■「北朝鮮非難に賛成せず」友好関係・ウガンダ高官の言い分
http://www.sankei.com/world/news/141115/wor1411150037-n1.html
ムセベニ政権は欧米と良好な関係を築く一方、北朝鮮から戦車の技術指導や警察官への格闘技訓練などの支援を長年受けてきた。
まあ、経済的に世話になってれば「賛成しないで反対するか、棄権する」て話になるでしょうね。
しかし「欧米と良好な関係を築く一方北朝鮮ともつきあいがある」てのはすごいですね。外交上手と呼ぶべきでしょうか。まあ、遠く離れたウガンダと友好関係築いた北朝鮮も「外交上手」なんでしょうけど。
■【主張】ＡＳＥＡＮ 対中結束を日米が支えよ
http://www.sankei.com/column/news/141115/clm1411150002-n1.html
中国はインフラ整備への資金援助などで（注：領土問題で対立する）ASEAN諸国*1の懐柔を進めている。最も鋭く対立していたフィリピンとも直前に首脳同士が会い、「意見の不一致がある問題」の処理で「いくつかの共通認識」ができたとされる。
まあ、「やれやれ」ですね。
領土問題が双方の合意で解決するなら悪いことではない。あるいは「領土問題は解決せずとも」、経済交流がそれとは別途進む事も悪いことではない。
「中国に丸め込まれるな」と部外者が口出して「俺がバックアップ（経済支援？）するから中国と闘え」て煽るのも変な話です。しかしその変な話を社説にするのが産経です。
