ストーカーねえ?。ヘイトスピーチが問題じゃなかったんだ?(追記あり)

 いやあ、今日、チベット研究者「W大学教授」某女史*1から「ニフティを通して」削除依頼がありました。前回のはてな同様危うく「宣伝メールと勘違いして削除する」ところでした。
 前回はてなからエントリを削除したときは、小生は「アホ、バカ、『人間のくず』などの悪口雑言がヘイトスピーチ*2に当たるから削除しろ(某女史)」と言うお話だったので「悪口雑言を削除した上でココログに転載」いたしました。 悪口雑言を削除すれば、「沖縄に米軍がなければ中国が攻めたかも知れないなどと言うのは非常識だ」「何の根拠もないのにブータン政府によるネパール人政策への批判者に社会主義シンパのレッテルを貼るのはおかしい」「ダライラマが『進化論を否定するエセ科学者』村上某と対談するのを黙認していいのか」などという批判は、某女史に対する批判としてはそれなりに正当な物だと思っています。 また、仮に「まだ悪口雑言が酷いというなら」訂正の意思はあるとも書きました。これなら某女史も「ココログもとにかく削除しろ」なんて言わないんじゃないか、それなりに誠意を示した事になるんじゃないかと思ったわけです。
 そうしたら今度はニフティを通して「ストーカー行為だから削除しろ」だそうですよ。ストーカー呼ばわりされるとは思っても見なかったのでびっくりしました。うーん、某女史のストーカー定義がよくわからん。
 少なくとも「ストーカー禁止法のストーカー」ではないでしょう。小生、しつこくつきまとってるわけではありませんので。ぶっちゃけIDコールやトラバを送ったりはしていませんし、某女史のエントリにもコメントしていない。ブクマも最近は付けてなかったかと思います。そういうことで、女史に挑発行為と思われても嫌ですのでね。
 にもかかわらず「しつこく批判的に自ブログエントリで取り上げるとそれだけでストーカー」なんでしょうか?。「誰も読めと女史に押しつけてないんだから」読みたくなけりゃ読まなきゃいいでしょうに。
 そんな、アホなと思いますね。それ「どんな形でアレ、ボーガスは私の批判はするな」と言うのとどこが違うんでしょうか?
 小生の過去のはてなエントリが「ヘイトスピーチ」にあたるとしてもそれだけで「ストーカー呼ばわり」したあげく「記事を全削除して今後批判するな」はないでしょう(まあ、言ってることがストーカー云々で「ヘイトスピーチでない」ということは某女史も「小生の書き直し後の文章はヘイトスピーチに当たらない」と言う認識なのでしょう。そこは幸いですね)
 まあ、ストーカー呼ばわりですからもはや「批判内容が不当」というのではないんでしょう。とにかく「ボーガスはエントリで私に触れるな」という話の訳です。こうなると「前回の対応」のように、「はてなは全削除する」「でも悪口雑言を除けばそれなりにまともだと思うから書き直す」「はてなで再アップだと挑発行為だと誤解されかねないのでココログにアップする」と言うようなわけにはいかないわけです。
 小生には某女史の振る舞いは某女史が非難する「中国の言論抑圧」と何が違うのかさっぱりわかりません。id:Mukkeさんどう思います?。いや「チベットファン仲間である某女史のいうことなら味噌でも糞でも何でも擁護するMukkeさん」にまともな回答を期待していませんが、あえて聞いてみました。
 某女史も学者ならばまずは拙エントリのコメント欄でご意見を述べたらいかがですか?。何で毎回「はてな経由、ニフティ経由で削除要請」なんでしょうか。某女史だって学者として「研究発表で批判されることもある」でしょうし、あんだけ中国に悪口雑言言ってれば中国関係者からカウンターとして何か悪口雑言を言われることもあると思うんですがそうでもないんですかね。今までの人生で批判されることは全くなかったんでしょうか?。某女史の方だけ好き勝手に批判するという生き方だったんでしょうか?
 某女史は打たれ弱すぎの気がしますね。
 小生、某女史の問題点を批判しネットで意見を問いたいとは思っていますが、とはいえ、はっきり言って「自分は好き勝手に他人を自ブログやツイッターで非難する癖に」ここまで打たれ弱い、すぐに「削除要求する」困った人と「関わり合い」になりたくないので、ココログの記事をどうしようかなと思っています。あの方と関わり合いになりたくないからいっそ削除しようかなという気もします(追記:削除しました)。
 それはともかく。ニフティ曰く

 上記の申立対象のココログ記事*3について通報者様*4から削除の申立やお問い合わせ等がございました場合には、@nifty会員規約第15条に定める自己責任の原則の下、お客様ご自身が真摯にご対応くださいますようお願い申し上げます。

第15条(自己責任の原則)
1.
会員は、会員による@niftyサービスの利用と@niftyサービスを利用してなされた一切の行為とその結果について一切の責任を負います。
2.
会員は、自己の@niftyサービスの利用及びこれに伴う行為に関して、問合せ、クレーム等が通知された場合及び紛争が発生した場合は、自己の責任と費用をもってこれらを処理解決するものとします。
(以上ニフティからのメールのコピペ)

だそうです。「自己責任」で「真摯な対応」を「お願い申し上げます」ていわれてもねえ。何をしたらいいのやら。某女史の要請に応じて削除すればたぶん後腐れないんですけどね。
 はてなの場合「当社の検討の結果確かに問題だと思うのでプライベートモードにする」というある種の「判断」があったわけですが、ニフティは「全部当事者双方でやり合って下さい」という自由放任主義のようです。要するに「某女史の要望を連絡はしたけど、あとボーガス君が判断してね、俺はノータッチだから」ということのようです。
 おそらく某女史に対しても「ボーガスにはあんたの要望を知らせたけどそれ以上のコトする気はないから、どうしても削除してほしかったらボーガスと直接やり合ってよ」ということでしょう。
 はてなの対応について言えば
・直接当事者とやり合えなくて歯がゆい
・いきなりプライベートモードにされて記事の更新が出来なかった(いや物理的には更新できるんですけど、プライベートモードで更新してもねえ)
というデメリットがある反面、
・直接当事者とやり合うとヒートアップして罵倒の応酬という恐ろしいことになりかねないがはてなが、ワンクッション入ってるのでその危険性は少ない
はてなという第三者の判断(小生の場合、プライベートモード)を元にいろいろと考えることが出来る
はてなが「ああせい、こうせい」というのでそれに対応すれば問題解決につながることがある
というメリットがあります。
 もちろんニフティはその逆ですね。
 いきなりプライベートモードという不都合はない。また直接やり合うと「歯がゆさはない」でしょうが、「はてなのような調停者的存在なしで」罵倒の応酬というおそろしい事になりかねない。
 まあ、小生としては様子見ですかね。何度も言いますが正直あの方と関わり合いたくはないのですが削除するのも癪だなあと。いや削除しない場合でも「もめ事はノーサンキュー」なので「基本的には」今後二度とあの方の「ブログエントリやツィート」には言及しませんけどね(産経とか全国紙のインタビューで登場したらネタにするかも?。いや、その場合もしない方がいいかな)。
 うーん、でもあの方ともめるのも嫌だし、あの方だといきなり訴訟とかわけわからないことしかねないしな。面倒だからココログの「某女史批判1〜7」をすぱっと削除するかな。一応、保存はしておきますけど。まあほぼ100パーないと思いますけど「女史の考えが変わる可能性もある(もちろん変わらない限りネットには上げず永遠に封印ですが)」し、さすがにわざわざ書いたものを全削除って本当に空しいからね。
 ともかく全削除した上で「ここに書いた削除の経緯」と全く同じモンをココログにも乗せとくかな。(追記:ココログには『過去エントリを削除しました』http://bogus-simotukare.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-79d3.htmlを掲載しました)
 まあ、「某女史のような自分勝手で変な人とは関わり合いたくないから言及しない」というのも見ようによっては「批判の一種」といえるかもしれません。
 何度も言うけど某女史が「中国の言論抑圧を批判しながら、それと何が違うのかよくわからない言論抑圧行為を平然と実行できる変な人」つうのがわかったのは勉強になったね。しかしこれ「ボーガスが100パー悪い、某女史の行為は不当な言論抑圧でも何でもない」って人がどんだけいるのやら。
 id:Mukkeさんだとそういいそうだけど。「ダライのオウムからの金銭受領」「ペマの河野談話否定論への荷担」などで以前からチベット関係者へのイメージは良くありませんでした*5が、某女史とMukkeさんのおかげで「チベット関係者への印象がさらに最悪」になったこともここに述べておきます。小生がチベット支援なんぞに協力することは「以前もありませんでした」が、今後も「絶対にない」でしょう。狭量と言われようと何と言われようと小生はそういう人間です。
 しかし某女史がBill McCrearyさんに対して今のところ何も言わないのは「ヘイトスピーチ」「ストーカー」と言う非難はさすがに出来ないと思ってるんですかね(たぶんMcCrearyさんの批判に気付いてないわけではないでしょう)。だとしたら俺も脇が甘かったよなあ。
 それとも「いずれMcCrearyさん相手にも削除要請する気満々、日曜日」「俺やMcCrearyさんに限らず自分への批判は削除要請する気満々」なのか?。まあ俺以外も削除要求する気満々だったらもはやまともな学者とは言えないと思いますね。


【2014年5/1追記】
 以前、「チベット問題が取り上げられててすばらしい教科書!」と某女史が褒めた『育鵬社の公民教科書』が話題に(http://togetter.com/li/661488)なってるので紹介しておきましょう。
なんとびっくり仰天なことに『育鵬社の公民教科書』には「インテリジェントデザイン論(書き手はダライと対談したエセ科学者・村上和雄)」が書いてあるそうです。いやあ、こういうことがすぐわかるんだからネットって便利だな。
1)インテリジェントデザインなんて「天地創造説の偽装に過ぎない」エセ科学じゃん
という意味でも 
2)理科ならまだしも何で公民でインテリジェントデザインが出てくるの?(もちろん理科で出てきても困りますが)
と言う意味でもびっくりである。こんな教科書で紹介されてもチベットもむしろいい迷惑だろう。
 しかしこの記事についた諸ブクマ(http://b.hatena.ne.jp/entry/togetter.com/li/661488)も指摘するように「何でこれで検定合格するの?」だろう。それほどまでに自民党の政治的圧力が酷いと言う事なのか?。進化論否定論が未だに強いと言われる米国を笑えないな。


【2014年5/2追記】
Mukkeさんが

・某女史が『育鵬社の公民教科書』を絶賛したこと
・ダライが「インテリジェントデザイン論者・村上」と対話して恥じない馬鹿者であること

を無視して

http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20140501/p1
「自分たちの世界観に添った主張をするためなら学問なんて踏みにじっても平気,という点で(……)み〜んな歴史修正主義とつながってます。歴史修正主義を甘やかしてきた結果がこれなんです」耳が痛い。

なんて抜かすことに不快感で一杯になったので以下の通り「偽善行為も大概にしろよ」というMukkeさん批判ブクマをつけた。「耳が痛い」とかいうならとっとと「村上のインテリジェントデザイン説の流布に荷担した」ダライや某女史の批判でもしたらどうかね。

http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20140501/p1
アホか, バカの見本, またMukkeか, エセ科学の共犯者, ダライラマ
http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20140430/2345678901で少し触れたがid:Mukkeには「某女史が育鵬社教科書絶賛したこと」や「ダライが村上和雄と対話したこと」をどう思うか教えて欲しい。(メタブへ)

そしてメタブ。

http://b.hatena.ne.jp/entry/b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20140501/p1
バカの見本 またMukkeか エセ科学の共犯者 ダライラマ
 石濱やダライの愚行を批判しない時点であんたは育鵬社側の人間だろ。エセ科学批判者ぶってるんじゃねえよ、偽善野郎。

 正直俺はid:Mukkeさんやダライや某女史のことは「低劣な人格の持ち主」として、心の底から軽蔑してるし、どうすればあそこまで低劣な人格になれるのか教えて欲しいくらいだ。Mukkeさんやダライや某女史に怒りを感じない人間が理解できない。彼らが愚行をやり続ける限り俺は「チベット支持なんて絶対にしない」。

*1:某女史が誰のことか、わかる人はわかるでしょう。某女史の名前を書くと某女史が「私の名を出すな」と怒りだしかねませんし、正直小生も某女史にはうんざりで名前も出したくないので名前は書きません。

*2:俺個人は単なる悪口雑言はヘイトスピーチとは言わないと思いますが

*3:つうか女史は現在アップされてる記事全部削除しろというご希望のようですが

*4:もちろん「W大学教授の某女史」のこと

*5:まあ、だからこそ拙エントリでチベット関係者を批判していた訳です。