今日の北朝鮮・韓国最新ニュース(9/21分)(追記・訂正あり)

毎日新聞『願い:拉致被害者帰国10年/6 「特定失踪者」の格差痛感 外交交渉の対象外 /新潟』
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20120921ddlk15040006000c.html
 バカも大概にしてほしいですね。ご家族はトンデモを言ってもしょうがないですよ。しかしよりによって冷静であるべきメディアが産経じゃあるまいし与太話の垂れ流しですか。


産経新聞【再び、拉致を追う】第2部 9・17を検証する(5)家族の遺言は届いているか
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120921/plc12092108490009-n2.htm

平成9年から救出活動を進めてきた支援組織「救う会」の西岡力会長は罪悪感にさいなまれていた。
 「被害者が亡くなったのが平成9年以降だとしたら…。よかれと思ってやってきた運動が原因で、被害者が死んだのではないか」。あの日、一睡もできなかったことを思い出す。

よくもまあ「拉致問題を政治利用することしか頭にない腐れ右翼」が「心にもないことが言える」ものです。「死んだ方が北朝鮮がたたけるぜ、いやっほう!」「別に俺たちの運動が原因で殺されたって知るかよ」「北朝鮮が拉致を認めなくても叩くが拉致を認めて良かった、良かった。俺たちの手柄だとドヤ顔できるぜ」とか思ってたくせに。
俺が拉致被害者家族だったら「じゃあ何で、小泉訪朝後10年間も無駄な経済制裁をやれと政府に要求したのか言ってみろ!」「嘘つくのも大概にしろよ、糞野郎」と怒鳴りつけてるところですよ。

西岡会長は「被害者8人死亡で『拉致事件は解決した』とする北朝鮮の謀略との新たな闘いが、9月17日から始まった」と話す。

謀略も何もホントに死亡してると思いますけどね。生きてるとしてなぜ「帰国拉致被害者と扱いが違うのか」まともに説明ができるんでしょうか?。死亡経緯は確かに怪しいとは思いますけどね。でも死亡経緯が嘘だとしてもそれは生きてるという話じゃなくて粛清とか自殺とか真の死亡理由を表に出したくないってだけのお話でしょうに。で、そんなことはもちろん西岡たち巣くう会だって、政府拉致問題対策本部だってわかってるでしょうよ。家族会すら感情論で認められないだけでわかってるんじゃないか。

「被害者の『死亡』を裏付けるものは一切存在しない」(政府拉致問題対策本部

死亡の裏付けがなければ生きてるんですか?。いい加減バカも大概にしてほしいですね。

 あの首脳会談のちょうど1カ月後に他界した増元るみ子さん=同(24)=の父、正一さん=享年79=は「わしは日本を信じる。だからお前も信じろ」と、るみ子さんの弟、照明さん(56)に遺言*1を残した。その照明さんは今、「生きている被害者*2をどうして助けられないんですか? 10年もなぜ放置するんですか?*3」と訴える。
 国を動かす政治家や官僚に、正一さんの10年前の遺言は届いているだろうか。

 くそくだらない。無意味な経済制裁なんか主張するから、10年経っても拉致問題の解決を見ることができないんだろ。まあ産経は「永久に解決しなくていい」んだろうが。
 アホみたいな遺言持ち出して俺を笑わせるな。笑いすぎて腹筋が痛い(嘲笑)。


産経新聞【再び、拉致を追う】第2部 9・17を検証する(4) 「正常化」ありきの政府、安倍氏は蚊帳の外
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120920/plc12092009570008-n1.htm

安倍晋三官房副長官が訪朝を知らされたのは、8月30日の報道発表の直前だった。政府内で拉致問題を重視していた安倍氏は、日朝交渉のラインから完全に外されていたのだ。
安倍氏は小泉氏に同行して北朝鮮を訪れるが、水面下の交渉を担っていた外務省の田中均アジア大洋州局長から『日朝平壌宣言』を見せられたのは「行きの飛行機の中だった」という。安倍氏平壌宣言に「拉致」が明示されていないことを初めて知り、「それはおかしい」と異を唱えたが、すでにどうしようもなかった。

もちろん小泉首相福田官房長官は蚊帳の外ではなかったわけです。安倍がいかに上司「小泉首相」「福田官房長官」から無能扱いされてたかと言うことです。だったら官房副長官にするなよとは思いますが「副長官にしたくないけど、せざるをえなかった」んでしょうか。
安倍が首相になってその上司たちの判断は正しかったことが完全に証明されますが。
安倍が無能なのが悪いのですが「有能な安倍さんを外すなんて」といいたげなところが産経らしい。安倍なんか関与させたら蓮池夫妻や地村夫妻、曽我さんすら帰ってこなかったでしょうに。
ちなみにこの「第2部」の連載は「最終回」(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120921/plc12092108490009-n2.htm)によれば「あの阿比留が担当者の一人」だそうです。なるほどね、多分そうだろうとは思ってましたが。

「私の訪朝は社民党共産党も評価しているのに、自民党は何だ!」


 訪朝約1カ月後の10月19日、小泉氏は「拉致問題の全面解決を交渉の最優先課題に」と求める自民党の外交関係合同部会の要望書を携えて官邸を訪ねた高村正彦*4外交調査会長代理らに対して、けんか腰で不満をぶつけた。

小泉さんが「評価してもらえる」という思いで訪朝したのに当てが外れたことは間違いないでしょう。ここでの自民党での憤りは口には出せないとは言え家族会への憤りでもあったでしょう。で、次第にやる気をなくすと。そういう経緯を知ってるにもかかわらず衛藤氏の発言を信じれば「自分で拉致を解決したい」「最終的には首相訪朝も考えてた」という福田首相はやはり偉大だなと。家族会の反発を抑え込むために中山恭子を拉致担当相にしたということは、福田氏はやはりそれなりに本気だったんでしょう。
いやまあ、欠点(オフレコ発言だが「男は黒豹」とか)はありますけど、今の自民党総裁選候補を見てると、福田氏を越える酷さなのでその欠点も気にならなくなる。


「私の訪朝は社民党共産党も評価しているのに、自民党は何だ!」
 まあ社民、共産は現実主義ってことでしょうね。彼らはハト派ですから「軍事力で北朝鮮打倒」なんて野蛮な考えははなから選択肢にないし。
 そんな野蛮な考えは正直、自民党や韓国、米国の保守にだってないでしょうが(もちろん極右は除く)。
 右翼は「左翼だから北朝鮮に甘い」とか言いそうですがそういう問題じゃない。強硬論で行っても成功する可能性ないんだから、話し合いがベストでしょうよ。世界最強の軍事大国アメリカだって米国人が北朝鮮に身柄拘束されたときはカーター元大統領が訪朝して解決したのであって軍事攻撃した訳じゃない。
 解決する気がなくて「北朝鮮ごときになめられてたまるか」ってのなら話は別ですが。

*1:糞みたいな無内容な遺言だな

*2:生きてねえから助けられないんだろ。いい加減肉親が死んでるって認めろ(毒)

*3:問題が解決しないのは手前が無意味な経済制裁を主張して外交交渉を妨害するからだろうが、ふざけるな

*4:小渕、福田内閣外相、森内閣法相、安倍内閣防衛相を歴任