今日の北朝鮮・韓国最新ニュース(8/26分)(追記・訂正あり)

読売新聞「特定失踪者調査会 山本さんの足跡たどる」

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20120825-OYT8T00982.htm
 山本さんは84年6月、「図書館に行く」と家族に告げて同市の自宅を出たまま失踪。(注:山梨)県警は2004年3月、DNA鑑定を根拠に山形県遊佐町の海岸で見つかった水死体と山本さんが同一人物であると断定した。
(中略)
森本さんは「美保ちゃんが生きているという思いに疑いを持ったことはありません」、山本さんの母の文子さん(72)は「一日でも早く元気な顔を見たいです」と呼び掛けた。

 予備知識無しでこの読売記事を読んだ人は「水死体で発見されたと警察が発表した人・山本美保さん」について、何でお母さん・文子さんが「一日でも早く元気な顔を見たいです」と言い、妹さん・森本美砂さんが「美保ちゃんが生きているという思いに疑いを持ったことはありません」というのか理解できないでしょうね。「はあ?」と頭にいくつも「?」マークが飛ぶでしょう。
 山形県の水死体使って、人体錬成でも行うのかと(毒)。

参考

鋼の錬金術師」(ウィキペ参照:ネタとして書き換えています)
 最愛の肉親、山本美保を亡くした母・山本文子と妹・森本美砂の母子は美保を生き返らせようと、「山形県で発見された美保の遺体を使い」錬金術における最大の禁忌、人体錬成を行う。しかし錬成は失敗し、文子は左脚を、美砂は自らの身体全てを失ってしまう。文子は自身の右腕を代価として、美砂の魂を鎧に定着させることに辛うじて成功したが、自分達の愚かさに気づく。

 さすがに読売も例の荒木の陰謀論を肯定的に書く気にはならなかったんでしょう。とは言え批判して巣くう会や家族会を敵に回す気にもならなかったと。
 しかし遺体発見について何も書かないのはアンフェアだと思って書いたんでしょう。ただしその結果、意味不明な記事になってしまいました。
 一方、地元紙山梨日日(http://www.sannichi.co.jp/local/news/2012/08/26/7.html)。こちらは遺体発見の事実を書かないことによって矛盾を隠蔽していますが、これはこれで読売とは別の意味で問題です。俺的には読売の方を評価しますね。読売は「記者が荒木の陰謀論を批判しようとした→しかし上司からだめ出しが入り力尽きたが、かろうじて遺体発見の事実は書き、勘の鋭い人なら荒木一派のバカさがわかるようにした」と善意に理解したいところです。


東京新聞横田めぐみさんの娘 正恩氏妹が身辺管理 韓国家族会情報」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012082690070729.html
 そりゃ彼女が不幸にして病気や事故などでなくなったりしたら横田夫妻を軟化させる手立てが一つ減りますからね。軟化させる手立てが減るだけでなく今の家族会、巣くう会だと「暗殺されたかもしれない」だの「ヘギョンさんを日本に帰国させればこんな事にならなかった」とまで言い出しかねませんし。
 身辺管理は当然でしょう。それが正恩氏妹がやってるかどうかはともかく。


聯合ニュース『韓国民間団体が訪朝 北朝鮮の水害復旧支援協議へ』

http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2012/08/24/0200000000AJP20120824001700882.HTML
 韓国の北朝鮮支援民間団体でつくる対北協力民間団体協議会が24日午前、水害に見舞われた北朝鮮への人道支援を協議するため訪朝した。
 北朝鮮はしばらく韓国の民間団体の人道的支援に消極的な態度を示してきた。今回の水害の復旧支援では韓国民間団体では初の訪朝。この結果次第で、冷え込んだ南北関係に転機が訪れることになるのではないかとの見方もある。

ぜひそうなってほしいですね。