新刊紹介:「前衛」2月号

「前衛」2月号の全体の内容については以下のサイトを参照ください。興味のある内容だけ簡単に触れます。
http://www.jcp.or.jp/web_book/cat458/cat/
■「スターリン*1秘史:東ヨーロッパ制圧」(不破哲三*2
(内容要約)
・連載の第25回目。
・戦後ブルガリアを例にスターリンの東欧支配を説明。ブルガリアの共産勢力が弱体なため、連合政権を余儀なくされるが、その後、あらゆる手段を用いて非共産勢力撲滅を行い共産勢力の支配を確立する。
 具体例としては「露骨な干渉選挙(その成果で共産党が第一党に)」「有力な非共産政治家のニコラ・ペトコフ農民同盟書記長に反政府陰謀罪の嫌疑をかけたあげく有罪判決を下し死刑執行」などがあげられる。
 こうしたスターリン内政干渉ブルガリア以外の東欧諸国でもいかんなく発揮された。ハンガリーではコヴァーチ・ベーラ小地主党書記長が「反政府陰謀容疑」でソ連軍に逮捕され、身の危険を感じた首相ナジ・フェレンツ(小地主党出身)が国外亡命に追い込まれる。
 チェコスロバキアでは「共産系閣僚と非共産系閣僚の対立」が勃発、非共産系は辞表提出で対抗した。大統領ベネシュ(非共産系)が辞表を受理せず、共産党に圧力をかけることを期待した物だが、
1)ソ連軍が軍事介入の構えを見せる
2)首相ゴットワルト*3(共産系)がゼネストを党員に呼びかける
という異常事態の中、「国内の混乱や自らの身の危険」を恐れたベネシュは辞表を受理し、共産系中心の新内閣組閣を認めてしまう。なお、この新内閣に唯一残った非共産系のマサリク外相はその後、謎の転落死を遂げる。これについては1)ソ連内政干渉に悲観しての自殺説、2)ソ連による謀殺説があるようだがいずれにせよ、ソ連内政干渉が彼の死を招いたことに違いはないわけである。


■「「科学の目」で日本の戦争を考える(上)」(不破哲三*4
(内容要約)
・■赤旗『不破さん「科学の目」で「日本の戦争」を考える:侵略戦争礼賛の「日本版ネオナチ」の支配、一日も早く終わらせよう』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-11-04/2014110403_01_1.html
・■赤旗『第41回赤旗まつり 不破社研所長の講座:「科学の目」で日本の戦争を考える』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-11-07/2014110704_01_0.html
で簡単に報じられた不破の講演を文字化したものである。
・「科学の目」とは不破『二十一世紀と「科学の目」』(2001年、新日本出版社)、『ふたたび「科学の目」を語る:二十一世紀の資本主義と社会主義』(2003年、新日本出版社)、『「科学の目」で見る日本と世界』(2011年、新日本出版社)のように「拙理解」では最近、不破が愛用している言葉ですが、そんなに難しく考えることもない。別に「科学的社会主義マルクス主義)」を意味してるわけでもない。
 「合理的思考法」「客観的思考法」とでも考えればいいでしょう。今回は「日本の戦争」がテーマですから「歴史学的思考法」と理解してもいいでしょう。まあ歴史問題の場合、「左翼だから」云々てことはなくて、保守でもまともな人間なら不破と同様の「日本の戦争は無謀で無法な侵略戦争であった」て見解にしか達しないでしょうが。
・不破の主張について赤旗記事(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-11-04/2014110403_01_1.html)を引用しながらコメントします。

「歴代の自民党政権は『戦争の性格は歴史家が決める』で逃げてきました。しかし、日本の戦争の性格の判定は簡単明瞭。武力で領土拡大をはかるのが侵略戦争です。その尺度で見たらどうでしょうか」
 不破氏はこう述べ、1931年から45年までの15年戦争がどう始まったかを(1)「満州事変」(31年〜)(2)日中戦争(37年〜)(3)太平洋戦争(41年〜)の3段階に沿って語り、それらがまぎれもない侵略戦争であったこと、政府・軍部の公式文書そのものが侵略戦争の実態をあからさまに示していることを強調しました。

「政府・軍部の公式文書そのものが侵略戦争の実態をあからさまに示していること」と言う不破の指摘は「当然のことではありますが」重要です。外部には「アジア解放の聖戦=大東亜戦争(太平洋戦争)」などと宣伝していても、「政府の戦争指導についての公式文書」には露骨に「植民地拡大」と言う本音が書かれてるという話です。当たり前の話ではあります。

 日本の戦争指導は世界に例のない異常な体制によって行われました。開戦の決定には首相が参加するものの、戦争の方針は天皇と軍首脳部がすべてを決める。

 いわゆる「統帥権独立問題」です。首相は軍事に口を出せないが故に、つまりは天皇が軍にストップをかけないと誰もストップをかけられないわけです。天皇に最も重い戦争責任があるのは当然と言っていいでしょう。まあ、「首相が戦争慎重派であったか」というと必ずしもそうでもないですが。東条英機(近衛内閣で陸軍大臣)が首相になったのも「統帥権独立」があるため、「軍出身首相でないと軍ににらみがきかない」という要素が大きいわけです。

 では、兵士たちはどんな戦争をさせられたか。不破氏は、アジア・太平洋の各地域での戦死者数を記した地図を示し、日本軍人の戦没者230万のうち少なくとも半数以上が餓死者だったとの研究*5を紹介すると、参加者は驚きの表情を浮かべました。
 このようなことが起きたのは、軍首脳部が補給をまったく無視したからです。ガダルカナル島の戦闘では制海権・制空権もない島へわずかな食料だけを持たせて兵士3万人を送り込んだ結果、兵火による戦死者5千人に対し餓死者は1万5千人に上りました。しかし、軍中央は何の反省もせず、同じ失敗を繰り返しました。

 「兵站重視で餓死者が出なければ日中戦争、太平洋戦争に問題はなかった」という話でもないですが、旧日本軍の兵站無視はあまりにも異常です。
 不破も講演で指摘していますし、ウィキペ「輜重兵」にも記述がありますが

 輜重輸卒が兵隊ならば、蝶々トンボも鳥のうち。焼いた魚が泳ぎだし、絵に描くダルマにゃ手足出て、電信柱に花が咲く

という戯れ歌があるほど兵站は軽視されていたわけです。
 こうなった理由の一つは私見ですが「日清戦争」「日露戦争」など過去の戦争では「日中戦争」「太平洋戦争」ほど兵站の問題が深刻でなかったからでしょう。
・また不破は餓死を助長したものとして軍人勅諭と戦陣訓をあげています(これは不破以外も良く指摘することで珍しい指摘ではないですが)。
 「死は鴻毛よりも軽しと覚悟せよ」「下級のものは上官の命を承ること、実は直に朕が命を承る義なりと心得よ」(軍人勅諭)。つまり「死を恐れるな」。そして「上官の命令は天皇の命令も同然と理解し絶対服従だ」。
 「下は謹んで服従の至誠を致すべし」「戦陣は、服従の精神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり」「陣地は死すとも敵に委すること勿れ」「生死を超越し一意任務の完遂に邁進すべし。身心一切の力を尽くし、従容として悠久の大義に生くることを悦びとすべし」「生きて虜囚の辱を受けず」(戦陣訓)。内容的には軍人勅諭と同じです。「死を恐れるな」そして「上官の命令には絶対服従だ」。


■『国民の食料をささえる日本農業の再生へ:安倍政権の農業・農家切り捨ての「農業改革」をただす』(紙智子*6
(内容要約)
 共産党において農政問題を担当する紙参院議員のインタビュー記事。赤旗の記事紹介で代替。

参考
赤旗
■『亡国安倍農政「改革」 通常国会を振り返って(上):紙智子参院議員 党農林・漁民局長に聞く』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-07-04/2014070403_01_1.html
■『亡国安倍農政「改革」 通常国会を振り返って(中):紙智子参院議員 党農林・漁民局長に聞く』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-07-05/2014070504_02_1.html
■『亡国安倍農政「改革」 通常国会を振り返って(下):紙智子参院議員 党農林・漁民局長に聞く』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-07-06/2014070604_01_1.html
■主張『コメの価格暴落、主食と地域経済守る国の責任』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-09-27/2014092701_05_1.html
■『農業を窮地に陥れる、日豪EPA承認 紙氏反対討論、参院外交防衛委』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-11-07/2014110707_02_1.html
■『地方創生 農林業破壊を批判、紙氏、自由化の反省迫る、参院地方創生委』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-11-14/2014111404_04_1.html
■『米価暴落 農家は年越せない:紙議員 政府の対策を批判、参院農水委』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-11-19/2014111905_03_1.html
■主張『総選挙と農政:農業・農村つぶしに審判を』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-12-06/2014120601_05_1.html


■『「地方創生」で地域は再生するか』(岡田知弘*7
(内容要約)
 安倍『地方創生』への批判。赤旗記事の紹介で代替。
参考
赤旗
■『「地方創生」法案 衆院審議入り、人口減 自民政治が元凶 塩川議員批判』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-10-15/2014101501_02_1.html
■『「地方創生」関連法案、塩川議員の質問、衆院本会議』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-10-15/2014101504_05_0.html
■主張『「地方創生」議論、「反省なき国策」で地域壊すな』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-10-17/2014101701_05_1.html
■『「地方創生」関連法案が可決、「小規模自治体疎外する」、衆院特別委で塩川氏が反対』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-11-06/2014110602_04_1.html
■『「地方創生」関連法案可決、衆院本会議 共産党は反対、「一極集中聖域」 塩川氏が批判』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-11-07/2014110707_01_1.html
■『反省なき安倍政権「地方創生」、衰退させているのは誰なのか』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-01-05/2015010502_01_1.html


■まちづくりシンポジウム『世界遺産都市・奈良をどう生かす!』(上野邦一、山村幸穂、麻生憲一、田中康夫
(内容要約)
 ググって見つけた記事をいくつか紹介して内容要約に替える。

参考
日本共産党奈良県委員会『世界遺産都市・奈良どう生かす、まちづくりシンポジウム開く…奈良革新懇主催、長く受けつぐ遺産 市民が守ろう』
http://jcp-nara.jugem.jp/?eid=515
■こんにちは 山村さちほです『「世界遺産都市・奈良をどう生かす!」まちづくりシンポジウム』
http://sachiho.jcp-nara.jp/?eid=1881


★特集「「道徳の教科化」を批判する」
■『「教科化」の問題点と道徳教育のあり方』(佐貫浩*8
■『道徳「特別の教科」化論の水準:「思考停止」より深刻な惨状』(浪伊豆生)
(内容要約)
 佐貫、浪両氏の主張を「極めて簡単に」要約すれば
1)安倍内閣の道徳教育とは「滅私奉公」という奴隷道徳に過ぎない。「ブラック企業を喜ばせる道徳教育」であり、「ブラック企業と闘う自主性ある人間を作り出す道徳教育ではない」
2)しかも下村文科相が親学や江戸しぐさ、水伝*9、EM菌*10といったエセ科学と癒着しているためそうしたエセ科学が道徳教育に持ち込まれる危険が高い
ということですね。
 もちろんより大きな問題は1)であり、2)は「下村文科相エセ科学に親和的な人間だから生じる問題」に過ぎませんが、2)も看過できない問題です。
 江戸しぐさについて言えば既に
はてなブックマーク文部科学省・私たちの道徳・小学校5・6年 (54〜71ページ)PDF』
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2014/12/01/1344900_4.pdf
などで指摘がありますが、恐ろしいことに文科省作成の道徳教材に「江戸しぐさ」が記述されるという笑えない事件が起こっているわけです。

参考
赤旗
■『道徳「教科化」の狙い、「戦争する国」へ思想統制、国民が求める教育に逆行』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-09-25/2014092502_02_1.html
■『道徳の「教科化」、「いじめ」解決と相いれない』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-10-10/2014101002_02_1.html


■「危機の中の南欧と欧州統合の行方(上)』(森原公敏*11
(内容要約)
 危機ってのは「ギリシャ債務危機」のような経済危機です。ギリシャが一番深刻ですが他の南欧諸国(イタリア、スペイン、ポルトガル)も厳しい状況にあるわけです。
 南欧の各国政府は「緊縮財政による財政立て直し」で危機克服を図ろうとしていますが、それには左派を中心に批判があり
赤旗
■『南欧3国の左翼前進』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-05-27/2014052707_02_1.html
■『欧州議会選 主流派が後退、緊縮政策など不満』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-05-27/2014052707_01_1.html
でわかるように緊縮財政批判派が政治力をつけてる訳です。こうした「緊縮財政批判派」の動きが「緊縮財政路線」のEUにどう影響するか注目されるわけです。 


■論点
【大阪・泉南アスベスト国賠訴訟:最高裁勝利判決とこれからの課題】(谷真介)
(内容要約)
 赤旗の記事紹介で代替。

参考
赤旗
■『大阪・泉南アスベスト訴訟、最高裁「国に責任」、初の判断』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-10-10/2014101001_03_1.html
■主張『「石綿最高裁勝訴、全面解決へ国は直ちに決断を』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-10-11/2014101101_05_1.html
■『被害者救済 政治決断を、泉南アスベスト訴訟 山下・小池両氏質問』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-10-17/2014101714_01_1.html
■『泉南石綿訴訟 厚労相 原告に謝罪、被害者ら「線引きせず救済を」』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-10-28/2014102815_01_1.html
■『国に責任 賠償命令、企業責任認めず 九州アスベスト訴訟、福岡地裁
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-11-08/2014110801_04_1.html


■暮らしの焦点
【「権利としての障害児教育」を実現するための教育条件改善を早急に】(土方功)
(内容要約)
 赤旗の記事紹介で代替。

参考
赤旗
■『特別支援学校 全国で4633教室不足、参院文科委 田村氏解消求める』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-11-07/2013110704_04_1.html
■『特別支援学校、看護師配置拡充を、田村氏「医療的ケアが増」』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-06-08/2014060804_06_1.html 


■文化の話題
【演劇:魅力を発揮した意欲作:演劇集団・円の女流作家書き下ろしシリーズ】(鈴木太郎)
(内容要約)
 演劇集団・円の女流作家書き下ろしシリーズ『初萩ノ花』(作・演出/内藤裕子)、『朽ちるまにまに』(作・演出/桑原裕子)、『囁谷シルバー男声合唱団』(作/角ひろみ)の紹介
 
参考
■演劇集団・円の女流作家書き下ろしシリーズ
http://www.en21.co.jp/joryugekisaku.html


【音楽:人の痛みを知る「共苦」】(宮沢昭男)
(内容要約)
新国立劇場で公演されたオペラ「パルジファル」の紹介。


【映画:映画にできることは?:問い続けるマフマルバフ監督】(児玉由紀恵)
(内容要約)
 イランを代表するモフセン・マフマルバフ監督の紹介。

モフセン・マフマルバフ(ウィキペ参照)
 イランでも最も人気のある監督の1人。アフガニスタン難民キャンプに住む子供達の識字・衛生教育やアフガニスタン国内の学校建設などを熱心に支援している。
 2001年には彼のスピーチやレポートを集めた『アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない、恥辱のあまり崩れ落ちたのだ』(現代企画室)が日本で出版された。
 家族全員が映画にかかわる仕事をしており、長女サミラ、次女ハナはいずれも映画監督となった。妻マルズィエ・メシュキニもモフセンの作品で助監督を務めるかたわら、自らの監督作品も撮っている。長男のメイサムもプロデューサーなどで活動している。


■スポーツ最前線『頭部事故の危険性:スポーツ界として対策を』(勝又秀人)
(内容要約)
 もちろん頭部事故とは「柔道の投げ技」「野球のデッドボール」など色々考えられるわけですが、今回問題にされてるのは男子フィギュアスケート・羽入の例の激突事故です。まあ小生が思うに「羽入は無理して出るべきだったのかな」と。
 後は前もどっかで書きましたけど「あの合同練習は止めた方がいい」「単独練習にした方がいい」んじゃないですかね。過去にも激突事故がありますしね。


■メディア時評
【新聞:総選挙結果と新聞社説】(金光奎*12
(内容要約)
・全国紙のうち、読売、日経、産経は露骨に安倍自民の勝利を歓迎しており、これらの新聞が安倍応援団の御用新聞であることが改めて浮き彫りになった。
・朝日、毎日は「投票率の低さ」「民主党議席増(微増ではあるが)」「共産党の躍進」「次世代の惨敗」を取り上げ、「安倍政権が強く支持されてるわけではない」として安倍政権に苦言を呈している。なお、沖縄選挙区での自民全敗に触れた社説はゼロであり全国紙は沖縄軽視、無視ではないかと疑われる。


【テレビ:政権党による選挙報道への圧力】(沢木啓三)
(内容要約)
 赤旗の記事紹介で代替。

参考
赤旗
■『選挙報道の内容に介入、自民党が在京TV局に要請、メディア関係者から批判』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-11-29/2014112904_03_1.html
■『自民党の選挙報道圧力、現場の手足縛りかねない、メディア関係者「“表現の自由”守れ」』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-12-12/2014121206_02_1.html
■『「読売」「朝日」「毎日」「日経」・NHK・日テレ・時事/開票2日後 編集委員ら首相と会食』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-12-18/2014121803_01_1.html
■『安倍政権のメディア戦略 幹部とは会食 現場には恫喝、政権べったりの社を選別、突出する「読売」、フジテレビ』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-12-30/2014123001_01_1.html

*1:ソ連共産党書記長

*2:スターリン関係の著書に『スターリン大国主義』(1982年、新日本新書)。また本連載「スターリン秘史」が既に『スターリン秘史・巨悪の成立と展開(1):統一戦線・大テロル 』(2014年、新日本出版社)として刊行されている。これについては■赤旗「『スターリン秘史―巨悪の成立と展開』第1巻を語る、人民戦線と「大テロル」が並行』」(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-01-13/2015011308_01_0.html)を紹介しておく。

*3:チェコスロバキア首相、大統領、共産党書記長を歴任

*4:歴史問題の著書に『ここに「歴史教科書」問題の核心がある』(2001年、新日本出版社)、『歴史教科書と日本の戦争』(2001年、小学館)。なお、新日本出版社本と小学館本はほぼ内容が同じなので「細かい違いを読み比べたい」という動機でもない限りどちらか一冊読めば充分だろう。

*5:藤原彰『飢死した英霊たち』(2001年、青木書店)

*6:著書『食の安全よりアメリカが大事?:牛肉輸入再開に異議あり!』(共著、2006年、新日本出版社

*7:著書『地域づくりの経済学入門』(2005年、自治体研究社)、『一人ひとりが輝く地域再生』(2009年、新日本出版社)、『震災からの地域再生:人間の復興か惨事便乗型「構造改革」か』(2012年、新日本出版社)、『「自治体消滅」論を超えて』(2014年、自治体研究社)など

*8:著書『学力と新自由主義』(2009年、大月書店)、『品川の学校で何が起こっているのか:学校選択制・小中一貫校・教育改革フロンティアの実像』(2010年、花伝社)など

*9:「ありがとうと水に言うと水の結晶が綺麗になる」というんですから道徳教育に持ち込まれる危険性は大でしょう。

*10:EMは既に環境保護活動に進出しています。「環境保護→道徳的」と言う形で下村文科相のプッシュで道徳教育にEMが導入される危険性は否定できません。つうかググったところ恐ろしいことに「一部の教委や教員によって」既に道徳教育にEMが導入されてるようです。

*11:著書『NATOはどこへゆくか』(2000年、新日本新書)

*12:著書『マスコミはなぜ権力に弱いか』(1994年、新日本出版社