「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(5/31分:島田洋一の巻)(追記・訂正あり)

■「拉致問題に関する有識者との懇談会」第1回会合について(写真)
http://island3.exblog.jp/23160477/

 この「懇談会」は何らかの提言文書を、ある期限内にまとめるといった性格のものではない。

ということは巣くう会に対するガス抜きでしかないわけです。そもそも「提言をまとめる性格ではない」どころか、懇談会の懇談内容について政府から情報が全く出ないのでマスコミも報道しようがなく、マスコミには完全に無視されています。
 メンバーは座長の古屋拉致担当相以外は

古森義久  国際教養大学客員教授
武貞秀士*1  (韓国)東北アジア国際戦略研究所客員研究員
・伊豆見元*2  静岡県立大学教授
西岡力*3    東京基督教大学教授、「救う会」 会長
島田洋一*4  福井県立大学教授、「救う会」 副会長
・荒木和博*5  拓殖大学教授、「調査会」 代表
川人博*6   弁護士、東京大学講師、「法律家の会」 幹事
増元照明*7 「家族会」 事務局長
・飯塚耕一郎*8  「家族会」 事務局次長

と武貞氏、伊豆見氏を除いて見事なまでに巣くう会人脈です。産経の古森が「国際教養大教授」の肩書きで産経隠ししてるのは実に滑稽です。


■元首相村山富市を招く韓国「東北アジア歴史財団」
http://island3.exblog.jp/23158847/
 もちろん島田は村山談話の価値を認めませんし「村山談話河野談話を前提にしないと日韓友好など成り立たない」という村山氏や、東北アジア歴史財団の主張を認めませんから悪口雑言です。
 ただ日本の戦前に否定的なのは何も村山氏や韓国だけではなく、同盟国米国を含むほとんどの国と「その国の政治家」が否定的なわけです。安倍ですら建前の世界では「村山談話否定」なんかできないわけです。島田みたいな馬鹿な事を言ってるのは、道義的是非以前に「日本の孤立」を招き国益を害します。

愚かな人物*9を首相に担ぎ上げた政治家たちの責任も、改めて検証する必要がある。

って当時は自社さ連立であり、村山内閣にも当然、自民党幹部政治家が入閣しています(なお、ポスト村山の橋本内閣も当初は自社さ連立であり社会党の久保亘氏が蔵相として入閣しています)。
 村山内閣閣僚は村山内閣終了後も、
大島理森環境庁長官:後に森内閣文相、小泉*10内閣農水相自民党国会対策委員長(第1次安倍*11、福田*12、麻生*13総裁時代)、幹事長、副総裁(谷垣*14総裁時代)を歴任
河野洋平外相:後に小渕*15森内閣でも外相
亀井静香運輸相:後に橋本内閣運輸相、自民党政務調査会長(小渕、森総裁時代)を歴任
高村正彦経済企画庁長官:森内閣法相、小渕、福田内閣外相、第1次安倍内閣防衛相などを経て現在、自民党副総裁
野中広務自治相・国家公安委員長:後に小渕内閣官房長官自民党幹事長(森総裁時代)を歴任
橋本龍太郎通産相:後に首相
平沼赳夫運輸相*16:後に森内閣通産相小泉内閣経産相を歴任
森喜朗建設相:自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)を経て首相
与謝野馨文相:後に小渕内閣通産相、第1次安倍内閣官房長官福田内閣経済財政担当相、麻生内閣財務相・金融担当相を歴任
と政府、党の幹部として活躍したわけです(名前はアイウエオ順、役職はウィキペディアを参照)。
 島田はこれらの人々をどう評価するのか。現在自民党副総裁の高村氏や、次世代の党の平沼がいることを考えればそう簡単に「村山内閣の閣僚経験者」を罵倒も出来ない*17と思いますが、高村氏や平沼も含めて、平然と罵倒するのか?
 それとも「高村氏や平沼の存在をなかったこと」にしたり、詭弁で彼らを擁護したりした上で、大嫌いな河野氏や野中氏だけ「村山内閣閣僚」として罵倒するのか?

【2014年8/15追記】
1)
■『元首相村山富市を招く韓国「東北アジア歴史財団」と自社さ時代』http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240568/では村山・自社さ政権関係者としては河野外相(自民党総裁)と武村蔵相(さきがけ代表)の名前だけ出して非難しています。平沼運輸相や高村経済企画庁長官の存在は予想通り無視です。全く島田はデタラメきわまりない男です。

東北アジア歴史財団」については(中略)早稲田大学が友好関係を持っている。

つまりは島田が早稲田を敵視してると言う事です。早稲田にとっては島田のことなどどうでもいいでしょうが。島田に評価されるには「河野談話撤回」「首相靖国参拝擁護」しないといけないわけですがそんなことが常識人にできるわけもない。

2)
 島田が非難する「東北アジア歴史財団」についてはホームページ(http://www.historyfoundation.or.kr/jpn/)があります。


朝鮮日報共和党下院議員候補スーザン・ショルティ氏『日本海・東海併記法案』に賛成の意思表明、韓国系住民に親韓国をアピール」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/08/12/2014081200522.html

「東海併記法案を米国連邦議会に!」
 スーザン・ショルティ(注:バージニア州共和党)米下院議員候補が「東海*18」と「日本海」を併記する法案を連邦議会に上程することを公約に掲げた。
 韓国系団体「米州韓人の声(VOKA)」ピーター・キム会長は11日、北朝鮮人権活動家*19として知られているショルティ候補が「東海併記法案の連邦議会上程を責任をもってする」という書簡を韓国系コミュニティーに送ってきたことを明らかにした。
 ショルティ候補は13日にバージニア州アナンデールでキム会長ら韓国系の人々と記者会見をして具体的な内容を自ら発表する予定だ。
(中略)
 韓国系が多数居住している地域*20で韓国系社会の宿願である東海併記法案上程を公約した候補者*21が出るのは初めてで、他候補にもこうした動きが広がるか関心が寄せられている。
 今年3月に全米50州のうちバージニア州で初めて可決された東海併記法案は、7月1日に正式発効される。同地域の公立学校教科書に納品している各出版社は「東海」という表記を追加しているとのことだ。
 キム会長は「バージニア州15万人の韓国系が一つになって成し遂げた歴史的な東海併記法案の第2段階は、米国政府による正式な東海併記支持」と前提、「そのためには連邦議会の政治家を動かさなければならない。バージニア州ショルティ共和党代表候補が東海併記法案の上程を約束をしたことは大きな意義がある」と評価した。

 スーザン氏とは島田の「ウヨ仲間」「アンチ北朝鮮運動の盟友」であり、以前島田はスーザン氏について「アンチ北朝鮮保守のスーザン氏が共和党下院議員になれば米国の北朝鮮政策が厳しい物になることが期待できる」「是非、女史に議員になって欲しい、まずは共和党内の予備選で勝利して欲しい(朝鮮日報記事に寄ればどうやら予備選に勝利し正式に共和党候補になったようですが)」とスーザン氏に自ブログやツイッターで熱いラブコールを送っていました。
 その島田にとってスーザン氏のこの発言は「がっかり」でしょう。島田は併記など支持しておらず、併記運動を進める韓国系団体とそれを支持する議員を「反日呼ばわり」してきたからです。なお、「アンチ北朝鮮」と「親韓国」は両立するので島田には残念ながら「アンチ北朝鮮」スーザン氏のこの「親韓国的な態度」は矛盾でも何でもないわけです。
 今後「安倍の河野談話踏襲をなかったことにするご都合主義者」島田が過去のスーザン氏絶賛をどう処理するのかが見物です。
 過去のスーザン氏絶賛発言をすべてなかったことにして「韓国に媚びやがって、何が東海併記に賛成だ、スーザンの野郎許さない」「スーザンが当選するくらいなら民主党候補が当選した方がマシだ」と悪口雑言するのか?。はたまたそういうわけにいかないので「スーザン氏の親韓国発言をなかったことにして」今まで通り「アンチ北朝鮮の同志」としてスーザン氏を称えるのか?
 それとも今後はスーザン氏には全く触れなくなるのか?。これが島田の大嫌いな「マイク・ホンダ民主党議員」あたりなら「罵倒」すれば済む話ですが。


■島田のツィート(2014年8/12分)

中国共産党のてらいなき代弁人である凌星光氏が、「福井県立大学終身教授」の肩書で文章を載せているのを見たが、迷惑な話だ。もう退職して久しく、非常勤での講義も行っていない。堂々と中国共産党関係の肩書*22一本で勝負して欲しいところだ。
http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2013-03/28/content_28387411_2.htm

・意味がわからない。「福井県立大学終身教授」の肩書きを実際に持ってるのならそれを凌氏が使用するのは何ら違法でも不当でもない。島田が「肩書き詐称」といわないところを見ると実際にそういう肩書きを持ってるんでしょう。
・何でこんな言いがかりを凌氏につけるのか訳がわかりませんがウヨ仲間から「お前の大学だろ、凌を何とかしろ」と無茶な因縁でもつけられてるんでしょうか?
・「退職して久しく、非常勤での講義も行っていない」て、そんなことは「福井県立大学終身教授」の肩書きを使ってはいけない理由に全くならないでしょう。そもそも「終身教授≒名誉教授の一種」「長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督みたいなもん」でしょうから。「退職して久しく、非常勤での講義も行っていない」名誉教授は勿論山ほどいますし長嶋も別に巨人の指揮なんか執っていません。
・つうか島田の方こそ学者の名に値しない極右活動家なんだから福井県立大教授の肩書きを使わず、堂々と「巣くう会副会長、国家基本問題研究所企画委員」という「ウヨ活動家の肩書き一本」で勝負して欲しいところです。
・しかし、島田が福井県立大に対して「何故、凌なんかに終身教授の肩書きを与えた」と悪口雑言しないところが興味深い。島田も「所属組織の悪口を言ったら後が怖い」という程度の常識はあるようです。まあ、それでも島田は一般人と比べたら相当に非常識ですが。終身教授の肩書きのある人間に向かって「肩書きを使うな」というのは「肩書きを与えた」福井県立大学執行部に対する悪口と理解されてもおかしくないですからね。
・なお、凌氏が島田が言うほど中国寄りかどうかは知りません。ただし少なくとも島田が紹介している凌氏の論文『日本で形成されつつある冷静な対中世論』(http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2013-03/28/content_28387411_2.htm)は

 国際基督教大学の千葉真*23教授は、▽(注:尖閣問題で)現在のこうした対立と緊張を維持するか▽1972年(注:の日中国交正常化)以降の棚上げ路線に戻るか▽対話を通じて共同管理、共同開発を実現するか――という3つの選択に言及。千葉教授は3番目の選択だけが実現可能*24だとしている。

という代物で島田が言うほど中国寄りではありません。
 要するに凌氏が言ってることは「日本側は尖閣問題強硬派ばかり」と中国人は思いがちだが、そうでもなく、「棚上げ」や「共同開発」といった尖閣問題の平和的解決策を模索してる千葉教授のような人間もいる、そういう『日本で形成されつつある冷静な対中世論』に期待したいという話です。別に凌氏は「尖閣は中国領だと日本は認めろ」と言ってるわけではない。
 ま、この程度でも島田は「棚上げだの共同開発だの、凌氏はふざけるな、日本が単独開発して何が悪い」「凌氏の言ってる事が事実なら千葉氏は売国奴だ」としか思わないのでしょうが。


■島田のツィート(2014年8/10分)

(注:慰安婦報道について)徹底した謝罪と検証を日英両文でするまで朝日に広告は出さないを企業が徹底すれば、「朝日問題」は解決する。

 さすがにそんなバカウヨ企業はほとんど存在しないでしょうね。そんなことをしたらそれこそ、慰安婦のいる中韓や東南アジア(フィリピン、インドネシア等)で日本製品不買運動が起きかねません。是非以前*25に現実性のないことをよく言えるもんです。
 また「朝日の誤報」検証をいくらやろうが、そんなことと慰安婦に関する問題(慰安婦の違法性の有無*26慰安婦問題を日韓間でどう解決するかと言う事など)は関係ありませんし、誤報という意味では「慰安婦は違法ではない」と言うデマを垂れ流す産経*27の方がよほど罪は重いでしょう。


■島田のツィート(2014年8/6分)

しっかり反論しない限り、国連官僚による偽善的な日本批判はいくらでも続くだろう。
@国連弁務官慰安婦問題で日本批判=「性奴隷」「人権侵害継続」と主張(時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140806-00000128-jij-int

 いい加減島田らウヨの言う反論「慰安婦は違法じゃない」を「すればするほど」、「国連官僚から批判が出続けること」を島田らウヨは自覚したらどうなんでしょうか。つうか「自称親米」の島田ら日本ウヨが認めたがらないことですが、慰安婦問題ではブッシュjrやオバマと言った米国大統領も国連官僚と似たり寄ったりの批判をしており、「慰安婦は違法じゃない」と居直ってるのは日本ウヨだけなんですが。


■島田のツィート(2014年7/31分)

それならまず小泉が原発前で切腹せよ。
時事ドットコム川内原発「責任あいまい」=小泉元首相
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201407/2014073100420&g=soc

 主張の是非以前に、島田は言ってる事が意味不明ですね。何で小泉氏が切腹しないといけないのか。
 小泉氏は「川内原発再稼働はおかしいと思う」と言ってるんだから「いやおかしくない」と島田がきちんと反論すればいいでしょうよ。原発推進派全てがそうだとは言いませんが、島田に限れば小泉氏に「川内原発再稼働に問題などない」と反論する能力がないから醜い逆ギレをしているだけでしょう。
 つうか島田は、自分とウヨ仲間は何があろうと責任とる気がない無責任な屑の癖してよくふざけたことがいえるもんです。島田ら「珍右翼が巣くう会」こそ「拉致が解決しなくてすみません」と言って拉致被害者家族の前で切腹でもして死んだらどうなんでしょうか。家族会も島田ら巣くう会に「いつになったら拉致問題が解決するんだ、無能」「手前ら何の役にも立ってないじゃないか、糞野郎」ときちんと罵倒したらどうなんでしょうか。


■島田のツィート(2014年7/29分)

過去のブログ・エントリから。「黒人指導者」という言葉のおかしさについて。http://island3.exblog.jp/22017982/

 まあ、島田の珍論はさておき島田が紹介する米国の某保守評論家の「白人運動指導者という言葉はないのに何故黒人運動指導者という言葉があるのか」というのは「保守評論家氏の発言動機」に関係なく「ある種の真理」ではあります。
 何で白人運動指導者と言う言葉がないかといったら話は簡単で「黒人差別はあっても、白人差別がないから」です。
 同様の理由で「女性運動指導者と言う言葉はあっても男性運動指導者と言う言葉はない」し「障害者運動指導者という言葉はあっても健常者運動指導者と言う言葉はない」わけです。まあ、無理矢理言葉をなくそうとしなくても、「差別がなくなれば言葉も自然と消える」でしょう。そういう話だと俺は思います。


■島田のツィート(2014年7/26分)

(注:河野談話撤回を唱える)この気概ある主婦*28に比べ、(注:唱えない)舛添や河村建夫氏は何なのか。
@「性奴隷」明記に立ち上がった主婦 産経http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140726/plc14072609200010-n1.htm

 安倍だって建前では「河野談話踏襲」なので「気概の無さ(?)」で河村氏(麻生内閣官房長官)や舛添都知事と変わらないのですが絶対に安倍批判しない島田のデタラメさには改めて呆れます。
 なお、「気概ある主婦」の言動について国連は全く相手にせず「慰安婦は性犯罪の被害者」という判断を変えませんでした。もちろん「一介の主婦に過ぎないから」ではなく、「主張が間違ってる」からです。当然、日本政府が同じコトしても批判されるだけで、それがわかってるから日本政府はそういうバカはしないわけです。


■島田のツィート(2014年7/22分)

パシフィズムを「一国武装解除主義」と訳すのもよいだろう。

 いいだろうも何もそれ誤訳でしょうよ。パシフィズムは「平和主義」「反戦主義」とでも訳すのが適切でしょうし、実際問題、「ベトナム戦争反対」「イラク戦争反対」「核廃絶を目指そう」など多くのパシフィズムは別に「一国武装解除主義」なんかじゃないわけです。
 日本の護憲派に限定したって「周辺諸国(中国、南北朝鮮、ロシアなど)が軍を保有していても関係ない、今すぐ自衛隊を廃棄し非武装の日本を」なんて人はほとんどいないでしょう。仮に自衛隊廃止を目指す人がいてもそれは長期的目標に過ぎません。
 大抵は「軍縮」「武器輸出禁止」「集団的自衛権行使反対、自衛隊の海外派兵禁止」「朝鮮半島で有事を起こさない」などといったものを目指してるわけです。ま、島田もそんな事は百も承知でげすなレッテルはりしてるだけでしょうが。
 まあ、島田の場合「軍拡」「大いに武器輸出しよう」「集団的自衛権を認め自衛隊をどんどん海外派兵しよう、『イラク、アフガン戦争の英国』のように米国と共同軍事作戦してもかまわない」「朝鮮半島で有事が起こってもいっこうに構わない」だから平和主義者とは全然話が通じませんが。


■通貨偽造と同様「歴史偽造」にも制裁発動を
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240567/
 本当にそんな物を国連が発動出来る制度にしたら中韓の要請を元に「南京事件否定論」「河野談話否定論」を理由に日本が発動されかねませんがそうは思わないところがさすがバカウヨの島田です。逆に「南京事件」「慰安婦」で中韓に発動したいらしい。この間の慰安婦問題での「慰安婦違法説に立った」国連人権委員会勧告や国連人権高等弁務官発言は島田の頭にないようです。それとも「日本の独自制裁」でしょうか。安倍ですらそこまで馬鹿な事は出来ないでしょう。まあ、日本に中韓を非難出来る正当な理由があったって「深い経済関係のある中韓相手」によほどの事情がない限り、制裁なんか出来るわけもなければすべきでもないですが。


■朝日の慰安婦「捏造」一部自認について(英文記事)
http://island3.exblog.jp/23106556/
 朝日が認めたのは誤報であって「捏造」ではありません。「捏造を認めた」という島田の物言いこそ「捏造」です。全く島田もどうしようもない男です。


■背筋を伸ばし、口元を引き締める、だけが必要な日韓会談
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240559/

 外相の岸田氏*29に望むのは、背筋を伸ばし、口元を引き締めて韓国の愚人*30に対することだけだ。パックネ政権との「関係改善」などないし、必要もない。話も特にしなくてよい。

 無茶苦茶ですね。そんなわけにいかないでしょう。そんなことだったら日韓外相会談をする意味がない。実際、岸田氏の発言をどう評価するかはともかく、メディアも報道するように色々と尹外相との間に会話のやりとりはあったわけです。後に「首相靖国参拝は今後絶対にしない(岸田氏)」など「島田にとって黙認できない岸田発言があったこと」がわかっても「岸田が悪い、岸田を更迭しろ」としか島田は言わず絶対に安倍批判はしないでしょう。

 舛添都知事が見せたような、日本は韓国に寛恕を請い、あまつさえ媚びていると世界に誤解されかねない醜態だけは、誰であれ繰り返してはならない。

 舛添氏はそんな醜態などしておらず島田が因縁つけてるだけです。大体、舛添氏が「安倍首相のメッセージを朴大統領に伝えた」と言ってることや、安倍政権が舛添訪韓について評価していること(少なくとも島田のようには罵倒していないこと)を島田はどう考えてるんでしょうか。


■「日本核武装カード」 の現実性と二義性
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240538/
 日本核武装なんて現実性があるわけないでしょう。そんなことをしたら極東で核軍拡競争が起きかねない。台湾、韓国、北朝鮮などが公然と核武装しても批判が難しくなる(というか論理的には批判は不可能でしょうし、北朝鮮はともかく深い経済関係にある台湾、韓国に対して「日本が持ってもお前らは持つな」と政治的に欧米が言えるかも疑問です)。でそうなればいわゆるNPT体制は崩壊するでしょうし、崩壊させた日本への批判も強くなるでしょう。
 当然、欧米もそういう事態は防ぐ方向で動くでしょうね。
 「インドやパキスタンイスラエル核兵器を持ってるし、それは事実上黙認されてる」ってそれはまあそうですが、これらの国同様に「事実上、日本の核保有が黙認される」と島田が考えるのは甘過ぎでしょう。またこれらの国は核保有によって少なからぬ批判を浴びてるわけです。
 そしてこういう発言を日本政府が仮にすれば日本政府の原発推進路線は「核武装がその目的の一つ」と認識されるのは避けられないでしょう。とはいえ、島田のような極右に限ればその認識は大正解ですが。

 日本核武装の現実性を考えると、やはり予見しうる将来、国内情勢がそれを許さないという事情に変わりはない。
 中共政権を牽制する現実的手法としては、先にこの「ろんだん」で論じたとおり、通常弾頭による敵基地攻撃力の整備が本筋であり、より現実的でもあろう。そして、それすら踏み出せないというのが、中国を有効に牽制できない最大の理由である。

 やれやれですね。中国相手の外交で政治的勝利を収めるために「いざとなったら中国を攻撃する意思がある」とアピールせよ、そして中国を屈服させよ、ってそんな非常識なことが出来るわけもないでしょう。核保有国・米国だってそんな物騒な事はしません。


■朝日の 「意図的誤報」 と 「名誉と信用」
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240537/
 朝日が「吉田清治証言報道」を「誤報であり謝罪する」としたことへの予想通りの島田の反応です。
 ただ島田らの方こそ「意図的誤報」でしょうね。彼らバカウヨだってさすがに
1)「朝日のせい」で「河野談話が出た」「クマラスワミ報告書、マクドガル報告書が出た」「米国下院慰安婦決議が出た」「グレンデール市に慰安婦銅像が建った」などという因果関係はないこと
2)吉田証言など今や誰も「慰安婦違法性の証拠」としては使ってないこと
はわかってるでしょう。
 朝日の謝罪記事http://www.asahi.com/articles/ASG7L71S2G7LUTIL05N.html)において吉田証言を「虚偽ないし信憑性が極めて怪しい」と見なしてる論者として出てくる吉見義明氏*31、永井和氏*32、外村大氏*33は全て「河野談話支持者」ということでも「河野談話の根拠は吉田証言ではないこと」「慰安婦研究において、もはや吉田証言など使われていないこと」はわかるわけです。まあ、国際社会がこんな島田らのデマを相手にしないのは言うまでもありませんが、島田らはもはや「国内だけでもデマが通用すればいい」と思ってるのでしょう。彼らのデマを許さない批判が重要なことは言うまでもありません。

朝日新聞社、FLASHに抗議文「捏造は一切ない」
 5日に発売された光文社の写真誌「FLASH」8月19日・26日号に掲載された「『従軍慰安婦捏造(ねつぞう)』朝日新聞記者 大学教授転身がパー」の見出しの記事について、朝日新聞社は5日、朝日新聞の報道を根拠なく「捏造」と決めつけ、名誉と信用を著しく傷つけたとして、FLASH編集長に抗議するとともに、謝罪と訂正の記事掲載を求める文書を送った。

 しかし今写真週刊誌フラッシュ(光文社)てのはそういうウヨ路線なんですか?。恥ずかしくないんですかね。つうか今もフラッシュってあったんですか?。フォーカス(新潮社)、タッチ(小学館)など、どんどん潰れていたのでてっきりフラッシュなんてなくなってる物かと思ってました。


■政府主催「拉致シンポ」の米ゲスト人選の疑問
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240535/
 「何で俺達巣くう会と親しい米国人を呼ばないんだ」というただのぼやきです。ちなみに呼ばれたゲストは島田が「北朝鮮に対して軟弱だ」と批判する米国国務省幹部です。
 ただし、そのシンポジウム(2013年5月開催)には家族会や巣くう会のメンバーも参加しており、おそらく米国人ゲストについて何ら批判もしてない*34でしょうから、2014年8月という「シンポから1年以上経過した」今頃になって「巣くう会副会長の島田」が他人事みたいに非難するのは実におかしい話です。


中山恭子氏のさらなる経験共有に期待する―8月28日の拉致集会
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240528/
 拉致問題担当首相補佐官(第一次安倍内閣麻生内閣)、拉致問題担当相(福田内閣)を過去に務めたとはいえ、今や「泡沫野党・次世代の党の一議員」の中山に期待できることは何もないでしょう。
 だからこそ中山を持ち上げる島田も「中山さんの人脈や今後の活躍に期待する」「第二次安倍内閣が中山さんを登用することを期待する」とは言えず「拉致問題担当首相補佐官拉致問題担当相時代の中山さんの経験を我々が巣くう会が共有することに期待」などということしかいえないわけです(つうか中山が拉致問題担当首相補佐官、拉致担当相をやめて何年経ってるんだよ、今頃、経験共有とか能天気なこと言うなよと思いますが。また中山の首相補佐官、大臣当時と今とでは北朝鮮の状況もかなり違うでしょうから単純にその経験を活用は出来ないでしょう)。
 中山を持ち上げる島田ら巣くう会会の馬鹿さには本当に呆れます。大体、中山ってやたら「自分は拉致のエキスパート」と自慢しますけど、拉致担当首相補佐官、拉致担当相として一体、どんな実績をあげたんでしょうか?。また福田内閣で拉致担当相*35になった彼女が麻生内閣では格下げの首相補佐官*36になった事、それに対し巣くう会が何ら抗議しなかったこと*37を考えると巣くう会も内心では中山の能力や人脈になど本当は何も期待してないでしょう。


■情報戦としての策源地*38攻撃力整備
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240543/
 島田の言う「策源地攻撃力」とは平たく言えば「対中国外交、対北朝鮮外交を有利に展開するためにいざとなったら自衛隊で中国、北朝鮮を攻撃出来るようにしよう*39」と言う意味です。島田の言う「策源地攻撃」は歴代政府見解では「専守防衛に当たらないので違憲」であることは言うまでもないでしょう(策源地攻撃論について、安倍がどういう立場かは小生、無知なため知りません。ご教示いただければ幸いです)。
 で「情報戦としての策源地攻撃力整備」とは「いざとなったら、日本は中国や北朝鮮を攻撃する覚悟があるんだ」と脅し中国や北朝鮮を屈服させようという話です。中国や北朝鮮を軍事力(自衛隊)で脅すことが島田の言う情報戦です。
 正気じゃないですね。特に中国相手にそういう事言うのが。北朝鮮相手なら言っていいというわけではありません*40が、「日朝貿易関係は極めて小さい」のでそういう暴論を島田のようなウヨが吐く事は理解できないでもない(勿論支持はしません)
 「日中貿易関係」はもはや「いざとなったら戦争する覚悟があるんだぞ」などという暴言吐いて、破壊することが許されないレベルに大きくなっている*41のに島田は何を考えてるのか。もちろんブラフ、はったりでも「中国攻撃意思の公言」など日中関係に対するダメージが大きすぎますし、ましてや「実際に中国相手に戦争する」など論外です。
 ま、以上が小生の一番いいたいことですが、島田の他の文章にも突っ込んでみます。

自民党の国防部会では、麻生政権時代の2009年5月の「防衛大綱改定に向けた素案概要」で「策源地攻撃が必要」と明記の上、海上発射型巡航ミサイルの導入を提言している。

 自民党は物騒きわまりないですね。どこを策源地攻撃するのか。島田のように「中国、北朝鮮」というのか。ただしさすがに「政府の閣議決定」にはならなかったようです。

独自抑止力といっても、いわゆる「核武装」は、予見しうる将来、日本の世論・政治状況を考えれば不可能に近い。一部の有志政治家が声を上げても(重要な情報発信ではあるが)、孤立した主張にとどまるだろう。

島田ですら核武装は「近い将来は不可能」と認識してるそうです。

しかし、中国内の司令系統中枢にピンポイント攻撃可能な射程距離と正確性を持った通常弾頭装備のミサイルの配備は政治的に可能であり、ためらう理由はない。

 島田の言う「中国の司令系統中枢」ってのは一体どこなんでしょうか。日本の首相官邸や、欧米の大統領官邸に当たるところでしょうか?。あるいは防衛省にあたるところ?
 いずれにせよ、そんなところにミサイルをぶち込めるわけがないでしょう。本当に日本がそんな馬鹿な事をしたら、日本の国際的評価はがた落ちですし、中国が「報復で日本の首相官邸にミサイルをぶち込み全面戦争」という事態になりかねません。
 つうかそういう馬鹿な事を抜かせば中国だって対抗して軍拡を始め、軍拡競争になる危険性があるわけです。


■外務官僚より舛添要一がはるかに卑屈だった理由―対・朴槿恵(パックネ)
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240505/
 以前も指摘しましたが、舛添氏が「安倍首相のメッセージを朴クネ大統領に伝えた」とマスコミ相手に語り、それに対して安倍が「舛添氏に私のメッセージを託した覚えはない」と舛添批判していない以上、舛添氏は「安倍の特使だった」と見ていいでしょう(もちろん訪韓には都知事としての仕事もあったので、安倍の依頼がなくても舛添氏は訪韓したでしょうが)。
 であるなら舛添批判するなら「舛添を特使にするとは安倍首相は何を考えてるんだ」と安倍批判しないと筋が通らないのですが安倍批判はしないんだから全く島田という男もデタラメな男です。
 誰かに「何で安倍批判しないのか」と言われない限り、何の弁明もしないでしょうし、弁明する場合も「舛添は安倍首相の特使じゃない。安倍首相が舛添批判しないのは舛添ごときを相手にするのはばからしいから単に無視してるだけだ」と詭弁でも言い出すんでしょうね。
 これが安倍でなくて「島田が嫌ってる」福田*42首相や菅*43首相当たりなら確実に「舛添を特使にするとは首相として恥を知れ」と島田は平気で言ってるでしょうけどね。まあ、一番言いたいことは以上で終わりですが他にも突っ込んでみましょう。

 韓国のテレビはニュースで、舛添氏が背中を丸めて笑顔でうなずきながら、朴氏の話に聞き入る姿を繰り返し流し、朴氏の話に舛添氏が全面的に共感しているかのような印象を際立たせた。会談に同席した別所浩郎*44駐韓大使は背筋を伸ばし、肯定も否定もしない態度で応じていただけに、舛添氏の“うなずき”は目立った。


 でこの「別所大使との違い」に「媚びる舛添と毅然とした別所」を見いだそうとする産経と島田です。しかし、単に「主役が舛添氏だから、別所氏が目立たないようにした」だけでしょう。
 そして舛添氏は親善のために訪韓したのに「笑顔もない」「うなずきもない」なんて無愛想な応対するわけがないでしょう。

外務官僚にも、理念的に非常にしっかりした人も非常に少数いる

 残念ながら「島田が褒めるようなキチガイ」も少数ながら外務省にいるようです。

 朴槿恵政権による「日本は韓国少女*45の強制連行、性奴隷化を全く反省していない」云々のキャンペーンに対し、前半の事実認識(ここが実は肝心)は黙認*46するが、後半の「反省していない」については、「あれだけ反省の談話や文書*47を自分たち外務省が苦労して作ってきたじゃないか。それをなぜ認めない」と韓国側に相応の怒りを感じている。

 さあ、どうですかね。別に怒りは感じてないんじゃないか。ただ「反省していない」と言われて「申し訳ありませんでした、おっしゃるとおり反省が足りませんでした」と言ったら当然ながら「よりいっそうの反省の意思を示す必要」があるわけです。
 で政府、与党、外務省が「そういうことがしたくない(あるいはする必要がないと考えてる)」「現状のままで片をつけたい」なら「今まで反省してきたのでそれで納得して欲しい」という話になるでしょうね。安倍の態度はとても反省してるとは思えませんが。
 そこで「そもそも反省なんかしねえよ、反省の必要がないから」なんて島田みたいなことを言ったら「そういう態度を取るのならこっちにも考えがあるぞ!」と相手が怒り出すだけです。

一方、舛添要一都知事の場合、重要なのは自分個人のポピュリズム大衆迎合)的人気だけで、国の名誉も都民の名誉も日本外交の信頼性*48も眼中にない。

 「ええ?、舛添さんの行為をポピュリズム大衆迎合)て言っちゃうの?」ですよね。「大衆迎合」と言う言葉を島田は「考えなしに罵倒用語として使ってるだけ」かもしれませんが「大衆迎合」ということは論理的には「大衆は舛添氏を支持してる」と島田が認識してると言う事になります。
 「大衆は俺達ウヨを支持してないんだ」と良く恥ずかしげもなく言えるもんだと思います。まあ、当然ながら島田は「大衆はバカばかりだ。俺達は愚かな大衆を啓蒙しなければいけないんだ」という主旨のことを平気で言ってしまうわけですが。安倍の支持率が高いと「大衆が安倍さんを支持してる」といい低くなると「愚民共など無視していいんだ」と大衆蔑視。安倍支持という結論だけは見事に変わらないわけです。どんだけデタラメな男なのかと本当に呆れます。

こんな男しか候補に立てられなかった自民党は、改めて深刻な反省をすべきだ。

 で「こんな男」舛添氏を都知事選で自民党候補に立てた自民党のトップはいうまでもなく安倍であり、安倍はもちろん都知事選で舛添応援演説もやっています。そこまでいうなら島田は安倍批判すべきでしょうが、島田が絶対に安倍批判しないデタラメ野郎であることは言うまでもありません。


■ある外務省OB*49に見る職務怠慢と責任転嫁*50
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240541/
 何が職務怠慢かというといつもの「何故河野談話撤回を支持しない」です。本当に撤回したら「慰安婦や韓国民に失礼だ」という「道義的な問題」はもちろんありますが、それ以前に日韓関係が破壊され「実害が出ます」。まともな人間ならそんなことに賛同するわけがない。
 しかし、日韓関係がどうなろうと、そんな事は島田にとってはどうでもいいようです。
 責任転嫁というのは「島田ら日本ウヨがワシントンポスト紙に慰安婦否定広告The factsなんか出すから米国で日本批判が激化して下院で慰安婦決議も可決された。The factsがなければ、決議可決がなかったとまでは言わないが、事態を悪化させる最悪のやぶ蛇行為だったことは事実だ」という岡本氏の批判のことです。島田曰く「米国の日本批判を俺たちのせいにするな、あの広告は関係ない」んだそうです。
 どう見ても岡本氏の発言は「全くの正論*51」ですが島田にとって「The factsは逆効果だったこと」を認めることは絶対に出来ないのでしょう。「成果が出れば」俺達の成果だ、と自慢する癖に、「逆効果になれば」俺達は関係ないと逃げるのだから島田も全くいい加減な人間です。
 しかしここ数日の島田の文章はほとんど「慰安婦は公娼だ、河野談話を撤回しろ」ばかり。巣くう会副会長の癖に拉致に全く関心がないんだから呆れます。いや島田みたいな馬鹿が拉致に関心持ったって迷惑なだけではありますが。


■“半島のフンコロガシ” 朴槿恵大統領の球を打ってはならない
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240540/
 一国の大統領をフンコロガシ呼ばわりとは何考えてるんですかね。いかに朴大統領に批判的な人間でもさすがに「フンコロガシ呼ばわり」には賛同しないでしょう。批判する場合でもある程度の品格とか常識とかが求められるわけです。島田の「フンコロガシ呼ばわり」は何か高尚な皮肉というわけでは勿論なく、「朴クネなんかウンコと同レベルの汚い政治家」という低レベルな誹謗中傷なんですから話になりません。
 こんな事を言っても島田が「何だ、あのアホは」と呆れられるだけですがその程度の常識も島田にはないようです。

歴史を捏造*52して日本を中傷し続ける韓国大統領に、終始卑屈な愛想笑いで接した舛添要一*53都知事の態度は見苦しかったが、まあこの男はこの程度だろう。

 やれやれですね。舛添氏に寄れば「安倍首相のメッセージを朴クネ大統領に伝えた」そうですから、舛添発言が嘘でなければ「舛添氏は安倍首相の特使」なんですけどね(もちろん舛添氏には「都知事としての訪問目的」もあったわけですが)。まあ、安倍が「舛添氏にメッセージを託した覚えはない」と舛添氏に抗議したという話も聞かないので舛添発言は事実なんでしょう。
 であるなら「舛添批判」は当然、「安倍批判(何故舛添なんか特使にした)」であり、安倍信者の島田としては「安倍批判する覚悟がなければ本来舛添批判出来ないはず」なんですが安倍は批判しないのだからそのご都合主義には呆れます。
 まあ、島田に限らずウヨ連中は本心では「舛添氏を特使に選んだ安倍」に憤慨しながらも「安倍に政治的利用価値があるので批判せず」、しかし彼らにとって政治的利用価値がない舛添氏には悪口雑言ということなんでしょうが全く筋の通らないふざけた話です。


河村建夫議員のヘリテージ講演に思う
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240456/

慰安婦が主要論点の一つとなったが、河村氏の発言は、①日本の歴代首相が繰り返し謝罪の意を表明してきた*54、②政府と民間が出資して基金*55を設立し元慰安婦に償い金を提示してきた、の2点のみを挙げる典型的な外務省的「逃げの反論」だった。

 ヘリテージ財団というのは共和党系の右寄りの財団です。
 一方、河村氏も「森*56内閣文科副大臣、小泉*57内閣文科相自民党政務調査会長代理(第一次安倍*58総裁時代)、麻生*59内閣官房長官自民党選挙対策委員長(第二次安倍総裁時代)を歴任」「所属議連は親学議連、靖国議連、日本会議議連」という右寄りの政治家です(とはいえ島田と違い、日韓議連メンバーとして、訪韓する程度の常識は河村氏も持っているわけですが。安倍や安倍の側近連中(稲田行革相や下村文科相)と比べたら河村氏の方がずっとマシでしょう)
 つまりは「右寄りの政治家が右寄りの財団で講演した」わけですがそれでも島田のような「慰安婦は公娼、河野談話は撤回すべし」なんて言わないわけです。そもそも安倍自身が米国の批判を恐れて河野談話を渋々踏襲してますしね。
 島田は逃げだ、なんだと言いますが道義的是非はおく*60としても「慰安婦は公娼だ、何の問題もない」なんて言ったら国際的非難を浴びることは目に見えています。はっきりいって勝てる戦いではない。
 島田の言ってる事は「たとえ負けてもハルノートなんか受諾しない」と戦前日本政府が言ってるようなもので「国益を考えろ」「客観的情勢をまともに理解しろ」と言いたくなります。

 元CIA分析官のクリングナーは(中略)日本側に対し、次のような「提言」を行っている。①さらに踏み込まぬにせよ、最低限、河野・村山談話の堅持だけは表明すること、②元慰安婦に対し国としての補償を行うこと、③首相は靖国神社に再び行かないと約束すること、④(注:南京事件否定論など、)歴史修正主義の政治家たちを明確に批判すること、である。
 いずれも、名誉と理念を重んずる日本人なら受け入れがたい話だ。しかし、河村氏からは、やはり一言の反論も出ない。

 反論出来ないから反論しないわけです。島田やその同類と違って「右派政治家」とはいえ河村氏にはその程度の常識はあるわけです。


■英国史家A.J.P.テイラーの満州事変論
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240453/
 島田の文章では、タイトルだけで読まなくても予想がつきますが予想通りですね。
 「テイラーは著書『第二次世界大戦の起源』(邦訳:1977年、中央公論社→2011年、講談社学術文庫)で満州事変を正当化してる*61、だから我々日本人が満州事変を正当化して何が悪い、満州事変を批判する中国の批判やリットン調査団報告*62東京裁判判決など知ったことか」という居直りです。絶句ですね。仮に島田のテイラー理解が正しいとしても、単にテイラーの満州事変認識がおかしいだけでしょう。
 なお、ウィキペ「テイラー」によればこの著書において、むしろ議論を呼んだのは島田の言う「満州事変認識ではなく」ヒトラー認識だそうです。
ウィキペ「テイラー」を引用しておきます。

テイラー(1906〜1990年:ウィキペ参照)
 1961年に公刊された『第二次世界大戦の起源』では、ナチス・ドイツ総統であったアドルフ・ヒトラーの評価を巡って大きな論争が持ち上がった。テイラーはこの著書において、ヒトラーは従来のドイツの指導者と同様に、自国の国力に見あう地位を手に入れようと行動しただけであり、第二次世界大戦の原因は西側諸国の拙劣な外交の失敗が主因であると説いている。またニュルンベルク裁判などにおいて取り上げられたドイツによる周辺諸国侵略の計画性についても、イギリスが自身の失敗を覆い隠すために誇大に取り上げたにすぎないとしている。
 このようなテイラーの主張は従来の定説であったナチス・ドイツの侵略主義を否定し、ドイツを擁護する面が強いものであった為、イギリスのみならず、ヨーロッパ諸国、アメリカ合衆国歴史学会においても大きな反響を巻き起こした。テイラーの説は外交面での一面のみに注目した修正主義史観であり、実証性に乏しいといった批判がなされる一方、歴史研究においては道義的観点を排除するべきであるとの考えには一定の評価が与えられている。
■著書(邦訳のあるもののみ)
『イギリス現代史・1914〜1945』(1968年、みすず書房
『ヨーロッパ・栄光と凋落:近代ヨーロッパ政治外交史論』(1975年、未來社)
第一次世界大戦:目で見る戦史』(1980年、新評論
第二次世界大戦:目で見る戦史』(1981年、新評論
『戦争はなぜ起こるか:目で見る歴史』(1982年、新評論
『革命と革命家たち:目で見る歴史』(1984年、新評論
ハプスブルク帝国・1809〜1918:オーストリア帝国オーストリアハンガリーの歴史』(1987年、筑摩書房
『ウォー・ロード:戦争の指導者たち』(1989年、新評論
『近代ドイツの辿った道:ルターからヒトラーまで』(1992年、名古屋大学出版会)
『トラブルメーカーズ:イギリスの外交政策に反対した人々・1792〜1939』(2002年、法政大学出版局

 さて、一方予想できなかったのは島田の以下の文章です。

日本国内でも、左翼政党や日教組*63を中心に、「危険な安倍政権による憲法改正の動きを阻止するためにも『平和憲法以前の日本*64=侵略暗黒国家』というプロパガンダの徹底を」という運動が大々的に展開されてこよう。

 でそれに対する反論は普通に考えて「改憲は戦前型国家を目指す物ではない」「我々は戦前を反省している」でしょうね*65。いや「靖国参拝したり、河野談話撤回論を唱えたりする」安倍と「安倍をリーダーとする自民党」が本当に戦前を反省してるかどうかはともかく、これ以外に反論のしようがないでしょう。
 ところが島田は「そもそも戦前を反省する必要はないのだ、テイラーも満州事変を正当なものとして戦前日本を支持してる、そう反論すればいい」と言い出すんだから絶句です。
 そんなん中韓どころか米国だって支持できないって話なんですが。そして島田らは「親米保守」を名乗っていたはずなんですが。

【追記】
 ちなみに「満州事変」でググると以下のように沢山の本がヒットします(勿論他にもあるでしょう)。これらの本を読んできちんとした知識をつけることが必要でしょうね。
(著者名アイウエオ順)
・伊香俊哉*66満州事変から日中全面戦争へ』(2007年、吉川弘文館
・臼井勝美*67満州事変』(1974年、中公新書
緒方貞子満州事変:政策の形成過程』(1966年、原書房→2011年、岩波現代文庫)
加藤陽子*68満州事変から日中戦争へ』(2007年、岩波新書
・川田稔*69満州事変と政党政治:軍部と政党の激闘』(2010年、講談社選書メチエ)
・小池聖一『満州事変と対中国政策』(2003年、吉川弘文館
・小林道彦*70『政党内閣の崩壊と満州事変:1918〜1932』(2010年、ミネルヴァ書房
島田敏*71満州事変』(2010年、講談社学術文庫)
・馬場伸也『満州事変への道:幣原外交と田中外交』(1972年、中公新書


■徳岡孝夫『五衰の人―三島由紀夫私記―』を読む
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240495/
 「五衰」とは凡人の俺はあまり聞かない言葉で意味もわかりません。自宅の国語辞典にも載っていません。
 そこで、「五衰」でググったところ、三島の小説に『天人五衰』(「豊穣の海」シリーズの第4巻)というものがあるようです。ネットはやはりこういうときに便利ですね。なお「豊穣の海」シリーズは1巻が『春の雪』、2巻が『奔馬』、3巻が『暁の寺』です。
 でウィキペ『天人五衰』によれば

仏教用語で、六道最高位の天界にいる天人が、長寿の末に迎える死の直前に現れる5つの兆しのこと

て、余計訳がわからん。ネットでは「ある程度の知識は入手できる」が「難しい知識はわかりやすい形ではまず入手できない」というのが問題点ではあります。
 島田が説明しないので
1)何故、徳岡が『五衰の人』と言うタイトルをつけたのか
2)それは三島の小説『天人五衰』と関係があるのか(まあ、関係があるんでしょうけど)
3)『天人五衰』とはどんな小説なのか、何故三島は『天人五衰』と言うタイトルをつけたのか
は島田エントリを読んでも全く分かりません。
 なお、徳岡はウィキペ「徳岡孝夫」によれば

サンデー毎日」記者時代の1970年(昭和45年)11月25日の三島事件の当日、交流のあった三島由紀夫から電話で依頼され、現場の市ヶ谷会館(現:ホテルグランドヒル市ヶ谷)で、NHK記者だった伊達宗克*72と共に、楯の会*73関係者から手紙と檄文を託された。

のだそうです。

すでに絶版で、古書も文庫*74は手に入らず、ハードカバー版(1996年*75)で読んだ。

 あの三島の評伝で「1997年新潮学芸賞受賞作」とあれば絶版なんてことはないんじゃないかと言う気もしますが、世知辛い世の中です。今や三島など興味を持つ人は少ないのか、はたまた「知名度の劣る徳岡の書いた評伝」だからで他の評伝、たとえば元都知事である有名人・猪瀬の書いた『ペルソナ:三島由紀夫伝』(1999年、文春文庫)だとまた違うのか。

三島由紀夫の小説は今も昔もあまり食指が動かないが、評論は若い頃にまとめて読み、参考になった。

 右翼的な評論は右翼活動家の端くれとして読むが、右翼的でない小説は読まなかったと言う事でしょう。分かりやすい話です。

(1)市ヶ谷駐屯地の東部方面総監室バルコニーから行った三島の演説を、駆けつけて真下で聴いた徳岡氏はこう書いている。

 声は、張りも抑揚もある大音声で、実によく聞こえた。……自衛官の「なぜ同志*76を傷つけたのだ」との野次に対し、間髪を入れず「(注:三島らの人質立てこもり行為に)抵抗したからだ」とやり返した声と気迫は、特に凄まじかった。
 不思議なのは、現場に居合わせた同業者*77が、申し合わせたように、ヘリコプター*78の騒音と(注:三島に反発する自衛官達の)野次でほとんど聞き取れなかったと三島演説を評していることである。なるほどヘリコプターの音はした。だが聞く耳さえあれば聞こえたのではないか。なぜ、もう少し心を静かにして聴かなかったのだろう。……腰を据えて聴きもせずに「ほとんど聞き取れなかった」はないだろう。

 まあ、「右翼・三島の戯言」は「三島の右翼思想支持者」以外はなかなか聞く気にはなれませんよね。実際ヘリコプター音やヤジはすごかったんでしょうし。

(2)死の約一ヶ月前、三島は石堂淑朗*79と任侠*80映画『死んでもらいます』を話題にした対談をした。石堂氏は事件後、こう回想したという。

 池部良の兄貴分、高倉健の弟分、この二人が意を決して肩を並べ、決闘の場に歩んでいく男同士のいわば「道行き」のシーンを、(三島)氏は宙空に思い描いているような表情をし、思えばそれはまさに氏と故森田必勝氏*81の道行きそのものではないかと、いまこう書きながら実に異常な感銘に打たれる。

 この文について徳岡氏は次のように書いている。

 これは、三島事件直後の沸騰するジャーナリズムの中で三島、森田の連袂(れんべい)自決の意味をピタリと言い当てたものとして、いまも記憶に残る文章である。三島さんは、ドナルド・キーン*82に対しても「高倉健は猛烈にいい*83」と繰り返し、推奨してやまなかったそうである。

 三島の脳内では「兄貴分の池部=三島」、「弟分の高倉=森田」ですか(まあ、池部も高倉も確か、ヤクザ映画の中では、抗争で斬り死にしますからね)。どうなんでしょうねえ。
 まあ、それが事実だとして池部や高倉にとってはありがた迷惑だと思いますけどね。
 そしてこれが事実なら事件前から三島は「失敗した時は森田を道連れにするつもり」だったんでしょうか?。だとしたら森田がかわいそうだし、「三島は道連れを作らずに一人で死ねよ」と俺は思います。

本書の文庫版に付した関川氏の解説からも一節を引いておこう。

 (注:事件直後)いわゆる文化人は何も答えてくれなかった。無数に、といえるまでに登場した彼らの多くが「狂気」だといい、「日本の右傾化が心配だ」といい、あるいは何やらわけのわからない「文学的」な説明に終始した。
(中略)
日本人が「文化人の解説」に満足できた時代は、この時終わった*84のである。

・「オカマのヒステリー*85(関川に寄れば事件直後の青島幸男*86の発言)」「文学的な説明」はともかく、普通に考えて「狂気」であり、「日本の右傾化が心配」でしょう。
 「自衛官にクーデターを呼びかける行為」を見て「狂気」「三島は人気作家だから、日本の右傾化が心配」と思わない人は普通いないでしょう。三島の主観はともかく、あの行為は客観的には極右の狂気でしかありません。
 関川は「三島の内面に踏み込んだ解説*87」を期待していたのかも知れませんが、三島に深い関心と知識でもない限りそんなことは語れませんよ。いや関心と知識があっても事件発生直後はうかつなことはいえないんじゃないか。三島があんなことをやらかすと思ってた人はあまりいないでしょうからね。いないからこそ、自衛隊も無警戒で三島達を市ヶ谷駐屯地に入れ、あげく総監を人質にされるわけです。
・事件直後は「外形的事実」から「一極右活動家がクーデター未遂事件を起こし、クーデターが失敗したことに失望し自殺した。その極右活動家は人気小説家であった」と評価するのがせいぜいでしょう。
 つうかむしろ「三島に対しろくに知識もない」のに適当なことを言ったらそれこそ問題でしょうよ。
 誠実な人間なら事件からしばらく経ったときに調査結果でももとにしてものをいうならまだしも、事件直後はそれこそ「狂気」「右傾化が心配」以外に言う言葉はないでしょうね。
・つうか1990年代に北朝鮮崩壊論なんか荒木和博らと一緒に無責任に垂れ流し、ウソがばれそうになったら、北朝鮮関係からトンズラして、文芸評論家に転進し、過去にほっかむりする卑怯者の癖に関川も何抜かしてるんですかね。偉そうな事言うなら手前の過去のデマを謝罪しろよ。
・なお、関川の言う「いわゆる文化人」の中には当然「保守派」もいたと思いますが、島田が何故か勝手に「左派」と決めつけて罵倒してるのは実に滑稽です。
・しかし

何やらわけのわからない「文学的」な説明

ねえ。最近の関川の「文学評論」だのマンガ原作*88だのの方*89が俺にとってはよほど「わけがわからない」ですけどね。
 ああいう関川の文章って俺には「文化人気取りがかっこつけて思い切り外してる」ようにしか見えないけど「文化人をくさす」関川的には違うんですかね?
 ああそれと話がどんどんずれちゃうけど、関川原作でマンガかいてる谷口ジローってぶっちゃけ面白いですか?。いや関川原作の場合、「俺にとって関川原作がそもそもつまらない」んだけど、他の谷口マンガ(例:久住昌之原作「孤独のグルメ」)読んでも俺は少しも面白くないのよね。
 同じ久住原作の漫画ゴラク「食の軍師*90」は面白いのに。「言語化できないけど」少女マンガと谷口マンガの絵だけはちょっと見てて俺にとって生理的につらい物があるなあ。
 何というか「価値観が違う」ってのはこういうことなのかなあと。世の中には谷口マンガが面白い人もいるんでしょうね。いや別に俺は谷口マンガが好きになりたいとは少しも思わないですけど。

 その通りだと思う。ただ最後の一節、「日本人が『文化人の解説』に満足できた時代は、この時終わった」は、遺憾ながら、集団的自衛権憲法解釈変更に踏み込んだ安倍首相を、メディアに登場する「文化人」の多くが批判し、安倍政権の支持率が現実に下がっている事態を見ても、楽観できないだろう。

 やれやれですね。おそらくこれ(文化人の安倍批判が許せない!)が一番島田にとって書きたかったことで「徳岡の三島評伝」紹介はその為の前振りに過ぎなかったのでしょう。徳岡や三島に対して実に失礼な話です。
 それはともかく「文化人のせいで支持率が落ちた(島田)」ということは安倍に賛同してる島田のような人間は「非文化人」なのか。
 つうか別に安倍に批判的な人間も「文化人が批判してるから」なんて付和雷同ではなく、「文化人の批判」を参考にしてるとは言え、自分で考えて批判してるんですけどね。
 しかし安倍の支持率が高かった頃はこんな事を言ってなかった島田が、支持率が落ち始めると、露骨にうろたえて「安倍批判派・文化人の戯言に踊らされる日本人は愚かだ」と言う主旨の逆ギレ発言をするのだから実に滑稽です。
 ここまで醜態さらしてる安倍信者も島田ぐらいじゃないか。


■覚書(日朝合意について) 
http://island3.exblog.jp/22983685/

下記は、2014年6月1日、拉致専門家懇談会*91(座長・古屋圭司拉致担当相)に提出した覚書である。
(中略)
 被害者の早期帰国を実現する上でも、相手に念入りな偽装工作の余裕を与えないためにも、「1年を目途に」云々の官房長官発言は無用ではないでしょうか。

 無用も何もいったん発言したことをそう簡単に撤回できるわけもない。実際島田が6/1に意見書を提出してから、その後、今に至るも菅発言の撤回などないわけです。

 いま最も注意を傾けるべきは、金正恩*92が「被害者を亡きものにして、遺骨を日本に渡し、カネを取れ」と命令する事態をいかに牽制、阻止するかでしょう。

 さすがにそんな「ばれたら大問題になること」はしないでしょう。大体「生存拉致被害者を出そうが、拉致被害者の遺体を出そうが」、「何も見つからない」という今までの言い分とは異なるわけでそれだったら「生きた人間を出す」でしょう。「生きてれば」ですけどね。

 日本からの制裁解除や支援につながる北の「行動」は、あくまで「生存者がいました。帰国させます」のみである

「生存者がいました。帰国させます、のみ評価」なんて言ってたらいつまで経っても問題は解決しないでしょう。大体それこの間の合意と完全に矛盾しますし。


中共*93に冷遇され北京空港で泣いた海江田万里*94
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240473/
 という島田の主張は「そう伝え聞いている」という「東スポの見出しなみに」くだらない話です。本当に伝え聞いてる*95のか、口から出任せか知りませんが。
 こんなくだらない話で島田ごとき小物を名誉毀損で法的に訴えるほど海江田氏も暇人じゃないでしょうが、島田のこのゲスさは何とかならないんでしょうか。

 海江田は、今年4月にワシントンを訪れた際も、バイデン*96副大統領、ケリー*97国務長官らに面会を申し込みながら断られている。一体、どこまで惨めな男なのか。
 米中両政府とも、海江田にはあからさまに恥をかかせて党内クーデターを誘発し、より「使える」人物に替えたいとの思惑だろう。

 言ってる意味がわからないですね。
 島田は「米中は海江田を代表からおろすためにグルだ」とでも言いたいのか?
 島田は「海江田にかわって党代表になろうとする人物は米中の手先だ」とでも言いたいのか?
 別に「海江田氏だから」ではなくて単に「民主党にあまり期待していない」だけじゃないですかね。

党内からは「社民党以下の序列なんて、野党第1党をバカにしている」との反発の声も出ているというが、では中共国際法違反*98を公に追及するのか。人権問題を鋭く取り上げるのか。結局、何もしないだろう。

 安倍信者の島田が褒め称える、安倍だって中国の人権問題なんか第一次内閣時代も、今現在(第二次内閣時代)もろくに取りあげてやしませんが?。安倍の場合「序列第5位」どころか「誰とも会えない」んですが?

読売2014年07月18日『海江田氏訪中あて外れ…序列5位会談、社民の下』
 (注:海江田氏が面会した)劉氏*99は、思想・宣伝担当として習氏を支える実力者の一人だ。ただ、5月に訪中した自民党など超党派日中友好議員連盟には序列3位、社民党訪中団には序列4位が会談に応じた。民主党内には当初、序列2位の李克強*100首相が応じるとの観測もあった。海江田氏も(注:日中友好議連訪中団メンバーとして序列3位に面会した高村*101副総裁のいる)自民党などを意識し、「序列3位以上」との会談を期待しており、序列5位(注:の劉氏)に決まった際、周辺に強い不満を漏らした。
 日中関係筋は「(注:野田*102政権時代に)尖閣国有化を実際に進めた民主党への不快感を示すためではないか」とみる。民主党内からは「社民党以下の序列なんて、野党第1党をバカにしている」(ベテラン)と反発する声も出ている*103

 本当かどうか知りませんが、本当だとしても俺は民主党支持者じゃありませんのでどうでもいい話です。別に「社民党以下の序列なんて、野党第1党をバカにしている」なんて全然思わない。
 ちなみに序列1位はいうまでもなく習近平*104国家主席です。
 序列2位、5位については読売記事に名前が出ているから省略。序列3位は張徳江*105全国人民代表大会常務委員長。序列4位が兪正声*106・人民政治協商会議全国委員会主席。


■韓国の保守派が最低限発信すべきこと
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240488/
 何で島田ごときに韓国人が説教されないといけないんでしょうか。

 韓国政府が、ありもしない慰安婦強制連行*107を掲げ、国際的な日本中傷キャンペーン*108を展開し続けるなら、日本世論の大勢は、「なぜ、日本国民の生命財産を危険にさらしてまで、韓国を軍事的に支援せねばならないのか。(注:日米安保の)事前協議でノーと言うべきだ*109」との方向に傾くだろう。

 俺は「慰安婦は日本の戦争犯罪であり韓国には申し訳ないことをした」と思います(正確には韓国だけではなく中国や東南アジアに対してもそうですが。中国や東南アジアにも慰安婦はいますので)。
 が、だからといって「朝鮮有事の際には日本国民の生命財産を危険にさらしても、在日米軍自衛隊で韓国を軍事的に支援すべきだ」とは思いません。朝鮮有事に自衛隊で在韓日本人を救出するのならまだしも。
 関係ない話ですから。いくら「日韓関係が重要」だからって韓国には失礼ながら「日本国民の生命財産を危険にさらしても、韓国を軍事的に支援すべき」と思う人はあまりいないでしょう。集団的自衛権行使反対派は明らかにそう言う考えには反対でしょう。
 つうかそもそも朝鮮半島でその種の有事を起こしてはいけないし、起こさないことは十分可能だと思います。

朝鮮有事(注:での自衛隊出撃論)に関し協力的なのは(韓国のおかげで減りつつあるとはいえ)日本国内のどの勢力であり、非協力的ないし妨害的なのはどの勢力なのか、そしてその各々と慰安婦問題の関わりはどうなのかを発信していく責任はあろう。

 慰安婦問題と、朝鮮有事対応(島田の場合、集団的自衛権の行使、つまり自衛隊朝鮮半島への出撃と同義)はもちろん全く関係ありません。
 慰安婦問題は戦争犯罪です。「被害者である慰安婦をどう経済支援するか」などといったテクニカルな問題はともかく、この問題に対してまともな人間なら「戦争犯罪と認めて謝罪する」以外に選択肢はありません*110。「慰安婦戦争犯罪じゃない」とデマ吐いて居直るなど論外です。
 「集団的自衛権行使賛成派(反対派)だから慰安婦問題ではホニャララ」と言う論理関係はあり得ない。賛成派だろうと反対派だろうと「被害者である慰安婦をどう経済支援するか」などといったテクニカルな問題はともかく、この問題に対してまともな人間なら「戦争犯罪と認めて謝罪する」以外に選択肢はありません。
 島田が「集団的自衛権行使賛成派で河野談話否定派」だからといって、あるいは河野洋平氏のような穏健保守や、社民党共産党といった左派が「集団的自衛権行使反対派で河野談話賛成派」だからといってそこには何の関係もありません。それはオバマが「集団的自衛権行使賛成派で河野談話賛成派」と言うことを一つとっても明白でしょう。
・たとえば安倍が「集団的自衛権行使賛成派で消費税増税賛成派」、共産党が「集団的自衛権行使反対派で消費税増税反対派」だからといって「消費税増税集団的自衛権」に関係があると思う人はいないでしょうし、実際関係がないのと同じようなもんです。
・というか「集団的自衛権行使と慰安婦認識」に関係があるかのような「集団的自衛権行使賛成派で河野談話否定派」島田の暴言にはむしろ「日本の集団的自衛権容認派」が「ふざけるな」と怒らないようでは困ります。
 そうでないと「日本の集団的自衛権行使容認派=戦前礼賛のデマゴーグ」と国内外で理解されても文句は言えないでしょう。まあ、俺は「集団的自衛権行使反対派」ではあるので日本の容認派が島田のような存在を非難しないことで「日本の容認派=戦前礼賛のデマゴーグだらけ*111」と国内外に理解されて容認派が困っても知ったことではない、むしろ大歓迎ですが、一言触れておきました。

朝鮮半島有事に在日米軍は自動投入=韓国軍当局

 そういう密約なり暗黙の了解なりが米韓日三国間に現在、仮にあるとしても*112、そんなことには本来拘束される義務はありません。韓国が何を考えてるのか知りませんが、自動的に日本が朝鮮有事に巻き込まれてはたまったものではありません。

・なお、韓国サイドは安倍発言を「韓国への嫌がらせ」と理解している疑いがありますが、この件に限ればそうではないでしょう。
 「日米安保事前協議なしで在日米軍が韓国有事に出撃できる」なんて「安倍に限らず」日本の首相が発言したら、昔だったら「日本が戦争に巻き込まれる」と野党、特に社民党(旧社会党)、共産党のような左派、の猛批判で内閣が即座に吹っ飛びかねません。いや野党以前に「自民党ハト派」から批判が出るんじゃないか。内閣支持率も一気に激減するでしょう。でそこまでやばいことはさすがの安倍も少なくとも現時点では発言できないと言う事です。 
 むしろ安倍のような極右よりも「三木武夫*113河野洋平*114」のようなハト派こそが「自動投入論」を否定、批判するんじゃないですかね。

韓国メディアも「在日アメリカ軍は自動的に投入されるもので、日本が介入できる根拠はない」などと反発する軍関係者のコメントを引用して伝える

 在韓米軍ならともかく在日米軍は「日本防衛」が目的ですから、日本の了解なしに在日米軍が朝鮮有事に投入できると考える方がおかしい。むしろいわゆる「事前協議の対象」と考えるべきでしょうし、歴代政府・自民党の見解もそうだったと思いますが。そう言う意味では安倍の見解はむしろ「何の問題もない」のですが。安倍以外の総理でも同じ事しか言わないでしょう。
 結局「慰安婦問題や靖国問題竹島問題で喧嘩を売ったり」、「韓国への相談なしに北朝鮮外交を進めたりするから」、嫌がらせ行為だと誤解されるわけです。

この問題を巡っては、鳩山*115内閣が設置した有識者委員会が4年前に公表した報告書の中で、日米の事前協議がなくても出撃は可能だとする密約は存在したものの、事実上効力を失っていると結論づけているほか、その後、当時の岡田*116外務大臣も、出撃の際には事前協議が必要だということをアメリカ政府と改めて確認したと明らかにしています。

 つまり、そういうことです。何も「事前協議なしの朝鮮有事への在日米軍出撃」を否定しているのは安倍のオリジナル見解ではなく、たとえば鳩山政権もそうだったわけです。
 なお、この「鳩山内閣がもはや無効とした日米密約」については以下の赤旗記事を紹介しておきます。
 ちなみに韓国の言う「在日米軍は日本の了解なしで出撃できるはず」というのが、赤旗が指摘する「岸*117覚書(キシ・ミニット)」と呼ばれた密約のことか、はたまた「岸覚書はもはや無効」と鳩山内閣が表明した後に、新たな密約でも結ばれたのかは不明です。


赤旗
■『朝鮮有事の密約発見、日本政府 在日米軍出撃を容認、1960年当時』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-06-05/2008060504_01_0.html
■焦点・論点『日米「密約」、安保交渉記録を公表すべきだ』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-06-15/2008061504_03_0.html
■『外務省 密約文書隠しで虚偽答弁、共産党追及 米軍の自由出撃密約、入手しながら「入手せず」、外交文書公開』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2011-02-19/2011021901_01_1.html
■『「密約文書隠し」 外交文書は語る、外務省「想定問答」まで作成、共産党調査に危機感』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2011-02-19/2011021902_01_1.html

*1:著書『恐るべき戦略家・金正日』(2001年、PHP研究所)、『金正恩北朝鮮・独裁の深層』(共著、2013年、角川oneテーマ21

*2:著書『北朝鮮で何が起きているのか:金正恩体制の実相』(2013年、ちくま新書

*3:著書『北朝鮮の「核」「拉致」は解決できる』(2006年、PHP研究所

*4:著書『アメリカ・北朝鮮抗争史』(2013年、文春新書)

*5:著書『なぜ北朝鮮は崩壊しなかったのか』(2011年、 光人社NF文庫)、『山本美保さん失踪事件の謎を追う:拉致問題の闇』(2012年、草思社

*6:著書『金正日と日本の知識人』(2007年、講談社現代文庫)

*7:政府認定拉致被害者・増元るみ子の弟

*8:政府認定拉致被害者田口八重子金賢姫に日本語を教えた李恩恵と見られる)の息子。八重子の兄・飯塚繁雄(現在、家族会代表)が八重子失踪後、耕一郎を引き取ったため飯塚姓。

*9:村山氏のこと

*10:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*11:小泉内閣官房副長官官房長官自民党幹事長(小泉総裁時代)を経て首相

*12:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*13:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第1次安倍内閣外相を経て首相。現在、第2次安倍内閣財務相

*14:小泉内閣国家公安委員長財務相福田内閣国交相などを経て現在、第二次安倍内閣法相

*15:竹下内閣官房長官、橋本内閣外相などを経て首相

*16:改造内閣での運輸相。改造前は亀井静香氏が運輸相を務めた

*17:というか村山内閣終了後も首相や官房長官、幹事長といった政府・党の要職を務めた自民党幹部連(橋本氏、森氏や野中氏、与謝野氏など)を「自民党支持者の島田」としてはそう簡単に否定できないはずですが。

*18:日本海」の韓国での呼び方

*19:要するに荒木・島田・西岡流の「打倒北朝鮮」を叫ぶ極右活動家という意味です。

*20:バージニア州のこと

*21:ショルティ氏のこと

*22:って具体的に何?。そもそもそういう肩書きがあるんですかね?。「日中関係研究所所長」てのがそれにあたるんでしょうか?

*23:著書『「未完の革命」としての平和憲法』(2009年、岩波書店)、『連邦主義とコスモポリタニズム』(2014年、風行社)など

*24:「3番目の共同開発路線が一番いい」というより「1番目の対決路線は論外」「これほどもめると今更2番目の棚上げ路線には戻れない」というのが千葉氏の認識なのでしょう。

*25:もちろん俺は是としませんが。大体産経相手に同じ事を誰かが言ったら「言論への不当な介入」と言い出すご都合主義が島田ですし。

*26:勿論違法なわけですが

*27:もちろん産経の誤報はほかにも山ほどあります。誤報で裁判所に断罪された阿比留が出世するのだからどうしようもない会社です。

*28:産経記事ですらこの主婦が「なでしこアクション代表」という極右団体構成員であることを認めています。

*29:小泉内閣文科副大臣、第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相などを経て現在、第二次安倍内閣外相

*30:韓国の尹外相のこと

*31:著書『従軍慰安婦』(1995年、岩波新書)、『日本軍「慰安婦」制度とは何か』(2010年、岩波ブックレット)など

*32:著書『青年君主昭和天皇と元老西園寺』(2003年、京都大学学術出版会)、『日中戦争から世界戦争へ』(2007年、思文閣)など

*33:著書『朝鮮人強制連行』(2012年、岩波新書)など

*34:何せこのシンポの開催された2013年5月当時は既に安倍政権ですから批判もしづらいでしょう

*35:福田氏が彼女を大臣にしたのは彼女を評価したわけでも何でもなく「巣くう会を封じるための政治工作」でしょうが、いずれにせよ福田内閣が「拉致問題解決に本気だったこと」を伺わせます。

*36:どう考えても大臣が首相補佐官になることは格下げでしょう。

*37:これが安倍内閣で拉致担当相だったのを福田内閣が補佐官に格下げすれば糞味噌に批判するんでしょうけどね。巣くう会連中は「何をしたか」ではなくて「誰がやったか」で評価するからどうしようもありません。

*38:「策源地攻撃」とは島田が「敵基地攻撃」と言い換えてるように、要するに「国外(特に公海などでない他国領内)での自衛隊武力行使」のわけだがそういわず「策源地」というあまり聞かない言葉を自民党が使うのは、国民に具体的な主張内容を知られたくないからだろう。例えば「北朝鮮領内の軍事基地へのミサイル攻撃がしたい」と公言して支持する人間はさすがに自民党支持者でも少ないだろう。全く自民党はふざけた政党だと思う。

*39:大体そんな軍事力を日本が保有したら「日本と領土問題を抱える」韓国やロシアにとっても脅威なわけで中国、北朝鮮だけでなく韓国、ロシアからも反発が出るんじゃないか。

*40:こんな馬鹿な事言って北朝鮮を激怒させたら、拉致被害者の命が危機にさらされかねませんし

*41:左派どころか保守だって、まともな保守は島田みたい馬鹿な事を言って日中経済関係を破壊する気はないでしょう。

*42:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*43:橋本内閣厚生相、鳩山内閣財務相などを経て首相

*44:小泉首相秘書官、外務省国際協力局長、総合外交政策局長、外務審議官などを経て2012年9月より韓国大使。

*45:慰安婦は別に「少女」に限りません。

*46:黙認も何も慰安婦の違法性は否定しようがないですから。否定しようとするのは「水俣病の原因は水銀じゃない」「イタイイタイ病の原因はカドミウムじゃない」「足利事件は冤罪じゃない」と言うくらいの暴論です。

*47:例えば河野談話のこと

*48:もちろん国の名誉も都民の名誉も日本外交の信頼性も舛添氏のような態度によってこそ守られるのであり、島田のような態度ではこれらは全て破壊されます。むしろ島田の方こそ「重要なのは自分のせこい愛国心だけ」でしょう。

*49:元外務省北米第一課長で、小泉内閣外交顧問を務めた外交評論家・岡本行夫氏のこと

*50:むしろ島田らの主張の方が外務省などへの責任転嫁でしょう。

*51:ただし岡本氏は小泉内閣外交顧問を務めるなど、政府・自民党に近すぎるが故に、安倍の問題行動についてはかなり甘く、島田の言う「The factsに問題などない」という意味ではなく、「The factsを強調することによって、安倍を免罪しているのではないか」と言う意味では「島田らウヨに責任転嫁してる」と言えるかも知れない。

*52:もちろん慰安婦問題のこと。言うまでもなく歴史を捏造してるのは島田らの方である。

*53:第一次安倍、福田、麻生政権で厚労相

*54:例えば1)河野談話(宮沢内閣)と「歴代内閣による談話踏襲」、2)アジア女性基金(村山内閣)です。

*55:いわゆるアジア女性基金のこと

*56:中曽根内閣文相、宮沢内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相

*57:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*58:小泉内閣官房副長官官房長官自民党幹事長(小泉総裁時代)を経て首相

*59:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一安倍内閣外相を経て首相。現在、第二次安倍内閣財務相

*60:もちろん俺は「道義的に非」としますが

*61:あくまでも島田の言い分なのでテイラー著書を読まないと何とも評価出来ませんが

*62:報告及び報告を元にした連盟総会決定が満州国建国を認めなかったことを不服とし日本は連盟を脱退します。

*63:安倍の極右性は穏健保守も批判していますが左翼だけが批判しているかのようにデマる所はさすが島田です。

*64:つまりは戦前日本と言う事です

*65:なお、俺個人は戦前を反省していようと「集団的自衛権行使(海外での武力行使)」には反対です(そういう方は他にも多いでしょう)。従って「ナチ時代を反省し、それを近隣諸国に評価されている」からといってドイツのユーゴ空爆参加を俺は容認しません。もちろん、安倍のようなウヨの場合「ドイツのように反省してるか疑わしい」のでなおさら問題ですが。

*66:著書『近代日本と戦争違法化体制:第一次世界大戦から日中戦争へ』(2002年、吉川弘文館

*67:著書『日中戦争:和平か戦線拡大か』(2000年、中公新書)など

*68:著書『戦争の日本近現代史』(2002年、講談社現代新書)など

*69:著書『昭和陸軍の軌跡:永田鉄山の構想とその分岐』(2011年、中公新書)など

*70:著書『桂太郎』(2006年、ミネルヴァ日本評伝選)など

*71:著書『関東軍』(1965年、中公新書→2010年、講談社学術文庫

*72:ウィキペディアに寄れば皇室記者として活躍。著書『天皇の外交』(1975年、現代企画室)、『素顔の天皇陛下』(1983年、山手書房)など。

*73:三島がリーダーを務める右翼結社

*74:1999年、文春文庫

*75:文藝春秋社刊行

*76:自衛官のことでしょう

*77:徳岡の同業者、つまり新聞や雑誌などの記者でしょう

*78:マスコミの取材か、あるいは警察のヘリか?

*79:脚本家。ただし晩年はむしろウヨ雑誌の常連ライターと化していた。

*80:任侠というのは平たく言えばヤクザです。

*81:三島と一緒に自決した「楯の会」会員

*82:日本文化研究者。著書『能・文楽・歌舞伎』(2001年、講談社学術文庫)、『明治天皇を語る』(2003年、新潮新書)、『渡辺崋山』(2007年、新潮社)、『足利義政銀閣寺』(2008年、中公文庫)など。

*83:三島がいいというのは「ヤクザ映画俳優としての高倉健」でしょうね。ただし、ウィキペ「高倉健」によれば、高倉本人はヤクザ以外もやりたいと要望しても、無視してヤクザ映画ばかりに出す東映に「このままじゃヤクザ役しかできないと言う色がつく」と反感を感じ、1976年に東映を退社。『君よ憤怒の河を渉れ』(1976年)、『八甲田山』、『幸福の黄色いハンカチ』(1977年)などとヤクザ俳優イメージからの脱却を目指し見事成功するわけです。

*84:そんなことはないでしょう。関川が「当時読んだ、文化人の三島事件コメント」に満足できないのを勝手に「日本人が文化人に満足できない」にすり替えないで欲しい。そして「専門外の解説(三島の件について言えば三島専門家なんてものはあまりいないでしょう)」ならともかく、今でも「専門家の専門分野の解説」は重宝されてるでしょうね。

*85:これはホモ差別と認識され非難されても文句の言えない妄言でしょう。

*86:青島って文化人なんですかね?。むしろ世間の扱いはテレビタレントでしょう。

*87:どんなものがそれに当たると関川が考えてるのかは分かりませんし、分かりたいとも思いませんが

*88:坊っちゃんの時代」とか

*89:関川の文章は俺にとって糞つまらないので斜め読みしかしたことないですけど

*90:絵は泉晴紀。題名はたぶん「蜀の軍師(諸葛亮孔明)」とかけた親父ギャグ

*91:そういえば島田が委員のそんな政府の会議ありましたね(荒木や西岡、増元も委員だったか?)。マスコミは報道しないし、島田ら救う会一味も宣伝しないので、すっかり忘れてました。まあ明らかに安倍政権は「集団的自衛権の審議会」「教育再生実行会議(八木秀次日本教育再生機構理事長が委員)」などと違いこの拉致問題懇談会をまともに扱ってないので島田も内心では「八木と俺との扱いの違いは何だ」などと安倍に怒り心頭でしょう。なお、ググったところ、正式名称は「拉致問題有識者懇談会」であって「拉致専門家懇談会」ではない。

*92:国防第一委員長、朝鮮労働党第一書記、朝鮮人民軍最高司令官

*93:中共」と平然と書くところがさすが島田です。

*94:菅内閣経産相、現在、民主党代表

*95:もちろん伝え聞いたのだとしても、島田に伝えた相手が「島田並みのデマ屋」ならデマであることに変わりはありませんが

*96:上院司法委員長、外交委員長などを経て副大統領

*97:上院中小企業委員長、外交委員長などを経て国務長官

*98:て具体的に何?

*99:党中央宣伝部副部長、宣伝部長、党中央精神文明建設指導委員会弁公室主任などを経て党中央書記処常務書記、党中央精神文明建設指導委員会主任、中央党校校長

*100:河南省長・党委員会書記、遼寧省党委員会書記、第一副首相などを経て首相

*101:村山内閣経済企画庁長官、小渕内閣外相、森内閣法相、第一次安倍内閣防衛相などを経て、現在、自民党副総裁

*102:鳩山内閣財務副大臣菅内閣財務相を経て首相

*103:自民党応援団・読売の記事なので話半分に聞いておきます。とはいえ「反発の声」が読売のネガキャンでなく事実なら恥ずかしい話です。そんなに文句があるなら会談しなければいいでしょう。むしろ「自分らの政治力の無さ」を恥じて欲しい。

*104:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て国家主席、党総書記、国家中央軍事委員会主席、党中央軍事委員会主席

*105:延辺朝鮮族自治州党委員会書記、吉林省党委員会書記、浙江省党委員会書記、広東省党委員会書記、第一副首相などを経て全国人民代表大会常務委員長

*106:青島市長・党委員会書記、建設相、湖北省党委員会書記、上海市党委員会書記などを経て人民政治協商会議全国委員会主席

*107:もちろんあるから「河野談話が出た」わけです

*108:もちろん誰も中傷だと思ってないから、たとえばオバマ河野談話支持を表明するわけです。

*109:ただし韓国側主張に寄れば「朝鮮有事の在日米軍出撃」は「日米安保事前協議の対象外」という「暗黙の了解ないし密約」が日米韓3国間にある。

*110:また慰安婦は韓国限定ではないという問題もあります。中国や東南アジアにもいました。

*111:残念ながら実際そうなのかも知れませんが。

*112:というかあるからこそ韓国は反発してるのでしょうが、安倍が「暗黙の了解や密約を認めること」はないでしょう。

*113:片山内閣逓信相、鳩山内閣運輸相、自民党幹事長(石橋総裁、池田総裁時代)、政務調査会長(岸総裁、池田総裁時代)、岸内閣科学技術庁長官(経済企画庁長官兼任)、池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、外相、田中内閣環境庁長官などを経て首相

*114:中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長などを歴任

*115:細川内閣官房副長官新党さきがけ代表幹事、民主党幹事長などを経て首相

*116:鳩山、菅内閣外相、野田内閣副総理・行政刷新担当相を歴任

*117:自民党幹事長、石橋内閣外相を経て首相