「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(8/21分:高世仁の巻)(追記・訂正あり)

■「はい、ちゃんと産めます」と自信をもって言う
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20141109
 タイトルの件については俺は無知なのでコメントしません。正直「本当にそんなことが無条件で言えるのか?」て疑問はありますけどね。

朝鮮総連本部売却を機に、総連関連組織の秘密が表に出てこないかと期待している。

 そんなもん「仮にあったとしても」表に出るわけがないでしょうに。高世も本心ではかけらもそんな事思ってないでしょうに、よくもまあ口から出任せが言えるもんです。高世って本当に「デマ屋の世界のホームラン王(ナボナ風に)」ですね。


■福島の食べ物はもう大丈夫
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20141108
 「もう大丈夫」かどうかは俺は無知なのでコメントしません。正直不安はありますけどね。
 まあ、「市場に出回ってるのは、チェックがされてるのだから、前から大丈夫」でしょう。
 しかし「放射能被爆問題で政府への不信を煽るデマはよくない」て「めぐみさん生存説」なんてデマ流すボケの分際で高世もよく言う。反北朝鮮デマ屋の癖に何様だ、高世。


■サンゴ密漁の中国漁船に無罪
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20141107

 あさって11月9日(日)フジテレビ Mrサンデー(よる10時〜11時15分)で、「これが拉致工作員だ!−スパイ辛光洙(シングァンス)の実像」が放送される予定です。15分くらいの短い特集ですが、貴重な2000年の辛光洙直撃映像を公開します。

 今さらシンガンスなんかネタにして意味があるんでしょうか。しかし「1時間のスペシャル」じゃなくて「15分の短い特集」ね。なおMrサンデーホームページ(http://www.fujitv.co.jp/mrsunday/index.html)にはどこにも「シンガンス」なんて予告は出てきませんのでやはり拉致は風化したんでしょう。

それから、NHKの「シリーズ世界遺産100」の放送予定です。5分間のシリーズ番組です。
NHK総合
11月8日 (土)11:25〜30「アルタイ山脈の岩絵群」
11月12日(水)22:45〜50 「ゲル製作の伝統技術と関連する慣習」
11月15日(土)11:25〜30 「ビエルゲー モンゴルの伝統舞踊」

 高世の関わった番組でしょう。拉致が風化した今、高世も拉致だけじゃ食えないわけです。

 このところ、中国を感情的に嫌う風潮が行き過ぎていて、困ったものだと思っていた。
 夏の食肉偽装のときなど、テレビのスタジオで「もう、中国はこれだから困りますね・・」と嬉しそうにコメントする人の顔が下品に見えた。一番困るのはほかならぬ現地中国に住む人々であって、喜んでいい話ではないのだ。
 娘には、「政府と人民を分けて考えろ」と言ってある。

「まーた、高世は心にもないこと言いやがって、このゲス右翼が」としか思いませんね。まあ、でも露骨に反中国暴言吐く島田洋一よりはマシかも知れませんが。

 (注:無罪判決の)理由は、日本の領海内だと認識していなかった可能性があるからだという。日本の裁判が、政治に左右されないのを喜ぶべきか。

 そりゃ「法解釈や事実認定が明らかにおかしい」と言う話でない限り、喜ぶべきでしょ。高世は「(中国が有利になるなんて)喜ぶべきじゃない」とでも思ってるのか。

 対馬隠岐周辺の韓国船の傍若無人の振る舞いを取材したことはあるが、中国漁船がここまで大変な事態になっているとは知らなかった。

やれやれですね。「サンゴ密漁話」で「イヤー韓国漁船も酷いんですけど、中国漁船も酷いんですねえ」なんて韓国の悪口言う必要もないでしょうに、高世のバカはどういう脳みそしてるんですかね。


■日朝交渉の闇―2000人のうち帰国できたのは36人
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20141105

 1956年の初めての日朝会談で、残留日本人の帰国を進めたいと思って平壌に乗り込んだ日本赤十字だったが、北朝鮮側は在日朝鮮人北朝鮮への「帰還」という全く違う議題を出し、揺さぶりをかけてきた。

 揺さぶりも何も「在日朝鮮人の人権問題」はそれはそれで重要な問題でしょうに。高世も何考えてるんですかね。
 ちなみに拉致ばかり注目されることが多い日朝平壌宣言ですが

http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/s_koi/n_korea_02/sengen.html
 双方は、在日朝鮮人の地位に関する問題及び文化財の問題については、国交正常化交渉において誠実に協議することとした。

ということで拉致以外(在日朝鮮人の人権問題など)についても「簡単に」ですが、触れています。
 「文化財の問題」てのは「植民地時代に日本が北朝鮮から略奪した文化財の返還問題」でしょう。たとえば日本は韓国に朝鮮王朝儀軌を返してます(参考として例えば赤旗『朝鮮王朝儀軌の返還、文化財は元の国に、生かされたユネスコ条約の精神、韓国還収委「日本共産党と連帯」』(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-12-19/2011121903_02_0.html))。
 こういうの、高世はなんて言うんですかね。「拉致とは関係ない事が入ってる、小泉さんはおかしい」とかバカ抜かすのか。
 なお、「帰国できたのは36人、残りは所在不明や病死などで処理された」であれ帰国者があったのはいいことです。そしてこれをネタに「どうせ前回(?)同様『所在不明や病死が多いに違いない』」として交渉を否定しようとする高世と川島は馬鹿野郎です。


■人質外交の本質
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20141103
 高世のエントリを読む限りでは何が「人質外交」なんだかさっぱりわかりません。

 日朝会談で、北朝鮮側が提起した「在日朝鮮人の帰還」問題を、日本側は「派遣団には、在日朝鮮人の問題を話す権限が与えられていない」として拒否した。
 「権限を与えられていない」という拒否の理由を覆すため、北朝鮮側は、日本の国会へと戦線を広げてきた。
 平壌会談の状況を北朝鮮側は逐一、日本の野党議員に知らせた。この情報をもとに、日本の国会では、連日、野党が「在日朝鮮人の問題を取り上げてはいけないと指示したのか」と政府を追及した。
 外務省はついにこう答弁した。
「決して、交渉の方法自体について、政府が指示したという関係にないわけであります」
 政府が、赤十字に対して、特定の議題を取り上げてはいけないとは言っていない、という意味にすぎないが、こうして、ともかくも、「在日朝鮮人の問題について、話し合う権限を与えられていない」という日本側の論理は突き崩された。
(中略)
 非公開文書を発掘した川島准教授は、これが「人質外交の本質」だと喝破する。

 いやだから「在日朝鮮人問題について議論すること」は別に悪い事じゃないし、人質外交でも何でもないでしょうに。
 「北朝鮮残留日本人が事実上人質に取られてる」なんて話は「在日朝鮮人の人権問題を話し合うこと」と何ら関係ないし。極右団体「巣くう会」とつるむ高世といい右翼レイシスト団体「守る会」構成員・川島といい言ってる事が馬鹿すぎて開いた口がふさがりませんね。


■秘密文書がかたる日朝交渉
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20141102

いま、4日放送の「ガイアの夜明け」(テレビ東京)の仕上げ最終盤に入って、オフィスは連日騒がしい。

 貧乏だ、貧乏だと言いたがる高世ですが大嘘だと言う事がよく分かります。
 と同時に一時は北朝鮮ネタで大いに儲けた高世ですが今そういうのはお呼びじゃないことも分かります。視聴率がとれないんでしょう。
 まあ、高世が北朝鮮ネタをやる機会が減ってる理由としては
1)そもそも今の日本ではドキュメンタリー自体が減ってる
2)ガイアは経済ネタしかやらない
点に注意が必要ですが。昔はテレ東も「ドキュメンタリー人間劇場」という「経済ネタ以外も取り上げるドキュメンタリー」をやっていたのですがよほど視聴率がとれなかったのか
・1992〜1994年:火曜21〜22時→後番組は「開運!なんでも鑑定団」
・1994〜2002年:水曜22〜23時→後番組については詳しい説明は省略(スポーツドキュメンタリー、経済ドキュメンタリー、アニメと試行錯誤が続いた)。現在は2時間ドラマの「水曜ミステリー9(21〜23時)」
ということで娯楽番組に切り替わってしまったわけです。

いま、大学生は、「正社員になれないと人生お終い」と考える保守的な考えに縛られているので、少し刺激的な話で、仕事とは何かを考えさせたいとのこと。

 こういう事を言う人には俺なんか「俺が保守的なのか(?)」、「バカか、手前」て思いますけどね。
 少なくとも今の日本では「企業の正社員になれないと経済的に苦しい」ですよね。皆が皆「特異な才能があって作家、テレビタレントなど企業正社員以外の職について経済的に食えるわけじゃない」。
 で普通、経済的に苦しいことが好きな奴はいない。また新卒採用で正社員になれないと、その後正社員になる道は「絶対不可能とまでは言いませんが」極めて難しい。それなら多くの学生諸君は新卒採用の正社員を目指すでしょう。俺だってそうですし。
 本来「正社員でなきゃ経済的に苦しい」とか「いったん正社員のコースから外れると正社員になるのがすごく難しい」なんて社会システムがおかしいんであって、それ無視して「正社員以外の生き方もある」なんて言ったって意味ないでしょう。

8月のTBS「報道特集」が日朝交渉に関する特集を組んだ。そのなかに、発掘された秘密文書から最初の日朝交渉を分析するという非常に興味深いパートがあり

 ばかばかしいですね。最初の日朝交渉て、別に拉致がテーマになってるわけでもない*1し、当時は金日成政権ですし。現在の交渉において何の参考になるんですかね。いやそういう研究それ自体はしてもいいですけどね。少なくとも高世が言うような意味「拉致の解決」では何の役にもたたないでしょう。TBSがどういう思惑で放送したか知りませんけど、高世みたいな思惑なら「頭がおかしい」。

 会談の場で、日本側を驚かせる事態が起きる。
 北朝鮮側が、在日朝鮮人の「祖国帰還」という、全く別の問題を議題として持ち出してきたのだ。

 「持ち出した場が適切だったかどうか」はともかく別に主張自体は問題ないですよね。「持ち出した場がここになった」のもある種の戦術と言うよりは他に適当な場がなかったからでしょう。
 しかし高世は

「派遣団には、在日朝鮮人の問題を話す権限が与えられていない」として北朝鮮側の要求を拒んだ。もし、在日の問題を議題にのせることになれば、本来ここで解決すべき、残留日本人の帰国というメインテーマが後ろに追いやられてしまう。
しかし、この日本側の必死の抵抗は、北朝鮮の戦術で覆されてしまったのだ。

なんて馬鹿な事言って北朝鮮の主張自体を問題視してるようで呆れますけど。主張を日本が取り上げることと「残留日本人の帰国」と関係ないでしょうに。
 つうかこの物言いって「残留日本人の帰国」を「拉致問題」に書き換えればまるきり巣くう会、家族会、拉致議連が主張し、高世も支持してるトンチキ主張「拉致が最優先」になりますね。

これは、韓国との国交正常化を念頭に置く日本としても、受け入れられない提案だった。

 それ単に日本側の都合に過ぎないでしょ。「北朝鮮・韓国関係」に似たような状況にある中国にしたって「一つの中国」理論による「台湾を排除しての西側との国交樹立」を目指してたわけで北朝鮮の態度は別に不思議でもない。まあ、中国の場合「国土が広いという西側にとってのメリットがあるからか」それに成功したわけですが、北朝鮮の場合そううまくはいかなかったわけです。ただ最近は「英国、ドイツ、イタリアなど西側諸国との国交樹立*2」に成功し、主要西側諸国で国交がないのは「米国、フランス、日本だけ」となっています。

明治大学川島高峰(たかね)准教授

 例の「守る会」(http://hrnk.trycomp.net/)のメンバーの一人というバカウヨです。


■「拉致より遺骨」の北朝鮮
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20141029
 他の問題ではまともなことを言うこともある*3高世ですが、拉致問題北朝鮮問題では救う会、家族会、拉致議連におもねった馬鹿な事しか言いません。
 タイトルからしてバカです。いつ北朝鮮が「拉致より(注:1945年の終戦時に諸事情で北朝鮮に残留し亡くなった邦人の)遺骨」なんて言ったのか。
 そして「何よりも拉致が大事」なんて巣くう会その他の主張がまともだと思ってるのか。遺族に失礼じゃないですか。できることから一つずつ潰していく、それで何が悪いのか。まあ、巣くう会一味同様、高世も「拉致の解決」なんて少しも考えてないからこうなるんでしょうけど。

以下は、7月18日にあるところに私が書いた文章の一部

 「あるところ」てどこなんですかねえ。普通の人間なら「全部読んで欲しい」ので「どこに掲載したか」書くもんでしょう。俺だったら書きますよ。どこに掲載したか書けば高世ブログの読者は「本屋、古本屋、図書館」などで高世が寄稿した当該雑誌、当該書籍を手に入れて読むこともできるわけです。それをしないってことは「世界日報統一協会機関紙)」「ザ・リバティ(幸福の科学機関誌)」とかよほど「表沙汰にしたくないところ」に書いたんでしょう。全く高世も恥ずかしい野郎です。

拉致被害者には「調査」の必要はない。

 やれやれですね。そういうちゃぶ台返しして何か意味があるのか。


■あの女性工作員とついに会えた
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20141024

 26日(日)夜22時からのフジTV「Mr.サンデー」で《金賢姫拉致問題を語る》が放送される予定です。
 番組MCの宮根さんが、ソウルで、日本人拉致問題についてじっくり聞きました。

ばかばかしい。「2010年など最近逮捕された工作員*4ならまだしも」1987年に逮捕された金に話聞いたって新情報が分かるわけないでしょう。しかも聞き手が北朝鮮専門家でもなんでもないタレントの宮根(ミヤネ屋MC)。
 高世といいフジといいなめてんのか。
 むしろ何か語ってもらうんだったら「小泉訪朝時のキーマン(当時の福田官房長官、飯島首相秘書官、田中外務省アジア大洋州局長など)」にでもいろいろ語ってもらった方が有益でしょう。そういう番組作りに福田氏らが応じるかは疑問ですが。

【10/26追記その1】
 番組公式サイト(http://www.fujitv.co.jp/mrsunday/index.html)や小生の家で取ってる日経新聞のテレビ欄に載ってる放送予定は
エボラ出血熱」「欧米の安楽死ツアー*5」「東京のハロウィン最新事情*6」であって「金賢姫インタビュー」なんてどこにも書いてません。
 高世の文が事実として可能性としては
1)金インタビューの放送が急遽、何らかの理由*7で取りやめになった、来週以降に放送
2)今週、放送するがフジにとってはそれほど重要じゃないので、あまり宣伝しない(宣伝しても視聴率にも反映しないとの判断)、
のどっちかでしょう。どっちにしろ随分と「メディアにおける拉致の扱い」も軽くなったもんです。
【10/26追記その2】
 10/26(日)の10:45分頃から金インタビューが放送されてますね。途中でばからしくなってみるのを止めましたが。何せ「1984年にめぐみさんに会いました」ですよ。まあ、1987年に逮捕されてるから当然の話ですけど「30年前のこと」なんか今さら聞いて何か意味があるのか。
 「めぐみさんは今も生きてると思います」なんて金の野郎、ほざいてましたけど勿論根拠レス。
 裏番組の
NHK教育『古典芸能への招待:歌舞伎「隅田川続俤・法界坊」』
日テレ『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(バラエティ)
TBS『さまぁ〜ずの世界のすげぇにツイテッタ〜』(新番組、バラエティ)
テレ朝『日曜洋画劇場バイオハザードIV:アフターライフ」』
テレ東『ネオスポ』(スポーツ)
MXテレビ天体のメソッド』(アニメ)
でも見た方がよほどマシ。
【追記終わり】

日本人拉致問題が、今のような展開を見せるようになったのは、彼女あってこそなのである。

 嘘八百も大概にして欲しいですね。たとえば「今のような展開を見せる最大のきっかけ」めぐみさん拉致疑惑(1997年頃)のネタ元は「元工作員安明進」であって、金じゃありません。まあ、「1988年3月の橋本敦・共産党参院議員による李恩恵*8疑惑質問*9」を引き出したのは金の韓国捜査当局への供述ですけど。でも橋本質問当時はほとんど騒がれなかったわけです。

いま重要な時期にさしかかっている拉致問題の解決に、自分の証言が、少しでも役に立つならと、取材に応じてくれたのだった。

 いやぶっちゃけ取材を受ける理由は「メディアがくれるカネ」でしょ。フジがいくら金にカネ渡すのか知りませんが、まあ、視聴率でペイすると思ってるんでしょう(低視聴率でフジがざまを見ればいいと思う)。
 金の証言なんか役立つわけないじゃない。カネのために人間として許されない行為「思いつきの放言」をする。金は最低の人間ですね。

彼女、メディアでは、かつては呼び捨てだったが、今は何か名前の後につけなくてはならないので、「金賢姫元死刑囚*10」というのが定番の呼び方になっている。

 日本人死刑囚だって最近はそうだと思いますよ。8名の死亡者を出した三菱重工ビル爆破事件の大道寺*11死刑囚とかオウム真理教教祖の松本死刑囚とか。被害者からすれば「呼び捨てでいい」でしょうがまあそういうわけにも行かないでしょう。そういえばA級戦犯てなんで「死刑囚」て言わないんですかね。A級戦犯連中が犯罪者だと言う事がよく分かるようにたとえば「東条英機*12死刑囚(元首相)」て今後言えばいいんじゃないか。

 きょう、常岡さんとぼやいたのは、今回の騒動に関するメディアの報道の仕方。
 例の北大生を取り上げるさい、青年の「心の闇」とは・・という方向に行ってしまうのだ。そして、現代社会の閉塞感、疎外あるいは今の若者の特徴は、という話に持って行って心理学や精神の病に詳しい人が解説。で、「テロリストを生まない社会を作ろうではありませんか」みたいなシメだったりする。
 これはもう定番のパターンになっていて、「自殺する人を出さない社会」、「オウムを生んだ現代社会の病弊」というふうに、問題を拡散*13して終わってしまう。
 問題は今回ははたして「私戦予備及び陰謀罪」なるものを適用してよいケースなのかどうか、である。

やれやれですね。「北大生のような人間を産まない」て事も大事なテーマじゃないですか。
「俺の都合のいい取り上げ方をしろ」て高世も常岡氏もだだっ子ですか。
 まあ、「私戦予備及び陰謀罪」なるものを適用していいのかや常岡氏への捜査が妥当かどうかは微妙な気がします。しかし、常岡氏や「常岡氏のダチ・高世」が「常岡氏が無責任に北大生の危険行為を容認したこと」を「常岡はジャーナリストだから」で正当化していることには腹が立ちますね。
 なんか「豊田商事会長がマスコミの突撃取材中に暴徒に殺される*14」のをマスコミが暴徒を止めもせず、取材(つうか会長のカメラ撮影)を続け世論に「殺人を黙認した」と叩かれたときの言い訳を思い出しましたよ。はっきり言って「警察の捜査の是非」とは関係なく俺は常岡氏の態度を人として評価出来ません。

シリア行きに失敗して「御岳山の危険エリアに行きたい」などとつぶやいている北大生(23日のツイッタ−)が、刑法93条による捜査対象にふさわしいのか。https://twitter.com/gravestone11/status/525448887742771200

 要するに「自殺したい」とツィートしてる*15わけでこれはやばすぎるでしょ。周囲が何とかしないと何やらかすか分かりませんよ。


■日本のユニバーサル・ファッションが海外へ
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20141021

 朝起きして「ユニバーサル・ファッション・フェスタ2014」を六本木に見に行く。
 ユニバーサル・デザインは、年齢、性、障害のあるなしにかかわらずみんなが使えることを目指すが「ユニバーサル・ファッション」はその精神をファッションに及ぼしたもの。

 月並みな感想になりますがこういう事は大変いいことだと思います。

 台湾は、日本の後をぴったりと追いかけるように、高齢化が急激に進んでいる。介護先進国の日本で蓄積された知恵を、台湾に提供することはとても意味のあることだ。

「台湾」と比べたら「先進国」なんでしょうが一般的に言って日本は先進国とは呼べないでしょう。「欧米の介護先進国から必死に学んでる状況」でしょう。

カジノなんか作るのではなく、日本が得意で、他国の人々に喜ばれる、こういう分野の産業を広げることが本来の成長戦略ではないかと思う。

 カジノについて言えば「カジノ容認」の立場に立っても「果たしてマカオなど既にあるライバルに勝てるのか」ははなはだ疑問でしょう。

ニューヨークタイムズ20日付けが小渕、松島両大臣の辞任を伝えた。
 書き出しは
「月曜、二人の女性閣僚が、選挙運動のスキャンダルで辞任した。これは安倍晋三総理と、彼の二大政治目標―女性の権利強化と原発再稼働―へのあいにくの政治的打撃となった」。
 そして記事後半では「閣内の他の3人の女性」にも問題があることに触れ、
 山谷えり子国家公安委員長については「在日韓国・朝鮮人へのヘイトスピーチを行う極右グループ、ザイトクカイのメンバーと一緒に写真におさまったことで批判されている」。
 そして「高市早苗総務相有村治子男女共同参画担当大臣もまた、極端な右翼的見解が批判されてきた」と書いた後、土曜日、3人はそろって靖国神社に参拝し、安倍内閣で参拝した最高位のメンバーとなったと結んでいる。
 日本のメディアが書かないことを、外国のメディアに教えてもらっている。

「日本のメディアがあまり書かないこと=山谷の在特会との交友、高市の日本版ネオナチとの交友」、あるいは「小渕経産相以外の女性閣僚*16は極右思想の持ち主」てことですね。本当に困ったことだと思います。


■辞任すべき女性閣僚は他にいる
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20141020
高世曰く
『政治とカネで辞任した小渕*17経産相、松島*18法相をかばう気はない。辞任は当然と思う』
『しかし彼女らより山谷*19国家公安委員長在特会との交友、高市*20総務相のネオナチとの交友の方がよほど問題だ』
『海外メディアはむしろそちらに注目し、安倍首相の靖国参拝河野談話撤回論などとセットで、日本の右傾化を論じている』
『山谷、高市がまだやめないのは、
1)安倍が小渕、松島には「ダチでない*21からか」何故か異様に冷たかったのに、「ダチであるらしい」山谷、高市はかばうから、
2)野党内にも山谷、高市と同レベルの極右(例:民主の松原仁、維新の平沼)が存在するため、社民、共産を除いて野党の批判が弱いから、
3)メディアにも山谷、高市レベルの極右メディア(例:読売、産経、週刊文春週刊新潮)があるから
4)こうしたこともあって世論の批判がまだ弱いから、だろう』
『しかしこんな極右閣僚を更迭せずそのままにしたら日本の国益が害される。中韓との外交がうまくいくととても思えない』。
 まあ、ここまでは異論ありません。しかしその高世が「俺の朝鮮学校無償化除外賛成、それは差別じゃない。俺は在特会に反対してるから在日差別者じゃない」というんだから本当に高世はどうしようもない。
 在特会のような暴力を振るわなきゃ差別じゃないのか。
 じゃあ「テロをやるKKKには私は反対だが、黒人には白人と知的能力の差があることは否定できないと思う」という人間は黒人差別者じゃないのか。
 「テロをやるタリバンイスラム国には私は反対だが、マララの『女性に教育を』という主張には私は反対だ。女性に教育なんか必要じゃない」という人間は女性差別者じゃないのか。そんな馬鹿な話がどこにあるのか。高世の言ってる朝鮮学校無償化除外容認論はその程度の愚論です。
 さすが高世は「在特会と同レベルの極右団体・巣くう会」と癒着してるだけのことはある。というかさすがに最近は排除してるようですが、以前は在特会のデモ参加を容認してたのが巣くう会ですからね。さて「昨日の訪朝方針発表」には高世は今の時点では何も言ってませんが「ダチの巣くう会の動向」を見極めてるんでしょう。全くせこい男です。で巣くう会と同じ立場で物をいうと。

 英『タイムズ』が、NHKが海外サービス部門の職員に、南京事件慰安婦尖閣問題などに触れないよう指示する内部秘密文書を入手したと報じたが、事実とすれば、大きな問題として国会で追及されるべきだ。

 高世エントリの一文です。ホンマかいなと思ってググったんですが、俺のググり方が悪いのか、ちょっとヒットしませんね。高世も「ソース」ぐらい何か教えてくれてもいいでしょうに。リンク張るとか。
 この高世の文が「ネットによくあるデマ、怪文書の類ではなくて、本当にタイムズがそういう報道をした」のなら
1)「タイムズと言えば英国を代表するクオリティペーパー」
2)「安倍にはNHK教育慰安婦番組に介入した前科がある」
事を考えれば、信憑性は高いのではないか。
 『高世のこの一文が事実だとして』のことですが高世が言うように国会で追及されてしかるべきでしょう。つうか共産党辺りがするでしょうけど。
 そして高世のこの一文が事実なら海外は、おそらく同盟国米国も含めて、完全に安倍政権と自民党、及び日本社会を「危ない極右集団」という目で見てると言う事です。まあ、安倍の靖国参拝河野談話否定論だけでも海外は、同盟国米国も含めて「日本は危ない極右集団」と見てるでしょうが。


ファミリーヒストリーと自己肯定感
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20141017

 大きなものに自分が支えられていることを自覚すると、感謝と自信がこみ上げてくる。

 感謝はともかく自信なんかそんなことで生まれないと思いますけどね。

 若い人たちの間で、自分が好きになれない、自分はダメな人間だ*22と思う人が非常に多いという。

 そりゃ日本が異常な競争社会だからじゃないですかね。学校時代は受験競争。社会に出たら企業内競争が始まるわけです。まあ、その前に「いい企業に入れるか」て就職競争がありますけどね。でそれらに「全戦全勝」なんて人間は一部のエリート以外、ほとんどいない。敗北すれば普通、挫折感を感じますし、その挫折感をいい感じで「昇華させていく」制度なり文化なり日本にないってことでしょう。正直、不況で就職できない若者に、あるいはブラック企業でこきつかわれてへとへとの若者に、または生活保護を受給してる方に「自己肯定感がなくても」不思議じゃありません。そういう挫折感に高世の言うファミリーヒストリーなんてもんはきかないでしょう。「ファミリーヒストリーと俺が生活保護受けたり失業したりしてることと関係ないジャン。俺は無能な駄目人間なんだよ」で終わってしまう。
 たとえば「失業や生活保護は恥ずかしいことじゃない、超エリート以外誰でもなり得ることなんだ」という認識を世間に広めることの方がファミリーヒストリーなんかよりよほど有益でしょう。高世は本当にとんちんかんです。
 大体皆がファミリーヒストリーが幸せだと思ってる辺りも高世はとんちんかんです。数的には少ないでしょうが「親の虐待で酷い目にあった、家族にはいい思い出がない」て人間だっているでしょうに。

私が駐在していたフィリピンでのいわゆる慰安婦調査の信頼性には多くの疑問がある。

 というのなら何が疑問か高世は書けって話です。まあ、あまり変な事を書けば高世も「島田洋一西岡力ら、河野談話否定派のお仲間入り」を晴れてするわけですが。やはりおおっぴらには書けないような産経新聞レベルの河野談話への言いがかりですか、ウヨの高世さん?。結局、高世が朝日叩きで問題にしてるのは「右翼のテロ」に過ぎず「右翼の慰安婦認識」ではないようです。全く高世も残念な男です。

常岡浩介さんのツイッターより
《今、公安外事3課から自宅に電話。タブレット端末のパスワードを教えないと、壊すぞ、という脅迫。当然、断りました。彼らはタブレットを破壊して中の情報を取り出すそうです。》http://twitter.com/shamilsh/status/522545464927744000

 脅迫も何もパスワードが分からなかったら壊すしかないでしょうし、壊す場合に当事者に「パスワードを教えてもらわないと壊すしかない」と連絡もせずにいきなり壊したら違法行為でしょうに。まさか「押収した以上連絡なしで壊してもOK」て訳にもいかないでしょう。

 シリアに関心がなく、死に場所を求めてイスラム国行きを志願した北大生の実態を知ると、とうてい立件できないと思う

 あれって「死に場所を求めてた」んですかね?(死の危険性に無頓着だったとは思いますが)。だとしたらそれを黙認した常岡氏や中田氏の態度は極めて問題でしょうし「結果オーライ的意味*23で言えば」警察捜査は北大生の命を救ったわけですが、何故か常岡、中田批判もしなければ「北大生の命が救われたという結果オーライ的な意味では捜査は良かった」とも言わない奇妙な高世です。ただ「常岡氏や中田氏への捜査は不当ではないか」としか言わない高世の態度は「常岡、中田両氏の無責任な態度の擁護」と批判されて当然の酷い代物だと思います。


■危険な朝日バッシング
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20141014
 まあ、何を今さらの話ですが正論ではあります。そもそも朝日バッシングは朝日バッシングにとどまらない「河野談話支持者バッシング」や「安倍政権批判者バッシング」のわけですから。

ちょっと話が古くなるが、慰安婦報道にかかわった朝日記者OBが勤める二つの大学に脅迫状が届くという事件があった。

 教員氏の辞表を受け取ってそれで済ませた帝塚山学院大学は大いに株を下げ、一方「こうした不当な攻撃には屈しない」旨、学長自ら声明した北星学園大学は株をあげたと言えるでしょう(追記:後に学長が来年度の講師契約をしないかもしれないと言いだし残念なことだが、結局、北星学園大学はかなり株を下げた。この学長発言が「間違いだった、来年も契約します」となれば幸いではある)。
 山口二郎法政大学教授ら有志によって北星学園元朝日記者の教員氏を支援する運動が広がってることも「不幸中の幸い」と言える。
 最悪なのはこうしたテロに対して安倍政権がまともな批判を何ら行っていないことだろう。質問された時だけ「テロは許されない」と言って終わりというのはまともな批判とは言わない。

次回は、朝日の誤報による韓国側への影響は限定的なものだとする見解を紹介したい。

韓国に限らず影響なんてもんは限定的です。今さら論じること自体がばかばかしい。
「吉田証言が信用されてたときは吉田証言は朝日以外も報じた*24し、信憑性に疑念が出されてからは朝日も報じなくなった」
河野談話、クマラスワミ報告などは吉田証言を根拠にしてない」
「普通に考えて吉田証言よりも当事者の慰安婦証言の方が韓国では大きく報じられたに違いない」
わけですから。


■立て続けの大型台風来襲
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20141013

年々、台風が強大化する傾向ははっきりしているのだから、日本政府も気候変動への取り組みをしっかりしないと。

温暖化が台風強大化の原因でしょうから「温暖化は日本だけでは食い止められない」「台風被害を受けるのは日本だけではない(確か台湾や東南アジアなんかも被害を受けます)」と言う意味で「日本だけの問題ではありませんが」高世発言には全く同感です。

イスラム過激派組織「イスラム国」に外国人戦闘員として加わろうとしたとして、北海道大の男子学生(26)が警視庁公安部の捜索を受けた事件で、イスラム研究家の中田考・元大学教授(54)が簡易投稿サイト「ツイッター」を通じ、北大生にシリアへの渡航方法を教えていたことが同庁幹部への取材でわかった。

 高世が引用する読売の記事です。
 高世は
「世界中に公開されてるツイッターでやりとりしてたんだから公安に聞くまでもなく、中田氏や北大生のツイッター調べれば分かるだろ」
「公安のお墨付き得ないとこの程度の記事も書けないのか、読売は」と批判し

自分で取材しないで公安からのリークそのままを書くとこうなるという典型だ。
真似をしないようにしましょう。

とまで読売をバカにしている。まあ、小生も高世のおっしゃるとおり「読売はアホか」と思いますね。
 まあ、それと高世が「犯罪でもないことを犯罪であるかのように読売は記事を書くな」と批判するように「イスラム国への参加希望を知りながらシリアへの渡航方法を教えたことの道義的是非」はともかくこれは犯罪にはならないでしょう。
 「シリアへ行くこと」それ自体は犯罪じゃないし、中田氏が教えなくても北大生が「別の人に聞く(まあ、その場合イスラム国参加なんて事は言わないでしょうが)」「本や雑誌、インターネットで調べる」といった方法でシリア渡航方法を知ることは可能だからです。
 これが犯罪なら「自殺したいという人間に富士の樹海や東尋坊への行き方を教えること*25」も自殺幇助という犯罪になりかねませんがさすがにそれは無理じゃないですかね。一時期、話題になった『完全自殺マニュアル』(1993年、太田出版)というのも世論の批判を浴びたり、都道府県条例で有害図書指定されたりしましたが、さすがに自殺幇助では立件されなかったわけです。

 ところで、「大司教」の押収されたPCは、もう本人に返されたという。
 常岡さんと中田考さんのPCをふくむ押収物はまだ返ってきていない。
 警察が事件化するつもりなら、シリアに行かないかとリクルートした「大司教」がキーパーソンになるはずだと思うのだが。

 要するに高世は「警察は有罪を得るのが難しいなどの理由でこの事件、立件する気が最初からないんじゃないの?」あるいは「立件する気はあるけど公安らしいと言うかそれ以上の無茶苦茶な事(中田氏や常岡氏への嫌がらせ)やってる」という理解なんでしょう。
 立件する気がないとしたらその場合は「イスラム国の危険性とそれと闘う公安の必要性がアピールできればいい」ということでしょうか。それも道義的にどうかと思いますね。公安の暴走というか極めて問題でしょう。


■日朝協議への「方針」はあるのか
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20141012
 方針はそりゃあ、あるでしょう。ないわけがない。ただ「救う会と家族会」が異常な政治力を持って好き勝手なことをぬかし、それに政府がまともに対応しない、できない状態では外務省も拉致被害者家族に手持ちのカードを全部見せる気にならないでしょうし、実際見せてないでしょう。
 それでいいと俺は思っています。俺は拉致交渉に限らず基本的に「秘密外交」を否定しません。
 もちろん「秘密はないにこしたことはない」ですし「共産党が暴露した核持ち込み密約」「西山事件で問題になった沖縄返還密約」みたいな無茶苦茶を政府、与党、外務省にやられても困ります。
 しかし、「秘密にする正当な理由」があって、問題の解決に「いい方向で」役立つなら秘密交渉OKです(その場合でも後で検証ができるように50年後とかに公開すべきでしょうが)。実際「秘密交渉だったからこそ」小泉訪朝は「拉致被害者5人帰国」という成果が出たわけです。
 家族会や巣くう会にあのとき「訪朝前に情報を明かしてれば」ほぼ確実に5人は帰国できなかったでしょう。そしてそれを何とも思わないバカの集まりが家族会であり巣くう会でしょう。

拉致交渉 横田夫妻に任せたい (朝日川柳 6日)

 川柳の内容がアホすぎて言葉もないですね。俺には思いつくことすらできない酷い内容です。「めぐみは生きてるはず」などと根拠もなく妄想にすがる常識のない人間に何の交渉ができるというのか。そもそも拉致被害者家族は横田夫妻だけではない。
 こういうアホの存在は仕方ないですがこういうアホの川柳を価値があるかのように掲載する朝日の馬鹿さが許し難い。拉致被害者家族にこびへつらってるんでしょうか?。こびへつらってるんでしょうね。およそジャーナリズムとはかけ離れた朝日の愚行です。

このブログで何度も書いたように、私は夫妻の見識を尊敬している。

 本気ではなく高世の媚びへつらいでしょうがばかばかしい。「めぐみは生きてるはず」などと根拠もなく妄想にすがる常識のない人間・横田夫妻のどこに見識があるのか。朝鮮学校無償化除外だの「日本代表サッカーチームの平壌行き反対」だのに荷担する低能夫婦の何が尊敬に値するのか。むしろ俺はあの夫婦のバカさを心底憎悪し、軽蔑し、嘆いています。「拉致被害者家族と言うだけで調子にのるな、何様だ、馬鹿野郎」としかあの夫婦のことは思ってない。さすがに「孫と会ったとき」は多少同情しましたし、滋氏が転んで怪我をしたという報道の時も多少同情しましたけど。小生も一応人間ですので。
 横田夫妻のような気にくわないバカでも孫と会ったり、怪我したりすれば、まあそれなりに同情します。たぶん安倍晋三みたいなバカでも「不慮の事故死」でもすれば同情するだろうとは思います。

横田早紀江さんは、おそらく日本最強のオピニオンリーダーの一人だと思っている。

 彼女をウヨ連中がオピニオン・リーダー扱いし、一定の政治力を彼女が事実上、行使してるという意味では確かに「最強のオピニオンリーダーの一人」かもしれません。
 しかしそれは「単に政治力があるだけ」で彼女が頭がいいわけでも性格がいいわけでも主張が正しいわけでもありません。俺は彼女のことを「バカで性格が悪くて主張も間違ってる」「絶対におつきあいしたくない人間」としか思ってません。
 また「一介の主婦に過ぎない」彼女の政治力は基本的に「ウヨが彼女を持ち上げるから」であってそれ以上の物ではありません。「ウヨの政治力=彼女の政治力」に過ぎないのです。
 つうか拉致被害者家族はたくさんいるのに「彼女と夫だけ」が異常に持ち上げられること自体異常な話です。

 政治家がよく横田さんにこう言うという。「拉致問題で私に何ができるんでしょう。何でも言ってください。そのとおりにしますから」。
「私なんか普通の主婦ですよ。何をすべきか考えて実行するのが政治家の先生方の役目だと思うんですけどねえ」と早紀江さんは呆れたような口調で私に語った。

 「私は普通の主婦だ」というなら最初から黙ってればいいでしょう。外務省の訪朝方針に「反対だ」などと言ってる癖にこのバカ女はどれほどクズで恥知らずなのか。
 このバカ女にへつらう政治家も最悪ですがへつらう政治家がでるのはこのバカ女が「このブルーリボンバッジが目に入らぬか!。こちらにおわすお方をどなたと心得る!。畏れ多くも横田めぐみ様のお母上・早紀江様であらせられるぞ!、一同、頭が高い!、控えおろう!*26」という尊大な態度でやれ「日本代表サッカーチームは平壌に行くな」「朝鮮学校は無償化除外しろ」などと好き勝手放言するからでしょうが。俺ほど悪口雑言吐かなくても外務省関係者なんかは「好き勝手抜かすから政治家が媚びるのにあの奥さんもよく言うよ。本気で自分の政治力を自覚してないならバカだし、自覚しててカマトトぶってるのなら性格最悪だしどうしようもねえな」と不快に思ってるでしょう。
 そしてこんなバカ夫婦に媚びることしかできない高世(id:takase22)のバカぶりにも心底呆れます。まあ、横田母には水戸黄門の悪人のように「おのれ、黙って聞いておれば田舎ババアの分際で」*27的なネガティブな感情しか俺にはないですね。

政府としての決定が、家族会や横田夫妻が大反対する方針になることも当然ありうる。その覚悟がないのは、安倍内閣北朝鮮との交渉にあたって、しっかりした方針を持って臨んでいないからだろう。

 高世はぐちゃぐちゃ言ってないで「家族会や横田夫妻が反対したら」自分はどういう態度を取るのか語ったらどうなんですかね。もちろん俺は家族会や横田夫妻が反対してもそんなもん無視すればいいと思ってますが。交渉以外に解決の道があるわけないでしょう。
 むしろ家族会や横田夫妻が巣くう会と一緒に交渉潰しの方向に動いてること自体が理解できませんね。バカじゃないのか。小生は「拉致被害者はかわいそうだから批判してはいけない」「ダライラマは(以下略)」「ラビア・カーディルは(以下略)」なんて少しも思いませんのでバカだと思えば罵倒することにしています。それで「ダライを非難するなんて中国シンパ*28」「家族会を非難するなんて北朝鮮シンパ」とでも思いたいなら思えばいいでしょう。

日朝協議の継続自体があやしくなってきた。

 政府は継続方針なんだから「安倍政権、与党自公、外務省がが巣くう会、家族会の打ち切り方針に屈服しない限り*29」全然怪しくない。日朝交渉を打ち切れと叫ぶ家族会、巣くう会と癒着する高世のバカが「継続は怪しい」というムード作りにいそしんでるだけです。高世はどれほど恥知らずのクズなのか。
【2014年10/20追記】
 家族会の反対を無視し、安倍は外務省官僚の北朝鮮派遣を決定しました。「日朝協議の動向が怪しい」などという高世のせこいネガキャンは現時点では見事に敗北しました。


■北大生のイスラム国行きの経緯について
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20141011

 テレビで風貌を見て「怪しい人だな」と思った人は多いと思う。実際、中田のツイッタ−からもかなりの奇人ぶりが垣間見える。http://twilog.org/HASSANKONAKATA
 ただ、研究者としては高く評価されており、今年の『日亜対訳クルアーン』(作品社、2014)の出版は学会でも注目される業績だという。

 まあ、「学者としての能力」と「人間としての立派さ」はまた別問題ですからね。コメ欄でBill_McCrearyさんの指摘がありますけど以前小生が批判したチベット研究者のI濱Y子早稲田大学教授なんかまさにこの典型でしょう。学者としてどんなに立派か知りませんが俺はI濱を人として評価していません。
 今回の中田氏の北大生への態度も俺個人は「中田氏がどんなに立派なイスラム学者だろう」と評価しません。人として非常に問題だと思う。

北大生を誘い、渡航費を貸したとされる「大司教」は・・・
「私に利用された中田先生は本当に可哀想だし、無関係なのにトバッチリで実害まで出てしまった常岡さんには本当に申し訳ない。すべて私の責任です。これから皆さんは、大司教でなく傭兵隊長と私のことをお呼びください。」
http://twitter.com/Im_Weltkriege/status/520424071054389248

 高世のエントリを信じる限り、別に中田氏も常岡氏も「大司教」にだまされたわけでも何でもない以上「利用された」「申し訳ない」「無関係」という話ではないでしょう。
 中田氏や常岡氏は「イスラム国の兵隊募集に協力している大司教」の立場を知りながら「別に北大生が参戦しても俺の人生じゃなくて彼の人生だし別にいいんじゃね?。賛成もしないけど反対はしないよ。参戦したいというなら大司教のようなイスラム国関係者を紹介する*30、あるいは北大生に密着取材する*31けどそれは別にイスラム国支持じゃないから」という傍観者的態度をとったわけですからね。「大司教」としては中田氏や常岡氏が警察の捜査対象になって申し訳ないという思いがあるのかも知れませんが、「警察の捜査の是非」はともかく、それは中田氏や常岡氏のある意味「自業自得」でしょう。別に「大司教」のせいじゃない。
 まあ、その辺りは中田、常岡両氏とも自覚してるんじゃないかと思いますが。彼らも捜査について警察批判はしても「大司教」批判はしないでしょう。批判できる立場じゃない。


■北大生とイスラム国との接点
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20141009

 横田滋さんがけがをしたというニュースが入った。
 滋さんは、川崎市の自宅近くの路上で転倒して前歯を折るなどのけがを負い、救急車で搬送されたという。このため、早紀江さんが兵庫県西宮市で9日午前に開く予定だった講演会は中止となった。
 滋さんは、近年足が衰え、歩き方がたどたどしくなっていて、私も心配していた。
 ご夫妻も81歳と78歳。高齢者は、転んだことがきっかけで寝たきりになったりするので転倒にはほんとに用心しないと、と介護関係で働くかみさんは言う。
 滋さん、幸運にも骨折は免れ、入院はしていないという。
 早くよくなりますように。

 高世も書いてるように年を取ると体力が落ちます。当然怪我もしやすくなる。普通「路上で転倒して前歯を折る」なんてことは元気ならありません。顔が地面に激突する前にとっさに手が前にでますから。怪我するとしたら普通はそれで腕の骨を折ったりする。
 また年を取れば骨粗鬆症というのもあるから余計骨が折れやすくなる。
 骨が折れれば高世の言うように「寝たきりや車いす」に移行する危険性がありますし、そうなるともっと体力が落ちたり、場合によっては認知症を発症したりします。
 正直、もう横田パパは講演はやめた方がいいんじゃないですかね。
 「もう講演は控えた方がよろしい」「過去の講演の録音テープもあれば、あなたが書いた本もあるじゃないですか」とでも周囲が言ったらどうなんですかね。まあ、高世(id:takase22)のバカは「早く良くなって下さい」としか言わず、よくなったらまた広告宣伝マンとしてこき使う気満々の訳ですが。巣くう会も多分そうでしょう。どんだけ人非人なのか。
 そしていい加減、横田夫妻も「孫との生活」に全てを傾けたらどうなんですかね。
 正直「怪我をしたのでウンギョンさんに会いたいという気持ちが横田パパには募ってる」んじゃないかと思いますね。問題は「怪我をすると周囲のサポートが必要」でサポートするであろう連中に「政治利用する気満々の奴がいること」「奥さんはパパと違い未だに元気らしいこと」なんですが、そこは何とか悪縁(?)を絶ちきっていただきたい。

 アメリカは、シリアでは「自由シリア軍」(FSA)を、イラクでは政府軍とクルド人勢力を支援することで状況を好転させようとしているが、シリアに空爆を開始するや、イスラム国と敵対しているはずの自由シリア軍内から「空爆反対」の声が上がっている。
 9千人を殺したとされるイスラム国に対する爆撃は、20万人を殺し、人口の半分近い約1千万人を難民にしたアサド政権を助けることになっているからだ。
 これについてはまた書こう。

 高世はドンだけアサド政権を敵視してるんでしょうか。
 「イスラム国はアサドと闘ってアサドを苦しめてる*32」「つまりアサドに有利になりそうだからイスラム空爆には賛同できないな」「9千人殺したイスラム国より20万人殺したアサドの方が罪深い」て、「お前は何を言ってるんだ、高世」「正気なのか、高世」ですよねえ。空爆反対理由が「イスラム国を攻撃したら泥沼戦争で米国が抜けられなくなる」「米国民間航空機が爆弾テロのターゲットになりかねない」「シリアの一般民衆を誤爆する恐れがある」ならまだわかりますけど。
 じゃあ「9千人も殺してる」イスラム国は正義の味方で「イスラム国の殺人は善行」なのか。そんなことないわけです。
 まあ、FSAてのは「アサドを潰した後でイスラム国を米国は潰してくれ」と言いたいんでしょう。
 で何故か「アサド嫌い、FSAびいき」らしい「日本での事実上のFSAスポークスマン」高世も「FSAに同感」だと。
 が米国からすれば「そんな悠長なことやってられるか、バカ」「米国が支援してるのに、手前らFSAがアサド打倒に手間取ったあげくイスラム国出現も阻止できない無能だからこうなるんじゃないか」「アサド打倒なんか後回しに決まってるだろうが、ぼけ」「ロシアのプーチンは明らかにアサド支援してる*33んだぞ。そういうアサド打倒が難しい状況下でイスラム国がこんなに蔓延しててアサド打倒なんて寝言は止せ」「むしろイスラム国打倒でロシアの協力を得なきゃならん」でしょうねえ。まあ、米国のアサド打倒路線てのは「少なくともしばらくは」棚上げになるでしょうね。「アサド打倒、イスラム国打倒両方やりたい」なんて余裕ないでしょうし「どっちを先に潰すか」といったら優先順位はイスラム国でしょう。
 アサド政権てのは一応それなりにどう動くかってのが米国には分かる。少なくともイラク政権転覆なんてことは、アサド政権はやる気もないしやる能力もない。イスラム国は「シリアとイラクを俺達の国にする、シリアとイラクの政権を転覆する」なんて公言してるわけです。しかも「シリアとイラクでストップするか」わからない。どこまで戦線拡大するか分からない。サウジ、クウェートバーレーンなど他の中東国家まで攻撃しかねない。欧米人ジャーナリストを見せしめに殺すような野蛮で非常識なこともしてるわけで、米国にとってはシリアなんぞよりイスラム国の方がよほど怖くて厄介でしょう。

「若者がイスラム国に行くのをなぜ止めないのか?」という世間からの批判に対して、中田*34はどう答えるのか。

 要するに「行きたいというなら紹介する方がいいと思った。イスラム国支持者じゃないし、積極的にすすめたわけではない」というのが中田氏の答えのようですがどうなんですかね、それ。
 もちろんすすめたのが「劇団に入りたいと言うから知り合いの劇団員を紹介した」みたいな「普通の団体」ならそれでいいでしょう。ただイスラム国って「反社会的集団」で「シリアに行かせたら死亡の危険性があるわけですから」ね。
 そういうものをすすめていいのか。中田氏は無責任すぎるんじゃないですかね。


■北大生は違ったフィクションに生きたかった
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20141008
 このエントリを読んで思ったのは刑事捜査の是非はともかく「捜査によってシリア行きがぽしゃったのは北大生にとっては少なくとも結果オーライじゃないか」ということですね。これが「劇団に入って俳優になりたい」「当面、脱原発運動に全力投球したい」「だから申し訳ないが休学したい」なーんて健全(?)な話なら誰も文句は言いません。少なくとも俺は文句は言いませんがイスラム国はそういうもんじゃないでしょう。
 しかも「シリアについて知らない」「イスラム国について知らない」「戦争する覚悟もない」「でも今の自分が嫌だ、何か新しいコトして変えたい」レベルで戦場に行くのは無謀というもんでしょう。
 別に「シリアを知ってる、イスラム教も知ってる、イスラム国に共感した、死ぬ覚悟も殺す覚悟もある」という人間ならシリアに行っていいとはいいませんが、この北大生のように「違ったフィクションに生きたかった」レベルでは行っても不幸にしかならないでしょう。良くイスラム国も引き受ける態度を示したもんです。つうか何でもかんでも病気扱いしてはいけませんが、ここまで言ってることが酷いとある種の精神的病いすら疑われるのではないか。こうなる前に周囲がナントカできなかったのかなとは思います。


■常岡浩介さん*35宅にガサ入れ!
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20141006
 まあ高世が言うように「公安の嫌がらせ」の可能性が高いでしょうね。まさか本気で「常岡をガサ入れ(家宅捜索)しないと事件が立件できない」と思ってるわけじゃないでしょう。しかし「シリア、イラクに対する私戦予備(イスラム国への参加)」なんかで刑事捜査がされるとはびっくりですね。

こんな罪があるとは知らなかった。これは危うい。
「準備や陰謀」では、解釈次第で、何でも引っかけられてしまう。

 まあ普通知らないでしょう。小生は一応「法学部卒」なので「条文の存在だけ」は知ってましたが。
 「何でも引っかけられる」てことはないでしょう。「武器の調達、資金の提供、兵士として参戦」など明らかに「私戦予備」に該当しない限り。「私戦団体の広報官」ならともかく、「私戦の実行者に取材した」程度ではたとえ常岡氏がイスラム国シンパ*36でも予備にならないでしょう。
 なお、以前、島田洋一など極右が「ウイグルテロを支援してはどうか」なんてバカ言ってましたがそれやったら確実に「中国に対する私戦予備」に該当しますね。


■希望を持ち続ければ奇跡が起きる
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20141005
 北朝鮮がウンギョンさんの存在を認めたことは奇跡でしょうが、ウランバートルで彼女に会えたことは何ら奇跡ではありません。北朝鮮は小泉訪朝直後から「訪朝すれば会わせる用意がある」「訪朝が嫌なら第三国でもいい」と言っていたからです。それを「めぐみが生きて出てくるまで訪朝しない」だの「ウンギョンが訪日すればいい」だの言って自ら会う道を断っていたのは横田夫妻の方でしょう。
 まあ、あえて「奇跡」というなら「小泉訪朝後12年経って、横田夫妻が柔軟化したこと」が奇跡でしょうね。小生は死ぬままあの木で鼻をくくったような態度のままで、
1)不幸にして急病死
2)急病死ではないが、とても自分で訪朝など外に行ける状態ではないほど体力が衰弱、あるいは孫のことが分からないほど痴呆を発症し、自分から孫に会うことがほぼ不可能
なんて事になるんじゃないかと危惧していました。
 まあ、夫妻も高齢化でそうなることをさすがに危惧したんでしょう。考えを変え孫にあったことは大変良かったと思います。

ウンギョンさんが泣きながら、夫妻が北朝鮮に来なかった理由を迫り、夫妻は、めぐみさんと拉致問題について語って聞かせていた。

 まあ、ウンギョンさんは納得しないでしょうね。俺だって納得できません。「ウンギョンさんに会わなければ事態が好転する」なんてことはあるわけもないでしょう。

家族団らんの中、見えない闘いが繰り広げられていたのだ。

何すか、闘いって。「自分らが訪朝しなかった理由をウンギョンさんに納得させること」ですか。まあ、納得しないでしょうし、そんな事を闘い呼ばわりですか(ま、闘い呼ばわりしてるのは夫妻ではなく、高世ですけど)。

《希望を持ち続ければ奇跡が起きる》
これが早紀江さんのメッセージだと思う。次の奇跡を期待したい。

何度も言いますが「ウンギョンさんの存在を北朝鮮が認めたこと」は奇跡と言っていいでしょうが、「ウランバートルで彼女に会えたこと」は奇跡ではありません。
 そして「次の奇跡」が「めぐみさんの生存」を意味するならまあ、それは残念ながらないでしょうね。「めぐみさんの娘の存在」を認めるのなら「めぐみさんの存在」も認めるでしょう。
 生きてるのに隠す理由が分からない。「生きていないからこそ」次善の策として、ウンギョンさんを出したと言う事でしょう。
 北朝鮮も「ウンギョンがいようとめぐみを死なせたことは許せない」と言われることは覚悟していてもまさか「めぐみは生きてるはずだ」と言いがかりをつけられるとは思っても見なかったでしょう。


■愛は、あきらめない
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20141004
 横田夫妻をネタにしたお涙頂戴番組を作って高世(id:takase22)が小金を儲けたというくだらない話です。拉致が風化した今、どれほど視聴率がとれるんですかね。

若い人のなかには、拉致問題といってもピンとこない人もいる

「若い人」の定義にもよりますが、そんな人いるんですかね。少なくとも「20代(小泉訪朝時は8〜17歳)」だったらぴんと来るんじゃないですかね。
 10代(小泉訪朝時は生まれてない、または7歳以下)だったらぴんと来ないかも知れませんけど。

 早紀江さんの新潟時代のキリスト教信者仲間が中心になって、毎月、東京で、めぐみさんが家族のもとに帰ることを祈り、早紀江さんを支えようと催されてきた。

 横田奥さんの周囲には「めぐみさんは生きてる」と根拠もなく放言し、横田奥さんに媚びる低能しかいないようです。つうか「申し訳ないけど、めぐみさんはもう生きてないんじゃないかしら」と言ったら「何かの器具で穴を広げてあげたいほど、アナルの穴の小さい」横田奥さんが速攻で人間関係をぶち切るんでしょう。まあ、横田奥さんとその取り巻き連中は愚民同士「めぐみさんは生きてる」と言って空しい傷の舐めあいでもしていて下さい。小生は「はてな村立川談志毒蝮三太夫」を目指してますのでこういう「ババア、まだ生きてたのか(毒蝮)」的文章は平気で書きます。問題は小生の悪口には「毒蝮的愛嬌がない」ことでしょう。
 とにかく今後も小生のブログにはこの種の悪口が飛び出しますのでお上品な方は読まない方がよろしいでしょう。

何が起きても、どんなに酷いことが身に降りかかっても、神の采配*37として受け容れよう。

 ならば、めぐみさんの死も、「神の采配」として受け入れたらどうなのか。根拠もないのに「生きてるはずだ」という横田奥さんの態度は言葉を選ばず言わせてもらえば、醜悪で見るに堪えません。
 

会見で早紀江さんは、いま、とても不安で苦しい日々をすごしているという。

 孫がいるのに何が苦しいのやら。「めぐみは生きてる」という間違った妄想に囚われるから苦しいのであって「めぐみはもう生きていない」「でも私たちにはウンギョンがいる、ウンギョンが産んだ赤ちゃんもいる」「私たちは孫とひ孫がいて今本当に幸せだ!」と毎朝毎晩、一万回ぐらい唱えてみたらどうでしょう。「アドラー心理学愛好家」高世(id:takase22)も「心の持ち方が大切だ、それがアドラー心理学だ」と言っています。
 そして、残り少ない人生のことを考えていっそ北朝鮮に移住してウンギョンさんと毎日を過ごしたらどうでしょうか。


■東京―大阪間20分短縮に5兆円?!リニアの闇
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20140927

リニア中央新幹線の抱える大問題をずばり突いた本が出版された。
樫田秀樹*38『悪夢の超特急 リニア中央新幹線*39旬報社、1600円+税)。

 珍しく高世が正論です。雨でも降るんじゃないか。
 これについては以下の批判記事を紹介しておきましょう。
赤旗
リニア新幹線計画に反対する、東海道新幹線地震津波対策、大震災の鉄道復旧こそ、志位委員長会見』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-05-18/2012051801_01_1.html
リニア新幹線の建設に反対する、東海道新幹線地震津波対策、大震災の鉄道復旧こそ、2012年5月17日 日本共産党
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-05-18/2012051804_01_0.html
リニア中央新幹線問題、共産党議員団が調査、長野 建設予定地首長らと懇談』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-09-05/2014090501_03_1.html
主張『リニア建設計画、不安と懸念の声を受け止めよ』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-09-28/2014092801_05_1.html

 高世が紹介する樫田氏のリニア中央新幹線計画批判の内容は赤旗の批判記事とおおむね同じです。
 平たく言えば「環境破壊の危険性」「建設経費による財政破綻の危険性」などです。
具体的には

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-09-28/2014092801_05_1.html
 JR東海が早期の着工をめざすリニア中央新幹線(東京・品川―名古屋)にたいして、建設ルート予定の沿線自治体や自然保護団体などから環境悪化への不安と懸念の声が強まっています。JR東海が、国民から出ている疑問や要望などにきちんとこたえず、計画を一方的に推し進めているためです。“着工先にありき”の姿勢には大義も道理もありません。国土交通省JR東海のリニア建設を認可すべきではありません。
(中略)
 JR東海は、国交省から近く工事認可が出ることをあてこんで、リニア実験線(山梨県)でマスメディア向けの試乗会を行ったことに続き、一般向けの有料試乗会も募集するなど「時速500キロのスピード」「東京―名古屋間最短40分」などの売り込みに躍起です。
 しかし、そんな「ばら色の夢」を描ける計画ではありません。8月末にJR東海が公表した最終的な環境影響評価書(アセスメント)「補正版」を見ても問題山積であることは明らかです。
 「補正版」は、JR東海の評価書にたいして環境省国交省が「生態系に不可逆的な影響を与える可能性が高い」「相当な環境負荷が生じる」などの意見をつけて改善を求めたことを受けて「修正」したものですが、それらの意見はほとんど反映されませんでした。
 長大なトンネルを掘削することで発生する東京ドーム50個分以上にあたる残土、地下水脈の寸断によってもたらされる水源の枯渇、ダンプカーなど工事車両の交通量増大による地域生活・自然環境への影響などについて、どのように対処していくのか、具体的な対策を示していません。国交省が求めた「地域住民等への丁寧な説明」にも真面目に対応するのか、不信と疑問がもたれています。リニア建設を前提にした政府の意見にまで、まともに耳を貸そうとしないJR東海の姿勢は異常です。
 “地域を活性化させる”とのうたい文句のリニアによって、かけがえのない財産である自然が破壊され、観光資源までが奪われる危険が現実のものになっています。
 リニアが通過する長野県大鹿村の村議会は、生活環境悪化への懸念は高まっているとして「懸念が解消されるまでは工事実施計画を認可すべきではありません」とする意見書を全会一致で可決しました。
 日本自然保護協会は「環境影響の低減措置が不十分」として不認可を求めています*40。旅館経営者や町づくりの団体などからも計画見直しの声が広がっています。JR東海と政府は、こうした声を真剣に受け止めるべきです。
 総額9兆円(東京―大阪)の空前の建設費をJR東海だけで負担できるのか。人口減少社会に突入するのに採算見通しはあるのか。世界に前例のない「超電導磁気浮上方式」の安全性はどうか。リニア計画の根幹にかかわる大問題について国会をはじめ国民的議論が必要です。無謀なリニア建設に突き進むことは、日本の未来に重大な禍根を残すだけです。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-05-18/2012051804_01_0.html
(1)リニア建設には“大義”がない――国民的な要望も、必要性もない
(中略)
 新幹線と飛行機が頻繁に運行している東京―大阪間で、1時間半程度の「時間短縮」への国民の強い要望や経済的社会的要請はない。
 まさに建設の“大義”がないのがリニア新幹線である。
(中略)
(2)国民への多大な負担と犠牲の押しつけが起きる危険性――「JR東海=民間企業まかせ」ではすまない
(中略)
 JR東海は、2045年、リニア開通時の東京―大阪間の輸送需要は、並行する東海道新幹線と合わせて、現在の1・5〜1・8倍になるとし、国土交通省の交通政策審議会もそれを追認している。このような「甘い見通し」で、9兆円ものプロジェクトを動かすのは無謀としか言いようがない。

並行で走らせれば客が減るのは目に見えてますが
「現行新幹線とコースが一部違う」「現行新幹線で泊まる駅でもリニアでは泊まらない駅がある(リニアだと停車駅が多いと電力消費量がものすごいことになるのでしょうし、高速運転のメリットも激減するので泊まらない駅が生まれることになるのでしょう)」ということで「現行新幹線を辞める」とは言えないのでしょう。ただし仮に「リニアができたとして」リニアの客が予想を大きく下回れば「現行新幹線廃止」ということもありうるでしょう。

(3)リニア建設でなく、東海道新幹線地震津波対策、東日本大震災からの鉄道網の復旧などを行うべきである
 東日本大震災を受けて、JR東海として、あるいはJRグループ、日本の鉄道事業全体として、優先させるべきことは、リニア建設ではなく、東海道新幹線をはじめとした地震津波対策である。
(中略)
(4)エネルギー浪費型の社会、交通体系にするのか――使用電力は新幹線の3倍以上
 JR東海の試算でも、使用電力は新幹線の3倍以上とされている。
(中略)
 原発事故も契機にして、省エネ社会への取り組みこそ求められている。こうしたエネルギー浪費型の交通体系を導入することにも道理はない。
 (5)安全性への大きな不安を“置き去り”にする建設は容認できない
 8割がトンネルで、大深度地下*41を走行するが、運転手は乗車せずに遠隔操縦での運行になる。事故や火災、地震などの災害から安全を確保できるのか、大きな不安がある。

http://d.hatena.ne.jp/takase22/20140927

「(前略)
東京・名古屋間の286キロのうち86%の246キロがトンネルになることで発生する水枯れの可能性、処分方法の決まらない膨大な建設残土、掘り当てるかもしれないウラン鉱床、1日に1700台ものダンプカーが12年も走る村、10年以上も続く騒音と振動と土ぼこり、喘息、生活と交通阻害、生態系の劣悪化、立ち退き等々。
今からでも遅くはない。JR東海は関係者、特に住民を軽視せず、徹底議論を図るべきだ。」(本書より)

(中略)
 私*42は、いろんな問題のうち、費用対効果、採算というお金のことに一番関心を持った。
 2027年に品川―名古屋が完成しても、2045年までの18年間は、大阪に行くには名古屋で新幹線に乗り換えなければならない。この間、どれくらい早く大阪に着くのか。
 品川―名古屋は現在、新幹線「のぞみ」で1時間33分かかるのをリニアでは40分、53分短縮することになる。
 ところが、リニアの駅は大深度駅といって、ホームが地下40メートルより深い位置にある。従来の新幹線のホームに行くより最低5分は余計に時間がかかる。そして名古屋での乗り換えにまた長い距離を移動しなければならない。
 樫田さんは、普通の歩行スピードで待ち時間の平均をとってシミュレーションした結果、場合によっては、東京駅の改札から、大阪駅の改札までの所要時間はわずか20分しか短くならないことを明らかにした。
(中略)
 巨額の投資をするには、リニア新幹線が産むとされる大きな利益を融資返済に充てることが前提になっているが、JR東海が見込む利用者数は実現可能とは思えない。
(中略)
リニアプロジェクトが途中で破綻すれば、JR東海はつぶれ、国民の税金が投入されることになろう。

ということですね。俺もリニア新幹線計画には疑問を感じます。

JR東海は、テレビ局にとっても新聞社にとっても、大スポンサーであり、このプロジェクトの問題点を報道することは容易ではない。
それもあって、メディアは、リニア新幹線をもっぱら最先端技術による夢の超特急として描き、その実態を伝えてこなかった。この業界にいる者として情けなく思う。

 もちろん「JR東海(あるいはJRグループ)が怖い」というのはあるでしょうが、それだけでなく「国交省が怖い」「与野党の国交族議員が怖い」「(リニア計画での公共事業に期待する)ゼネコンが怖い」てのもあるでしょう。別にこのプロジェクトはJR東海(あるいはJRグループ)が一人で暴走してるわけではない。
 それと「本筋ではない」でしょうが「JR東海の葛西会長が安倍と親しい」てのもあるでしょう。葛西は「安倍を支援する財界人団体・四季の会*43」の呼びかけ人と言われています(参考:kojitakenの日記『安倍晋三NHKと「四季の会」と』(http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20131116/1384566147))。第一次安倍内閣教育再生会議の委員にも葛西は任命されています。また安倍と親密と言うことで予想つくでしょうが、葛西は産経の正論大賞をもらってます。評論家ならともかく財界人が「言論活動を対象にした賞」をもらうこと自体変です(歴代の正論大賞受賞者は藤岡信勝櫻井よしこといったウヨ文化人ばかりで財界人は葛西一人だけです)。
 しかもそれが「産経の正論大賞」って、まともな財界人はそんな大賞に選ばれないし、選ばれても喜んでもらったりしないでしょう。
 まあ、これは「本筋ではない」ですけど。現首相が「葛西と親しい安倍以外」だったら批判があったかというとはなはだ疑問ですので。 今や厳しい批判が出てる高速増殖炉もんじゅにしたって建設当初は政財官界共同のビッグプロジェクトということでマスコミの批判などろくになかったわけです。

*1:つうかその頃拉致なんかやってませんが

*2:もちろん「台湾との国交断絶(今後の台湾との交流は国家間関係ではなく「台湾省」との交流という扱いにする)」を国交樹立の条件にして実行させた中国のような「韓国との国交断絶」は実行できなかったわけです

*3:もちろん他の問題でも馬鹿な事を言うことはあります。

*4:そういう工作員に話を聞かないのは金と違って無名で視聴率がとれないからでしょう。まあ、2010年逮捕者でも末端工作員に話を聞いたって分かることは大してないでしょうが。

*5:嫌なツアーですねえ。

*6:10/31がハロウィンです。「ハロウィン」でググる朝日新聞東横線に「オトナハロウィン号」:魔女や宇宙人が乗車』(http://www.asahi.com/articles/ASGBT5J0KGBTUQIP01K.html)、東京新聞『思い思いの仮装・子ども1000人行進、「カワサキ・ハロウィン」』(http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20141026/CK2014102602000101.html)なんて記事がヒットして昔に比べればハロウィンが日本にかなり定着したことが実感できます。

*7:一番あり得るのは「フジにとって重要性が低いので重要性が高い物を今週放送とし、金インタビューは後に回した」でしょうか

*8:金に日本語を教えた。拉致被害者田口八重子さんと見られる。

*9:この質問に対し当時、竹下内閣の梶山国家公安委員長、宇野外相は政府として初めて北朝鮮拉致疑惑の存在を認めた。なお梶山氏はその後も宇野内閣通産相、海部内閣法相、自民党幹事長(宮沢総裁時代)、橋本内閣官房長官といった要職を歴任。

*10:金の場合「元工作員」と言う呼び方もあります。なお「元死刑囚」なのは恩赦があったからです。

*11:東アジア反日武装戦線「狼」メンバー。

*12:関東憲兵隊司令官、関東軍参謀長、陸軍次官、近衛内閣陸軍大臣などを経て首相

*13:別に拡散はしてないですよね。

*14:まあ、当初は殺意があったとはマスコミもわからなかったわけですが

*15:救助作業(と言うか生存の可能性はないので事実上、遺体発見作業でしょうが)も危険性が高いと言うことで現在中止されてるわけですからね

*16:新法相の上川氏がどうかは分かりませんが

*17:第1次安倍内閣文科大臣政務官麻生内閣少子化等担当相、第2次安倍内閣財務副大臣衆院文科委員長など歴任。大臣経験者・小渕が「財務副大臣」になるのだから「是非はともかく」自民党内において「少子化担当相」とはその程度のポストなんでしょう。

*18:第1次安倍内閣外務大臣政務官福田内閣国交副大臣、第2次安倍内閣経産副大臣など歴任

*19:第1次安倍内閣首相補佐官教育再生担当)、教育再生会議事務局長

*20:第1次安倍内閣沖縄・北方等担当相、自民党政務調査会長(第2次安倍総裁時代)など歴任

*21:抜擢してる時点で「ダチじゃねえの?」と思いますがどうも違うようです。小渕、松島の辞任をあっさり認めた理由を「辞任理由がウヨとの交友でないから」とする見方もあるようですがどうなんですかね。むしろ「政治とカネ」でもダチの山谷、高市はかばったんじゃないかと思いますが。

*22:駄目な人間かどうかと好きかどうかは一応別問題ですが、まあ、「いい人間以外は価値がない→価値がない者は皆に嫌われて当然」みたいな価値観が強まってるからですかね?。

*23:つまり捜査が必要かどうか、適正かどうかという問題を度外視すれば

*24:たとえば産経大阪本社が報じ本にもしたことが分かっています。くわしくは産経愛読者倶楽部『産経新聞解放出版社から出した左翼本の中身(下)』(http://d.hatena.ne.jp/sankeiaidokusya/20101124/p1)参照

*25:道義的には俺はそういうことは批判しますが

*26:水戸黄門のセリフ『この紋所が目に入らぬか!。こちらにおわす御方をどなたと心得る。畏れ多くも前の副将軍・水戸光圀公にあらせられるぞ。一同、御老公の御前である、頭が高い、控えおろう』をネタにしています。

*27:黄門に対し「おのれ、黙って聞いておれば田舎爺の分際で、こやつらを捕らえよ(切り捨てよ)」などと黄門の正体を知らない悪人が良く悪口雑言吐きます。

*28:id:Mukkeさんは俺のことをそう思ってるようですが

*29:この辺りが多少不安ですが、まあ、「願望込みですが」当面は打ち切りなんて非常識なことはさすがにしないでしょう。

*30:中田氏の立場

*31:常岡氏の立場

*32:まあだからこそ「シリアを俺達の国にする」なんて放言するわけです。

*33:中国もアサドに好意的だったかも知れません

*34:著書『ビンラディンの論理』(2001年、小学館文庫)、『イスラームのロジック:アッラーフから原理主義まで』(2001年、講談社選書メチエ)など

*35:著書『ロシア・語られない戦争:チェチェンゲリラ従軍記』(2008年、アスキー・メディアワークス

*36:常岡氏当人はイスラム国シンパであることを否定していますが。

*37:まあマジレスすれば神の采配なんてあり得ませんけど

*38:樫田氏の個人ブログ(http://shuzaikoara.blog39.fc2.com/)でもリニア中央新幹線問題については触れられている。リニア問題以外の樫田氏の著書に『自爆営業』(2014年、ポプラ新書)など

*39:樫田氏ブログに寄れば樫田本以外にも批判本として橋山禮治郎『必要か、リニア新幹線』(2011年、岩波書店)、『リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」』(2014年、集英社新書)がある。

*40:協会の意見については『リニア中央新幹線補正評価書についての意見』(http://www.nacsj.or.jp/katsudo/kokuritsu/2014/09/post-29.html)参照

*41:2001年に施行された「大深度地下の公共的使用に関する特別措置法」(通称:大深度法)による概念。地下40メートル以下の場所を指す。「一般人が大深度地下を利用することはまずあり得ない」ということから、公共利用の場合、原則として地権者への補償は不要となっている。

*42:高世のこと

*43:安倍を支援する財界人がいるということ自体衝撃です。