今日は沖縄県議選

 まあ、何か書こうかと思います。選挙結果がわかるのは今日の深夜でしょうから、本格的に書くのは明日以降になるかと思いますが。いわゆる革新系に1議席でも伸びてほしいところですがどうなることでしょう。(追記:非与党が1議席のばした)


【結果】
産経新聞沖縄県議選「知事与党」半数割れ21議席
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120611/lcl12061104280003-n1.htm
 選挙前21議席、今回21議席ですから、革新が大いに伸びると言うことは残念ながらなかったようですが、与党(自公)側が狙った「1議席でも増やしできれば過半数は何とか確保する」も失敗に終わったわけです。
 投票率が今回低かったというのは野田政権の露骨な裏切りにかなり失望していると言うことでしょう。これが野田政権が「沖縄問題でアメリカときちんと対決する」という立場なら、もっとあがったでしょう。


読売新聞「沖縄県議選、知事与党過半数割れ…民主惨敗1議席
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20120611-OYT1T00004.htm
 選挙期間中に森本氏なんか防衛相にするからこういう事になる。しかし野田という男は「与党が議席を減らさなくてよかった」「森本を大臣にして何が悪い」としか思ってないでしょう。「沖縄民主党の皆さんに申し訳ない」「民主党は信用できないという沖縄の意思に深く反省する」なんてことはない。
 沖縄民主党にとって野田は全く疫病神です。ブクマにも書きましたが八つ裂きにしても飽き足らないでしょう。
「民主、共産、社民などの野党・中立(産経いわく非与党)は27議席を占めた(産経曰く、改選前は欠員1の47議席で野党・中立は26議席なので1議席増やした)」そうですから、「民主が失った3議席」は他の野党・中立(共産、社民など)がおいしくいただいたんでしょう。
 共産も1議席ぐらい増やしたんですかね。まあ、後で赤旗読めばわかりますけど。


(追記)
1)
赤旗は読んでいませんがコメ欄で議席を伸ばしたのは社民党と沖縄社大党だと教えていただきました。共産は現状維持と言うことでちょっと残念です。
しかし調べたら未だに「そうぞう」(今回現有1議席をキープ。中間派といったところでしょうか)なんてあるんですね。下地が国民新党入りしてとっくになくなったかと思ってましたが。
2)
議席数があまり変わらないのでは・・・」と残念がっていたのですが、赤旗や現地メディアの報道を信じるならば「野党の戦い方にもよる」でしょうが仲井真県知事の今後の県政運営は楽ではなさそうです。

まずは赤旗

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-06-12/2012061201_01_1.html
自民は県連幹事長が落選するなど3議席後退

 地元メディアの報道を見る限り「改選前と比べて」1議席後退だと思うのですが誤記でしょうか?。「県連幹事長が落選」の方は誤記ではありませんが。
(追記:コメ欄の指摘によれば、3後退とは「前回の選挙獲得議席」と比べてとのこと。わかりにくい文章なので赤旗はもう少しわかりやすく書いてほしかった。)

 次に琉球新報

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-192414-storytopic-116.html
 県政与党の自民は、浦添市区で現職の県連幹事長が落選するなど、議席を減らし、仲井真知事の求心力が低下する可能性もある。
 米軍普天間飛行場の返還・移設問題で、名護市辺野古への移設は不可能としつつ、「県内移設反対」を明言しない仲井真知事の政治姿勢に対し、野党側はさらに攻勢を強めるとみられる。識名トンネル工事の虚偽契約問題でも県の責任を厳しく追及することは必至だ。