■韓国が桜田文科副大臣を非難 従軍慰安婦問題で
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140304/kor14030419150006-n1.htm
何で桜田が非難されるかというと
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140303/stt14030323590007-n1.htm
日本維新の会は3日夜、慰安婦募集の強制性を認めた「河野洋平*1官房長官談話」の見直しを求める国民大集会を東京・永田町の憲政記念館で開いた。維新国会議員約10人を含む約500人が集まる中、桜田義孝文部科学副大臣も駆け付け、「真実は一つ。皆さんと心と考え方は同じだ。一生懸命応援する。頑張ってほしい」と賛同する意向を示した。
なんてバカを桜田がするからです。桜田を更迭しない限り韓国は「安倍も櫻田と同意見」と見なすでしょう。実際同意見なんだと思いますが。しかし文科大臣・下村*2が河野談話否定論者で、文科副大臣の桜田も否定論者ってのはねえ(絶句)。文科三役でなければいい、他の政務三役(農水、国交など)ならいいというわけではありませんが最悪ですね。
こういう状況で「日本の歴史教科書がまともになる」と思えるお人好しはどこにもいないでしょう。
だからこそ韓国も批判する。
■【主張】石垣市長再選 南西防衛を固める弾みに
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140304/plc14030403570008-n1.htm
ハト派の小生としては大変残念です。
なお、現職1万5千票、元職1万1千票ですから、町を二分した戦いだったわけです。現職が圧倒的に支持されたわけでは全くない。正直、「自衛隊の駐留」などして日中関係を悪化させることは「中国人観光客が減る危険性がある」「周辺海域が緊張して漁業に影響が出る恐れがある」などと言う意味でやるべきではないでしょうが、そういう長期的視点より「自衛隊駐留による経済効果」が期待されるほど石垣の経済が酷いんでしょう。なかなか厄介な問題です。
■【産経抄】3月4日
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140304/plc14030403530007-n1.htm
先日行われた遠藤浩一さんのお別れ会で、遠藤さんと民社党時代からの同志だという西村真悟衆院議員は遺影に向かって『蛍の光』を歌い、手向けとした。
荒木和博も「民社党時代からの同志」だし、まあ、遠藤ってのはそういう人です。学者と言うより右翼活動家であり、拓殖以外では教員になれないんじゃないか。その程度の人を1面コラムで宣伝するんだから産経ってのも本当に極右です。
といっても「蛍のひかり窓の雪…」で始まる1、2番ではない。戦後「消し去られた」3番だった。
▼「つくしの極(きわ)みみちのおく/うみやまとおくへだつとも/そのまごころは隔てなく/ひとつに尽くせ国のため」。日本人がみな、ひとつになって国に尽くしたい。日本の将来に万感の思いを抱いたまま亡くなった遠藤さんを送るに、ふさわしい歌だった。
▼『蛍の光』は明治14年、文部省の「小学唱歌集」初編の中の『蛍』として誕生した。スコットランド民謡に日本の歌詞をつけたものだ。4番にはこうある。「千島のおくも沖縄も/やしまのうちの護(まも)りなり/いたらん国にいさおしく/つとめよわがせ恙(つつが)なく」。
▼ここまでくれば分かる通り、単なる「卒業式の歌」ではなかった。幕藩体制から新しい国をつくり始めた明治初期、若い人の国民意識を育てようと作られたのである。4番など、国境の護りに赴く「わがせ(自分の兄弟や夫や恋人)」を送り出す意味とも受け取れる。
▼だが戦後この3番、4番はほとんど歌われなくなり、忘れ去られていった。例によってその歌詞が「平和国家の唱歌」にふさわしくないと嫌われたからだろう。
3番、4番が右翼的な歌詞であることを考えれば歌われないのも当然じゃないんですかね(まあ、歌詞の内容に関係なく、3番以降は歌われないことが少なくないですが)。
ましてや産経のように「戦前の右翼的歴史」を全く反省してない人間、団体がいまだにいるんだからなおさらです。
1、2番も卒業式からほぼ姿を消し、パチンコ店などの「閉店の歌」と間違われるようになってしまった。
間違われるも何もそういうパチンコ屋はありますからね。なお、1番、2番が歌われないのは「表現が古めかしいから」でしょう。「贈る言葉」とか卒業式ソングはいろいろありますからね。
■バラバラ自民三役 石破*3氏、野田*4氏、高市*5氏 個別に勉強会 集団的自衛権行使容認めぐり
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140303/stt14030323580006-n1.htm
1)石破や高市はタカ派で安倍に近いが、野田は古賀*6元幹事長に近く、安倍とは距離がある。
2)石破や高市は2人とも「安倍の近さ」をアピール競争している
で、別々の勉強会という話です。結果的にその勉強会とやらがどうなるのかはまだわかりません。