■「日本は遺憾の意さえ示さない」 中国女優が映画祭で批判
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140907/chn14090716150003-n1.htm
安倍が「靖国参拝」「A級戦犯(昭和殉難者)に追悼メッセージ」「NHK経営委員・百田の南京事件否定論暴言を容認」「河野談話見直し論を公言」などと無茶苦茶な事やってれば「日本は謝罪や反省どころか遺憾の意すら、『個人的見解』と言い抜けが出来る、河野官房長官談話や村山首相談話などとしては出しても政府の見解としては出してないんじゃないのか?」などと言われるのも仕方ないでしょう。ちなみにこういう批判が出たのは、日本から映画祭に出展された「旧日本軍のフィリピン戦を描いた」映画「野火」(大岡昇平原作)に関連してのようです。
「野火は評価する」と彼女が言ってるのは「あくまでも問題にしてるのは政権与党自民の態度で個々の日本人に平和主義者がいることは知ってるし、評価もする」ということでしょう。
■旭日旗のTシャツで騒ぎ 中国の登山大会で
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140907/chn14090710010002-n1.htm
これは「記事が事実なら」誰が考えても「故意の挑発行為」以外何物でもないですね。何を目的に挑発したのかさっぱりわかりませんけど。
「いやー、旭日旗と大日本帝国海軍て描いてあるシャツを着てくと、こんな騒ぎになると思いませんでした」なんてバカがいるとも思えない。ハーケンクロイツ(鍵十字)と「ヒトラー*1顔写真」の描いてあるTシャツでイスラエルに入国しようとするくらいバカでしょ。
そんなもんわざわざ着ていく方が悪い。
■【書評】楊海英*2・静岡大学教授が読む『1968 パリに吹いた「東風」 フランス知識人と文化大革命』
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140907/bks14090711390009-n1.htm
まあ、「文革で多くの内モンゴル人が粛清された!」と悲憤慷慨してる楊氏らしい書評だとは思います。出来ればこういう書評は産経以外でやって欲しかったんですけどね。今時「文革批判が産経以外ではタブー」なんてこともないでしょうし、産経が楊氏に近づく理由って「楊氏のペマ・ギャルポ化(内モンゴル問題で中国を糞味噌に言ってもらう)*3」狙いての見え透いてますし。まあそういう産経の「楊氏に唾つけて反中国右翼陣営に何とか取り込もうとするしつこさ、執念、熱意」だけはある意味「すごい」のかもしれません。
楊氏の文革への否定的認識は改めてよく分かりますが、本の内容については読まないと何とも言えませんね。まあ大抵の書評ってそんなもんですけど。