論がそうだという主張がでたらめなら、id:noharraが嘘つきってことだし、松下の理論がたとえそうであったとしても単に松下が変なやつってだけだろう。嘘つき行為が正当化できるわけがない

*2:今時中共呼ばわりかよ、どこの極右だ