「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(9/1分:荒木和博の巻)(追記・訂正あり)

■大森勝久『侵略者プーチン*1への友情は全く変わらないと言った(9月21日電話会談)反日左翼の安倍首相を打倒せよ!』
http://1st.geocities.jp/anpo1945/shinryakusha.html
 久しぶりの大森ブログの更新です。
 もちろん「北方領土を不法占拠してるプーチンへの態度が甘い」「ウクライナ問題で欧米は対露制裁してるのに」「私は安倍政権を支持しない、むしろ打倒対象だ」などといった批判は「反ロシアウヨの大森氏の立場」としては実に自然です。
 が、氏の場合「日露友好が大事でも限度がある。保守として認められない軟弱外交だ、あんな政権を支持できるか」というそれなりにまともな批判ではなく、「ロシアの手先、反日左翼の安倍」という陰謀論に突撃してしまうので絶句します。

・安倍首相は9月23日、ニューヨークで記者団に対して「日中関係を改善したいと思っている。中国の平和的発展は、日本にとっても世界にとっても利益である。いろいろ問題があるからこそ対話が必要だ。11月の北京におけるAPECの際に、習近平*2国家主席と首脳会談ができたらいいなと思っている」と語った。
・安倍首相が、年間20万人、50年間で1000万人の外国人(大部分は中国人となる)の移民受け入れを目指すのも、反日のためである。
北朝鮮は、9月上旬にするといっていた1回目の調査報告をしなかった。外務省に指示しているのは首相である。安倍首相は「拉致」は事実上切り捨て、日朝国交正常化を狙っている。多額の金が北朝鮮へ流れることになる。
・「女性活躍新法案」は男性を弱体化することが目的である。首相夫人の安倍昭恵氏は、9月23日ワシントン市内で講演し、「日本の男性は、女性の不満をずっと無視し続けてきた」と述べた(9月25日付読売新聞)。

 「陰謀論まみれで何だかなあ」と思いますが一方で「対北朝鮮外交」「移民受け入れ」「女性活躍」といった最近の安倍の政策が、「大森氏が指摘するように」本来「復古主義右派」には受け入れられない代物である「はず」なのは事実です。


拓殖大学海外事情研究所サイトコラム『連合艦隊の幻影』(荒木和博)
http://www.kaiken.takushoku-u.ac.jp/column.html

 国民の中にも「安倍政権だから拉致問題で進展があるのでは」という意識があるのですが、これまで見てきた限りではパフォーマンスはともかく現実にはほとんど前に進んでいません。

 荒木が安倍の交渉路線に鬱憤ためてる事は予想してましたがついにここまで言いますか。

そもそも、拉致問題は安全保障問題であって外交問題ではないという本質的なことから目を逸らしているように思います。

 意味がよく分かりませんね。例えば「日米安保」てのは安全保障問題ですが外交問題でもありますよね。拉致に限らず、安全保障問題は「安全保障の中身に外国との関係ではなく、地震対策など外国と関係ない物を入れない限り」外交問題でしょう。つうかこの荒木発言てどう見ても「日朝交渉全否定発言」としか読めませんよねえ。交渉を否定してどうやって拉致を解決する気なんでしょうか。

この流れは、戦略的に無意味とも言えるミッドウェー海戦*3で大敗した後、その大敗を陸軍にも政府にも天皇にも隠した海軍とダブって見えます。

むしろ「荒木の言う海軍*4」にダブって見えるのは「拉致解決の展望がない」のに家族会相手に無責任に「俺のやり方なら拉致が解決する」と放言できる荒木の方でしょう。拉致問題については一部では「拉致敗戦」と言う言葉まで使用されてるわけです。もちろん「拉致敗戦」と言う言葉において、敗戦したのは日本であり、その理解は全く正しいと思うので俺もブログその他で「拉致敗戦」と言う言葉を愛用しています。

最後にソ連に和平の仲介を依頼するということまでやってしまったあの戦争指導をしたのは当時日本で一番頭の良い人たちでした。

 一応お断りしておくと、どこかに和平仲介を依頼しない場合日本には「松代大本営で徹底抗戦し、一億玉砕」か、「国体(天皇制)護持の保障のない無条件降伏」の道しかないわけです(実際にソ連参戦後、無条件降伏しますが)。
 でそれは戦前日本政府にとってちょっと選択したくない選択肢です。
 で和平仲介を依頼する場合、そういう仲介ができる政治力のある国は「ソ連以外にない」わけです。英米仏は言うまでもなく日本の敵ですから。
 もちろん「反共主義的立場から」、あるいは「ソ連はもはや連合国側につこうとしてるという認識から*5」、ソ連和平構想を批判する人間もいましたが、そうなると「無条件降伏か一億玉砕か」しかない。結局「無条件降伏も一億玉砕も嫌だ」ということからはかない希望とは思いながらも「日ソ中立条約があるから」とソ連和平工作にすがるわけです。そう言う意味ではソ連に和平仲介を依頼したことより「勝ち目の薄い対米戦争」に突入したことの方が問題でしょう。
 正直、この「ソ連和平工作にすがるしかない」という戦前日本の切羽詰まった状況は「巣くう会の言うとおりにしても拉致は解決しないし、一方で安倍さんは従来の主張を転換して訪朝をすすめるし、もうどうしていいかわからない」と混乱状態にあるであろう家族会の現状を連想させます。荒木は絶対にそれ認めないでしょうが。

朝鮮戦争ですら南から仕掛けたと言っている北朝鮮が拉致を認めたのはブッシュ政権の米国が最も強硬で、なおかつ中朝関係が悪化していたからでした。

何を根拠に「中朝関係が悪化した」というんですかね。そんな事実はどこにもないと思いますが。また、「ブッシュの圧力」は大きかったのかも知れませんが
1)ブッシュにとってはアフガンやイラクの方が重要であること
2)当時は太陽政策金大中政権だったこと
を考えれば少なくとも「米国の北朝鮮軍事攻撃」なんてことはなかったでしょう。
 また小泉政権が「国交正常化の暁には経済支援の用意がある」としたから拉致を認めたのであって「ブッシュが圧力をかけたから小泉政権が何をしなくても解決した」というほど簡単な話じゃありません。

 20年前、北朝鮮核危機で米国が戦争を覚悟したとき、金日成金正日を押しのけて*6カーター元大統領と会談し戦争を回避しました。
 おそらくそれが、米国が北朝鮮核問題で戦争できた最後のとき*7だったと思います。

 何で荒木のバカはそんなに戦争したがるのか。自分だけは死なないとか、自分さえ死ななきゃ北朝鮮の軍事攻撃で何人死のうが構わないと思ってるのか。そもそもそんなこと当時したらマジでウンギョンさんや、蓮池さん一家、地村さん一家、曽我さん一家が死にかねないでしょうに。蓮池さんらに「あなたは我々の命をどう思ってるんですか」とすごまれたらどう荒木は答えるんですかね。

 ところで今回の北朝鮮側の対応で、意外だったのは北朝鮮が日本の世論をかなり気にしていることでした。会談の冒頭で委員長である徐大河が「皆さんの訪朝について、日本でいろいろと食い違った主張が提起されていると承知している」「政府間の合意を履行しようとする日本政府の意志の表れとして正しい選択だ」と言ったのは、日本の世論が厳しく、交渉が打ち切られることを恐れたからでしょう。

 まあ、「打ち切られたくはない」でしょうね。打ち切られていいんだったら交渉する必要がない。
 ただし北朝鮮は小泉訪朝後の制裁を見事に乗り切ってきたし、今もロシア、中国は北朝鮮を支援しています。荒木が放言するほど「危機的状態にあるわけではない」し、荒木が言うほど「日朝交渉にこだわってるわけではない」でしょう。「交渉を妥結するために」ある程度の妥協はするでしょうが、荒木のように「日本が何しようが北朝鮮は逆らえない」なんて舐めた態度取れば「日本は交渉する気が本当はないんだ、交渉しても時間の無駄だ」と判断して向こうから打ち切りって可能性もゼロではないでしょうね。


■口先対行動
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/10/post-257d.html
 「行動対行動」と言った場合何をもって「相手の行動を評価するか、100点と評価するか、何点と評価するか」「自分の行動をどう評価するか、100点と評価するか、何点と評価するか」で意味は全然違ってきます。なぜなら「相手の行動や自分の行動を評価する客観的な基準」てのはないからです。どうしても主観が入ってくる。フィギュアスケートの採点だの文学賞の審査だのみたいなもんです。なかなか適切な「行動対行動」は難しいわけです。
 なお荒木らの場合
1)「北朝鮮が100点満点答案書かない限り日本は何もしなくていい、0点でいい」
2)「ただし俺達巣くう会は北朝鮮が何しようと100点答案とは絶対に認めない(がそんな事は言わず100点を北朝鮮に与える気があるかのようにデマ飛ばす)」
3)「とにかく機会があれば交渉打ち切り、制裁発動を叫ぶ」というとんでもない代物です。
 つまり荒木らの場合、「北朝鮮がどんな行動をしようが評価して、それに対応する行動(制裁解除など)を日本政府に取らせる気がない」んだから、全然「行動対行動」じゃない。荒木らの主張こそまさに「口先対行動」でしょう。でそれはおそらく荒木らもそうした自分の真意は十分理解してるでしょう。
 荒木らの目的は「拉致を口実にした北朝鮮打倒」であって「拉致解決ではない」からです。


■上から目線
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/10/post-838a.html
 「上から目線」てのは家族会や拉致議連とつるんでるのをいいことに外務省に好き勝手悪口する荒木ら巣くう会にこそ当てはまる言葉です。まあ、今回はそんな荒木は安倍に見切られてるわけですが。

 それにしても、何で被害者の側が加害者のところに行ってペコペコしなければならないのか、不思議で仕方ありません。

 もちろん荒木の場合「訪朝時の態度」ではなく「訪朝したこと自体」が「ペコペコ」です。
 「北朝鮮高官が日本に来ればいい」「来ないのなら交渉なんか打ち切ればいい」といういつもの暴言です。もちろん「交渉したくないから」「拉致解決を口実にした北朝鮮叩きが本心だから」こうなるわけですが、家族会はこんなんにつきあっていいのか。それとも家族会も「拉致なんか解決しなくていい」「もう生きてる拉致被害者はいない」「だから北朝鮮に報復したい」が本心なのか(個人的には増元のようなタカ派の本心はそうではないかと俺は疑っている)。ただ「ウンギョンさんが北朝鮮にいる」横田夫妻はそれおかしいでしょ。孫の命を危険にさらしてどうするのか。何のためにウランバートルでわざわざあったのか。

 相手のことが探りたいなら非公式にでもできるはずで、公式な派遣をすればそれはそういうメッセージと北朝鮮にも周辺国にもとられます。

 やれやれですね。既に「非公式にやった上で」今公式に移行してると見るべきでしょうし、非公式にやったら「家族会や巣くう会、国民に隠れてこそこそ動いた」と文句言うのが荒木ら巣くう会でしょうに。

日を追うごとに世論が強硬になっていけば北朝鮮は一定の結果を出さざるを得ないでしょう。

 あんまり強硬になってるとも思いませんけどね。まあ、柔軟になってるとも言えなくて一言で言えば世論の態度は「どーでもいい」でしょう。今拉致は風化してると思いますね。

TBSの記者が会談の取材をできなかった上に北朝鮮当局から事情聴取を受けたというハプニングがありましたが、これはTBSが北朝鮮の痛いところを突いた報道をしたからで、その意味では勲章ものです。問題になった以前の報道内容が分かればそれも重要な情報でしょう。

 この辺りどういうことなんですかね。確かに事情が分かれば荒木の言うように交渉に資するかもしれません。フジサンケイの方がよほど酷い気もしますが、北朝鮮にとってはそうでもないのか。まあ、未だに報道特集に荒木なんか呼ぶTBSは確かに北朝鮮にとっては不愉快な存在なのかも知れません。

次は徐大河を日本に呼びつけ、狭い部屋でパイプ椅子にでも座らせて自衛隊の制服姿の伊原局長が「皆さんの訪日に関し、食い違った主張が言われていることは承知しているが、そういう中東京を訪れたのは正しい選択だと思う」とか言ってやったらどうでしょう。

 「狭い部屋でパイプ椅子」なんてそんな馬鹿な事ができるわけもないでしょう。
 しかも「自衛隊の制服」て。「北朝鮮の軍服で現れた徐氏」と対応してるんでしょうが、外務官僚の伊原氏にそんなもん着る理由ないし。


■新ポスターまもなく完成
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/10/post-c0b7.html
 政府認定拉致被害者限定ならともかく、特定失踪者まで含まれてるトンデモポスターですからね。
 そんなもん作るなと言いたい。


■徐大河登場
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/10/post-42c2.html
 徐委員長が早速出てきても「でても意味はない、外務官僚の訪朝は間違いだ」「早急に再制裁すべきだ」と言ういつもの荒木です。他に言う事はないのかと心底呆れます。またこんな男にいつまでもついて行く家族会にも心底呆れます。いずれにせよ荒木を見切って安倍が「訪朝に動いたこと」はひとまず評価したいと思います。


SMクラブ
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/10/sm-81d8.html

山谷大臣は派遣に反対したそうですが、それが聞き入れられなかったのは方針を決めて、押し切った人間は別にいるということです。

 既に訪朝したのに、未だに訪朝に反対してるのかよと思うとうんざりしますね。
「押し切った人間」てのは要するに安倍首相でしょう。いやもしかしたら「岸田*8外相」「菅*9官房長官」など「安倍以外を指す」のかもしれませんがその場合でも「山谷ではなく岸田氏など他の人間の意見を安倍が採用した」んだから結局「押し切った人間の一人=安倍」でしょう。
 荒木も次第、次第に安倍への不満が高まっているようです。
 まあ、
1)山谷が荒木に「訪朝を何故認めた」と突き上げられ「私が反対してもどうにもならなかった」と言い訳
2)荒木が「山谷さんは反対したそうだが訪朝が強行された」と悪口雑言という話でしょう。
 今頃山谷は安倍らに「巣くう会に変な事を言わないで欲しい」「私は反対したって、あんただけ救う会や家族会に気に入られればいいのか」「そこは『訪朝は内閣の総意、私、山谷も内閣の一員として当然支持する』と言って欲しい」「閣内不一致だと追及されたらあなたの更迭も考えざるを得ない」と批判され、山谷も「私の配慮が足りませんでした」と言い訳する羽目になってるのかも知れません。
 安倍と山谷では「安倍の引きがなければ大臣になれない」上に「在特会スキャンダルが発覚してる山谷」のほうが明らかに立場が弱いし、「大臣更迭をちらつかされて」それでも巣くう会に調子会わせられるほど山谷も拉致問題で信念があるわけでもないでしょう。大臣から更迭されたら山谷には上がり目はないですし。
 山谷も巣くう会からはどんどん距離を置くでしょうし、今頃は「上川法相、高市総務相、有村女性活躍担当相や小渕前経産相がうらやましい、他の女性閣僚がうらやましい」「国家公安委員長オンリーで、菅官房長官など、他の人が拉致担当相ならよかった」と「拉致担当相ポストがうっとうしい」心境かも知れません。

 変なタイトルにしてしまいましたが、何となく昨今の話題とダブってしまいました。私の趣味ではありませんので念のため。

・「昨今の話題」てのは以前も指摘しましたが「宮沢経産相のSMバー領収書」です。もちろん私費でいくなら彼の自由ですが
1)政治資金収支報告書になんでそんなもんが入るんだ、そんなの政治活動じゃないでしょ。誤混入だとしてもまともに収支報告を作ってない疑い濃厚で問題
2)特に「政治献金ならまだしも」政党助成金で行ったなら公費の使用目的として明らかに異常
て話です。
・「北朝鮮に酷い目にあわされてるのに訪朝なんてまるでSMクラブだ。Mの趣味でもあるのか」云々といつもながらくだらない発言の荒木です。しかし変な言い訳するくらないなら最初から「SMクラブ」なんてタイトルをつけなきゃいいのに。
・しかしSMクラブと言えば「ウンギョンさんと会うな」とか、どんなに巣くう会に酷い目にあわされても「酷い目にあわされてる」とは認識してないのか、ついていく家族会の面子は「Mの趣味でもあるのか」と皮肉を言いたくなります。


■フンドシ
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/10/post-4414.html

別に最近話題のSMクラブ*10などの話ではありません。他人のフンドシで相撲を取るという話。

 「他人のフンドシで相撲を取る」と言えばその典型は荒木ら巣くう会でしょう。彼らは「外務省、警察庁など政府部局」でもなんでもない「任意の民間団体」にすぎません。
 また拉致被害者家族会のような拉致の当事者でもない。彼らが「当事者面して好き勝手言える」のは「我々には家族会と政府の支持がある、準当事者みたいな物だ」という前提があるからです。
 当然ながら「政府と家族会から縁切りされれば」彼ら巣くう会の政治力は終わります。彼らが家族会タカ派(例:増元事務局長)を動かし家族会から蓮池透氏を追放したのも、「巣くう会に批判的な蓮池氏によって家族会との縁が切れることを恐れたから」です。彼らは「我々は拉致被害者家族の代理人だ」という建前なので「横田夫妻が孫に会うことに反対」と言っていても、夫妻がそれを無視して孫に会えば「夫妻を非難する論理」をその建前上持ちません。
 今回、政府が巣くう会との縁切りに動きつつあります。これで家族会が縁切りすれば「巣くう会もジエンド」なのですがそうはさせじと家族会のいっそうの取り込みに動くことでしょう。

先日大学で院生の発表を聞いていて意外なことを知りました。それは在日米軍の基地について、米軍側が整理統合しようとしたのに日本側から頼んでそのままにしてもらったというケースがいくつもあるということです。

 やれやれですね。研究者の名に値するとは思えない荒木に院生の指導なんかできるんでしょうか。
 なお、「院生の発表」については小生、無知なのでコメントはしません。

アメリカに頼むしかないな」*11
 拉致被害者の救出に、最後は自衛隊を使う必要がある*12という話を自民党の大物政治家*13にしたとき返ってきた答えがこれでした。

 で荒木曰く「アメリカに頼むなんて他力本願だ、自衛隊を出せばいい」といつもの自衛隊出撃論です。勘弁して欲しいですね。「出すことの是非(憲法違憲ではないのか、中韓露など、近隣諸国の批判を浴びないかなど)」以前に「どこに出すのか」。拉致被害者の居場所も分からないのに出しようがないでしょう。これは何も自衛隊に限りません、米軍だって同じです。
 たとえば「拉致された女子学生の居場所は分からないがとにかくボコハラムに軍隊を出せばいい」とか「身柄拘束された米国人の居場所は分からないがとにかく北朝鮮に米軍を出せばいい」なんて誰も言わないわけです。当たり前でしょう。
 この間、「北朝鮮に身柄拘束されていた米国人」が一人解放されましたが、国務省は「在北朝鮮スウェーデン大使館への謝辞」を述べています。要するにスウェーデンの協力の下、外交交渉で解放してもらったわけです。まだ二名の米国人が未だに北朝鮮に身柄拘束中ですが彼らも外交交渉で取り戻すことになるでしょう。


■いのち
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/10/post-d975.html

御嶽山の噴火で亡くなられた方で、自分のジャンパーを見知らぬ女の子に掛けて守ろうとした方がおられました。

 でこのお涙頂戴を「巣くう会の正当化」につなげようとする荒木ですが明らかに失敗しています。何が言いたいんだかさっぱりわかりません。そもそも拉致問題に関係ない人間を「死人に口なし」とばかりに勝手に「自己正当化に使おうという辺り」が荒木はいつもながらクズです。


オールジャパン
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/10/post-0b7c.html
 そもそも荒木の言うオールジャパンとは「田中均・外務省アジア大洋州局長(当時)」「蓮池透・元拉致被害者家族会事務局長」といった「日朝交渉派・制裁消極派(懐疑派)」を「外務省追放」「家族会除名」と暴力的に排除しての偽りのオールジャパンでしかありませんでした。
 そのぼろが出なかったのは「田中氏、蓮池氏らハト派の排除&タカ派制裁路線の主張」を「家族会主流派・巣くう会・拉致議連」が一体となって推進し、それを政府、自民党、外務省、最大野党民主党も黙認してきたからにすぎません。
 しかし今政府、与党、外務省が「交渉路線」に大きく舵を切ったことでその虚構は崩壊しました。今後もこの虚構が崩壊し続けること、そしてできれば横田夫妻など、家族会メンバーが蓮池氏のように目覚め、巣くう会から離反することを強く希望します。


■女性の輝く社会
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/10/post-4d56.html

小渕経産相辞任のニュースを見たとき、ふと「なぜ安倍総理はこれだけ無理をして女性閣僚を揃えたのだろう」と思いました。

 別に「無理はしてない」んじゃないですかね。
 女性大臣のうち、高市総務相、山谷国家公安委員長、有村女性活躍担当相の3人はこの日中関係が微妙な時期に公然と靖国参拝するような安倍好みの極右です。この3人のウチ、高市は「第1次安倍内閣沖縄・北方等担当相、自民党政務調査会長(第二次安倍総裁時代)」を山谷は「第一次安倍内閣首相補佐官教育再生担当)、教育再生会議事務局長」を務めた安倍のお気に入りです。
 小渕・前経産相には「麻生内閣少子化担当相」と言う大臣経験が一応ありますし、経産相就任前には第二次安倍内閣財務副大臣だった。
 松島・前法相も第1次安倍内閣外務大臣政務官、第2次安倍内閣経産副大臣を歴任していた。
 安倍からすれば全員「お気に入りの人間」か、「安全パイのはず」だったのでしょう。
 それがこのスキャンダル発覚。安倍からすれば「小渕や松島が副大臣の時にスキャンダルが出てれば傷も小さかったのに」て所でしょうが、往々にして傷はこういうふうに大きくなります。つうか反小渕、反松島の誰かの野党やマスコミへのたれ込みなんでしょうが、そりゃ副大臣時代より大臣時代にたれ込むでしょう。その方が小渕や松島の傷も大きくなる。
 なお、今回、新しい女性大臣となった上川法相も「第1次安倍内閣少子化等担当相、第2次安倍内閣総務副大臣」ということで安倍的には「安全パイのはずの大臣」でしょう。どうなるかは分かりませんけど。
 ちなみに、安倍並みに女性大臣をそろえた内閣としては
田中真紀子*14外相
森山真弓*15法相
遠山敦子*16文科相
扇千景*17国交相
・川口順子環境相
小泉内閣があります。

他にも指摘していた人がいますが、考えてみると「女性の輝く社会」というスローガンの裏には慰安婦問題があるように思います。もちろんこれ一つだけの理由ではないでしょうが、「日本は女性を大切にしているんですよ」とアピールすることで慰安婦問題を打ち消そうという意図があるのではないかということです。

 まあ、「それだけではない」でしょう。「少子化で不足する労働力を女性活用で乗り切るという財界や霞が関の意思」もあるでしょうし「女性票を獲得したい(安倍)」と言う思惑もあるでしょうし「アベノミクスの失敗をごまかしたい(安倍)」という考えもあるでしょう。
 また個人的にはこの件より「安倍のイスラム国やボコ・ハラム批判(要するにイスラム過激派連中がやってる性奴隷という蛮行への批判ですが)」のほうにこそ「慰安婦問題を打ち消そうという意図」を感じます。いや性奴隷なんて野蛮な代物への批判自体は当然いいんですけどね。「日本版性奴隷(慰安婦)を詭弁で正当化しようとする男」がよくイスラム国やボコ・ハラムの性奴隷を批判出来るもんだとは思います。
 で荒木は「そんなのは慰安婦問題を解決する上で邪道だ」と言うわけですが、この荒木発言には二つの意味で問題があります。
1)河野談話否定論をかます荒木
 安倍の「女性活躍政策」を邪道だという荒木が「慰安婦問題解決の正道」として持ち出すのが「河野談話否定論」なんだから呆れます。そんな事、是非以前にできるわけないでしょう。日韓関係がずたぼろになりますよ。本来、拉致問題に関わる荒木が「拉致問題解決に支障を産みかねない韓国への誹謗中傷(河野談話否定論)」をするのはおかしいのですが拉致を解決する気がないからこうなるのでしょう。荒木以外の西岡や島田も「河野談話否定論」だし巣くう会は本当にどうしようもない極右集団です。こんな極右集団について行く家族会には心底呆れます。
2)女性活用それ自体について意見を述べない荒木
 まあ、「安倍の女性活用」に対する批判意見は「女性活用推進派」からももちろんあります。
 まあ何でもいいんですがたとえば共産党
赤旗『女性への差別を解決し、男女が共に活躍できる社会を:日本共産党は提案します(2014年10月21日)』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-10-22/2014102205_01_0.html
赤旗女性差別を解決し男女が共に活躍できる社会を、山下氏会見 日本共産党が政策提言』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-10-22/2014102201_02_1.html
で「女性の社会進出それ自体には反対ではないが安倍内閣の手法には反対だ」としています。
 なので安倍の女性政策批判することはいっこうに構わないと思います。
 問題は荒木が「動機が慰安婦問題解決という邪道だ*18」とするだけで、「で荒木さんは女性活躍自体には賛成なの、反対なの?」「女性活躍に賛成だとして安倍内閣の政策には賛成なの、反対なの?」「でそういう結論になる理由は何なの?」ということを全く述べない点です。これでは「荒木って女性の社会進出それ自体に反対なのかなあ」と疑念が否定できませんね。何せ荒木はウヨですから。

もちろんこれまでの歴代政権は手を付けられるところにすらほとんど何もしていない場合が多かったので(良し悪しは別として*19小泉政権以外は)、安倍総理の姿勢がよりましなものであるとは思います

 福田政権がやろうとしたこと「交渉路線とその前段階としての一部制裁解除」は安倍と全く同じなんですけどね。安倍を評価するのなら福田政権も評価すべきでしょうがそんな事を荒木はしないでしょう。全く荒木はデタラメきわまりない男です。


■素朴な疑問
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/10/post-33e4.html

 20日与野党拉致問題担当者の協議会をやって、その後家族会などへの報告(調査会からは村尾専務理事が参加)となったわけですが、(注:拉致議連救う会、家族会の意見を聞く前から)派遣の方針は絶対のものとして決めていたことは流れから明らかです。

 まあそうでしょうね。ただそれ認めちゃうと
1)安倍批判しないわけにいかない
2)家族会、巣くう会、拉致議連の政治力衰退を認めることになる
から荒木以外はそういうこといってないわけですが。

しかし、これまでの北朝鮮とのやりとりからして、この交渉を続けて拉致被害者が多数帰国できる可能性はほぼゼロであり、なぜこれほどまでに固執するのか全く理解ができません。

 わざわざ「多数」て書いてるところが荒木らしい。何せ荒木は「特定失踪者も含めて800人拉致被害者がいる」ですからね。要するに「100人以上帰国しなきゃ成功とは認めない」てことでしょう。ただ「100人以上拉致被害者がいる」なんて保障はどこにもないわけです。荒木だって自分の主張が言いがかりであることは自覚してるでしょう。

理由をこじつけるとすれば例えば、
(1) 内閣改造後不祥事が相次いでいる中でさらにこの交渉を打ち切れば拉致問題が看板の安倍政権として信頼を失墜することになるため、成算があろうがなかろうが交渉が続いていることにしなければならない。
(2) 伊原局長の報告などとは全く別のところで何かが動いており、拉致問題の何かを間違いなく前進させられるという確信がある。
といったことが考えられます。

・不祥事ってのは
 松島*20法相、小渕*21経産相が辞任した「政治とカネの問題」
 江渡*22防衛相の政治資金収支報告書虚偽記載問題
 高市*23総務相、山谷*24国家公安委員長の極右との交友(高市は日本版ネオナチ、山谷は在特会。なお閣僚ではないが稲田*25政務調査会長にも日本版ネオナチとの交友が発覚している)
 ですね。ウヨの荒木だと「ウヨとの交友」については不祥事扱いしてない疑いがありますけど。
・やれやれですね。(1)だったら、そういう考えで動いてるのは「安倍首相、菅官房長官ら政権中枢」でしかありえないんですが。こういっては何ですが外務省にとって安倍政権の面子だの支持率だのは「低くしたいわけではないが、家族会や巣くう会に恨まれてまで高くしたいとは思わない」でしょう。
 荒木は安倍批判まで踏み込むつもりなんですかね。たぶんこの程度が荒木の限界でしょうが、それでも他の面子はこのレベルのことすら安倍に配慮して言えませんからね。
 さて(1)はともかく「(2)なら巣くう会も文句ないだろ」と思うとそれは違います。

さらに懸念されるのは(2)だった場合、これまでの流れからすると何人かの目玉商品*26を帰国させて後は棚上げになる可能性があるということです。

 荒木の言う目玉商品てのがよくわかりませんが、基本こういう問題を一気に解決しようと思うこと自体が間違いじゃないですかね。地道に長時間やっていくしかないのに「すぐに結果が出なきゃ交渉の必要はない、北朝鮮ごとき小国に舐められてたまるか、制裁だ」なんて巣くう会、家族会がバカ抜かして制裁が得られず時間を無駄に空費してきたのが小泉訪朝後、安倍が再交渉を始めるまでの12年間です。

家族会などへの説明も、政府側で山谷大臣も含め誰一人交渉に関する当事者能力がない(伊原局長も自分の裁量はほとんどないのでしょう)のだから何を言おうと暖簾に腕押しです。

 おいおいですね。家族会に説明しに来た山谷拉致担当相や伊原アジア大洋州局長に当事者能力がないとはどういう意味なのか。誰が荒木にとって当事者能力があるのか。安倍首相か、菅官房長官か、岸田外相か、それとも他の人間か。ならそういう人間に「説明に来てくれ」と荒木は言うのか(まあ「細かいことは山谷大臣や伊原局長に任せてる」て言って多分来ないんじゃないかと思いますけど)
 内容の是非以前に何をいってるのかさっぱり分かりません。
 お断りしておきますが「彼らの交渉が拙劣で北朝鮮がいい成果得られてない」と荒木が認識してるとしてもそれを「当事者能力がない」と表現するのはおかしな日本語です。
 「首相から拉致交渉についての権限を与えられてる」のならそれは「当事者能力がある」てことです。しかし荒木も「あれほど持ち上げていた山谷を当事者能力がないといい、ガキの使い扱いする」とは以前に比べ随分言ってる事が安倍政権に敵対的になってますね。


■秘密警察
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/10/post-de41.html

 宋日昊は「日本側が平壌を訪問して特別調査委員会のメンバーと面談すればより明確に聴取できる」と言ったそうです。そして北朝鮮の「特別調査委員会」とやらの担当者が出てこれない理由は秘密警察(保衛部)の人間だから外国には出られないとのことで、この理由も宋日昊が言ったものだと思っていました。
 しかし、今日外務省から聞いて分かったのは、その理由は外務省が考えたことであり、宋日昊が言ったわけではないということでした。

 「荒木による外務省の説明理解」が正しいとして、「考えた」つうか「北朝鮮側の言動からそう推測した」てことでしょうね。その推測が正しいかどうかはともかく。それが荒木にかかると

北朝鮮を騙さずに国民を騙す。

になるんだから本当に嫌になります。もっと嫌になるのは荒木に下駄の雪みたいについて行く家族会ですが。
 「ああ、こういうのがホメオパシーとかエセ医療にはまる病人の姿なのか?」「そんなのは辞めろ、科学的じゃない、病状が悪化すると言う批判を無視するエセ医療盲信者そっくりだな」と思わずにはいられません。こっちは「病状が悪化する(エセ医療)」「拉致が解決しない(巣くう会のデタラメ主張)」と思うから「そんなんじゃなくてまともな医療を受けるべき」「巣くう会でなく外務省こそ信頼すべき」と思うのですがそういうと怒り出すのだからまあ「頭の悪い人相手」にはどうしたらいいんですかね。いくら「重病で気が動転してる」「家族が拉致されて気が動転してる」とはいえ、エセ医療や巣くう会では方向性が酷すぎです。

こちらから「お前の方が拉致をしたのだから出てくるのが当たり前だろう」とはひと言も言っていない。

 そんな事言ったって来るわけないんだから言うだけ無駄です。つうか荒木もそんな事百も分かってて交渉をぶちこわしたいだけでしょうが。

9月29日の瀋陽での会合では墓参の政府事業化のことも話し合われました(これについては伊原局長に質問したところ否定しなかったので間違いないでしょう)。国民が見えないところで墓参事業から遺骨ビジネスという流れもできつつあります。

 「ご遺族が墓参できる見通しが生まれて良かった」とは一言も言わない人非人が荒木ら巣くう会一味です。
 大体「墓参が仮にビジネス的性格を持つとして」、だから何だって話です。「北朝鮮にはいかなる形でも金や物を渡したくない荒木一味」にとっては許し難いことなのでしょうが俺はそういう価値観じゃありませんのでね。

(注:巣くう会の)会議では、結局外務省に任せても無理という結論だったと思いますが、ともかく別のやり方を進めなければならない、強くそれを感じました。

外務省の交渉を否定してどうやって拉致被害者を救出するのか。安倍を怒らせたくないから、あいまいにごまかしてるってのもあるでしょうが具体的なことが言えないのは荒木には「拉致を解決する意思がない」し当然「解決策もない」のでしょう。バカの一つ覚えみたいに「制裁すればいい」としか言わないんだから呆れます。それやって何の成果もなかったのが小泉訪朝後の12年間なんですけどね。


■ルメイの勲章
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/10/post-4cd2.html
 ルメイてのは東京大空襲を指揮した米軍将校の一人です。戦後は「航空自衛隊の育成に功績があった」てことで佐藤*27政権時に勲章もらってます。それも勲一等旭日大綬章という日本だと大臣経験者など相当の偉いさんでないともらえないかなりいい勲章。推薦者が当時の小泉防衛庁長官(小泉元首相*28の父親)と椎名*29外相です。でこの勲章を「東京大空襲被害者」や左派政党(社会党共産党)などは「東京大空襲の関係者に勲章とは何事か」と批判したと。でそれに対し佐藤政権、自民党は「それ(東京大空襲)はそれ、これ(航空自衛隊の育成)はこれ」と弁明したと(ウィキペ「カーチス・ルメイ」参照)。
 で荒木が何いってるかというと「ウヨの俺だけど、俺も勲章はおかしいと思う」と。まあここまではいいでしょう。
 本当はウヨの荒木はそんな事思ってなくて「北朝鮮批判の前振り」としての後付けの理屈と違うのかと思いますけど。
 まあ、とにかくルメイ批判はいい。問題はその後の無茶苦茶な北朝鮮非難、外務省非難、安倍政権非難です。要するに「外務省が訪朝するのはルメイに勲章やるようなもんだ」だの「後で拉致被害者帰国の功績でルメイみたいに金正恩に勲章でもあげるのか」だのと。何でルメイの話からそういう連想ができるのかさっぱり分かりませんけどね。別にルメイに勲章やらなくたって問題はないでしょう。それで日米関係が終わるとかないでしょう。まあ、向こうが勲章が欲しいと言ったんでしょうし佐藤政権が断れば米国も不愉快にはなるんでしょうけどその程度でしょう。
 一方、訪朝しないなんてバカしたら交渉が挫折しかねないわけです。そしてまあさすがに金正恩に勲章はやらないでしょう。荒木も本気では言ってないでしょうけど。しかしまだセーブしてるんでしょうけどどんどん安倍への物言いが敵対的になってますね。


■徐大河
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/10/post-57bd.html

 今日の報道によれば、担当者を派遣すれば特別調査委員会の委員長徐大河との会談の可能性があるので政府は今月中にも派遣を決定する方向とのことです。

ちなみに徐との会談を報じる報道とは例えば

毎日新聞『拉致訪朝団:週内にも派遣決定 伊原(注:外務省アジア大洋州)局長トップ』
http://mainichi.jp/select/news/20141005k0000m010088000c.html
 日本側は、特別調査委の委員長を務める徐大河(ソ・テハ)国防委員会安全担当参事兼国家安全保衛部副部長らからの聴取を想定している。

のことでしょう。
 安倍が荒木を見捨て外務省にシフトしているようで幸いです。問題は未だに荒木と切れることができない家族会でしょう。

おそらく会えるという約束も何かはっきりした結果が出てくるという確証もなく

 まあ、会えるんじゃないですか。仮に会えないとしても「徐委員長に会えないんじゃ訪朝しない」といったところで何も得られるものはないわけです。かえって交渉がぽしゃって最悪の事態になりかねない。

「何か知りたかったら遺骨ビジネスをよろしくね」とか言われるのがオチです。

仮に「遺骨ビジネス*30」とやらを要求された*31としてそれが何だとしか俺は思いませんが。拉致被害者にとって問題は拉致の解決であってそれが最優先でしょう。
 そのためなら大いに妥協結構、北朝鮮へのお土産も結構、遺骨ビジネス結構。北朝鮮レアアースも日本企業がどんどん掘っていいし、開城工業団地に日本企業が進出してもいいと俺個人は思ってる。
 まあ荒木の最優先は「何があろうと北朝鮮には金は出さない、拉致の解決なんかどうでもいい」のわけですが。ある意味、荒木みたいなバカは本来「部外者」だし、話が通じないからどうでもいいんであって荒木につきあう「当事者」家族会の馬鹿さが度し難い。

金正恩であってもこの話し合いの中で全ての拉致被害者を明らかにして帰国させることはできません。

 何を根拠にそういうのかって事です。そもそも特定失踪者なんてデマカセをでっちあげてる荒木にとって「何があろうと解決とは認めない」のはわかりきっています。大体、「仮に交渉では全員は取り返せない」としても拉致被害者を取り返すには「交渉しかない」わけで「全員帰国が無理なら交渉しなくていい」てのは暴論です。交渉以外(自衛隊の突入?)で取り返すなんてのは非現実的、非常識です。

総理は本気で拉致問題を解決する気持ちがあるのだろうかとすら感じてきます。

 巣くう会の方こそ本気で解決する気があるようには見えません。一方、安倍の方は「動機が私利私欲まみれだとしても」、本気で解決する気が出てきたのかなと思います。しかし荒木も安倍に見捨てられつつあるため焦りからどんどん言う事が「一時に比べると」安倍に敵対的ですね。安倍と全面対決する覚悟がなくて、まだこれでもセーブしてるんでしょうけど。


■家族の意向
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/10/post-6071.html

 蓮池薫さんと斎木昭隆*32外務次官や伊原純一*33アジア大洋州局長らが9月下旬に都内で極秘に会ったとの話が報道されていました。蓮池さんは「制裁解除のほか、過去の歴史の清算も含めて、北朝鮮が情報を出しやすい環境を作ることも必要という考えを示した」とのことでした。

 荒木の言う報道とはたとえば

http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000036435.html
テレビ朝日蓮池薫さんと極秘に意見交換 外務省斎木次官ら』
 外務省の斎木事務次官らが拉致被害者蓮池薫さんと極秘に面会し、残る被害者らの帰国について意見交換をしていたことが分かりました。
 面会は先月下旬に東京都内にある外務省の関連施設で行われ、斎木次官のほか、北朝鮮との交渉に直接携わる伊原アジア大洋州局長ら3人が蓮池さんから約3時間にわたって話を聞きました。2002年に帰国した蓮池さんは北朝鮮で一時、横田めぐみさんや田口八重子さんらと同じ地区で生活していました。関係者によりますと、外務省側が拉致被害者や特定失踪者らの現状や北朝鮮の出方について意見を求めたのに対し、蓮池さんは制裁解除のほか、過去の歴史の清算も含めて、北朝鮮が情報を出しやすい環境を作ることも必要という考えを示したということです。

といった報道のことのようです。
 まあ素人には本当かどうかわかりません。
 しかし、タカ派だったお兄さん・透さんを説得して「日朝交渉路線」に転換させたらしい弟の蓮池薫さんなら充分あり得る話でしょう。事実だとしてネタ元は「家族会の訪朝反対を何とか封じこめたい」蓮池さん*34or外務省といったところでしょうか。安倍ももしかしたらこうした情報リークに対して「どんどんやってくれ」と応援してるのかも知れません。まあ、少なくとも情報リークを黙認はしている。
 荒木にとっては不快な話であり何とか対抗しないとならないわけです。

その真偽の程は不明ですが、蓮池さんは少なくとも訪朝団を送ることには絶対反対だったようです。

 やれやれですね。何でそういう嘘話をでっち上げるのか。「北朝鮮が情報を出しやすい環境を作ることも必要という考えを示した」と話した人間が訪朝に反対するわけないでしょうが。

 いずれにしても超多忙なはずの次官まで極秘で会うというのは尋常ではありません。訪朝に蓮池さんのお墨付きがなんとしてでも欲しかったのでしょうか。
 一方この訪朝について、政府部内の慎重派は「家族会の意向」を盾にしています。どっちもどっちで、何でこういうことの是非を論じる理由に家族や当事者の意向を使わなければならないのか、疑問を禁じ得ません。運動体*35がそう言うならまだ話も分かります*36が、政治家や官僚は例え家族の意向を汲んだとしてもそれを表に出すべきではないと思います。

 やれやれですね。さんざん政府に向かって「家族会の言う事を聞くべきだ」といっていた男が、そして政府が「家族会の意向」を理由に巣くう会の望む政策(経済制裁など)をしていた頃は何も批判的な事は言わなかった男が、「外務省が蓮池さんと会談し、訪朝におおむね了解が取れたことをメディアに情報リークし訪朝実現をもくろむ」と「家族の意向を政治利用するな!」。ドンだけご都合主義でダブスタでふざけてるのか。さすがに「蓮池薫は俺達巣くう会の敵だ!」と言えないからこうなるんでしょうけど。
 つうか蓮池透さんのハト派転向もそうだし、横田夫妻の「巣くう会に相談なしのウランバートル行き&孫との面会」もそうですけど、一部の拉致被害者家族が荒木らに疑惑を感じ、外務省に接近してる今、下手に「家族の意向」を振り回すとブーメランになるという恐怖を荒木も感じてこういう事を言い出したのでしょう。どこまでもふざけた男です。

 「家族の意向」を理由にするということは、うまくいかなかったときに「それは家族が希望していたから」という責任転嫁の言い訳*37になります。それなら家族の意向はすべて聞くのかと言えばそういうわけではありません(DNAデータ偽造事件*38ではいくら家族の意向があり法的に問題なくても*39警察庁は鑑定書を開示しないわけですし)。都合の良いところだけ利用するに過ぎません。

「都合の良いところだけ利用するに過ぎません」
 それ「蓮池透という家族の意向」を敵視して家族会から除名*40したお前ら巣くう会に一番該当することだろ。よくもまあ恥知らずな文章が書けるもんです。

 先日横田滋さんがご自宅で転倒して緊急搬送されました。横田さんはあの真面目な性格で、頼まれたことを皆引き受けてしまうためご夫妻とも心身両面で大きな負担を負い続けてきました。その意味では政府のみならず私たちも、また報道関係者も「家族の意向」を利用してきたのかも知れません。

 本気で荒木が「俺達横田さんに負担押しつけすぎてたんじゃね。また怪我されても困るから負担へらそうぜ」「たとえばもう講演会はやらなくていいよ」「講演会やる場合でも東京と神奈川県だけでいいだろ」とでも思ってるのならいいのですが、まあ、この発言、ただのおためごかしでしょう。横田氏が自分から「高齢化で体調に不安があるし、怪我をしたのを機会にもう講演会は辞めます」「講演会はやってもいいが自宅のある神奈川と、都内限定にしたい」とでも言わない限り負担は減らないでしょう。彼ら夫妻にそれが言えるか分かりませんが、健康のことを考えたら当然言うべきでしょう。つうかいっそ蓮池透氏のように巣くう会と縁切りした方がいいと思いますけどね。
 なお、「負担を減らそうとした」そのときに「わかりました、講演会はやめましょう」「わかりました、講演会は神奈川と都内限定にしましょう」ではなく、「お願いです、これからも日本全国で続けて下さい」という馬鹿野郎が荒木ら巣くう会でしょう。
 荒木ら巣くう会はどこまでも下劣な集団です。


■見越し入道
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/10/post-b195.html

私たちは「北朝鮮は強国である」と勝手に思い込んできたように思います。

 ええ?、ですね。私たちってのは、どの「私たち」なのか。
 「荒木を含む巣くう会ら右翼連中」ならどう見ても北朝鮮を強国だとは思ってないでしょう。思ってないからこそ「日本の経済制裁ですぐに崩壊する」とか言ってきたわけです。
 じゃあ「私たち」とは「日本人、日本国民」なのか。まあ、「日本人、日本国民」としたって強国だと思ってる人はいないでしょう。小生も巣くう会の即時崩壊論など支持しませんし、最近の北朝鮮は改革開放に取り組むことで「昔よりは豊かになっているんじゃないか」と思いますがさすがに強国だとは思ってません。いやそもそも国際社会も、当事者の北朝鮮も強国だなんて思ってないでしょう。
 強国だと思ってないからこそ北朝鮮は「強盛大国を目指す」というわけです。強国だと思ってないからこそ「核保有にこだわる」わけです。核保有しないと米国の攻撃を受けかねない小国だという恐怖があるから核保有にこだわる。
 むしろ「北朝鮮は弱国だから制裁すればすぐに屈服する」と日本政府や巣くう会がなめてかかったことが拉致問題の解決を阻害したと思いますが、それと逆の主張をするのが荒木ですから頭痛がします。
 まあ、荒木ら巣くう会について言えば最初から拉致の解決なんかどーでもよくて真の目的は北朝鮮打倒(政権転覆)でしょうが。

自慢の軍事力も博物館行きのような装備ばかり

 小生も軍事通、北朝鮮通ではありませんがさすがにそこまで酷くはないんじゃないですかね。まあ、韓国の最新鋭軍備に比べれば格落ちでしょうけど。

核兵器は核抑止力が効いている限りは使うことはできず、弾道ミサイルに通常兵器*41を積んで飛ばしても実際にはほとんど戦略的な効果はありません*42

 おいおいですね。荒木がそういう主張をすることは荒木の勝手ですが、それ「北朝鮮のミサイル脅威に対応するためMD(ミサイル防衛)が日本に必要」「北朝鮮に核廃棄させるため国際的圧力が必要」て従来からの日本ウヨや日本政府の主張にもろ反しますが。
 その辺り荒木はどう考えてるのか。まあ、マジレスすると「何も考えてない」でしょう。今回、荒木は「北朝鮮なんてしょぼい国なんだ!」「外務官僚が訪朝しなくても向こうから訪日してくる、訪朝したら舐められるだけだ」とでもいいたいが為に過去日本ウヨや日本政府が主張してきた「核・ミサイルの脅威」を「たいしたことねえよ」といってるに過ぎないでしょう。

 南北間も散発的な局地戦はともかく全面戦争になる可能性はなく、もちろん(注:朝鮮)人民軍には日本に部隊を上陸させる能力もありません*43。特殊部隊の侵入や固定スパイによる破壊工作などには可能な限り備えておいた方が良いと思いますが

まあ、特殊部隊の侵入だのスパイによる破壊工作だのもないでしょうね。
つうかスパイ*44による破壊工作はともかく

人民軍には日本に部隊を上陸させる能力もありません。

と書いた直後に

特殊部隊の侵入

と矛盾する文章が書ける荒木はやはりただものではありません(苦笑)。「部隊を上陸させられない」のにどうやって「特殊部隊が侵入」するのか。「部隊と特殊部隊は違う」「上陸と侵入は違う」とか言う詭弁が飛び出すのか?。どう違うのか説明できるもんなら説明して欲しいですが。

 何をやっても北朝鮮にとっての戦争目的、つまり「南朝鮮武力解放」とそれ以前の「体制維持」にはほとんど寄与しないはずです。

 おいおいですね。今時北朝鮮も「南朝鮮武力解放」なんて考えてないでしょうよ。

 そもそも近代以降世界中の大国*45と戦争をしてきたわが国が(その価値判断は別として*46)、自分から始めた朝鮮戦争で押し返され*47、中国の支援でかろうじて引き分けにしただけの北朝鮮をなぜ恐れる必要があるのか、考えてみれば不思議とも言えます。

 頭痛がしますね。そりゃ自衛隊北朝鮮がガチバトルすれば北朝鮮相手に自衛隊が勝つでしょう(そういう軍事行動の違憲性はひとまずおきます)。でも勝利を得るまでには北朝鮮の反撃で何人死人がでるかわからない。そんな馬鹿げたことは出来ない訳で、そりゃ北朝鮮を恐れるでしょう。
 「北朝鮮から全面戦争を仕掛ける可能性は北朝鮮が自暴自棄にならない限りない」と言う意味では恐怖はないですが、「こっちから戦争を仕掛けたら恐ろしいことになる」「向こうが自暴自棄になったら恐ろしいことになる*48」とか言う意味では恐怖はある。
 荒木みたいな馬鹿な考えにたてば「何故米国がイスラム国に地上軍を投入しないのか、空爆しかしないのか」わからないでしょう。
 たぶん地上軍を投入すれば「時間はかかっても何とか勝つ」でしょう。ただそれまでにイスラム国の反撃で米兵が何人死ぬか分からないわけです。でそういうことを米国民は望んでないわけです。
 「米兵が何人死んでもいいから地上軍を投入してイスラム国を倒せ」と言う人はほとんどいない。

北朝鮮をやっている者としては「北朝鮮は取るに足らない国だ」と言ってしまったら「その研究をやっているお前は何なんだ」と言われるわけで、まあ若干の寂しさは感じます。

 言いませんよ、そんな事。誰も「弱国は研究する必要がない」なんて思ってませんので。そんな事言ったら世界中のかなりの国(例:ブータン、ネパール)は「研究の必要がない」ことになるでしょう。
むしろ問題は北朝鮮が弱国かどうかなんかじゃなくて「荒木の自称研究」がまともかどうかですよね。ぶっちゃけウヨ大学拓殖だから荒木は教員になれたんであって他の大学ならお呼びじゃないでしょう。

見越し入道は「見越した」というと消えるそうです。北朝鮮もその程度のものかも知れません。

むしろ荒木の言う見越し入道にあたるのは巣くう会でしょう。家族会が「巣くう会とはつきあわない」といえば消える程度の代物でしかないのですが、当の家族会がずぶずぶですからどうしようもありません。

■調査会役員の参加する講演会(一般公開の拉致問題に関係するイベント)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等

以前からそうですが興味深いのは
1)「メディア出演や寄稿がほとんどない」
2)「ほとんど巣くう会集会の紹介」
3)「メディア出演や寄稿もほとんどウヨメディア」
てことですね。完全に拉致は風化し荒木らを相手してくれるのもウヨばかりになったわけです。


■ライブ出演(?)
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/10/post-26dd.html
 右翼芸能人の右翼ライブに右翼の荒木が呼ばれたと言うだけのくだらない話です。
 荒木を呼ぶ方も呼ぶ方なら、右翼ライブに喜んで出かける荒木も荒木です。


■想定外
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/10/post-7648.html

 まだ北朝鮮に「拝聴訪問団」を送りたい人たちがいるようですが、そんなこんなしているうちに北朝鮮自体が不透明になってきました。

向こうが「送って欲しい」という以上交渉を続けたかったら送りますよねえ。それは拝聴でも何でもない。「送らなくていい」という荒木ら巣くう会一味の方が異常です。不透明云々と言う与太話については後で突っ込みます。

 最重要行事の一つである労働党創建記念日*49金正恩が姿を現さなかったというのは、単なる怪我程度のことなのか、もっと深刻なのか、いずれにしても様々なことを考えておく必要があります。
 例えばこれが金正恩体制の崩壊につながる動きだとすると、中国がどう動くか、それに対して米韓がどう動くかという問題が出てきます。

 ばかばかしいですね。「崩壊につながるような状況」だったら暢気に三人の側近『黄炳瑞*50崔竜海*51・金養建*52』が訪韓してる場合じゃないでしょう。異常事態を何とか正常に戻さずして訪韓してどうするのか。「三人の訪韓」を普通に考えれば「金正恩の不在は理由が何でアレ重病とか体制崩壊とか深刻な事態を意味しない」と考えるのが常識的考えでしょう。
 別に「ただの風邪」だって高熱で起き上がれないようなら姿を現すことはできないわけです。まあ、そういうネガキャンを産んでしまう北朝鮮の情報宣伝の下手さはそれはそれとして問題かも知れませんが。
実際
東京新聞金正恩氏の足、全治100日間? ほふく前進指導でケガ*53
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014101102000232.html
という記事は荒木のような有事の危険性を否定しています。
 また最近、北朝鮮と韓国では軍事的小競り合いが起こっていますが荒木の言うような異常事態だったらその種の小競り合いはかえって起きないでしょう。異常事態で下手に軍を動かすとコントロールが聞かなくなる恐れがあるからです。

(注:中国の)人民解放軍北朝鮮に入る可能性もあります。

 何だか荒木は「金正恩君の不在」以外にろくな根拠もないのに脳内ですさまじい有事が起こるとでも妄想してるようです。

そして先行き不透明、アメリカがあの大統領*54で、韓国があの大統領*55、そして中国があの総書記*56という現状を考えれば、拉致被害者の救出どころか、日本を守ってくれるところすらなくなることを想定しておかなければなりません。その状態の中で北朝鮮にいる日本人を救出するのは誰なのか、言わずとしれたことです。

 何が「あの」なのかさっぱりわかりませんがそれはさておき。
 いつもの荒木の持論「北朝鮮への自衛隊出動論」です。ばかばかしくて絶句しますね。

歴史的に見て、朝鮮半島に絡む国際的な変動が起きるとき、日清日露の戦いも朝鮮戦争もそうですが、当事者である朝鮮半島の人々はいつしかバイプレーヤーになってしまい、主役は周辺大国であることが少なくありません。朝鮮戦争のときには日本は占領下ですからアメリカに言われたことをやるだけでしたが、今度は主役として参加しなければなりません。

 朝鮮戦争はともかく日清・日露の場合、朝鮮は戦乱を避けたかったのに、「朝鮮の支配権を確立するため、清やロシアの朝鮮への影響を排除したかった日本が無理矢理起こした」戦争ですからね。朝鮮がバイプレーヤーになってしまうのも致し方なかったとは言えるでしょう。
 なお、朝鮮戦争について言えばとてもバイプレーヤーとは言えないでしょうね。南北朝鮮とも立派な主役です(特に戦争を主体的に実行した、先に韓国に仕掛けた金日成がバイプレーヤーのわけないでしょう)。ただ南北朝鮮とも独力では戦争困難だったので他国(北朝鮮ソ連、中国、韓国は米国)の力を借りたと言うだけの話です。
 しかし「日本も主役だ」て荒木は何考えてるんですかね。自衛隊朝鮮半島出撃でも企んでるのか。

こちらの都合の良いように世界は動いてくれないということは認識しておく必要があると思います。

 それは外務省よりも、むしろ「金正恩の不在は北朝鮮の異変に違いない、軍事クーデターでも起これば自衛隊が出撃できてこれ幸い」と妄想してるらしい荒木に該当する言葉でしょう。
 先ず第一に「三幹部の訪韓」を考えれば北朝鮮情勢は安定していると見るべきでしょう。第二に仮に不安定だとしてそれを喜ぶ荒木は常軌を逸しています。北朝鮮有事など起これば「拉致被害者を助け出すことは事実上不可能」なのですからそんなことを喜ぶ荒木は正気の沙汰ではありません。


■ジャパンハウス
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/10/post-d5a3.html

報道では(注:日本政府の広報機関・ジャパンハウスでは日本の)アニメや料理の宣伝をするとなっているが優先順位が違うのではないかと。

 で荒木の言う優先順位が何かと言えば「河野談話撤回」「首相靖国参拝」の宣伝ですからねえ。
 それこそ「優先順位がおかしい」でしょう。

北朝鮮に「お話しを拝聴*57しに」代表団を送るのは(注:巣くう会にとっては)幸い(注:しばらく)見送りになりそうな感じです。

 荒木ら巣くう会にとっては「ほっと一安心」でしょうか。
 もしそうなら実に残念であり問題解決に逆行しています。早急な訪朝が必要でしょう。家族会がまともな態度を取ればいいのですが荒木一味とずぶずぶで、そうじゃないんだから困ります。安倍もアベノミクスの失敗がほぼ確実になりつつある今、「拉致解決で一山当てたい」のでしょうが、一方で巣くう会、拉致議連といったウヨ連中と完全に手切れにはなれず、「地方創生など拉致ではない他ので、一山当てるのでもいいか」という迷いも消えず、こうしたぐずぐずがしばらく続くのでしょうか。何度も言いますがまずは「早急な訪朝」ですね。

この際平壌にジャパンハウス((注:朝鮮語で)「イルボネ・チプ」とでもすべきか)を建てて拉致問題の広報をやったらどうでしょう。

やれそうもないことを言って何か意味があるのか。皮肉のつもりかも知れませんがばかばかしいことこの上ない。

情報提供を求める文言の全くない「必ず取り替えす」という津川雅彦さんのポスターも、日本国内で貼るより北朝鮮で貼った方が意味はあるはずです。

情報提供なんか求めたって今さら信憑性の高い情報が来るわけがないでしょう。バカも大概にして欲しい。


■加藤支局長*58
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/10/post-4fed.html
 別に荒木が韓国検察を批判するのは構わないと思います。産経に批判的なメディア(例:朝日)でも「やり過ぎじゃないか」と言う批判はあるからです。俺個人は起訴は当然で産経の自業自得だと思いますが。
 ただし荒木の場合「オヤジの朴チョンヒは産経の世話になったのに、産経を刑事訴追するとは朴クネは恩知らずだ」と批判内容があまりにもとんちんかんなので呆れます。そういう話じゃないでしょうに。
 むしろ「産経にはオヤジが世話になったから配慮しなさい」なんて態度を何であれ、朴大統領がとったらそれこそ問題でしょうに。

産経新聞だけが韓国の味方だった

 正確には「朴チョンヒ軍事独裁政権の味方」ですね。韓国には朴批判派(例:金大中氏)もいたのだから。

その後産経の論調が特に変わったとは思えないのに、これだけ対応が変わったのは韓国の方が異次元(?)とも言える転換をしてしまった

 いやいや産経の論調は明らかに「アンチ韓国」に変わってると思いますよ。もちろんその背景には「韓国の民主化」「韓国の経済大国化」という「韓国の変化」があるでしょうけど。

 体制に何か起きて邦人救出が必要となったとき、もし韓国がまともな国であれば当然韓国との連携の上で対応しなければなりませんが、現状では相談もできないでしょう。そのとき、米国も韓国を完全に無視して、さらに中国を刺激するかもしれない状況で日本人の救出に立ち上がってくれるとは思えません。結局自分でやるしかないはずです。私がもう一つ代表をしている予備役ブルーリボンの会ではそのようなときのための情報分析を進めています

 ばかばかしいですね。居場所もわからないのに北朝鮮のどこから「邦人(拉致被害者)」を救出するのか。

朴正煕も泉下で加藤さんに「俺のときに韓国を擁護してくれた産経の支局長にこんなことをしてしまってすまんなあ」と思っているのではないか

 いや朴という人はもっとビジネスライクでしょう。朴と産経は「反北朝鮮」「反共」で野合していたに過ぎないでしょうから。


平壌で何か起きているのか
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/10/post-470f.html

 前のニュースで金日成について「元ソ連軍中尉金成柱」と書いたところ、「大尉ではないか」との御指摘をいただきました。確かにその通りで、自分でも普段大尉と書いているのになぜこのときだけ中尉にしたのかちょっと不思議です。できるだけ格下げしたいという気持ちの表れかもしれませんが、とにかく訂正します。

 おいおいですね。「できるだけ(注:北朝鮮金日成を)格下げしたいという気持ちの表れ」てそんなことを公言する人間にまともな北朝鮮分析ができるわけないでしょう。
 普通こんな言い訳をしないで「すみません、うろ覚えで書いたら間違えました、事前チェックを怠ったら駄目ですね」とでも言い訳するでしょうに何でこんな変な言い訳をするのか。

1990年代に入ると今度は親子関係が緊張しはじめ、その葛藤の中で金日成は死んでいきます。直接金正日が殺害を命じたとの話もありますが、真偽は不明です。前に黄ジャンヨプ・元労働党書記が来日した折、金日成の死因について聞いたことがあります。黄さんの答えは「誰にも分からない」というもの*59でした。閣僚級である労働党の書記が何も知らないはずがなく、少なくとも自然死*60ではなかった*61のでしょう。

 真偽は不明も何もまあ、「ほぼ100パー偽」でしょう。そんな事を言ってるのは荒木や萩原遼ら、「日本のアンチ北朝鮮ウヨ」ぐらいのもんです。そんな事を疑わせる証拠は何もないし、殺すことに何のメリットがあるのか。カーター訪朝後の米朝関係改善を考えれば金日成が生きていればさらなる米国高官訪朝やあるいは韓国高官訪朝も期待できたわけです。それが死去でおじゃんになった。金日成の年齢を考えれば病死で全くおかしくない。
 大体荒木らは金日成死去の時に「金正日は政府や党、軍を父親ほどには掌握していない」「だから崩壊が近づいた」と言っていたんですが(実際には勿論崩壊しませんでしたが)。
 「父親ほどには政府などを掌握していない男」がどうして「父親を殺す」のか。そんなことをしたら、部下が反旗を翻しかねません。そんなバカがどこにいるのか。それとも「崩壊しなかったこと」から「父親同様完全に政府などを掌握していたので父親が死去しても問題なかった」と考えを変えたというのか。
 しかしそれほど掌握していたら逆に殺すなんてリスキーなことをする必要はないでしょう。生きていても政権維持の障害になり得ないからです。まあ、そもそも荒木の言う「親子の対立」自体、その存在が怪しいのですが。

 もともと全くカリスマのない金正恩を後継者にしたのですから、統治がうまくいくはずはありません。その象徴が昨年の電撃的な張成沢*62処刑でしょう。

「カリスマがない」つうのは荒木の勝手な決めつけに過ぎませんし、カリスマがあろうがなかろうがそんな事とは関係なく反逆者は出るでしょうに。

いずれにしても不安定な状態は続きます。

 北朝鮮の三高官が訪韓したことを考えれば大変に安定していると見るべきでしょう。

北朝鮮の歴史は権力闘争と粛清の連続です。

 「権力闘争と粛清があること」は必ずしも「政権崩壊を意味しません」。たとえば「ナチスドイツ」「スターリン*63時代ソ連」「文革期中国」にも「レーム*64(暗殺)」「トロツキー*65(追放後、暗殺)」「劉少奇*66(党の要職から解任し迫害)」など、幹部の粛清はありましたが、だからといって「政権が不安定」だの「崩壊間近」だのいうこともなかったわけです。


■スリー・アミーゴズ*67
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/10/post-5d35.html

 「踊る大捜査線」も若干ネタとしては古くなりました*68が、突然韓国にやってきた黄炳瑞*69崔竜海*70・金養建*71の3人は何か滑稽で、あの3人を思い出しました。

 何がどう滑稽なんだかさっぱりわかりません。滑稽なのはとにかく北朝鮮を罵倒せずにはいられない荒木の方でしょう。その罵倒がまあ、それなりに筋のとおった物ならまだいいのですが今回のように根拠もあげずに滑稽呼ばわりしたりするんですから呆れます。むしろ「西岡、島田、荒木の救う会三人組」の方がよほど滑稽ですが。

中山恭子参議院議員が亡くなった黄ジャンヨプ・元労働党書記から「北朝鮮には戦略はないが、戦術は世界一です」と聞いたという話をされていましたが今回のも、どういう戦術かは別として戦略がないことだけは確かでしょう。

 この場合の「戦略」とは「大きな方針」で、「戦術」が「戦略に基づいたより細かい作戦」といったところでしょう。
 たとえば太平洋戦争においては「米国と戦争して勝つ」というのが戦略で、その戦略に基づいた個々の作戦(真珠湾攻撃ミッドウェー海戦など)が戦術になるわけです。
 やれやれですね。「戦略の是非」はともかく「戦略のない戦術」なんかあるわけもないでしょう。
 「戦術のない戦略」、つまり「細かい具体案のないおおざっぱな方針(無謀の極みですが)」だったらあるかもしれませんが。
 この場合の北朝鮮の戦略はたとえば、戦略「経済立て直しの為の外資*72導入*73」で大戦術が「南北関係改善」で、小戦術が「今回の訪韓」でしょう。
 ちなみに他にも戦略「経済立て直しの為の外資*74導入*75」、大戦術「日朝関係改善」、小戦術「安倍政権との交渉」なんかもあるでしょう。
 荒木らの場合だって「北朝鮮を打倒したいが、それをおおっぴらに言うと差し障りがあるので自分らの戦術は全て拉致解決のためと言おう」「でも本心は北朝鮮打倒だから拉致解決は妨害しよう」という戦略があって、その戦略に基づいて「拉致解決のためには経済制裁がベストと主張し、拉致解決を口実に北朝鮮打倒を目指す」「拉致妨害のために特定失踪者をでっち上げる」という戦術があるわけです。
 まあ、それはともかく「主体思想の生みの親でありながら、韓国に亡命し、その後は北朝鮮に敵対する活動をしていた」黄ジャンヨプという人が「戦術は世界一」と言ってるところが面白いですね。北朝鮮を罵倒するにしても「戦略も戦術もだめだめ」ではなく「戦術は世界一」なんだそうです。
 元朝労働党幹部として複雑な感情があったんでしょうか。
 まあ、それはともかく俺の考えを述べれば「戦術が世界一かどうかはともかく」、それなりに優れた戦術であるならば戦略もそれなりにまともと見なすのが普通の人でしょうに。

平壌で何か異変が起きているとの情報もあり

 異変て具体的に何なのか。まあ普通に考えて異変があれば、一時的とは言え最高幹部が三人も平壌を留守にしたりしないでしょう。つまりは異変なんてないって事です。

日本政府からは墓参事業から遺骨ビジネス、担当者の派遣に加えて今度は平壌駐在事務所の設置などという話まで出てきています。いつのまにか北朝鮮が何十年も拉致を続け、多数の日本人を拉致している国だということすら忘れられてしまったようです。

 別に忘れてはいませんが。荒木曰く「交渉すると北朝鮮の拉致を忘れたことになる」ようです。 それ「交渉否定論」「北朝鮮打倒論」と同義の訳ですが、そんな事は現実的でないし、そんなことをしたら、かの国に拉致被害者がまだいるとしての話ですが、拉致被害者が戦乱に巻き込まれて死ぬことにもなりかねません。
 いや拉致被害者がいないとしても「ウンギョンさんや寺越武志さん、いわゆる日本人妻」の生命が危険にさらされます。武志さんのお母さんは当然ながら「息子の命を危機にさらす暴言を吐く」荒木一味とは完全に袂を分かってるわけですが、未だに「孫の命を危険にさらす暴言を吐く」荒木一味について行く横田夫妻は理解ができません。

 まあ韓国も突然*76北朝鮮からやってきた「スリー・アミーゴズ」に何の目的で来たのかも分からずに*77統一相*78まで会った(大統領も会おうとした*79)のですし、米国も昔は大統領が行こうとした*80のですからどの国もドングリの背比べと言えないこともありまえせん*81が。

 日本だけでなく、韓国や米国にまで悪態つく荒木です。しかし韓国や米国の態度は至極当然でしょう。荒木のような北朝鮮打倒論なんて非常識ができるわけもない。荒木が悪態ついたって何がどうなるわけでもない。特に米国は今「イスラム国問題」「ウクライナ問題」という難題を抱えています。交渉路線ならまだしも荒木のような打倒路線なんかできるわけないでしょう。

 今の日本政府のやり方では問題解決の道が遠ざかるだけです。伊原(注:アジア大洋州局長)局長の顔が神田湾岸署長とダブるような気すらしてきます。 

 むしろ解決の道は近づいてると思いますね。荒木が勝手にほざいてもまさに「犬が吠えても歴史は進む」でしょう。

*1:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相を経て大統領

*2:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て国家主席、党総書記、国家中央軍事委員会主席、党中央軍事委員会主席

*3:何を根拠に荒木が「無意味」というのかはわかりません。

*4:小生は歴史に無知なので実際に海軍がミッドウェーの大敗を国民どころか政府にまで隠そうとしてたか知りませんが

*5:実際それが正しかったわけですが

*6:根拠レスで金正日金日成が対立してたと妄想し、正日による日成暗殺説まで唱えるバカが荒木です

*7:荒木ですらブッシュは戦争できなかったと見ているようです。

*8:小泉内閣文科副大臣、第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相を歴任

*9:第一次安倍内閣総務相

*10:宮沢経産相政治資金収支報告書にSMバーの領収書が入っていたという話。しかし「皮製のムチ」ならまだしも「フンドシ」でSMを連想する荒木も相当変わってると思いますね。

*11:はっきりと「軍の投入なんてリスキーすぎてできない」と言うべきでしょうが荒木が怖くて言えないんでしょうか。米軍だって投入できるわけないでしょう。情けない話です。とはいえ「確かに自衛隊を出すべきだと思います」とは言わなかった点は評価出来ます。

*12:冗談も大概にして欲しいですね。最後ってのは「一体いつが最後」なのか。

*13:誰なんですかね。「安倍首相」「岸田外相」など具体的な名前を荒木が出さないのは何故なのか。

*14:村山内閣科学技術庁長官、野田内閣文科相など歴任

*15:海部内閣環境庁長官官房長官、宮沢内閣文相など歴任

*16:元文科官僚。文化庁長官、国立西洋美術館館長、新国立劇場運営財団理事長など文教関係の要職を歴任。

*17:元女優。女性初の参院議長(なお女性初の衆院議長は社会党委員長、社民党党首を務めた土井たか子氏)。

*18:極論すれば動機が邪道でも「拉致問題であれ女性の社会進出であれ」成果が出れば俺は安倍をそれなりに評価しますよ(女性の活躍は成果が出るか疑問に思ってますが)。アベノミクスだって成果が出れば評価するのは何ら躊躇はない(アベノミクスに成果は出てないと思うから評価しないだけです)。是々非々ですよ、そんなのは。極右の安倍だからって政治的言動を全否定する気はない。もちろん靖国参拝河野談話否定論、特定秘密保護法などといった極右政策は批判しますが。

*19:拉致被害者帰国という成果が出たのに「小泉外交の善し悪しは別として」という荒木には心底呆れます。

*20:第1次安倍内閣外務大臣政務官福田内閣国交副大臣、第2次安倍内閣経産副大臣など歴任

*21:第1次安倍内閣文科大臣政務官麻生内閣少子化等担当相、第2次安倍内閣財務副大臣衆院文科委員長など歴任。大臣経験者・小渕が「財務副大臣」になるのだから「是非はともかく」自民党内において「少子化担当相」とはその程度のポストなんでしょう。

*22:第1次安倍、福田、第2次安倍内閣防衛副大臣衆院安全保障委員長など歴任

*23:第1次安倍内閣沖縄・北方等担当相、自民党政務調査会長(第2次安倍総裁時代)など歴任

*24:第1次安倍内閣首相補佐官教育再生担当)、教育再生会議事務局長

*25:第2次安倍内閣で行革担当相

*26:家族の気持ちを考えると商品呼ばわりしていいのか非常に疑問ですね。つうか荒木以外が商品って言ったら家族は怒るんじゃないの?

*27:吉田内閣建設相、岸内閣蔵相、池田内閣通産相などを経て首相

*28:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*29:内閣官房長官、池田内閣通産相、佐藤内閣外相、自民党副総裁(田中総裁時代)など歴任

*30:遺骨回収を希望する残留邦人のご遺族にとってこうした荒木の発言は侮辱でしかないでしょう

*31:荒木のこうした主張の方こそ北朝鮮に対する為にする悪口雑言であって何の根拠もないわけですが。

*32:駐米公使、アジア大洋州局長、インド大使、外務審議官(政務担当)などを経て外務事務次官

*33:駐米公使、ロサンゼルス総領事、北米局長などを経てアジア大洋州局長

*34:兄か弟か、兄弟両方かはともかく

*35:巣くう会のこと

*36:いや俺には全然分かりませんね。

*37:それ外務省より巣くう会がいつもやってることじゃないのか?

*38:何度も書いててうんざりしてますが「偽造疑惑」ならまだしも「偽造事件」と確定的事実であるかのように書ける荒木は尋常ではありません。そもそも「鑑定が誤鑑定」という保障も「誤鑑定だとしてそれは過失ではなく故意の偽造である」という保障もどこにもないわけです。

*39:日弁連と巣くう会、家族は法的問題はないとしていますが政府、警察は「ある」としているわけです。

*40:建前では家族会の除名ですが巣くう会がその裏で暗躍してたことは言うまでもないでしょう。つうか除名前から一部の巣くう会会員はブログに公然と蓮池氏を敵視する文章をアップするなど、していたわけです。

*41:荒木の言う通常兵器には「生物兵器(病原菌)や化学兵器(毒ガス)」は含まれてるんでしょうか。どうなんでしょうか。

*42:ミサイルが日本めがけて飛んできたら「核・生物・化学兵器登載でなくても」恐ろしいことになると思いますけどね(特に原発とかガスタンク、オイルタンクとかに直撃して放射能漏れ事故や大規模火災が発生すれば)。荒木の言うように「効果がない」なんてことはないでしょう。MDで打ち落とせる保障もないですし。

*43:荒木の場合「北朝鮮なんてたいしたことねえんだから外務官僚は訪朝しなくていい」といいたいが為の「為にする発言」ですがまあ、この認識について言えば間違いではないと思います。

*44:荒木は勝手に在日の方々をスパイ扱いしてるんでしょうが。

*45:具体的にはロシア(日露戦争)、ドイツ(第一次大戦)、中国(日中戦争)、英米(太平洋戦争)など

*46:要するにウヨとして日中戦争、太平洋戦争を侵略戦争とは認めたくないというふざけた話です。

*47:押し返されたのは世界最強の米軍が介入したからで、介入しなければ北朝鮮が勝利した可能性があること(当時の韓国軍はそんなに強くありません)、別に北朝鮮が弱国でなくても米軍相手に勝利なんかそうそうできるもんじゃないという常識が荒木にはないようです。

*48:そう言う意味では下手にタカ派政策はできないわけです。もちろん北朝鮮の反発はかなりの部分「いわゆるチキンゲーム」「瀬戸際外交」でしょうが、「チキンゲームが本当の戦争に移行しない保障はない」のだから「所詮チキンゲームだ」となめてかかるまねはすべきでないでしょう。

*49:10月10日

*50:朝鮮労働党組織指導部第一副部長を経て現在、国防委員会副委員長、朝鮮人民軍総政治局長

*51:元国防副委員長、元朝鮮人民軍総政治局長。現在、国家体育指導委員会委員長、朝鮮労働党書記。国防副委員長、朝鮮人民軍総政治局長の辞任については「失脚説」と「病気辞任説」がある。

*52:朝鮮労働党統一戦線部

*53:肥満してるので下手に動くと足腰を痛めるという引退直前の小錦みたいな笑えない話のようです。

*54:オバマ氏のこと

*55:朴クネ氏のこと

*56:習近平氏のこと

*57:誰も「拝聴」などといってないのにわざわざ拝聴と書くところが荒木らしいゲスさです。

*58:起訴時は前支局長

*59:単に「他殺説の荒木」に調子を合わせただけでしょう。まあ、「死亡現場にいなかったので私には分からない」と言う意味でなら、一応、間違いではないのでしょうが

*60:病死のこと

*61:とはいえ荒木は自殺だの事故死だの言わないのでしょうし、他殺となると犯人は金正日一択なのでしょうから言ってる事は「金正日の犯行説」と同じです。

*62:失脚当時、国防副委員長、朝鮮労働党行政部長

*63:ソ連共産党書記長

*64:突撃隊幕僚長

*65:外相、国防相を歴任

*66:国家主席

*67:踊る大捜査線』の登場人物である神田総一朗署長(北村総一朗)、秋山晴海副署長(斉藤暁)、袴田健吾刑事課長(小野武彦)のニックネーム。なお、映画『踊る大捜査線 THE FINAL』では神田、秋山は定年退官し、袴田が副署長に昇進している。

*68:「その後、単発のスペシャルドラマや映画が何度か作られたとは言え」ドラマが放送されたのが今から17年前の1997年ですから確かに古いです。なお、スペシャルドラマ『踊る大捜査線 THE LAST TV』、映画『踊る大捜査線 THE FINAL』(2012年)でシリーズは終了しました。

*69:朝鮮労働党組織指導部第一副部長を経て現在、国防委員会副委員長、朝鮮人民軍総政治局長

*70:元国防副委員長、元朝鮮人民軍総政治局長。現在、国家体育指導委員会委員長、朝鮮労働党書記。国防副委員長、朝鮮人民軍総政治局長の辞任については「失脚説」と「病気辞任説」がある。

*71:朝鮮労働党統一戦線部

*72:この場合は韓国資本

*73:まあ他にも目的はあると思いますが

*74:この場合は日本資本

*75:まあ他にも目的はあると思いますが

*76:もちろん事前に南北間の交渉があったことは間違いないでしょう。「相手が会うか分からないのに」訪韓するほど北朝鮮もバカじゃないでしょう。単に「その交渉が表に出てなかったので」部外者には突然に見えるだけです。

*77:もちろんそんなことはあるわけないでしょう。何の目的かは事前に把握されてるわけです。でなきゃ会うわけがない。

*78:荒木は何故か触れませんが国家安保室長(前国防相)もあったそうです。

*79:ただし北朝鮮側が「朴大統領と会う用意がない」として拒絶したというのがメディア報道です。

*80:いつの誰のことなんですかね?。カーター元大統領やクリントン元大統領が訪朝したことはあっても大統領訪朝なんて話は未だかつてないと思いますが。

*81:原文のまま。よほど興奮してるのか荒木の文章がおかしくなっています