2014年1月の日付のエントリで、紹介記事は2014年2月の記事と日付が大幅にずれてますが連続更新の形にしたいので。
■時事通信『北朝鮮、豪伝道師を拘束=パンフ配布が原因か』
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014021900694
『パンフまいたら拘束していい』わけではもちろんありませんが、よほどの覚悟がない限りこの種の「危ないことはすべきではない」でしょうね。単なる旅行客ならこういうことは北朝鮮もしないでしょう。
スウェーデン大使館があって本当に良かったですね。
■産経新聞『韓国政府、北朝鮮鉄道補修に13億円の予算配分 経済制裁見直し?』
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140219/kor14021914100002-n1.htm
これをどう評価するにせよ「韓国は北朝鮮打倒なんて考えてないということ」は改めてはっきりしたわけです。
■日経新聞『北朝鮮債務解消の政府間合意を承認 ロシア下院』
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM18045_Y4A210C1FF1000/
■産経新聞『北朝鮮債務1兆円解消を承認 ロシア下院』
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140218/erp14021823020003-n1.htm
もちろん単純な善意の訳もなく「債務棒引きの代わりにロシア企業の北朝鮮ビジネスで便宜図ってくれ」と言う話です。ソチ五輪では、金永南*1(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長が訪露していましたが、目的の一つはおそらくこれだったのでしょう。
その意味で浅井基文氏の
http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2014/578.html
1月28日付の朝鮮中央通信は、前日(27日)に朴宜春*2外相が駐朝ロシア大使館員との交歓会を催したことを伝えました。そして朝鮮最高人民会議常任委員会の金永南委員長は、2月5日に平壌を発ってソチの冬季オリンピックの開幕式に参加し、7日にロシアのプーチン*3大統領と会見し、「金正恩元帥が送るあいさつを丁重に伝えた」と同日付の朝鮮中央通信が報道しました。また、14日付の中国新聞網は、ロシアのイタルタス通信社の報道として、朝鮮の駐ロ大使の金英才がレセプションの席上、朝鮮がロシアとの間でハイ・レベルの代表団の相互訪問を計画していると述べ、羅津港の改築、石炭、鉄道運輸などの重点項目を挙げたことを伝えました。
http://chosonsinbo.com/jp/2014/02/20140217riyo-3/
朝鮮は中国及びロシアとの間でも活発な外交活動を展開している。金永南常務委員長がソチ冬季オリンピック開催にわざわざ出席し、プーチン大統領と習近平*4主席に対して「金正恩*5元帥からの丁重な挨拶」を伝えたということは要注目だ。
などという主張は全く正しかったわけです。
ロシアは公然と北朝鮮支援に舵を切ってるわけで、ま、改めて「巣くう会流の北朝鮮打倒論」の非現実性が明らかになったと言えるでしょう。