今日のMSN産経ニュース(9/14分)

■【おっぱいのチカラ(2)】乳腺炎、発熱、乳房切開手術…トラブル続き 各地に相談窓口「あきらめないで」
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140914/wlf14091418000013-n1.htm

「産後2週間から、トラブルの連続でした」。10カ月の長男を母乳で育てる京都市右京区の森島裕美さん(34)はおだやかな表情で、そう振り返った。
 出産前から母乳で育てたいと思っていた。しかし出産の2週間後、乳腺炎に。
(中略)
 その後も乳腺が詰まるなどのトラブルが絶えず、全国約310カ所ある桶谷式母乳育児相談室の一つ、長尾助産院(京都府向日市)に連日通って手技と呼ばれるマッサージと食事指導を受けた。
 少しずつ母乳育児が軌道に乗り始めたのは生後4カ月を過ぎてからだ。今でも乳腺が詰まらないよう、食べるのは粗食の和食でおやつはふかし芋。「母乳があげられるのは今だけ」とストイックな生活を受け入れている。
(中略)
 母親の疲労度や子供の体調にも左右されるが、母乳トラブルで来院する人の多くは、カレーやハンバーグ、ピザなど油分の多い食事をしている傾向にあるため、和食*1を奨励。また、母親が常に元気な状態でいられるよう早寝早起きを勧め、午後10時から午前3時までの睡眠の重要性を伝える。

まあ、まともな母乳育児推進団体もあるんでしょうがこれは「どうなのかなあ?」て感じですね。
残念ながら専門家でないので批判出来ませんが「何でそんなに和食おしなの?、マクロビ?」て感じですね。
医師など、専門家の適切な批評でもあるとありがたいところです。


参考

■桶谷式乳房管理法(ウィキペ参照)
 桶谷そとみ(1913年2月8日〜2004年1月6日)により創始された独自の乳房マッサージ法のこと。なお本法においては、マッサージ自体を手技と呼称している。
 本法における手技は、まずなにより「痛くないこと」を特徴とすると言われる。そのうえで「母乳がよく出る」ようになることを目指すため、実際には、乳房ケアのほかに母親の食事内容や授乳に対する指導などにより乳質の管理を徹底して行い、授乳から断乳にいたる母乳育児全体を援助する。
■来歴
 本法は、助産師であった桶谷そとみが第二次世界大戦中に旧満州(現在の中国東北部)に開いた助産院で考え出した母乳を出す方法を基礎としており、戦後、富山県高岡市で開業しながら、それまでの体験などを交えて体系化したものである。後に全国からその手技を学びたいという助産師が多く集まるようになったため、1980年4月、桶谷式乳房治療手技研鑽会を作り(これは1981年に桶谷式乳房管理法研鑽会と改称)、研修センターを併設し後進の指導を始めた。しかしその後、家族と弟子らとの本法に対する継承権の問題などをめぐり、研修センターが分裂。現在では、桶谷式母乳育児相談室(東京・恵比寿、http://www.oketani-rso.com/)と桶谷式乳房管理法研鑽会(東京・早稲田、http://www.oketani-kensankai.jp/)とに分かれて、それぞれ研修センターを設けて、研修・指導を行っている。

*1:「油分を減らすこと」の是非はともかく「油分を減らすこと=和食」でもないと思いますけどね