■産経新聞『安倍氏は「過去の人」 自民党の溝手顕正参院幹事長が不快感』
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120228/stt12022817550008-n1.htm
自民党の溝手顕正*1参院幹事長は28日の記者会見で、消費税増税関連法案への賛成と引き換えに衆院選を迫る「話し合い解散」に言及した安倍晋三元首相に関し、「もう過去の人だ。主導権を取ろうと発言したのだろうが、執行部の中にそういう話はない」と不快感を表明した。
無様な退陣で自民党の評判をがた落ちさせた分際で、しかも谷垣執行部と何の相談もせずに「話し合い解散」を公言する安倍にさすがに執行部側も激怒し、溝手氏が安倍を厳しく批判したという話。正直、今までこの種の自民党関係者による安倍批判が表に出なかったことの方が理解できない。
溝手氏の主張は正論だと思うが、「安倍命」の島田が「溝手と溝手を参院幹事長にする谷垣執行部許すまじ」「安倍内閣で大臣にしてもらったのに溝手は恩知らずだ」などと吹き上がるのかと思うと面白い。
■日本政界から中共のass-kisserを放逐し、自由の闘士支援を―国基研シンポ
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2645425/
国基研の例のチベット亡命政府首相歓迎シンポについて残念ながら、報告については他の人に譲ると言うことで島田はやらないらしい。
ちなみに国基研サイト(http://jinf.jp/report/archives/7572)によれば産経が好意的に報道してくれたそうです。
産経のサイト(http://sankei.jp.msn.com/world/news/120403/chn12040319440005-n1.htm)にもそう言う記事があります。ただし産経以外のメディアはセンゲ氏の記者会見ならともかくこんなウヨ集会は全く報じていませんが。
参考
朝日新聞「「チベットの状況は悲劇的」 亡命政府首相が初来日」
http://www.asahi.com/international/update/0331/TKY201203310450.html
時事通信「焼身自殺「責任は中国に」=チベット亡命政府首相」
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012040200899
一つ興味深いのは、楊海英氏が欠席し、シンポジストが変更になったことについて島田が一言も触れないこと。島田らが「楊氏が欠席したのは建前はともかく、本音は国基研に否定的だから。彼にしつこくアプローチしたら『私は国基研とつきあう気はない』などと批判を浴び、『国基研は内モンゴルの味方』という建前*2に傷がつくかもしれない。二度と楊氏にはアプローチしない」と思っているのなら楊氏にとって大変幸いなことだと思う。
ass-kisserとは要するに「俺のけつをなめろと言われても怒らないほどのヘタレ」とかそう言う意味であるが、親中派というだけで「中国の飼い犬」であるかのように言われては輿石氏(民主党幹事長)、鳩山氏、菅氏(元首相)も迷惑だ。そもそも島田の場合、中国打倒(島田の言葉ではレジーム・チェンジ)を唱えないとそれだけで親中派扱いする極端な反中国だ。
島田レベルの「極端な反中国派」が与党で幹部政治家ができるわけがないだろう。大体、島田が絶賛する安倍ですら首相時代はそんな態度をとるどころか、首相就任直後訪中し、日中友好をアピールしているが。
なお、島田は、『「親中派」より「親中共派」 』と言うエントリ(http://island.iza.ne.jp/blog/entry/434454/)では
福田首相(当時)、自民党の二階俊博*3、加藤紘一*4、古賀誠*5(ここまで来て、書き切れないことに気づいた。その他大勢)といった議員や、公明党議員の大部分、小沢一郎はじめ多くの民主党議員
を親中国で許せないと罵倒している。
■「ミサイル発射予告をどう見るか」東京連続集会
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2642962/
だからミサイル、ミサイル言ってないで「ロケット」とか「人工衛星打ち上げ」とか言えと。
なお、どう見るかだが
http://sgwse.dou-jin.com/Entry/397/
何よりも見逃してはならない最大のポイントは、北朝鮮は今回の実験で外国の記者や専門家を呼んでオープンにやると宣言している事だろう。そんなに約束違反だ、軍事利用だと文句があるなら堂々と見せてやる、と言っているのだ。これは親父の時とは大きく違う、非常に金正恩らしいやり方ではある。自分が後継者としてお披露目した時も外国の報道陣を大勢呼んで派手に報道させたが、こういうやり方を3代目は好むようだ。
とか
最高の国家機密とされていた人工衛星打ち上げをオープンにしたところに金正恩の情報公開への感性がある。
(河信基氏のツイッター)
とか言った見方が重要だと思う。そう言う見方が巣くう会一派にできるとは思ってないが。
■チベット亡命政府センゲ首相来日記念シンポ―国基研主催
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2641742/
ライプツィヒの夏「面白そうなイベントがある」(http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/7c80fd92856a0dbc57cbc08f0290b63d)でも紹介されていましたが、2012年4/3(火)の13時受付、14時開始、17時終了だそうです。サラリーマンの俺には行けませんし、行けたとしても行く気もありませんが。
どんな報告が国基研サイトや島田らの個人サイトでされるか楽しみです。
なお、当初の予定シンポジストのうち、「楊海英静岡大学教授」が「オルホノド・ダイチン(モンゴル自由連盟党幹事長)」に変わっています(楊氏は内モンゴル出身で、司馬遼太郎賞を受賞した「墓標なき草原──内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録」(岩波書店)の著者です)。
さすがに岩波から本を出すような学者は「国基研」とつきあうことの危険性(まともな学者として扱われなくなる)に気付きうまく逃げたと言うことでしょう。建前上の欠席理由は「多忙」かもしれませんが、実際は、単に「チベット亡命政府首相訪日にちなんだシンポ」としか聞かされておらず、軽い気持ちで「たぶん大丈夫だと思います」と引き受けてから連中の正体に気付いて断ったといったところでしょうか。
そもそも国基研が楊氏に声をかけたのはモンゴル人の中国批判派なら誰でもいいのであって、彼の人間性や研究業績を評価してのことではないでしょうから、いい判断だと思います。仮に向こうがまた接触することがあったとしても今後もその方針を続けてください。幸いなことに二度とアプローチはないかもしれませんが。しつこいようならいっそはっきりと「私の知り合いには学者が特定の政治団体と深くつきあわない方がいいという人がいる」と言ってやってもいいかもしれない。実際いるでしょうし。
一方「オルホノド・ダイチン(モンゴル自由連盟党幹事長)」氏およびほかの2人(センゲ氏など)については困った物だとしか言い様が。
チベット亡命政府首脳の日本(中共幹部の認識では、すでに精神的に中国の植民地*6)入国と自由な活動を許したとなると、政治的無能の烙印を押され、出世に大いに響く。必死にもなるわけだろう。
中国が入国許可をしないよう動くのは日本入国に限らないし、さすがに日本を「植民地」とは思ってないでしょう。そしてたとえ入国が認められたとしてもある意味「抗議することに意味がある」んですが。「チベット亡命政府の外交なんか認めない」という意思の表明という意味で。
全く島田たち国基研は何考えてるんだか。
■“Leadership matters. ” (問題はリーダーシップだ)
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2639287/
リビーはスキャンダル(いわゆるプレームゲート)で失脚し、「ブッシュ政権のリーダーシップ行使を妨害した」くせに、よくも偉そうなことが言える。
「米国史において最も強力かつ論議を呼ぶ副大統領」(the Most Powerful and Controversial Vice President in American History ―Stephen F. Hayes)と言われたチェイニーの影響力には、リビー氏の補佐に依るところも大きかったろう。
「論議を呼ぶ」はともかく「強力」ってのは誰が言ったのか。それはともかくチェイニーの政治力ダウンには副大統領補佐官だったリビーのスキャンダルが影響したことは間違いないでしょう。リビーの無法を知りながら黙認した、それどころか命令してやらせたという疑惑がチェイニーにはありましたから。
「自民党時代にも『大丈夫か』という人はいた」
大平内閣の久保田円次防衛庁長官は「それは大事なことなので政府委員(注:官僚のこと)に答えさせます」という迷言を吐いたことがありますからね(久保田氏は宮永スパイ事件で引責辞任)。
■アメリカ人拉致疑惑とマイク・リー、マーコ・ルビオ両上院議員
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2638229/
以前俺が突っ込んだスネドン君の件。興味のある方はお手数ですが拙ブログを「スネドン」でググれば過去の俺の突っ込みエントリが読めます。
興味のない方は
1)中国で失踪したスネドン君というアメリカ人青年を証拠もないのにアメリカネオコンと島田ら巣くう会が北朝鮮拉致だと言っているが
2)証拠がない以上、アメリカ政府は拉致認定などせず
3)島田らはいつものように「明白な拉致を認定できないとはアメリカ政府は無能」「それとも故意の隠ぺいか」などと吹き上がってるが
4)ここまで酷い話は産経ぐらいしか相手しない(その産経ですら日本人拉致被害者、特定失踪者に比べれば軽い扱い)、と理解すれば十分です。
アメリカ政府が拉致認定しない以上、どうしようもないだろうに(証拠がないのだから認定しなくて当然だが)。
リー、ルビオ両上院議員は、おそらく今後30年以上、アメリカの政界で重きをなすだろう。日本の保守派議員が大いに交流すべき存在だと思う。
安倍を評価する島田の発言は説得力抜群だ(毒)。
ちなみに「マーク・ルビオ」「マイク・リー」でググったら面白い記事がいくつかヒットしたので紹介しましょう(島田は「マーク・ルビオ」と書いてるがネット上では「マルコ・ルビオ」表記の方が多い)。
『共和党の大統領候補者選び、カギはマルコ・ルビオ氏!?:日本の茶会が見た保守派の動向』
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20120220/227382/?rt=nocnt
以前、id:kojitaken氏がネタとして取り上げていた「東京茶会」(日本版ティーパーティーを目指す団体)のメンバーが「是非共和党の副大統領候補にはルビオを!」と言ってるという話。そんな動きがアメリカであるのか、あったとして大きな動きなのか知りませんが「このメンバーのルビオ評価が間違ってなければ」、「アメリカティーパーティーの一部にルビオ副大統領要望論があり」「それをこの人も賛同してる」ということでしょう。
「さすが島田が評価するだけのことはある、茶会系なのか、ルビオ」としか言いようがないですな。
この東京茶会の人は「ルビオはまだ若い、共和党のオバマになってほしい」そうですが、勿論俺は「第二のペイリン」になって大統領候補の足を引っ張ってほしいですね。茶会系なんかが副大統領になったらおそろしいことになりますから(本当に副大統領候補になるかわかりませんが)
まあ、現時点ではオバマが圧倒的に有利なようですが。
畑野とまと@hatakeno_tomato氏のツイッター
マイク・リー上院議員「ゲイやTGを自由に解雇して何がわるいっ!」 http://thkpr.gs/wBfq4D @thinkprogressさんから
「ゲイ=同性愛者」「TG=男(女)なのに自己認識は女(男)(性同一性障害っぽいが性同一性障害を主張する人と違い、自らに治療の必要性を認めていないと言うことだったかな?)」でしたっけ。
悪いに決まってるだろとしか。お前それ差別だからな。性的志向なんか解雇理由にすべきじゃないから。さすが島田が評価するだけのことはあるな。メリケンもこんなの議員にするなよ。茶会系なんだろうな、こいつも。映画監督のマイク・リーは「立派な人」みたいだが。
■北朝鮮のミサイル発射と中国人拉致
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2637295/
ロシアの首脳から「ミサイルを発射する前に住民を食べさせなければならない」という言葉が出るとは、まさに隔世の感がある。
アメリカや日本、韓国に対する単なるリップサービスだと思いますが。少なくともロシアは島田的な超強硬路線を考えてないでしょう。
なお、俺は「河信基氏のブログやツイッター」などから、今回のロケット発射は次の3つの要素があるのだろうと思っている。
1)人工衛星発射ビジネスへの本格的な参入
2)ミサイル販売ビジネスをもっと広げる
3)いざとなったらミサイル攻撃もあり得ると言うことを見せることによって、食糧支援などを引き出す。
3)はともかく1)は非難されるようなことではないし、2)も武器販売をしている国が世界にたくさんあることを考えれば北朝鮮を非難できるか疑問に思う。
要するに「住民を食べさせるための金儲けのため」にやってるのであって、「住民を食べさせること」とロケット発射は別に矛盾しない。
大体「住民を食わせる」云々というなら太陽政策に島田は賛成すべきだ。太陽政策で豊かな国になれば周囲と対立してまでロケット発射に固執することもないだろう。
今度こそ、「中国にも拉致被害者がいる。放置するつもりか」と公に問題提起する必要がある。
やれやれ。中国云々以前に韓国には拉致被害者がおり、かつ李大統領は保守ですがそれでも開城工業団地を続けていますし、最近では北朝鮮を通過するガスパイプライン計画の実現を目指し動いているのですが。
要するに拉致に必要以上にこだわってるのは日本だけです。
■米国務省による北朝鮮への工作員「携行食」支援について―Plumpy'nutとManna Pack
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2635929/
アメリカが北朝鮮に支援するのは「人道的食糧支援」で「工作員への支援」じゃないし、流用を阻止するため、監視もきちんとやると言ってるんだが。工作員への支援だったら支援するわけがないだろうが。
お前が勝手に「建前は人道食糧支援でも工作員用に流用されるに決まってる、監視による阻止なんて不可能だ」と根拠レスで言ってるだけじゃねえか。しかもその根拠レスの寝言を本文に個人的意見として書くのならともかく、争いのない動かぬ確定的事実のようにエントリタイトル名にするとはどれほどバカなのか?
大体島田が意見を引用している『「北朝鮮人権委員会」(HRNK)事務局長』ってただの「北朝鮮打倒を主張する極右系民間団体の幹部」にすぎず何の説得力もないんですが。
なるほどね、だからチャウシェスク独裁への憎悪から反共極右となり、その結果、「工作員への食糧支援」などという根拠レスな寝言が平気で言える訳ですか(まあ、ルーマニア出身だってまともな人間はいるでしょうが)。
何でルーマニア人のこの人が出張ってくるのかわかりませんが、ルーマニア人拉致被害者でもいるんでしょうか?。いずれにしろかわいそうな人格ですな。人として終わってるな。
(追記:id:Bill_McCreary氏によればやはりルーマニア人拉致被害者というのがいるんだそうです。ご指摘ありがとうございます。しかし島田と手を組むだけでもどうかと思うのに、根拠レスでアメリカ政府を中傷するのは人としてだめすぎでしょう。)
■海外で醜を競う鳩山由紀夫と輿石東
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2634996/
別に鳩山氏(元首相)や輿石氏(党幹事長)が好きなわけではないんですが、島田ごときにこんな失礼な罵倒をされるいわれは両氏にはないでしょう。
そして海外にまで恥をさらした醜い政治家はむしろ「従軍慰安婦問題で日本の名誉を傷つけ」かつ「無様な首相辞任劇」をした安倍首相や、海外で酩酊会見した「安倍の子分」中川財務相だと思うのですが、そういうと島田は怒り出すんでしょう。救えない男です。
今回ワシントンに来て、何人もの議会・政府関係者、研究者らと面談しながら改めて感じたのは、韓国では盧武鉉、日本では鳩山由紀夫が、いかに強い侮蔑の対象として米側の記憶に刻印されているかだ。
島田の会ってるのが単に極右(ネオコン)だからそうなるだけでしょ。極右にとっては「沖縄基地県外移設(ただし後に撤回し無責任だと左右両方から非難を浴びましたが)」を主張した鳩山氏や、「太陽政策」を推進した盧武鉉氏に好感を持たないのは当たり前。なかには誹謗するバカもいるでしょう。で、それが何なのですか?。そうした主張が正しいと言うことにはならないのは勿論ですがそれ以前にそうした主張はアメリカの主流意見とはとても言えないでしょう。いわゆるリベラル派(例:カーター元大統領)なら鳩山氏や盧武鉉氏への評価は異なるでしょう。
そもそもまともな政治家、評論家なら意見が違うからと言ってそれだけで批判ならともかく鳩山氏や盧武鉉氏を誹謗するような馬鹿なマネはしません。
鳩山氏、盧武鉉氏に無礼であるし、人間性を疑われるからです(特に故人となって反論不可能な盧武鉉氏への誹謗は問題でしょう)。大体、盧武鉉氏はお亡くなりになりましたが、氏と行動をともにした政治家たちは今も韓国政界に残って一定の政治力を持っています(たとえば最大野党・民主統合党党首の韓明淑氏は盧武鉉政権で環境大臣や首相を務めました)。
鳩山氏に至っては今も政治家です。彼らを下手に侮辱すれば最悪、米日関係や米韓関係が悪化しかねないくらいのことが「島田の会ったアメリカネオコン共」にはわからないんでしょうか?。島田並のバカだからわからないんでしょうね。
島田の会うような人間はやはりゲスだと呆れざるを得ません。
「東アジア狂同体」
島田が東アジア共同体に反対するのは島田の自由ですが、「東アジア狂同体」などという幼稚な記述はやめてほしいものです。
そして島田は「東アジア共同体は鳩山の専売特許」とでも勘違いしてるようですがそんなことはありません。
中曽根元首相を会長とする「東アジア共同体評議会」(http://www.ceac.jp/j/)と言う「東アジア共同体」を目指す保守系の団体がありますが、ここには政財官界の要人が役員、会員として名を連ねています。役員、会員にはご想像通り、鳩山氏や田中均氏(元外務省アジア太平洋州局長。小泉訪朝のキーマン)といった島田にとっての「不倶戴天の敵」もいますが
・塩崎恭久氏(自民党衆議院議員、安倍内閣官房長官・拉致問題担当相)
・田久保忠衛氏(杏林大学名誉教授、国家基本問題研究所副理事長、新しい歴史教科書をつくる会顧問)
・平沼赳夫氏(衆議院議員、たちあがれ日本代表)
・渡辺利夫氏(拓殖大学学長、国家基本問題研究所理事、日本教育再生機構*7代表委員)
なんて意外な人もいます。
彼らが東アジア共同体構想に好意的とも、鳩山氏や田中氏のような人と仲良くやっていけるとも思えない(そもそも会長を務める中曽根氏ですら、「首相時に靖国参拝するほどの右」ですが、彼らほどの極右ではないでしょう)のですがどういうことなんでしょうか?
島田が紹介する産経の記事にも突っ込んでみましょう。
友好演出に腐心するばかりで懸案事項は棚上げされた。
この記事の後で「覚え書き」が発表されるのだから皮肉です。
野田政権で葬り去られている「東アジア共同体」構想をうたい
自民党政権時代にも反主流派が主流派と違う政治的主張をしたことはいくらでもありました。何が問題なんでしょうか?(そもそも「野田氏は東アジア共同体構想に積極的ではない」と思いますが公式に廃棄はされてないでしょう。そして鳩山氏以外にも共同体構想を唱える人間はいるわけです)
【追記】
産経新聞「民主党と中国共産党が覚書 「東シナ海で協力前進」 ホットライン設立も明記」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120324/plc12032421550016-n1.htm
ということで全く無価値な訪中のように言っていた島田や産経抄(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120324/plc12032403120005-n1.htm)ですが皮肉にも、鳩山訪中はともかく、輿石訪中には目に見える一定の成果があったわけです。この覚え書きをどう評価するかは結構難しいかもしれませんが。
■ライス宥和外交と今の状況は似ている―対北金融制裁の中心人物
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2634298/
似ているも何も島田のような極右にとっては「誰がどんなやり方をしても交渉路線は間違い」「経済制裁で潰すのがベスト」「可能ならばいっそ米軍の先制攻撃で潰してもいい」ですからね。そりゃブッシュ時代のライス国務長官の対北朝鮮外交も、現オバマ政権の対北朝鮮外交も同じに見えるでしょうね。どちらも島田のような極右路線じゃないですから。
って具体的にネオコンの誰なんですかね。チェイニー副大統領?。チェイニー副大統領首席補佐官のリビー?。ラムズフェルド国防長官?。ローレス国防副次官?。ボルトン国務次官?。それともほかにいるの?(俺が名前を挙げたこれらの人物は全て島田が自ブログでべた褒めするアメリカネオコン。役職は全てブッシュ政権当時)
隠さなくてもいいだろうに。
米外交の自壊を招いた最大の責任はライス国務長官、ヒル国務次官補にあるが、ブッシュ大統領、ハドリー国家安全保障担当補佐官も、次第に著しい視野狭窄に陥っていったという。
まあ金融制裁が効いてないから、ライスたちはそう言う路線を捨て、ブッシュらライスの上司たちもライスの方針転換を支持したのでしょうが、ネオコンにはそう言う常識は通用しません。根拠もあげずに「俺の路線で行けば成功した」と言うのだから恐れ入ります。
しかも「ライス路線が採用され、自分らが捨てられたこと」を「我々の力不足だった。我々の方針は正しかったと今でも思うがそれをブッシュ大統領たちに理解させることができなかった」と反省するならまだしも、「視野狭窄」呼ばわりするのですから頭が痛い。まさに「無敵君」ですな。
中東が緊迫している時に北朝鮮まで不安定化すると大変
そりゃそうだろ。本来、「中東も緊迫させるべきではない」んだが。「両方とも力で潰せばいい」なんて能天気なバカはネオコンだけだ。
自転車を持って乗り込んでいる人もいた。
日本でこんなことやったら駅員に怒られると思うけどな。アメリカならいいのかなあ?
■「カモは毎分産まれてくる」―米国務省主導の対北朝鮮外交
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2633360/
むしろ島田たち巣食う会が「拉致被害者家族をカモにしてる」ようにしか見えないのだが。まあ「カモにされてたまるか」と巣食う会から離れた拉致被害者家族(蓮池透さん)もいるから、今カモにされてる横田ご夫妻や増元なんかに俺は全く同情しないが。
■米保守派の情報専門家と懇談―ヒルのエピソード
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2632332/
やれやれ、って感じですね。島田と『島田の友達のアメリカネオコン』が憲法九条を敵視している事は勿論知っていますがためらいもなく、島田は自ブログに「憲法九条が日米同盟の障害」と堂々と書くとはねえ。
しかもリップサービスか本気か知りませんが島田曰く、アメリカネオコンは「日本の首相の中で安倍晋三氏とだけは真に内実を伴った仕事が一緒にできると感じた」 とほめてくれたそうです(苦笑)。よかったですね、島田さん。もしかしたら、「あほな安倍なら俺たちの思い通りに扱いやすい」というのが本音かもしれませんが。
■きわめて低いグリン・デービス北朝鮮担当特別代表の評価
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2631171/
単に島田のお仲間たるアメリカネオコンの評価が低いというだけの話。島田もアメリカネオコンも北朝鮮打倒論で、場合によっては軍事攻撃してもいいなんて立場ですので「米朝合意」に象徴される最近のアメリカの対北朝鮮外交を評価するわけがない。否定的評価はデービス氏に限った話じゃありません。
「だから何?」としか言いようがありません。連中が評価しないからと言って間違いだなんて事には全くならんでしょう。
「ヒルと同じ宥和主義者」
ヒル氏の後任で、ヒル氏は方針を批判されて更迭されたわけではなくアメリカ政府も当時と方針をかえてないんだから「ヒルと同じ」なのは当たり前でしょう。違ったらその方が変です。
■ジョージ・クルーニーの逮捕と中国の脱北者強制送還
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2628713/
ウィキペいわくクルーニーには赤狩りを批判的に取り上げた映画「グッドナイト&グッドラック」、アメリカの中東政策を批判的にとりあげた映画「シリアナ」があるので彼は島田が大嫌いなリベラルだと思うのだが中国嫌いを何よりも島田は優先するらしい。
リチャード・ギアもウィキペいわく「ブッシュのイラク攻撃を批判」したそうなので彼は島田が大嫌いなリベラルだと思うのだがこれまた中国嫌いを何よりも島田は優先するらしい。
■宥和政策が体質の米国務省―北のミサイル発射に「警告」
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2628176/
「そんな事言うたかて、戦争はできへんのやし、宥和外交自体はしょうがないやないか。宥和外交の中身が適切かは議論の必要あるけどな」と俺は思うが島田ら巣くう会は「交渉などそもそも不要」「戦争して構わない」と公言してるのでマジで頭が痛い。よくこんな「危ない連中」と家族会はつきあえる物だ。
対北朝鮮政策であれほど大きな誤りを犯したクリストファー・ヒル氏が、その後、駐イラク大使に栄転、つづいてデンバー大学で要職に就くなど、「悪い行動に褒賞を与える」パターン
誤りなんぞ犯してないから栄転するんやろ。アホか。
■cowards and idiots(腰抜けと間抜け)―ローラバッカー議員
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2359270/
ブッシュ政権末期のライス・ヒルのように、また北朝鮮への宥和策を考えている向きが国務省や大手メディア(ニューヨーク・タイムズなど)にあることについて、デイナ・ローラバッカー下院議員が、cowards and idiots(腰抜けと間抜け)とごく自然な口調で評した。
手前らは米朝間で戦争が起こっても、自分は戦場に行かないから死なないと思って好き勝手ふかしてるだけだろうが。お前らが「勇敢に戦場に行くか」と言ったら行かないだろ。ふざけるな。
■「空海戦闘」(Air-Sea Battle)の意味と「FIF」(普天間の恒久化)
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2626561/
アジア太平洋では米軍の抑止力は今後も落ちないようだ、などと安心している場合ではない。
安心も何もアメリカの抑止力などいらないと思うが。そしてこの種の発言は要するに「アメリカの抑止力がほしかったら金を日本が出せ」というただのたかりだろう。
■北朝鮮住民は「餌」さえ与えれば済む動物園の猿ではない(金成碰)
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2624869/
食糧支援したら「動物園の猿」扱いしたことになるのかよ。そう言うこいつの方こそ「北朝鮮住民」を「動物園の猿」扱いしてるんだろうに。
食糧支援賛成派だろうと反対派だろうとまともな人間なら「動物園の猿」なんて言葉は絶対に思い浮かばないって。
そして島田や金の言う「食料支援よりも解放を」ってタカ派路線(経済制裁or軍事攻撃)による北朝鮮打倒ですからね。道義的、政治的に妥当か疑問があるし、現実的でもない。
■北朝鮮代表が韓国女性議員を蹴る―国連人権理事会で
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2624194/
まあ、暴力ふるうことがいいことだとは言いませんが、何もなければ北朝鮮関係者も暴力はふるわないでしょう。要するにこの女性議員とやらに罵倒されたか、先に暴力をふるわれたかそんなことでしょう。たぶん女性議員の側にも非はある(だから暴力ふるっていいとは言いませんが)
で、断言してもいいと思いますが島田は「暴力をふるったのが北朝鮮」だから非難してるだけでしょう。何せこの男は、外務省職員にコップの水をかけるという暴挙をした自民の某ウヨ議員を「怒らせる外務省が悪い、外務省への教育的指導だ」と無茶苦茶なことを言って自ブログ(http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2297095/)でかばった過去がありますから。
しかも根拠レスで国連の北朝鮮代表を工作員呼ばわりするわ、この件で北朝鮮を国連から除名しろ(この程度の話で除名できるわけがないだろうに)と言うわ、どれだけバカなんですかね。
【追記】
この件についてのマスコミ報道を見る限りやはり北朝鮮側を一方的に非難できる話じゃなさそうですね。「韓国議員が国連の警備員に連れ出された」「つかみあい」「場外乱闘」「つかみかかる」ですから。そして暴行を受けたというのはあくまでも「被害者の訴え」にすぎないようですな。これが「自民議員に暴行を受けたという民主党議員の訴え」とかだと「本当かわからない」とか島田は言い出すんでしょう。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2012/03/13/0300000000AJP20120313001100882.HTML
聯合ニュース「韓国と北朝鮮代表団 国連人権理事会で小競り合い 」
北朝鮮の人権問題を話し合う国連人権理事会が12日に開かれ、韓国の国会議員代表団と北朝鮮代表団が小競り合いとなる騒ぎがあった。
(中略)
韓国の国会議員代表団4人は徐大使が議場を退席する際に同氏を囲み、「脱北者を弾圧してはならない」などと叫んだ。この過程で徐大使の腕をつかんだとされる議員2人は「身体的な脅威」を加えたとの理由で、国連の警備員に連れ出された。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120313-OYT1T00989.htm
読売新聞「北朝鮮代表と韓国国会議員、つかみ合い場外乱闘」
ジュネーブで開かれた国連人権理事会で12日、北朝鮮に関する討議の最中、議場の外で北朝鮮代表と韓国の国会議員がつかみ合いを演じた。
外交舞台での「場外乱闘」はあまり例がなく、他の国の外交団もあきれている。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00219115.html
フジテレビ「国連会議の場で韓国国会議員らが北朝鮮代表団につかみかかり抗議、取り押さえられる」
北朝鮮の人権問題を議論する国連の会議の場で、韓国の国会議員らが、北朝鮮代表団につかみかかって抗議し、警備員に取り押さえられる異例の騒動が起きた。
(中略)
スイス・ジュネーブで開かれた国連の人権理事会で12日、北朝鮮のジュネーブ代表部大使が席を立った際、韓国の国会議員が近づき、大使の腕をつかむなどしたため、警備員に取り押さえられる騒ぎとなった。
■『教育再生』巻頭言―コンディは頭は切れるが賢くはない。*8
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2623688/
コンディってのは「ブッシュ政権のコンドリーザ・ライス国務長官」のことです。島田は何が言いたいかというと「ライス氏が北朝鮮問題でハト派外交路線をとったことが気にくわない」というただのぼやきです。
「北朝鮮問題でタカ派路線をとれ」という主張自体に俺は賛同できませんが、それ以前に「政治外交雑誌」ならともかく教育雑誌(とはいえ右翼結社・教育再生機構の雑誌ですが)に書く文章ですかね、それが。「教育によってタカ派外交の正しさがわかる」ってこじつけにもほどがあるでしょうに。
昨年の採択戦は善戦し、10倍増を達成したが、それでもまだ4%あまりである。
いやあ、あんな糞教科書が「10倍増で4%」とかおぞましいですね。「善戦」って営業努力(プレゼン努力)とか教科書内容の改善といった美しい話ではなくて、単に「右翼政治家の政治工作」という教育的でないことこの上ない話ですが。基本的には島田たちがやってることは「役所とのパイプをつくるため、ゼネコンが天下りを受け入れる」とか「政治家に献金して、政治力で公共事業を引っ張ってきてもらう」といったたぐいの裏工作話です。
日教組好みの内容で圧倒的採択率を誇る東京書籍
その理屈だと高校歴史教科書で圧倒的シェアを誇る山川出版社も「日教組」好みなんでしょうか?。島田だと本当に「その通りです、山川は偏向しています」と言い出しそうですが。(勿論「山川は日教組好みか?」は島田らへの皮肉で書いてますので念のため)
日教組の加入率は現在それほど高くないですし、そもそも教科書採択権は幸か不幸か現場の教員にない(教委にあります)ので「日教組」云々などばかばかしい限りです。まあ、教委が教科書を決めるにおいて「現場の教員の声」も参考にするかもしれませんが、「現場の声を参考にする」のはどこでも当たり前の話でしょう。大体、島田らにとってつくる会教科書以外は「東京書籍に限らずどこも偏向教科書」でしょうに。
まあ、全てわかった上で東京書籍に因縁をつけてるだけでしょうが。シェアが大きいからたたいてるだけでしょう。
■中国の脱北者強制送還の共犯である日韓の左翼―姜哲煥コラム
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2622600/
勝手に共犯呼ばわりしてるんじゃねえよ、このゲス右翼は。お前らは日中関係、韓中関係がどうなろうと中国批判できるなら御の字という反中国バカだが、まともな人間は左翼であろうと何であろうとそんな無責任な態度はとれないんだよ。で、そういう強硬態度をとれば中国が送還やめるって訳でもないしな。
よく「左翼は非現実的」と言う奴がいるが、この脱北者問題について言えば「極右の方がずっと非現実的」だよな。
それにしても朝鮮日報はこんなふざけたウヨコラム掲載するとは「韓国の産経」なんだろうな。
左寄りの「女性団体」がいかに脱北女性の人身売買に無関心であり続けているか
お前ら韓国極右こそ「従軍慰安婦の違法性を否定する」「統一協会による日本人女性からの搾取を容認する」島田のような日本極右とつるんで恥じない「女性の人権に無関心なゴミ」じゃねえか。そして「女性の人身売買(たぶん売春でしょうね)」なんてもちろん何も北朝鮮限定の問題じゃないんですけど、たぶんこいつは「北朝鮮叩きのネタ」に使ってるだけでそれ以上の話じゃないんでしょうね。
姜哲煥氏の妹は、いまだに北の収容所に入れられていると聞く。氏は自らの言動を、「妹の復讐」と語ったことがある。
「手前の復讐心」なんてちっぽけな問題で外交を語るんじゃねえよ、カス。大体こいつのような強硬論とったら「戦争勃発で妹死亡」という最悪の可能性すらあるんだが。「妹はもう生きてない」とでも思ってるんだか?
■北朝鮮が松原仁拉致担当相を非難―無視して米側に釘を
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2622177/
俺なんか北朝鮮の松原非難には全く同意するが。松原が北朝鮮叩きという馬鹿なことをやってる限り、日朝交渉はできず、できなければ拉致その他の諸問題は解決しない。
まあ、北朝鮮が松原に対し何を言おうと、それに対し「松原や日本政府」がどう対応しようと、今更アメリカの対北朝鮮対応が変わることはないだろう。基本的にはこの間の米朝合意の方向で話が進むだろう。俺個人は強硬論には反対だが、それはともかく日本が「強硬論をアメリカにさせるため」何かできる時期はすでに過ぎていると思う。それに気付かないのか、気付いた上ででたらめ言ってるのか「アメリカを変えよう」という島田は本当に哀れだが。
■「米朝合意はいかにアメリカを出し抜くかを金正恩に教え込んだ」(ジョン・ボルトン)
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2620471/
ボルトンなんて極右(ネオコン)しか自説の根拠に島田は持ってこられないのかよと呆れる。未だにボルトンなんかがでかい面してるらしいアメリカにも呆れるが。
■脱北者問題の「国際化、政治化、難民化」を
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2617497/
全然執拗なんかじゃないんですが。李大統領が抗議を表明したのは「憲法裁判所の判決」「少女像の建設」などで、韓国国内での「日本への批判世論」が高まってきたからで、彼が自主的に抗議しているわけでは全くないんですが。
単に「脱北者移送は間違いだと思うのでみんなで抗議をして中国の態度を変えよう」とでも書けばいいのに、ただの反中国と誤解されかねないことを平然と書ける神経は俺の理解の範囲外です。まあ、島田に限れば、本当に「ただの反中国」でしょうが。
■古森義久『中国の正体を暴く』より―第1、第2列島線を地理的区分と見るな
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2616008/
反中国右翼の古森が会うような専門家は極右の疑いがあるわけで割り引く必要がある。少なくともこの本だけ読んで中国脅威論なんぞ唱えるのはバカのやることでしょう。
しかし島田の文章ってのは本当にわかりづらいですね。
特に意味不明なのがここ。わかる方がいたら教えてほしいくらい。いくら読んでも「地理的概念って思ってる人が多いけど、そうじゃないんです」(byピーター・ダットン)ってことしかわからん。
「第1列島線」(台湾、フィリピン、沖縄、九州などを結ぶ線)とその海域のコントロールを他国と競い合える能力の確保を戦略目標とする「第2列島線」(グアム、小笠原諸島などを結ぶ線)に関するピーター・ダットン海軍大学校中国海洋研究所長の見解は非常に興味深い。
すなわち、二つの線は「文字どおりに島と島を結ぶ地理的な概念というより」、上記戦略目標に即した目安を示したものであり、「中国はさらに第2列島線を越えてインド洋や地中海への進出までも、明らかに意図しています。……第1とか第2とかいう表現を、単に地理的な区分だと考えるのはまちがいです。中国軍が戦力構成や能力構成を進める上での区分なのです」という。
つまり、そこを狙い通り確保すれば中国側は満足するといった固定的な地理的観念ではない(それすら関係諸国にとって受け入れがたい脅威だが)。
むしろ、能力の増強に応じて「第1」の外延は膨らんでいき、究極的には世界中の海が中国にとっての「第1列島線」内になる、言い換えれば、相手との境界を意味する「列島線」なる概念が自然消滅する、あるいはアウフヘーベン(止揚)される状態を目指しているということになろう。
毎日新聞「質問なるほドリ:第1列島線って何?=回答・隅俊之」
http://mainichi.jp/select/wadai/naruhodori/news/20120110ddm003070119000c.html
から俺が独断と偏見で判断するに、「第1列島線」というのは「アメリカに対する中国の防衛ライン」で、最近はむしろ「第2列島線」までを防衛ラインにすべきだという考えがでてるようだね(勿論防衛ラインなら「侵略的でなくて防衛的だから問題はない」という単純な話ではないだろうが)。そうであるなら「第1列島線、第2列島線」とは地理的区分としか見ようがないと思うが。そして「第1列島線」がどんどん広がるなんてことはなくて「第1列島線を克服した概念=第2列島線」なんじゃないの?
■ハンストで倒れた朴宣映議員に中国がビザ発給拒否
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2615716/
ふと思ったのだが島田が朴議員を絶賛したり体調を心配したりするのは「座り込み理由」が反中国だからだろう。
これが「韓国の左派議員」が「慰安婦問題や独島(竹島)問題を理由」に「日本大使館前で座り込みハンガーストライキ」という、まず島田が絶対に賛同しないであろう理由の座り込みハンストで、その議員が倒れたら島田は何と言うであろうか?(島田が賛成しそうにないハンストの例は俺が例にあげたものではなく何でもいいのだが)
ほめるどころか「ざまあみろ」「ハンストしなければいいだけだ」ぐらいのことは言うだろう。それが島田という男だ。島田という男の辞書には「敵ながらあっぱれ」と言う言葉はない。一方「詭弁」「ダブルスタンダード」「トンデモ」「誹謗中傷」などといった言葉はたくさんある。
したがって
その朴宣映議員に対し中共政府は、ビザの発給を拒否したという。次は天安門広場で座り込まれるとまずいという、正しくも、姑息な判断だ。朴議員にとっては新たな勲章と言える。
と書く島田だが、
俺が例に挙げた「慰安婦・独島(竹島)ハンストの韓国議員」が仮にいたとして、その議員が「訪日を計画した場合」、躊躇なく「そんな議員など入国させるな」と書けるのが島田だ。
まさに義挙であり、彼女の意志を、反中国共産党国際世論の高まりに向け、活かさねばならない。
彼女の行為は少なくとも建前では「中国による脱北者の北朝鮮への送致反対」であってそれ以上でもそれ以下でもないのに、「脱北者救済世論」ではなく「反中国共産党世論」にすりかえてしまうところが島田らしい。
単なる「外交活動としての訪中」を拝謁と下品に表現できるところが島田らしい。
そして島田的には「安倍の首相就任直後の訪中」と小沢訪中とを区別する根拠は何なのだろうか?
■立派な朴宣映議員と立派だったはずの牧野聖修議員
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2615107/
朴議員というのは例の座り込み議員。牧野議員というのはいわゆる「チベット議連」の民主党における中心人物の一人らしい(現在、野田内閣で経済産業副大臣)。
で、島田は「アンチ中国・アンチ共産主義」の観点から「チベット支持」を大好きな安倍や「安倍の取り巻き」(安倍内閣官房副長官だった下村博文衆院議員、 安倍内閣首相補佐官(教育再生担当)だった山谷えり子参院議員ら)や「例の国基研」と一緒に行っており、現在、チベット亡命政府の首相訪日へ向け動いてるそうだ。
そして、牧野氏の動きが鈍いことを「チベット議連のメンツなのに」と島田は非難してるわけだが、牧野氏の「経済産業副大臣」と言う立場を考えたらそういうことで動けるわけがないだろう。経産副大臣がそういうことを立場上すべきとは俺は思わない。経産副大臣という立場と、日中関係を考えたら「チベット亡命政府首相訪日を支持もしないが批判もせず傍観者的態度で終始する」「中国に支持と誤解されても困るので会わない」のが関の山だろう。
また、そういう任務外のことをやれるほど暇でもないだろう(島田曰く副大臣になってもチベット関係で動くつもりと牧野氏は周囲に語ったそうだが、それが事実なら認識が甘過ぎる。多忙だし立場上無理、ほかの人間に頼んでほしいと今からでも断るのがよかろう)。
大体、安倍や安倍の取り巻き連中が政府内にいたときそういうこと(チベット亡命政府首相の訪日)がやれたかと言ったら、今の牧野氏同様「多忙である」とか「政府高官という立場上、日中関係を悪化させかねない」とかの理由でやれなかったろう。
自分の大好きな安倍や安倍の取り巻き連が政府内にいたときやらなかったことを他人に「やれ。やらないなんてチベットに失礼だ」とは島田の脳みそは全くどうなってるのだろうか?
(例の座り込み議員・朴氏について言えば彼女がそういうことができるのも、野党でしがらみがないし、無益で暇だというのも大きいだろう。与党の要職でそんな「中国への挑発的行為」ができるかといったら立場上もできなければ、そこまで暇でもないだろう)
「牧野は一時腰抜け、スカ男の振りをしていただけでやはり男だった」という結論になるよう期待したい。
安倍の方こそ「首相就任前はさんざん反中国発言をふかしていたが就任したらただの腰抜け、スカ男」だったと思うが、そうは思わないのが安倍信者の島田らしい。
■濃縮ウラン・ゲームではなく、政治犯釈放がメルクマール(指標)
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2613265
ウラン問題が解決すればそれ自体いいことだと思うのだが、反北朝鮮極右で「軍事攻撃での北朝鮮打倒」さえ現実的オプションとする島田は、そういう立場には勿論立たない。
北朝鮮との核問題話し合い解決に期待(幻想)を抱き、金融制裁解除という致命的な誤りを犯したコンドリーサ・ライス前国務長官は、昨年暮れに出した回顧録でこう書いている。
『私は、大統領に危ない橋を渡らせていることは分かっていた。もし北朝鮮側が約束を守らなければ、彼は凄まじい批判に晒されるだろう。不幸にも、まさにそういう事態に立ち至ってしまった。』
ロシアや中国、特に中国が北朝鮮崩壊など望んでおらず、経済支援している以上、軍事的打倒は勿論、経済制裁による打倒も現実性に乏しい。
である以上、「やらずぼったくり」になる危険性があっても「そうならないよう注意した上での交渉妥結」しか道はないのだが?
今回は、米側から渡すのが工作員用の携行食糧
もちろん渡される食料は「工作員用」ではなく「飢えに苦しむ国民用」であり、流用を防ぐためチェックも入る。
島田が「チェックなど無意味」「どんな形で食料援助しても工作員用に流用されるから食料援助するな」と根拠レスで言っているに過ぎない。
いまミャンマーの自由民主化に期待が高まっている。なぜ期待を持ちうるかというと、ミャンマー政府が政治犯の釈放を行ったからである。本気で一歩を踏み出す気があるかどうかのメルクマールが政治犯の解放だ。
ミャンマー軍事政権への対応が、北朝鮮への対応と違うじゃねえかと言う批判を島田はよほど気にしているらしい。
軍事政権が政治犯釈放したと言っても主要な人間に過ぎないようだし、今後保守派が巻き返す可能性もある。
大体、ミャンマーが政治犯を釈放する前から島田ら日本ウヨはミャンマーへの日本企業進出を何ら問題していなかったのだから口から出任せも甚だしい。
そして世界に存在する独裁的政権は北朝鮮とミャンマーに限らないので「ミャンマーと北朝鮮には違いがある」として島田らが自らのダブスタを正当化しようとしても無意味だろう。
ならばミャンマーとの関係で「長井さん暗殺犯の処罰or暗殺犯の日本への引き渡し」を求めなくていいのか?
島田がこの文章においてそれを求めないと言うことから「島田の言う『人権』や『日本人同胞への熱い思い』が口から出任せ」であることがよくわかる。
■米議会が中共の脱北者強制送還で緊急公聴会
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2611251/
アメリカ版「巣くう会」の極右だってことでしょうね。
「人権擁護法案」を推進してきた左翼リベラル系の連中など、一体どこで何をしているのか。
日本が中国と完全な敵対関係になれるわけもなし、うかつなことなど言えないからでしょう。この問題は話し合い外交で解決できればそれが一番いいのであって、中国を下手に挑発してもいい結果は出ないでしょう。
■中国大使館前での国会議員座り込み―韓国で女性議員、次いで日本でも
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2611017/
俺がこの島田エントリを読んで思ったのは「なぜ島田は鳩山元首相にではなく安倍元首相に座り込めって言わないんだろう」ということ。
もし座り込みに意味があると島田が本気で思っているのなら、そういう「手柄になること」は「安倍にやってほしい」と思うのが安倍シンパの島田としては当然だろう。
結局、島田はこの座り込みについて「中国批判の政治的アピールとしては意味があるが、その結果、脱北者の現状が変わるかわからない(中国の対応が変わるかわからない)」「であるならばやっても意味がない」と思っているのだろう。
で、この寒空の中、座り込みは結構きつい(韓国議員のようにハンストまでやるともっとつらいがそうしなくてもつらい)。
そういう「無意味なきついこと」は「大嫌いな鳩山への罰ゲームにすればいい」「無意味な反中国パフォーマンスなど無名議員が売名目的でやることで安倍先生がやることじゃない」とでも、この男は思っているのだろう。
■田岡俊次*11(元朝日新聞記者)と潮匡人氏のやりとり
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/803137/
数日前になるが、国家基本問題研究所で一緒の潮匡人氏が、田母神論文問題で『サンデープロジェクト』に出るというので、その時間だけテレビをつけた。
(中略)
田原(司会)以外の出席者は、
田岡俊次(元・朝日新聞記者。軍事評論家)
志方俊之(帝京大学教授。元陸上自衛隊北部方面総監)
潮匡人(帝京大学准教授。元航空自衛隊三等空佐)
だった。
(中略)
上記番組中、潮氏は、田岡らに対する怒りを抑え、資料を手に丁寧な反論を加えていた。
まあ、田岡氏は田母神には批判的(というかまともな人間なら批判せざるを得ないが)であり、潮や島田は田母神シンパなのでどんな議論が行われたか想像がつく。「丁寧な反論」としか書かず具体的な記述をしないと言うことは、さすがの島田も「潮の議論での田岡氏への敗北」を事実上認めざるを得なかったと言うことか?
そして島田の言う「ら」とは誰なのか?。もしかして「志方俊之氏」のことで、出席者のうち、潮だけが田母神シンパ(司会の田原氏は田母神シンパじゃないだろう)でしかも論戦でぼろぼろになっていたという事実をごまかしたいが故に「ら」と書いてるのか?
田岡は品性下劣を絵に描いたような男
「品性下劣を絵に描いたような男」は手前だろ。
たとえば、サダム・フセインのクウェート侵攻後、アメリカの軍事介入はありえないと繰り返し断言していたが、結局湾岸戦争となり、大恥をかいた。と普通ならなるはずだが、この男は羞恥心がないため、「つまり、こういうことです。アメリカはバカなんだ。今後はそのことを計算に入れておかねばならない」などと強弁していた。
北朝鮮は即時崩壊すると主張し、外れたら「太陽政策する金大中や盧武鉉が悪い」「経済支援する中国が悪い」「アメリカがテロ国家指定解除するから悪い」と責任転嫁して自分の非を認めない男がよく言う。そして過去の田岡氏の失言をあげつらうよりも「潮とどんな論戦」を繰り広げたか書けばよかろうに。書けないところが「事実上敗北を認めた」と言うことであり、だからこそ田母神問題と関係ないことをあげつらわざるを得ないのだろうが。
田岡を、私の勤務校が、数年前、特別講演会の講師に呼んだことがある。当時、朝日新聞出身の教員がいたので、その関係の人選だろう。
聴講した同僚によると、質疑応答に入って、ある学生が、次のように質問したという。
「先生は日本が嫌いなんですか」
島田の勤務校・福井県立大ってバカ学生が多いのかねえ(馬鹿な島田が教員になれるだけに)。質問がまるきりネトウヨと同じじゃん。「日本批判したら日本が嫌い」ってまともな大学生の言う台詞じゃないぜ。
■ボルトン、エバースタット 「世界は(当たり前だが)北朝鮮の崩壊を恐れてはならない」
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/745415/
さすがネオコンと、ネオコンシンパの島田の言うことは違うな。
そりゃ「平和的崩壊」なら誰も恐れないし、望ましいとも思うが「朝鮮半島で戦争が起こっても何が起こっても崩壊を恐れるな」なんていうお前らみたいなトンデモが支持できるか。
■拉致被害者・母の死と羞恥心なきインテリ
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/797379/
私は、金正日体制を本気でつぶそうとしない人々、つぶせない理由を色々並べようとするインテリに対し、心から軽蔑の念を覚える。
金正日は、早々に地獄に送らねばならぬ男だし、あの巨大な「悪の帝国」ソ連を倒せて*12、アジアのちんぴら*13というべき北朝鮮を倒せないはずがないのだ。体制打倒は無理、平和共存しかない、などと得々と語る人々を目にすると、何よりもその羞恥心のなさに驚く。
むしろ「巣くう会副会長」なのに「拉致被害者を救うこと」よりも「北朝鮮を潰すこと」ばかり語りたがるお前と、そんなお前を副会長にしてる巣くう会の方こそ俺は「心から軽蔑の念を覚える」「その羞恥心のなさに驚く」が。
要するに「拉致被害者が救出できなくても北朝鮮が潰せればいい」ということだろうが。どんだけ人でなしなんだろうな。そして「こんな奴とこんな奴が幹部の巣くう会」とよく家族会はつきあえるよな。俺だったら蓮池さんみたいに巣くう会を家族会から切り捨てようとすると思うが。
■最新事例が16年も前―尖閣実効支配の一環としての「調査」
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/1893827/
政府の尖閣調査は16年も前の1994年だと嘆き、民主党を「調査せよ、中国におびえるな」と非難する島田だが、この発言、いつも通り、「じゃ安倍時代に調査やれよ」というブーメランにしかならないのが、安倍信者・島田の哀れなところだ。
■日本の威信を地に落とした菅中拝の胡錦濤拝謁―安倍晋三コラム
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/1896653/
胡錦濤が、全体主義・人権抑圧体制の下でのし上がった党官僚に過ぎず、特に人間として尊敬すべきものはない男、という常識的認識があれば、菅直人のようなおどおどした卑屈な態度*14は取れないはずだ。
胡錦濤氏相手に言いたい放題言いやがるな。人間性はともかくたたき上げという意味では尊敬に値すると思うぞ。人並み外れた能力と努力がなきゃあそこまで上へは行けないからだろうからな。少なくとも「三世政治家でなければ首相になれなかった無能の癖して、あれほど無様な辞任劇で自民党に迷惑をかけ、国内外にも『アレが日本の首相なの?(呆)』と恥をさらしたのに、未だに図に乗ってる馬鹿・安倍某」よりはましだろうに。
で安倍の場合、無能だけど人格はいいかと言ったらそんなこともないし。政治家として、あるいは人として取り柄がたぶん何もない。にも関わらず島田あたりが持ち上げるのは『岸信介の孫』だからだろう。狂信的安倍信者の島田ですら、安倍が岸の孫でなかったらここまで絶賛するかどうだか。
ちなみに中国にもいわゆる太子党という二世政治家グループはあるらしいが、それオンリーではなく胡錦濤氏のようなたたき上げもいるし、太子党の中での競争も激しい(つまり二世でも安倍のような無能は太子党の中ですら上へは行けない)そうなので、世襲政治家でも安倍ほどのバカはさすがに中国の要人にはいないらしい。次期国家主席が内定している習近平氏(国家副主席、党中央軍事委員会副主席)も父親・習仲勲氏が「国務院副総理(副首相)、全国人民代表大会常務委員会副委員長(国会副議長)」などをつとめた二世政治家だが安倍と違って「アモイ市副市長、福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記」と地方で経験を積んでそれなりに有能らしい(毒)。
ちなみに菅氏はたたき上げの政治家だったな。
菅さんが卑屈だ何だってのは島田のひが目でしょうが、胡錦濤氏のようなたたきあげの人間ってのはいわゆる「オーラ」っていうか「風格」っていうかそういうものが普通ありますから、相手がどんなに丁寧な態度でも普通人だとそのオーラに圧倒されてしまいますよ。そのくらいのこともこの男にはわからないんでしょうか?
■ヴィンス・フリンのスパイ小説 『プロテクト・アンド・ディフェンド』
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/801236/
フリンの本は、保守派のトークラジオ・ホストらがよく推奨している。
要するに極右が大喜びするようなたぐいの作家の訳ね。
最後に、アメリカ大統領が、「これから2時間以内に(注:イランが拉致した)CIA長官を解放しなければ、私は、イラン軍およびイラン指導部に対する攻撃作戦の開始を命じる」と宣言し、物語はクライマックスに入る。
日本も、首相がこういうセリフを吐ける法体系に改めねばならない、ともし現役自衛隊幹部が発言したらどうなるだろうか。*15
バカを言うのも大概にしろっての。こういう台詞を首相が吐けるように日本をしたいって、どこの国を何の理由で攻撃する気なんだか(普段の島田の論調から何となくわからないでもないが)。
それは小説だからそう言う設定になるのであって、いくら何でも「CIAの下っ端ならまだしも長官を拉致するほどイランも無謀でもなければ」、「下っ端ならともかく長官をやすやすと拉致されるほどCIAも間抜けでもなければ」「いくら何でもそんなことでイランとの全面戦争を決意するほどアメリカ政府も野蛮じゃない」だろう。まあ小説でも設定が荒唐無稽すぎて俺はとても読む気にはなれないが。
■ブラッド・ソーのスパイ小説 『最後の愛国者』
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/746159/
この小説でも、サウジアラビア政府やその関係団体が、テロ・グループの黒幕として描かれている。
こうした厳しいサウジ認識は、米保守派に普通に見られるものだ。(ちなみに、9.11テロの実行犯19人のうち15人がサウジ国籍だった)
サウジアラビア政府に失礼すぎだろ。「厳しいサウジ認識」じゃなくてただの偏見だろ。「小説はフィクションだから、そう言う設定も大目に見てもいい」かもしれないが島田だの、アメリカのネオコンだののように「これは小説じゃなくて現実です」なんて言う人間には呆れざるを得ないわな。しかし同盟国のはずのサウジすらアメリカ右翼はその扱いかよ。
■砲撃は南の挑発行為と教える「学校」に税金投入か
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/1905887/
もちろんそんな学校はない。百歩譲っても、少なくとも島田がこの文章で指摘していることは「砲撃は南の挑発行為への反撃と主張する国がある」と言うだけの話だ。バカの島田には国と学校の区別がつかないらしい。
■尖閣と日米関係―『新日本学』第19号より(5)
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2118122/
アメリカのリチャード・アーミテージ元国務副長官が、近著(文春新書)において、次のように述べている。
『最近、カート(キャンベル国務次官補)と私のオフィスでランチを共にしながら意見交換したのですが、その際、進言したのは「日米両国で合同上陸作戦訓練を行うべきだ」ということでした。場所はどこでもいい。パラオでもマーシャル諸島でも。発信するメッセージは一つだけです。尖閣。(中略)
(菅首相らは)やや、好戦的すぎると思うかも知れません。だから、私はパラオを推すのです。場所は北海道でもどこでもいいのですが、(あまり中国には刺激的ではない)パラオが最適です。』
先に研究会で、このアーミテージのパラオ案をどう思うかと、防衛問題に精通したある論客の議員秘書に訊いたところ、「何も遠いパラオまで行かなくても、尖閣諸島の魚釣島で演習すればよい」と分かりやすい答が返ってきた。
(中略)
アーミテージ提案に対し、日本の政治家なら、「尖閣を想定した作戦訓練は尖閣でやるのが最も効率的。領有権をもつ日本として何の異議もない」と応答して然るべきだろう。
自民党政権時代だってそんな演習はやってねえっての。本気で尖閣で日米合同軍事演習できると思ってるんでしょうか、議員秘書氏と島田は。そもそも米中関係悪化を恐れてアメリカの方から断るだろうに。ネオコンのアーミテージすら言えない「尖閣での日米合同軍事演習」を言うとは極右過ぎるだろ。議員秘書って島田の口から出任せでないとして誰の秘書だよ?
■盛況だった国基研月例研究会―安倍晋三元首相を交えて 「尖閣・南シナ海・インド洋」
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2123722/
じゃあお前が首相の時に「人を居住させればよかった」としか言いようがない。この男の口から出任せぶりは病気の域に達していますな。
■鈴置高史『朝鮮半島201Z年』―知的刺激に満ちたユニークな小説
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2128731/
作品は登場人物の会話(多くは情勢分析)と架空の新聞記事・テレビニュースだけで進められる。
(中略)
女性は二人しか登場しない
要するに小説としてできが悪いと言うことだろう。へたくそな小説家が「人物を大量に登場させれば」話が支離滅裂になるから人物は少数に限らざるを得ない。
自然描写や世間話など、本筋と関係ないことを書いて話をふくらませるような芸当はできないから、「作者が自分の言いたいことだけぶち込む」と。その場合「登場人物の会話(多くは情勢分析)」「新聞記事・テレビニュース」と言う書き方が都合がいいと。
ミステリで言えば犯人と探偵と被害者しか登場せず、前振り無しにいきなり事件が発生し、捜査状況しか語られないような代物。登場人物は世間話一つしない。そんな代物はいくらトリックが魅力的でも面白いとは思えない。
鈴置氏は元々小説家ではないのだから無理して小説仕立てにする必要はどこにもないはずだ。
■書評「日米同盟vs.中国・北朝鮮」(文春新書)
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2170819/
アーミテージ*16は、日米同盟を政争の具に供して恥じない小沢一郎について、「彼は言うならば、ペテン師(crook)ですね」とまで断じている。
仮にも与党の幹部を「ペテン師」呼ばわりとはアーミテージには本当に常識がないと思う。島田は喜んでるが。
でも安倍が「ペテン師」呼ばわりされたらぶち切れるのだろうが。
ナイ*17が日韓関係改善に触れ、「2010年は民主党政権の閣僚は1人も靖国参拝をしていませんよね。それはとても良いステップであり、重要だと思います」としているのは余計な「アドバイス」であり、知日派の看板および信頼性を傷つけるものだ。アーミテージは賢明にも、この場では沈黙を保っている。
まともな知日派なら靖国参拝には不快感を表明するだろう。そんな事をされても日韓関係・日中関係が悪くなるだけでアメリカには何のメリットもない。単にアーミテージがまともではないだけだ。
■理念なき政治家・小沢一郎の終焉
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/938039/
小沢一郎氏の政治生命はこれで断たれるだろう。
理念の明確な政治家の場合、刑事事件に連座しても、国際的な記者会見の場で意識朦朧*18となっても、核心的な支持層から見捨てられることはない。
西村眞悟議員や中川昭一議員の場合がそうだ。
コアな支持者は見捨てないって、単にお前らコアな支持者が西村や中川に甘いだけだろ。
そしてコアな支持者(いわゆる小沢信者)なら小沢にもいるし、国会議員を落選して返り咲けない時点で「西村や中川の政治声明」は半ばたたれたも同然だろ(中川の場合、返り咲く前に酒の飲み過ぎで健康を害し、命を失ったわけだが)。西村は今後返り咲く可能性はゼロではないだろうが、ミニ政党「たちあがれ」じゃ大したことはできないだろうね。除名されたという経緯を考えれば今更民主党入りなどできないだろうし、仮に自民党に入党しても外様のこの男にどれほどのことができることやら。
■安保理決議1441号を北朝鮮にも適用せよ(東京財団提言04.3)
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/953921/
なお、北は人工衛星打ち上げと称しているが、金正日は何を持たせても悪用以外しない。
あの男が運営する限り、衛星は、工作員の浸透に向けた情報収集や、俗悪きわまりない政治宣伝放送の高音質化など、周辺諸国にとっても北朝鮮住民にとっても害にしかならない。遠慮なく撃ち墜とすべきであり、それは人道的行為だ。
おいおい。ミサイルならともかく人工衛星撃墜なんか違法行為じゃねえのか?
もちろん、北が報復として日本やアメリカの人工衛星を打ち落としにきた場合、こちらも文句は言えないが、北にそんな技術はない。
「こちらも文句は言えない」ということは、どうやら島田も「違法行為」と自覚してるらしい。しかし「どうせ北朝鮮には反撃できないから問題ない」ですってよ、奥さん。「のび太は俺に逆らえないから何でもやってやる(ジャイアン)」レベルのバカを公言する人間でも大学教授が務まるのが、福井県立大学なんですね。
北が“過剰反応”し、日本にテロ攻撃、軍事攻撃を仕掛けてきたなら、その時こそ力による決着を付ける(北の体制をつぶす)絶好の機会だ。
命知らずって言うかなんて言うか。何でそんなに北朝鮮と戦争で決着をつけたがるんだか。しかも「内心そう思ってるけどその本心を隠してる」のならまだしも堂々と公言ですよ。こんなのとよくおつきあいできるよな、家族会は。
攻撃対象は政権中枢や軍・国家保衛部の拠点、強制収容所の管理棟など。一般住民はもちろん保護対象
さすがの島田も「一般民衆も巻き添えで死なせてもかまわない」とまで言う気はないらしい。ただしそんなきれいな攻撃ができるとは思えないし、島田だって口から出任せでやる気もないだろうが。
■保守派が危機感を抱くオバマの最高裁人事
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/659897/
オバマの投票歴や、オバマ夫妻が、ゲイのカップルにも結婚資格を与えるべきとの主張をしていることなどから、保守派は、オバマ政権誕生に対し、強い危機感を隠さない。
ゲイカップルを認めないというのは同性愛者差別でしかないと俺は思うが、島田はそうは思わないらしい。
ちなみに、日本の場合、憲法第24条に、「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立し……」とあるため、ゲイ・カップルにも「結婚」を認める法律や条令を作ろうとしても、憲法違反となる。
いや、そんな珍解釈してる憲法学者はいないから。「両性の合意のみに基づいて」ってのは「戦前みたいに親の許可とか必要ないよ」と言いたいだけで「同性愛カップル認めない」って意味じゃないから(当時は同性愛カップルの存在が「すべてorほとんど」の国会議員に意識されなかったから「両性」と書いてあるに過ぎない)。
むしろゲイカップルを認めない現行民法の方こそ「性差別」か「思想差別」か何らかの差別にあたる疑いがあるのだが。
まあ、島田の珍解釈は論外として、「両性の合意」ってのは「カチンと頭にくる同性愛者」の方もいるかもしれないから、可能ならば「二人の合意」とかに明文改憲した方がいいかもしれないがね。もちろん「可能ならば」だが。書き換えずとも島田のような珍解釈を最高裁や内閣法制局が採用しない限り、問題はないので。
米保守派には、合衆国憲法に、結婚は「一人の男と一人の女」のみによって成立すると新たに書き込もうという運動があるが、彼らにとって、米リベラル派が深く意識することなく作った日本国憲法第24条は、実にうらやましい存在だろう。
うらやましいも何もそういう珍解釈してるのはお前だけだからな。
■「中共」の英語版「チャイコム」(ChiComs)
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私は中国政府のことを、中国共産党の略称であり批判的ニュアンスのこもった「中共」という言葉でよく呼ぶ。
媚中派リベラルの多い学会などで使うと、“知り合いの輪”がグッと狭まることは間違いない。
今時「中共」なんて極右以外使わないからな。そりゃ普通の人はどん引きする。「中共」なんて使って「知り合いの輪が広がる」のは極右集会ぐらいのものだろう。島田の場合、「“知り合いの輪”がグッと狭まる」のは、「中共」だけが理由では明らかにないが。
そして「つきあいが狭まること」を「俺と同意見の人だけとつきあうからいいもんね」とむしろ喜んでるらしい島田には呆れる。当人がそれで幸せなら他人がとやかく言うことではないが。
リンボーはオバマ支持者からは蛇蝎の如く嫌われており
オバマ支持者でなくても、たとえ共和党支持者でも『「中共」の英語版「チャイコム」』なんか使うリンボーなど評価しないだろう。リンボーと同レベルの島田にはそれがどうしても理解できないようだが。
■「拉致・講演集会」イン富山の案内―アジアの狂犬をどう倒すか
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2167837/
拉致問題の集会の案内文で「拉致被害者を救出したいという熱い思い」をかくならともかく「中国と北朝鮮をレジームチェンジ(体制転覆)したいという反中国・北朝鮮の熱い思い」を書くとは、この男は全く何を考えてるのやら。
「尖閣での施設建設や閣僚の靖国参拝」の是非以前に、「拉致問題解決と全く関係ない」それらのことを拉致問題集会の案内文で書ける頭の馬鹿さが度し難い。
■富山・講演集会にて―「自衛隊は北朝鮮に入れる」
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/845062/
質疑応答に入って、会場から、「自衛隊が拉致被害者救出のため北朝鮮に入るには、憲法改正を含め、どのような法的措置が必要か」という重要な質問が出た。
荒木氏は、「首相の意思さえあればいつでも入れる、憲法改正を待つ必要はない」との趣旨を簡明に述べた。
私も同意見で、次のように答えた。
『北朝鮮による拉致は、戦時国際法でも許されない非戦闘員の拉致であり、戦争行為というより戦争犯罪だ。軍事力による原状回復*19に何の問題もない。
今の憲法を素直に読めば、自衛隊は憲法違反だろうが、国防上必要だから保持している。そこまで解釈改憲しつつ、今さら細かいことを気にするのも妙な話だ。
自衛隊をイラクに派遣するに当たり、小泉首相が国会でどう答弁したか。「自衛隊は戦闘地域には行かないから憲法違反ではありません」と。
野党が、「混乱がつづくイラクで、戦闘地域と非戦闘地域をどう区分けするのか」と追及すると、「そんなこと、私に分かるわけないでしょう」とか「だから、自衛隊が行くところが非戦闘地域なんですよ」など、論理的には無茶苦茶だが、気合いで押し切った。あのやり方が大いに参考になる。』
会場のウヨ質問と荒木の回答も酷いが、島田はそれに輪をかけて酷いな。
「北朝鮮に自衛隊突っ込ませることが違憲かどうか」が「自衛隊が合憲かどうか今更論じるのと同じくらい小さなこと*20」なんて左派は勿論、保守ですら、極右以外そこまでエキセントリックなことは言わないだろ。
小泉みたいな答弁すればいいんだ、ってよくねえよ。道義的問題や法的問題はさておき、北朝鮮に自衛隊なんか突っ込ませたら、北朝鮮の反撃で周辺諸国(日本や韓国)にどれだけ被害が出ることやら。本当に命知らずだな、こいつら。
■北に甘く、「対馬」で虚勢を張る韓国宥和勢力の愚か
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/659183/
そういう挑発的なこと言って何か意味があるんだか。
私が畏敬する韓国の友人たちは皆、何よりも、この巨大な不正の排除、すなわち「反国家団体=金正日一派」の打倒、韓国による速やかな吸収統一を目指している。彼らの眼中に竹島問題など入ってこない。
「反共反北朝鮮のためなら、独島(竹島)なんかどうでもいい」なんてのは明らかに韓国保守の主流じゃないから。
そういうこと言ってる奴らは激しい批判を浴びてるわけでね。
韓国の与野党国会議員50人が「対馬返還要求決議案」を発議したというが、恐らく、北に宥和的姿勢を取っている議員ばかりだろう。
いやいやあの国では右も左も独島ナショナリズムでしょ?(島田とつきあうような日本右翼に媚びる連中を除く)。何で独島万歳って言ったら北朝鮮シンパ扱いになるんだか。「対馬返還要求」ってのは事実なら無茶苦茶(歴史に無知なので、大昔はどうか知らないが今は誰が考えても韓国の領土じゃない)だと思うが、まあ本気じゃなくて「竹島の日」に対する対抗行為でしょ。本当に返還されてもあちらも困るでしょ。
対抗行為でもやり過ぎだと思うが。
■証言・ブッシュ再選直後の国務省内
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/462059/
ジャーナリストが特定の政治家と密接な関係というのはもはやまともなジャーナリストとは呼べないと思うのだが?。しかもそれが、まともな政治家ならまだしもネオコンのボルトンかよ。
イランの核開発追及などで知られ、その功績で、2006年度ノーベル平和賞にボルトンとともにノミネートされた(アールマーク・スウェーデン副首相が推薦。結果的には落選)。
そりゃイラク戦争(2003年)を推進したネオコンのボルトンとその友達なんか推薦したって落選するに決まってる。ネオコンに受賞させるようないかれた委員はいないだろうし、与えたら賞の権威が地に落ちるわ。すさまじいノーベル平和賞選考委員会批判が全世界に広がるだろうな。
つうか推薦する奴がいることが信じられない。島田じゃあるまいし、受賞の可能性があると本気で思ってるのかよ。アールマークって人はよほどの極右なんだろう。そういう極右が一時的でアレ、スウェーデン副首相ねえ。ちょっとがっかりした。
ちなみに2006年のノーベル平和賞はグラミン銀行とムハマド・ユヌス*22だ。
■「遺骨」を出してくれば殺害と見なす
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/336991/
家族会・救う会はもはや証拠としての「遺骨」を求めてはいない。北が、(注:生きている)拉致被害者の身体の一部*23を毀損し、今度はDNAが検出される程度に焼いて、「遺骨」の一部と称して出してくる可能性があるからだ。
「生きている人間の体の一部を切断して遺骨とし、その人間がもはやこの世の者ではないかのように偽装する」
何その「本格ミステリー」並の珍トリック。
常識人には思いつかないな。
そんな厄介なことして死亡偽装するくらいなら蓮池さんたちと一緒に帰すだろ。
北は、2004年11月、横田めぐみさんと松木薫さんの「遺骨」(松木さんについては2度目)を日本側に渡した際、他に遺骨はないと断言した。
従って、今後もし、北が新たに「遺骨」を出してきた場合、(注:死亡時期がわからなくても)2004年11月以降に殺害したものと見なす、そう日本政府は宣言せねばならない。
ただの言いがかりじゃねえか。
おいおい、政府はもちろんだが「巣くう会」も建前は「経済制裁は対話に持ち込むための圧力」じゃなかったのかよ。
「決起しろ」って朝鮮人民軍にクーデターそそのかしてるんじゃねえよ。まあ、クーデターなんか起こるとは思えないが。
金正日に何かメッセージがあるか? 何もない。救いがたい男という他ない。可及的速やかに歴史の灰の山に墜ちていくことを願うのみだ。
しかし、金正日の周りに対しては、メッセージがある。あの男を除去せよ。
書き換えてみよう。
「島田洋一に何かメッセージがあるか? 何もない。救いがたい男という他ない。可及的速やかに歴史の灰の山に墜ちていくことを願うのみだ。
しかし、島田洋一の周り、家族会や救う会に対しては、メッセージがある。あの男を拉致運動から除去せよ。」
いや、しかし、島田のトンデモぶりを考えるとあの男を除去すべきなのは「拉致限定」じゃないな。除去しないとしても少なくとも「救う会副会長」なんて地位につけるのは論外だろ。
■首相の靖国参拝について
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/262944/
安倍内閣の16閣僚がいずれも、8月15日には靖国神社に近づかない意向と報じられたが、事実とすれば、情けない話だ。
(中略)
(注:それが事実なら)大局観のない小物ばかりをピックアップした、大いに人選を誤った内閣ということになろう。
その「大局観のない小物」をピックアップしたのは島田の大好きな安倍だと言うことを島田はどう理解してるのだろうか?
安倍首相は、秋の例大祭時ないしそれ以前に靖国神社に参拝するはずだ。
行くとも行かないとも言わず、結局行くから、曖昧戦術なのであって、行かなければ、単に、手の込んだやり方で日本国民を誤魔化そうとしたということになる。
安倍氏はそんな行動に出る人ではない、と私は信じている。
行くとも行かないとも言わず言ったら「手の込んだやり方で中国国民を誤魔化そうとしたということになる」が、島田的には何ら問題ないらしい。それはともかく、もちろん安倍は首相在任中一度も靖国には行きませんでした。
おそらく島田は「秋の例大祭に行く気だったが体調不良による辞任で行けなかっただけだ」とでも自己欺瞞してるのでしょう。
*1:安倍内閣で国家公安委員会委員長・内閣府特命担当大臣(防災担当)
*2:そんな建前はウヨ以外、内モンゴル側ですら誰も信じてないだろうが
*4:中曽根内閣防衛庁長官、宮沢内閣官房長官、自民党政調会長・幹事長を歴任
*6:むしろ日本はアメリカとの関係の方が「植民地的」と思うがそう言う批判は勿論島田はしない
*7:つくる会の八木秀次グループがつくる会を脱退してつくった団体。「第二つくる会」とでも考えればよいだろう。産経は八木グループの方をより熱心に支援している
*8:頭も切れなければ、賢くもない、人格も低劣な「三流田舎大学教授」の島田が言うと説得力抜群ですね(毒)
*9:「汚沢」などと言う低レベルな中傷ができるところがさすが島田だ。
*10:どうせできないと思って島田がふっかけてるだけだろうが。かりに全政治犯を釈放したとしても「まだいるはずだ、隠してるはずだ」と因縁つけるであろうことが見え透いている。
*11:著書『北朝鮮・中国はどれだけ恐いか』(2007年、朝日新書)
*12:「倒れた」とか「倒した」と言うよりソ連共産党保守派がずさんなクーデター計画で自滅したという方が正しいと思うが。そしてゴルバチョフ登場後の米ソ関係はそれほど敵対的なものではないと思うが。
*13:ここまで罵倒すると言うことは島田と巣くう会の脳みそには北朝鮮との交渉はないのだろう。政府の立場は「対話と圧力(対話の場で優位に立つための圧力)」で、建前では島田らもそれを支持しているはずなのだが。
*14:お前のゆがんだ目にそう見えるってだけだろ?
*15:「栗栖弘臣」とか「超法規発言」とかでググればどうなるか予想がつくと思うよ
*17:カーター政権で国務次官補、クリントン政権で国家情報会議議長、国防次官補
*18:「飲酒で泥酔」と書かず「意識朦朧」とごまかす点が実にせこい。
*19:自衛隊を北朝鮮に突っ込ませて拉致被害者を取り戻すと言うことだろう。拉致被害者の居場所もわからないのに寝言にもほどがあるが。
*20:なお、俺個人は自衛隊違憲派ですので、自衛隊の憲法適合性を論じることについては「今更」とか「小さなこと」とかは思っていません。
*21:北朝鮮のこと。韓国では未だに法律上「朝鮮半島の正統国家は韓国のみ」となっているのでそういうことになる。まあ、金大中氏の平壌訪問などでわかるように事実上「北朝鮮=反国家団体」とした法律は空文化してるのだが、ウヨの反発で明文改正には至っていない
*22:著書『ソーシャル・ビジネス革命』(2010年、早川書房)
*23:やくざの小指つめみたいなことでもするのか?