日テレ「戦力外捜査官」とフジ「福家警部補の挨拶」

・第1話をそれぞれ見ましたがなかなか面白い。「滅茶苦茶ひねってるわけではない」が「適度に謎解き要素がある」ところがいい。今後が楽しみ。
・「戦力外捜査官」は「日テレ版・相棒」といったところですね。テレ朝と違いギャグ要素が多いのをどう評価するかですが、まあ小生はああいうのは嫌いではない。いやむしろ好きかな。
 「福家」は「刑事コロンボ」「古畑任三郎」のようなもの、つまり倒叙ミステリの謎解物ですね。
・まあ、小生、「福家」については原作第1作『福家警部補の挨拶』、第2作『福家警部補の再訪』を持ってます*1し、以前見たNHK版『福家警部補の挨拶:オッカムの剃刀』(2009年1/2、単発ドラマで、福家役は永作博美)も見て面白かったので楽しみにしていたのですが、やはり「良くできたミステリ」をうまく映像化すると面白いですね。
・しかし「一見さえない警官が実は名探偵」という点では古畑、福家は完全にコロンボを踏襲していますね。
・「戦力外捜査官」は原作を後で読もうかと思ってる。
・最近ミステリドラマというと「東野圭吾原作」が多すぎてユーモアミステリ「名探偵の掟*2を除いて東野原作が大して好きでない小生はうんざりしつつあったのでいろいろな作家のミステリがドラマ化されることは嬉しいですね。

*1:第3作『福家警部補の報告』はまだ持っていません

*2:テレ朝でドラマ化されている