[マンガ]今日のしんぶん赤旗紹介(12/16分) (追記・訂正あり)

■日曜版連載漫画「今日もいい天気パート2」第49話「雑草の王国」(山本おさむ*1
スキャナで読み込んで画像貼り付けするのが一番わかりやすいのだが、あいにくスキャナがないし、画像貼り付けのやり方もわからないので内容のあらすじを紹介する。興味のある方は直接読めばよろしい。なお、来年の1月に「今日もいい天気」パート1が、2月にパート2が双葉社から発売の予定とのこと。


福島県大熊町が今どうなってるか、共産党大熊町議・石田氏の案内で取材に訪れた山本氏(山本氏は大熊町ではないが福島に住んでいた)
・水田が手入れをされず「雑草の王国」になっていることに愕然とする山本氏。
・福島事故の前には、チェルノブイリ事故(海外の大事故)や日本国内の小事故があった。そのときに「脱原発していれば」、せめて「地震津波対策をしていれば」福島事故は防げたのではないのか、いや「防げたことを愚かさで防げなかったのは」原発だけではない、「薬害スモンがあってもエイズ薬害を引き起こしたのが俺達」と嘆く山本氏。
山本氏の言葉
「何故か俺達は(注:チェルノブイリ事故などを)忘れてしまう」
「その人達が死んでも忘れる、病に苦しんでいても忘れる、血を流していても忘れる」
「俺達は忘れ続ける、見ないようにする」
「あいつらは知り抜いている、俺達がテレビのスイッチを切ればすぐに忘れて平気で飯を食うと言うことを」
「そうやって人をコケにし、コケにされて俺達は今日まで生きてきたのだ」
「俺はやっぱり福島へ帰ろう」
「福島を忘れないようにしよう」
「そして人をコケにしやがる政治家や官僚や経済人を憎んでやろう」
「そんな感情論で何が解決するのだという奴がいたら張り倒してやろう」
「感情論の何が悪いのだ。痛ければ痛いと言うのだ。」

*1:『どんぐりの家』で第24回(1995年度)日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。現在ビッグコミックに『そばもん』を連載。