いつもどおりid:noharra氏に突っ込む(3/26分)(追記・訂正あり)

@gameover1001餓死を防ぐ約束で作った過酷な国家システムが東北人を餓死から守れなかったとき国民は二二六事件を許容した。国家よりも「至誠」を信じるようになった。>二二六事件は鎮圧され官僚が勝利した。つまり至誠は敗北した。そして戦争が始まった(id:noharraのツィート)

226事件は別に東北を救うための犯行じゃねえっての、gameover1001。
・そしてid:noharraよ、官僚は勝利したって青年将校も官僚だろ。
昭和天皇が鎮圧命令を出して、一方陸軍上層部(陸軍官僚)は、当初責任追及を恐れて青年将校を処罰せずにうやむやにごまかそうとしていた事実を平然と無視するんじゃねえよ。
・なお、結局、陸軍官僚は側近を殺された天皇の怒りに屈し青年将校を見捨てた上で、自分らの権力の維持強化に動いたが、青年将校が鎮圧されようがされまいが、陸軍官僚の地位に変化はなかっただろう。青年将校の攻撃ターゲットは陸軍官僚ではなかったからだ。彼らは「腐った陸軍上層部を抹殺して、自分がそれに取って代わろうとしていた」わけではない(だから真崎甚三郎大将*1を首相にしたいという要求が出る)。
彼らの攻撃ターゲットは「彼らにとっての陸軍の敵」であり彼らこそ「陸軍セクショナリズムにとらわれた陸軍絶対主義者、官僚主義者の一種」なのだがid:noharraにはそれが理解できないらしい(だからこそ暗殺された人間にも陸軍軍人は陸軍教育総監渡辺錠太郎しかいない)。
・「戦争が始まった」って、すでに戦争は始まってた(もちろん本格化するのは226事件後に発生した盧溝橋事件からだが)し、別に青年将校反戦派じゃねえよ。連中がたとえ226事件を起こさず生きていたとしても、その後の中国での戦争泥沼化や太平洋戦争には反対しないだろうよ。
うぜえからバカは黙ってろよ、id:noharra(もちろんgameover1001も黙れ)。
しかし以前も似たようなバカツィートしてたからエントリで今回と同様のことを書いて突っ込んだけど、俺の突っ込みを無視してまたバカツィートか。面の皮の厚いクズだな、id:noharraは。

*1:台湾軍司令官、参謀次長、陸軍教育総監を歴任。事件当時、軍事参議官