今日のMSN産経ニュース(3/17分)

■「日米にきしみ」と批判 民主・野田前首相
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140317/stt14031723200008-n1.htm

野田氏*1は「反米ナショナリズムを助長するようなものもあり、看過できない」と強調。

まあ、安倍の支持者連中(島田洋一櫻井よしこ百田尚樹など)には「東京裁判での南京事件認定は米国も関与した捏造、南京事件の実在など認めない」「ハルノートで米国にはめられて戦争になった」「バターン死の行進は米国の捏造」などなど反米主義者以外何物でもない連中がごろごろしています。でそういう連中を野放しにしてるのが安倍ですから「安倍が同盟国だと思い込んでるらしい米国」だって明らかに安倍を危険視しているでしょう。


■【横田さん孫面会】拉致被害者や家族 「気持ちどれほど抑えてきたか」「私たちにも希望」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140317/crm14031722070013-n1.htm

 曽我ひとみさん(54)
「やっと会うことができて本当に良かったと思っています。これまでのご夫妻の活動を振り返れば、お孫さんに会いたい気持ちをどれほど抑えてきたか察するにあまりあります。これを機に、互いに交流が持てるようになるといいですね。政府には、今回の面会を突破口として、すべての拉致被害者を取り戻すためにスピード感を持って取り組んでほしいと思います」
 地村保志さん(58)、富貴恵さん(58)夫妻
横田夫妻は、長い間、お孫さんとの接触を控えておられましたが、ずっと会いたかったことと思いますし、実際に会われて、たいへんな喜びを感じたことは、報道を通して伝わってきました。ただ、面会の場に、めぐみさんがいなかったことは、残念でなりません。この面会をきっかけに、早期に日朝政府間協議が再開され、まったく進展が見られない拉致・特定失踪者問題が解決に向けて動くことを願っています」
 市川修一さん=拉致当時(23)=の兄、健一さん(68)
「滋さんのニコニコした顔を見て本当によかったなあと思った。これまで解決の道筋が見えない中でも、『ある日突然、ぱっと開ける日が来る』と自分に言い聞かせてきた希望を、改めて感じられる出来事だった。横田夫妻だけでなく、私たちほかの家族にとっても希望になった。これをきっかけに道が開いてくれればいいと思う」

 市川健一さんはともかく、曽我さんや地村夫妻は本心そう思ってるんだと思います。北朝鮮での生活体験者は、蓮池夫妻もそうですが巣くう会のような無茶苦茶な事を言う気には全くならないんでしょう。


■【横田さん孫面会】「追い詰められた北が譲歩、拉致解決へ展望も」早大教授・重村氏*2
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140317/kor14031700070000-n1.htm
 重村教授はバカなんですかね。まあ、「北朝鮮ではなく」第三国モンゴルでの面会というのは「多少の譲歩」かもしれませんが「もっと大きな譲歩」を横田夫妻がしていることは明白でしょうに。二人は以前は「めぐみの生存を北朝鮮が認めない限り孫には会わない」と言ってたわけですから。


■【主張】総連本部落札へ これ以上居座りを許すな
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140317/plc14031703340005-n1.htm
 ばかばかしい。落札者が正式に決まるまで利用が出来ることは居座りと非難されるようなことではないし、落札者が「今まで通り使っていい」と言う態度を取れば、使っていても何の問題もない(実際どうなるかは現時点ではわかりませんが)。大体競売は「借金回収のため」であって、総連弾圧のためではないのに産経は頭がおかしいとしかいいようがない。

*1:鳩山内閣財務副大臣菅内閣財務相を経て首相

*2:毎日新聞ソウル特派員。著書『北朝鮮の外交戦略』(2000年、講談社現代新書)、『朝鮮半島「核」外交:北朝鮮の戦術と経済力』(2006年、講談社現代新書)、『北朝鮮はなぜ潰れないのか』(2007年、ベスト新書)、『金正日の正体』(2008年、講談社現代新書)、『金正日の後継者』(2009年、ベスト新書) 、『金正恩:謎だらけの指導者』(2012年、ベスト新書)、『金正恩が消える日』(2012年、朝日新書)など