今日の北朝鮮・韓国最新ニュース(8/24分)(追記・訂正あり)

産経新聞北朝鮮 軍参謀長失脚の一因 正恩氏と同列…立ち位置を問題視か」
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120823/kor12082318380006-n1.htm
 さすがに立ち位置だけでは問題にはしないでしょう。以前から挑発的態度(もちろん金正恩君にとってですけど)が目立ち、これが最終的な判断材料になったというならともかく。


産経新聞「「よど号」メンバー接触の英政治家、北朝鮮を訪問」
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120824/kor12082401140000-n1.htm
 これだけでは訪問したという「グリン・フォード*1氏(労働党)ら」が何をしてるのかわかりませんが、こういうのに対して衛藤訪朝反対のような罵倒が出ないのはさすがイギリスと言うべきでしょうか。もちろんイギリスには拉致問題のような問題はありませんし、隣国でもありませんので日本と単純比較はできないでしょうが。
 こういう関係の存在はイギリスにとっていろいろと有意義かもしれません。


朝日新聞「外国船の積み荷、検査法を初適用 北朝鮮からの物資か」
http://www.asahi.com/national/update/0825/TKY201208250158.html
 検査は今回が初ねえ。今回初めて情報が入ってきたのか、それとも調査して外した場合の北朝鮮のリアクションが怖くて「竹島問題で騒いでる今の時期なら外しても大丈夫」ということなんでしょうか?
 いずれにせよ経済制裁自体に否定的な俺にとってはもやもやする記事です。報道が事実なら違法行為を黙認しろとは言わないが、違法にしてること自体に賛同できませんのでね。


NHK「元料理人 北朝鮮の面会明かす」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120825/k10014527431000.html

こうした報道からわかるのは、
1)北朝鮮が藤本氏を交渉ルートとしてそれなりに重要視してる
2)日本政府もそれを容認してる
3)藤本氏もそうした期待にある程度こたえようとしてると言うことですね。
 藤本氏の主張の細部はどこまで信用できるかはわかりません。たとえば

自宅近くのコンビニエンスストアで男性から声をかけられ、北朝鮮を訪問しないかと誘われた

というのはちょっとねえ。日本政府とか総連幹部とかもっとそれなりの人から「外務省(あるいは総連本部とか)まで来てほしい」とか声がかかったんじゃないかと思いますが、そこは秘密なんでしょう。

*1:著書『北朝鮮・ゆるやかな変革』(邦訳:2008年、第一法規出版