今日のMSN産経ニュース(8/7分)(追記・訂正あり)

■学校の女性管理職23・3%、過去最高を更新 文科省学校基本調査
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140807/edc14080718370003-n1.htm

 文部科学省が7日発表した学校基本調査(速報値)では、校長や教頭など学校の管理職に占める女性の割合が23・3%となり、過去最高となったことが分かった。
 調査によると、平成26年度の女性管理職(園長・校長・学長・教頭・副学長など)の割合は幼稚園68・4%*1(前年同率)▽小学校20・6%(同20・2%)▽中学校7・2%(同率)▽高校7・5%(同率)▽大学8・7%(同7・9%)−などで、短大や特別支援学校などを合わせた女性管理職の割合は、0・2ポイント増の23・3%となった。

 過去最高とはいえ「23.1%→23.3%(0.2ポイント増)」なんですからぶっちゃけたいした話ではありません。せめて「1ポイント増」と小数点以上の増加が欲しかったと思います。
 しかも大幅な伸びを示したのは「7.9%→8.7%(0.8ポイント増)」の大学であってほかはほぼ前回調査と同率です。ただただ手放しで喜べる話じゃないでしょう。

政府は東京五輪開催の2020年までに、指導的地位に女性が占める割合を3割以上とする目標を掲げており、文科省では「政府の方針が教育現場にも浸透しつつある」としている。

 何か安倍内閣に言わされてる感がしますね。「政府方針が浸透している」と言える根拠は何なのか?
 仮にそう言えるとしてもそれは「7.9%→8.7%(0.8ポイント増)」と伸びた大学だけであり、ほかはそんな事言えないでしょう。

*1:「たぶんそうだろうな」と感覚的に思ってはいましたが、幼稚園だけは「長」と名のつく人(園長?)はむしろ女性が多いわけです。