今日の産経ニュース(12/6分)(追記・訂正あり)その2

■【衆院選2014】84歳・共産の不破元議長、9年ぶりに街頭へ 比例票上積みへ「出陣」
http://www.sankei.com/politics/news/141206/plt1412060032-n1.html
 不破さんももうそんな年齢なんだなあと感慨深いですね。もはや「半ばご隠居」の「お目付役」「相談役」であって「ここぞと言うときにだけ活動」ということでしょう。まあ、それでいいと思います。
 「書記局長(副社長)→委員長(社長)→議長(会長)」の次が「常任幹部会委員(平取締役)&党附属社会科学研究所所長」てのは部外者にはよくわかりませんが、「一応現役でばりばりやる気だ、平取締役で結構(不破)→でもそれじゃ格好がつかないから所長もつけましょう(志位)」て話なんでしょうか。


■【九州から原発が消えてよいのか?】第9部(4)シェール革命〝住商ショック〟 シェールガス原発は不要と煽った反原発団体の〝まやかし〟
http://www.sankei.com/premium/news/141206/prm1412060023-n1.html
 ブクマもつけましたけど産経らしいトンデモ記事ですね。
 先ず第一にシェールガス(要するに今まで掘れなかったが技術革新で掘れるようになった石油や天然ガスですが)はCO2を出すので全ての脱原発派が推奨してるわけではない。「ウランよりも安いし、当面枯渇の恐れもない」「原発事故の危険性や放射性廃棄物廃炉の問題がある原発ほど火力発電は危険ではない」としてシェールガスをプッシュする脱原発派もいると言うだけです。むしろいわゆるエコエネルギー(太陽光、地熱、風力、潮力など)*1を推奨する脱原発派の方が日本的にも世界的にも多いのではないか。
 第二に住友商事シェールガス事業進出の決定なり失敗なりには脱原発派は関係ない。そもそも事業決定は「日本で脱原発運動が盛んになる福島原発事故前」なんですから。
 第三にシェールガスビジネス自体はやはり将来、有望な事業だと思います。ただ「残念ながら素人が手を出しても簡単にウハウハ儲かるほど楽な事業ではなかった」と言うだけの話です。


■【日本の議論】「病院は金のためなら平気で子宮を奪う*2」異端医師・近藤誠氏*3の週刊誌記事に「産科婦人科学会」怒り心頭
http://www.sankei.com/premium/news/141206/prm1412060011-n1.html
 ブクマもつけましたがこっちにも書きます。
 あのデマ記事常習の産経とは思えないほど、産経が珍しく良記事です。
1)「近藤を褒めるマスゴミ(文春、小学館ビッグコミック*4など)ともめたくないのか」、はっきりと近藤と「近藤を持ち上げるマスゴミ」を滅多切りにしてないところ、
2)学問的突っ込みがぬるいように思われるところ
は残念ですが記事のトーンとしては明らかに近藤に批判的です。

 「週刊誌がひどい」とのタイトルのブログでこの記事に反論したのは、女性産婦人科医の立場から、女性の性についてテレビや雑誌で啓発をしている宋美玄氏*5

 宋氏のブログ記事については
アメーバブログ『週刊誌がひどい』
http://ameblo.jp/son-mihyon/entry-11945527870.html
■ブロゴス『週刊誌がひどい』
http://blogos.com/article/97938/
をお読みいただければ内容が分かります。
 なお、宋氏が批判してるのはFLASH近藤記事だけでなく、週刊ポスト

産婦人科医の久保田医師が早期母子接触(俗に言うカンガルーケア)と完全母乳のせいで発達障害が増えていると言っているもの*6

も批判しています。小生、この問題に全く無知など素人なので間違ってる物言いかも知れませんが、要するに宋氏がいいたいことは
1)カンガルーケアや完全母乳については批判があるが
2)それらを発達障害の根拠とすることには何の根拠もなく発達障害への適切な理解や対応を阻害するし「カンガルーケアや完全母乳」への批判としても当然ながら間違ってる
つうことでしょう。

 近藤氏は記事で、定期接種となったものの積極的な勧奨が止まっている*7子宮頸がんワクチンにも言及。「(ワクチンで防げる型の)ウイルス感染率は0・7%に過ぎず、その後に前がん状態になるのは1万人に7人」と計算し、多くの人に効果がないことから接種すべきでないと主張した。
 これに対して、厚生労働省の担当者は「0・7%という数字はある一時点の感染率の話。その後に感染した人は考慮されておらず、また、一度ウイルスが排出されたとしても再感染する場合もある。そのため、生涯感染リスクで計算しないと意味がない」と話す。
 ワクチンの効果を測るには、子宮頸がんになる確率から逆算していくやり方で計算できる。一生のうちに子宮頸がんにかかる確率は83人に1人とされ、そのうちの50〜70%はワクチンで防げる型のウイルスが原因とされるので、100人にワクチンを接種すれば、そのうち0・5人くらいが子宮頸がんにかかることから免れるというのが厚労省の見解だ。

 厚労省としてもわざわざ近藤批判を自分からはしないが産経のようなメディアに聞かれればそれなりに近藤批判すると言う事です。

こうした批判の声に対し、近藤氏はどう答えるのか。産経新聞の取材に対し、近藤氏は「関心をもっていただき、ありがとうございます。光栄です。ただ、現在、某誌に木村氏*8との対談を持ちかけようと考えておりますので、現時点でコメントすることは控えさせていただきます」とメールで回答を寄せた。

 言ってる意味がさっぱりわからないですね。対談企画とコメントしないことと何の関係があるのか。
 「現時点では」てじゃあいつの時点ならコメントするのか。逃げてる以外の何物でもないでしょう。

 学会関係者によると、近藤氏の記事については学会内部でも「あまりにもひどすぎる」「正式に抗議すべし」との意見が出ていたという。しかし「『FLASH』という雑誌は若い女性が読む雑誌ではない」との意見が出て、抗議は見送ったという。
 普段はこうした雑誌を読んでいない女性も電車の中づり広告などを見るのではないか、との意見もあったが、「抗議をすると、近藤先生の主張が再び脚光を浴びてしまう」(関係者)との理由で見送られた。「医学論争をするとしても、論争となれば相手の主張と自分たちの主張が五分五分で取り上げられることになる。それは相手を利するだけと考えたのです」(関係者)。

 まあ、この学会関係者の気持ちは分かります。
 この近藤の件に限らず「ホロコースト肯定派と批判派」「南京事件肯定派と否定派」「ホメオパシー肯定派と批判派」など「その他のエセ科学歴史修正主義」相手でも、まともな議論が成り立つわけないのと同じです。本来ならそんな暴論は無視したい。
 下手に議論すると相手は「あいつらは俺を無視できないから反論したんだ、俺の意見に一理あることの証明だ」と言い出しかねない。「無視できないから」つうのは正しいですが、別に一理あるから反論したワケじゃない。その暴論を信じるバカがあまりにも多くなって弊害が出てきたから「無視できない」だけです。
 まあ、「お前みたいなバカ相手できるか」と言う態度を取ったら取ったでこういう輩は「反論出来ないから無視したんだ」と言い出すんですが。
 「FLASHなんてオヤジ向けスキャンダル雑誌で世間にまともに相手されてないし大体若い女性は読まないし」つうのもその通り。
 ただこういうのを学会は果たして放置していいのか。むしろ「近藤撲滅」を掲げ滅多滅多にしてやるべきではないのか。
 今、何をとち狂ったか、近藤監修で小学館ビッグコミック」が連載漫画『医者を見たら死神と思え』始めてますし、
・『がん放置療法のすすめ:患者150人の証言』(2012年、文春新書)
・『抗がん剤だけはやめなさい』(2013年、文春文庫)
・『これでもがん治療を続けますか』(2014年、文春新書)
・『近藤先生、「がんは放置」で本当にいいんですか?』(2014年、光文社新書)
・『「がん治療」のウソ』(共著、2014年、宝島社新書)
・『何度でも言う がんとは決して闘うな』(2015年、文春文庫)
と大手出版社(主として『患者よ、がんと闘うな』(1996年)で近藤を売り出し2012年には「がん治療に一石を投じた」と言う理由で菊池寛賞*9まで授与した文春)から複数本も出してるわけです。
 「一時期の近藤ブーム」に比べれば「忘れられた存在」ですが「反論したら再び脚光を浴びてしまう」というほど、近藤は「オワコンになった」わけでは残念ながらない。
 いまだ無視していい存在ではないでしょう。
 なお、ウィキペ「近藤誠」には近藤批判書籍として
 NATROM*10著『「ニセ医学」に騙されないために 危険な反医療論や治療法、健康法から身を守る!』(2014年、メタモル出版)が
近藤批判記事として
週刊文春*11Web:長尾和宏*12「近藤誠先生、あなたの“犠牲者”が出ています」http://shukan.bunshun.jp/articles/-/3496
が紹介されています。
 またNATROM氏の近藤批判エントリも紹介しておきましょう。
NATROMの日記
■『近藤誠氏による乳がんの生存曲線のインチキを解説してみる』
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20140716
 なお、小生が自動トラバ飛ばしたせいか、NATROM氏はこの産経記事に

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.sankei.com/premium/news/141206/prm1412060011-n1.html
 産経ニュース。「FLASH」に掲載された近藤誠氏の子宮頸がんの記事(医学的には間違っている)に対して、宋美玄先生や木村正教授が反論したことを紹介した記事。近藤誠氏にもコメントを取りにいっている。

とブクマしています。まあ、それなりに産経記事を評価してるのでしょうね(あくまでも「それなりに」、ですが)
 NATROM氏のようなプロ(医者)の眼から見れば記事に不十分なところはあるでしょうが「宋氏、木村氏の近藤批判」を紹介したこの記事のトーンは一応近藤批判ですし、近藤を批判するどころか持ち上げてるメディア(文春、小学館ビッグコミックなど)が未だある以上、この産経記事は「評価せざるを得ない」ですよね。

前述の宋氏は、ブログをこう締めくくった。
 「もう一度、雑誌に関わる人たちには目先の部数よりも、出版物の社会的使命とは何かを問い直してほしいです」

 まあ宋氏の言葉は、近藤に限らず嫌韓国デマ本とか他のデマ本でも成立する批判の言葉ですね。そう言う意味では産経へのブーメランでもあります。

【追記】

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.sankei.com/premium/news/141206/prm1412060011-n1.html
seachikin
 産婦人科学会も議題たくさんあるでしょうし忙しい産科医が集まってるのにくだらないことに時間使ってほんと大変だね。
Dicer
 「金のためなら平気で」患者の命を奪う、は近藤氏の方だろう。/近藤氏がここまで悪質なデマをまき散らすに至った経緯は何だ? 金・名声目的か、教祖願望か、日本の腐った医療界を正すという「善意」か。
Sarutani
 そこまで言うなら検診や予後治療を含めた時間と労力のコストを差っ引いてもガン手術で病院が儲かるかの試算くらい出せと思うけど、どうせ具体的な根拠も出さずに対談(笑)で煙に巻くんだろうな。
machida77
 医療否定のでまかせを扱うFLASHの反応がろくでもない。
tikani_nemuru_M
 人殺し記事を書いて近藤誠はいったいいくら儲けたのだろう?
edo04
 (注:河野談話否定論、南京事件否定論を唱える)産経や読売などの歴史否認主義者と戦うときに、この「産婦人科学会」がいう五分五分に主張が取り上げられるという悲しい事態になることが多いんだよね。
IkaMaru
 さすがの産経もこいつを持ち上げる気にはならんか。魅力的な詐欺師と言うには、あまりに危険な臭いが強すぎるものね
ublftbo
“しかし「『FLASH』という雑誌は若い女性が読む雑誌ではない」との意見が出て、抗議は見送ったという。” 取り返しのつかないことになりかねない。病気の予防と同じく誤った情報の流布の予防も早くしないと。
wacking
 抗議どころか告訴してもいいんじゃないかとさえ思うけどね。
hokuto-hei
 マトモな医者ならこういう反応になるのだろうな。
『もう一度、雑誌に関わる人たちには目先の部数よりも、出版物の社会的使命とは何かを問い直してほしいです』

 全く同感ですね。

stratos1976
「某誌に木村氏との対談を持ちかけようと考えておりますので、現時点でコメントすることは控えさせていただきます」=金にならない反論(新聞インタビュー&論文発表)はしないと

 なるほど、そういうことですか。でもそれ無責任だよなあ。


■【主張】衆院選と外交 中国は論点にならぬのか
http://www.sankei.com/column/news/141206/clm1412060002-n1.html
 もちろん産経の言う論点とは「日中友好」ではなく「打倒中国」です。そんなモン論点にすべきでもないし、できるわけもない。
 なお日中友好だったら産経がこの社説で次のように書くように

 (注:選挙公約で)民主党は「近隣諸国との信頼醸成と関係改善*13」を進める。公明党は「日本独自の平和外交」の中で中韓との関係改善*14を真っ先に挙げた。

わけですし、「近隣諸国と関係を損なう靖国参拝反対」「平和的な尖閣問題解決を目指す」という形で共産党社民党なども同様の主張をしてると思いますがそんなのは産経のご希望じゃないわけです。

中国はアジアインフラ投資銀行の設立を仕掛けるなど、米欧主導の国際金融秩序に対抗して、経済覇権を求める動きも強めている。

これについて外交評論家で「元外務官僚、元大学教授」の浅井基文氏*15などは
エントリ『「終戦」70周年を前にして思うこと』
http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2014/655.html

「米欧主導の体制と違う体制を構築しようとすることは批判すべき事なのか」
「1980〜1990年代のマハティール構想、いわゆる東アジア経済協議体 (EAEC) 構想と似たようなモンじゃないのか」
「アジアの秩序はアジア人が作る*16という考えそれ自体はむしろ評価すべきじゃないか。日本も中国の政治構想にコミットして日本に望ましい方向に持っていく*17なり、中国の構想が気に入らないならそれに対抗して日本版の『アジア新秩序構想*18』を構築していく*19なりしたらどうなのか、米国の金魚の糞でいつまでもいいのか」
覇権主義というなら世界中で戦争してるアメリカとそれを容認するEUや日本の方が中国寄りよほど覇権主義で危険じゃないのか」
としています。
 俺も同感です。浅井氏はちょっと中国への見方が甘いかな*20という気がしないでもないのですがそれでも「中国の政治構想力を評価する」というのは正論だと思います。
 浅井氏曰く「1990年代の中国はまだ経済弱国だった」。まあ、そうでしょう。
 「天安門事件からまだ間もないので欧米にあれこれ言いにくかった」。これまたそうでしょう。
 「ただし1990年から20年経って、中国は経済大国になり天安門事件の衝撃も薄れてきた」。これまたそうでしょう。
 「欧米の路線が中国の国益に合致するか疑問であるように次第に思われてきた。中国は経済大国なんだからあれこれ言ってもいいんじゃないかと思えてきた」。これまたそうでしょう。
 「一方、アフガン戦争、イラク戦争の泥沼化で欧米の権威は大きく失われ、中国が物をいいやすくなった。中国も『あいつら人権とか抜かしてるけど口から出任せジャン』と思うようになった」これまたそうでしょう。でこうした状況を背景に中国はある種の政治攻勢に出てるわけです。その場合、東南アジア*21BRICS諸国(ブラジル、インド、ロシア、南アフリカ*22と他国を巻き込み、自国だけの主張にしないところが中国はなかなかの外交上手です。これらの構想の成功の是非に関係なく「日本に同じ事ができるか」と思うと浅井氏同様、暗い気持ちになります。
 これだけの成果を果たして日本外交は生んでいるのか。
 さて浅井氏は他にもいろいろ言っておられ小生も共感しますので一つだけ紹介しておきましょう。
「日中間に戦争は起こりえない。ギリシャという小国の経済危機さえ世界経済(ひいては日本や中国の経済)にダメージを与えたのにどうしてそれを上回るダメージをもたらすであろう日中戦争など起こせるか」
 まあそのとおりです。不幸にして尖閣で局地戦はもしかしたら起こるかも知れない(それすら起こらないと浅井氏は言います。俺もそう思いますしおこしてはいけませんが)
 ただ局地戦が起こってもそれが大戦争になることはないであろうと。その通りでしょう。

*1:もちろん産経はこれらエコエネルギーも否定し「原発万歳」のわけですが。正直原発の危険性(原発事故や廃炉問題、放射性廃棄物問題)を考えたらエコエネルギーやシェールガスの方が原発よりずっとマシでしょう。

*2:ちなみに「カネと歪んだ愛国心のためなら」、「平気で」『対馬が危ない』などのデマ記事を書くのが産経です。なお、近藤については「お前の方こそカネのためデマってるんじゃねえのか(怒)」と言いたいですね。

*3:個人サイト(http://www.kondo-makoto.com/

*4:当初何を勘違いしていたのか「ビッグコミックスピリッツ」と書いてしまいましたが「スピリッツなし」の「ビッグコミック」ですね。お詫びして訂正します。ビッグコミックとは「ゴルゴ13」「総務部総務課山口六平太」が長期連載されてるオヤジ向け雑誌です(注:当初「釣りバカ日誌」が連載されてると間違った事を書きましたが、コメ欄でご指摘いただいたので訂正しました。)。

*5:著書『内診台から覗いた高齢出産の真実』(2013年、中公新書ラクレ)など

*6:久保田史郎『「カンガルーケア」と「完全母乳」で赤ちゃんが危ない』(2014年、小学館)のパブ記事のようです

*7:副反応による問題が発生しておりそれについて今厚労省の審議会で確か検討中だからです。

*8:近藤批判派として産経記事に名前が出ている日本産科婦人科学会常務理事で大阪大医学部産婦人科の木村正教授

*9:文春系列の「公益財団法人日本文学振興会」が様々な文化分野で活躍した人、団体に与える賞。菊池寛は文春の創業者。なお、芥川賞直木賞の実施主体も「公益財団法人日本文学振興会」。

*10:もちろんペンネーム。「NATROMの日記」(http://d.hatena.ne.jp/NATROM/)のサイト主

*11:記事自体はまともだと思いますが未だに近藤本を売ってる文春がこんな記事を載せるのはマッチポンプもいいところです。もちろんそれは文春の問題であって長尾氏の問題ではありませんが。

*12:長尾クリニック院長(ご本人の個人サイト曰く「尼崎の町医者」)。著書『「医療否定本」に殺されないための48の真実』(2013年、扶桑社)など。個人サイト(http://www.drnagao.com/)。

*13:靖国参拝し中国脅威論を声高に叫ぶ安倍の方が何倍も酷いけど、野田政権時代に尖閣国有化はするわ、松原仁国家公安委員長靖国参拝を黙認するわで日中関係悪化させたの民主だろ!。」という憤りが俺個人は抑えられません。

*14:安倍の靖国参拝を阻止できずによく言うぜと思います。

*15:浅井氏の経歴や著書については氏のサイト(http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/index.html)を参照して下さい。

*16:もちろん中国構想においては中国の利益が当然重要視されてますが、そんなのは欧米構築の構想だって同じで「欧米有利」ですからね。

*17:まあたぶん米国と一緒に封じ込める方向しか考えてないでしょうけど

*18:かけ声倒れに終わりましたが鳩山政権の東アジア共同体構想はそういうもんでしょう。

*19:そういう能力や意思が自民党にあるか疑問です。

*20:ただし浅井氏も中国における民主主義の問題や格差問題などを無視してるわけでは勿論ありません

*21:アジアインフラ投資銀行

*22:BRICS銀行