「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(3/26分:島田洋一の巻)(追記・訂正あり)

中共の「防空識別圏」批判−上院有力議員書簡(2013/12/05)
http://island3.exblog.jp/22599766/
 だから何だという話に過ぎません。少なくともオバマ政権はこの「上院有力議員」なる「島田好みの反中国タカ派極右議員」ほど中国に敵対的ではないわけです。


天安門事件追憶はもちろん「レッドライン」越え−チャイナチの御用記者
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240136/
 人権派弁護士・浦志強氏の拘束は不当な拘束ではないかという「島田には珍しくそれなりにまともなエントリ」です。大抵の島田エントリは「靖国参拝して何が悪い」「河野談話は撤回しろ」など結論自体が変ですが。
ただし
1)島田が非難するのは人権意識からではなく単なる中国嫌い
2)チャイナチという意味不明な用語(ナチスの特徴は反共主義なので普通共産党ナチスとは言わない)を使ってると言う意味で「何だかなあ」というエントリではあります。


戦争犯罪および人道に対する罪に対する時効不適用に関する条約
http://island3.exblog.jp/22589296/
 ナチス犯罪に時効が不適用であること、その為未だに時々ナチス戦犯裁判が行われて新聞記事になる、ぐらいは小生も知っていますがそれ以上のことは無知なのでよく知りません。

(注:この条約は)日本軍の慰安所は「人道に対する罪」を構成する性奴隷制で、時効が適用されないという主張に際し、援用されることもある。

で島田はそれについてどう思ってるんですかね。なお、「慰安婦は犯罪じゃない」と言う反論は当然、論外であることをお断りしておきます。


オバマ朴槿恵、カービー国連特別報告者に対する北朝鮮の余りに醜悪な誹謗中傷
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240135/

国連人権委員会北朝鮮人権問題特別報告者カービー委員長(同性愛者であることを公言)についてもその性的指向を口汚く罵倒している。

 そういうのは明らかな差別暴言であって弁解の余地はないですよね。一部誤解されてる方がいるようですが俺は別に「何でもかんでも北朝鮮を擁護してる」わけではありません。
 まあ、それはともかく。ただし日本でもウヨなんかは同性愛差別を公言する人間は少なくないです。その意味では島田のような日本ウヨがどれほど「朝鮮中央通信北朝鮮の国営通信)の同性愛差別は問題だ」と言う資格があるのかははなはだ疑問です。つうか島田の場合、「北朝鮮に悪口雑言をいいたいだけ」でしょう。
 同性愛差別と言えば「イスラム国家(例:イラン)」では「同性愛者を石打ち刑」で処刑することが決まってます。ブルネイも「イスラム教徒の国王」がまだ実行はしていませんが「石打ち刑導入方針」を最近公言し、アムネスティなどに非難されています。
 最近は「ロシア正教信者にアンチ同性愛が多いから支持率アップに役立つ」という理由でプーチンが同性愛処罰法を制定、その結果、「オバマ米国大統領やオランド仏国大統領のソチ五輪開会式欠席」を招いています。もちろん「だから北朝鮮が同性愛差別して何が悪い」という話ではなくて「残念ながら未だに同性愛差別国家は多い」し、本気で同性愛問題をまじめに考えるなら北朝鮮だけ批判しても意味は乏しいだろうと言う事です。まあ、島田は北朝鮮への悪口しか言わないでしょうけどね。


■中国・ベトナム海洋衝突とゴルフ場暴行事件
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240132/

 1984年、神戸市のゴルフ場でプレーしていた山口組組長らが、前の一般パーティーに数回ボールを打ち込み、マナー違反を指摘した会社員らに暴行を加えて重傷を負わせる事件があった。
 その時、山口組の顧問弁護士の説明に驚いた。
 組長は何とか穏やかに事を納めようとしたのに、会社員らがしつこく絡んできたため、つい若い者が自衛手段に出てしまった、というのである。一見してヤクザと分かる集団に、まさかそれはないだろう。
 今回、ベトナムとの衝突に関する中国当局の説明を聞き、この一件を思い出した。
 中共スポークスマンの風貌も、当時の顧問弁護士にいくらか似ている*1山口組中国共産党に、本質的に通じるものがあるわけだろう。

・いくら何でも中国のスポークスマンを「山口組の顧問弁護士」呼ばわりはないでしょう。
・むしろ「安倍さんは何とか穏やかに事を納めようとしたのに、中韓靖国問題などでしつこく絡んできたため、つい安倍さんの取り巻き連中(例:百田尚樹)が悪口をいってしまった」云々と言ってる島田ら安倍信者右翼の方がよほど「山口組の顧問弁護士」を彷彿とさせますが?。島田なんか本当に人相が悪いですし、日本ウヨって暴力団関係者が多いですしね(もちろん山口組系列の右翼団体もある)。
・しかし1984年てのはまだヤクザの取り締まりが甘かったんですかね。小生はヤクザってのは「恐喝など金になるときはもちろん暴力を平然と振るう」がこういう「金になるとは思えないケース」では警察の逮捕をおそれて暴力は避けるもんかと思ってました。たぶん今だったらここまでの無法はしないんじゃないですかね。

中国あきれた言い訳「相手が故意に171回衝突してきた」 ベトナムは提訴視野

 もはやジャーナリズムとは言えない記事ですね。最初から「中国は嘘ついてるに決まってる」と決めつけたあげく、根拠が「小国のベトナムが大国中国相手に喧嘩売れると思えない」というんだから何と言っていいのやら。もちろん「結果的に中国が間違っていようとも」産経の記事は論外です。
 まあ、産経はこういう事件を「中国バッシング」にしか使わないわけですが、やるべきことは「中国・ベトナム紛争の平和的解決」であって中国への悪口雑言じゃないわけです。


レーガン*2が尊敬したクーリッジ*3の教え−グローバル・リーダー育成塾
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240166
 島田がクーリッジの自由放任主義(基本的に政府は経済活動に介入しない)を褒めるのには以下の点で「何考えてるんだ?」と呆れました。なお、小生はもちろん経済学のプロではなく、以下の指摘は一般教養レベルに過ぎません。まあ、島田だって経済学のプロじゃないですけどね。彼の専門は国際政治学ですから(まあ、その国際政治学だって怪しい代物ですが)。
【呆れた理由その1:世界恐慌克服を島田はどう考えてるのか】
 クーリッジの後継大統領がフーバー(クーリッジ政権で商務長官)で、フーバーの時代に発生したのが有名な世界恐慌です。でクーリッジ同様、自由放任主義のフーバーは「いずれ不況は収まる」という考えで基本的には何もしませんでした。まあ、「世界恐慌レベルの不況は過去に前例がなかった」「1920年代は黄金の20年代と呼ばれるほど景気が良かった」と言う意味ではフーバーに同情の余地はあるでしょう。
 日本だって浜口雄幸*4内閣(蔵相は井上準之助)は「不況なのに緊縮財政なんかするのか」と言う批判に対し「放漫財政をしたら財政再建が出来ない」として緊縮財政してたわけで、当時は「不況対策はむしろ自由放任の方がいい」という考えは珍しくありません(後の犬養*5内閣、斉藤*6内閣の高橋*7蔵相は積極財政に転換しますが)。積極財政を主張するケインズ理論は今では一般人にとっても常識となっていますがこの頃はそうではありません。
 でまあ、フーバーに同情の余地はあるでしょうが、フーバーは「自然に不況は収まる」と言う立場で基本的に何もしないわけです。でも不況は収まらない。それで国民が納得するかといったら納得しない。一方、フーバー(共和党)に対し、ライバルのルーズベルト*8民主党)はニューディールという積極財政による不況克服を唱えます。
 未曾有の不況を前に「いずれ景気は回復するといって何もしない人」と「俺はこういう政策をして不況を克服すると言う人」とどっちが国民に支持されるか言うまでもないでしょう。でルーズベルトが大統領になりニューディールで景気回復に取り組んだわけです。ルーズベルト以降は「自由放任主義」などはもはや時代遅れになったわけですが島田は「自由放任主義」で不況が克服できると本気で思ってるんですかね。
【呆れた理由その2:アベノミクスは自由放任主義ではない】
 アベノミクスは景気回復を目的に「公共事業の大盤振る舞い」をしているので明らかに「自由放任主義」ではありません。また安倍は「日銀の金融政策」で「円安ドル高」をつくりだし、日本から海外への輸出を増やし景気回復に役立てようとしていますがこうした為替相場への介入ももちろん自由放任主義ではありません。自由放任主義なら「公共事業の大盤振る舞いなどしない」「為替相場は市場に任せる。円高になろうと円安になろうとなすがままに任せ放置する」ことになるでしょう。
 「自由放任主義を島田が褒め称える」のであるならば「自由放任主義ではないアベノミクスを批判しないと筋が通りません」。
 一方、「アベノミクスを褒め称えるのならば」、アベノミクスは自由放任主義ではないのだから、この島田エントリのように手放しで自由放任主義を褒め称えることなど出来ません。
 その当たり島田がどう整合的に考えてるかと言ったらたぶん何も考えてないでしょう。彼はおそらく「自由放任主義が正しいと思う」からレーガンの経済政策を褒めてるわけではありません。
 単に「ソ連を悪の帝国とまで呼んだタカ派レーガンが好きだから「レーガンの経済政策」を褒めてるに過ぎない。レーガンが「ケインジアンケインズ主義者)」なら「ケインズ主義万歳」と島田は言ってることでしょう。一方ハト派(例:カーター氏)が「自由放任主義」だったら自由放任主義に悪口雑言するのではないか。
(なお,タカ派とどうかと経済政策は別に関係ないでしょう。単に「タカ派レーガンが自由放任主義を唱えた」に過ぎません。別にタカ派ケインズ主義を唱えても、ハト派が自由放任主義を唱えても構わないわけです)。島田はおそらく経済政策には知識どころか、何の興味関心もない。
 「アベノミクスが公共事業を大盤振る舞いしてることや為替相場へ介入していることをあなたが批判しないのなら、自由放任主義万歳、とあなたが言うのは矛盾しませんか?」と誰かが島田に聞いてもまともな答えはおそらくかえってこないでしょう。もちろんこうした批判は「アベノミクスの是非」とは関係なく、単に島田が矛盾した態度を取ってる事への批判です。


■米国務省テロ報告2013−中国部分
http://island3.exblog.jp/22558900/
 ぶっちゃけ、「だから何?」でしかないですね。米国の見解は一つの見解に過ぎない。
 「米国見解だから正しい」とか逆に「間違ってる」とか言える代物じゃない。単に「米国の考えがわかる」に過ぎません。
 そんなにアメリカの報告を支持し、信用するなら「慰安婦についての米国下院決議やオバマ発言」も支持したらどうなんですかね。自分に都合のいい物だけ支持し、都合の悪い物は無視するというのだから実にデタラメなご都合主義です。


加地伸行*9教授の靖国論(2001年6月正論)
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240145/

日本遺族会の会長でありながら、首相在任時に靖国参拝をしなかった橋本龍太郎

まあ、一部メディアの報道に寄れば小泉氏の自民党総裁選での「靖国参拝公約」は「橋本氏から遺族会の組織票を奪う為」と言う党利党略だそうですけどね(小泉氏は総裁選で勝利しましたがそれが遺族会の組織票のおかげかどうかは知りません)。もし報道の通りなら全くとんでもない話です。
 そして「遺族会会長」でありながら遺族会に媚びて「靖国参拝」なんて総裁選で約束しなかった橋本氏が立派であることは言うまでもないでしょう。

 中国政府は(中略)共産主義に基づいて運営をしている。当然、霊魂の存在を認めていない。
(中略)
 にもかかわらず(注:首相の靖国参拝を)非難するのは、共産主義者として、霊魂の存在を認めるということなのか。

 そういう問題じゃないでしょうに。「靖国神社A級戦犯を英雄として合祀し、また『東京裁判は不当な裁判』と宣伝している」以上、そこへの参拝は「日本が起こした戦争の正当化」と見なされて「戦争被害国」中国に「戦争に無反省だ」と非難されても文句は言えないという話です。というか実際、安倍の参拝は「戦争の正当化」でしょうし、産経ら右翼の目的も「戦争の正当化」でしょうが。

極東軍事裁判、いわゆる東京裁判は、裁くべき法律なくして裁いたリンチであり、戦争犯罪人など本来存在しなかった。

 すごいですね。靖国参拝した小泉首相も安倍も内心はともかく、建前ではさすがに「靖国A級戦犯が確かに合祀されているが、もちろん私は『東京裁判は不当だ、A級戦犯は冤罪だ』などと主張する気はない」「二度と戦争を起こしてはいけないという思いで参拝した」と言ってるのに「東京裁判なんてリンチと同じ、まともな裁判じゃない、あんなモン日本は正当な裁判と認めるべきじゃない」と加地が言えちゃうのがすごいですね。さすが「2008年、第24回正論大賞受賞者(ウィキペディア加地伸行」参照)」だけのことはあります。
 「いや今更東京裁判なんか認めないなんて言えるわけないだろ」と言う常識は右翼連中にはないようです。こんなふざけた考えが「靖国首相公式参拝派の極右」にあることはもちろん中韓や米国もわかってるわけで首相靖国参拝が批判されるのは当たり前の話です。
 なお、東京裁判の前にはルドルフ・ヘス*10ヘルマン・ゲーリング*11、ヨアヒム・フォン・リッベントロップ*12ナチスドイツ高官を裁いた「ニュルンベルグ裁判」があるので、「東京裁判をリンチ呼ばわりするなら」、論理的に当然「ニュルンベルグ裁判もリンチ」になるんですがそこまでいう覚悟は島田や加地にはあるんでしょうか?

日本人は死者に鞭打つことをしない。われわれ日本人は、死者に対して悪口を言う人間を軽蔑する。

 「良く言うよ」ですね。ウヨ連中は毛沢東だの金日成だの気にくわない人間には死者であってもさんざん独裁者だの、何だの悪口を言ってる癖に。金正日*13死後に、小泉純一郎*14元首相が朝鮮総連に弔問に行ったら「何故あんな奴の弔問に行った」と小泉氏を批判し「死者の金正日氏にむち打った」こともあります。
 また、河野談話当時の首相・宮沢喜一*15(故人)に「首相時代にあんな談話出しやがって」と未だに悪口雑言もしています。未だに金丸訪朝をネタに金丸信*16(故人)に「北朝鮮にへつらった男」と悪口雑言もしています。
 あるいはウヨが未だに足利尊氏を「後醍醐天皇に刃向かった反逆者」呼ばわりしてるのも「死者にむち打つ行為」ですよね。
 「死者にむち打たない」なんてのは全くの大嘘です。たぶん将来、河野洋平氏がなくなってからも「河野の野郎がふざけた談話を出した」と死者にむち打つでしょう。
 単に「A級戦犯を批判するな」と言ってるのに過ぎない。で何でそういうかといえば「あの戦争は正義の戦争だ、日本は悪くない」とウヨが言いたいからです。
 「死者にむち打たないのが礼儀」というなら過去の日本ウヨによる「死者(毛沢東*17金日成*18など)にむち打った行為」を「間違ったコトして申し訳ありません」と謝罪すべきだし、それが出来ないというなら「日本人は死者にむち打たない礼儀がある」と言う発言を「嘘八百だった」と認めてこれまた謝罪すべきでしょう。
 なお、俺個人は「死者にむち打つ行為」が問題だとは全く思いません。問題は「批判内容」であり、死者であろうと、正当な批判ならむち打って何ら問題ないでしょう。
 加地や島田はネオナチが「ヒトラー総統をむち打つな!。死者をむち打つな!」と言ったら支持するんでしょうか?

中・韓の首脳が、みずから進んで靖国参拝をするならば、それを日本人は熱狂的に歓迎するであろう。

 俺は歓迎しませんけどね。日本にだって「政教分離」「A級戦犯合祀」などの問題から首相靖国参拝を批判する人はいます。
 大体、中韓の首脳が靖国参拝するわけないでしょう。ありえない妄想をして何か意味があるのか。

靖国神社は墓地ではない。

 そんなことは靖国批判派もわかってるし、そもそも「墓地だから批判している」わけではありません。「日本の起こした太平洋戦争、日中戦争は正しかった」と主張する極右の「心のふるさと」「聖地」に靖国がなってるから批判されてるんですが。反共主義者レーニン廟を批判したりするのと同じです(なお、レーニン廟は単なるレーニンの墓ではありません)。レーニン廟も靖国も「政治的なシンボル」だから「その政治的イデオロギー」を支持しない人は批判するし、「日本の起こした太平洋戦争、日中戦争は正しかった」という靖国の政治的イデオロギーはもはや時代錯誤です。
 しかし改めて書きますが本当にこの男は「巣くう会副会長」の癖に拉致問題のエントリ、ツィートはほとんどなく、「国家基本問題研究所企画委員」としての「首相が靖国参拝して何が悪い」「打倒中国共産党」「河野談話なんか撤回しろ」というウヨエントリ、ウヨツィートばかりなのだから呆れます。こんな男に巣くう会副会長を頼む方もバカなら、引き受ける島田もバカでしょう。


清華大学国際関係院長のインタビュー−中共のtalking points
http://island3.exblog.jp/22555678/
 「10年後の世界はどうなってると思うか」というインタビュアーに対し院長・閻学通氏は

世界は中国と米国の2極化に向かう。その過程で中国は、ますます国際社会から新興の超大国と見なされるようになるだろう。

と答えています(まあ、この回答はある程度は「中国人としてそうなってほしい」と言う願望でしょう)。しかしこれが気にくわない島田は

中国共産党は、速やかにかつてのソ連共産党の運命を辿らせねばならず、「世界は中国と米国の2極化に向かう」状態など許してはならない

なんて悪口雑言吐くわけです。これが「特定の国が力を持つ一極だの二極だのは問題だ。あえて言えば特定の国が好き勝手できない多極化であるべきだ」「中国が二極のうちの一極になりたいなどと言うのは自己中心主義の思い上がりではないのか」などというならまだ主張としてわかるんですけどね。
 まあ、院長氏の言う「2極体制」になるかどうかはわかりません。日本や韓国、英国やフランス、ドイツ、BRICS諸国(ブラジル、ロシア、インド、南アフリカ)などといった現在それなりに経済力や政治力を持つ国々をどう評価するかと言う問題がありますから。
 ともかく「二極化しようがすまいが」既に米国も中国も国際政治において重要な存在です。そして「米国の国際政治での重要性」は当面変わらないでしょうし、また「中国の国際政治での重要性」も当面変わらないでしょう。島田のようにアンチ中国発言しても何がどうなるわけでもない。
 ちなみに「中国共産党が仮に下野したところで」、中国の国際政治での重要性は変わらないでしょう。なお、島田が中国を嫌ってる理由の一つは「反共主義」ですが「保守政治家の韓国・朴大統領」にも「反日だ何だ」と悪口雑言するのが島田ですから「中国共産党が下野したところで」中国への悪口雑言は変わらないでしょう。
 他にも院長氏の発言を見てみましょう。

個人的には安倍政権の間に中日の対立を解決できる可能性はないと思う。安倍首相が関係改善を望んでいないからだ。例えば集団的自衛権でも自らの政策の合法性を見いださなければならないが、首相は中日の対立が、この合法性の条件を提供すると考えている。

 要するに「中国との政治対立が改憲のいい口実になると安倍は思ってるから日中関係を改善する気はないだろう。安倍政権期に改善の見込みがあるとは思わない、ポスト安倍に期待する」という相当厳しい見方です。もちろん院長氏は「一研究者」に過ぎないし,ご本人も「個人的見解」と断っていますのでこうした見方が「中国政府の見方と一致するかどうか」「中国の日本研究者の主流の見方かどうか」はわかりません。ただこういう見方の研究者がいると言うことはやはりショックですね。

中国は非常に日本を重視している。中国にとって、日本の重要性は英独仏など欧州国家やインドをはるかに上回る。

 まあ隣国ですからね。院長氏は「安倍には期待しない」が「日本は重要視している」わけです。というか日本にとっても中国の重要性は「英独仏など欧州国家やインドをはるかに上回る」でしょう。「インドとの同盟」なんぞを唱える島田ら右翼は訳がわかりません。
 最後に島田のコメントに触れます。

中共側の準公式コメントとして参考になる。

 何で「準公式コメント」と見なすんですかね。確かに院長氏は一部では「習近平氏の外交ブレーンの一人」と見なされてるようですが、ご本人はインタビュアーに対し、「あくまでも個人的見解」と断ってるし、「準公式コメント」と見なす根拠は何なのか?
 単に島田が「安倍時代には関係改善を期待しない」「世界は二極化に向かう」といった院長コメントを「世界支配を中国はねらってる」「安倍氏を不当に敵視してる」なんて言って批判するのに好都合だから「準公式」と勝手に言ってるだけじゃないんですかね。


■防衛装備移転三原則(政治学講義2014レジュメ1)
http://island3.exblog.jp/22552810/

 福井県立大学の2014年度「政治学」の講義で配布したレジュメ(その1)である。

 おそらく島田のことですから「防衛装備移転三原則の是非はひとまず置いて、内容説明とそれに対する国内外の反応の説明」なんて学問的代物ではなく「この三原則はすばらしい」と政治活動家ぶりを講義で発揮、島田とは価値観の違う学生は勿論、同じ価値観の学生でも「講義は政治的活動の場じゃない」と思ってる学生にはあきれ顔で見られてるんでしょう。


慰安婦 「幻の反論書」 冒頭の重大ミス
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240144/
 「幻の反論」というのは産経の単独スクープ(?)です。まあ、記事内容が本当だとして「政府(安倍政権)・自民党・外務省内の産経内通分子」の情報垂れ流しでしょう。そういうのは厳密な意味では「スクープ」とは言えず「政府御用メディアによる悪質な情報工作」だと思いますが。今のところ産経に対する政府の抗議もないので「そんな恥ずかしい幻の報告書があった」というのは残念ながら本当なんでしょう。
 以前国連が慰安婦問題で作成した「クマラスワミ報告」というものがあります。それに当時の日本政府は「確かに慰安婦は違法行為だが、河野談話アジア女性基金で一定の反省をした」と反論しました。
 ところが産経スクープに寄れば「そもそも慰安婦は不道徳ではあっても違法じゃない、クマラスワミ報告は事実誤認している」というとんでもない反論を「外務省の指示なのか」「それとももっと上の自民党幹部政治家の指示か」、「どのレベルの指示かは知りませんが」政府内で作成していたというのだからびっくり仰天です。そんなもん作ろうと思うこと自体が意味不明です。
 大体その反論、明らかに河野談話アジア女性基金に矛盾するんじゃないですかね。
 さすがに当時は安倍政権ではなく、もっとまともな橋本*19政権だったので「外務省か政府自民党か、どのレベルかは不明」ですが「そんな無茶苦茶な反論が反論として評価されるわけないだろ、日韓関係が危なくなるじゃないか」という当然の突っ込みが入りその反論は封印されました。実際には「確かに慰安婦は違法行為だが、河野談話アジア女性基金で一定の反省をした」と反論しました。そしてそんな反論が「提出はされなかったが作成はされた」と言うこと自体表沙汰になれば韓国が反発し、外交関係に支障を来すのでその存在自体が秘密にされました。
 しかし安倍政権の誕生で不幸にも「政府(安倍政権)・自民党・外務省内の産経内通分子」の活動が活発化。
 内通分子は産経に情報を渡し、産経や島田ら産経文化人(つまり右翼)は「当時この反論をすれば良かった、封印したのが間違いだ」と頭痛がしてくる暴論を吐いてるわけです。
 安倍政権が誕生しなければ『「幻の報告書」の存在は関係者が墓場までもっていくか』、まあ事実が公開されるにせよ「50年ぐらい経ってから公開されて」政府や自民党*20も「問題があるから封印したんですよ、こんなの国連に出せるわけないでしょう」といって終わりになったんでしょうけどね。
 冗談じゃありませんよ。当時封印したのは「ナイスプレー」でこんなもん国連の委員会に持ち出したら、韓国は勿論、世界各国から袋だたきですよ。まあ、産経や安倍らの言う事があまりに酷いので、当時、袋だたきになった方が良かったんじゃないかと少しだけ思いますけどね。
 ただその「悪名高い幻の報告書」ですら書き出しは

旧ユーゴ、ルワンダ等の武力紛争下における組織的強姦、家庭や社会における性的虐待や嫌がらせなど、現代社会において女性に対する暴力は重大な問題になっている。日本政府としても、旧日本軍の関与の下、多くの女性の名誉と尊厳が傷つけられたいわゆる従軍慰安婦問題を深く反省し、官民あげてこの問題に誠実に対応するとともに、この問題を一つの教訓として、『女性に対する暴力』の問題一般の解決のために国際社会に協力していくべきであると考えている。

としているわけです。
でこれに島田は「慰安婦は組織的強姦じゃない」と強弁するわけです。いい加減にして欲しいですね。
 しかしこの男も「巣くう会副会長」なのに「首相が靖国参拝して何が悪い」「河野談話なんか撤回しろ」などと拉致と関係ない事ばかり書くのは何なんですかね。

【追記】
 しかし「河野談話の経緯を知りたいから河野氏*21を国会に呼ぼう」という産経だと「何故この反論が封印されたのか、当時の橋本内閣関係者を国会に呼びたい」と無茶苦茶言い出しかねませんね。まあ、安倍がそれに応じるかといったらはなはだ疑問ですけど。
 河野談話については石原信雄氏*22(当時、官房副長官)を国会に呼び出してましたけど、今度は「橋本内閣官房副長官古川貞二郎*23を呼ぼう」と言い出すんでしょうか?
 ちなみに橋本内閣の首相、外相(池田行彦*24小渕恵三*25)、官房長官梶山静六*26)は全員故人なんですよね。当時の官房副長官与謝野馨*27額賀福志郎*28)、外務政務次官(小川元氏*29高村正彦*30)は存命ですが彼ら事情を知ってるのかしら。まあ、知ってても下手な事言うと産経が悪口雑言ですから、たぶん言いたくないでしょうけど。


■【書評】潮匡人*31 著 『日本人が知らない安全保障学』*32
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240162/
 アマゾンでこの本を見ましたが『平和憲法では日本は守れない』という石破茂*33自民党幹事長の推薦の帯がついています。石破は安倍の同志ですから予想の範囲内ですが、よくも石破もこんな本が推薦できるモンです。推薦の言葉も「現行憲法敵視」と言う異常な代物ですし。

「軍事力は他のいかなる手段によっても代替できない安全保障の最終的担保」だとする潮氏は、「防衛大学校が『総合安全保障研究科』を設けていることにも疑問を覚えます」と言う。

 わけがわからないですね。軍事音痴の俺は「総合安全保障研究科」とやらについてはもちろん無知ですが島田いわく

非軍事的な手段を最大限に活用するという「総合安全保障」や「人間の安全保障」といった概念

をお勉強する学科のようです。まあ要するに「正確性を無視して極めてアバウトに、おおざっぱに理解すれば」外交とか文化交流とか商業活動とか「中国でのPM2.5をなくすための環境保護活動への協力」とかそういうことでしょう。コメ欄でご指摘いただきましたがこういうのは「ソフト・パワー」とも言いますね。
 軍事力なんか発動しても、仮に軍事的に勝てても*34相手国に恨みを買ったり、第三国に「日本は野蛮で危険な国だ」とみなされたりして今後の外交活動に支障を来す危険が高いわけです。日本に限らずどこの国だって「国内外の批判を考えれば」そう簡単に軍事力なんか発動できないし、実際発動しないわけです。「軍事で負ければ」もちろんダメージですが、仮に勝てたとしても「軍事で勝って政治で負けた」ではどうしようもない。問題は「戦争に勝つこと」ではなくて「国益をどう保持し増進するか」のわけです。
 「外交とか文化交流とか商業活動とか」の方がずっと大事でしょう。
 「日本企業(工場、デパートなど)が中国に進出して中国の雇用に大いに貢献し、中国のユーザー(消費者)にも喜ばれる」「ドラえもんなど日本の漫画が中国で大人気」「PM2.5をなくすための環境保護活動への協力」などの方が軍事力なんぞより中国相手に有効な政治カードとして機能するでしょう。
 で、「軍事力は最後の最後の手段であり、あくまでも非軍事で解決するのがベスト」と防衛大学校の学科で幹部自衛官に教えることの何が問題なのか。むしろ「軍事力は最後の手段じゃない。速攻で発動しても構わない。非軍事は別にベストでもベターでもない」なんて教える方がよほど恐ろしい。つうか島田や潮は自衛官の命をなんだと思ってるのか。

2020年といえば、我が国では東京五輪に意識が集中しがちである。もし「平和の祭典が行われる年にまさか日本に手を出す国はないだろう」と考える人がいるとすれば、本書を第1頁からじっくり読むべきだろう。

 「手を出す」ってのはどういう意味なんですかね。中国だって尖閣ごときで日本とドンパチやろうと思うほど愚かではないでしょう。


ボルトン*35オバマ批判−慰安婦問題で無用のトラブル起こす
http://island3.exblog.jp/22536761/
 「慰安婦問題で無用のトラブルを起こしてる」のは安倍なんですが。安倍が「河野談話見直し論の主張」など、余計なことをしなければもめないのに「安倍を批判しなければもめない」って言ってることが無茶苦茶です。
 「ヤクザに脅されても金を払えば問題にならない」と言うぐらい馬鹿げてる。それ、不正義への屈服じゃないですか。大体その理屈なら「北方領土竹島を日本があきらめれば領土問題は解決する」「北朝鮮の言い分を日本が全て受け入れれば拉致問題は解決する」とも言えてしまう。でそれを島田は認めるのか?
 つうかマジな話、今、「ボルトン国連大使を務めた」ブッシュ政権だったとして、「批判の仕方はともかく」オバマと同じく安倍批判してると思うんですけどね。批判がもっとやんわりと言う事はあり得ても批判しないことはあり得ない。
 第一次安倍内閣河野談話が撤回できなかった理由の一つは「ブッシュによる警告」でしょう。
 で仮に今が共和党ブッシュ政権でブッシュが慰安婦問題で安倍批判したとき、ボルトンがブッシュ批判するかといったらしないでしょう。単に無責任な「民主党オバマ政権叩き」&「日本ウヨへの媚び」をしてるようにしか見えませんね。
 まあブッシュ政権元高官でも、アーミテージ*36元国務副長官なんかは「慰安婦問題でオバマ同様の安倍批判をそれなりにやってる」わけでボルトンは無責任すぎでしょう。
 オバマの行為に北京が喜んでるって、仮に喜んでるとしても、むしろ安倍の暴言がそうなった原因でしょう。


■カナダの歌手の自然な靖国参拝に噛みついた“パブロフの中韓
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240140/
・自然ではないですね。あの戦争を未だに「正義の戦争」とする靖国に参拝することは非常識な行為です。そもそも政治的にデリケートな問題には「よほどの覚悟がない限り」うかつに手を出すべきじゃありません。
 歌手氏に対し中韓のファン(記事を読めばわかりますが政府は別に抗議していません)が、「失望した、ファンを辞める」「二度と参拝しないと約束して欲しい」などとなっても別におかしいとは思いません。歌手氏の弁明を見る限り彼も「右翼的な深い覚悟があって参拝したわけではなく」、「そんなつもりじゃなかった」と弁明しています。
中韓のファンより、むしろ「ロート製薬がCMに韓国人女優を使った」ら「彼女は独島韓国領と言ってるのを知ってて使ったのか」と恫喝して「強要罪で逮捕された日本極右活動家」の方がよほど「パブロフの犬」でしょう(詳しくはウィキペ「ロート製薬強要事件」参照)。
 それにしても近隣諸国を「犬呼ばわりして恥じない」って当たり、いつもながら島田はまともじゃないですね。大体「中韓以外もEUもロシアも米国も台湾も」靖国に批判的なのを無視できるなんて島田もたいしたタマです。


■マーコ・ルビオ上院議員オバマ氏に対するアドバイス
http://island3.exblog.jp/22529506/
 ルビオなるネオコン議員曰くオバマの取るべき態度は
1)「歴史問題(靖国慰安婦など)についてノーコメント」
2)「尖閣は日本領と認めよ」
だそうです。
 一応指摘しておけば1)について言えばオバマは安倍をやんわりと非難、2)についていえば「どこの領土かはノーコメント、ただし現状(日本の実効支配)を武力で変更することは支持しない」です。ルビオの主張などオバマは何ら評価しないわけです。
 そりゃそうでしょう。「慰安婦は違法じゃない」「靖国に参拝して何が悪い」と言う主張は「太平洋戦争で正しかったのは日本で、米国など連合国の方が間違ってる」という主張が背景にあるのだから、本来米国として認められるわけがない。また過去にこんな無茶苦茶な言動をしてる首相は安倍だけだから「靖国参拝するな」「河野談話を堅持しろ」なんて全然高いハードルでもない。
 また、2)について言えば「台湾の存在」を忘れてはいけません。何故かルビオと島田は無視していますが「台湾が尖閣領有権を主張している」「台湾は米国の友好国(別に台湾独立を支持するわけではありませんが、国と書いてみました)」である以上、「米中関係への配慮」はもちろんですが、米中関係に関係なく、「尖閣は日本領」などと言えるわけもないでしょう。
 そんな事を言えば台湾との関係が悪化するからです。島田やルビオが台湾の領有権主張を知らないのなら無知だし、知っていて「日本領主張」を唱えるのなら「台湾と米国との関係」をどう考えるのか述べるべきでしょう。論理的には「尖閣日本領主張で、台湾と米国の関係が悪化しても構わない」という結論にしかならないでしょうが。
 どっちにしろ台湾の領有権主張を無視して話を展開するなどとんでもない話です。
 しかし島田も「野党共和党ネオコン議員ルビオ」の発言に喜んだって何がどうなるわけでもないと理解したらどうなのか。当分、オバマ政権が続くわけで、その中でルビオの政治的影響力なんかないわけです。ポストオバマ共和党政権で、その中でルビオが「国務長官」など外交の重要ポストにでも就かない限り、島田の願望は叶いません。まあ、仮に島田の願望が叶って、ルビオが要職につけたとしても、今ルビオが主張している「韓国無視、中国敵視、日本ウヨ媚び路線」が実行できるかと言ったらはなはだ疑問ですけどね。
 そんなことしたらアメリカ外交がまともにやっていけないでしょう。


■鈴置高史『踏み絵迫る米国、逆切れする韓国』と中国問題
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240077/
 タイトルだけで絶句ですね。『踏み絵迫る米国、逆切れする韓国』とは鈴置氏が日経BP社から2014年4月に出した本のタイトルだそうです。
 過去にも鈴置氏は『中国という蟻地獄に落ちた韓国』、『中国に立ち向かう日本、つき従う韓国』(いずれも2013年、日経BP社)というタイトルだけで「極右の反中国・反韓国本」と言うことがわかる駄本を出しています。
 まあ、これがその辺の「無名のチンピラ街宣右翼」が「無名の右翼中小出版社」から出す本ならどうでもいいんですが、仮にも「日経編集委員」の肩書きを持つ人・鈴置氏が日経の子会社・日経BP社から出す本が「極右の反中国・反韓国本」というのは頭痛がします。
 「日経って日本を代表する経済紙らしいけどそんな酷いの?、日本って大丈夫なの?」と外国人に認識されても文句は言えないでしょう。


オバマ慰安婦発言に「温度差」という韓国メディアの不安を現実に
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240097
 ばかばかしいですね。「温度差がある」といったところで「河野談話否定論など絶対に認めない」と言う点ではオバマ・米国大統領と朴クネ・韓国大統領に違いはないわけです。オバマが島田らの河野談話否定論を支持することはあり得ない。「オバマ河野談話撤回論を支持することはない」と言う意味ではオバマと朴氏には温度差などどこにもありません。
 「温度差がある」といっても、せいぜい「談話踏襲だけでは信用出来ない、評価出来ない」として安倍政権を批判し、「河野談話の首相談話や閣議決定、衆参両院決議への格上げ」「慰安婦への十分な経済的補償」「全ての歴史教科書に慰安婦問題を書かせる」「慰安婦否定暴言を吐いたNHK籾井会長を更迭する」など、さらなる日本政府の追加措置を求めるか、「談話踏襲(もちろん検証作業とやらでの骨抜きも認めない)」で批判の矛をおさめるか程度の違いでしかありません。むしろオバマと島田の温度差の方が大きい。
オバマが「慰安婦は重大な人権侵害」「元慰安婦の言葉に(日本政府は)耳を傾けるべきだ」等といったこと
・それをうけて安倍が「オバマ氏に同感だ、二度とああしたことを起こしてはならない」といったこと
を平然と無視できる島田のデタラメぶりには心から呆れます。
 まあ、これがオバマではなく「習近平*37・中国国家主席中国共産党総書記」なら、あるいは「安倍*38首相」ではなく「福田*39首相」なら「慰安婦のどこが人権侵害だ」と悪口雑言でしょうが「アメリカのポチ」で「安倍信者」の島田にはオバマや安倍を批判することは出来ない訳です。


■島田のツィート(2014年5/12分)

中共(チャイナチ)幹部が日本とナチスを同列に置いた国際宣伝戦を展開する中、それを助長するような決議を日本の国会自らが行っていた。あまりに不見識である。
http://island3.exblog.jp/22030570/

A級戦犯が祀られた靖国神社を首相が参拝することはヒトラーの墓をドイツ要人が訪問するようなもの」って中国の主張は別に「ナチスと同列に置いた」わけではないでしょう。
 というか仮に中国が安倍政権をナチスと同列扱いしてるとしても戦前日本がナチスと同盟国だったこと、そして同盟国だった時代を美化しようとすれば、「その時代を美化しようとするなんて安倍政権や島田ら日本ウヨってネオナチと同じじゃん」と見なされるのは自業自得であって宣伝戦という話じゃない。口に出すかどうかはともかく、中国が宣伝などしなくても多くの国は「日本って非常識だな」と思ってるでしょう。思わないのは島田のようなウヨぐらいのもんです。
 ちなみに決議ってのは「日独交流150年を祝う決議(2011年)」ですが、まあ両国間には「枢軸国として世界に迷惑をかけた」と言う歴史があるので「無邪気に日独友好万歳というのもいかがか」ということで「過去の負の歴史」にもちょっとだけ触れたと言うだけの話です。当時の谷垣執行部はこの決議に賛成するだけの常識がありましたが安倍にそういうものがあるかは疑問です。たぶんないでしょう。安倍の側近・下村文科相(当時は無役)は当時「こんな決議に賛成できるか」と悪口雑言ですから。

http://mainichi.jp/select/news/20140512k0000m030054000c.html
ヒトラー賛美の隠語:洗剤宣伝のはずが…ドイツで出荷停止
 【ベルリン篠田航一】家庭用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G、本社・米国)がドイツで売り出した洗剤の容器に、ナチス・ドイツの独裁者ヒトラーを賛美する隠語として極右ネオナチが使う「88」や「18」がデザインされているとして、同社は商品の出荷を中止した。DPA通信などが9日伝えた。
 アルファベットの8番目がHのため、ドイツでは「88」はハイル・ヒトラー(Heil Hitler=ヒトラー万歳)を表す隠語とされる。同様に「18」は最初のアルファベットのAと8番目のHでアドルフ・ヒトラーAdolf Hitler)を示すとされている。
 粉末洗剤の容器には6月開幕のサッカー・ワールドカップ(W杯)に向けてドイツ代表のユニホームがデザインされ、背番号として「88」が印刷されていた。洗剤の増量サービスをアピールするため、通常より多い88回の洗濯が可能という意味だった。液体洗剤の「18」も同様に洗濯可能な回数を示していた。
 ドイツではナチス賛美につながる宣伝が刑法で禁じられている。同社は消費者の指摘を受けこれらの洗剤の回収を決めた。AP通信によると、同社は「誤解を与えたのは残念だ。私たちは明確に極右思想とは距離を置いている」と意図的ではなかったことを強調した。5日以降は出荷されていないという。

ということでこの記事は読めばわかるように「米国企業がドイツで販売した洗剤が回収された」という記事で中国は何一つ関係ありません。でこの記事についた島田のツィート。

重要なのはこういう些末事ではなく、中共ナチスの共通性に関する認識の整理と国際的な情報共有だ。

 意味がわからないですね。島田の言う「中共ナチスの共通性」てのも意味がわかりませんが「中国とまるきり関係ない記事」で中国がどうこう言い出す脳内構造が理解できない。


■島田のツィート(2014年5/11分)

「戦後、日本が平和だったのは憲法のおかげ。9条を守るべきだ」。チャイナチや北朝鮮の動きが見えないのか。愚者は友を呼ぶ委員会のようだ。@集団的自衛権で首相批判が相次ぐ 長崎平和宣言委:社会(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014051001000860.html

 島田の言う「チャイナチや北朝鮮の動き」とは何でしょうか。もし「中国や北朝鮮が日本を攻めたら*40どうするのか」というなら*41、その島田の主張は「長崎平和宣言委員会」への反論には全くなりません。
 長崎平和宣言委員会が批判しているのは「安倍の集団的自衛権行使論」だからです。個別的自衛権論を批判しているわけではない。当然

戦後、日本が平和だったのは憲法のおかげ。9条を守るべきだ

というのは個別的自衛権論批判ではなく「集団的自衛権を認めたら韓国が米国の要請でベトナム戦争に参戦したようなことが自衛隊で起こりかねない、それでいいのか」と言う意味です。
 もし島田がそうした「長崎平和宣言委員会」の主張を理解しないで「個別的自衛権を否定するのか」と言ってるのならバカだし、「わかった上で言いがかりをつけてるのなら」性悪の詐欺師です。どっちにしろ島田はまともな人間じゃありませんが。
 なお、島田が「チャイナチ」と言ってるのには頭痛がしますね。島田のナチ定義は何なのか?。
 ナチというのは「右翼反共主義」ですから中国共産党に限らず、共産党は普通ナチとは呼びません。
 そして島田は「旧ソ連・東欧」「ベトナムラオスカンボジア」「キューバ」「北朝鮮」など、「過去に存在した、または現在存在する中国以外の一党独裁共産党」についてはナチと認識しているのか?。それともナチではないと認識しているのか?
 いずれにせよその理由は何なのか?。と聞かれても島田はまともに答えられないでしょう。まあ、島田は以前、「右翼では勿論ない」福島みずほ氏(だったと思います)を「フェミナチ」呼ばわり*42した奇人なのでまともに相手する価値もないですが。島田にとって「ナチ」とは「政治学上の概念」ではなく、「バカ」「アホ」「屑」「ふぬけ」などと同レベルの罵倒用語でしかないのでしょう。


■島田のツィート(2014年5/10分)

(注:韓国は安重根の)伊藤博文暗殺を強く誇るなら、北の独裁者を暗殺できないことを強く恥じるべきだ

 まあ、ばかばかしすぎて突っ込む気が失せますね。「植民地民族(安重根)が宗主国の幹部(伊藤博文)を敵視する」のは至極当然でしょう。そして「逮捕されれば死刑確実」と自覚しながら「韓国植民地化を推し進めた伊藤に一矢報いたい」と伊藤を暗殺するのは実に英雄的行為だと俺は思いますね。大体、当時、合法的な闘争の余地はないわけですから「テロなんて犯罪じゃないか」と非難するのは適切な態度じゃないでしょう。で、こんなこと言う一方で島田ら日本ウヨは中国でのウイグルテロなどに同情の念を語り中国批判するんだから呆れます。
 「テロリスト批判」したいのなら、ウイグルテロも批判すべきだし、「テロにも同情の余地がある」というなら安にだって同情の余地はあるでしょうよ。「中国のウイグル統治は非道だが、日本の朝鮮統治は慈愛に満ちあふれたものだった」と強弁する気でしょうか。
・そして金正恩暗殺希望を公言するとは島田は「巣くう会副会長」という自分の立場をどう考えてるのやら。俺が島田の立場なら巣くう会副会長を引き受けた時点でこういう酷い暴言は封印しますよ。
 「拉致被害者家族会は巣くう会と仲がいい」「巣くう会幹部があんな事言ってるんだから家族会も同意見だろう、家族会も金正恩氏の暗殺を希望してるのだろう」と北朝鮮に思われて、拉致被害者救出のためにいいことは何もない。封印できないのなら巣くう会副会長になるべきでない。
 つうかこんな酷い暴言吐いたら巣くう会や家族会がまともな団体なら島田に「副会長引責辞任」を求めるでしょうね。島田が何暴言吐こうとも野放しにしてるってんだから、巣くう会、家族会が世間に見捨てられるのも当然です。これを恐れたからこそ蓮池透さんは巣くう会批判を始めたわけですが、当の家族会連中がそうした蓮池さんの思いに答えず不当除名するんだから話になりません。

(注:北朝鮮の国営通信・朝鮮中央通信オバマを猿呼ばわりとは)余りに常軌を逸した差別言辞。こんな「本国」を称える「教育」を行う朝鮮学校に、いまだに日本国民の税金を投入している自治体の長は、まことに恥ずべき存在と言える。

 やれやれ。「朝鮮学校北朝鮮」ではないし、そういう問題じゃないでしょうに。
 かつ既にネットで指摘がありますが産経がかつて中国や韓国のことを「シロアリ呼ばわりしたこと」や「チンパンジー呼ばわりしたこと」は島田的にどう理解されるのか。つうか島田自体が差別暴言の常習犯ですけどね。


■島田のツィート(2014年5/7分)

「国基研ろんだん」には、本日、三浦小太郎、浜谷英博、潮匡人3氏の論考が一気に載りました。http://jinf.jp

前から知ってましたけど、三浦も「国基研ろんだん」とやらに登場するとは本当にウヨぶりを隠してませんね。まあ、「チャンネル桜のレギュラー=三浦」だから予想の範囲内ですけど。
 理解できないのは「自称アンチネトウヨid:noharra」が三浦の愚行を容認してることでしょう。理解できないと言えば「自称歴史修正主義批判派、自称チベット支持者」のくせにペマギャルボの歴史修正主義暴論を容認するid:Mukkeさんも理解できませんが。善意に理解すれば、「ペマ、三浦と言った身内はしがらみで批判出来ない恥知らず」、悪意に理解すれば「本当はペマや三浦のネトウヨ言説に親近感を感じてる」のがid:Mukkeid:noharraのご両人でしょう。どっちにしろ「恥知らずでくだらない」事に変わりはありませんが。
 なお、三浦の論文『テロ公式情報が封殺するウイグル難民問題』(http://jinf.jp/feedback/archives/12731)は「ウルムチのテロはウイグルテロかわからない(組織的犯行かどうかはともかく、中国批判派も含めおおよその見方はウイグルテロだと思いますが?)」「そんなことより中国のウイグル統治が難民を産んでることが問題だ」というただの反中国論文です。読む価値もない。
 浜谷、潮の論文もくだらないですが一応紹介しておきましょう。浜谷が『米国「戦争権限法」と尖閣問題』(http://jinf.jp/feedback/archives/12735)。オバマの例の「尖閣発言」について「安保対象内と言ったが一方で中国との対話を求め腰が引けてる」とオバマ非難。
 潮『反日プロパガンダを粉砕する「矛」を持て』(http://jinf.jp/feedback/archives/12741)は「南京事件慰安婦靖国での批判と言った反日プロパガンダを許すな」という寝言です。
 

淡々と事実を述べることで中共を牽制するのは正しい外交だ。
@首相、NATO演説で中国を名指し批判 安保法制見直し理解訴え - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140507/plc14050700490001-n1.htm

要するに「中国への対抗のための集団的自衛権だ」という話でしょう。こんな事を言っていては

個人的には安倍政権の間に中日の対立を解決できる可能性はないと思う。安倍首相が関係改善を望んでいないからだ。例えば集団的自衛権でも自らの政策の合法性を見いださなければならないが、首相は中日の対立が、この合法性の条件を提供すると考えている。

などと「中国・清華大学当代国際関係研究院の閻学通院長」に認識されても文句は言えないでしょう。
 安倍に本気で日中関係を改善する気があるのか全く疑問です。これでは「安倍を引きずり下ろさない限り」日中関係は良くはなりませんが、未だに安倍の支持率が50%台と高いのには頭痛がしてきますね。
 なお、この安倍演説が「NATO」でされたということが非常に問題でしょう。安倍の想定する「集団的自衛権」とは「日米同盟限定ではなくNATOとの共同軍事作戦」まで含まれ、それをNATO側も歓迎しているという危険性があるわけです。こうなると「憲法を守る戦い」「集団的自衛権行使を認めない戦い」とは単に「安倍及び米国との戦い」というよりは「安倍及び米国を盟主とするNATOとの戦い」だと覚悟した方がいいのでしょう。そしてNATOが公然と安倍に反中国演説させるようでは欧米の「チベット支持」と言うのも所詮は「中国を牽制するための政治カード」に過ぎず本心では人権などどうでもいいのではないかと疑いたくなります。


■島田のツィート(2014年5/5分)

「おまえが言うか」が誰もの反応だろう。 
■「韓国船沈没は朴槿恵政権の人災」 朝鮮中央通信が論評 - 朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASG5565WXG55UHBI037.html

 むしろ「暴言バカ」島田の方こそ「おまえが言うか」の典型です。
 島田に「韓国旅客船沈没についてどう思うか」を聞いたら朴大統領に向かって聞くに堪えない悪口雑言を吐くんじゃないですかね。
 なお、「北朝鮮の思惑」は知りませんし、具体的文章を読まないと何とも評価出来ません。
 が、「韓国船沈没は朴槿恵政権の人災」つうのは一般論としてはその通りでしょうね。報道を見る限り、事件はどう見ても人災ですし、その場合「朴政権に責任がない」とはとても言えないでしょう。

重要論点が幾つもある。@李登輝*43 ホラ話を広め軋轢を生む中国はリーダーになれない - ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140131/frn1401311531005-n1.htm

 まあ、李登輝の反中国放言なんかぶっちゃけどうでもいい話です。「元国民党主席」「元台湾総統」でも今の彼は「反中国」「即時独立路線」「日本ウヨへの媚び媚び路線」を採用する事によって「中国ともそれなりにつきあっていく」「独立を当分目指さず現状維持路線」「日本ウヨに媚びたりはしない」国民党とは縁もゆかりもない人になっています。
 李などもはや大して政治力もない「過去の人」のようですから「ふーん、勝手に言ってれば?」で済ませるレベルの存在でしかありません。というか台湾でそういう「政治的に終わった存在」になってしまったからこそ「日本ウヨに媚びる」ようになったのでしょうが。

韓国や中国は、自国の宣伝工作の一環として捏造した「歴史」を利用する。その最たる例が「慰安婦」だ。

 要するに「僕は河野談話は間違いだと思う(李登輝)」と言ってるわけです。つまり右翼雑誌SAPIOに掲載されたという李登輝発言の「中国のほら話」とは「慰安婦違法論」だったわけです。全くどっちがほら話なのか。
 李登輝も随分落ちぶれたモンです。昔はもう少しまともだと思ったんですが。それとも「ぼろが出なかっただけで」昔からこうだったのか。
 「李と政治的に対立する」中国も「クマラスワミ報告、マクドガル報告、米国下院決議などで国際社会も認めてる慰安婦の違法性を否定する李登輝は恥知らずだ」とぶっ叩けて大喜びでしょう。デマ(河野談話否定論)に荷担する李登輝の自業自得ですけど。
 ちなみに台湾にも慰安婦はいて、「アジア女性基金」も台湾人慰安婦にお金を支給しているし、安倍の発言については馬英九*44総統も中韓同様に抗議しています。
 台湾人が「日本ウヨに媚びる」李登輝のように「河野談話撤回論」を支持してると思ったら大間違いです。

韓国は常に強い国に寄り添って生き延びてきた国である。

 李登輝ってのは本当にバカですね。こういう事を言っても韓国が李に激怒するだけでしょうに。それとも右翼メディア(産経など)相手には韓国の悪口をいい、韓国メディア相手には「韓国礼賛発言」をするという「二枚舌路線」なんでしょうか。韓国人だって「駐日韓国大使館員」など、日本語は読める人はいるでしょうしそんなふざけた態度は韓国相手にモロバレだと思いますよ。

日清戦争日露戦争で日本が中国、ロシアを破り、日本が強い国として彼らの目に映ったからこそ日韓併合を呑んだのだ。

 自発的に飲んだんじゃなくて「恫喝されて無理矢理飲まされた」んですけど。安重根、義兵闘争、3・1独立運動とかどう評価してるんでしょうか?

 朴槿惠大統領の父、朴正煕は日本の士官学校で教育を受けた人で、彼女も親日的かと思いきや、むしろ反日の姿勢を明確にして再び中国に寄り添おうとしている。今は日本よりも中国のほうが強いと彼らは考えているからだ。だから彼らは日本に対して罵詈雑言を投げかけ、中国に阿(おもね)っている。

 単に歴史認識問題で中国と共闘してるに過ぎないことをよくもまあデタラメがほざけるモンです。

中国という国は南京大虐殺のようなホラ話を世界に広め

 やれやれ。「慰安婦はほら話」だけでもうんざりですが何なんでしょうか、このデマ。大体、南京事件を理由に松井石根*45が裁かれた東京裁判の時の政権与党は「蒋介石国民党」のわけで、これは中国どころか「蒋介石閣下を嘘つき呼ばわりする気か」と国民党の反発を確実に買いますよ。蒋経国蒋介石の長男、蒋介石死後、総統に就任)に副総統にしてもらった男の言葉とは思えない暴言ですね。
 かつ東京裁判は「中国オンリーの裁判」ではないんだから「国際社会も敵に回す暴言」ですね。
 しかし「反中国目的で『慰安婦は合法』『南京事件は捏造』などとデマ飛ばしてまで、日本ウヨに媚びるバカ」は李登輝だけでもうんざりですけど他にも「チベットのペマ・ギャルボ」「ウイグルのイリハム・マハムティ(世界ウイグル会議アジア担当副総裁、日本ウイグル協会代表)」とかいるのは何とかなんないですかね。
 「極右しか僕とつきあってくれないんだもん」とか言い訳してごまかせる問題じゃないと思いますよ。


■島田のツィート(2014年5/4分)

中国共産党は、速やかにかつてのソ連共産党の運命を辿らねばならない。
@時事:「安倍氏は誰と戦いたいのか」=日中対抗に米の思惑も−閻学通氏・集団的自衛権 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201405/2014050400075&g=pol

島田らしいばかばかしさですね。
中国の研究者が
「我が国は集団的自衛権に反対だ。なぜなら安倍氏の唱える集団的自衛権は我が国を仮想敵とした上で我が国へ発動することを考えてるように思うからだ」
安倍氏は過去の戦争を反省せず、また我が国を敵視してるように思う。その象徴が集団的自衛権であり、靖国参拝だと思う」というのに対して
中国共産党なんてソ連共産党みたいに崩壊すればいいんだ」と悪口雑言抜かすことは「この研究者の見方『中国敵視が集団的自衛権の理由の一つ』が正しい」と宣伝してるようなモンです。
 こんな事を言えば絶対に中国は集団的自衛権行使に賛成しないでしょう。
 これが研究者氏への反論になってると思えるのは島田ぐらいでしょう。それとも研究者氏の主張に関係なく、単に中国共産党への悪口雑言吐きたかったんでしょうか。
 安倍ですら「打倒中国のための集団的自衛権」なんてことは本心はともかく建前では言えず、せいぜい中国問題を持ち出す場合でも「尖閣へ中国が侵攻してきたら」云々と言う話にしてるんですけどね。
 ちなみに俺は「ソ連共産党が崩壊してもロシア共産党として今も一定の政治力を有し、またプーチン*46大統領は旧KGB出身」ということを考えると仮に中国が複数政党化しても「今の中国共産党は一定の政治力を保有し続ける」と思いますね(それの是非はともかく)。
 それなりのエリートが今現在、中国共産党に所属してるわけですからね。日本だって鳩山一郎(犬養*47内閣文相、戦後、首相)、岸信介(東条内閣商工相、戦後、首相)、重光葵(東条内閣外相、戦後、鳩山内閣外相)、賀屋興宣(東条内閣蔵相、戦後、池田*48内閣法相)など、戦前からの政治家が戦後も一定の政治力を持ったわけで、公職追放でもしない限り、日本やロシア同様に中国でも、仮に複数政党化しても、共産党所属の既存の政治家が一定程度政治力を発揮するでしょう。そう言う意味で島田みたいな無茶苦茶な中国敵視は非常識でしょう。


■島田のツィート(2014年4/30分)

北朝鮮政権を支える中共を一度ぐらい批判してみよ。
@核による「破滅の危険」今も=早期廃絶を国連で訴え−広島・長崎市長
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201404/2014043000090&g=pol

 いつもながら島田は言ってることが意味不明です。
 長崎、広島両市長が「核保有国は核廃絶に積極的に動くべき」といったら悪口雑言です。何もこうした主張をしてるのは現市長だけでなく歴代市長がそう主張してるんですけどね。
 要するに「日本の核武装」すら主張する島田にとって「核廃絶論者」は敵でしかないわけです。
 「中共を一度ぐらい批判してみよ」って「核保有国は核廃絶に動くべき」てのは中国批判なんですけどね。中国は核保有国ですから。「核廃絶論」の立場なら「中国の核保有も当然批判せざるを得ないし、実際批判している」のですがそうは理解できないところがさすが島田です。
 もちろん中国限定ではなく「英米仏露」への批判でもありますが。
 なお、長崎、広島両市長が「中国に対してどういう態度か」知りませんが島田だって「両市長の態度を知った上でこう非難してるわけではなく」
1)打倒中国(中国政府転覆)を唱えない限り、中国批判とは認めない(そんなことは安倍ですら言えないでしょうが)
2)核廃絶論者は左翼で、左翼は中国シンパと妄想してる
ということなんでしょう。
 広島市長の松井一實氏は「元厚生労働省官僚で自公の支援で、民主党社民党の支援を受けた三宅吉彦・前副市長を破っています」ので保守系です。
 また、長崎市長の田上富久氏も自公の支援を受けていた保守系伊藤一長・前市長*49の後継候補として出馬していますのでこれまた保守系です。
 つまりは島田が左翼扱いして両市長に悪口雑言するのは変な話です。いやもちろん秋葉忠利*50広島市長など革新系の市長なら悪口雑言していいわけでもないですが。


■島田のツィート(2014年4/27分)

「方針を固めた」以上、駆け込み侵略を招かぬよう急ぐべきだろう。
@離島占拠に「対抗措置」、自衛隊法改正へ : 政治 : 読売
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20140426-OYT1T50180.html?from=tw

・ばかばかしいですね。現状でどこの国も離島占拠*51なんか実行しようとしていない*52のに、どうして「駆け込み侵略」なんて妄想できるのか?。
 中国だって仮に自衛隊相手に軍事的に勝利*53できるとしても、「国際的非難を浴びた上、日本企業が中国から撤退しかねない」尖閣侵攻なんかやるわけないでしょう。
・読売記事の「正規の軍隊ではない武装集団」ってのはもしかしたら国とは関係ない「アルカイダのようなテロリスト」を想定してるのかも知れませんがその場合だって「どこのテロリスト(中国人極右活動家?)が尖閣に侵攻するのか?」という話です。
・なお、本当に「国と関係ないテロリスト」に対して現状の自衛隊法では不備があるのかどうか自体、疑問があると思いますし、仮に不備があるとしても現状の日中関係でこういうことをすれば「挑発行為だ」と中国に認識され、さらに関係が悪化する危険性が大きすぎます。かつテロリストの侵攻などまずありえない想定でしょう。自衛隊法改正方針は愚行と言うべきでしょう。

韓国紙の冷静な記事。
Chosun Online | 朝鮮日報旅客船沈没:過去に学ぶ日本と過ち繰り返す韓国』
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/27/2014042700073.html

そもそも韓国は「安倍靖国参拝」「河野談話否定論」などの問題行為を批判してるのであって「日本の全て」を批判してる訳ではありませんのでね。
 ちなみに日本について触れた部分は

 日本は他国の災害についての白書まで作成している。2003年に韓国で発生した大邱地下鉄放火事件の後、専門家17人に依頼し、1年余りにわたって分析を行い、白書をまとめた。東京都はこれを基に、地下鉄の駅構内で火災が発生した場合の複数の避難路を設定し、駅のホームの売店なども燃えにくい素材を用いて造り替えた。

ということで今回問題になった「フェリー事故そのもの」ではありません。
 ちなみに朝鮮日報旅客船沈没:大惨事を教訓に安全対策を強化した日本』(http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/27/2014042700071.html)なんて記事もあるので参考までに一部紹介しておきます。

 日本もかつて、セウォル号と似たような旅客船の惨事を経験した。日本でも最も危険な海の一つとされる瀬戸内海で、1955年に発生した「紫雲丸事故」がその代表的なものだ。この事故では、修学旅行中の小・中学生100人を含む168人が死亡し、日本社会に大きな衝撃を与えた。その原因は、濃い霧の中で注意を怠り、安全速度を無視して航行したというものだった。
(中略)
 この事故をきっかけに、日本政府は安全対策を大幅に強化した。業者の運賃収入をめぐる損失や、乗客が不便を強いられることを理由に有名無実化していた停船勧告の基準が厳しくなった。停船勧告とは、気象状態がよくないとき、海上保安庁が出航を停止する制度だ。また旅客船に対し、沈没を防ぐ水密隔壁の増設や、復元力の強化など厳しい構造基準が適用され、衝突事故を防ぐため水路の通行区分が完全に分離された。
 日本で全国の小・中学校にプールが設けられ、水泳教育が強化されたのも、この事故で溺死した子どもたちが多かったのがきっかけだった。また、海難事故を防ぐための調査や、航路の改善についての調査を行う海難防止協会も設立された。このような取り組みにより、1950年代まで頻発していた大規模な海難事故は、60年代以降には大幅に減少した。それと同時に、紫雲丸事故が起こった瀬戸内海が、船員になるための訓練コースに指定された。航海士など、船員の資格を取るために航海練習船で実習を行う際は、必ず瀬戸内海を航行しなければならない。

慰安婦で米韓に「温度差が浮き彫り」。韓国聯合通信。
http://m.yna.co.kr/mob2/jp/contents_jp.jsp?cid=AJP20140425003400882&domain=6&ctype=A&site=0100000000

「温度差がある」といったところで「河野談話否定論は許さない」と言う点では米韓に違いはないことは聯合ニュース記事にも書いてあるんですけどね。
 韓国が「河野談話否定論のバックは安倍だ、安倍は全然反省していない。我が国は安倍を批判せざるを得ない」と批判してるのに対し「日韓関係、日米関係は大事だから安倍をあまり批判してくれるな。事情はともかく、安倍も談話踏襲と言ったやないか。もちろん確かにあんたの言うとおり、安倍の本心は『談話撤回論』だが、俺の目の黒いうちは河野談話撤回なんてふざけたまねは絶対にやらせないから、攻撃の手をゆるめて欲しい」というのが米国。
 島田の「河野談話撤回論」なんか絶対に認めないという意味では米国の態度も批判しないとおかしいのですが、批判出来ない「アメリカのポチ」が島田です。

それが中国共産党だ。
@「豪大学内に中国人スパイ網」 地元紙報道、総領事は反発(産経)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140427-00000063-san-asia

島田にはやれやれですね。駐シドニー中国総領事は「デマ記事だ」と抗議してるし、地元紙報道が正しいという保障はどこにもないのに。産経「対馬が危ない」みたいなデマ報道じゃないんですかね。
そして島田だと「日本にも同じ事があるはずだ」とか思って福井県立大の中国人留学生も敵視してるんだろうな。いやそれどころか学生に限らず中国人一般を敵視してるのかも。

盲点を突いたつもりだったのか。世の中、不思議な事が起こる。
@交番で刃物、「金出せ」 強盗未遂容疑で60歳男逮捕:社会(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014042601001564.html

 銀行や郵便局ならともかく、交番に多額の金があるわけもなし、警官にその場で取り押さえられる危険性大(実際そうなった)だし、金目当てと言うよりは「人生に行き詰まり自暴自棄になったあげく刑務所に行きたかった」んじゃないですかね。
 「このまま餓死するくらいなら刑務所でめしを食う」「交番襲えばその場で逮捕されるだろう」とか何とか。包丁もおそらく「本気で警官を刺す気」ではなくある種のパフォーマンスでしょう。
 「泥棒だと執行猶予がついて刑務所に行けないかも知れない、強盗なら刑務所に行けるだろ、強盗にするのには警官相手に包丁振り回せばいいだろう」と。
 それも嫌な話ですけどね。本来、「生活保護とか福祉の対象」になるべき人でしょうから。


産経新聞『「慰安婦は人権侵害」 米韓首脳会談 オバマ大統領言及』
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140425/amr14042521120007-n1.htm
 オバマが誤解の余地のない明白な表現「慰安婦は重大な人権侵害」で河野談話否定論への批判意思を表明しました。「ケリー国務長官ヘーゲル国防長官の千鳥ヶ淵訪問で、靖国参拝反対の意思を表明した」にもかかわらず「安倍が靖国参拝を強行したこと」で完全に面子を潰されたオバマがまるきり安倍を信用していないことがよくわかります。「これくらい言わないと安倍はバカだからわからないorわからないフリをしてすっとぼける、その結果、本当に河野談話を撤回しかねない」というのがオバマの判断でしょう(と同時に「俺が言わないと政府与党やマスコミ、野党が安倍の撤回論にストップかけられるか疑問」とオバマに見なされてるわけで日本人として屈辱の限りです)。ただ日本で安倍相手にこう発言して「安倍さんにそういいました」と記者発表しないのは「安倍の面子を完全には潰さない」せめてものオバマの情けでしょう。
 今後の島田らウヨのオバマ政権への対応が見物でしょう。一方これで安倍はいっそう「河野談話見直し」を公言することが困難になりました。


朝日新聞『ドコモ、インドから撤退へ 料金競争激しく売り上げ低調』
http://www.asahi.com/articles/ASG4S5PYDG4SULFA02F.html
■読売新聞『ドコモ、赤字続きのインドから撤退…全株式売却』
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20140425-OYT1T50143.html?from=ytop_main4
産経新聞『ドコモがインド携帯事業から撤退 現地合弁の保有株を1200億円で手放す』
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140425/biz14042510200021-n1.htm
日本経済新聞『ドコモ、インド携帯事業から撤退 出資の持ち分売却へ』
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDZ240JZ_U4A420C1MM8000/
NHK『NTTドコモ インドから撤退へ』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140425/k10014015611000.html
 「儲からないから撤退した」と言うだけで政治性は何もない話ですが、ここからは、島田が『中国から撤退しろ』と叫ばなくても儲からなければ企業は中国から撤退するし、儲かるから撤退しないのだと言う事がわかります。
 一方、島田が「インドとの友好」を叫ぼうと儲からなければこのようにインドから企業は撤退するわけです。


■島田のツィート(2014年4/20分)

邦人の生命財産の保護のため大陸に軍を進めざるを得ない、かつてそうした状況があったことを想起させる。
@商船三井の船舶差し押さえ 対日初*54強制執行(中日Web)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014042001001749.html

 いつもながら「島田には」やれやれですね。
 先ず第一に戦前日本の中国侵略を『邦人の生命財産の保護のため大陸に軍を進めざるを得なかった』とするのは歴史の捏造以外何物でもありません。
 戦前日本のねらっていたことは最終的には「蒋介石政権打倒による中国完全植民地化」だったわけです(それ以前も「満州国建国」など侵略的目的であって到底自衛とは言えませんが)。
 さすがにここまで酷い暴言は安倍ですら中国及び国際社会の批判が怖くて言えないでしょう(米国もここまで酷い発言は当然批判するでしょう)。とはいえ「島田は安倍のブレーン」と言われてることを考えれば「言わないだけでこれが安倍の本心」の可能性があるのが恐ろしいところです。
 第二に「想起させる」というこの島田発言からは島田が「今現在、邦人の生命財産の保護のため中華人民共和国自衛隊を進めざるを得ない」と考えている疑いがあります。「中国に自衛隊を派兵する」など、安倍ですら「中国との軍事衝突の危険性(中国に限らず勝手に自国に外国軍が来て、何も反撃しないお人好し国家などないでしょう)」や国際的非難が怖くて出来ないでしょうが、「中国への自衛隊派兵を狙ってる」と誤解されかねない発言を平然と出来る島田には呆れます。島田だと「誤解」でなく「正解」の可能性があるのが恐ろしいところです。
 第三に「強制執行の是非」はともかく「強制執行という法的措置」をまるで略奪行為であるかのように表現するのはおかしいでしょう。「強制執行の是非」は法的に争うことが可能でしょうし、そうしないで島田流の「自衛隊出兵」などすれば日本は「野蛮な国家」として国際的評価を大いに落とすでしょう。
なお、記事に寄れば「訴訟原因が生まれた戦前」には被告側会社(商船三井)は大同海運といいました。
 戦後
1)1964年、大同海運と日東商船が合併してジャパンライン
2)1989年、ジャパンラインと山下新日本汽船*55が合併してナビックスライン
3)1999年、大阪商船三井船舶*56ナビックスラインが合併して商船三井
になり「大同海運の流れが商船三井に入る」わけです。

戦前と同様、日本人財産の略奪に力を入れ出したようだ。
@中国、商船三井の船舶差し押さえ 徴用船賠償めぐり - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140420/chn14042016310003-n1.htm

 いつもながら「島田には」やれやれですね。この「上海海事法院の決定」をどう見るべきかはこの問題の素人ですので評価は控えます。いずれにせよ「これこれこういう理由で決定は不適切だと思う」などと理路整然と批判するならともかく島田のような感情論をかましても意味がありません。仮にも学者ならもう少し「知性的な発言」を書いて欲しい。
 大体、裁判判決による差し押さえはたとえ不当判決でも「むき出しの暴力である略奪」とは全然違うでしょう。

【追記】
1)なお、当事者の商船三井は差し押さえをやめてもらうために「40億円の金を中国司法当局に船の代わりに預けました(これを供託という)」。
商船三井の側は島田のようなアンチウヨと違い「普通の訴訟事件」として動きアンチ中国的な言動は慎んでるわけです。まあ、ウヨ言動をしたところで何がどうなるものでもありませんから。
2)産経新聞『【船舶差し押さえ】菅官房長官「戦後賠償とは分けるべきだ」』
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140425/plc14042509100008-n1.htm
・中国が「通常の民事訴訟に過ぎない」と反論し
商船三井も供託金を納めた以上
日中国交正常化の精神に反する」と言い続けたところで赤恥にしかならないのでこうなるのは当然でしょう。明らかに商船三井はこの件が「右翼の中国叩きのネタ」になることを嫌っていると思います。
 その商船三井の意向を無視して安倍政権もこの件で中国批判し続けるわけにも行かないでしょう。
 ただし「中国に向かって当初『日中国交正常化の精神に反する』という批判の言葉を投げかけたが、結局撤回し中国の言い分を事実上認めた」という安倍政権の外交音痴、政治音痴ぶりは全世界の外交関係者にもはや知れ渡ってしまったわけです。とんでもない話ですが、たぶん商船三井に「どういう意向か」確認することさえしなかったんでしょうね。「供託金を納めるつもり」とわかってればあそこまできつい批判を中国相手におそらくしないでしょう。
 そしてこれに対し、島田は
・安倍政権批判したくないので何も言わない、のか
・はたまた「菅はふざけるな、何が『中国は戦時賠償問題とは関係ないと言ってるし、商船三井が供託した以上これ以上何もする気はない』だ!。この媚中国派が!」と菅長官批判するのか気になるところです。たぶん島田って商船三井が供託したことについて「何で供託した!」とか思ってるんだろうな。

*1:おそらく全然似てないでしょうね。まさか島田がその顧問弁護士の写真を大事に家に保管してるわけでもないでしょう。

*2:カリフォルニア州知事を経て大統領

*3:マサチューセッツ州知事、ハーディング政権副大統領を経て大統領

*4:加藤内閣蔵相、若槻内閣内務相などを経て首相

*5:大隈内閣文相、山本内閣逓信相などを経て首相

*6:西園寺、カツラ、山本内閣海軍相、朝鮮総督などを経て首相。内大臣時代に226事件で暗殺される

*7:山本、原、田中、犬養、斉藤内閣で蔵相。斉藤内閣蔵相時代に226事件で暗殺される

*8:ニューヨーク州知事を経て大統領

*9:著書『儒教とは何か』(1990年、中公新書)、『「史記」再説:司馬遷の世界』(2010年、中公文庫)、『沈黙の宗教:儒教』(2011年、ちくま学芸文庫)、『中国人の論理学』(2013年、ちくま学芸文庫)など

*10:ナチス副総統、判決は終身刑

*11:空軍司令官。死刑判決が出た後に獄中で自殺

*12:外務大臣、判決は死刑。

*13:国防委員長、朝鮮労働党総書記、朝鮮人民軍最高司令官

*14:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*15:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。また首相退任後も小渕、森内閣蔵相を務めた。

*16:田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官福田内閣防衛庁長官自民党総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、副総裁(宮沢総裁時代)を歴任

*17:中国共産党主席

*18:国家主席朝鮮労働党総書記、朝鮮人民軍最高司令官

*19:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、自民党幹事長(宇野総裁時代)、海部内閣蔵相、村山内閣通産相などを経て首相

*20:その頃自民党があるか知りませんが、あったとして

*21:中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長を歴任

*22:自治事務次官。竹下、宇野、海部、宮沢、細川、羽田、村山内閣で官房副長官官房副長官退任後は一時アジア女性基金副理事長を務めた

*23:元厚生事務次官。村山、橋本、小渕、森、小泉内閣官房副長官

*24:宇野内閣総務庁長官、海部内閣防衛庁長官、橋本内閣外相、自民党政務調査会長(小渕総裁時代)、総務会長(森総裁時代)を歴任

*25:竹下内閣官房長官、橋本内閣外相などを経て首相

*26:竹下内閣自治相・国家公安委員長、宇野内閣通産相、海部内閣法相、橋本内閣官房長官を歴任

*27:村山内閣文相、橋本内閣官房副長官小渕内閣通産相自民党政務調査会長(小泉総裁時代)、第一次安倍内閣官房長官麻生内閣財務相菅内閣経済財政担当相などを歴任

*28:橋本内閣官房副長官森内閣経済企画庁長官、自民党政務調査会長(小泉総裁時代)、小泉内閣防衛庁長官、第一次安倍内閣財務相などを歴任

*29:既に政界を引退

*30:村山内閣経済企画庁長官、橋本内閣官房副長官小渕内閣外相、森内閣法相、第一次安倍内閣防衛相などを経て現在自民党副総裁。

*31:著書『常識としての軍事学』(2005年、中公新書ラクレ)、『憲法九条は諸悪の根源』(2007年、PHP研究所)、『司馬史観と太平洋戦争』(2007年、PHP新書)、『日本人として読んでおきたい保守の名著』(2011年、PHP新書)など

*32:2014年、中公新書ラクレ

*33:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政務調査会長(谷垣総裁時代)を歴任

*34:もちろん勝てない恐れもありますが

*35:ブッシュ父政権国務次官補、ブッシュ子政権国務次官、国連大使を歴任

*36:レーガン政権国防次官補、ブッシュ子政権国務副長官を歴任

*37:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て国家主席、党総書記、党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*38:小泉内閣官房副長官官房長官自民党幹事長(小泉総裁時代)を経て首相

*39:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*40:中国はともかく北朝鮮の場合そもそも軍事的に自衛隊に勝利することなど無理でしょう。つまりは攻めてなどこないと言う事です。まあ、軍事的に勝てても「野蛮だ」と批判されて政治的に敗北するのでは意味がありませんので世界最強の軍事国家アメリカですらそういつもいつも戦争するわけではなく、島田が考えるのに比べたら戦争のハードルはずっと高いのですが。

*41:たぶんそういうことでしょうが

*42:正直福島氏も島田なんか訴えないでしょうが公人をナチ呼ばわりすれば名誉毀損で訴えられても文句は言えないし、島田の所属組織から懲戒処分されても文句は言えないでしょう。まあ島田の所属組織「福井県立大」「巣くう会」「国基研」は島田を野放しにして恥じない呆れた団体揃いのようですが

*43:台北市長、副総統を経て総統

*44:連戦内閣法相、台北市長を経て総統

*45:南京事件当時、中支那方面軍司令官。A級戦犯として死刑判決が下った

*46:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相を経て大統領

*47:大隈内閣文相、加藤内閣逓信相などを経て首相。515事件で暗殺される。

*48:石橋内閣蔵相、岸内閣通産相などを経て首相。

*49:長崎市議、県議を経て市長。2007年、ヤクザによる狙撃で不幸にも選挙戦中に死去。急遽、田上氏(当時、長崎市統計課長)が後継候補として出馬。

*50:1990〜1999年まで衆院議員。社会党国会対策委員長社民党政策審議会長など歴任。1999〜2011年まで広島市長。

*51:島田らが妄想してるのは中国の尖閣侵攻でしょうが

*52:北方領土とか竹島とか言う1940年代、1950年代の昔の話はここでは除きます

*53:もちろん敗北の可能性もありますが

*54:戦時賠償の一つと見れば「初」なのでしょうが、中国が指摘するように「ただの民事訴訟」とみなすならば「初」ではありません。まあ、「初だとして何だ?」という話ではありますが。

*55:1964年に山下汽船が新日本汽船と合併して出来た会社

*56:1964年に三井船舶が大阪商船と合併して出来た会社