「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(1/27分:島田洋一の巻)(追記・訂正あり)

■CIAの竹島周辺地図と韓国の不安
http://island3.exblog.jp/24427732/
 韓国には「不安はない」でしょう。島田がネタにしてる「CIAの竹島周辺地図」で韓国にあるのは不安ではなく「面子を潰された事による不快感」でしょう。日本ウヨだってCIAの地図に「独島(竹島の韓国的呼び方)」「クリル諸島北方領土のロシア的呼び方)」「沈魚島(尖閣の中国、台湾的呼び方)」だの書いてあれば不快感を感じるでしょう。
 韓国の主張と日本の主張とどっちが正しいのか小生知りませんし興味もない*1ですが、基本、「韓国が実効支配してる」わけで「実効支配してるという既成事実」は大きい。まさか武力で取り戻すなんて野蛮なことは出来ない訳ですから。
 そういう意味では「日本の尖閣支配」「ロシアの北方領土支配」も大きい。「実効支配」と言う既成事実の前では「韓国が竹島を不当に占拠してる(日本)」「ロシアが北方領土を(以下略:日本)」「日本が沈魚島を(以下略:中国、台湾)」と言っても政治的意味では今ひとつの訳です。言われた側(韓国、ロシア、日本)は「不当占拠じゃない」で片付けてしまうし、第三者は当事者じゃないから「まあ、話し合って解決して下さい」としか言わないわけです。まあ正直な話、「国益」と言う意味では「全部どーでもいい島」なんですが。
 ぶっちゃけ「北方領土元島民でもない限り」、一般日本人には利害関係なんかありません。ナショナリズムという面子の対立でしかない。漁業だの石油開発だのについて言えば「領有権は棚上げして共同開発」という手だってあるわけです。つうか無人島(竹島の日本への返還、尖閣の中国または台湾への返還)ならともかく今さら北方領土が日本に返されても「北方領土に住むロシア人をロシア系日本人として受け入れるか」「日本が全額負担で北方領土に住むロシア人全員にロシア本土に帰ってもらうか」しないといけないわけで「島が返されれば万々歳」て話じゃありません。1950年代初めならまだしも北方領土にはロシア人が定着してるわけです(話は全然違いますがチベットウイグル内モンゴルなんかもそうでしょう。独立はあり得ないでしょうが、仮に独立するとして今さら「中国人(漢民族)は自費で故郷に帰れ」なんてわけにはいかんでしょう)。
 「ロシア系日本人として受け入れる気は全くない、とっととロシア本土に帰れ。でも帰国費用の面倒なんか見ない、お前らが自費でかえれ」なんて事ができるわけもないでしょう。
 そんな事を言ったら「絶対に日本に島を渡すな」という運動が激化するでしょうね。仮に日本に島が帰ったとしても「元ロシア人と日本人との間で暴動多発、死傷者も出る」なんて笑えない事態になりかねません。


■安倍首相米議会演説(日本語版)
http://island3.exblog.jp/24421518/
 安倍の演説に大喜びの島田ですが正直島田の立場じゃ喜べないと思うんですけどね。
 今日の夕刊に寄れば安倍演説についてマイク・ホンダ議員や中韓政府、中韓メディアなどは「慰安婦に対する明確な謝罪がない」として酷評、批判したそうです。
 一方、オバマ政権や「オバマに近い民主党議員」などは

 紛争下、常に傷ついたのは、女性でした。私たちの時代にこそ、女性の人権が侵されない世の中を実現しなくてはいけません。

という「安倍演説の一節*2」を「これは曖昧な表現ではあるが、河野談話踏襲や慰安婦への謝罪を意味するに違いない、慰安婦や韓国政府に配慮した演説だ」「100点満点ではないにせよ安倍演説にそれなりの合格点は与えられるのではないか」「マイク・ホンダ氏ら安倍批判派は安倍演説に否定的すぎる」などとしているそうです。
 まあ、オバマ政権の態度は「TPPや集団的自衛権問題でオバマ政権の要望に応える愛玩犬」安倍に対する「ひいきの引き倒し」「こじつけ」だと思いますが「安倍ですら建前では戦時性暴力を批判、否定してる」ことは重要なポイントだと思います(もちろん河野談話の立場に立つ限り慰安婦は「戦時性暴力」「女性の人権侵害」でしかありません。そして建前では一応安倍は河野談話を今も踏襲しています)。 そして安倍がオバマ政権から「慰安婦への謝罪と理解できる文言をとにかく入れろよ、そうすれば俺がお前をフォローしてやるから」と言われてこの文言を入れたのは間違いないんじゃないですかね。安倍が

紛争下、常に傷ついたのは、女性でした。私たちの時代にこそ、女性の人権が侵されない世の中を実現しなくてはいけません。

について「オバマ政権の理解のように慰安婦を念頭に置いてるんですか?」とメディアや野党に聞かれたら「ウヨ支持層の反発」が怖くて、ああでもこうでもないと言ってごまかしに走るでしょうが「オバマ政権の理解は間違ってる、慰安婦なんか念頭にない」とは安倍も「安倍をフォローしてくれたオバマ政権の反発が怖くて」言えやしないでしょう。


朴槿恵よりは自省心ある韓国紙コラム―「日本の無責任、韓国の無能」
http://island3.exblog.jp/24418361/
 ばかばかしいですね。俺の理解では朝鮮日報は「安倍はろくでもないが、朴大統領は、習主席のように一応短時間でも会談した方がいいんじゃないか」「自民党には安倍とは違う河野洋平官房長官のような人もいる、安倍と会わないことはかえってそういう親韓国派の立場を悪くするのではないか」といってるだけで率直に言って島田が喜ぶほど朝鮮日報は安倍に対して好意的じゃありません。


■安倍訪米中のワシントンでコリアンらが日米批判
http://island3.exblog.jp/24417614/

慰安婦を引き回し政治利用して恥じない

 むしろ救う会の方がよほど「拉致被害者家族を引き回して政治利用して恥じない」人間のくずですが。まあそんな救う会に引き回されてる家族会もどうしようもないバカの集団ですが。

(注:韓国の反日は)その汁物(ヘジャンクク、ソルロンタンなど)を愛する者としては残念だ。

 むしろ韓国人の方から「島田洋一や荒木和博のような反韓日本人は、日本の料理(寿司、すき焼き、天ぷらなど)を愛する者としては残念だ」と皮肉言われるのが落ちじゃないですかね。

「1000年日本を恨みます」を公約とする愚かな大統領

 朴氏の発言は「1000年経とうと日本が植民地支配で韓国を酷い目にあわせたという事実は消えないし、そうした事実に対する韓国人の不快感が完全に消えることはないだろう(ただし日本が過去の反省をきちんとするのであればそうした事実を必要以上にあげつらうような非建設的な行為を日本相手にするつもりはない)」と言う主旨の発言であって島田の言うような「1000年日本を恨む」なんて話じゃないですが。

 訪米中のコリアンらが「日米両首脳に対して原爆投下による被害への賠償を訴えた」というのは、やや目を引く論点だが、対米関係悪化を覚悟しつつ、もっぱらアメリカに対して要求すべきだろう。

 日本が強制連行をした以上「日本は関係ない」なんて言える立場じゃないですし、日本政府が日本人被爆者に対してそれなりの金銭支援をしてることを考えてもコリアンの主張は正論でしょう。


村上春樹と和田春樹の通俗的「無限謝罪」論
http://island3.exblog.jp/24409685/
 村上氏は「真摯に謝罪しなければ和解はあり得ない」「相手が納得しなくても一回謝ったんだからもう片はついたはずだなんて態度は論外だ、大体謝ったことを台無しにする態度を取ったのが安倍政権じゃないか」と言う主旨のことを言ってるのであって「無限謝罪」なんて言ってませんし、そもそも島田らウヨの場合「謝罪する必要はない」なんだから話になりません。

 村上春樹氏がノーベル文学賞を取れば、どうやら第二の大江健三郎になるのは間違いなさそうだ。朝日新聞が同氏の受賞に熱心なのもよく分かる。

 「はあ?」ですよね。まあ、朝日にとっても「村上氏の著作を出版しているほかの出版社」にとっても村上氏がノーベル賞を取れば当然「村上著作の売り上げの伸びが期待でき嬉しい」でしょうが、朝日なり、ほかの出版社なりが公然と「村上ノーベル賞受賞」のために動いてるなんてことがどこにあるのか。
 せいぜい「村上氏ノーベル賞受賞の噂が出る頃」に「日本人としてそれが事実なら嬉しいことだ」と朝日記者がコラムに書いた程度の話でしかないでしょう。でその程度なら何ら変じゃない。むしろ「村上には受賞して欲しくない、サヨだから」なんて公言する島田の方が変です。

 イスラエル軍のガザ侵攻のみ触れ、ガザ地区からイスラエルの「非武装の市民」たちにロケット砲を打ち続けているハマスに一言も言及しない*3のは、村上氏の認識が左翼リベラル・インテリの「国際標準的・教科書的応答」の受け売りに過ぎないことを示している。
 日本の中国「侵略」のみ触れ、彼の地で日本の居留民が犠牲になった多くのテロに全く触れない姿勢と、それは共通する。

 「中国のウイグル当地は酷い」とのみ言って「中国の市民相手にテロを仕掛けているウイグル過激派」について一言も批判的言及をしない男・島田が良くもふざけたことが言えたもんです。
 大体「イスラエルの方がより悪」「日本軍の方がより悪」と評価し、「より悪い方」への批判を優先することの何が問題なんでしょうか?

 彼の小説に通俗インテリ臭が強いこと(だから私は2頁以上読み進められないのだが)

 島田が「村上小説を最後まで読めない」のはまあ、島田の勝手ですがそんな人間が「彼の小説に通俗インテリ臭が強いのが問題だ」などと村上小説批判するなんておかしいにもほどがあるでしょう。


マイク・ホンダの型にはまった日本批判*4
http://island3.exblog.jp/24402437/
 仮にホンダ氏の「慰安婦問題での安倍、島田ら日本ウヨ批判」が「型にはまってる」としたら、それは「安倍、島田ら日本ウヨの慰安婦問題での詭弁が『女衒が勝手にやったこと(反論:そんなことはもちろんなく日本軍が関与してる)』『マイク・ホンダ中韓の手先(反論:私、ホンダは自分の意思で批判しており特定の集団のために動いてるわけではない)』などとワンパターンだからホンダ氏の批判、反論もワンパターンになる」だけでしょう。「ワンパターンな詭弁」に「手を変え品を変えバリエーション豊かな批判」をする必要もないでしょう。別にホンダ氏も「慰安婦問題だけやってるわけじゃない」んですし。
 それと「批判がワンパターンであること」は当然ながら「批判が間違ってること」を意味しません。
 大体「米国下院が慰安婦決議を可決した時点」で「慰安婦問題についての米国の態度」は島田のような代物でないことは明白です。慰安婦問題に一番熱心な下院議員はホンダ氏かもしれませんがホンダ氏以外の下院議員も彼と同意見なんだから、ホンダ氏を島田が非難したところで何がどうなるわけでもありません。最近も
産経新聞『【歴史戦】米下院議員25人、安倍首相に「河野・村山談話の尊重」促す書簡』
http://www.sankei.com/world/news/150424/wor1504240044-n1.html
なんてニュースがあったばかりです。「25人のうちの一人」はもちろんホンダ議員ですが彼にはほかに「24人の同意見の議員」が少なくともいるわけです(産経記事内にはエド・ロイス外交委員長(共和党)の名前が出ている)。

「日系議員が日本を批判する分、真摯さが違う」を売り物にしてきたマイク・ホンダ

 いや、いつそんな事を売り物にしたんですかね(苦笑)。そもそも彼が日系であることをやたら気にしてるのは島田のようなウヨだけでしょう。

マイク・ホンダがいかに日本について知らないか、よく分かるインタビューだ。

 いや「どこがおかしいと思うのか」島田が指摘しないので全然わからないですけど。俺はホンダ氏の主張はおおむね正しいと思いますね。


■朝日も報じる韓国の異常さ―EKとCK
http://island3.exblog.jp/24400246/
 朝日は事実報道しただけで「韓国は異常だ」なんてどこにも書いてないんですけどね。
 なお、東南アジアについて言えば単に「中韓ほどの政治力、経済力がない」ので安倍ともめたくないだけでしょう(特にミャンマー軍事政権なんか「アウンサンスーチー氏に好意的な」欧米の評価は酷いんだから安倍ともめたら日本の経済支援が消えて、政権がやばくなりかねません)。
 朝日の記事の落ちも

インドネシアの外務次官は「演説で触れられていない言葉についてコメントはない」と話し、主な関心は日本によるアジア・アフリカ地域への積極的な経済関与だとした。

とはっきり「カネが一番大事」と書いています。
「そうか、東南アジアは安倍演説を問題にしてないのか、問題にする韓国は異常だな」なんて思ったら後で痛い目にあうでしょう。まあ、本当は島田らウヨもそんな事は本当はよく分かってるでしょうが。


自衛隊準機関紙「隊友」2015年4月号の「栗田千寿・NATO事務総長特別補佐官(陸上自衛隊2等陸佐*5)」コラムに悪口雑言の島田
 栗田陸佐が出向してる「NATO事務総長オフィス」に、仕事の関係で、日本では「クマラスワミ報告書」で知られるクマラスワミ女史がいらしたそうです(栗田コラム『千寿の部屋・第三回:NATOへの来訪者』http://www.taiyukai.or.jp/2015_0415-8.pdf、及び栗田コラムに悪口雑言の島田の国基研コラム『直言【第296回・特別版】自衛隊は歴史情報戦を戦えるのか』http://jinf.jp/weekly/archives/15807による)。「自衛官ってNATOに出向することがあるんだ」というのは俺にとっては意外な事実です。まあ「女性でありながら二等陸佐になり海外出向する」んだから優秀な人*6ではあるのでしょう。
 でまあ、当然ながら栗田氏は「光栄にもスクールマンNATO事務総長の補佐官として、国際的な法律家・クマラスワミ氏とスクールマン事務総長のお食事の席に同席しました」云々と書くわけです。まあ、当たり前の大人の社交辞令ですね。仕事上でつきあいのある人を罵倒する人は普通いません(安倍に遠慮してるのか、「NATO訪問理由が慰安婦と関係ないから」か、栗田コラム内においてクマラスワミ報告への言及は一応あるものの、簡単な言及に過ぎません)。しかしもちろん「クマラスワミ報告書=反日文書」「クマラスワミ=中韓の手先、反日活動家」認定してる島田は「栗田はふざけるな、反日活動家クマラスワミなんか糞味噌に罵倒しろ、何が『食事をご一緒して光栄だった』だ、それでも自衛官か、愛国心がないのか、栗田は絶対に許さない」「栗田の駄文を掲載した隊友は許せない」「栗田を日本人代表としてNATOに送り込んだ陸上自衛隊が許せない」とか罵倒するわけです。つうかそもそも「NATO事務総長オフィス」に「お仕事でいらっしゃり」、スクールマンNATO事務総長と食事をともにする時点で、国際社会がクマラスワミ氏を島田のように否定的に見てないことは明らかですがそんな事は島田にはどうでもいいようです。
 さすがの島田にも「NATO事務総長スクールマンがクマラスワミと食事を一緒にするとはどういう事だ、NATO反日組織か」「スクールマンと奴を幹部にするNATOは絶対に許さない」という度胸はないらしい。あっても困りますが、栗田氏の「クマラスワミ氏との食事」を罵倒し、あげく自衛隊や隊友まで罵倒するなら筋的には「スクールマンNATO事務総長とNATOへの罵倒」にまで島田がいかないとおかしいのは事実です。「中韓相手には態度がでかいが欧米相手にはへたれる」島田ら日本ウヨのいつもの醜態ですね。
 実は栗田コラムにおいては「豪州国防軍司令官ビンスキン大将」も取り上げられておりクマラスワミ氏だけが特筆大書されてるわけではないのですがそんなことは島田には関係ありません。「とにかくクマラスワミなんかに好意的表現をするな」の一点張りです。
 いつもながら本当にどうしようもない男です。マジで現職自衛官・栗田氏がクマラスワミ氏を自衛隊準機関紙上で反日活動家とか罵倒したら「第二の田母神アパ事件」ですよね。栗田氏も田母神のように処分されるんじゃないか。

【追記】
1)ちなみに栗田氏についての産経記事。

http://www.sankei.com/politics/news/141104/plt1411040040-n1.html
■産経『NATOへ女性自衛官 12月に初派遣』 
 防衛省は4日、陸上自衛隊の女性自衛官をベルギー・ブリュッセル北大西洋条約機構NATO)本部に12月から派遣すると発表した。NATOへの自衛官派遣は初。安倍晋三首相が掲げる女性活躍推進の一環だ。
 派遣されるのは栗田千寿2佐(39)。東ティモールの国連平和維持活動(PKO)に参加した経験がある。派遣期間は約2年。NATOでは、女性・平和・安全保障担当事務総長特別代表のアドバイザーとして紛争予防、平和構築での女性参画などを担当する予定だ。
 首相が5月、(注:NATO本部のある)ブリュッセルで当時のラスムセン*7事務総長と会談し、日本政府の女性職員をNATO本部に派遣することで合意していた。

2)島田のツイッター曰く

本件、櫻井よしこ氏も週刊誌*8の連載コラムで取り上げると言っています。

だそうです。やれやれですね。「自衛隊は僕らと同意見のはずだ、田母神先生がその証拠だ」とでも思ってるんでしょうか。


■島田のツィート(4/28分)

いよいよ民主党には政権復帰させられない。左を向いたポピュリズム政党で行くわけだろう。
集団的自衛権「容認せず」…民主見解まとまる : 読売
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150427-OYT1T50126.html?from=tw

 やれやれです。歴代政府与党(もちろん自民党)の見解は「集団的自衛権否定」であり自民党内部にも河野元官房長官、野中元官房長官ら安倍批判派がいるのに「左のポピュリズム」だそうです。「集団的自衛権否定」程度の話のどこが「左」なのか。


■島田のツィート(4/17分)

政策が大事だろう。岡田らしい軽薄なコラムだ。
@【岡田克也のズバリ直球】ヒラリー氏が米大統領選に出馬表明 女性初の「快挙」成し遂げてほしい - ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150416/plt1504160830001-n1.htm

 夕刊フジに岡田コラムがあるというのが面白い。フジサンケイはそんなに岡田氏を敵視してないんですかね。
 それはともかく、岡田氏は「ヒラリー氏の政策などどうでもいい」「とにかくヒラリー氏に米国初の女性大統領になって欲しい」などとは一言も言ってない*9ので言いがかりとしか言いようがないツィートです。
 大体「オバマ政権国務長官」を務めた女性を何を根拠に「政策がダメだ」と島田は言うんですかね。
 むしろ「安倍チルドレンの女性政治家(例:高市総務相、稲田政務調査会長)」のほうがよほど「女だから『輝く女性』云々を売りにしようとする安倍がろくな成果もないのに引き上げてやった*10」という酷い代物だと思いますね。
 そしてこの岡田コラム、俺だったら突っ込むのはヒラリー云々じゃなくて「統一地方選前半戦(知事選、道府県議選、政令市議選)の結果は議席減で残念だったが党勢は回復傾向にあると思う」つう部分ですね。まあ、「後半戦(市町村長選、市町村議選)があるので敗北ムードを高めるわけにはいかない」とはいえ、あまりにも言ってる事が能天気ではないか。
 あまりにも能天気な事言うとかえって逆効果だと思いますけどね。


■島田のツィート(4/12分)

中国人観光客に見られる傍若無人は、中国共産党の姿勢の反映でもあろう。
■時事:中国担当相、観光マナー改善に意欲=太田*11国交相との会談で
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015041100235&g=eco

 『筒井康隆「農協月へ行く」(角川文庫)でも読んだら?』『最近、サッカー親善試合で韓国にいった埼玉の高校生が、集団万引きで韓国警察に補導されたことをどう思いますか?』などと島田には聞きたくなりますが、それはさておき。
 もちろん、太田国交相と中国の大臣との対談は「中国人の日本観光客を増やそう」「日本人の中国観光客を増やそう」という目的の訳です。そういう「観光客増加を目指す」という前提の上での「中国人観光客のマナー向上を目指そう」という話の訳です。島田みたいな「反中国の罵倒」をしてるわけじゃない。
 島田が「中国政府が認めざるを得ない程、中国人観光客のマナーは酷いのだ」と中国に悪口雑言したところで「太田国交相」に代表される「日本政財官界(もちろん安倍を含む)」が「中国人観光客ウエルカムしてる事実」に変わりはないわけです(苦笑)。


■島田のツィート(4/11分)

この定見のなさは見事だ。 
■北岡氏、「侵略」踏襲こだわらず 戦後70年談話で:中日新聞(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015041001001874.html

 「談話に侵略という言葉を入れたい*12」といっていた北岡がこうなるのは安倍が「絶対に侵略と入れたくない」と言ったからでしょうが、安倍もどうしようもない男ですね。そんな男を首相にする日本社会や自民党もどうしようもないですが。日本人の一人として本当に恥ずかしい(自嘲)。
 それはともかく安倍相手には「劇甘で態度がころころ変わる」という意味では島田に北岡を非難する資格なんかないでしょう。
 安倍以外が今の北朝鮮外交なら「北朝鮮に甘い」と非難してるであろうに何一つ非難しないし、安倍以外なら「あの首相就任1年目の12月の参拝以降参拝しないのはどういう事ですか?。米国に批判されたからですか?」と突き上げてるだろうに、何一つ批判しないのが島田ですから。
 大体北岡をブレーンにしてるのは安倍なんですが何で北岡しか非難しないのか?
 正直な話、島田の北岡非難には「俺は公然とした形では安倍ブレーンになれないのに何で北岡は政府審議会委員など公然とした形で安倍ブレーンになれるんだ!。俺が世間に極右扱いされてることがそんなに問題か、安倍?」「だったら何で八木秀次教育再生実行会議委員に、櫻井よしこ中教審委員に、長谷川三千子NHK経営委員になれるんだよ!。連中を超える極右が俺だとでも言うのか*13!」「安倍は俺より北岡を評価してるのか?」「そもそも安倍は俺を本当にブレーンだと思ってるのか?」という恨み辛み、嫉妬があるでしょうね。
 ただそれを安倍相手に言えないからこそ北岡に悪口雑言になるわけです。


■島田のツィート(4/5分)

福島瑞穂*14辻元清美*15はなぜ黙っているのか。 
@中国、セクハラ撲滅目指す女性活動家5人拘束 すでに1カ月間 米、印、独で釈放求める抗議運動 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/world/news/150405/wor1504050004-n1.html

 「黙ってるのか」どうか知りませんので特にコメントはしません。
 つうか「安倍は騒いでるんですか?」「自民党公明党の女性議員(山谷*16国家公安委員長高市*17総務相、上川*18法相、稲田*19政務調査会長など)は騒いでるんですか?」と島田には聞きたくなりますね。無役の時代は中国に悪口雑言三昧の安倍は?。「女性が輝く社会」とか抜かしてる安倍は?。
 こういっちゃ失礼ですが「ミニ政党副代表」の福島氏なんぞが騒ぐより安倍が騒いだ方がよほどアピールするでしょうに。
 まあ、チベットだってウイグルだって無役時代は好き勝手に中国の悪口を言ってたくせに首相になるや黙りという無責任男が安倍ですが。
 島田も毎度毎度安倍と自民党にだけは甘い男です。
 そして「セクハラ撲滅」「女性の人権」だのに興味もない癖にそういうことを中国叩きや福島、辻元叩きのネタにするなと言いたいですね。
 なお、俺の感想を言えば「記事が事実なら中国にげんなり」ですね。というのもこのセクハラ撲滅運動、記事を読む限り「政府批判ではないらしい」からです。「セクハラ撲滅」に中国政府だってまさか反対じゃないでしょう。「政府批判なら身柄拘束していい」わけではないですが「政府批判でもないのに身柄拘束」ではねえ。


■島田のツィート(3/31分)

私も参加した鼎談です。一読頂ければ幸いです。
@【異論暴論】正論5月号 中国の戦後70年行事 安倍首相不参加は当然
http://www.sankei.com/column/news/150331/clm1503310012-n1.html

産経が紹介する部分だけでも「島田とそのダチウヨ」の鼎談がいかに酷い代物かが分かります。

まず、中国共産党が日本に勝利したというが、日本を敗北に追いやったのは米国とソ連なのは言うまでもない。当時、「中華人民共和国」はなかった。西岡氏は「中国共産党政権の中華人民共和国は、国共内戦に国民党が敗れて1949年に成立した」とそのウソを指摘する。

 おいおいですね。先ず第一に「新中国建国が1949年」なんて今さら西岡に教えてもらわなくても皆知っています。問題は「中国共産党軍(後の人民解放軍)」が「対日戦争勝利に貢献した」という話なのですが。
 第二に「日本が負けたのは米国とソ連だけ」てのもすごいですね。日本が戦争してたのは米国、ソ連、中国の他にも英国やオーストラリアなどがあるわけですがウヨにとっては「俺達は中国(もちろん共産党だけでなく蒋介石の国民党を含む)や英国、オーストラリアなどには負けてない」なんでしょう。まあ、そういう事言っても相手の反感買うだけですが。

島田氏は中華人民共和国こそファシズムであり、ナチズムでもあると分析。

「ナチズム」「ファシズム」は「右翼反共主義」に使う言葉なのですが。島田の「ファシズム」「ナチズム」定義って何なんでしょうか。単に気にくわない相手に投げつける罵倒語か?


■島田のツィート(3/29分)

民主党藤田幸久議員が安倍首相の対外姿勢を批判した国会質問を読んで呆れた。

 もちろん「中韓との関係を悪化させてどうするんだ」というごくごく普通の質問です。呆れる内容じゃない。
 島田もそのことを内心では自覚してるのか、「藤田は以前911テロCIA陰謀論(CIA自作自演説)に好意的態度をとってた」云々と全然関係ない事を言い出しています。もちろん「911CIA陰謀論」がばかげてる事は事実ですが、そういう人間(藤田氏)の発言だろうと「中韓との関係を悪化させてどうするんだ」というのは全くの正論の訳です。大体「911陰謀論」と安倍批判は関係ない。安倍批判派の大部分は「911陰謀論なんかもちろん支持してない」わけです。もちろん俺も「安倍外交批判派」ですがそんな陰謀論支持していません。
 つうか陰謀論つうのなら「南京事件慰安婦は日本を貶めるでっち上げ」という島田だって陰謀論者の訳で、藤田氏の「911陰謀論に対する過去の好意的態度*20」をあげつらうことができるような人間じゃありません。

アホ同士の身内の争いを公共の電波に載せるなどとんでもない。明確なペナルティを課すべきだ。
■テレ朝「報ステ」で「降板」めぐり応酬 元官僚の古賀氏と古舘キャスター - 産経ニュース
http://www.sankei.com/entertainments/news/150328/ent1503280013-n1.html

真偽は不明ですが

http://www.sankei.com/entertainments/news/150328/ent1503280013-n1.html
 テレビ朝日系ニュース番組「報道ステーション」で27日、コメンテーターを務めた元経済産業省官僚の古賀茂明氏*21が自身の「降板」をめぐって古舘伊知郎キャスターと激しく応酬する一幕があり、波紋を広げている。
(中略)
 27日の放送で、(中略)古賀氏は「テレビ朝日の早河(洋)会長や古舘プロジェクト*22の佐藤(孝)会長の意向で、今日が最後(の出演)」と発言。「菅義偉官房長官をはじめ、官邸にバッシングを受けてきたが、(注:視聴者から?)激励を受け、非常に楽しくやらせていただいた」と話した。
 これに対し、古舘氏は「今の話は承服できない。(注:常連コメンテーターではなくなる)4月以降も機会があれば(注:コメンテーターとして)出ていただきたい。『降ろされる』というのは違う」と反論。古賀氏は「古舘氏は『(注:コメンテーター降板について)何もできなかった。本当に申し訳ない』と仰った」「全部録音させていただいている」などと応じた。
 その後も、古賀氏は「I am not ABE」と書いた紙を掲げ、「(注:安倍政権はテレビ局に)裏で圧力をかけるのはやめてもらいたい」などと発言。古賀氏は過去に同番組に出演した際、安倍政権に批判的な発言をしていた。

と古賀氏が安倍批判発言したことが島田にはよほど不愉快だったのでしょう。「(政府が古賀氏に?)ペナルティを与えろ」と暴言をはく始末です。何を根拠にペナルティを与えるのか。「政府が圧力をかけたから降板することになったと言う古賀氏の主張はデマだ、政府への名誉毀損だ」というならまだわかりますが、島田の言ってる事はそういうことじゃないでしょう。

古賀は流石に民主党政権のブレーンにふさわしい人物だったと思わせる。

 やれやれです。いつから古賀氏が民主党のブレーンになったのか。彼は「大阪府市統合本部顧問」だから「橋下維新ブレーン」なんですが。
 安倍批判したら「民主党ブレーン扱いする」のが島田の流儀なのか。
 むしろ古賀氏は「第一次安倍政権のブレーンの一人」なんですけどね。いや「渡辺喜美・第一次安倍内閣行政改革担当相」が彼を評価していたとは言え、ブレーンというと少し評価しすぎか。
 そして渡辺が大臣を辞めると、渡辺以外は彼を評価していなかったためか「露骨に干されるようになり」、それは民主党政権でもかわらないため退官したというのが事実のようです。全然民主党のブレーンじゃない。

古賀茂明(ウィキペディア参照)
・2006年(平成18年)、公務員制度改革に力を入れていた渡辺喜美*23行政改革担当大臣(第一次安倍内閣)から、大臣補佐官の就任の要請を受けたが、癌による体調悪化から辞退し、代わりに9年後輩の同僚である原英史*24を紹介し、原が大臣補佐官に就任した。
・2007年(平成19年)には茨城県つくば市にある独立行政法人産業技術総合研究所に異動。しかし、渡辺行政改革担当大臣が福田康夫首相の反対を押しきる形で2008年(平成20年)に霞ヶ関に復帰させ、内閣官房に設置された国家公務員制度改革推進本部事務局審議官に就任。当時の渡辺行政改革担当相の下で、「年功序列人事の廃止」「天下り規制の強化」「事務次官廃止」など急進的な公務員制度改革に取り組んだ。
・その後、仙谷由人*25行政刷新担当大臣は、当初は公務員制度改革への意欲をみせ古賀を大臣補佐官に就かせ行政改革を続けさせるつもりでいたものの、そのような人事は財務省が認めないとの古川元久*26内閣府副大臣(大蔵省出身)や松井孝治内閣官房副長官通産省出身)ら官僚出身議員からの進言を受け断念。2009年(平成21年)12月、唐突に国家公務員制度改革推進本部の幹部全員が解任され、古賀も内閣事務官の任を解かれ、経済産業省に戻った。
・2011年(平成23年)6月に、7月15日までに辞職届を提出するよう海江田万里*27経済産業大臣、松永和夫経済産業事務次官から通達されるが、これには応じなかった。同年7月に事実上の退職勧奨である民間出向の打診も受けたがこれも拒否。しかし、枝野幸男*28経済産業大臣就任後に経済産業省の立岡恒良官房長から再度退職を促されたために9月22日に、同月26日付で辞職する内容の辞表を提出した。
 なお、同じ経済産業省出身で京都大学大学院准教授(当時)の中野剛志*29は2012年5月に収録されたウェブサイト「超人大陸」の中で触れ、古賀について「肩たたき(勧奨退職)の年次だっただけ」として、慣例に従った人事であると指摘した。
・2010年(平成22年)10月15日の参議院予算委員会に古賀はみんなの党参考人招致を受けて出席し、政府の天下り対策や公務員制度改革を批判した。それに対し、当時の仙谷官房長官が「上司として一言、こういうやり方ははなはだ彼の将来を傷つけると思います」と発言し、「恫喝」であるとして話題になった。 後日、鶴保庸介参議院決算委員長(自由民主党)が、決算委員会冒頭の挨拶で仙谷の上記の言動について批判した。
・2011年(平成23年)12月13日、大阪市長橋下徹大阪府知事松井一郎が当選したことに伴い、「府市統合本部」顧問就任の要請があり、古賀はこれを快諾した。


■島田のツィート(3/22分)

 民主党議員の「質問」*30やテレビの左傾*31コメンテーターに接して、まず頭に浮かぶ言葉は「戦士とハエ」だ。
魯迅の「戦士と蠅」
http://island3.exblog.jp/23757405/

・他人をハエ扱いするのも非常識なら、「ハエ」云々の元ネタが「日本による中国侵略への批判がライフワークの一つだった」魯迅てのも非常識です。大体、魯迅が「ハエ扱いしてる」のは島田みたいな人間(デマで他人を中傷)だと思いますけどね。
・島田らウヨが「拉致問題田中均氏につけた因縁」のほうがよほど「戦士とハエ」を思い起こさせますけどね。
 あるいは島田らウヨ連中が河野談話河野洋平*32)につけてる因縁とか。
 「拉致問題の現実的解決」とか「日韓友好」とか考えたら「田中氏や河野氏の手法」しか手はないですからね。


■島田のツィート(3/15分)

 岡田克也は、「強制連行」も「性奴隷」もあらぬ中傷であり、慰安所は娼館の戦地版であったと、(注:メルケルとの会談で)はっきり事実に基づいて説明したのか。

安倍ですらそんなことしてないのに何をバカ抜かしてるんでしょうか。それとも「安倍がやらないから岡田でも誰でもいいから誰かやってくれ」て泣き言でしょうか。

アメリカでも韓国疲れが出てきたようだ。
@日韓関係悪化「米国に有害」 米・前国務次官補が苦言、「朴政権も言動自制が必要」 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/world/news/150314/wor1503140022-n1.html

 島田の主張も無茶苦茶ですが、キャンベル*33前国務次官補の発言も無茶苦茶です。

 韓国の指導者に対しては「北朝鮮の指導者とは前提条件なしにいつでも会うと言っている」にもかかわらず、日本の指導者とは会おうとしないと指摘。

 記事が事実なら「おいおい、キャンベル」ですね。朴大統領の「前提条件なしに」は「私も『核廃棄』とか前提条件つけないから北朝鮮も『米韓軍事演習中止』とか前提条件をつけるな」て話であってメインは「北朝鮮は前提条件つけるな」て話ですが(それに北朝鮮は反発している)。つうか安倍相手に「河野談話を堅持しなくても靖国参拝しても会います」なんてわけにいかないでしょうよ。米国政府関係者もあまり馬鹿な事言ってると「韓国の米国離れ」を助長しかねないと思いますけどね。

 一方、ブッシュ政権でアジア・太平洋を担当したローレス元国防副次官は戦後70年を機に中国が韓国との関係を強化しようとしているとした上で「日本だけでなく、韓国の朴槿恵(パク・クネ)政権も自らの国益のため、今後数カ月間の言動を自制する必要がある」と述べた。

 まあ、産経記事を読む限り「韓国への自重」ばかり求めたらしいキャンベル氏に比べればこのローレス氏の方が「日本の言動は問題だ」と指摘してるだけいくらかまともですかね。


■島田のツィート(3/11分)

韓国側に期待を持たせるような発言をすべきでない。この男にとっては迎合=解決なのだろうが。
@慰安婦問題「朴大統領に『解決済み』と言うだけでは道は開けない」自民・二階*34総務会長 - 産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/150311/wst1503110055-n1.html

 二階氏の「自民党総務会長」という立場を考えればこうした二階発言は「渋々であれ安倍も事前に了承してる」でしょうに、安倍批判出来ない辺りはさすが安倍信者の島田です。


■「対華21カ条要求:加藤高明の外交指導」(18・完)
http://island3.exblog.jp/24393087/
 加藤高明*35(大隈*36内閣外相)の外交「対華21箇条要求」を「中国の反日感情を激化させるなど拙劣な外交」という島田ですが加藤も「河野談話否定論、南京事件否定論大東亜戦争聖戦論をぶちかます外交音痴の島田」「現在進行形で中国の反日感情を激化させる島田」にだけは「加藤外交は反日感情を激化させて拙劣」なんて言われる筋合いはないでしょう(苦笑)。つうか「反日感情を助長した加藤外交は拙劣」と言う男が「反日感情を助長する安倍外交」を支持できる神経はよく分かりません。
 「安倍さんは加藤と違って権益要求なんかしてないもん」とでも言う気でしょうか?


■「保守」という言葉の使い方について
http://island3.exblog.jp/24389766/

 本人の「レーガン保守」的資質、カリスマ性、民主党候補に勝てる可能性、東アジア問題への関心と知識、日本の「国基研的保守派」との親和性という5点に鑑み、私はマーコ・ルビオ上院議員が(注:共和党の大統領候補として)最もよいのではないかと思っている。

 太字部分には思わず吹き出しました。まあ、島田が評価するんですから「国基研的保守派と仲良くつきあってくれるか」てのは確かに重要な判断基準ではあるでしょうが(ルビオ氏について俺は無知なので島田のルビオ氏評価の是非について特には論じません)。
 なお、島田のいう「レーガン保守」とは「国基研的保守派」とイコール*37ですし、「東アジア問題への関心と知識」とは「国基研と東アジア認識が同じかどうか」とイコールです。「カリスマ性」は「民主党候補に勝てる可能性」とイコールですから島田のいう5つの判断基準は結局「民主党候補に勝てるかどうか」と「国基研的保守派と意見(特に東アジア情勢についての意見*38)が近いかどうか」の2点に集約できます。ブッシュ・元フロリダ州知事なんかは「父、兄が元大統領」ということで「勝利の可能性がかなりあるんじゃないか」といわれてるようですが「国基研的保守派と意見(特に東アジア情勢についての意見)が近いかどうか」という点で島田はブッシュ元知事を評価出来ないのでしょう。
 しかしルビオ氏は「島田に評価されて」果たして嬉しいんでしょうか、どうなんでしょうか。

 保守という言葉には多様な意味が付与されているだけに、日本の保守政治家も、問われた場合、自分はいかなる意味で「保守」なのかを簡潔に説明する用意をしておく必要があろう。

 まあ、おっしゃる通りで、島田が「反日」「中国の犬」呼ばわりして保守派扱いしない「河野洋平官房長官」「福田康夫元首相」「鳩山由紀夫元首相」なども「自己認識も世間の認識も保守派」ではあるわけです。

内外問わず、メディアでは「中国共産党内の保守派」といった表現が見られるが、これは保守という言葉を著しく毀損する用法である。こうした場合は「守旧派」(old guard)などの表現を用いるべきだろう。

 お断りしておけば英語はともかく日本語においては「保守派=守旧派」です。「守旧」と言う言葉には言葉の意味としては島田の言うような「悪い物を愚かにも維持し続ける」などのネガティブな意味はありません。
 ただ「旧」という漢字が入ってるせいか、ネガティブイメージが何故かあり、「守旧派」と言う言葉は自称されることはまずないし、他人に対して使われる場合も島田の使い方のように非難がましい使われ方をする事が多いです(ウィキペ「守旧派」参照)。
 「守旧派」と扱いが似たような言葉には例えば「婦人」てのがあります。「婦人=成人女性」と言う意味ですが「婦」と言う漢字のせいで「婦人=専業主婦、中年女性、既婚の女性」というイメージがあるのか「未婚の女性や若い女性も対象にした物(例:未婚女性も対象にした雑誌)」については「婦人」と言う言葉はあまり使われなくなっています(ウィキペ「婦人」参照)。


■国基研シンポ「歴史プロパガンダとどう闘うか」詳報
http://island3.exblog.jp/24378804/
 「南京事件は中国の捏造」「慰安婦は韓国の捏造」「俺達、愛国者中韓のデマと闘う」などといういつもの与太話集会です。こんな与太話集会に「西岡巣くう会会長」「島田巣くう会副会長」が平然と参加し、それを「拉致被害者家族会が容認する」。家族会とはもはやただの「極右政治団体」だと言っても誹謗にはならないでしょう。まったく家族会はどうしようもないバカの集まりです。


碩学伊藤隆氏の北岡伸一批判
http://island3.exblog.jp/24376313/
 伊藤隆も「つくる会理事」になってから着々と「右翼活動家への道」を歩んでるようです(毒)。
 何せ「国家基本問題研究所理事」の肩書きで、ウヨ雑誌「歴史通」(ワック出版)において、北岡の「日本のあの戦争は侵略」発言を「オウンゴール」呼ばわりだそうですから。でそんな右翼活動家・伊藤を右翼仲間の島田が「正論だ」といって褒めると。「どっちがオウンゴールなんだよ」と思いますが、まあ「島田の同類と化した」伊藤にはもはや何を言っても「馬の耳に念仏」でしょう。

私は、北岡氏は歴史学者として全くのニセモノだと思っている。

 安倍のブレーンなんか務める北岡が「本物」だとは俺も少しも思いません。理由*39はともかく、そして島田に北岡批判する資格があるかどうか*40はともかく、結論については島田に同感です。
 なお、島田は伊藤を「本物」だと言いたいのでしょうが、「つくる会理事」「国家基本問題研究所理事」などという歴史修正主義者の伊藤が「ニセモノ」である事は言うまでもないでしょう。もちろん島田が「国際政治学者」として、島田のお仲間「荒木や西岡」が「韓国研究者」として、「ニセモノ」である事も言うまでもありません。


■日共・志位の呆れた「企業論」
http://island3.exblog.jp/24366319/

 統一地方選前半の報道の中で、最も呆れたのが、日共の志位の下の発言だ(2015年4月11日)。
「企業が一番世界で活躍しやすい国でなく、国民が一番暮らしやすい日本を作ろう」。

 志位発言の何が問題なんだかさっぱり分かりません。志位氏が批判する「企業が一番世界で活躍しやすい国(安倍の発言)」て「企業が長時間低賃金労働で労働者こき使っても違法じゃない国」なんてとんでもない代物ですからね。「そんな国はノーサンキューだ」「企業経営も大事だがその為に国民が不当な犠牲を強いられるいわれはどこにもない」「だから我々は安倍政権が導入を目指すホワイトカラーエグザンプション(残業代不払い合法化)には反対だ」て思うのは何も志位氏だけじゃないでしょう。「労働者をこき使う側の企業」ならともかく。何も志位氏は「企業経営の重要性」を否定してるわけじゃない。
 つうか、島田は「福井県立大学に無茶苦茶にこき使われても」文句言わない覚悟があるんでしょうか。結局「安倍万歳、打倒共産党」というくだらない理由で「批判すべきでない志位発言」に「志位は企業が活動しにくいソ連社会主義国家が理想か(島田)」などとくだらない因縁つけるわけです。
 志位氏は「国民が一番暮らしやすい日本を作ろう」といってるんだからソ連型社会が理想の訳がない。
 まあさすがに島田も自分の因縁が「言いがかりだ」て事は自覚してるでしょうけど。
 しかし「志位の野郎!」と因縁つけるとはやはり「統一地方選での共産の躍進(まあ、ささやかな躍進で過大評価は禁物ですが)」が反共右翼として島田もよほど不快だったんでしょう。でも島田ごときがくだらない因縁つけても何がどうなるもんじゃないですよねえ。統一地方選後半戦も共産は前半戦同様に躍進すると思いますが仮に自公の巻き返しや民主の奮闘で躍進に多少ブレーキがかかったとしてもそれ島田の因縁と関係ないですし。


■朝日の選んだ「海外有識者」が反日募金−安倍米議会演説に合わせ
http://island3.exblog.jp/24348163/
 いつもながらばかばかしいですね。別に朝日がある人物A氏を「海外を代表する有識者」と認識*41してるからといってそれは「朝日がA氏の行動全般にお墨付きを与えてる」事を意味しないわけです。
 まあ、それ以前に島田が罵倒するA氏の言動は「河野談話支持」という当たり前の言動でしかありませんけど。


■「反ファシズム戦争」はまだ終わらない
http://island3.exblog.jp/24345378/
 反ファシズム戦争といった場合普通は「日独伊ファシズム同盟」が打倒された第二次大戦のことを言うわけですが「中国」のことを「ファシズム国家」よばわりしたあげく「中国を打倒して反ファシズム戦争が終わる」などと抜かす島田には唖然です。 
 先ず第一に「ファシズム」の特徴は「右翼反共主義」です。どうして共産国家の中国が「ファシズム」になるのか。ならば他の共産国家「旧ソ連、東欧」「カンボジア」(以上、過去の共産国家)、「北朝鮮ラオスベトナムキューバ」(現役の共産国家)はファシズムなのかどうなのか?。何故島田は「スターリニズム」という用語を使わないのか。まあ島田はファシズムをただの罵倒として使ってる疑い濃厚で、おそらくまともな説明など到底できないでしょう。
 第二に「中国打倒」なんかできるわけないでしょう。非常識にも程があります。

 20世紀3大殺人者の内、死に追いやった人数で言えば、スターリン2000万人、ヒトラー1200万人に比べ、6500万人とも言われる毛沢東が圧倒的1位にある(数字はいずれも推計)。

 「戦前を美化する島田ら日本ウヨ」がためらいなくヒトラーを罵倒できる神経はよく分かりません。
 「戦前日本がヒトラーと同盟を結んでいたこと」をどう思ってるんでしょうか?。そもそも日本が米国相手に戦争を仕掛けたのも「ドイツがいれば安心だ」と考えていたからで、日独同盟がなければ日米開戦には踏み切れなかったんじゃないか。日米関係を悪化させた「仏印進駐」も「フランスを降伏させたドイツが日本の同盟国だから」日本が実行できたわけです。
 戦前日本政治を理解する上で「ドイツとの同盟」は無視できる話ではないのですが。


■安倍「人身売買」発言と中韓の反応
http://island3.exblog.jp/24340636/
 何で安倍の「慰安婦は人身売買発言」に中韓が反発するかといえば安倍の発言に「悪いのは人身売買した女衒だ、日本政府じゃねえ」「慰安婦はかわいそうだが日本政府はとにかく悪くねえ」という居直りを感じるからでしょう。実際この安倍発言をそう解釈すべきかどうかは分かりません*42が「そう疑われても仕方がないような暴言」を慰安婦問題ではき続けてきたのが安倍であり、「島田ら安倍のお仲間連中」であるわけです。


育鵬社歴史・公民教科書の検定合格と民主党細野*43のコメント
http://island3.exblog.jp/24334267/
 「安倍政権なんだから合格するだろうね」て話でしかありません。つうか安倍政権ですら多数の修正意見をつけざるをえないんだからいかにつくる会が酷いかって話です。

 内容は圧倒的に他を凌駕すると自負しますが、日教組はじめ左翼反日勢力の必死の抵抗もあり、現在のシェアは4%、これをどこまで増やせるか、今夏の採択戦が勝負になります。

 内容が酷いから4%しかないのに良くもふざけたことが言えたもんです。とはいえ以前は「1%きってた*44」事を考えれば「政治的ごり押し」で4%までもってきたわけで油断は禁物でしょう(舛添都知事が都立高校で採択しないだけでも%はおちますが、彼がその辺りどういう価値観かは俺は残念ながら知りません)。
 また「つくる会が一番酷い」ことは事実ですがほかの教科書も「安倍政権を恐れて慰安婦南京事件の記述を減らす」等の屈服をしてるようですので「つくる会の採択が低い」からと言ってそれだけでは手放しで喜べないという問題もあります。
しかし安倍や下村も「慰安婦南京事件について加害記述を弱めさせる*45」なんて何考えてるんですかね。これで日中関係や日韓関係が良くなるわけないでしょう。実際、中韓の政府、メディアは安倍批判を強めてるわけです。つうか「安倍に友好関係を築く意思があるかどうか自体」が疑われる。
 もう中国も韓国も「民間交流や『行政の事務方の交渉』はそれなりにやるが、首脳会談とかする気はない(国民感情もあってできる話ではない。すれば安倍も調子に乗る)」「日中、日韓間で大きく政治的マターをすすめる気は基本ない」「安倍政権は基本的に相手にせずポスト安倍に期待する」路線に突入でしょうよ。
 だいたい、この行為、「鈴木*46内閣の宮沢*47官房長官談話とそれをもとにした近隣諸国条項」「宮沢内閣の河野官房長官談話」に明らかに反してるでしょうよ。国際公約ぐらい守ったらどうなのか。
 日本政治、日本社会の劣化にただただ絶句ですね。
 なお、細野氏コメントですが、共産党などと比べ、完全に腰が引けてますね。「安倍に批判的なポーズを取って評価されたい*48」が「松原仁ら党内右派ともめたくない」というどっちつかずの考えがこうした醜態の原因でしょう。民主党には改めてがっかりです。


上西小百合辻元清美―維新と民主
http://island3.exblog.jp/24330457/
 島田が異常なまでに辻元氏を嫌ってると言う事だけが分かる駄文です。
 「上西より辻元の方が議員失格」とはもはや辻元氏に名誉毀損で訴えられても文句言えないレベルの暴言でしょう。
 「そんなにダチ公・阿比留が辻元氏に敗訴したことが悔しかったのか」「そんなに辻元氏が安倍に『河野談話を踏襲するのですか、どうなんですか』と第一次安倍内閣、第二次安倍内閣で質問し安倍から『踏襲します』という答弁を引き出したことが悔しかったのか」と聞きたくなります。


朝日新聞慰安婦報道」に対する独立検証委員会 報告書(島田洋一担当部分)1
http://blog.livedoor.jp/shimadayoichi/archives/1023516909.html
 「2,3,4」まであるそうです。興味のある方は「島田の個別具体的主張」に詳細に突っ込んでみればいいでしょう。小生はそこまでの興味も「突っ込む能力」もないのでやりませんが。簡単な批判だけしておきます。
 まあ、島田らの言ってる事は「朝日の『吉田清治証言』誤報のせいで河野談話やクマラスワミ報告書、マクドガル報告書、米国下院決議が出た」というデマゴギーです。まともな検証じゃない。
 もちろんそんな事実はどこにもない。河野談話その他は吉田証言なんか根拠にしてません。大体「吉田証言」は「済州島限定の証言」なんだから彼の証言が信用されてたときも「済州島限定」でしか使われてません。一方慰安婦は「韓国人限定じゃない」。フィリピン人もいるし、インドネシア人もいる。当然、そうしたところの慰安婦の実態については「吉田証言」なんか使われてないわけです。島田のような寝言が国際社会に通用するわけもない。
 まあ、こうしたことは「島田も分かってて」、「国際社会で通用しなくてもいい、国内限定で通用すればいい」「でもそれを公言できないから国際社会でも通用させると強弁してるだけだ」と「神武建国を国内限定で通用させてた戦前日本」みたいなことを考えてるのでしょう。ばかばかしい話です。


■「圧力を掛け対話を引き出していく以外ない」(安倍首相)
http://island3.exblog.jp/24322466/
 はっきりと「安倍さんに失望した」と言ってる荒木と違い「安倍について何が言いたいのかよく分からない」島田の文章です。
 安倍の「圧力を掛け対話を引き出していく以外ない」を
1)安倍さんはその言葉通りに動いていて期待が持てると思ってるのか
2)安倍さんはその言葉通りに必ずしも動いてないと批判してるのか
読んでもよく分かりません。「安易な制裁解除は良くない」と島田は言ってますので「もしかして2)?」て気もしますが仮にそうだとしても荒木ほど糞味噌でない辺りが面白い。
 というか荒木の場合「交渉なんか無意味だ、自衛隊北朝鮮投入だ」として「圧力を掛け対話を引き出していく以外ない」を公然と否定しつつありますね。


■鼎談 ファシズム中国が騙る「反ファシズム戦争」史観を許さない
http://island3.exblog.jp/24313883/
 「騙る」も何もあの戦争を「反ファシズムの勝利」と見なしてるのは中国だけじゃないんですけどね。「スターリンソ連蒋介石中国は独裁じゃないか」と島田らウヨが言ったところで「英米仏は民主主義」「日独伊は全体主義」なんだから反論になってないでしょう。

島田
 アメリカのルーズベルト政権も、ブレーンのほとんど*49ムッソリーニに畏敬の念を抱いていました。当時のアメリカもファシズム的傾向と無縁ではなく、ソ連と抵抗なく手を結んだのは、側近にコミンテルンのスパイが多かったせいだけではありません。

 島田の言う事なので「ムソリーニに畏敬の念」云々は真偽不明*50ですがそれはさておき。いや抵抗はあったんじゃないですかね。ただ「ナチスドイツがフランスを屈服させ英国に猛攻撃をしかけてる」中で「ソ連と手を組まない」と言う余裕もないでしょうよ。

島田
 中国は訒小平*51時代に改革開放の名で、原始共産主義を捨てファシズムに転換しました。

 島田のファシズム定義は意味不明ですね。何度も言いますが「ファシズムの特徴は右翼反共主義」です。「共産主義ファシズム」なんてもんは「丸い三角」並みに意味不明です。
 また島田曰く「毛沢東*52時代=原始共産主義」「トウ小平以降=ファシズム」だそうですが、ということは「改革開放する」とファシズムになるのか。ということは「ドイモイ路線」のベトナムファシズムなのか。
 また原始共産主義というのは普通「貨幣が誕生する前の社会」「農業なんかしてなく狩猟で生活してた社会」をさす(ウィキペ「原始共産制」参照)わけです。まあ間違ってたらお詫びしますが要するに「貨幣がない、農耕してない→みんな貧乏だから、暮らしていくのに必死で格差とかできない。ある意味平等」てことでしょう。でも毛沢東時代には当然ながら「農耕も貨幣もある」わけです。毛沢東が貨幣や農耕を否定したなんて事実もないでしょう。島田の言う「原始共産主義」とは一体何なのか?
 まあ、島田をまともに相手しても空しいんですが。


■「わが軍」発言に「反発」する政治家の低質
http://island3.exblog.jp/24307730/
 何故「わが軍」発言が批判されるかというと先ず第一に歴代政府・与党の解釈では「自衛隊専守防衛限定の武力組織だから軍ではなくしたがって憲法に違反しない」からです。そういう理屈だからこそ「警察予備隊」「保安隊」「自衛隊」と呼び「軍隊」と言う呼び方を避けてきたわけです。
 「わが軍」という安倍は「歴代政府解釈を否定するのか」「否定して何がしたいのか」ということです。当然ながら「専守防衛以外でもがんがん軍事行動するのではないか」という危惧、批判が出るわけです。それは何ら揚げ足取りでも言葉狩りでもない。
 第二に「わが軍」という安倍は自衛隊を「自らの私物と勘違いしてるのではないか」ということです。安倍は「首相」であり自衛隊の最高指揮官ではありますが別に自衛隊は安倍の私物ではなく、安倍が好き勝手に動かせるわけでは当然ながらありません。


■鳩山と岡田の、いかにも民主党的な兄弟喧嘩
http://blog.livedoor.jp/shimadayoichi/archives/1023002602.html

 鳩山の発言中、(中略)「(基地問題で認識が基本的に違う)とすれば、私が(注:鳩山内閣)外相就任を求めたときに『私はできません』と断るべきだった」という岡田批判は正しい。
(中略)
 (注:基地問題について)鳩山を批判しながら(注:鳩山内閣外相だった)岡田を(注:基地問題で)評価するということは常識人にはあり得ない。

 まあ、「鳩山氏による『基地問題での岡田批判』は正しい」「民主党幹事長(鳩山代表時代)、鳩山内閣外相を『県外移設論を主張する鳩山氏』から引き受けながらどうして岡田は鳩山氏の県外移設方針を非難出来るのか」という限りにおいては島田の指摘は正論でしょう。あくまでも「その限りにおいて」ですが。

 訪問の目的は「北方領土問題の解決のため」と説明した。「(日露首脳間で)議論もできないような状況ではまずい。もっと雰囲気を良くしないと、プーチン大統領は(注:交渉に)乗ってこない。安倍晋三首相とは良い関係があった。その関係に戻してあげたいというのがクリミア行きの理由だ」と語った。

 「鳩山氏のクリミア訪問」については「手放しで賛同する気にはなれない」のですが一方で「鳩山氏が言うように」、北方領土問題を抱える日本が欧米に調子を合わせて制裁論でいいのかと言う疑問はあります。たとえば天安門事件当時、日本は欧米の中国制裁論*53には「中国権益」を考えて乗らなかったわけです。俺ははっきりと正直に本音を言えば「何が何でも人権と言う人間ではない」「中国権益は大事と思う人間」なのでこれはまあ、「積極的に正当化する気はさすがにないものの」仕方がなかったんじゃないかと思います(こういう事言うとMukkeさん当たりは大激怒でしょうが)。
 またアパルトヘイトでの欧米の南ア制裁にも日本は「南ア権益」を考えて乗りませんでした(小生はこの日本の南アへの態度はさすがに支持しません。人権面で問題なのは当然ですが、貿易という観点でもアフリカ諸国や欧米の反感買いましたし、日本にとって中国ほどの重要性は南アにはないでしょう)。過去の日本というのはそのように「是非はともかく利益、利権も考えた現実主義」で「欧米と一線を画す」こともあったのですが何故か今回は「対露制裁万歳」で「それでええんかいなあ」とは思いますね。じゃあ、いつも「安倍政権は欧米にあわせるのか」といえば「靖国参拝では独自路線で欧米の批判浴びる」んだからわけがわかりません。

訪問時の感想として「(中略)プーチン氏を悪く言う人は一人もいなかった。みんなプーチン氏のおかげで本当にいい国になったとロシアに編入されたことを大変喜んでいた」と述べた。

 もちろん「鳩山氏のクリミア訪問」は「ロシア政府の招待なので、その感想は多少割り引く必要はある」でしょうが、実際「クリミアにプーチン支持のロシア人が多い」のも確かなのでしょう。プーチンのやり口がいいとは言いませんが今さらクリミアをウクライナに戻すことはかえって内紛の種にしかならない気がします(そもそもクリミアはロシア領だったのを現地住民の意思を無視して旧ソ連時代にウクライナ編入されたという経緯もあります)。大体プーチンが「クリミアのウクライナへの返還を今さら飲む」とも思えません。

 首相時代の外交への評価を「60点」とし、「東アジア共同体構想が大事だと言った結果、日中関係、日韓関係は非常に良かった」と自賛した。

 日韓はともかく、鳩山氏には失礼ながら「尖閣問題(鳩山内閣時代に尖閣に侵入した船長を逮捕)」があるので日中はとてもよかったとはいえないでしょうね。まあ、「靖国参拝」「歴史認識問題」「集団的自衛権」などで中国と険悪になってる今の安倍時代よりはマシですけど。

 また、日本政府が元首相としての訪問自粛を要請したことに関し、「首相なんていう肩書は、もともとなくてもよかった。たまたまなってしまったから肩書がつきまとっているが、いらない。もっと自由に動きたい」と述べ、本来は首相にはなりたくなかったとの認識を示した。

 産経らしい酷い記事ですね。これのどこが「首相になりたくなかったとの認識」なのか。まあ、鳩山氏の物言いも不適切かも知れませんが「元首相というのは周囲が言ってるだけで僕はそういうこと気にして欲しくない、過去は忘れて欲しい、一個人として扱って欲しい」て話でしょうよ。まあ、そういうわけに行かない気もしますけど。

 首相時代に「最低でも県外」と約束して実現できなかった普天間移設問題については、「最低でも県外と言って、それができなかったことが最低だった。自分の思いが果たせなくて名護市辺野古(への移設)に戻ってしまったことを一番後悔している」と語った。

 まあ鳩山氏の沖縄基地問題での態度は「無責任で無能」かもしれませんが、正直な人ではあるのでしょう。「あとでも批判しますが」岡田氏のように「県外なんて無理だと前から思ってた」と居直る「恥知らずの嘘つき」よりは好感が持てます。

 鳩山氏は、首相時代に外相を務めた岡田氏への批判も強めた。
(中略)
 ネット番組で岡田氏が外相のときから「県外移設は不可能」との考えだったと語ったことに対しても怒り心頭の様子で、「だとすれば、(注:当時、県外移設方針を公言していた首相の)私が外相就任を求めたときに『私はできません』と断るべきだった。(中略)」と不満を漏らした。

 これは全くその通りですね。鳩山氏に同感です。俺が沖縄人なら鳩山氏は許せても、「岡田許すまじ!」ですよ。まあ、「力不足でどうもサーセン(鳩山氏)」といえば済むわけではありませんが「嘘ついて何が悪い(岡田氏)」と居直るなんて人として最低です。


■韓国系米人ビクター・チャの韓国反日病批判
http://island3.exblog.jp/24269354/
 島田の引用したチャの文章は「韓国批判」というより「米英間では独立戦争は歴史になったが、日韓間では植民地支配は歴史になってない(今もホットな政治問題だ)」という単なる「事実の指摘」に過ぎないと思いますがそれはさておき。「で仮に批判だとしてそれがどうかしたの?」て話ですよね。
 仮に批判だとしてもチャはせいぜい「まあ日本の安倍政権とか極右連中も本当に酷いと思うけど、日韓関係がごたごたすると米国の国益にも響くからなんとか韓国にはうまくやって欲しいんやけど」て言ってるに過ぎないわけです。何も「日本右翼は正しい」なんて一言も言ってない。
 つうか島田は「のび太中韓)が何を言おうと知ったことか」「ジャイアン(米国)さえ怒らせなければいいんだ」てスネ夫体質が酷すぎですよねえ。まあ、そういう態度てあまりにも問題がありすぎますけど。
 中韓を「のび太だからどうでもいい扱い」も問題なら「ジャイアンさえ納得すればいい」も問題ですよねえ。中韓のび太扱いできるほどの小国じゃないし、当然、ジャイアン米国の気に入られればオールOKじゃない。かつジャイアン(米国)は基本的にはジャイアンのことしか考えてないわけです(これはどこの国だって基本的には同じですが)。「ジャイアンに気に入られればいい」だと「ジャイアンの言いなりになるしかない」わけです。「ジャイアン、あまりにも酷いから、今回は反対しよう、その場合のび太やしずか、出木杉といった仲間を集めよう、俺一人でガチバトルはちょっときついわ」という選択肢を最初から捨ててどうするのか。


メルケル発言「捏造」の岡田克也議員辞職すべき
http://island3.exblog.jp/24248891/
 まあ、あの島田なら「予想の範囲内」の暴論ではあります。さすがに島田も本気で「捏造だ」などとは思ってないでしょう。「議員辞職」云々てのもさすがに本気ではないでしょう(この件では議員辞職どころか民主党代表辞任さえ、島田ですら可能とは思ってないんじゃないか)。
 正直「島田以外のウヨの多く」や自民党公明党、安倍政権は実はこの問題、曖昧にごまかしたいのではないかと思いますね。
 というのも常識で考えてこんな事で岡田氏が嘘をつく必要もないからです。メルケルの態度も実にうさんくさい代物で、まあ、「安倍に頼まれて適当に調子あわせてる」と見るのが妥当でしょう。
 産経すら

 日中韓それぞれと関係を維持するドイツは、歴史問題の対立には巻き込まれることを避けてきた。約1年前、中国の習近平国家主席の訪独時には、ホロコースト記念施設への訪問の要望を断ったと伝えられた。

と書いてメルケルがこの件で逃げ腰であると書いています。『習主席の訪問動機が何でアレ、ホロコースト記念施設の訪問ぐらい認めてやれよ、そこで習主席が何発言しようとドイツ政府は関係ない、て言えばいいだろ』と思いますが、日本(安倍政権)ともめることがメルケルはそれほど嫌なのでしょう*54
 メルケルとしては「岡田氏の面子を多少潰しても安倍に恩を売っておこう。何せ首相だから*55」「安倍と一緒になって岡田は嘘つきだ、政治家失格だなどとつるし上げるようなまねしなければ岡田氏や民主党、世間も大目に見てくれるんじゃないか」「どうせ私の発言について証拠はないから何言ってもばれない*56」という計算なんでしょうが、そううまくいくかどうか。
 岡田氏や民主党が面子を潰したメルケルに正直、むかっ腹立ててるのは間違いないでしょうし、この一件で「メルケルは自分の利益になると思えば平気で嘘をついて人の面子を潰す危ない人間」ということが天下に明らかになったわけですからね。「岡田氏の方が嘘つきだ」なんて思ってる人はまずいないでしょう。
 今後、世界中の政治家が彼女には警戒することになるでしょうね。それてはっきり言ってメルケルの重大な失策じゃないのか。


■「対華21カ条要求:加藤高明*57の外交指導」(15)
http://island3.exblog.jp/24243224/

 以下は、14回目まで本ブログ上で連載し(2009年)、中断していた旧稿「対華21カ条要求――加藤高明の外交指導」(1987年)のつづきである。今年は21カ条要求100周年に当たるため、日本側の最後通牒で決着した5月を期し、中国側が対日カードに使って来るであろう。その意味で連載を再開し、事実を明確にしておきたい。

・「1987年に書いた論文」なんか掲載しようと思えば一気に載せられるでしょう(1987年より後の意見変更などを注記するとしても)。それが「2009年に掲載を始めたのに」まだ終わってないと言うんだから変な男です。
・要するに「対華21箇条要求」を「何の問題もない」とウヨらしい強弁で正当化する気でしょうが、21箇条要求なんて中国共産党どころか国民党蒋介石政権だって非難してるわけで島田は正気じゃないですね。「対日カード」も何も島田のようなバカウヨが「日本の中国侵略を正当化しない限り」、誰もこんなことを政治カードにはしません。


■「反論」の意味が分からない「反省」なき外務省
http://island3.exblog.jp/24241536/
 まーた慰安婦ネタです。島田も全く慰安婦ネタの好きな男です。
 ドイツの教科書記述「20万人の慰安婦」に「20万人は多すぎると思うから教科書会社に抗議する」とか言いながら「で、何人だと思うの?」と聞かれて「分からない」とか言い出す外務省は本当にアホだと思います。分からないんだったら抗議しようがないでしょうに。教科書会社に「数が分からないのに抗議するのか?」「お前が適正だと思う数を上げてから抗議しろよ」「いろんな歴史資料があって学者が推計もしてるのに全く分からない、全く見当もつかないってことはないだろう。」「政府として慰安婦数について特定の数値を出すことは学問の侵害に当たる危険があって適切じゃないというなら最初から抗議するなよ」て言われて終わりでしょう(大体、こういうのは数の問題じゃないですし。東京大空襲の犠牲者数とかで数をあげつらったり普通しないでしょう)。
 ただ「数の問題じゃない」というのは正しいのですがそのあと「慰安婦は違法じゃない、韓国は因縁つけてる、河野談話なんか撤回すると教科書会社に言え」という島田らウヨは外務省を超える常識外れの馬鹿野郎です。まあ、安倍らの愚行によりかえって「慰安婦問題は国際的に知られるようになってる」ことは皮肉です。


■ドイツ首相の誤解を増幅した岡田*58民主党代表の不見識
http://island3.exblog.jp/24230146/
 まあばかばかしいですね。メルケル氏は誤解などしていませんがそれはさておき。もちろんメルケル氏は安倍にも会ってるわけです(時間的には確か岡田氏に会う前に安倍に先にあってる)。
 つうことは誤解云々というなら、
1)メルケル氏の誤解を解けなかった安倍が無能
2)安倍の親切丁寧な説明を理解できなかったメルケル氏がバカ(あるいは故意に中韓のデマに荷担してる屑)
と考えるのが自然でしょう(俺がそう思うと言う事ではなく、島田の立場ならそう考えるのが自然だろうと言う事です)。
 しかし島田が安倍批判出来ないのは当然としてどうも島田は「メルケル氏も非難できない」ようです。理由はよくわかりません。一応彼女がドイツ社民党と対立する「保守派だから」でしょうか(保守派とは言え島田のような極右ではないですが)。
 その結果、「『慰安婦は違法行為だ』というメルケルの誤解を助長した岡田が許せない」と言い出すんだから唖然です。まあ、そんな事はあり得ませんが岡田氏が「島田のような発言(慰安婦は合法だ)」をすればメルケル氏の「誤解」はとけるのか。とけるわけないでしょう。メルケル氏が岡田氏に呆れるだけです。
 つうか島田が「メルケル中韓でのドイツ企業の利益のために中韓に媚びてる、あの女、絶対に許さない」などと非難しないのが興味深いですね。もちろん「中韓でのドイツ企業の利益」という話オンリーで彼女はこういう事言ってるわけではないでしょう。もちろん「政治家としての良識」てのもあると思います。
 ただ一方で「中韓でのドイツ企業の利益」という話も当然あるでしょう。

メルケル氏は慰安所アウシュビッツを同一視する大きな誤認を犯しているとも取れる。

 ばかばかしいですね。誰も同一視はしてないでしょうよ。
 「第二次大戦で起こった戦争犯罪」「そのために隣国ともめごとになった(ドイツの場合例えばポーランド、日本の場合、中国や韓国)」と言う意味では「アウシュビッツ慰安所」には共通点があるわけです。で、メルケル氏は「アウシュビッツを克服してドイツは隣国と友好関係を構築できたのだから日本も慰安婦問題を克服して韓国と友好関係を構築して欲しい」といっただけの話です。

(注:メルケル氏の慰安婦認識をたださなかった岡田氏は)外相経験者として、不見識かつ無責任きわまりない

「外相経験者として、不見識かつ無責任きわまりない」というのは外相経験者でありながら「ナチス発言」をして国際社会に恥をさらした麻生*59財務相じゃないですかね。
 つうか現在、自民党執行部、安倍政権には麻生の他にも高村*60副総裁(小渕、福田内閣で外相)、町村*61衆院議長(小泉、第一次安倍内閣で外相)と外相経験者がいるのに「外交があのていたらく」であることを考えると「外相ポストって自民党にとって何だ!」て気がしますね。昔はともかく今はどうでもいいポストなのかも知れません。


■「一外相」王毅*62発言と菅官房長官、議会の反応
http://island3.exblog.jp/24226053/
 マスコミ報道が事実なら菅は正気じゃないですね。「一外相」と片付けることができるほど外相とは軽い役職なのか。そんなわけないでしょう。ならこの発言が「王外相」でなく「中国の最高指導者・習*63国家主席」なら菅は応答したのか。そういう話でもないでしょう。
 中国が菅に不快感を感じたのは当然でしょうがこんな変な応答はそれにとどまらず「日本は非常識だ」と日本の国際的評判まで落とします。島田のように「ナイス応答」なんて評価出来る応答じゃない。

 中国の王毅外相が、3月8日の記者会見で(中略)9月3日に予定する「反ファシズム戦争勝利・抗日戦争勝利70年」軍事パレードに、「すべての関係国の指導者と国際機関を招待する。誰であれ誠意さえあれば、われわれは歓迎する」と安倍首相も、頭を下げるなら来てよいとの意向を示した。

 「日本を招待するのか」と聞かれ単に「日本がパレードの主旨に反するような言動をしなければ招待しない理由はないですよ」と外相がいっただけの話です。別に頭を下げるとか下げないとかいう話じゃない。

*1:そもそも北方領土などと違って無人島なので「どっちが先に住んだか」ではなく「どっちが先に見つけたか」「どっちが先に命名したか」「どっちが先に利用したか」争いですので正直「どっちの主張も今ひとつ決定的根拠にかける」ように思います。

*2:島田の紹介する産経記事にも出てくる一節ですが、島田らウヨは見事なまでに無視しています。

*3:日本ウヨでは珍しくありませんが「米国べったり」の立場から島田はイスラエルに甘いわけです。

*4:島田の中韓民主党などへの罵倒の方がよほど「型にはまってる」と思いますけど。

*5:昔風に言うと中佐。ちなみに昔の大佐は一等陸佐、昔の少佐は三等陸佐と呼ぶ。

*6:ウィキペディア「二等陸佐」によれば「警察の階級では警視に、中央省庁では課長補佐ポストに相当する地位」だそうです。つまりは中間管理職ですね。

*7:デンマーク首相

*8:週刊文春とか週刊新潮とか低能ウヨ雑誌でしょう

*9:それどころか政治家として評価している。

*10:もちろん「安倍好みのウヨだから」という理由もあります。女性でも野田聖子前総務会長が安倍に総務会長を更迭されたのはそういうことです。

*11:新進党副幹事長、公明党幹事長代行、公明党国会対策委員長公明党代表などを歴任

*12:もちろんこの北岡発言の背後には「侵略という言葉は過去の談話に入ってるんだから入れることに安倍首相に異論はないだろう」「入れないと国内外の批判を浴びてまずいことになる」という判断があったわけです。

*13:いや実際、世間一般も安倍も、島田のことを「八木や桜井や長谷川以上に酷い極右」と認識してるでしょうが。まあ八木や桜井や長谷川も充分酷いんですけどね。

*14:社民党幹事長、党首、鳩山内閣男女共同参画少子化問題等担当相を歴任。現在、社民党副党首

*15:社民党政策審議会長、国会対策委員長鳩山内閣国交副大臣菅内閣首相補佐官(災害ボランティア担当)などを歴任。現在、民主党政策調査会長代理。

*16:第一次安倍内閣首相補佐官教育再生担当)、教育再生会議事務局長

*17:第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相、自民党政務調査会長(第二次安倍総裁時代)を歴任

*18:小泉内閣総務大臣政務官、第一次安倍、福田内閣少子化男女共同参画担当相、第二次安倍内閣総務副大臣を歴任

*19:第二次安倍内閣行革相

*20:さすがに今は違うでしょう。

*21:古賀茂明政策ラボ代表、大阪府市統合本部特別顧問。著書『官僚の責任』(2011年、PHP新書)、『利権の復活』(2013年、PHP新書)、『国家の暴走:安倍政権の世論操作術』(2014年、角川oneテーマ21)など

*22:古舘氏の所属する芸能事務所。社名から分かるとおり、メインは古舘氏だが、ウィキペディアに寄れば他にヨネスケ(落語家、お笑いタレント)、中尾彬(俳優)、篠原ともえ(歌手?)などが所属している。

*23:後にみんなの党代表。著書『公務員制度改革が日本を変える』(2009年、飛鳥新社)、『いつまで官僚の「日本破壊」を許すのか』(2010年、徳間書店)、『霞が関がなくなる日』(2010年、主婦の友社)など

*24:後に退官し、株式会社政策工房社長、大阪府市統合本部特別顧問。著書『官僚のレトリック:霞が関改革はなぜ迷走するのか』(2010年、新潮社)、『 「規制」を変えれば電気も足りる:日本をダメにする役所の「バカなルール」総覧』(2011年、小学館)、『国家と官僚:こうして、国民は「無視」される』(2015年、祥伝社新書)など

*25:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官など歴任

*26:鳩山内閣内閣府副大臣(国家戦略室長兼務)、菅内閣官房副長官、野田内閣経済財政政策・科学技術政策担当相を歴任

*27:後に民主党代表。

*28:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相などを経て現在、民主党幹事長

*29:著書『TPP亡国論』(2011年、集英社新書)、『保守とは何だろうか』(2013年、NHK出版新書)など

*30:カギ括弧つけてるのは「質問でなく言いがかり」とでも言いたいのでしょう。

*31:極右の島田にとってはもちろん「河野洋平氏」レベルでも立派に左傾です。

*32:中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長を歴任

*33:クリントン政権国防副次官補(アジア太平洋担当)、国家安全保障会議事務局長、オバマ政権国務次官補(アジア太平洋担当)などを歴任

*34:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相などを歴任

*35:伊藤、西園寺、桂、大隈内閣外相などを経て首相

*36:伊藤、黒田内閣外相、松方内閣農商務相などを経て首相

*37:レーガンと国基研を同一視していいのかは俺もレーガンについて知識がないので特には論じません。

*38:要するに島田らの東アジア諸国(中国、韓国、北朝鮮)敵視に荷担するかどうかてことでしょうが。

*39:もちろん島田の理由なんか支持しません。

*40:勿論俺はないと思っています。

*41:しかも前後の文脈から見て「海外では有識者として扱われ、一定の政治力、発言力がある」と認識してるのであって「素晴らしい論客だと朝日が評価してる」というわけではなさそうです。

*42:ただし安倍が日本軍の非を明確な形では認めていないのも事実です

*43:野田内閣環境相民主党幹事長(海江田代表時代)などを経て現在、民主党政策調査会長

*44:たしか0.5%とかそのくらいです。

*45:ただし教科書会社側が「絶対に書く」という強い意志を示せば「加害記述を弱めさせて」も「完全削除はさせられないこと」もまた事実の訳ですが

*46:池田内閣郵政相、官房長官、佐藤内閣厚生相、福田内閣農林相、自民党総務会長(大平総裁時代)などを経て首相。

*47:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣蔵相を歴任

*48:「安倍のような極右路線は国内外から非難を浴びる、国益が害される」程度の理解ができる程度には細野氏はまともなわけです。

*49:「ブレーンのほとんど」て具体的にだれよ?

*50:もちろん「コミンテルンスパイ」云々てのはデマです。大体「側近のスパイ」て誰の事言ってるんですかね。副大統領で「ルーズベルトの死で大統領に昇格したトルーマン」のことか。それともハルノートに名を残し日本ウヨに酷く嫌われてるハル国務長官か。あるいは「ルーズベルトとの意見対立から副大統領(1941〜1945年)を更迭されトルーマンに取って代わられるが」、農務長官(1933〜1940年)、副大統領(1941〜1945年)、商務長官(1945年)とルーズベルト政権閣僚であり続けたヘンリー・A・ウォレスのことなのか。

*51:副首相、党副主席、党中央軍事委員会副主席、人民解放軍総参謀長などを経て国家中央軍事委員会主席、党中央軍事委員会主席

*52:中国共産党主席

*53:まあ、欧米だって最終的には解除するんですけど。

*54:話はずれますがこれほど「外国とのもめ事を嫌うメルケル(経済的理由が大きいでしょうが)」には「慰安婦に限らず」、チベット問題であれ、パレスチナ問題であれ、チェンチェン問題であれ、なんであれ人権問題での活動を期待することは無理な相談でしょう。

*55:だったら最初から岡田氏相手に安倍批判的な発言すんなて話ですが、まあ、「中韓民主党、安倍全員に受け入れられる発言をしたつもり(慰安婦問題を解決すべきといったが、問題紛糾は安倍のせいだとはいってないので)」が安倍の予想以上の反発でへたれたて事でしょうか。

*56:まあ民主党もまさかメルケルとの会話をICレコーダーで録音するようなことはしてないでしょう

*57:当時、大隈内閣外相。伊藤、西園寺、桂、大隈内閣外相を経て首相

*58:民主党幹事長(鳩山代表時代)、鳩山、菅内閣外相、野田内閣副総理・行政刷新担当相などを経て現在、民主党代表

*59:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て現在、財務相

*60:外相の他にも村山内閣経済企画庁長官、森内閣法相、第一次安倍内閣防衛相などを歴任

*61:外相の他にも森内閣文科相福田内閣官房長官を歴任

*62:外務省日本課長、アジア局長、外務次官、中国共産党中央台湾工作弁公室主任(国務院台湾事務弁公室主任兼務)などを経て外相

*63:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て国家主席、党総書記、国家中央軍事委員会主席、党中央軍事委員会主席