東京新聞全体は比較的まともな新聞だと思うのだが、今日職場で昼休みに読んだ第三社会面の記事(ただし斜め読み*1なのでうろ覚えだが)はマジで産経がまともに見える酷さだった。
何せ記事(東京新聞記者の署名記事だったが)といいながら内容は「フリージャーナリスト横田一*2さんいわく」「横田さんの取材によると」と横田の言い分をただ横に流すという手抜き記事きわまりない代物なのだから。「お前は横田の子分かよ」と言いたくなる。
それでも横田の主張がまともならまだいい。横田の主張は頭の痛くなるような安倍晋三万歳だったのだ。しかも横田は以前、「安倍晋三の本性」(株式会社金曜日)なる安倍批判本を魚住昭や佐高信と出してるのだから横田には呆れざるを得ない。バカなのか、嘘つきなのか。
その上その万歳内容が阿比留のような「改憲して下さい、安倍さん」という「主張には賛同できないが安倍認識として正確」ならまだ許せるが「安倍晋三さんは夫人昭恵さんを通じ、飯田哲也氏と親密になり、脱原発派となった。だから脱原発派の『維新の怪』も脱原発の同志として安倍さんに声をかけたのだ、安倍さんよ、原発村を打倒するため自民を離党し維新と共闘せよ」という「安倍認識も『維新の怪』認識もデタラメ」というどこから突っ込んだらいいのか始末に困る代物だ。
ちなみに安倍が離党しないで、自民党総裁になり維新と共闘でもしたら*3横田のようなバカはもちろん「維新の化けの皮がはがれた*4」などとは言わず、「自民党が変わった」とか言い出すのだろう。カシオミニを賭けてもいい。
・ここまで酷い記事は産経ですら書けないのではないのだろうか。だったら何で安倍は山口県知事選で飯田支持しなかったんだ、何故原発推進派の阿比留が安倍を未だに応援するのかと誰もが頭が痛くなる話だろう。「安倍は原発推進派」と安倍認識がまともなだけ、阿比留の方が横田よりまともだろう。
この記事でわかることは「横田一がキチガイであること」「飯田哲也が予想以上に酷いらしいこと」「この記事を署名入りで書いた東京新聞記者*5がバカであること(まさか横田や飯田、安倍や「維新の怪」をほめ殺してるわけじゃないだろう)」「この記事掲載を認めた上司もバカらしいこと(それとも「実名で世間にバカをさらしてその記者に苦痛を味あわせる」というある種のパワハラですか?)」だけだ。それとも横田や「この東京新聞記者やその上司」は安倍や橋下から金でももらって「安倍さんや橋下さんは脱原発派です!」と宣伝してるのだろうか?
しかし東京新聞を愛読するような奴は安倍や橋下が嫌いな奴が多いと思うからそう言う宣伝しても無意味に近いと思うんだけどね(また東京はローカル紙の上にネットでは記事が全然紹介されないという弱点もある)。
それはともかく俺一人だけ「なんだこれは」「アホか、バカか、お前は何を言ってるんだ、正気か」と憤慨するのも何か「ひとりぼっちでさみしい」ので、他の皆さんにも是非憤慨してもらいたい。セルクマもつけて少しでも目立つようにしておこう。
【参考:飯田哲也と安倍夫人の関係】
http://www.akie-abe.jp/index.php?ID=663
安倍昭恵のスマイルトーク「飯田哲也氏と」
先日飯田哲也氏の祝島*6行きに同行させて頂き、今後のエネルギー政策等、色々なお話を伺うことができました。
是非、主人にも聞いてもらいたい・・・・・・
そこで飯田さんに議員会館の事務所までお越し頂くことにしました。
理路整然と冷静で、具体的な世界のデータや事例を示す現実に即したお話に、主人もかなり納得した様子・・・。
飯田さんと主人は、同じ山口県、神戸製鋼と共通することも多く、今後の展開が楽しみになりました。
http://www.akie-abe.jp/index.php?ID=686
安倍昭恵のスマイルトーク「告知 〈長州友の会勉強会〉」
第2回長州友の会勉強会を開催します。
今回はエネルギー問題。
周南市出身の飯田哲也氏を講師に迎え、山口県出身のタレントの方も登場です。
【参考:詭弁で橋下の裏切り行為『大飯原発再稼働』をかばう横田一】
横田一
「橋下徹大阪市長と脱原発」前篇|通販生活
http://www.cataloghouse.co.jp/yomimono/genpatsu/hashimoto/
「橋下徹大阪市長と脱原発」後篇|通販生活
http://www.cataloghouse.co.jp/yomimono/genpatsu/hashimoto/index2.html
前篇で、ろくな根拠もないのに「野田政権に脅されて心ならずも屈服したんだ」と橋下をかばう横田のバカさには呆れる。
後篇は多少、橋下批判しているがこの期に及んで橋下の挽回とやらを期待するのはまともな人間の言うことではない。通販生活のくだらなさも大変よくわかった。
【参考:週刊現代で橋下万歳する横田一】
週刊現代2012年7月14日号『緊急提言 大前研一登場!橋下徹が日本経済を救う』(取材・横田一)
http://gendai.ismedia.jp/articles/print/32960
通販生活では多少なりとも批判的なことを書いた横田だが週刊現代ではただただ橋下万歳だ。どれだけ横田という男は恥知らずなのか。
【9/4追記】
一応お断りしておくと私見では東京新聞の記事はいつもはまともだと思います。何であんな酷い記事が載ったのかわからない。もしかしたら、「プロ野球で若手ピッチャーが滅多打ちにされて試合がぶちこわしになっても五回くらいは投げさせて育てる愛のムチ(つまりどんなに酷い記事でもあえて掲載)みたいなもの」かもしれないが、それを新聞記事でやるのを許す読者はいないと思う。
ちなみに今日の社会面三面記事は「尖閣問題の盲点・ヤギの駆除」。まあ、知ってる人は知ってて全然盲点じゃないですけど石原閣下とマスゴミ各社が必死にスルーしてることは間違いありません。
今日、登場した識者いわく「国も都知事も購入云々よりヤギの駆除をしてほしい、このままでは貴重な環境が台無しになる」「中国や台湾もそう言うことを少しは問題にしてほしい」「そもそもヤギを持ち込んだ人が責任を持って駆除すべき」。おっしゃるとおり。マスゴミは「今日の東京新聞記事」のような例外を除いて持ち込んだ人(住吉会系暴力団右翼・日本青年社)が怖いのか、絶対にそう言うこと言わないけどね。
東京新聞もさすがにウヨが怖いのか、「右翼団体構成員」とは書いてもそれ以上の具体名出さなかったけど。