「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(1/23分:島田洋一の巻)(追記・訂正あり)

ツイッター+α(130221-23)
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3008191/

せっかく安倍政権が誕生したときに、国務長官アメリカ版菅直人ケリーというのは残念だ。
「ケリーの意見=アメリカの意向」と捉えず、明確に主張する外交が必要だ。

 ばかばかしいですね。「外交の最高責任者・ケリー国務長官の意見」が「外交におけるアメリカ政府の意向」でなかったら誰の意向が「外交におけるアメリカ政府の意向」なんでしょうか。国務長官(日本の外相に当たる)の意見と全く違う意見が外交方針として存在したら二重外交で混乱を招くじゃないですか。常識で考えてそんなことがあるわけがないでしょう。
 大体「尖閣で軍事衝突が起きないようにして欲しい。日中双方とも自制して問題は平和的に解決して欲しい(ケリー氏)」*1の何が問題なんですか?
 「軍事衝突が起きてもいっこうに構わない、米国は常に日本を支持する」「場合によっては在日米軍の出動も検討する」なんて中国挑発発言がケリー氏の立場でできるとでも思ってるんでしょうか(ブッシュネオコン政権ですらそこまで無謀ではないと思う)。米中関係を犠牲にしてまでそんな野蛮な発言をするわけがないでしょう。
 そんな物騒な人間がオバマ政権内部にいると島田は本気で思ってるんでしょうか?。そして、そんな中国挑発発言は絶対にしないでしょうが仮にケリー氏がそんな発言をしたとして安倍が「米国がついてくれてるから中国など怖くない」と尖閣問題で中国相手にどんな無茶苦茶な挑発行為でも平気でやると島田は思ってるんでしょうか?
 安倍もそこまで無謀ではないと思いますが。


鳩山由紀夫の「東アジア共同体研究所」―ハトヤマ平和賞の母体
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3006777/
 首相でありながら、沖縄基地県外移設公約を裏切ったことについて「外務省や防衛省が悪い」「岡田克也外務大臣*2北澤俊美防衛大臣が悪い」と部下に責任転嫁しているらしい鳩山氏には批判的な俺ですが、島田の鳩山非難は無茶苦茶なのでとても支持できないですね。

本人の主観では、ノーベル平和賞に向かって着実に歩を進めている。

ネトウヨは良く島田のように「鳩山氏はノーベル平和賞をねらってる」といいますが何が根拠なんですかね。鳩山氏本人が「ノーベル平和賞をねらってる」と公言したことは俺の知る限り、冗談でもないし、ネトウヨも何の根拠も上げませんので、単に、鳩山氏に対して「ないことないこと」言ってるだけでしょう。島田ら右翼の「平気でデマを流す脳みそ」「『ノーベル賞狙い』呼ばわりが批判になると思ってる脳みそ」の構造がよくわかりませんが。
 大体こういう事をいう輩は「佐藤栄作が本当にノーベル平和賞をねらってロビー活動していたこと」はどう思ってるんでしょうね?。
 そして鳩山氏がノーベル平和賞をねらってであれ何であれ、本当に「社会平和のために活動してくれるのなら」それは非難するよりむしろ喜ぶべき事だと思いますけどね。

常識ある日本人にとってはまた、「東アジア共同体構想実現に向けた研究所」など百害あって一利なく、なぜそのカネを国家基本問題研究所(櫻井よしこ理事長)に寄付しないのか、となろう

 ならないっての。「常識ある日本人」にとっては「トンデモ極右の巣窟・国基研」なんか論外だ。あんなのでも「公益財団法人」になれるのが驚きだ。
 それはともかく、「鳩山氏のいう東アジア共同体構想実現に向けた研究所」はまともなものなら誰も反対しないだろう。今時、東アジア共同体を頭から否定してるのは島田のような極右だけだ。前に指摘したが、中曽根康弘*3元首相が会長をつとめていた*4東アジア共同体評議会」(http://www.ceac.jp/j/)と言う団体がある。もちろんこの団体の目的は東アジア共同体の実現だ。
 で、役員名簿(http://www.ceac.jp/j/const3-officers.html)や議員名簿(http://www.ceac.jp/j/const3-members.html)を見れば

参与:石川和秀(外務省南部アジア部長)
顧問:石井直(電通社長)、羽田孜*5(元首相)

など、政財官界の要人が名を連ねていることがよくわかる。今や「東アジア共同体構想」それ自体は、政財官界においても「現実的プラン」と認識されているのであり、「どういう共同体を目指すか」「どういうスケジュールで実現するか」などといった各論はともかく、総論では保守派も共同体構想を基本的には支持していると見ていいと思う。
 この評議会の議員に

田中均日本国際交流センターシニア・フェロー、元外務省アジア大洋州局長)
鳩山由紀夫(元首相)

といった「反中国派ではない人」が名を連ねているのは当然のこととして

田久保忠衛杏林大学名誉教授)
平沼赳夫*6衆議院議員
渡辺利夫拓殖大学学長)

といったたどうみても「反中国右翼」としか思えない人間が名を連ねているのはどういうことなのだろうか?。もちろん何度も言うようにこの評議会の目的は「東アジア共同体の実現」だ。もちろん結果として目的を実現できないまま解散と言うこともあり得るだろうが目的はあくまでも「東アジア共同体の実現」だ。
 本来、田久保や平沼、渡辺のような極右が参加したがる組織ではないはずなのだがどういう経緯なのか?。中曽根会長(当時)にでも声をかけられて断り切れなかったのか?
 特に田久保など、「東アジア共同体を事実上、否定している国基研」の副理事長なのだから訳がわからない。島田に『田久保さん、何であんな組織に入ったんですか!』と聞いて欲しいところだがたぶん何も言わないんだろうな。

もしノーベル平和賞に届かぬ場合、自身の研究所を母体にハトヤマ平和賞を設立、自ら第一号受賞者になろうというのが鳩山の深慮遠謀なのかも知れない。

 そんな馬鹿な奴は居ないっての。国基研ですら、「理事長の桜井」に賞なんかやらないだろう。鳩山平和賞ができるかどうかしらないが、できたとして自分で受賞するわけないだろ。ちなみにググったところ、首相の名前がついた賞では次のようなものがある。探せば他にもあるかもしれない。
吉田茂賞:
 財団法人吉田茂国際基金*7が優れた学術書に与える賞(ウィキペディア参照)。
石橋湛山*8賞:
 石橋湛山記念財団(http://www.ishibashi-mf.org/index.html)が優れた学術書に与える賞。
佐藤栄作*9賞:
 佐藤栄作記念国連大学財団(http://unu.edu/esmf/index.html)が応募論文に与える賞。
大平正芳*10記念賞:
 大平正芳記念財団(http://www.ohira.org/)が優れた学術書に与える賞。

巨額の資産を蓄えたものの、いつ逮捕されるかと不安な韓国の李明博*11、中国の温家宝*12が来日(事実上の亡命)して鳩山に合流、財団に幾ばくかを寄付し理事に収まるとの情報もある。

 どこにそんな情報があるんですかね。口から出任せも大概にして欲しい。しかもよりによって、中国、韓国の首脳を犯罪者呼ばわりですか?。しかし当選時には「べた褒め」していた李明博氏を「竹島に上陸しただけ」でそこまで罵倒しますか?。この分じゃ、朴クネ氏もそのうち、島田ら日本ウヨによって糞味噌に罵倒されるんでしょうな。


■死刑執行と北京の北朝鮮大使館までドア1枚隔てた状況
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3006487/

少女誘拐殺害犯の小林薫*13。この男からは常に北朝鮮を連想させられた。

 島田らしいとんちんかん発言ですね。言ってることが意味不明。一般刑事犯から北朝鮮を連想するのはこの男ぐらいでしょう。まさかとは思いますが「少女誘拐→めぐみさん拉致」とでもいう連想をするんでしょうか?。誘拐の内容が違うだろうに。

 小泉政権において、法相でありながら「死刑執行のサインをしない」と公言した杉浦正健という男がいた。
 杉浦は、内閣官房副長官在任時、拉致被害者曽我ひとみさんが、北京で家族と再会する案は「怖い」、他の国でと希望したにも拘わらず、あくまで北京実現にこだわり奔走した。

 言うまでもなく杉浦氏の「法相時代の死刑署名サイン拒否」と「官房副長官時の振る舞い」は何の関係もありません。
 「北京にこだわった」のは「そうでないと北朝鮮が納得しない。そして夫ジェンキンス氏や娘の出国を認めないから、家族が再会できない」との判断のもと、動いただけで他意はないでしょう。結局はインドネシアの首都ジャカルタで会ったわけですが。
 なお、杉浦氏以外にも「在任中は死刑執行命令にサインする気はない」と明言した法相もいました。そういう人として有名な人には左藤恵と言う人がいます。島田が左藤氏をどう思ってるかは知りません。左藤氏は政界引退して今はその地盤は娘婿の左藤章が引き継いでいます。要するに世襲議員です(左藤氏自体、父親が大阪府知事なので世襲みたいなもんですが)。左藤章は第2次安倍内閣において防衛大臣政務官だそうです。

左藤恵(ウィキペ参照)
衆議院議員。第2次中曽根内閣郵政相、第2次海部改造内閣法相、羽田内閣国土庁長官を歴任。法務大臣在任中は自分が真宗大谷派の住職であるという宗教的信条から、死刑執行命令書に署名しなかった。

中国のホテルなら、北当局の圧力を受けた家族の懇願で、裏口から車に乗せられ、そのまま北朝鮮大使館へという悪夢まで、文字どおりドア一枚隔てた状況となる。だから曽我さんは「怖い」と言ったのだ。

彼女はそういうことを危惧したのかもしれませんが、いくら何でもそんなことありえないでしょ。向こうもそんな馬鹿なことしないだろうし、日本だってそんな事をやらせるほど間抜けでもない。
 ただ、彼女がどうしても嫌だと言えば無理に中国で会わせるわけにもいかないし、結局、交渉の結果、インドネシアの首都ジャカルタで会ったわけです。

 杉浦はその後、韓国で慰安婦関係の施設*14や史料館を訪れ、反日左翼を満足させる発言もしている。一事が万事。こんな男が自民党の最大派閥森派の幹部で、政権の要職を歴任していた事実に今更ながら呆れる。

反日左翼を満足させる発言」
 要するに安倍と違って「河野談話の堅持」「日本は申し訳ないことをした」とか一定の反省表明をしたと言うことでしょう。河野談話は政府見解なんですから、それを支持したところで何が反日左翼だって話ですが。
 杉浦氏の訪韓については、たとえば、俺がググって見つけた、杉浦氏の韓国訪問を取り上げたブログ、村野瀬玲奈の秘書課広報室『韓国の元従軍慰安婦杉浦正健・元自民党議員が訪問』(http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-2339.html)を見てみましょう。

http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-2339.html
村野瀬玲奈の秘書課広報室『韓国の元従軍慰安婦杉浦正健・元自民党議員が訪問』
 こういう報道があったので、元・自民党議員でこういう人は少ないということで、杉浦氏の支持者でもなんでもないけど、この行動を顕彰(?)のためにクリップ。

東京新聞(TOKYO Web)
杉浦元法相が韓国の元慰安婦訪問 若者に正しい歴史を
 【ソウル共同】小泉純一郎内閣で法相を務めた杉浦正健氏が13日、韓国の金成浩元法相とともに、元従軍慰安婦の女性が共同生活するソウル近郊の施設「ナヌムの家」に、女性らを訪問した。聯合ニュースが伝えた。
 同ニュースによると、杉浦氏は、私的な訪問だと説明した上で「会って被害を確認したかった。(見聞きしたことは)日本に帰って知らせたい」とし「若者たちに正しい歴史が伝えられることを望んでいる」と述べたという。
 ナヌムの家には現在、元慰安婦の女性8人が暮らしている。
(転載ここまで)

 杉浦正健氏は、法務大臣として在任中死刑を執行しなかったという実績もありました。

 つまり「森派にも杉浦氏や福田康夫氏のようなある程度まともな人間もいる」ということです。島田は杉浦氏を批判しているつもりのようですが、俺からすればほめてるようにしか見えません。
「こんな男が自民党の最大派閥森派の幹部で、政権の要職を歴任していた事実」
 ウィキペディアに寄れば杉浦氏は『第1次小泉内閣外務副大臣、第2次小泉改造内閣官房副長官、第3次小泉内閣法相』を歴任していますが2009年の衆院選で落選、それを機に政界引退しています。

今日の死刑執行のニュースを聴いて思い出した。谷垣氏*15には、ますます杉浦的迷い道から離れていってもらいたい。

 「慰安婦への同情の気持ちを述べ、また法相在任中に死刑を執行しない」だけでここまで島田に罵倒されるいわれは杉浦氏にはないでしょう。
 なお、俺個人は死刑反対派、廃止派です。その理由は「死刑は非人道的」「無期懲役でも充分重罪である*16」「むしろ死刑目当ての殺人が起きかねない」など、いろいろありますが大きな理由はやはり冤罪の恐怖です。死刑が冤罪だったら償いようがないでしょう。遺族に償っても当事者には償えないし、遺族が居なければ誰にも償いようがないわけです(冤罪問題は死刑廃止派、反対派が理由に持ち出す物としては非常にメジャーなものです)。過去に、免田事件、財田川事件、島田事件、松山事件と死刑判決が再審で無罪になった事件が実際にあります。また、最近、仲代達矢氏主演(仲代氏は奥西勝死刑囚役)で映画「約束」(公式サイト:http://tokai-tv.com/yakusoku/story.html)となった名張毒ぶどう酒事件も冤罪が疑われている再審請求中の死刑事件です。この映画についてはたとえば、産経新聞仲代達矢熱演、映画「約束:名張毒ぶどう酒事件・死刑囚の生涯」』(http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/130215/ent13021508210005-n1.htm)を紹介しておきます。
 なのでこのニュースは大変残念で、谷垣氏を批判せざるを得ませんがそれはさておき。「死刑執行した」だけでこここまで谷垣氏をべた褒めする島田も随分とご都合主義な男です。谷垣氏にはいわゆる保守本流の流れを汲む人間として、あのハト派加藤紘一氏の元子分として、安倍の極右的暴走をただ手をこまねいて見ているなどと言った醜態をさらさないこと、つまり「今後は島田に絶賛されないように努力すること」を強く求めたいと思います。


■「座して死を待つ状態」を保持し続ける国−敵基地攻撃能力の封印
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3005698/
 「敵基地攻撃能力」とは「先制攻撃能力」のことだ。相手が攻撃しなくても先に先制攻撃で潰そうという話だ。
 専守防衛で、つまり反撃で敵基地を攻撃するという意味では全くない。しかしさすがの島田も「先制攻撃能力」と公言するのは躊躇するらしい。文章内容をよく読めば島田の言う「敵基地攻撃能力」が先制攻撃能力以外何物でもないことがわかるが。
 専守防衛なら、相手の攻撃への反撃だったら従来の政府見解でも合憲だ(もちろん違憲説もあるがそれはひとまず置く)。
 反撃能力があれば何の問題もないだろう。で、日本には実際「自衛隊」という反撃能力があるわけだ(もちろん自衛隊違憲説もあるが政府見解は合憲説なのでそれはひとまず置く)。全然「座して死を待つ状態」などではない。「自衛隊には先制攻撃能力がないから日本を攻撃しよう」なんてバカがどこの世界にいるのか。
 むしろ自衛隊に先制攻撃能力など認めたら、「北朝鮮自衛隊の先制攻撃で転覆しよう」「竹島北方領土を韓国やロシアへの先制攻撃で取り戻そう」「尖閣問題で中国を懲らしめるため自衛隊で先制攻撃してやれ」などという恐ろしいことになりかねない。少なくとも島田のような極右はそういう暴挙をためらわないだろう。そういう物騒な代物「敵基地攻撃能力(先制攻撃能力)の保有」について検討の指示を安倍がしたらしい。お前はアホかと言いたい。この政治状況でそんなことをするのは「北朝鮮限定」と言い訳したところで、中国、韓国が信用するわけがないだろう(北朝鮮限定でも日本に勝手に北朝鮮攻撃などされてはたまったものではないから中国、韓国ともに反対だろうが)。
 アメリカも「少なくとも今はやめろ」と安倍らを制止するのではないか?


■制裁を緩めない意志
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3005624/
 いい加減バカも大概にしろと言いたい。中国やロシアが支援してることが見えないのかよ。
 なお、島田が引用する西岡の文章には『根拠もないのにデタラメなことを言うな』とだけ言っておく。どうせ西岡に「根拠出せ」と言っても「秘密情報ルート」などと落合信彦並の言い訳がでるだけだろう。また『中国、ロシア、韓国が支援しなければいい』『開城工業団地なんかやめちまえ』などと非現実的なことを言うのも大概にして欲しい。しかし今まで韓国批判してなかった連中が「開城工業団地などやめろ」などとここまで韓国批判するのは「朴大統領なら俺達の希望を叶えてくれる」と思ってるのか、「どうせ慰安婦竹島で、日韓関係は悪いんだから言いたい放題言ってやる」という無茶苦茶な心境になってるのか?


菅直人ロナルド・レーガン*17
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3004993/
 島田の紹介する「田原総一朗*18FM福井に出演して話した大島渚追悼話*19」が事実なら、大島氏の菅氏批判*20には全く同感*21ですが、「極右・レーガン」と菅氏とどっちがマシかといったら俺は菅氏ですね。そして大島氏も映画監督として「俳優出身でも別にいいじゃないか」と言いたかっただけで別に「レーガン大絶賛」てわけでもないでしょう。レーガン支持者扱いされては大島氏も迷惑でしょう。それに菅氏の発言はまあ、「差別発言」と言えば「差別発言(悪意のない軽口でしょうし、その程度の軽口なら俺も良くしますが)」でしょうが島田の暴言に比べたらかわいいもんですよ。「この程度の軽口でお前が菅氏批判するな」と言いたい。この程度の軽口で菅氏を批判していいのはそれなりの倫理観とか礼儀の持ち主でしょう。で島田は明らかにそんなご立派な人間じゃない。
 ちなみに俳優出身の政治家で俺が知ってる人では次のような人がいますね。他にもいるでしょうが。
シュワルツェネッガー
 元カリフォルニア州知事。
横光克彦
 前衆議院議員テレビ朝日のドラマ「特捜最前線」で紅林警部補役を演じた。社民党副党首、野田内閣環境副大臣を歴任。
扇千景
 元参議院議員森内閣国土交通相参議院議長を歴任。


ツイッター+α(130217-18)
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3004925/

中国の環境汚染が激烈を極めている。……こうしたなか、共産党内で驚くべきプランが浮上しているという。外国企業を対象に「環境税」を徴収しようというのだ。

 何が仰天プランなんですかね。外国企業が大気汚染の一原因ならむしろ環境税は当然でしょう。


■贖罪意識を示すほどに贖罪の山羊へ*22―環境汚染で「中国は一方的被害者」
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3004603/

中国の環境汚染は日本を始めとする外国の責任、中国は一方的被害者、加害者に罰金(環境税)を課す。

本当に外国企業が環境汚染の原因の一つなら罰金を科されて何が悪いんですかね。さすがに「中国は一方的被害者」というのはおかしいですが。
島田は中国の言いがかりとでも言いたいようですが、この記事を読んでも言いがかりと判断する根拠は何も示されていません。
もちろん「外国企業だけ罰金」ではおかしいので「国内企業も罰金」すべきですが。

贖罪意識から、時に採算度外視で中国に工場進出*23した結果、感謝どころか、贖罪の山羊(scapegoat)にされ終わる。そんな悲喜劇が日本企業を襲う。早く脱出することだ。

 ばかばかしい。日系企業は既に中国社会に根付いて大いに儲けていると思いますが。

ジャーナリストの宇田川敬介氏が、中国の環境汚染について、旧知の共産党幹部A氏を直撃取材した。A氏は日本の国会議員とも親しく、知日派として知られる。3月の全国人民代表大会(=国会)で、さらに要職に就くとみられている。

A氏の正体が全くわからないのでは宇田川の取材が正しいのか、裏の取りようがありません。「A氏が実在しない、宇田川の捏造」ということはさすがにないと思いますが、「A氏が要人」という宇田川の判断が正しいかどうかは第三者にはわかりようがありません。
 なお宇田川は『2014年、中国は崩壊する』(扶桑社新書) という題名の本を2012年に出す強者です。
 それはともかくA氏の主張は「大気汚染は海外企業*24の工場排煙が主たる原因。海外企業への規制を強化する」というもので「海外企業の工場排煙が主たる原因」というA氏の認識が正しければ「規制強化それ自体」は何ら問題ないでしょう(国内企業には何の問題もないかのようなA氏の物言いは気になりますが)。島田はA氏を非難する何の根拠も上げてないのに、A氏の言いがかりだとでも言いたいようですが。


■海賊に武力で処する台湾と「敵前逃亡憲法」の日本
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3003645/
 商売なんですから無理して海賊のいるところで漁業する必要なんかどこにもないでしょうに。しかも島田がねらってるのは海賊限定ではなくて「蟻の一穴」で最終的には中国など「島田が敵国扱いする国とのドンパチ」まで入ってるのは見え透いてます。
 それに自国領でもないところに、海賊打倒目的で軍隊をもって行くことが果たしていいことなんですかね。その国の主権侵害の疑いさえあると思いますが、島田の紹介記事が事実として台湾はその当たりどうしたんですかね。本来は「海賊のいる国の政府を中心に取り締まりを行う」とともに「海賊の一原因であるだろう、貧困の克服」といったところでしょう。遠く離れた台湾が漁業の時だけ軍隊を出すなんて対応では問題は解決しないでしょう。

マグロが安くなったということは、日本のように逃げる「平和国家」ばかりだと、逆にいくら高くなるか分からないということだろう。

 マグロ安値の理由は後で述べるように豊漁だけが理由ではないですが、それはさておき。マグロなんて「コメや醤油、味噌」と違って「生活必需品」といえる代物じゃないんだから高ければ食べなきゃいいんですよ。その程度の代物ですよ。
 ちなみに島田の紹介する産経記事(http://sankei.jp.msn.com/life/news/130217/trd13021707010001-n1.htm)を見てコメントしてみます。

元来、天然サケには寄生虫が多く、生食には不向きとして江戸前すしなどでは取り扱っていなかった。そこに入ってきたのが、ノルウェーなどで養殖された「アトランティックサーモン」や「トラウトサーモン」。人工飼料を用いて寄生虫の問題をクリア。回転すしなどで売り出したことで、ヒット商品となった。
 「脂がのり、養殖技術の向上で安定供給されるようになったサーモンは価格の変動が小さく、外食産業での受けがいい」と水産総合研究センター*25の研究員、清水幾太郎*26(59)。 東日本大震災で壊滅的になった東北の漁業の影響を懸念し、水産商社が冷凍サーモンの輸入を増加。回転すしなどで大々的にキャンペーンしたことが、マグロ消費の減退を招いた格好だ。

 寄生虫の問題については美味しんぼ「鮭勝負!!(前編)」(http://oishimbo.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=10300501)、「鮭勝負!!(中編)」(http://www.oishimbo.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=10300502)、「鮭勝負!!(後編)」(http://oishimbo.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=10300503)を読んだことがあるので一応は知っています。
 なお、日本に生息するサケは「シロザケ」と呼んで「アトランティックサーモン(日本名:大西洋サケ)」や「トラウトサーモン(日本名:ニジマス)」とは違うようです。ただし種類が違うから寄生虫がいないのではなくあくまでも養殖するから寄生虫がいない。たぶんシロザケの養殖は何らかの理由で困難なんでしょう。
 それはともかく、マグロ安値の理由は「マグロが豊漁*27」なだけではなく「サーモン消費がマグロ消費を減らしている*28」という側面もあるようですがもちろん島田はそういう興味のないことには全く触れません。

クロマグロの未成体(ヨコワ)の乱獲につながる恐れがあるとして、国内ではこれ以上マグロ養殖(畜養)場の拡大をしないよう昨年10月、農林水産相が各自治体に指示を出している。

ということでマグロというのは気をつけないと「乱獲で滅亡したり」、そこまでいかなくても「滅亡を避けるため、鯨のようにきつい国際的規制がかかる」こともありうるわけですがもちろん島田はそういう興味のないことには全く触れません。


ツイッター+α(130216) フランス人拉致疑惑その他
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3003244/
 いい加減ろくな根拠もないのに「フランスでも拉致があった」なんて与太いうのはやめて欲しいですね。そういうことによって、「北朝鮮ネガキャンし」かつ「フランスにフランス版巣くう会を作りできればフランス政府にも動いて欲しい」んでしょうがそううまくいくかは疑問です。
 しかしこういう事をいいながら「憲法九条のせいで拉致が起こった」などと言える神経は酷いですね。フランスに憲法九条なんかないのに。

初めて、何となく分かる理由を聞いた気がする。

珍しく島田に同意できるツィート。
ま、「商業主義(テレビで視聴率がとれない)や競技人口の少なさが理由でレスリングは排除されそうになってる」と言う指摘は何度もなされていますが、ここまで詳細な説明は確かになかったかもしれないですね。真偽は不明ですが「島田がレスリング消滅危機の理由がよくわかった」という産経記事を一部紹介しましょう。

http://www.zakzak.co.jp/sports/etc_sports/news/20130216/spo1302161447004-n1.htm
「日本人はアピールが下手だ」「ロビー活動不足ではないか」
 関係者からはそんな声も出ているが、今回の件は日本に落ち度があったというレベルの話ではない。確かに、日本の情報不足はお粗末だったが、除外候補決定は唐突なことではなかった。国内の関係者は「レスリングは以前からIOCの要請に応じず、委員たちの印象は悪くなっていた」という。
 「レスリングには上半身のグレコローマン、全身のフリースタイルの2種類があり、それが男女で18階級もある。競技の肥大化を嫌うIOCは、15年も前から変革を求めていたんです。しかし、レスリング側は逆に女子の階級を増やして合計21とすることを求めていた」
皮肉にも、古代ギリシャから続く伝統競技というプライドがネックとなったのだ。同じ伝統格闘技である柔道は近年、青い道着を導入し、ルールまでも変更。ヨーロッパ型の「JUDO」に変化して生き残りを図ったが、レスリングはそれができなかった。
 また今回、同じ格闘技であるテコンドーが残ることに対し、「なぜ?」という意見も出ている。だが、実は競技人口はテコンドーの方が多いのだ。競技人口が153カ国100万人とされるレスリングに対し、テコンドーは近年の発展がめざましく、国際連盟の自称ながら204カ国5000万人とされる。これは空手やヨガなどエクササイズも併用した道場の会員数で一概に競技人口とまでは言いにくいが、海外の辺境地でもテコンドーの町道場を見かけるほど広がっているのは確かだ。
 さらに、日本のお家芸である女子レスリングが“除外”の一因になった面もあるという。
 「女子は04年のアテネ五輪で種目となってからも競技人口が増えず、その対策も見えていませんでした。各階級の平均参加国は30カ国で、これはテコンドーの47と比べても少ないのです」(同)
 参加国の伸び悩みには、女性が肌をさらして組み合うことに抵抗が強いイスラム圏の不参加が大きく影響している。しかも、20年の開催地としてイスラム圏のトルコ・イスタンブールが決まった場合、「トルコに女子選手はいるものの『厄介なことになる』というIOC側の意見は根強かった」(関係者)。
 「過去の世界選手権では、イスラム圏の男子選手が『女子と同じマットで試合はできない』と棄権したこともありました。強く反発する宗教指導者もいて、かりにイスタンブール開催なら過激な抗議デモなどに発展する恐れもあった」
 一部には「女子は種目化させるべきではなかった」という声もあるほどだという。
 日本はレスリング大国の米国やロシア、それにイランとまで共闘して“復活”を目指そうとしているが、除外理由は単純ではないため、見通しは厳しい。

IOCが「競技数を減らせ」といってるのに逆方向のことをいったってのは最悪ですね。これは復活させるには「過去の主張をお詫びしたい、競技数はスリム化する方向だ」とでも言わないと行けないんじゃないか。


ツイッター+α(130209-130213)
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3000889/

東大を出れば馬鹿はより馬鹿に、の典型が加藤紘一*29だ。

 むしろ東大卒のバカで俺が連想するのは、中山成彬*30片山さつき*31ですけどね。麻生内閣国交相引責辞任に追い込まれた「学力テストの低い県は日教組が強い」「成田空港反対運動はごね得」というデマ発言、差別発言といい、それが批判されてからの醜態(政界引退を発表したのに撤回した)といい、中山はあれで東大卒で元大蔵官僚かと。片山(彼女も東大卒で元大蔵官僚)もネット右翼と平気でつきあってるようだし頭がおかしいのと違うかと。他にも「人権メタボ」と意味不明なことを以前のたまった、最近も「教育には体罰が必要」とのたまった伊吹文明*32って人も「東大卒で元大蔵官僚」ですね。
【追記】
コメ欄で指摘がありますが伊吹は「京大卒」であり上記の記述は間違いです。削るとコメント欄の指摘がわけがわからなくなりますので恥ずかしいですが、上の記述はそのまま残しておきます。しかし島田がこうも東大の悪口を言うと「京大卒のコンプレクス」でもあるのかと疑いたくなります。

かつての自民党政権拉致問題を葬ろうとし

葬ろうとはしていないでしょうね。「証拠が乏しい」との理解のもと優先順位が低かっただけで。ま、「優先順位が低い」のも「完全無視」も拉致被害者家族にとっては似たようなもんかもしれませんが冷静であるべき第三者がこういう事を言ってはいけない

中国共産党を肥え太らせた

隣国が豊かになることの何が問題なんでしょうか。かつ日本も中国へのODAをてこに日本企業が中国へ経済進出して儲けてるわけですが。また日本のODAや日本企業の進出が中国の経済発展に大いに貢献した事は事実でしょうが、他の国も経済進出してるんですけどね。

産経記事にもコメント。

「レーダー照射ホントにやったのか」加藤紘一元幹事長が仰天発言

「中国は自信満々に否定してるし、本当にやったんですか?」という単なる疑問表明ですね。「中国は絶対に正しい」と言ってるわけじゃなし、仰天するような発言じゃない。うがった見方をすれば「騒いでも関係が悪くなるだけだし、照射が事実だとしても日本政府は曖昧戦術でごまかせよ」という「大人の智恵」を持って回った形で言ってるのかもしれませんが。

中国が領有権を主張する沖縄県尖閣諸島をめぐっても「領土問題を話し合わないといけないと言うと、日本では非国民になる」と述べるなど、政府の「領土問題は存在しない」と立場と異なる主張を展開した。

 今の彼は閣僚でも何でもないんだから政府見解に拘束されることはないですが。大体政府見解に反する「核保有発言」をしても「言論の自由」で擁護する連中がふざけるなと言いたい。

旧日本軍による慰安婦募集の強制性を認めた「河野談話」についても「安倍晋三首相がどう書き換えるのか、(中国は)注目している」と、見直しを牽制するかのような発言も行った。

牽制も何も単なる事実の指摘だし、そうした安倍の態度に批判的なのは中国だけじゃありません。米国も韓国も批判的。

最も多額の支援金を出し続けている兵庫県知事に対する圧力を強めたい。
朝鮮学校への補助金打ち切り、神奈川県が決定(読売)

核実験なんぞ朝鮮学校がやったわけじゃなし、こんな処分が適切なわけがないでしょう。違法だとも思います。現在においても補助うちきりなんて馬鹿なまねをやらない兵庫県は高く評価できると思います。まあ、本来それが当たり前ですが。今後もその態度を貫いて欲しい。

インドと北朝鮮核武装に対し、日本としては異なる態度で臨むのが正しい。

 ばかばかしい。「親日反日だから、共産国と非共産国だから、民主国と独裁国だから違う(まあ実際にはインドが独裁でもミャンマーベトナムの独裁は敵視しない島田は何とも思わないでしょうが)」「パキスタンとの紛争を助長してもインドに武器輸出しろ」なんて正論として支持されると本気で思ってるんでしょうか。


■新たに制裁対象となった朝鮮総連副議長の行状
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3000644/
 核実験前に訪朝した人物(もちろん再入国を禁じないという条件での出国)を核実験を理由に再入国禁止にすることは違法の疑い濃厚ですけどね。正当な事情変更として認められるとは思いません。
 また行状云々って、飲酒酩酊して暴力行為起こして警察沙汰になったことがあるなんていいことだとはむろん思いませんが、そんなことを再入国禁止理由にしてるわけではないし、「飲酒酩酊会見した故・中川昭一」を「中川さんの偉大さに比べればたいした問題じゃない」と詭弁でかばった島田が「酒乱の狼藉」を批判しても何ら説得力がありません。

【追記】
1)
毎日新聞朝鮮総連副議長:再入国を容認へ 政府方針」
http://mainichi.jp/select/news/20130217k0000e010150000c.html
によれば、出国時には「核実験などなかった」ため、「裁判を起こされたら、違法処分として敗訴する可能性が高い」との判断の下、再入国を認めるようです。ま、当然ですね。そしてこの処分に島田が何も言わないこと、何か言ったとしても安倍は絶対に批判しないであろう事は間違いないでしょう。「安倍さんの取り巻きが悪い、安倍さんは悪くない」とでも言うでしょう。
2)この再入国容認方針について島田は『朝鮮総連は「原則再入国禁止」が文明国の責任*33』(http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3005010/)で「何故再入国を認めた」と吠えてますが予想通り、安倍は絶対に批判しません。これが前任者・野田首相時代の決定なら野田氏を糞味噌に罵倒したでしょう。全く安倍に甘いご都合主義な男です。


■「敵基地攻撃能力の保有、今は考えず」からの脱却も安倍政権の使命
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3000217/
 島田の言ってることは要するに「専守防衛なんかやめろ、先制攻撃できるようにしろ」ってことです。ただ島田ですら躊躇があるのか「先制攻撃能力」と言わず「敵基地攻撃能力」と曖昧な「専守防衛と矛盾しないかのような言葉」を使うわけです。主張をよく見れば、「先制攻撃能力以外何物でもない」ですけど。
 で、そんなことを「北朝鮮問題で日本周辺が緊張してる」「領土問題で中韓露との関係が微妙な」今、そういうことをいうことは「先制攻撃で北朝鮮政権を転覆したい」「領土を韓露から取り戻すため、領土奪還戦争したい。尖閣問題で懲罰行為として中国軍を攻撃したい」という主張だと理解される危険性が高いわけです。他の人間はともかく非常識極右の島田だと本気でそういう戦争を考えてると思いますが。
 島田は「公明党が反対するから」云々なんて安倍をかばい公明党の悪口を言いますが、まず第一に米国も財界もそんな事は望まないでしょうね。今の政治状況ではそんな事を言ったら日中、日韓、日露関係がやばくなりかねません。安倍だってそんなことはわかってるでしょう。参院選も7月にはあるし、公明党の存在があろうとなかろうと今そんな危険な暴走は安倍にはできないし、仮に参院選で勝利*34したとしても、安倍もそこまでバカではないでしょう(そこまでバカでないと信じたいという願望込みですが)。
 ただその安倍でも「歴代政権がそうした見解で安倍のオリジナル見解でない」ようですし、「他に手段がない場合と言う条件付き」「現時点ではそうした能力の保有を考えていない」としながらも「先制攻撃能力それ自体は違憲ではない、行使の仕方によって違憲になることがあるだけ」としているのは何だかなあと思いますが。
 島田の具体的文章にも突っ込みます。

敵基地攻撃能力を持たないということは、日本は相手にとって怖くないということだ。

 冗談じゃありませんよ。「敵基地攻撃能力否定」は「専守防衛否定、自衛隊否定」ではない。そして日本は世界有数の軍事力・自衛隊を持ってるわけです。怖くないわけがないでしょう。大体「俺を怒らせたら先制攻撃するぞ」と脅すのが島田流外交術ですか。呆れて物も言えない。

怖くない相手は侵略し、飲み込むのが中国共産党のレゾン・デートル

具体的に「飲み込まれた怖くない相手」とはどこのことを言ってるんでしょうか?。チベットのことならあそこは「中華民国時代から中国の領土扱い」ですから仮に中国共産党が政権を取らなくてもチベット進軍はなされたでしょう。他のことだとしてもどこだか見当もつきません。

北朝鮮の方が、そのことを日本よりよく分かっている。北が核ミサイル開発をやめない、もうひとつの理由だ。

島田の言う意味がよくわかりません。「北朝鮮が敵(アメリカ)基地攻撃能力があるぞ、と威嚇してること」は確かでしょう。で、それに日本も続けとでも?。この男の北朝鮮批判は単に「北朝鮮が日本の国益を害するから」「反共主義」「親分様・米国が北朝鮮を敵視するから」とかいうもので平和主義では全くないことがよくわかります。だからこそ「親日国インドに武器を輸出しろ、パキスタンとの紛争を助長しても構わない」と「平和主義にも反すれば」、「パキスタンの対日感情を悪化させかねない」馬鹿が言えるんでしょう。
 それに北朝鮮の威嚇は「あくまでも威嚇」でしかない(もちろん威嚇だって問題ですが)。小国の北朝鮮が大規模戦争なんかできるわけがないでしょう。一方、日本。大国だから能力的には大規模戦争が可能ですし、島田らの主張は明らかに威嚇にとどまらず、本気でやる気でしょう。物騒きわまりない。


頑張れ日本!全国行動委員会 福井の会の案内
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2999272/

第一部:「日本再生」
 【講 演】守れ!領土と国家主権 (14:10〜15:10)
  講師:田母神俊雄会長

まあ、聞かないと何とも言えませんけど、あの田母神ではね。北方領土竹島尖閣などでロシアや韓国、中国の悪口を言うだけなんだろうなと想像がつきます。それにしてもあの田母神が防衛省からいなくなったのはほんとうに良かったと思います。今もいたらどんだけ防衛省に悪影響を及ぼしたかと思うと恐怖を感じる。

第二部:「拉致被害者を救出せよ!」 起せ国民運動(15:20〜16:10)
 【対 談】田母神俊雄島田洋一

 ちなみに田母神は荒木和博(特定失踪者問題調査会代表、国家基本問題研究所評議員、元巣くう会事務局長)が代表を務める「予備役ブルーリボンの会」メンバーらしい。田母神ごときトンチキ右翼を拉致問題に連れ込むこと自体、荒木や島田の拉致問題解決の意思を疑わせる。つうか解決する意思なんかないと思うけど。

【主 催】頑張れ日本!全国行動委員会福井県支部
【後 援】日本会議福井、福井県神道青年会、福井県氏子青年協議会

 前から思うが何で日本の神社関係者ってのは平気で極右とおつきあいできるのか。神社は滅んだ方が日本のためじゃないかとすら思う。神社が存在することが日本の右傾化に貢献してると思うね。「日本最大の右翼カルト=神社」じゃね?


慰安婦は「強制連行なし」の外務省課長補佐コメントでよかった
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2998614/
 タイトルだけで絶句。「強制連行無し」は大嘘で強制連行はあった*35し、慰安婦の違法性、不当性は強制連行に限った話ではない。既に多くの人が指摘しているが「強制連行でなくだましなら問題ない」「慰安婦を廃業して帰国する自由がなくても問題ない」のなら、「有本恵子さん」はだまされたとは言え自己意思で北朝鮮に行っている以上拉致ではなくなるし、彼女が北朝鮮到着後、日本に帰国できなかったことも何ら問題なくなるのだが、その当たり「巣くう会副会長」島田はどう思ってるのか。
 またこれほど重大な問題が課長補佐コメントで済むわけもあるまい。まさかとは思うが「役人コメントなら政治家が対応しなくていいもんね」とか馬鹿なことを思ってるのか?。外交問題がそんなんですむわけねえだろ。

理念なき揚げ足取りに走る前原の姿はさもしい。

 何が理念がないんだか。当の安倍が首相になる前とは言え、「慰安婦違法性否定広告」に賛同者として名前を出してるのに「官房長官談話だから官房長官に対応させます」「私はノーコメント」というのは卑劣な逃げ以外何物でもあるまい。安倍個人は河野談話*36を否定したいが米国、中国、韓国などの批判が怖くて否定できないので逃げてるだけではないか。
 大体官房長官談話とは言え、宮沢喜一*37首相に無断で河野洋平*38官房長官が勝手に出した私見の訳がないし、宮沢内閣以降の歴代内閣(第1次安倍内閣を含む)も踏襲してるのに寝言も大概にしろと言いたい。
 「卑怯な逃げ」と前原氏が批判するのは全く当然の話だ。
 本来、島田の立場なら「逃げるな、安倍さん、正面から河野談話を否定しろ」と言うべきなのだが、さすがにそれを安倍がやったら、米国、中国、韓国などの批判で政権が崩壊しかねないから詭弁でかばってるだけではないか。
 なお、「官房長官談話だから官房長官に対応させる」だと「なら踏襲するにせよ、否定するにせよ村山首相談話は首相の安倍さんが対応するんですよね」「安倍政権の卑怯な逃げが許せない。河野談話を首相談話か、閣議決定や国会決議に格上げしろ」という批判が韓国などから来かねないことを島田はどう思ってるのやら。


■「こちらに関して嘘ばかり言うなら、そちらに関して真実*39を言うぞ」
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2997586/

中国社会を動揺させ、現体制崩壊につながるような「真実」、すなわち共産党幹部が嫌がる情報を戦略的に注入していきたい。

 中国であれどこの国であれ批判をすること自体は「正当な批判」であればもちろん何の問題もありません。しかし「中国社会を少しでも良くしたい」「問題点を指摘するのが本当の友好」ならまだしも「現体制を崩壊させたい」と公言するとは何を考えてるんですかね。中国が「安倍政権に問題点があると思えば、我が国には我が国の国益や立場があるからそこは遠慮なく指摘しますよ*40」というならともかく、「我が国の国益上、一日も早く安倍政権を崩壊させたい。スキャンダル情報をつかんだらどんどん流したい」なんてオフレコならまだしも平然と公言したら島田はどう思うのか、少しは考えたらどうなんですかね。


■中国の大気汚染と日本の責任に関する河野談話
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2996920/
 あまりにもばかばかしすぎて言葉を失う。「中国の大気汚染」と慰安婦問題は全く何の関係もないし、そもそも慰安婦問題の最大の被害国は韓国、北朝鮮だろう。常識人にはこんな馬鹿な文章は思いつくことすらできない。こんな馬鹿な文章を書いても何ら河野氏に対する皮肉にも批判にもなっていない。島田及び「島田が所属する組織(福井県立大、国基研、巣くう会)」の常識が疑われるだけだ。ま、島田及び島田が所属する組織に常識があると思ってる人は余りいないだろうが。


ツイッターより(130130-0205)
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2995149/

「守っているだけでは勝てない」。防衛省の啓発ポスターに転用したい。昨日、東京駅で見掛けた。「専守防衛」すなわち「守っているだけ」では国を護れない。敵基地攻撃、時には先制攻撃も必要だ。

 島田の言うことは物騒きわまりないですね。大体そのポスターの「守ってるだけでは勝てない」ってのはスポーツの話であって戦争の話じゃないですが。スポーツは普通「守るだけ」では勝てないでしょうね。テニスや卓球、バレーボールなら「相手の攻撃を完全にしのいで相手の自滅(ミスショットなど)を待つ」という「守るだけ」に近い戦い方*41もあるでしょうが、たとえばサッカーやバスケットボールなんかは攻撃して相手ゴールにボールを入れないと点が取れないわけです。一方、防衛戦争ってのは自分から攻撃する必要はないわけです。相手の攻撃をしのげばいい。
 先制攻撃なんか容認したら「相手国が攻撃しそうだから」なんてデタラメな理由で戦争が始まりかねません。また国防の場合、「戦争が起こったときの対処」より「起こらないようにする外交」の方が大事でしょう。


■武器輸出三原則緩和*42による日印戦略関係の強化を(1)
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2993817/
武器輸出三原則緩和による日印戦略関係の強化を(2)
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2995241/
武器輸出三原則緩和による日印戦略関係の強化を(3)
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2995530/
武器輸出三原則緩和による日印戦略関係の強化を(4)
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2996159/
武器輸出三原則緩和による日印戦略関係の強化を(5)
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2996510/
武器輸出三原則緩和による日印戦略関係の強化を(6)
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2996562/
武器輸出三原則緩和による日印戦略関係の強化を(7)
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2996545/
武器輸出三原則緩和による日印戦略関係の強化を(8完)
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2996536/
 タイトルだけで絶句。島田と国基研は以前も「インドへの武器輸出」を主張していたが、インドはパキスタンと長く対立を続け過去に戦争になったこともある。今後も紛争が起こるかもしれない。そういう国に軍事支援することは「紛争地、また紛争の恐れのある国には武器輸出しない」という武器輸出三原則にもろに抵触する。パキスタンの対日感情も当然悪くなるだろう。でこういうことに島田らがなんと答えるというかと言えば「インドは親日国だから全力で支援しよう。パキスタンと紛争が起ころうとも、パキスタンの対日感情が悪くなろうと構わない」なのだから呆れてしまう。
 また島田らが「核開発を理由に北朝鮮を批判」するのなら、「核開発を進めるインドへの武器輸出」を主張するのはおかしいと思うのが普通の人間だろうが、島田らは「インドは親日北朝鮮反日」「インドは民主国家、北朝鮮は独裁」「だから違う」と強弁するから恐れ入る。
 「インドが何時までも親日であり続ける保障」等全くないし、親日ならパキスタンバングラデシュなどの周辺諸国に脅威を与えていいのか?
 また核兵器保有とは「民主国家ならやっていい」と言う代物ではない。ならば韓国や台湾が核保有してもいいのか?。大体「民主国家なら核保有していい」などという考えにいわゆるNPT体制は立ってないし、それでは核拡散がどんどん進んでしまう恐れがあるのだが。
 島田の文章にも軽く突っ込む。

インドの発展は、中国型国家社会主義あるいは中国型ファシズム以外に、より健全な発展モデルがあることを途上国全般に示す意味でも重要である。

 何だかなとしか言いようのない文章。まず第一にインドが発展しようとしなかろうと「中国より健全*43かどうかはともかく」「中国以外に発展モデルがある」などということは明白だろう。発展途上国から経済を発展させた国は中国とインド以外にも、「台湾」「韓国」などいくらでもあるだろう。
 第二に「中国型国家社会主義あるいは中国型ファシズム」とはどういう意味なのか?。特に「中国型ファシズム」と言う言葉に多くの人間が首をかしげるだろう。「ファシズム」とは通常、「右の全体主義」を指す言葉でファシズムの特徴としては「反共主義」が上げられる。したがって中国のことは普通ファシズムとは言わない。島田のファシズム定義とはどうなっているのだろう?

中国に対しては、日本政府は、長年にわたり大規模な経済援助を行っている。日本を射程に収める核ミサイル配備を進め、テロ国家北朝鮮を陰に陽に支えるなどの行動にも関わらず、である。

などということは島田らの主張「インドへ武器輸出しよう」の正当化には全く役立たない。日本は中国に武器輸出など確かしていないし、「大規模な経済援助」ならインドに対して日本は既にしているからだ。批判されていたのは「インドへの武器輸出論」だろうに訳のわからないことを言うなと言いたい。

(注:武器輸出三原則に該当すれば同盟国、友好国でも輸出はしないとする)日本の対応は、同盟国はもとより友好国に対する「非協力」「不作為による制裁」となりかねず、わが身にはね返る危険がある。

 加藤良三元駐米大使、現日本プロ野球コミッショナーの発言だそうですが、呆れますね。
 「武器輸出三原則」は紛争予防が目的だから、「紛争助長の恐れがあれば」、相手が同盟国(アメリカ)だろうが友好国*44だろうが輸出できないのは当たり前でしょう。そんなことは最初からわかりきったことです。「同盟国、友好国なら外す」というのでは「武器輸出三原則を否定するのも同然」です。武器輸出三原則に同盟国、友好国が反発したら「日本には日本の立場がある」と釈明すればいいでしょうに。何でそこまでして武器を輸出したがるのやら。

2011年12月、三原則見直しが発表される直前、ある政府高官が、筆者を含む研究会で、韓国は「紛争当時国又はそのおそれのある国」に当たるため緩和対象に含まれないという驚くべき認識を示した。

 いや驚いたという島田の方に驚きだが。未だ朝鮮戦争終戦していないし、ヨンビョン島砲撃事件のようなことがあるのだから明らかに『韓国は「紛争当時国又はそのおそれのある国」』で『武器輸出三原則の対象国として武器輸出すべきでない』だろう。

紛争の有無に関わりなく、価値観を共有する国との軍事協力は積極的に行う、そうでない国には逆に輸出規制を掛ける

と島田が考えるのは島田の勝手だが武器輸出三原則は「紛争助長を避けることが目的」なのだからそんな方向性で解釈して「紛争地に武器を輸出して何が悪い」と居直っていい訳がないだろう。島田の言ってることは「ダチは軍事支援し、敵はぶっつぶす」と言うだけの話でおよそ平和主義と真逆の戦争を助長する考えだ。おそらく安倍もそこまでの暴論は公言していない。

中共につき最も心配なのは、……中共核武装したことから、気ちがいに刃物という事態になる心配である

 オフレコとは言え、「気ちがいに刃物」とは島田が紹介する佐藤栄作首相*45の発言も随分酷いですね。島田洋一じゃあるまいし、中国批判するにしてももう少しまともな発言ができないんでしょうか。この佐藤発言を正論だと思ってるらしい島田も頭がどうかしていますが。ま、島田がこういう発言を引用することによって「日本保守の問題発言を知ることができて勉強になる」というのは実に皮肉ですが。
 オフレコとは言え、首相が中国を気違い呼ばわりするようでは佐藤内閣時に国交正常化できず、次の田中内閣に持ち越しになったのも当然なのかもしれません。「中国を気違い」呼ばわりする首相じゃ日中国交正常化なんてやる気はないでしょうし、中国側だってさすがに「気違いに刃物」発言は知らなくても佐藤が反中国だと言うことはよくわかっていたでしょう。佐藤が反中国では、中国側にも国交正常化をやる動機がなくなる。
 しかし後に外務省によって自分の発言が公開されると知っていたら佐藤もここまで酷い発言をしたんでしょうか、どうでしょうか?。
 なお、島田曰く、この発言は佐藤晋「佐藤政権期のアジア政策」(波多野澄雄編『池田・佐藤政権期の日本外交』ミネルヴァ書房、2004年、所収)からの引用(もともとの発言の出所は勿論外務省記録)だそうですが、佐藤論文には何が書いてあるのかが少し気になります。島田のように「佐藤の発言は正論だ」などとバカなことは書いてないだろうということだけはわかりますが。

1998年の核実験直後、朝日新聞のインタビューに応えたパキスタンのシャリフ首相は、「日本がもし核兵器を持ち、核を使う能力があったら、広島、長崎に原爆は落とされなかっただろう」と述べている

 この理屈だと「核兵器を落とされたくないから、我々は核兵器を持ってるor核兵器を持ちたいのだby中国、北朝鮮」と言う主張を否定できない*46でしょうに、島田は何を考えてるんでしょうか。

インドがこれまでに、自国外に核兵器関連物質を流出させたとの報告はない

 インドが核兵器を持つこと自体が問題なのであって自国外に核兵器開発技術を輸出しなければいいと言う問題ではないし、「報告がない=輸出していない」でもないし「今まで輸出していない=今後も輸出しない」でもありません。大体、島田の場合、インド擁護という結論ありきですから、仮に「インドが秘密裏に輸出していたことが発覚」したり、「今後公然と輸出」したりしても詭弁で擁護することが見え透いています。

1954年9月15日、衆議院外務委員会において、アメリカに核実験停止を求めるよう質された吉田茂内閣の岡崎勝男外相は次のように答えている。
「共産陣営側*47で原爆なり水爆なりの実験をしておるときに、自由主義陣営*48の方でこれができないということであれば、力の均衡が破れる恐れがある。……一方の陣営がかかる実験を行っている限りにおいては、他方の陣営もこれを行うことが力の均衡を保ち、殺戮兵器の使用を阻止できる唯一の方法であると思いますから、私は、その意味では原子爆弾等の実験を阻止することは適当でない、こう考えております」

 岡崎外相は露骨に党利党略で酷いこと言ってますね。ググって見つけた岡崎答弁も引用しておきましょう。太字部分が島田の引用箇所です。
 はっきり言って岡崎答弁は酷いと思いますがそれでも「こういう種類のものは国際管理に移すべきが望ましいこと」と言い訳してるだけ、島田よりはマシでしょう。で、島田は引用時においてそういう平和主義的(?)な文章は「見事に省略」するわけです。

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/019/0082/01909150082059a.html
大橋忠一委員
 第一に、岡崎外相が、さきに日米協会の演説で、ビキニにおける水爆実験に協力するというようなことを言われましたその協力ということは、どういう意味の協力でありますか。こういうことを意味されておるのでありますか。その点をひとつお尋ねします。それから岡崎外相がこれに協力すると占われたことは、広島、長崎に原爆攻撃を受けた日本人の民族感情を非常に傷つけておるのみならず、わが国の公海漁業にも非常な打撃を受ける。従つて、これはもうどこに行つてみても非常に評判悪いのでありまして、吉田内閣の非常に大きなマイナスになつておるのでありますが、一体いかなる必要によつて協力するというようなことを積極的に言われる必要があつたのか。今回さらにそれをコンフアームされておるのでありますが、どうしてそういうことを言う必要があつたか。その点をひとつお尋ねしたいと思います。
岡崎国務大臣
 これは、私はしばしば言つておるのですが、原子力とか水爆とかいう大量殺りく兵器、こういう種類のものは国際管理に移すべきが望ましいことでありまして、これに向つてまず各国とも努力をしなければいかぬ、これは当然のことであります。しかしながら、もしそれができない場合にはどうするか。それは、今不幸ながら国際間の平和は力の均衡の上において保たれておる。少くとも私はそう思つておる。従つて、共産陣営側で原爆なり水爆なりの実験をしておるときに、自由主義陣営の方でこれができないということであるならば、力の均衡が破れるおそれがある。しからばその場合には、むしろ力の均衡が破れる結果、戦争の危険も起らないことはない。しからば、非常な災害を世界に及ぼす心配もあり得るわけであるので、国際管理のできない場合で、しかも一方の陣営がかかる実験を行つている限りにおいては、他方の陣営もこれを行うことが力の均衡を保ち、そしてこういう殺りく兵器の使用を阻止できる唯一の方法であると思いますから、私は、その意味では原子爆弾等の実験を阻止することは適当でない、こう考えております。
大橋委員
 阻止することはできぬということは認めますが、日本の方で進んでこれに協力するということはどういう意味でありますか。何がゆえにまたそういうことを言わなければならぬのですか。
岡崎国務大臣
 私は専門家でありませんからはつきりしたことはわからないけれども、大体の意見を聞くと、あの方面がほかのところよりは人よりも少いし、適当なところといわれております。従つて、もしあそこでやることがどうしても必要であるということであるならば、日本としては、漁業に対する損害とか人命に対する損害はもちろん防止しなければなりませんが、こういう点についての保証があるならば、あえてこれを阻止しないのであつて、それがつまり協力と一般にいわれておるのであります。
大橋委員
 そういう事情ならば、やむを得ぬという程度ならば必ずしも異議はないのですが、進んでこれに協力するということになると、これは非常に国民に悪い印象を与えて、かえつて日米の親善を害する、いわゆる対米一辺倒の外交の模範のように言われまして非常に不利であると思うのであります。進んで協力するというような言葉は取消していただきたいと私は思つておるのであります。


 またウィキペ「岡崎勝男」には次のような指摘があります。

1950年、第3次吉田内閣第1次改造内閣内閣官房長官として入閣する。1952年には国務大臣として、米国ラスク国務次官補*49と交渉の上、駐留軍への施設提供・費用分担を取り決めた日米地位協定を締結した。また、同年より外務大臣となり、1954年には日米相互防衛援助協定(MSA協定)を締結した。
 このように、吉田対米協調路線の忠実な代弁者として、重要な協定の締結にあたってきたが、1954年4月には日米協会でのスピーチで「米国のビキニ環礁での水爆実験に協力したい」と述べ、第五福竜丸被爆の悲劇の直後であったために国民の憤激を買った。

 それはともかく岡崎発言を正論として紹介する島田はまともじゃないですね。ま、島田がこういう発言を引用することによって「日本保守の問題発言を知ることができて勉強になる」というのは実に皮肉ですが。日本は最終的にはNPTに加盟し、非核三原則*50を国是としますが、それは終戦直後からの方針なんかじゃ全然なかったわけです。
 それはともかく、たださすがに今はこんなことは安倍晋三ですら言わないんじゃないですか。
アメリカは核実験をやっていい、中国はやるな」なんて無茶苦茶なことを言えるわけがないでしょう。石原慎太郎当たりなら言い出すかもしれませんが。


■韓国は南北交易をやめよ、日本は北と交易する中国船を入港禁止とせよ
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2992935/
 タイトルだけで絶句です。「中国が支援するから日本の経済制裁が効かない」と中国に責任転嫁していた島田ら巣くう会ですが責任転嫁の対象についに韓国も加わりました。「開城工業団地など北朝鮮との経済交流は全てやめちまえ」だそうです。「李なら言ってもダメだが朴なら俺達の願いを叶えてくれるかも」と変な期待をしてるのでしょうか?。しかし保守の李大統領も続けていた以上、後任の朴大統領もやめるわけがない*51でしょうし、「中国、韓国のせいで効果が出ない」と中国、韓国にけちをつけないと正当化できないような政策「日本単独の経済制裁」こそ辞めるべきでしょう。


■島田のツイッター(2013.2/22分)

北沢は押しも押されもせぬ阿呆だが、日本の政治家の平均はこのあたりかも知れない。
「一番心強かったのは憲法9条」北沢・元防衛相*52(朝日)
http://www.asahi.com/politics/update/0221/TKY201302210295.html?tr=pc

 何が心強かったのかはリンク先記事を読めばわかりますが、要するに米国から「日本は中国や韓国と領土問題でもめてますが問題は起こさないでしょうね」と釘を刺されたとき「安心して下さい、我が国は憲法九条があるから専守防衛です。先に手を出すことはありません」といえてありがたかったということです。要するに北沢発言を信用すればそこまで米国に日本は危険視されてるわけです。そしておそらく同様の危惧は中国、韓国も持ってるでしょうが、島田なんかはそれを何とも思わないんでしょう。たぶん「先に手を出して何が悪い」とすら思ってるでしょう。


■島田のツイッター(2013.2/21分)

島田洋一‏@ProfShimada
中国が自由民主化しても対外姿勢は変わらない、という人がいるが、そうではないことをこの民主国家・台湾の声明が示唆している。
尖閣で中国と連携せず、理由を台湾が初公表 日台漁業協議干渉や軍備増強でも中国を批判 (産経)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130221/chn13022108440003-n1.htm

 何を馬鹿なことを言ってるんですかね、島田は。外交姿勢が何を意味するかにも寄りますが「尖閣領有権主張」なら、「中国が民主化」しようと態度はおそらく変わらないでしょう。「民主国家・台湾」も尖閣領有権を主張しているからです。で、この産経ニュースが事実だとしても台湾政府は「尖閣問題では必ずしも中国と共闘しない」と言っただけで、台湾は尖閣領有権主張を取り下げたわけでは全くありません。共闘しない理由も「台湾の国益」を考慮してであって中国が一党独裁だからではないし、島田の言っていることは全く訳がわかりません。


■島田のツイッター(2013.2/19分)

「(日中)どっちが本当に国民が幸せなのか」(!)この男には言論の自由の意味すら分からないのか。さすが岡田克也が選んだ人物だけある。
「中国のレーダー照射「騒ぎすぎ」、「日本の空気の方がたち悪い」 丹羽節連発」:イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/631687/

 むしろ俺は

中国海軍による自衛艦へのレーダー照射問題について、「首相や防衛相への報告が遅れても許されるような事件だ。メディアも大騒ぎするな」

を除けば、丹羽氏の意見に大賛成ですが。報告が遅れたのは「許されない」と俺は思います(本当に報告が遅れたのか、疑問で、単に安倍が発表を躊躇しただけという疑いもあると思いますが)。

 丹羽氏は今春に韓国で開催予定の日中韓首脳会談を機に「係争を認め、中国と話し合いの場を作ることを考えるべきだ」と述べた。
 昨年の日本の尖閣国有化については「せめて日中国交正常化40周年が終わる12月末まで(待てなかったのか)。場合によっては5年であろうと4年であろうと急ぐこともない。大変疑問に思った」と当時の民主党政権を批判した。
一方、言論統制の厳しい中国をよそに「日本に帰国してびっくりしたのは皆さんが勇気ある発言をされない。思っていることを仰らない空気を感じた」と指摘。「中国は自然の空気は悪い。日本はもっとたちの悪い空気だ。どっちが本当に国民が幸せなのか」と語った。

のどこが問題なんですかね。今の日本では「尖閣に領有権争いがあることを認め交渉しよう」「中国が国有化に反対してるんだからすべきでない」と言いづらい空気が存在し、その空気のために丹羽氏は「中国に甘い」と罵倒されたあげく、不当にも中国大使を更迭されたわけです。日本社会への恨み節がでて当然でしょう。
別に本気で「中国は言論が自由だ」と思ってるわけではなく「俺を不当更迭した政府が拍手喝采されるような日本国がまともなのか?。中国を偉そうに非難できるのか?」と言いたかっただけでしょう。ま、そんなことは島田も産経もよくわかってるでしょうが。
 そして島田は「さすが岡田克也*53が(注:中国大使に)選んだ人物だけある」と丹羽氏を非難しますが、丹羽氏が中国大使就任前は、自民党政権下で「内閣府経済財政諮問会議議員」だったことをどう思ってるんでしょうか?
 ちなみに赤旗が諮問会議議員時代の丹羽氏発言を批判してるので参考までに紹介します。これについては俺も赤旗の批判には同感です。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-01-25/2007012504_02_0.html
ホワイトカラー・エグゼンプション、「名前を変えて法制化せよ」「土日出社したい人たくさんいる」経財会議で民間議
 ホワイトカラー・エグゼンプション(労働時間規制の適用除外)の今国会への法案提出を政府*54が見送ったことに対し、十八日の経済財政諮問会議八代尚宏国際基督教大学教授ら民間議員が政府の対応を批判し、名前を変えてあくまで法制化すべきだと主張しました。
(中略)
 民間議員の丹羽宇一郎伊藤忠商事会長も「土日でも残業代は要らないから出社したいという人がたくさんいる」として、「残業代は要らないから仕事をさせてくださいという人に、仕事をするなという経済の仕組みは実におかしい」と発言しました。

 どこにいるんですか、そんな人が。むしろ「残業代無しで社員をこき使っても違法行為として摘発されないのがいいという経営者がたくさんいる」、そしてその一人が丹羽氏だが公言できないので「残業代無しで働きたい人がいてかわいそう」という詭弁になってるだけでしょうに。で、そんな詭弁を支持するほどサラリーマンもバカじゃないわけです。


■島田のツイッター(2013.2/17分)

鳩山、菅両元首相を除名になら分かるが、国民に信を問うた「大罪」で野田を除名に、とはこの党はやはり再建不能だ。
「前首相を除名に」…馬淵氏に民主党員ら直言 (読売)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130217-OYT1T00386.htm?from=tw

 鳩山氏、菅氏を除名しろと言う島田の主張はまるきり理解できませんし、支持もしません。しかし、読売記事が事実ならば「野田除名とはどういう事なのか?」と言う批判だけは同感です。一体、何を理由に除名するのか?。野田氏個人の問題(金銭スキャンダルなど)ならともかく「政策問題など」であるなら、党執行部役員や野田内閣閣僚も同罪でしょうに。「再建不能」かどうかはともかく「民主党は先行き、大丈夫なのか」とは思いますね。野田氏に問題がないとは言いませんが、彼一人をつるし上げて満足というようなとんちんかん総括では話になりません。


■島田のツイッター(2013.2/9分)

楽観できない。私は、ジョン・ケリー国務長官菅直人*55に似た人物だと思っている。

 島田がケリー長官について何を言いたいのかさっぱりわかりませんが少なくとも島田が望むような極端な反中国的態度は取らないでしょう。
 当たり前です。中国批判する場合でも米中関係を極端に悪化させるような無茶苦茶な態度を取るわけがないでしょう。
 しかし常識のない島田は「中国に甘い」などと罵倒するんでしょうね。


■島田のツイッター(2013.2/7分)

盟友辻元清美に好意的に言及しつつ慰安婦問題で安倍首相を追及した前原誠司*56は、日本への中傷をどう跳ね返そうというのか。さらに金銭供与がこれまで前原が示した唯一の「策」だ。ルーピー2世か。■前原氏、意趣返しは*57不発? 河野談話で首相と応酬  http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/628613/

別に辻元氏は前原氏の盟友ではありません。単に彼が鳩山内閣国交相だったときに辻元氏が国交副大臣に過ぎなかっただけです。
また別に辻元氏に好意的に言及したわけではなく、「過去辻元氏が安倍(第1次内閣)に対し河野談話についての見解を聞いたため」、言及しただけです。
 そして安倍の答弁は産経のいうような冷静というものではなくただの逃げです。

「首相である私が踏み込むと外交、政治問題に発展する。だから、官房長官が歴史家や専門家の話を聞くのが常識的だ」

というのなら何で昨年11月にニュージャージー州の地方紙に櫻井よしこらと「慰安婦は違法ではない」と言う趣旨の広告を連名で載せたのかと言うことです。安倍が余計なことをしなければ外交問題には発展しないんですよ。余計なことをするからじゃないですか。首相就任前は今度こそ撤回できると馬鹿なことを考えたのに、アメリカや韓国の反発が前回同様大きくて、またヘタレただけの話です。というか前回すさまじい反発を食らったのに今回できると考える神経がわかりません。
 こんなバカを総裁にした自民といい、そんな自民を与党にしてしまった日本国民と言いまさにバカ集団でしょう。

広域暴力団中国共産党

大学教授ともあろう者が何でここまで非常識な言葉遣いができるんでしょうか。

「契約面で世界標準を理解してもらえる成熟した社会にならない限り、ビジネスチャンスはないと考えている」。こうしたまともな判断に早く日本の全企業が達して欲しい。
大林組・白石達社長 中国再進出、社会成熟したら(イザ!)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/other/628343/

 そもそも大林組に限らず、日本のゼネコン*58は未だに稼ぎの大半は国内需要です。だから海外撤退もわりと気軽にできる。
 一方、メーカーなんかは稼ぎのかなりの部分は海外です。簡単に撤退できるわけがないでしょう。「島田はアホ」と言わざるを得ない。
 しかし大林組の社長も何を考えてるんですかね。 

「契約面で世界標準を理解してもらえる成熟した社会にならない限り、ビジネスチャンスはないと考えている。ただ、課題がクリアになり、機会があれば、再進出もあり得る」

って相手は一応お客様なんですが。中国で何があったか知りませんが、「俺が悪いんじゃない、客(中国)が悪い」なんて社内限定のオフレコならまだしも、客商売でマスコミ取材相手におおっぴらに言うべき言葉じゃないでしょう。それにしたって「再進出もありうる」としており大林組は島田のような極端な反中国じゃないわけです。単に「儲かるか儲からないか」という資本の論理に過ぎないわけです。その意味では「儲かると判断するかしないか」という判断結果が違うだけで方針は「撤退しない企業」と大林組には違いはないわけです。


■島田のツイッター(2013.2/3分)

「ネット選挙」を禁じると、その分、選挙期間中における既成メディア(左翼進歩派が主流)の影響力が強くなる。解禁すべきだ。

 この島田ツィートはいつもながら酷い。
 まず第一に島田曰く「ネット選挙解禁は自民に有利だから解禁すべき」なんだそうです。党利党略以外何物でもない。俺も「可能ならば解禁すべき」と思いますがそれは「選挙活動はできる限り自由にすべき」と思うからです。ネット選挙に限らず広報誌の配布などあらゆる選挙活動は可能な限り自由化すべきです。
 こういう「政治活動の自由」の問題は党利党略で決めるべき代物ではない。党利党略で判断を決めたあげくそれを公言できる島田はただ者ではありません。普通そういう「汚い本心」は隠すと思うんですが。
 第二に島田の言う「自民に有利」だの「既成メディアは反自民」だのは何の根拠もありません。島田の場合「ネット選挙が自民に不利」なんて事実が仮に判明したら掌返しでネット選挙禁止を主張しかねない。
 第三に島田の主張はどこまでも党利党略なので「ネット選挙解禁で発生するかもしれない弊害はないか?。仮にあるとしたらそれをどう是正するか」などと言うまともな分析はどこにもありません。たとえばネット上の不正行為(例:政党や候補者のサイトへの不正な攻撃)をどう取り締まるかなんて問題を島田はどう考えてるかと言ったら何も考えてないでしょう。

早く北朝鮮を潰せば、韓国の徴兵制も必要なくなる。

ばかばかしいですね。徴兵制なんて物は今や時代遅れで廃止する国が多い。別に北朝鮮が存続し続けようが廃止は可能でしょうし廃止すべきです。

*1:こんなことを言われること自体が日本人として情けないですが。釘を刺さないと安倍は中国相手に何やるかわからないと警戒されてるんでしょうから

*2:鳩山、菅内閣外相、野田内閣行政刷新担当相を歴任

*3:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相、鈴木内閣行政管理庁長官などを経て首相

*4:今はやめたらしい。高齢だからだろうか

*5:竹下内閣農水相、宮沢内閣蔵相、細川内閣外相を経て首相

*6:村山内閣運輸相、森内閣通産相小泉内閣経産相を歴任

*7:しかし何故かググっても公式サイトがヒットしないので今どんな状況かよくわからない

*8:吉田内閣蔵相、鳩山内閣通産相を経て首相

*9:吉田内閣官房長官、岸内閣蔵相、池田内閣通産相などを経て首相

*10:池田内閣官房長官、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、三木内閣蔵相などを経て首相

*11:元ソウル市長、大統領

*12:現首相

*13:死刑を執行された者は他にもいるのに島田が小林死刑囚の名前をわざわざ上げた理由は不明

*14:「ナヌムの家」のこと

*15:小泉内閣財務相福田内閣国交相などを歴任。第二次安倍内閣で法相

*16:無期には仮釈放があるという人がいますが、仮釈放は当然に認められる権利ではなく「きちんと反省している」「身元引受人がいる」など条件が満たされないとそうそう簡単には仮釈放されませんし、仮釈放されれば以後、何の制約もないわけでもありません

*17:カリフォルニア州知事を経て大統領

*18:朝生でしかつきあいがなかったであろう田原より大島映画出演者でもFM福井は呼んだ方が良かったのではないかと個人的には思う。

*19:個人的には『島田は追悼話を菅氏叩きに使ってるんじゃねえよ』と思う。島田に大島氏哀悼の気持ちなどないこと、「田原よ、菅叩きのネタありがとう」としか思ってないことは間違いないだろう。田原だって他にもいろいろと話したであろうに。

*20:「テレビの討論番組」ってのは田原が司会を務め、大島氏が良く出演していた「朝生」ですかね。島田が番組名を書かないのは何故なんでしょうか?

*21:ただ多分、それは「朝生の議論テーマ」「話の本筋」ではないので、怒鳴るほどのこともないと俺個人は思うが。

*22:そもそもA氏の発言が事実だとしても彼は「外資に応分の負担を求める」としか言っておらず「日本にだけ負担を求める」なんて言ってないのですから「贖罪意識」云々なんて全く関係ありません。大体、大気汚染問題での中国の態度が悪いから過去の戦争について贖罪なんかしないという島田の物言いも最悪ですが。贖罪ってそういうもんじゃないでしょうに。「それはそれ、これはこれ」です。

*23:そこまで甘い企業はどこにもないでしょう。日本の企業家(特に戦前、船中世代)に贖罪意識がなかったとは言いませんが、それだけで採算を度外視して中国進出するほど彼らも甘ちゃんじゃないでしょう。

*24:もちろん日本を含むが日本限定ではない

*25:農水省所管の独立行政法人

*26:もちろん1980年代に日本核武装論を唱えた産経文化人の方(故人)とは「同姓同名」の別人

*27:島田はそれが「台湾の力だ」「台湾軍万歳」とでも言いたげですがそこまで記事には書いてないです。またさすがに「豊漁理由=台湾の力オンリー」ではないのではないでしょうかね?。台湾もマグロを取ったから増えたのであっても、島田ほどに台湾をやたら過大視することはおかしいでしょう。

*28:そんなにサーモンって人気なの?

*29:中曽根内閣防衛庁長官、宮沢内閣官房長官政務調査会長(河野総裁時代)、幹事長(橋本総裁時代)を歴任

*30:小泉内閣文科相麻生内閣国交相を歴任

*31:小泉内閣経済産業大臣政務官、第2次安倍内閣総務大臣政務官を歴任

*32:橋本内閣労相、森内閣国家公安委員長、第1次安倍内閣文科相福田内閣財務相を歴任。現在衆議院議長

*33:もちろん朝鮮総連メンバーと言うだけで再入国禁止なんて文明国どころか野蛮国以外の何物でもありません。俺は幹部限定でも野蛮だと思いますが、さすがの日本政府も島田みたいに「総連メンバーなら全員再入国禁止」なんて馬鹿なことは言わないわけです。しかしこんなのが教授って福井県立大レベル低いな。

*34:勿論俺はそういう事態を望んでいませんが

*35:もちろん全ての慰安婦が強制連行と言ったら嘘になるが

*36:なお島田が加藤紘一氏がどうこう言ってるのは加藤氏が河野氏が談話を出す前に宮沢内閣官房長官として慰安婦の違法性をみとめる加藤談話を出しているからだ。ただその後、加藤談話では不十分との理解から河野氏が宮沢改造内閣官房長官として加藤談話の発展形として河野談話を出したわけだ。

*37:首相退任後も小渕、森内閣で蔵相を務めた自民党の重鎮

*38:村山、小渕、森内閣外相、衆院議長などを歴任

*39:ま、島田ら反中国連中にとっては非難さえできれば真実であろうとなかろうと構わないでしょうが

*40:これなら別に問題はないでしょう

*41:相手が自分より格上の場合はそういう戦い方もあり得るでしょう

*42:緩和と言い訳する島田だがパキスタンと紛争を起こしたことがあるインド相手に武器輸出などしたら緩和どころか廃止と同じだろう。ただ島田ですら廃止を公言できないのは興味深い。

*43:島田の「健全」云々の判断基準がよくわからないが

*44:加藤氏がどこを指してるのか知りませんが。ただし島田ら国基研が友好国の一つにインドを想定しているのは間違いないでしょう。

*45:吉田内閣官房長官、郵政相、建設相、岸内閣蔵相、池田内閣通産相などを経て首相

*46:というかこの理屈では中国、北朝鮮に限らず「我が国も核兵器を持ちたい」と言う主張を否定できません

*47:ソ連陣営のこと

*48:アメリカ陣営のこと

*49:後にケネディ、ジョンソン政権で国務長官

*50:核の傘」の問題や、持ち込ませずが空文化していることなどの問題点はひとまずおきます

*51:俺の理解では朴氏は別に李氏よりも極右というわけでもありません。制裁路線が仮に強まったとしても島田らのいうような完全な関係断絶などさすがにないでしょう。今後も開城工業団地などは継続されると考えるべきです

*52:鳩山、菅内閣でつとめた

*53:鳩山、菅内閣外相、野田内閣行政刷新担当相を歴任

*54:当時は第1次安倍内閣。安倍は「ホワエグで残業代目当ての残業が減る、家族団らん法だ」と発言し世論の嘲笑をまねいた。

*55:橋本内閣厚生相、鳩山内閣財務相を経て首相

*56:鳩山内閣国交相菅内閣外相

*57:意趣返しという下品な表現をするところがまさに産経です

*58:なお、鹿島建設清水建設大成建設竹中工務店大林組の大手五社を俗に「スーパーゼネコン」と呼ぶらしい。