今日のMSN産経ニュース(3/31分)(追記・訂正あり)

■【土・日曜日に書く】論説委員・皿木喜久 「保守合同」に学ぶ改憲の道
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120331/plc12033103210010-n1.htm

三木の信頼が厚く、大野との密談をセットした保守合同の陰の立役者だった。

そう言うフィクサー稼業は新聞記者のやるべき事ではないだろ。そういうことが当時から横行してるからナベツネみたいな人間が生まれたわけだよ。まあ、ここに名前の出てる緒方竹虎も朝日出身だし、そういうことだから日本のマスコミはマスゴミと(以下略)。

「戦後の占領政策を改革し、憲法を改正するには保守が一本になるしかないと考えたからです」

 社会党が左右統一したのに、分裂してたら選挙に不利だって党利党略なだけだろ。それプラス1955年つうたら日本的にも世界的にも「広義の左派運動」がある種の盛り上がりを見せていたことも忘れたらいかんね。要するに「保守党びびってる!。へいへいへい!。保守党びびってる!」って話ですよ。ウィキペ「1955年の出来事」を参照して「社会党再統一」以外にいくつか例を適当に挙げると
1)インドネシアのバンドンでアジア・アフリカ会議開催:インドのネルー首相、インドネシアスカルノ大統領、中国の周恩来首相、エジプトのナセル大統領が活躍
2)ワルシャワ条約機構結成
3)1954年の第五福竜丸事件によって高まりを見せた反核運動がついに「第1回原水爆禁止世界大会」を開催
4)世界平和アピール七人委員会結成
5)砂川基地闘争の開始
6)日本共産党六全協を開催し、分裂状態に終止符
7)第1回日本母親大会開催


 このままじゃやばいとびびってたことが合同の理由の癖して、全くかっこつけやがって。かっこつけの台詞が改憲ってのも頭が痛いが。

新生自民党衆院で300議席にふくれあがっていたが、憲法改正には足りない。そこで多数派に有利な小選挙区制を導入、一気に改憲を目指したのだ。
 だがこの政治手法はあまりに強引で露骨に見えた。

見えたじゃなくて明らかに強引だろ。大体そう言う党利党略で選挙制度改革しようとするんじゃねえよ(失敗に終わるが)。って民主の野田が画策する比例削減も目的は鳩山一郎と同じなんだよな。産経、自白乙。