id:noharraの紹介するオーセル女史の文章が酷すぎる話について(その1)(追記・訂正あり)

 当初はタイトルを「オーセルというバカ女」としていたのですが一寸乱暴かなと思い「オーセル女史」に書き換えましたが他はほとんど違いはありません。

【その1】
「烈火の中の永遠の生」
http://d.hatena.ne.jp/noharra/20120309#p3

 どう見てもチベットの自殺を煽ってるようにしか見えないが、id:noharra君はこういうの読んでも「そんなに自殺がすばらしいと思うのならオーセル夫婦が模範を示して夫婦仲良く焼身自殺してくれればいいのに」「オーセルの文章に好意的らしい劉燕子も模範を示して焼身自殺すればいいのに」「焼身自殺用のガソリンや灯油がほしかったらいつでも調達してあげるのに」とは思わないらしい。
 「チベット焼身自殺に理解を示すこと」は「チベットの自殺を天まで高く持ち上げ、自殺を煽ること」とは違うだろうに。全くオーセルみたいなバカには殺意を覚えざるを得ないな。

私は映像の中に出てくるチュパを着たチベット女性でありたいと思いました。彼女は叫ぶことなく、烈火に呑まれた尼僧に近づき、尊敬の念を表す白絹のカタを尼僧の首に投げかけました。

 「人の自殺を見て、それを英雄視するような鬼畜」や「そんな鬼畜を絶賛するオーセルのような犬畜生」には俺はなりたくないが。自殺は所詮自殺だ。同情はするが絶賛すべき代物ではない。だからそんなに自殺がすばらしいと思うのならお前が夫婦そろって仲良く焼身自殺しろよ、オーセル。
 「私も夫も死にたくありません」「死んでも中国政府が喜ぶだけ」とかいうなら他人の自殺を絶賛するんじゃねえよ、オーセル。
 「価値の高いお前ら夫婦」は「死んだら中国政府が喜ぶ」が「価値の低い一般チベット人」は「死んだら中国叩きに使える」と言ってるようにしか見えないが。
 このバカ女の周囲に「バカ言ってるんじゃねえよ」と突っ込んでくれる人間はいないのかね。かわいそうな奴だな。

これに対して、なぜこんなことが起きるのか理解できないという声が広がっています。共産党の代弁者からでたものではなく、逆にチベットに同情を寄せると自認する者や圧制下で弾圧されている人の権利を擁護する運動の先頭に立つ者から発せられています。

「理解できない」ってのは「文字通り理解できない」というより「命の重要性を考えたらやめるべきだ」「そういう抗議は有効とも思えない」の婉曲表現だろ。「理解しろ」と説教を始めるとはオーセルは半端じゃないバカだな。

チベット人は命を粗末にするほど理性を失った愚か者ではありません。チベット人焼身自殺で脅迫するというゲームなどしてはいません。そうではなく、僧侶、尼僧を絶望のどん底に突き落とし、身を烈火で焼き焦がすようにさせたのは、まさに暴政なのです。

「中国が悪い」とか言う前*1に「何があっても自殺はやめましょう、命は大事です」と言う言葉が一言も出てこないのがすごいな。こういうのを「人でなし」「人非人」「腐れ外道」「鬼畜」「犬畜生」「チンパンジー以下の知能」「豆腐の角に頭ぶつけて死んだ方がいいバカ」って言うんだろうね。自殺してる奴らは「焼身自殺で脅迫するというゲーム」はしていないかもしれないが、オーセルは「焼身自殺で脅迫するというゲーム」をしてるようにしか見えないんだが。まあ、そういうことやってると「国際社会のチベット評価」が落ちるだけだし、「中国も強硬策をエスカレートさせるだけ」だと思うから勝手にやってろという気もするが、自殺を煽られる側がかわいそうだよな。

そもそも、チベット人の犠牲には、二重の意義があります。信仰を守ることと、自由を奪還することです。

どう見ても自殺を煽っていますね。何というゲスな性格か、と大変呆れさせていただきました。
本当にありがとうございました。
はっきり言ってそんな事に役立つか疑問ですし、役立てば自殺が正当化できるとは小生は全く思いませんが。

チベットに自由を!」 「ダライ・ラマ法王のご帰還を!」


このような願いはぜいたくだと言うのでしょうか?!

だからそういう「お涙ちょうだい」で自殺を煽ってる自分の鬼畜さをごまかそうとするんじゃねえよ。「そのような願いの是非」と「自殺の是非」と関係ないだろうが。


【その2】
「オーセルさんからの緊急の呼びかけ」
http://d.hatena.ne.jp/noharra/20120310#p1

圧政はいかに大きくとも、どうか命を大切にしてください。

 ブクマもつけましたがこういうのを「出し遅れの証文」というんじゃないですか、id:noharraさん。
 以前の文章に対する俺みたいな輩からの批判にびびって、オーセルは慌ててるようにしか見えませんが。それとも「自殺戦略」の失敗に気づいたんでしょうか?。中国批判として成功すれば自殺煽っていいわけではないでしょうが。

このニュースが入るたびに、心が引き裂かれるほど悲しみのどん底に落ちます。

 自殺を「貴い犠牲」として扇動してたバカがよくも心にもないことを。面の皮が相当、厚いな。

第26人目の抗議の焼身自殺者は、アムドのゴロのソバ・リンポチェで、その遺言は、次の通りです。
 「仏陀が、昔、命を捨て、虎に捧げたように、他に犠牲となったチベット人と同様に、真理と自由と大義のために命を捧げることに決めました。」

 言ってることがまるっきり意味不明ですが。「自殺が有効な抗議になる(はっきり言って有効でないと思います)」とか「有効な抗議になるなら自殺していい(そういう人命を道具にする考えには全く同意できません)」とか言う考え自体間違いだと声を大にして言いたい。そしてこういう事態を阻止できなかったことをもちろん中国政府も恥じるべきだが、チベット側も恥じるべきだろう。オーセルの呼びかけを信じれば明らかにチベット側にも「自殺阻止のよびかけをしなかったor足りなかった」という手落ちがあったのだろうから。

ただ今から抗議焼身自殺を止めましょう。

26人死んでやっと「ただいまから自殺をやめましょう」ですか。もっと早い時点で言えよ。少なくとも自殺が連鎖的に続いてることが明白となった段階で言うべきだろ。

抗議焼身自殺では、私たちの現実を変えられません。

26人も死なないとその程度のこともわからないんですか(毒)。そんな使えない脳みそで日常生活は大丈夫ですか?

私たちを憎む人は密かに、みんな死んでしまえば一番いいとたくらんでいます。

 当初自殺を煽ってた奴がよく言う。まあ中国の評判が悪くなるし、死体の後始末も面倒なので「チベットの中国批判派はみんな死んでしまえばいい」とはさすがに思ってないだろうね。「死んでもかまわない、方針は変えない、妥協はしない」とは思ってるだろうが。

オーセルさんの「ただ今から抗議焼身自殺を止めましょう。一人一人のチベット人は命を大切にして、生き抜きましょう。圧政がいかに大きくとも、私たちの命は重要です。生き抜いてください。」という呼びかけは感動的なものだ。

26人も死んでからじゃないとこの程度の声明も出せないバカのオーセルに感動したと言えるバカのid:noharra

私(注:オーセルではなく野原のこと)は生き抜いてくれと言う立場でもないと思った。

いや「言葉の使い方」に注意する必要はあるだろうが、「生きろ、死ぬな」と人として言うべきだろ。「つらかったら自殺してもいいよ」なんて態度をとる方が無責任だろうに。


【追記】
1)毎回俺の突っ込みをスルーしているid:noharra先生が珍しく応答された。

「bogus-simotukare発言に、切れてしまった」
http://d.hatena.ne.jp/noharra/11001107#p1

俺も

「いっそ中国共産党がぶっ殺してくれないか、その方が世のためじゃないか」とすら思う

と書いたのは「いくらid:noharraの紹介するオーセルの文章のゲスさと、それを何とも思ってないらしいid:noharraの馬鹿さににぶち切れた」とはいえ罵倒のしすぎだったと反省している。まあ、そんなバカはさすがに中国もしないだろうが「中国がオーセルを本当に殺したら」俺が赤飯でも炊いて祝うかと言ったらそんなことはもちろんしないのだから。
しかし「切れる」とか言う前に「オーセルの自殺を煽ってるとしか思えない文章」について何か書いたらどうなんだか。
そして「守る会」への突っ込みなどほかの俺の突っ込みに反応しないid:noharraが今回即反応したのは何故かを考えてみるのも「大変面白い」かもしれない。
つまり「オーセルへの罵倒は許せない」が「三浦小太郎への罵倒には反論したくても反論できない」という「俺ちゃん理解」「ボーガス様理解」でよろしいですか?(毒)

2)ちなみにコメ欄の指摘で気づいたが以前
「特攻を絶賛する奴らはアリス・ハーズや由比忠之進をどう思うね?」
http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20110918
というエントリを書いているのでご参照いただけると幸い。

3)

チベット女流作家オーセルさん

本筋には関係ないのだが、id:noharraは「専業主婦の控除がどうとか」フェミぶってる癖に、「女流」という「フェミ的に問題がある(男流と言う言葉はないので)上に古くさい死語」を使うことに何の疑問も感じないのかと呆れた。「女性作家」でええやん。
 前も「父母」と書けばいいところをid:noharraは「父兄」と平然と使ってたし何だかなあ。

4)以前もオーセルに突っ込んだ気がしていたが
「「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート30(追記・訂正あり)」
http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20081130/1307052595
で突っ込んでたんだな。俺は突っ込んだ文章を「全て三浦の文章」と勘違いしてたが一部は「三浦が紹介するバカ女オーセルの文章」だったわけだ。で、その時は俺は気付いてなかったが、その時から俺はオーセルをバカ扱いしてたわけで当時から俺的には論理一貫してるな。
で、その突っ込み再掲。

チベット人の「焼身抗議」(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=653
(前略)

ビデオは3分もない。(注:三浦が紹介するオーセルの文章)

 焼身自殺をビデオ撮影してる暇があったら、何とかして、命を救えと言わざるを得ない。

私はビデオに写っていたチベット服を着て一言も叫ばなかったチベット人女性でありたいと思う。彼女は炎に包まれるパルデン・チュツォに近づき、敬意の印に白いカタを投げかけた。(注:三浦が紹介するオーセルの文章)

 いや俺はそんな怖い人間にはなりたくない。「正義の自殺だから無問題」と思ってるような輩は「悪を倒す正義の殺人なら無問題」と考えるに違いない。

共産党はなぜこのようなことが起こるのかを理解しない。(注:三浦が紹介するオーセルの文章)

 中国共産党に限らず、普通の人間は自殺者の心理なんかわからない。「死んで花実が咲くモノか」って奴だね。

独裁者が信じるものは銃と金のみ。(注:三浦が紹介するオーセルの文章)

 チベットの資源問題とか「金」の問題がないと言わないが、中国には中国の信念があるだろ。敵をそうやって悪魔化する事は問題解決に全く役立たないと思う。

偉大な利他的行為に人を導く信仰の力も理解できない。(注:三浦が紹介するオーセルの文章)

・信仰の結果が自殺か。自殺が「偉大な利他的行為」か。単に中国のチベット支配に絶望しただけで「利他的行為」なんて立派なモノじゃないだろ。本当に信仰の結果が自殺ならチベット仏教なんかくだらないからこの世にいらない。
(中略)
・「特攻を絶賛する奴らはアリス・ハーズや由比忠之進をどう思うね?」(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20110918/1316296778)にも書いたが、じゃ、アリス・ハーズや由比忠之進の自殺をお前はどう思うんだ?。俺は「他人の悲劇(アメリカの侵略に苦しむベトナム人民)に何も出来ない自分の無力に耐えられず抗議自殺を選んだ」彼らを「ある意味立派な人格の持ち主」として尊敬はするが「さすがに手放しでたたえる気」はない。自殺が抗議手段として有効と思わないし、人命の重大さを考えたら動機が何でアレ、自殺を礼賛するのは問題がありすぎる。
・「自殺を礼賛する」なんてバカなことはせずに「何があっても生きろ」というべきだ。そう言っても自殺する奴は自殺するだろうが、自殺礼賛などふざけすぎだ。ダライもそう言う屑の一員として「自殺は止めろ」とは言わずただ傍観してるのか?

チベット人は命を粗末にする*2ほど馬鹿ではない。(注:三浦が紹介するオーセルの文章)

 日本にも、どこの世界にも自殺する奴はいるし、自殺者をバカ扱いしても問題の解決にはならないから「バカだとは思わない」が利他的行為と絶賛する行為でもない。絶賛する奴(注:もちろん三浦とオーセル)はバカだし、そう言う奴こそ利他的精神を発揮しお手本としてすぐさま自殺すべきだ。

彼ら僧侶や尼僧を絶望の底に追いやり、焼身の炎を点火させたのは彼ら独裁者である。(注:三浦が紹介するオーセルの文章)

 自殺を利他的精神と賛美し、自殺を煽ってる屑(注:この文章を書いてるときはオーセルのことは頭になかったが今はっきりと言おう。「オーセルは屑」だと。)にそんな事を中国政府も言われたくないだろ。

*1:「もちろん中国は悪いのだろう」とは思うがね。ああそれと「前」ってかいたけど「後」でもいいんだがこのオーセルの文章のどこにも「自殺だめ」って文章はなくて、自殺煽ってるとしか思えない文章しかないのよ。

*2:いや粗末にしてるだろ。抗議手段として有効だと本気で思ってるのか?。仮に有効だとしても人の命がそんなに簡単に失われていいのか。