新刊紹介:「前衛」6月号

「前衛」6月号の全体の内容については以下のサイトを参照ください。
http://www.jcp.or.jp/web_book/cat167/
 以下は私が読んで面白いと思った部分のみ紹介します。(詳しくは6月号を読んでください)


■「古典教室・革命論(下):多数者革命論はどう継承されてきたか」(不破哲三
(内容要約)
「古典教室」(http://www.jcp.or.jp/kk_kyousitu/)のうち
 第10回「エンゲルス『「フランスにおける階級闘争」への序文』第1回」、第11回「エンゲルス『「フランスにおける階級闘争」への序文』第2回」、第12回「マルクスエンゲルス以後の理論史」をまとめたもの。
前回の(上)が、第10回講義分であり、今回の(下)が「第11回分」である。来月が「第12回分」らしい。
 前衛収録時に多少の加筆訂正はあるだろうが、前衛を読まなくても「古典教室」サイト(http://www.jcp.or.jp/kk_kyousitu/)にアップされてる「不破氏の講義動画」「講義資料のPDF」「10〜12回講義を紹介した赤旗インターネット記事」で内容をある程度把握できる。なお、不破氏には「古典研究 議会の多数を得ての革命」(2004年、新日本出版社)と言う著書がある。

参考
赤旗
『「古典教室」 不破社研所長の第11回講義』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2012-01-26/2012012609_01_0.html


■「展望と希望を語り、新しい政治への道を開く:大激動の時代、共同広げ逆流を許さない」(山下芳生
(内容要約)
民主党政権が公約を破り推し進めようとする消費税増税を景気の観点からも格差是正の観点からも支持できない。また国民世論を無視し、大飯原発再稼働を企んでいることも批判せざるをえない。
・ただし最大野党・自民党は消費税増税でも、原発問題でも民主党と真に対立する立場ではなく評価できない。
・マスコミのおべんちゃら報道もあり、いわゆる「ガラガラポン幻想」から「大阪維新の会」を支持する動きも見られる。消費税問題でも原発問題でも維新は自民、民主に対立する立場ではないこと、それどころか「思想調査問題」「捏造リスト問題」「親学条例問題」などで見られるように、独裁性や非合理性、論理性のなさで最悪の政治集団であることを強く訴えていく必要がある(そもそも維新の大部分は大阪の自民が看板を掛け替えただけだが)。


■座談会「沖縄5/15*1から40年:沖縄県民と党のたたかいから何を学ぶか」(中松庸全、根保幸栄、古堅実吉、宮里政明、宮良作、比嘉瑞己)
(内容要約)
沖縄革新運動の長老たちによる日本復帰までの様々な運動の思い出話です。「核抜き・本土並み」のスローガンを掲げ、復帰ができたことはよかったが、現在も様々な問題があり、それを解決するには今後も戦いが必要だと。過去の運動から学ぶべきは学び、一歩でも二歩でも前進しようと。

参考

瀬長亀次郎(ウィキペ参照、1907年(明治40年)6月10日〜2001年(平成13年)10月5日)
 戦後、名護町助役、沖縄朝日新聞記者、毎日新聞沖縄支局記者を経て、1946年にうるま新報(現琉球新報)社長に就任。在任中、沖縄人民党の結成に参加したことにより、軍の圧力で同社長を辞任。雑貨店を経営する傍らで沖縄人民党書記長となり、1950年、沖縄群島知事選挙に出馬するが、準備不足もあり落選。しかし、1952年の第1回立法院議員総選挙ではトップ当選を果たす。
 1954年、米軍は沖縄人民党事件で、瀬長をたった1人の証言を証拠として弁護士なしの裁判にかけ、懲役2年の判決で投獄した。出獄後、1956年の那覇市長選に出馬する。対立候補から選挙妨害を受けるが、まったく保護されない無法選挙を戦うことを余儀なくされたものの、大方の予想を覆し当選を果たす。だが占領軍出資の琉球銀行による那覇市への補助金と融資の打ち切り、預金凍結の措置に遭い市政運営の危機に見舞われるが、市民は自主的な納税によって瀬長を助けようとし、瀬長当選前の納税率が77%だったのに対し当選後は86%にものぼり、最高で97%にもなった。そのおかげで自主財源での市政運営ができ危機を脱する。これに対し占領軍と沖縄自民党(今の自民党沖縄県支部連合会)は7度にわたる不信任決議を提出するが、いずれも不発に終わる。しびれをきたした占領軍は布令改定で、1954年の投獄を理由に、瀬長を追放し被選挙権を剥奪した。市長在任期間は一年足らずであったが、那覇市政をめぐる米軍との攻防は、瀬長に対する沖縄県民の絶大な支持を呼んだ。
 1970年の沖縄初の国政参加選挙で衆議院議員に当選する。以降7期連続当選を果たした。沖縄の日本復帰後は人民党は日本共産党と合同し、瀬長は共産党副委員長などを歴任。1990年、政治活動を引退する。2001年10月5日、肺炎で死去。享年94。
 ジュリオ=キュリー賞、那覇市政功労賞、県自治功労賞、沖縄タイムス賞(自治賞)を受賞。那覇名誉市民、豊見城名誉村民。
 1998年には映画「カメジロー 沖縄の青春」が制作された。

著書
『沖縄からの報告』(岩波書店,1967年)
沖縄人民党 闘いの二十五年』(新日本出版社,1970年)
『民族の怒り もえあがる沖縄』(新日本出版社,1971年)
『民族の悲劇 沖縄県民の抵抗』(新日本出版社,1976年)
『民族の未来 沖縄に平和と文化を』(新日本出版社,1978年)
『瀬長亀次郎回想録』(新日本出版社,1991年)

古堅実吉(ウィキペ参照:1929年7月5日〜)
 琉球政府下にて中央巡回裁判所書記官、弁護士、立法院議員、沖縄人民党書記長として活躍した。
 沖縄返還後、沖縄県議会を経て、1990年の第39回衆議院議員総選挙沖縄県全県区で初当選。2000年第42回衆議院議員総選挙には不出馬、政界を引退した。2002年1月から2002年4月まで「命(ぬち)かじり-回顧録-」で琉球新報に連載し、同年8月に琉球新報社にて刊行した。


■「沖縄から見た憲法問題」(小林武*2
(内容要約)
ベタな内容ではあるが、要約すると
憲法が蹂躙されている沖縄の状況を論じずして、変えずして、憲法学者とか護憲派とか言うことはできない」といったところか。


■「労働戦線の現状を見る:露わになる連合の二つの弱点」(昆弘見)
(内容要約)
「二つの弱点」とは
1)「労使協調主義が度を超しており、その結果、原発問題でまともに財界批判もできない」
2)「民主党支持が度を超しており、その結果、消費税増税という明らかな公約破りにして、庶民いじめをまともに批判できない」といったところ。
 その結果、導き出される結論は
1)「連合内改革派(いるのかどうかとか、いたとしてどのような勢力なのかとか俺個人は知らないが)の奮起奮闘。執行部への厳しい批判の展開」
2)「非連合系労組(全労連全労協など)の奮起奮闘」という結論が導き出され、筆者は赤旗記者で発表媒体も前衛のため、やや全労連びいきの文章となるわけである。


■「日本の再生になぜ中小企業の力が大事か」(吉村文則)
(内容要約)
うまく要約できないので、赤旗の「中小企業関連記事」の紹介で代替する。

赤旗
「主張:中小零細企業 「町工場の灯」守ると言うなら」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2010-02-11/2010021101_05_1.html
「中小企業支援を政治の柱に、市田書記局長の代表質問」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2011-01-29/2011012902_02_1.html
「全商連 震災復興へ緊急提言、生活・地域の再建が土台」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-04-22/2011042206_01_1.html
「住民主人公の復興を、中小商工業研がシンポ」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-06-25/2011062505_01_1.html
「中小業者が評価される社会に、全商連が創立60周年記念行事、市田書記局長があいさつ」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-11-28/2011112804_01_1.html


■「財界の支配を許さず、科学・技術を国民の手に取り戻すために:大震災と原発事故の教訓をいかす研究のあり方を考える」(つくば技術問題研究会)
(内容要約)
原発事故の教訓は学者が政財官の原子力マフィアに対抗できず、御用学者化したことであり、このような事態を避けるためには、「学問の自由」をどう担保するかだがそうした議論が十分行われていないとする批判。
 国の研究機関である研究機関独法や国立大学法人が「国策を正当化する御用学者集団」とならないようにするにはどうすべきかは簡単な問題ではないだろうが、筆者が指摘するようにまずは潤沢な予算確保に努めるべきだろう。財政再建を理由に予算を削減し続けてきた政府の態度は批判されてしかるべきだ。

参考
赤旗
「主張:科学予算削減、基礎研究と若手支援つぶすな」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-11-25/2009112502_01_1.html
「益川氏が国に意見、交付金減で「大学崩壊」」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-10-22/2010102201_05_1.html
「教育予算拡充を、宮本議員が筑波技術大を視察、茨城」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-11-13/2011111304_01_1.html


■シリーズ・高校生の成長と高校教育の再生・創造・発展をめざして(2)
「なくせないのか!高校入試」(綿貫公平)
(内容要約)
いまや高校全入時代であり、果たして高校入試は必要なのか、高校入試を廃止すべきではないかという問題意識が必要であると考える。
また高校入試の存在意義、価値を認めるにせよ、それが生んでいる様々な問題(学校間格差や「夜遅くの塾通い」など)をいかに解決するのかという問題意識が必要であると考える。
 高校入試を巡る現状は、全肯定できるものではなく何らかの是正措置が必要だろう。

■論点
青森県民を危険にさらすMOX燃料工場建設再開」(吉俣洋)
(内容要約)
 すごくアバウトにいうとMOX燃料(ウランとプルトニウムの混合燃料)による発電は技術的に確立されたわけではないので、そういう危険なことはやるべきではないという話。
 吉俣氏(共産党青森県委員会書記長、参院青森選挙区予定候補)のツイッターも紹介しておこう。

イギリスで閉鎖されたMOX燃料工場。その理由は、「福島原発事故の影響で、日本のプルサーマル計画の先行きが不透明になった」ということです。その“本家”の日本で同工場の工事を再開する、という異常。

・MOX燃料工場の建設が再開されたことを受けて、県議会の議事録をチラチラと読んでいます。2011年8月(つまり3・11後)、共産党・諏訪議員の質疑で県が見通しを語っています。「2015年までの間に、プルサーマルを16から18基実現したい」。この見通しが実現不能になっているわけです。

3.11の後で共産議員相手に「(政府や電力会社に要請して日本全国で)プルサーマルを16から18実現したい」答弁か。青森県は気でもくるってるのか?

・事務所に戻ると、雑誌『前衛』が届いていました。MOX燃料工場に関わって小論を書きました。核燃サイクル路線の破綻をMOX燃料工場の立場でみるとどうなるか、という感じで書きました。ぜひご覧ください。 http://pic.twitter.com/vJd7mCHX



基本法にそった国立ハンセン病療養所の体制を」(岸田重信)
(内容要約)
赤旗の記事紹介で代替する。

赤旗
ハンセン病療養所を結ぶ官用船運航守った、高橋議員に厚労省説明 来年度の民間委託断念、香川・大島青松園」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-11-28/2010112801_04_1.html
ハンセン病問題対策を、全療協と全原協 厚労相に申し入れ、高橋議員同席」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-12-02/2010120204_03_1.html
ハンセン病大島青松園、官用船を国直営で、高橋議員」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-06-17/2011061704_07_1.html
「人間回復施策前進を早く、市田氏らに ハンセン病関係者ら要請」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-06-21/2011062114_01_1.html
ハンセン病 追悼へ式典、国の支援姿勢に批判相次ぐ」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-06-23/2011062314_01_1.html


■暮らしの焦点
「日本にも返還の必要のない給付制奨学金を」(坂本次男)
(内容要約)
 日本には国レベルの給付制奨学金はない。自治体レベルでは一部の自治体に給付制奨学金が存在する。
 返済の必要がある貸与性ではなく給付制の奨学金は世界の常識である。また子どもの進学は社会的意義のあることであり、「応益主義による個人負担」を持ち出すべきでない。一日も早く、国レベルの給付制奨学金を実現するとともに全ての自治体に給付制奨学金を実現する必要がある。


■メディア時評
「新聞:大飯原発再稼働をめぐって」(金光奎)
(内容要約)
地方紙は比較的、大飯原発再稼働に批判的立場だが、全国紙はそうではなく、読売、産経、日経にいたっては露骨に再稼働推進の立場に立っている事への批判。


■文化の話題
「美術:前衛とアナキズム−『村山知義』展と『前衛の遺伝子』」(武居利史)
(内容要約)
・日本の美術史研究においては左派の運動が軽視されがちであった。また左派の立場から行われる研究も「アナキズム」が日本左派運動において傍流だったことからアナキズムについては十分な研究が行われなかった嫌いがある。
 そう言う状況において、最近、足立元『前衛の遺伝子―アナキズムから戦後美術へ』(2012年、ブリュッケ)が出版されたことや現在『すべての僕が沸騰する―村山知義の宇宙―』が開催されていることは高く評価できる。

参考
京都国立近代美術館『すべての僕が沸騰する―村山知義の宇宙―』(http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2012/390.html
 5月13日(日)まで開催。その後、高松市美術館で5月25日(金)〜7月1日(日)、世田谷美術館で7月14日(土)〜9月2日(日)開催予定。

http://bookbookbookish.blog.eonet.jp/default/2012/01/post-4fa5-2.html
表現急行「前衛の遺伝子」
 大正期にアナキスト大杉栄が関わった芸術団体・黒耀会について、初めて深く掘り下げて作品や組織を論じた。黒耀会やその主宰者である望月桂の名前は、日本美術史を研究している人でさえほとんど知らないけれど、その活動の凄さが知られるようになったら10年後にはMAVO*3並に有名な存在になるはず。


「映画:大震災と原発事故について「何かをしなければならない」−『friends after 3・11』」(伴毅)
(内容要約)
 映画「friends after 3・11」(公式サイト:http://iwaiff.com/fa311/)の紹介。とりあえず原発関係で有名な人全部にインタビューしてみたらしいが最低限「岩上安身、上杉隆武田邦彦」だけはオミットしてほしかった。いや、まともな人もいるけどね、勿論。


「写真:3・11関連が主流に−公募写真展「視点」」(関次男)
(内容要約)
6/1(金)〜6/9(土)に上野の東京都美術館で開催される日本リアリズム写真集団の公募写真展「視点」の紹介。
公式サイト(http://www.jrp.gr.jp/modules/shitentop/


■スポーツ最前線
「日本プロ野球 『共存共栄』の理念が欠如している」(上田龍)
(内容要約)
 戦力を均衡させた方が人気がむしろ高まるとの考えのもと、ドラフトを導入したのにナベツネが「逆指名制導入」や「裏金工作」(最近、朝日にバラされた奴)でドラフトを骨抜きにしてぶちこわしにしやがった、あの野郎許さねえ、というベタな批判。まあ、間違いではないと思うが。

参考
赤旗で見るプロ野球界の問題(巨人を中心に)】

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-07-10/09_02.html
鼓動「まともに意見聞かない球団側」
 会議の前日、選手会がオーナーとの会談を求めたことについて、巨人の渡辺オーナーは「無礼なこというな。分をわきまえなきゃいかん。たかが選手が。オーナーと対等に話す協約上の根拠は一つもない」と放言しました。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-08-17/11_01.html
「実態明らかにし制度改革を、球界の裏金」
 球界に衝撃が走った巨人・渡辺恒雄オーナーの辞任と球団トップの解任劇。13日の記者会見では今年のドラフトの目玉といわれた明治大学一場靖弘投手に、巨人スカウトが約200万円を渡していた不正行為が明らかにされました。
 これまでもうわさが絶えなかった「裏金」の存在。しかし球団幹部の解任という事態に発展したのは初めてのことです。
(中略)
 本人の軽率さはあったとしても、現金を握らせ、入団交渉を有利に進めようとした巨人側に重い責任があるのは当然です。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-03-19/2007031902_01_0.html
主張「プロ野球裏金、組織全体の改革で出直せ」
度重なる裏金の横行は、一球団にとどまらず、プロ野球組織自体が自浄能力を失っていることを改めて露呈しました。この際、徹底的にうみを出し、真相解明に努めなければ、もはやスポーツ組織として社会に顔向けができないでしょう。
(中略)
 いま、プロ野球をとりまく世界は様変わりしています。スター選手の大リーグ流出、ドル箱だった巨人戦のテレビ視聴率は平均一ケタ台に落ちこみ、野球人口も減っています。これまでの人気にあぐらをかいて安閑としている状況ではないのです。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-04-13/2011041301_05_1.html
「主張:プロ野球開幕 特別の思い込めたシーズン」
 未曽有の大震災直後、早々と延期を決めたパ・リーグとは対照的に、セ・リーグは「野球で力を与える」と、予定通りの3月25日開幕を強行しようとしました。
 しかし、選手会労組や世論、ファンのきびしい反対にあい、対応は二転三転。結局、電力消費問題での行政側からの働きかけもあり、12日までの延期を決めました。
 その間、経営者側からは「開幕を延期するとか、プロ野球をしばらくやめるとかいうのは俗説」(巨人・渡辺恒雄会長=読売新聞グループ本社会長)などと、周りの状況判断ができない身勝手な発言が続きました。しかしそれは、国民のプロ野球への信頼を傷つけただけでした。

http://www.jcp.or.jp/akahata/web_weekly/2012/03/2012325.html
球界は放置するのか 巨人の高額契約金、戦力均衡でこそ魅力 徹底解明望むファン
 プロ野球の巨人が破格の契約金を新人選手に支払っていたことが新聞報道され、関心を集めています。球界の「申し合わせ」もこえる異常な契約金をめぐる球界の課題を探りました。

*1:沖縄が返還された1972年5/15のこと

*2:著書『地方自治憲法学』(2001年、晃洋書房)、『憲法判例論』(2002年、三省堂)、『人権保障の憲法論』(2002年、晃洋書房)、『平和的生存権の弁証』(2006年、日本評論社

*3:柳瀬正夢村山知義らが結成した戦前の前衛芸術家の団体