７月の日付で８月記事と大幅に日付がずれていますが連続更新の形にしたいので。
■産経新聞『【仁川アジア大会】北朝鮮２７３人派遣を通告』
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140822/kor14082212440002-n1.htm
過大評価もできないでしょうが、こうした「対話の機運」は悪いことではないでしょう。
■朝日新聞『ローマ法王「許しこそが和解導く」 脱北者らと礼拝』
http://www.asahi.com/articles/ASG8L33J3G8LUHBI00L.html
■中央日報『＜法王訪韓＞「罪を犯した兄弟*1、７７回*2でも許すべき」』
http://japanese.joins.com/article/994/188994.html?servcode=A00§code=A00&cloc=jp
要するに巣くう会流の北朝鮮打倒論をローマ法王は支持しないと言うことです。
■中央日報『【コラム】米国に北朝鮮はない（１）』
http://japanese.joins.com/article/789/188789.html
『今、オバマ米国大統領はイスラエル・パレスチナ事態も、イラク、シリア、リビア*3、イラン、ウクライナも米国の思い通りにならない国際情勢の中で、北朝鮮を見る余裕も関心もありません。』
まあ、そうなんでしょうね。その結果、中央日報が引き出す結論は「北朝鮮問題で米国の能動的・積極的外交に韓国政府は期待するな」という話です。
「米国から積極的、能動的に自分から北朝鮮問題で何かすることは当面期待できない」から「米国を動かすときも韓国がシナリオを立てて米国を説得する、韓国側がかなり米国のお膳立てする」ことをしないとどうにもならないし、場合によっては「米国じゃなくてロシアや中国を使った方がいいかもしれない」ということです。
■中央日報『【コラム】米国に北朝鮮はない（２）』
http://japanese.joins.com/article/790/188790.html?servcode=100§code=120
今のように米国が北朝鮮を透明人間のように扱うのは第４次核実験と長距離ミサイル発射を勧める招待状だと見なければならない。
朝米外交が必要だという話です。
今こそ率直になる時だ。立場を変えて韓国や米国が北朝鮮の立場であれば核をあきらめるだろうか。（注：欧米の制裁を解除してもらうために）核（注：兵器開発）をあきらめて（注：その後、欧米の支援を受けた反政府勢力による暗殺という）みじめな最後を迎えたリビアのカダフィ*4や核を捨ててロシアに蹂りんされるウクライナを見ても、金正恩*5（キム・ジョンウン）が核をあきらめると期待できるだろうか*6。少なくとも近い将来に北朝鮮の完全な核廃棄は実現不可能な夢だと見るべきだ。現水準からさらに増えないように凍結することが、それなりに現実的な代案だ。非現実的な北核廃棄に固執することによって韓国が払っている政治的・経済的代償はあまりに大きい。北核問題を解決する意志も能力もない米国を追って、いつまで韓国の資源を浪費するのだろうか。北核と南北関係の分離を考える時になった。
まあ、小生もぶっちゃけ「核廃棄にこだわりすぎるのもどうかなあ」と思いますね。
