日付が完全にずれてますが連続更新という形を取りたいので。
【朝鮮半島ウオッチ】日韓関係は“冷凍状態” 今夏ソウルで反日炎上の恐れも
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120701/kor12070107010000-n1.htm
コレに俺は次のブクマをつけました。
稲田ら自民議員の竹島や慰安婦での挑発行為に一言も触れない点が産経らしい。日韓関係の冷え込みは民主のせいと言うより自民のせいだろうが
コレで終わりにしてもいいんですが他にも書きたいことがあるので。しかし稲田らの行為に触れないとは産経も内心では「アレは失敗だった」と思ってるんでしょうか?。
韓国との関係なんかどうでもいいとまでは産経もさすがに言う気はないようです。
ソウルの日本大使館前に韓国の民間団体が建てた慰安婦像に関して韓国政府は何もしようとしなかったことへの日本側の不快感は強い。
何をどうしろというんですか。違法行為じゃねえし。そもそも慰安婦問題で「the facts」みたいなバカをやる奴が国会議員に複数いるような悲惨な状況、仮にも元首相(安倍のこと)が慰安婦違法性否定論に好意的な態度を取る悲惨な状況では韓国が怒るのも無理ないでしょう。
その辺の街宣右翼が叫んでるのとは訳が違う。
こうした迷走と停滞を修復する日韓間の橋渡し役がほとんど見当たらないことにある。
日本の民主党には「親韓議員」も少なくない。しかし、菅直人政権下で出された日韓併合百年にあたっての首相談話に象徴されるように、民主党は贖罪派がほとんどで、その交渉力は期待薄なのだ。
言ってることが意味不明ですが。「贖罪派がほとんど」だと何で「その交渉力は期待薄」なんですか?
そしてこういう時こそ産経の大好きな自民党が「前与党として解決に乗り出すべき」では?。まあ稲田の竹島での挑発行為を容認する無様さでは自民にそんな事をやる意思も能力もないでしょうが。
ばかばかしいとしか言いようがありません。
産経が何が言いたいかと言えば
1)慰安婦問題で李明博政権が強硬姿勢を取るようになったのは憲法裁判所判決がきっかけ
2)憲法裁判所の判決は盧武鉉政権が「慰安婦問題を憲法裁判所に訴えられるように制度改正した」から出た(注:本当にそうなのかは俺は知りませんが)
3)盧武鉉のせいだ!。かわいそうな李大統領!
って気は確かですか。
憲法裁判所の判決はもちろん、李政権の強硬姿勢の一原因でしょうが原因の全てではないでしょう。極端な話、あれがなくても強硬姿勢を取ったかもしれないし、アレが出ても「国民世論が慰安婦に無関心」なら強硬姿勢は取らないでしょう。
大体、慰安婦問題限定ならともかく日韓関係のぎくしゃくについていえば「竹島問題」「菅談話に自民が難癖つけた事」などもあるのに何を考えてるのか?、それも全部、「盧武鉉のせい」ですか?
いくら「昔は保守の鑑として絶賛してた李明博氏」を非難したくないからと言って、盧武鉉氏に言いがかりをつけるとは無茶苦茶にも程があります。
まあ、これ、今の大統領が保守の李氏でなかったらこういう責任転嫁はしないでストレートに「今の大統領は盧武鉉後継で反日だ、許せない」と言ったんでしょうがね。
やれやれ。「あいつは北朝鮮の手先だ」と言うレッテルを貼ればごまかせるとでも思ってるんでしょうか?。ごまかせないから李政権は厳しい態度を取ってるんでしょうに。
最近の賠償訴訟はこうした日韓基本条約を否定する意図が強い。
いや否定はしていませんよ。
日韓基本条約で日本が払ったカネには慰安婦への賠償金は入ってないから別途日本は払えってのは、是非はともかく、別に否定ではありません。
つうかシベリア抑留では抑留者の皆さんが「日ソ共同宣言」について似たようなことを言って旧ソ連に賠償求めたことがあるんですけどね。産経はそれをどう思ってるのやら。