嘉田由紀子ほど卑劣な人間はいないと思う(追記・訂正あり)

オルタナ編集長‏@setsumori
やっぱり脅しだった⇒嘉田知事「300万キロワットは圧縮できると飯田哲也さんや古賀茂明さんと詰めてきたけど、関西電力が個別企業にこうした(知事は圧力をかける手真似)。そうしたら個別企業が税金払わない、(滋賀県から)出て行くと言い始めた」 http://tanakaryusaku.jp/2012/06/0004481
id:noharraがリツィート)

 どう言い訳しようが嘉田が裏切ったことに変わりはないのだが。こういう嘉田を詭弁でかばうバカが脱原発派面しないでほしいと思いますがid:noharra先生はいかがですか?
 しかし「飯田哲也さんや古賀茂明さんと詰めて」といい橋下の子分と化してることを平然と認める嘉田。嘉田当選時に「無所属のしがらみのない人で少しは滋賀がよくなるかも」と思った人間はいい面の皮だ。「未だにリベラルぶってる」嘉田は橋下以上のゲスだと断罪したい。もっと橋下批判派(例:id:kojitaken氏、id:vanacoral氏など)は嘉田をぼこぼこにしてやるべきではないだろうか。
 嘉田を小物と思ってるのかもしれないが、嘉田のような自称リベラルが橋下支持を公言してるのではその害悪は決して小さくはないだろう。


俺が共感する嘉田批判の例

http://sgwse.dou-jin.com/Entry/414/
スーパーゲームズワークショップエンタテイメント「「騙されたアホ」と「確信犯」 」
 橋下の「脱原発」に乗っかった人間達には「騙されたアホ」と「確信犯」の二通りがいたと思う。
(中略)
 最初から確信犯で橋下の「脱原発」に乗っかった好例は関西広域連合の首長達であろう。中でも特に悪質で許し難いと思うのは(俺の注:はなから原発推進派に近く裏切りが何ら意外ではない京都の山田知事などではなく環境派面する)滋賀県知事の嘉田由紀子*1だ。この女は大飯原発再稼動の件で「琵琶湖の水が汚染されたらどうする」と、当初は「一歩も引かない構え」で最も強硬なポーズを取っていたのは記憶に新しい。それなのに、橋下が「限定的な再稼動」を容認してからは嘉田自身もそれに従って再稼動容認にあっさりスタンスを変えた。嘉田自身によれば地元経済界からの突き上げや関西電力と国の脅しのせいでやむを得ずとか何とか苦しい言い訳(http://tanakaryusaku.jp/2012/06/0004481)をしている。だが、それをどこまで信じて良いものか*2
以前にも指摘(http://sgwse.dou-jin.com/Entry/377/)したが、嘉田は自分が橋下シンパである事を明言しており、おまけに橋下の手法を「必要悪」とまで言って擁護・正当化した。しかも自分も維新の会と似たような政治塾(http://www.mirai-seiji.jp/lecturer/Yukiko_Kada.html)とやらを作るなど、橋下の悪い所ばかり率先して真似している所から、その橋下への傾倒ぶりは本気にしか見えない。嘉田は初期こそ社民党や地元市民運動の応援を受けて当選し、無駄な新幹線駅の建設凍結などで「市民派知事」のように言われた。だが2期目の選挙*3では連合(言うまでもなく原発推進最強硬派の電力総連も傘下に入っている)の支援を受けたり、橋下への露骨な擦り寄りを見せるなど明らかに「現実的路線」という名の変節がうかがえる。この手の政治家や自治体首長が橋下に擦り寄る理由は一つしかない。その人気にあやかりたいだけだ。
 筆者は嘉田の橋下に対する露骨な擦り寄りぶりを見て当時このように思った。この女、後々「滋賀県の末広まき子」になるのではないか、と。そしてその通りの事が起こった。
 仮に嘉田が当初は本気で大飯原発の再稼動に反対していたとしても、それを貫こうとすればあるものと正面からぶつからねばならない。嘉田が再稼動反対の為にぶつからねばならない相手とは、本人が言い訳していた地元経済界や関電や国などではなく、他ならぬ橋下徹なのだから。関西広域連合で真っ先に「限定的再稼動容認」を言い出したのは橋下である。悪名高く不人気な関西電力や野田政権にいくら圧力を掛けられた所で、そんなものはいくらでも「国民・県民の支持」を盾に突っぱねられよう。だが、「(悲しい事に)今の日本で一番支持率の高い政治家・橋下徹」相手に「国民・県民の支持」を理由に逆らえるか? そういう政治力学の作用があったのだろう。いや、実際の嘉田や京都府知事・山田啓二(日本で最も厳しい児童ポルノ規制条例を作ると公言した表現規制派の急先鋒)らはそんな事で悩みもしなかったはずだ。日頃から橋下との連携を求めてゴマを擦っていたりそのシンパを称している連中にとって、将来日本の天下を取るかもしれない橋下を取るか、茨の道の脱原発を取るかという選択を迫られれば答はやる前から決まっている。橋下が再稼動を事実上容認してからは広域連合の中でさしたる論争も内ゲバも起こらず、嘉田や山田らもあっさり橋下に従った事がそれを物語っているだろう。
 「大飯原発再稼動問題での関西広域連合の裏切り」とは、脱原発と国&電力会社の圧力を秤に掛けた結果ではない。脱原発を取るか橋下を取るか、を秤に掛けた結果であり、広域連合の首長達にとってはたかが原発再稼動阻止や市民の健康・安全よりも、橋下徹への御機嫌取りの方がはるかに重かったという事だろう。今にしてみれば大飯原発再稼動をめぐる周辺自治体首長達の動きとは、嘉田や山田その他首長達による「将来の天下人・橋下太閤殿下への忠誠競争」に過ぎなかったのではないかとさえ思える。嘉田や山田らにとっては、選挙の際にどれほどの票になるか分からない脱原発派の県民や市民に見捨てられるよりも、橋下に見捨てられる方がはるかに恐かったという事だ。

 末広まき子とは「環境保護のため愛知万博反対」をかかげ、参議院愛知選挙区から無所属で立候補、当選したにもかかわらず、当選後は自民党に入党、「環境に配慮するなら愛知万博に賛成」と言いだし、「裏切り者!」と支持者を激怒させた御仁である。
 自民党内でも彼女を熱心に支持する者など当然おらず、結局、その数年後には選挙で落選という「自業自得の目」にあう。
 今は郷里大阪で「天むす・すえひろ」(http://www.tenmusu.net/)なる会社をやってるようだが、ウィキペ「末広まき子」の「愛知県には出店していない」というのには吹き出してしまった。愛知が天むすの本場だろうに。
 それはともかく橋下批判派は嘉田をぼこぼこにし知事退任に追い込むくらいでないと行けないと思う。嘉田の存在が「嘉田さんが再稼働に賛成してくれればあの人の環境派イメージで俺のインチキもごまかせるんと違うか?。嘉田に近い社民は再稼働に賛成した俺への批判を手控えるのと違うか?」と橋下が思ったことは間違いないだろう。
 ちなみに嘉田の政治塾の内容も
(新版)お魚と山と琵琶湖オオナマズの日々「田原氏が講演で「消費税15%に」/嘉田知事の「政治塾」開講・・・滋賀民報記事より - 」
http://blog.goo.ne.jp/uo4/e/a05503ae44fda4c9e3e2db9620bb7805
によれば相当酷い代物らしい。なお、滋賀民報は共産系の地方ミニコミであり、ここから共産の嘉田評価が読み取れる。つうか共産支持者でなくてもこの講義はねえよ。何だよ、消費税15%って?。野田より酷いじゃん。

*1:俺も同感だ。嘉田はもっとぼこぼこにされるべき

*2:事実だとしてもそんな事は十分予想できたことであり嘉田の恥知らずぶりには殺意を覚える

*3:嘉田を全く評価しなかった共産党はこのとき対立候補を立てている。今思えば共産のこの判断は全く正しかったと言うことが皮肉にも嘉田の今回の醜い裏切りで証明された。