今日のMSN産経ニュース(1/23分)

■【産経抄】2月5日
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120205/dst12020503150002-n1.htm

大震災で宮城県は年間処理量の19年分、岩手県は11年分のがれきを背負い込んだ。復興への道にとって最大の障壁である。他の自治体にがれきの受け入れと処理への協力を求めているが、東京都や静岡県島田市などを除き、断られてばかりである。
 ▼拒否の理由は住民の放射能汚染への不安だ。しかし、すでに処理を続けている東京都の調査では、焼却灰などの濃度は全く問題がないという。それでもなお断るというのなら、雪の夜に宿を求める人を追い返すようなものだ。

土壌汚染の危険性がある豊洲築地市場を移転しようとする東京都が言うと説得力抜群ですね(毒)
本当に放射能の危険性がないのなら、まともな説明をすれば、そうそう反対する人ばかりではないと思いますけどね。反対派を非難する前に、自分たちの説明に問題はないか、その点、考え直す必要があるのでは?


■【疑惑の濁流】問われる防衛省のチェック機能 三菱電機の過大請求 「性善説」契約方法見直し求める声
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120204/crm12020418100002-n1.htm
防衛省のチェックがぬるいとは言え、天下の三菱電機が平然と「水増し請求」するとはねえ。
今のシステムは「業者が作業にかかったコストは基本的にすべて支払う」というものなので水増し請求が起こるわけですが、普通に入札で安いところに落として、原則落札金額以上の金は払わないと言う形にはできないんでしょうか。

三菱電機の今回の行為は詐欺罪に当たらないのだろうか。元最高検検事の土本武司筑波大名誉教授は「国民感情としては詐欺罪で立件すべきという心情は理解できる」と話す。
 土本名誉教授は、詐欺を立件するには(1)犯人がだまそうとすること(2)被害者が錯誤に陥ること(3)財物を交付することが必要だとする。
 その上で「三菱電機が欺罔(だまそうとすること)した行為は明らかだが、防衛省の担当者が見抜けないほど巧妙なものかどうかが立件のカギになる」と話す。

見抜けないほど巧妙かどうかなんて詐欺罪の成立に関係ないと思いますが。それ平たく言えば「だまされた側がバカなら詐欺罪は成立しない」と言ってるのと同じでしょ?
言ってることがおかしくないか?
まあ、善意に解釈すれば「防衛省担当者が故意に見逃した場合はだまされてないから詐欺罪は成立しない」ってことかもしれませんが、その場合はほかの犯罪が成立して、防衛省担当者も共犯になるだけでしょ?