「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2/2分:島田洋一の巻)(追記・訂正あり)

■産経(福井版)拉致インタビュー
http://island3.exblog.jp/24531614/
 いつもの「制裁すれば全て解決」と言う与太です。

 オバマ政権で気になることがある。イランとの核協議を妥結に向かわせようとしている

北朝鮮と直接に関係ある話とは思えませんが
1)島田は親イスラエルでイランを敵視してる
2)ブッシュ時代に「悪の枢軸」「テロ支援国家」呼ばわりされてたキューバやイランと関係改善をしてるオバマ北朝鮮とも同じ関係改善をやるかも!。イランとの核合意をそのまま北朝鮮にスライドして北朝鮮核問題にけりをつけようとするかも!と言う島田にとっての恐怖
ということでしょう。


■常に風向きを見、「強い香水をまとう」維新の党松野頼久の怪しさ
http://island3.exblog.jp/24524611/
 「橋下、松井に自民応援団を期待した安倍の意向に答えること」が維新生き残りにベストだ、「自民応援団路線を推進してきた橋下、松井もまだ一応大阪市長、維新最高顧問(橋下)、府知事、維新顧問(松井)で一定の政治力があるしな」ということで「現時点では」安倍にすり寄る気らしい維新新代表松野です。
 松野が「清和会幹部・松野頼三*1の息子」ということもあって安倍も「まんざらでもない」ようです。
 しかし、松野が「元鳩山内閣官房副長官」、つまり元民主党議員であることから松野に「信用できない」と悪口雑言の島田です。ただこうした悪口雑言も「松野が安倍の期待に応えれば」収まっていく気もしますが。当面は松野維新がどういう路線を取り、それがどう政治に影響するか注目したいところです。確かに島田の言うように松野は安倍にすり寄る一方で「俺は元民主党でそれなりの人脈も民主党にはあるし、民主党内反主流派と手を組んで政界再編した方がいいかも?。安倍批判した方がいいかも?」と迷ってるでしょうからね。現在の安保国会での「安倍を批判したいんだか批判したくないんだかよく分からない松野質問」もその表れでしょう。「松野は日和見だ」という島田の指摘自体は事実でしょう。


自民党の議員外交はこれでよいのか
http://island3.exblog.jp/24522733/

 自民党二階俊博総務会長が、今月19日、(注:安倍靖国参拝問題、河野談話問題、軍艦島*2世界遺産申請問題などで)韓国によるいわれなき*3日本非難が続いていることに関し、「国会に議員連盟はたくさんあるが、(注:日韓議連は)肝心なときに黙っている」、「議連はこういうときこそ騒がないといけない」などと日韓議連を批判したと伝えられた。
 日韓議連は、額賀福志郎氏が会長、河村建夫氏が幹事長(いずれも自民)を務めている。

 二階氏の日韓議連非難には全く賛同できませんね。「韓国許すまじ」なんて騒いだら日韓関係が余計悪くなりますよ。島田も指摘してるように「親中派の二階氏」だって「安倍を無茶苦茶に非難するような真似」はしないものの「安倍擁護のために中国を非難」なんかしないわけですし。
 むしろ「二階さんが御手洗経団連名誉会長ら財界人引き連れて訪中したように」、額賀氏や河村氏が「財界人引き連れて訪韓」という同じ事やるべきじゃないか。
 経歴だけだったら
・二階氏:
 二階派会長。小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相を経て現在、自民党総務会長
・額賀氏:
 額賀派会長。現在は無役だが、小渕内閣防衛庁長官森内閣経済企画庁長官、自民党政務調査会長(小泉総裁時代)、第一次安倍、福田内閣財務相を歴任した大物議員
・河村氏:
 二階派会長代行。二階氏が自民党総務会長就任を機に会長を退任し、会長が空席のため、現在、事実上の二階派会長。小泉内閣文科相麻生内閣官房長官自民党選挙対策局長(谷垣総裁時代)、自民党選挙対策委員長(第二次安倍総裁時代)、衆院予算委員長を歴任
ということで、額賀氏、河村氏も党、政府の要職を歴任しており、決して二階氏に負けてはいないのですが「経歴だけではわからない政治力の差」、つまり人脈とか資金力とかいろいろあるんですかね。
 だから二階氏ができた「財界人引き連れての訪中」の「韓国バージョン」ができないんでしょうか。


中共を体現したアンドロイド洪磊報道官と「航行の自由作戦」
http://island3.exblog.jp/24506496/
 仮にも「国際政治学者」を自称するなら、アンドロイドとか訳のわからない事*4言ってないで、もう少し中身のあることを書いたらどうなんですかね。そもそも外相ならまだしも「外交報道官」ごときにああだ、こうだ言うのもどうかと思いますが。


■【直言】(英語版)慰安婦制度は人身売買に当たらない
http://island3.exblog.jp/24505425/
 島田らがワシントンポストに出した「ザ・ファクツ」が大失敗だったように間違った主張は英訳して流してもかえって逆効果です。いい加減、島田らウヨも「何故ザ・ファクツが成功しなかったか」まともに考えたらどうなんですかね。
 しかしタイトルからして酷いですね。

Prostitution Isn’t Synonymous with Human Trafficking*5

ですよ。慰安婦制度を英訳するなら、「Prostitution(売春)」ではなく、せめて「Comfort Women(慰安婦の直訳)」とでも書いたらどうなんですかね。「Sex Slave(性奴隷)」と書けとはいいませんから。


慰安婦制度は人身売買に当たらない
http://island3.exblog.jp/24502902/
 安倍ですら「実行主体が日本軍であることを曖昧にごまかしたとは言え」、慰安婦を人身売買であるとしているのに、島田に至っては人身売買じゃないと言い出すんだから唖然です。

「人身売買」はhuman traffickingと英訳されている。human traffickingについては、国連総会が採択した国際条約で定義が示されており、反日勢力に乗じられないよう注意が必要だ。
●国際条約による定義
 2000年11月15日に国連総会で採択された「国際組織犯罪防止条約を補足する議定書*6*7」第2号は、「人身取引」(human traffickingの外務省訳)を「搾取の目的で、暴力その他の形態の強制力による脅迫もしくはその行使、誘拐、詐欺、(中略)の手段を用いて人を獲得し、輸送し、引き渡し、蔵匿し、または収受することをいう」(外務省訳)と規定している。

 やれやれですね。

「搾取の目的で、暴力その他の形態の強制力による脅迫もしくはその行使、誘拐、詐欺、(中略)の手段を用いて人を獲得し、輸送し、引き渡し、蔵匿し、または収受することをいう」

つうのはもろ慰安婦じゃないですか。しかし島田は「慰安婦は自由売春だ、暴力も強制力も脅迫も誘拐も詐欺もなかった」というのだから唖然です。
 なお、島田が紹介する国連の「人身売買定義」に「詐欺」が入ってることは重要でしょう。「だましなら狭義の連行じゃないから法律上の問題はない(主張者の例:産経)」なんてのは国連の定義では全くお話にならないわけです。
 さて皆さんは島田の引用の「中略」て部分が気にならなかったですか?。俺は「ああ、島田にとって都合の悪い部分だから故意にネグったんだろうな。その程度の事も気付かれないと読み手をあの野郎、バカにしてるんだろうな、いつもながら最低の屑だな」と思いましたですね。
 実は(中略)の部分は外務省サイトのpdfデータhttp://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/pdfs/treaty162_1a.pdf
によれば

欺もう、権力の濫用、もしくは脆弱な立場に乗ずること、または他の者を支配下に置く者の同意を得る目的で行われる金銭もしくは利益の授受

です。つまり「中略なし」だと

搾取の目的で、暴力その他の形態の強制力による脅迫もしくはその行使、誘拐、詐欺、欺もう、権力の濫用、もしくは脆弱な立場に乗ずること、または他の者を支配下に置く者の同意を得る目的で行われる金銭もしくは利益の授受の手段を用いて人を獲得し、輸送し、引き渡し、蔵匿し、または収受することをいう

となります(中略と島田がした部分を太字にしてみました)。まあ、島田が何で「中略」としたのか、俺は「頭が鈍いので正確には分かりませんが」、「(中略)としないと島田に都合が悪かったので中略とする詐欺的紹介をしたのだろう」くらいのことは分かります。


■安倍首相の訪米と米中韓の反応(時事評論石川)
http://island3.exblog.jp/24496376/

 8年前の第一次政権時、安倍晋三首相の口から、「外務省は村山談話が好きで、隙あらば演説原稿に入れてくる。それを一々削っていくだけでも大変だ」との言葉を(注:私、島田洋一は)聞いたことがある。

 いくら安倍でも島田相手に「俺は村山談話なんか大嫌いだ」と公言するほどバカだとは思えません。
 島田のデマではないかと疑いますが、それはさておき。
 もちろん「安倍ブレーンの一人と見なされてる島田」が自ブログで「世界中にこういう発信をすれば」、中国、韓国などの反発、批判は避けられないわけです。
 ただこれが「安倍総理は『外務省は村山談話が好きで、隙あらば演説原稿に入れてくる。それを一々削っていくだけでも大変だ』と側近に語った(朝日新聞)」なんてのだったら安倍や産経辺りが「朝日のデマだ」と騒ぐでしょうが相手が「お仲間という建前の島田」では何も言えないでしょう。
 国会で野党に、あるいは記者会見でマスコミ記者に「島田さんの言う事は本当ですか?」と聞かれても、人民日報に『安倍ブレーンと噂される島田氏は自ブログでこう書いた』と記事にされても、「島田は嘘つきだ、そんな事言ってない」とは言えず黙りでしょう。
 下手したら安倍だと「俺の言えないことを島田さんが言ってくれてありがたい」ととんでもない事すら考えてるかも知れません。
 さて以下は簡単に島田の言ってる内容を要約してコメントしますが島田の言ってる事は『米国は安倍演説を歓迎してくれた、中韓の反応なんか知るか」という暴論に過ぎません。
 米国が歓迎したのは『TPPや沖縄基地問題集団的自衛権問題』で安倍が「今のところ、米国の意に従ってること」へのご褒美に過ぎません。安倍の歴史認識を支持してるわけではない。
 そして「米国が歓迎すれば中韓なんかどうでもいい」というほど日中、日韓関係はどうでもいい話ではありません。


■戦(いくさ)パフォーマーの政界引退
http://island3.exblog.jp/24493001/
 都構想住民投票結果が出るまでは「橋下を応援する安倍に遠慮して」、橋下批判などしてなかった「安倍信者」島田ですが、「橋下の市長辞任、政界引退表明」を受けて、橋下を悪口雑言することに決めたようです。「橋下が原発再稼働に反対するかのような態度を一時取ったこと」を批判理由に挙げてる島田ですがむしろ「維新が民主党に色目を使ってること(橋下と言うよりは共同代表の江田がですが)」が安倍信者として許せなかったんじゃないですかね。
 しかし島田が「同じ極右」の橋下をここまで酷く嫌ってるらしいことは正直意外です。未だに安倍は「どこまで本気かはともかく」、橋下にエールを送ってるのですがね。安倍のこうした態度が「橋下にはもはや何一つ期待していないが、住民投票期間中は橋下を応援してたのですぐに掌返しするわけにもいかない」からか、はたまた本当に「橋下に政界に残留して欲しいのか」はともかく、安倍は橋下にエールを送っています。一方、島田は橋下を「水に落ちた犬」と見なしここぞばかりにぶったたくことにしたようです。


■知的誠実のかけらもないマグロウヒル「学者」たち
http://island3.exblog.jp/24482245/
 まーた慰安婦ネタです。本当に慰安婦ネタの好きな男です。まあ、「勝手に言ってろ」て話でしかないですよね。島田が何言おうと「マグロウヒル社の歴史教科書の慰安婦記述」が島田の望む方向になることはないわけです。「我々の意見を受け入れないマグロウヒル社と教科書執筆者はふざけてる」「マグロウヒルを支援し、マグロウヒルに恫喝的態度を取ったと我々日本保守を批判する声明を出した学者はふざけてる」と島田が言ったところで島田の同類が賛同するだけで何かが変わるわけでもない。もはや島田らの行為は「暗黒時代*8阪神タイガースファン」が居酒屋で「優勝や優勝争いは無理でも、阪神は来年はAクラス入りするはずだ、ファンとしてそう信じよう」と言うくらい「内輪でしか通用しない空しい話」「いわゆる大本営発表」になっています。まあ阪神ファンの「空しい願い」なら何ら害もなく、かわいいもんですが島田らのやってることって「慰安婦への誹謗」と言う犯罪的行為ですからとても許されるもんじゃありません。
 しかし今さらですが拉致被害者家族会も「こんな男・島田が巣くう会副会長であること」を容認して恥ずかしくないんですかね。知的、道徳的に最低最悪の副会長だと思いますが。

 私を含む日本側「学者19人」は公開討論を呼び掛けているが、彼らはそれからも逃げ続けている。

 ばかばかしい。島田は北朝鮮が韓国に「大韓航空機爆破が本当に金賢姫の犯行か、金はKCIAのでっち上げた偽の犯人ではないのか、公開討論しよう」といったら韓国はその申し出に応じるべきだとでも思ってるのか。
 天地創造説論者が進化論者に「天地創造説と進化論とどっちが正しいか公開討論しよう」といったら進化論者はその申し出に応じるべきだとでも思ってるのか。
 皇国史観論者が歴史学者に向かって「神武天皇の実在について公開討論しよう」といったら(以下略)。
 ホロコースト否定論者が歴史学者イスラエル政府に向かって「ホロコーストの実在について公開討論しよう」といったら(以下略)。
 島田らの公開討論はそれぐらい馬鹿げてるので誰も応じないだけです。逃げてるわけじゃない。
 大体「私を含む学者」て島田なんか慰安婦問題の専門家じゃないでしょうに。19人の中で歴史学者と一応呼べるのは秦郁彦くらいのもんです。
 なお、島田や産経の言う「声明のブレ」なんつうもんはありません。「日本が証拠隠滅したこともあって正式な慰安婦数は今さらでない(いわゆる187人声明)」というのと「マグロウヒルの推計値20万人は100%正しいとまでは言えないだろうが、一方で、明らかな間違いとまでは言えない、日本の申し入れは間違ってる(マグロウヒル擁護声明)」というのは全然矛盾しません。
 マグロウヒル擁護声明は島田や産経が曲解するような「推計値20万人は間違いのない数字だ」なんてことは一言も言ってないわけですから。
 むしろぶれてるというなら「国際的批判(特に米国政府の批判)が怖いので河野談話を堅持するといいながら、本当は談話を否定したいので、談話に必死にイチャモンをつけようとする安倍」と「河野談話を批判しながら安倍信者なので、安倍の河野談話堅持発言は何一つ批判出来ない島田らウヨ」のほうがよほど「ぶれてる」でしょう。まあ、ブレと言うよりは汚いご都合主義、詭弁ですが。


■安倍・SHINEブログに栗田三佐が登場
 島田が■「在ベルギー日本大使館の緊張感欠如」(http://island3.exblog.jp/24467548/)なる駄エントリでさんざん悪口雑言していた栗田千寿三佐が安倍・shineブログ(http://ameblo.jp/kagayaku-josei-blog/entry-12023667006.html)に登場しました。
 さて島田が何というか気になるところですが
1)気付かないふりしてとぼけ続けるか
2)別に問題ない文章だとして批判しない
かどっちかでしょう。何せこのブログ、安倍の肝いりだそうですから、安倍信者の島田に非難出来るわけがない。島田に都合がいいことにこの文章では「単にほかに書きたいことがあったからか」「安倍総理に配慮してくれと言う内閣府側の要請か」「栗田三佐の自主規制か」はともかく、栗田三佐はクマラスワミ氏について触れてませんし。


■島田のツィート(2015年5/4〜5/28日)

 化石極左辻元清美が「リベラル系」の中心という点にこの党*9の救いがたさがある。

 化石右翼が勝手にほざいてろて話です。大体辻元氏は「二世議員でもなんでもない」たたき上げの存在であり、「辻元批判派」でもまともな人間ならその才能やバイタリティには一目置かざるを得ない存在です。島田が絶賛する安倍なんかたたき上げどころか「オヤジや祖父が大物政治家でなければ今の地位がなかった無能」です。
 そして島田も「安倍ら権力者にへつらうことでしか自分の存在感を出せない無能」のわけです。まあ媚びても「櫻井よしこ中教審委員になれた」ようには扱ってもらえない辺り実に島田は悲惨ですが。
 学者として島田に価値がないのは当然ですが、右翼活動家としても三流でしょう。
 そんな三流が「巣くう会副会長」でそうした惨状を家族会が黙認していることに

拉致問題で巣くう会、家族会の救いがたさがある

というべきでしょう。

「人権抑圧」許されず、となぜ即座に切り返せないのか。
@習氏「歴史の歪曲許さず」 日中の友好推進に意欲:政治:中日新聞(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015052301001739.html

「歴史の歪曲は許されない」という発言への応答として考えられるのは「そう言う応答が適切かどうか」「そう言う応答が訪中した二階氏の立場でできるかどうか」はひとまずおけば
1)全く同感だとしたうえで、安倍を「歴史修正主義者」として批判
2)全く同感だとした上で「ただし日本の一部右翼はともかく日本政府としては歴史の歪曲などしていないと思う」と反論
3)全く同感だとした上で「ただし日本政府は歴史歪曲はしていないと思う」と断った上で「もしその点で中国側に異論があるなら意見交換して歴史問題について共通認識に達したい」と発言
4)「そもそも南京事件肯定論など中国側のやっていることの方が歴史の歪曲だ」などと悪口雑言
といったところでしょうか。
 歴史問題と関係ないのに人権問題なんか持ち出したって居直りだと理解されるだけです。いや実際、居直りでしょうけど。

全会一致! もはやレミング国家と言うべきか。
@韓国国会、安倍首相の糾弾決議案を採択 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/world/news/150512/wor1505120050-n1.html

全会一致ということは「韓国民が島田のような立場に立つことは絶対ない」ということですが「レミング国家」と悪口雑言して終わりだから頭痛がします。ちなみに島田がレミング呼ばわりしてるのは「レミング集団自殺」ということでしょうがどうもアレは都市伝説であって事実ではないようです。レミングが移動のために集団で川や海に飛び込むこともあるし、そのときに不幸にして死ぬレミングもあるがそれは自殺の意思による集団自殺ではない、実際、事故という形でも大量に死亡することもないと(ウィキペ「レミング」参照)。

高飛車な発言があればその場で言い返せばいいだろう。卑小な男だ。
@沖縄知事「防衛相は高飛車」 辺野古移設要請を拒否:政治:中日新聞(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015050901001029.html

 翁長知事はマスコミ相手に中谷防衛相を批判しただけではなく、中谷相手にもその場で直接批判したと思いますけどね。
 何でマスコミ相手に中谷批判したら、「その場で批判しなかった卑小な男」と思えるのか、わけが分かりません。
 つうかこの島田の物言いだと家族会連中が小泉訪朝後、小泉の悪口をメディア相手に言ったことも

 小泉は家族会と会ったのだから問題があればその場で言い返せばいいだろう。卑小な連中だ。

ということになるのか(まあ小泉にも直接悪口雑言したようですが)。別に「直接言ったらメディア相手に何か言ったらいけない」というわけでもないわけです。

韓国の愚かさの象徴として長く残ることになるだろう。
■時事:慰安婦記念碑、年内に建立=韓国ソウル
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201505/2015050600403&g=soc

 安倍みたいな男が首相にならなければ、あるいはなっても「河野談話撤回論をぶちかますような馬鹿な事」をしなければこういうことにもならないんですけどね。日本人や自民党は「安倍総理」と言う最悪の選択の付けを「外交問題」で今払わされてますし、「ポスト安倍が安倍並みの非常識極右でない限り」ポスト安倍にとって「最重要課題は日中、日韓関係改善」になるでしょう。
 そして島田のように韓国を罵倒しても何がどうなるわけでもないんですけどね。なお、島田が「建立しないように働きかけたい」と言わない点が興味深いですね。島田にとって「ジャイアン米国」の土地に「慰安婦記念碑」が立つことは避けたいですが、「のび太扱いしてる韓国」の土地に記念碑が建とうといっこうに構わないわけです。

朝日が選定した怪しげな「識者」三人
朝日新聞改憲の動き強める政権、改正論者も疑問 識者3人に聞く』
http://www.asahi.com/articles/ASH535QNRH53UTIL011.html

 識者の内、「小林節慶應義塾大学教授」は安倍批判派とは言え「改憲派」「保守派」なのですがね。安倍流の改憲を評価しない、安倍流改憲を阻止する限りにおいて「護憲派と共闘する」というだけで。
 また識者の内、「柴山桂太・京都大学准教授」はウィキペディア「柴山桂太」に寄れば「改憲派保守・西部邁が編集長を務める雑誌『編集者』の編集委員の一人」「西部が司会を務めるテレビ番組『西部邁ゼミナール』(東京MXテレビ)の常連出演者」なのだから左翼とは到底言えない人物でしょう。
 安倍批判すればたとえ小林氏や柴山氏のような「改憲派」「保守派」でも「怪しい」と誹謗中傷*10する島田の方こそ「怪しい人間」でしょう。まあ、小林という人間は改憲派憲法学者であっても「産経文化人として活動する長尾一紘中央大学)、西修駒澤大学)、百地章日本大学)など」と比べたらずっとマシな人間とは言えるでしょう。

もはや異常なストーカー国家と言える。
産経新聞『【世界遺産登録へ】「日本に敗れた」韓国、高まる政府批判 慰安婦「記憶遺産」で攻勢』
http://www.sankei.com/world/news/150505/wor1505050010-n1.html

 そう言う誹謗中傷をしても何がどうなるもんでもないという常識はやはり島田にはないようです。
 なお、小生の感想を言えば「河野談話が日本の公式見解」である以上、本来「慰安婦資料の世界遺産化」には日本にとって何の問題もないでしょう。
 「軍艦島朝鮮人を強制連行)」の問題について言えば「登録はしてもいいと思うが韓国が指摘するようにきちんと島の暗部を伝えていくべき」でしょう。なお、韓国が問題にしてるのは「朝鮮人強制連行の場所である軍艦島」であって当然ながら「韮山反射炉」のような「朝鮮人強制連行が関係ないもの」まで非難しているわけではありません。つまりは
1)軍艦島を外して世界遺産申請
2)軍艦島を入れておくが韓国の批判を受け入れてきっちり「朝鮮人強制連行」について触れる
のどっちかにすれば何の問題もないわけです。まあ、「安倍政権はともかく」島田はそんな事する気ゼロでしょうけど。
 ちなみに、軍艦島について言えば「韓国の指摘、批判」とは別に「廃墟状態にある軍艦島をどう保全していくか」と言う問題があります。「保全がデタラメ」なら韓国が批判するまでもなく世界遺産登録は受けられない、あるいは1度受けてもすぐ「登録取り消し」になるでしょう。

『第72期将棋名人戦*11 羽生善治*12森内俊之*13』(毎日新聞社*14、2014年)を読んだ。非常に面白かった。拉致被害者はこうした楽しみも奪われているのだと思う。

 前も羽生がどうこう書いてましたから島田はよほど羽生が好き*15なんでしょう。まあそれはともかく。
 自ブログ、自ツイッターに拉致ネタなんかほとんどなくてやれ「中国封じ込めのために集団的自衛権が必要」「安倍首相が靖国参拝して何が悪い」「慰安婦南京事件も捏造だ」「AIIBには参加するな」なんてウヨネタばかりの男がよくこういう心にもないことが言えるもんです。まあ、「拉致ネタばかりの荒木和博」がまともかといったらまともではないですけどね。


■《資料》「人道に対する罪」の定義(国際刑事裁判所
http://island3.exblog.jp/24474693/

 下記は、国際刑事裁判所の公式サイトに示された「人道に対する罪」の定義である。日本軍の慰安所はこれに当たらないということは、事実に基づき、明確に主張していかねばならない。

 冗談も大概にして欲しいですね。当たらないどころか「どんぴしゃ」でしょう。
 大体島田が紹介するICCの「訴追対象の犯罪リスト」「人道に反する罪の一覧」にはちゃんと

sexual slavery(性奴隷)、enforced prostitution(売春行為の強要)

て書いてある(苦笑)。まあ島田は

慰安婦はsexual slavery(性奴隷)、enforced prostitution(売春行為の強要)じゃない」

と強弁するんでしょうがそういう島田の主張は、国際的常識(米国下院決議、クマラスワミ報告、マクドガル報告など)にも歴史学の通説にも日本政府公式見解「河野談話」にも反しますから。
 まあ、「ICC国際刑事裁判所)設立前の犯罪」はICCでは裁けませんし、仮に「ICC設立前の犯罪」が裁ける制度だとしても「日本が証拠を隠滅した」「実行犯はもうほとんどあの世にいってる」といったことで「現実的に裁くなんてことは無理」ですけど(実際韓国側も刑事訴追なんて事は言ってない)。
 ただ「慰安婦国際法違反の犯罪行為にどんぴしゃ」ですから今後あんなことをやったら「ICC訴追されても文句は言えません」。当然、日本も「戦前に自分らの国がしたことは今やったらICCで裁かれて当然の犯罪行為なんだ」という自覚を持って行動しないといけない。まあ、その自覚の現れが「河野談話」「アジア女性基金」ですけど。その意味では居直りという島田らウヨの態度は最低最悪です。


■《資料》What is Human Trafficking?−国連決議における「人身売買」定義
http://island3.exblog.jp/24474578/
 島田が何が言いたいんだかさっぱり分かりません。少なくとも「クマラスワミ報告」「マクドガル報告」を採択した国連が島田のような「慰安婦合法論」ではないことは確かです。
 またHuman Trafficking云々も結構ですが慰安婦について「国連や米国国務省がどう考えてるか」ということを島田には是非紹介して欲しいですね(皮肉のつもり)。


■“歩く小物”枝野幸男*16民主党幹事長の憲法インタビュー
http://island3.exblog.jp/24472580/
 何が小物だかさっぱりわかりませんね。島田の方がよほど小物でしょう。

インタビュアー
「2000年に設置された衆院憲法調査会と、05年に始まった衆院憲法調査特別委員会での与野党の議論は円満だったが」
枝野
「委員長だった中山太郎*17元外相の功績だ。各会派の議席数に関係なく共産党など野党にも同じ時間を与えて発言させ、円満な合意形成に基づく調査会運営を積み重ねたのが最大の要因だ。」
インタビュアー
「首相は来年夏の参院選以降の改憲発議を目指しているが。」
枝野
「(その日程では)無理だ。中山方式で丁寧にやるならいくらでも相談には応じるが、現行憲法について一定の評価をするのが前提条件だ。
 どこかから押しつけられたなんて、ばかなことは言うな。首相が黙り続けていることが前提だ。彼が動けば動くほど、(護憲派憲法を)変えないという動きになる。首相こそ「究極の護憲派」だ。」

 この枝野発言はどう見ても「私は改憲それ自体には反対しないが安倍流の改憲には賛同できない。押しつけ憲法とか無茶苦茶言う極右の安倍が放言するとかえって迷惑だ、安倍は黙ってろ(できれば首相やめろ)」、つまりは枝野氏は改憲派としか理解できないでしょう。
 枝野氏が左派、護憲派なら安倍が何言おうと知ったことじゃない。ただ安倍批判すればいいだけです。「大いに安倍は放言しろ」とは左派、護憲派も思わないでしょうが「改憲の邪魔になるから黙れ」と言う動機もない。
 左派、護憲派からすれば「ああ、枝野って安倍ほどウヨじゃないだけで改憲派なのか、ほかの部分では共闘できても、そう言う点では共闘できないな」つう話だし、右派、改憲派からすれば「安倍への非難を除けば」、「へえ、枝野って改憲派なのか、じゃあ自民の極右過ぎる連中(例:安倍)を切って捨てれば改憲で共闘できるかもな」つう話の訳です。
 ただし島田のような安倍信者には「安倍を切って捨てる選択肢などないため」枝野氏への悪口になるわけです。
 まあ、一番言いたいことは以上で終わりですが島田が紹介する時事通信インタビューにもちょっとコメントします。
 まあ、読んでて思うのは「インタビュアーの問題意識がよく分からない」「俺なら聞く質問を何故聞かないんだ」つうことですね。

国民投票法の採決で民主党が反対に転じたのは、当時の小沢一郎代表の指示があったからか。
・護憲を掲げた社会党(現社民党)は党勢が衰えているが。
・社民、共産両党が護憲の受け皿として支持を集める可能性は。

なんて質問に何の意味があるのか正直わかりません。
 小沢云々について言えば「小沢氏が反対方針に熱心だったかどうか、最初の反対の言い出しっぺが誰だったかはともかく」、「指示はあった」でしょう。党の方針について代表の指示がないなんてことはあり得ない。枝野氏は今は小沢氏(民主党を離党し、生活の党代表)と対立関係だからか極力「小沢氏の影響力を否定する方向」で答えてますけど。
 社民党の党勢についていえば、「護憲云々」というより「議員が民主党に大量移動し連合も民主党支持に動いた」ことが大きいですよね。別に護憲だから党勢が衰えてるわけではない。
 つうか衆院選では改憲派の次世代が沈み、過大評価はしませんが護憲派の共産がささやかながら躍進したことを考えればこういう質問は明らかにおかしいですね。
 「社民、共産が護憲の受け皿として支持を集める可能性」は聞くまでもなくあるでしょう。枝野氏は「改憲護憲なんて生活に密着したテーマじゃない」とごまかしてますが、民主党が「公然と改憲政党となれば」護憲派のかなりの部分は共産、社民に行くでしょう。つうか「護憲以外の問題もある」でしょうが、「衆院選比例区)で民主が過去に得た票のかなりの部分が共産に行って共産がささやかながら躍進した」てのはまさに「受け皿になった」てことじゃないんですかね。
 俺だったら、こんな質問よりたとえば

「単刀直入に聞きますが枝野さんは改憲派ですか、護憲派ですか。党内右派(旧民社グループ)や維新、次世代のような改憲派と、党内左派(旧社会党グループ)、社民党共産党のような護憲派とどちらにシンパシーを感じるのか」
岡田代表の意見や、今後の党内論争の行方はひとまずおいて枝野さんは憲法を変えるべきだと思いますか、変えるとしたらどこを変えるべきだと思いますか。」
改憲派護憲派にとって最大の争点であろう九条についてはどう考えるか」
「今後の憲法問題では野党や労組、市民団体(市民団体は護憲派が多いと思いますが)などとどう連携協力していく考えか」

などと聞きますけどねえ。何故か、このインタビュアーは聞かない。まあ、話の節々から「枝野氏は改憲派らしい」「ただしそれを公然とすることはメリットがないと思って『今すぐ変える必要はない*18』などと言ってるが改憲派であることが隠し切れてない」「インタビュアーも枝野氏が改憲派であることを何故か当然の前提としているらしい(下手したら改憲の方向で枝野氏が動くことを期待してるらしい)」と言うことは伺えますが。だから「俺だったら聞くようなことは聞かない」のかもしれませんがそれおかしいですよね。うがった見方をすれば「枝野氏が改憲派であることを隠そうとしてる」ようにも見えます。

インタビュアー
改憲案の賛否を決めたら民主党はまとまって行動できるのか。」
枝野
「できる。」
インタビュアー
「賛成でまとめる場合、党内の護憲派が反発するのでは。」
枝野
「(略)絶対にまとまる。まとめる。」
インタビュアー
改憲に取り組む意欲は。」
枝野
「冷めている。目の前でやる(党幹事長としての)プレーの方が大事だ。国にとって憲法(改正論議)なんかやっている暇はない。」

なんてのは枝野氏やインタビュアーがおたがいに「枝野は改憲派」を前提にしてることが分かりますよね。
 枝野氏が護憲派ならインタビュアーも「党内左派、護憲派が反発しても見解をまとめられるのか」なんて言わない。逆ですよね。「枝野さんは護憲派として党内を護憲の考えでまとめたいと思うだろうが、党内右派が反発してもその方向でやるのか」とでも聞くでしょう。
 枝野氏も「右派が望む方向で左派が反発しても見解をまとめるのか」と聞かれたら「なんで私が改憲派扱い、右派扱いなの?。そんな事一言も言ってないじゃない」と返すでしょう。
 「改憲に取り組む意欲は(憲法問題に取り組む意欲は、ではない点に注意)」と聞かれて枝野氏が護憲派なら「冷めている」とは言わないでしょう。護憲派なら「改憲に取り組む意欲はないですよ、改憲の必要性を認めないから」「でも改憲問題、改憲論争に護憲の立場で取り組む意欲なら勿論ありますよ」とでも言うんじゃないか。まあ、枝野氏やインタビュアーは俺のこういう見方を「揚げ足取りだ」「うがった見方だ」というかもしれません。しかし、だったらインタビュアーも「枝野氏はずばり改憲派ですか、護憲派ですか」とはっきり聞け、枝野氏も自分の立ち位置を明確に示せと思いますね。


■《資料》米国務省のhuman trafficking 定義
http://island3.exblog.jp/24472073/

 安倍首相は最近、慰安婦を「人身売買の犠牲者」と表現している。そして、「人身売買」をhuman traffickingと訳させている。下記は、米国務省のhuman trafficking定義である。

 まーた慰安婦ネタです。荒木なんか「北朝鮮防相粛清ネタ」で早速エントリを書いてますが、「巣くう会副会長の癖に」島田にとって北朝鮮問題なんてどうでもいいわけです。まあ荒木の物言いがまともかというとそうでもないですけど。まあ、それはともかく、「で、島田君は何が言いたいの?、はっきり言いなさいよ」ですよねえ。説明もなしにただ「米国務省のhuman trafficking定義」、それも英文を掲載されても「英語がまるきり駄目な日本人の俺」にはわけがわかりません。
 「米国務省のhuman trafficking定義」だと「河野談話が間違ってて島田が正しいことになる」のか(まあそう言うことが言いたいんでしょうけど、そう言った場合の国務省の反発が怖くて適当にごまかしてるんでしょう。国務省がそんな暴論を容認するとも思えませんので)。
 そんなことはないでしょう。仮に「米国務省のhuman trafficking定義」を単純に慰安婦に当てはめると「河野談話が間違ってることになる」のならそれは河野談話が間違ってるのではなくて
1)「慰安婦をhuman trafficking(人身売買)と表現する安倍が間違ってる」か
2)「米国務省のhuman trafficking定義が間違ってる」か、どっちかでしかない。1)なら「人身売買とは何だ!」と安倍を非難した個人、団体は全く正しかったことになります。
 大体、慰安婦をどう理解するかなんてもんは「慰安婦の実態に即して理解すべきであって」
1)「安倍総理慰安婦をhuman traffickingと言った」
2)「米国務省のhuman trafficking定義だと慰安婦問題での俺達の主張の方が正しい(島田)」て詭弁としてもレベル低いですよね。


■欧米・日系の「日本研究者」新声明−まず自らの過ちを認め謝罪せよ
http://island3.exblog.jp/24471063/
 まーた慰安婦ネタです。学者の中には「ジャパンアズナンバーワン」で知られる「エズラ・ボーゲル氏」のように「島田など及びもつかないほどの知名度と業績を誇る方」がごろごろいるわけでさすがに島田らウヨも「慰安婦は公娼に過ぎん!。何が違法行為だ!。日本をバカにするな!、ボーゲルよ、お前らこそ誹謗したことを日本に、安倍総理に謝れ」などとは本気では思ってないでしょう。
 「エズラ・ボーゲル氏などのビッグネームが安倍批判に名を連ねる」という予想もしなかった惨劇(?)に逆上してわめいてるだけです。ウヨ連中も「国内はともかく国外にはわめいたところで意味はないこと」位はさすがに理解してるでしょうが「慰安婦問題で情報戦に勝つ」とさんざん吹いてたため、今さら負けを認められないのでしょう。ネット上には「ブラジルの勝ち組みたい」という評価もありますがまさに同感です。
 次に島田の文章に突っ込んでみます。

「日本研究者」を名乗りながら、慰安婦問題で最も丹念な仕事をしてきた秦氏西岡力氏の文章を一部でも読んだことのある人物がどれだけいるか。おそらく数人程度だろう。

 まあ、英訳されてるという吉見義明氏の本を読めば充分でしょう(苦笑)。
なお、島田が「おそらく数人」というのは

谷川毅*19(カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授)
橋本明子(ピッツバーグ大学教授)
早尾健二(ボストンカレッジ准教授)
平野克弥(カリフォルニア大学ロサンゼルス校准教授)
栗山茂久(ハーバード大学教授)
松阪慶久(ウェルズリー大学教授)
尾竹永子(ウエズリアン大学特別講師、アーティスト)
内田じゅん(スタンフォード大学准教授)
山口智美(モンタナ州立大学准教授)
米山リサ*20トロント大学教授)
吉田俊(西ミシガン大学教授)

といった日本人学者、あるいは

レベッカ・ジェニスン(京都精華大学教授)
デイビッド・マクニール(上智大学講師、ジャーナリスト)
M・ウイリアム・スティー*21国際基督教大学教授)
パトリシア・スイッペル(東洋英和女学院大学教授)

といった日本の大学所属の学者でしょうね。彼らはおそらく日本語も読めれば、「秦や西岡の本を入手すること」も容易でしょう。彼らが実際に読んでるかどうかは知りませんし、「彼ら以外の学者に読んでる学者がむしろいる」かもしれませんが。
 次に声明の一部を紹介しコメントしてみます。

 下記に署名した日本研究者は、日本の多くの勇気ある歴史家が、アジアでの第二次世界大戦に対する正確で公正な歴史を求めていることに対し、心からの賛意を表明するものであります。

 持って回った物言いですが「慰安婦関係声明」ですし「日本の多くの勇気ある歴史家」の中に吉見義明・中央大学教授が含まれるのは間違いないでしょう。まあ、秦郁彦とか伊藤隆とか一部のウヨを除いて歴史学者で安倍流の極右歴史観に賛同する人はいませんが。

 戦後日本が守ってきた民主主義、自衛隊への文民統制、警察権の節度ある運用と、政治的な寛容さは、日本が科学に貢献し他国に寛大な援助を行ってきたことと合わせ、全てが世界の祝福に値するものです。

 「ええ、そうか?。日本の警察ってそんなに立派か、日本人ってそんなに寛容か?」などという気もしますがまあ、ここは「俺達は反日じゃないから、少なくとも主観では親日派ですから」つう前振りだと理解すればいいでしょう。
 本来こんな言葉はなくていい気もしますが、まあ、「ウヨが反日呼ばわりして終わり」つうのを避けたかったんでしょうね。でも島田のような輩は何しようと自分の嫌いな人間は「反日の一言で終わり」のわけですが。

 今の日本政府にとって、海外であれ国内であれ、第二次世界大戦中の「慰安所」のように、制度として女性を搾取するようなことは、許容されるはずがないでしょう。

 まあ、自衛隊慰安所なんか設置したらそれこそ大スキャンダルでしょう。島田らウヨだって擁護しない、できないんじゃないか(もちろん自衛隊はそこまでバカじゃないですが)。


■在ベルギー日本大使館の緊張感欠如
http://island3.exblog.jp/24467548/
1)クマラスワミ氏との会食を「世界的に著名な法律家と会食できて光栄」と書いた女性自衛官NATOに出向中。NATOでの彼女の上司とクマラスワミ氏との会食の席に同席)を「クマラスワミと会食したあげく好意的記事を書くとは」と以前、罵倒した島田が
今度は
2)その記事をホームページ上に転載した在ベルギー日本大使館に「緊張感欠如だ」と無茶苦茶な因縁です(転載したのはNATO本部がベルギーにあるからです)。
 そもそも「クマラスワミ氏は国連の慰安婦報告書を作成したとは言え」本業は国際法一般であり「慰安婦問題の活動家」というわけでもありません。
 彼女がNATO本部に来たのも別に慰安婦問題が理由ではない。女性自衛官氏の記事も別に「クマラスワミ報告」に詳しくは触れてない*22(まあ、安倍に配慮したというのもあるでしょうがそれよりは「慰安婦問題で来訪したわけではない」ので詳しくは触れなかったと言う事でしょう)。「職務でつきあいのある人」それも「国連事務次長や国連事務総長特別代表を歴任した偉いさん(クマラスワミ氏)」と会食した場合、その人との会食について「光栄でした」などと書くのは通常のリップサービスでしょう。
 大体、NATO側要人がクマラスワミ氏と「普通にいつも会食している」のに何で「NATO要人の秘書役として同席した」女性自衛官氏の会食が問題なのか。
 在ベルギー大使館が「ベルギーで活動している日本人(女性自衛官氏)」についてホームページ上で紹介するのも普通のことでしょう。
 要するにどこにも問題はないのですが「クマラスワミのNATO訪問理由なんか関係ない」「NATOがクマラスワミとつきあっていようが関係ない」「奴は慰安婦報告書を作った反日だ」「女性自衛官と在ベルギー日本大使館はふざけてる」と悪口雑言です。
 そもそもその理屈だと「クマラスワミ氏の訪問を受け入れたNATO反日」ということになるし、「女性自衛官氏が出向しているNATOがクマラスワミ氏の訪問を受け入れなければ、クマラスワミ氏と個人的交友があるわけでもない女性自衛官氏がクマラスワミ氏と会食することもない」のですが、何故かNATO批判はしない島田です。さすがにNATOに喧嘩は売れないのでしょうが全く筋の通らない話です。

「自分もアジア出身(スリランカ出身)だから、NATOで日本人が勤務していることに親近感を持った。日本にはジェンダー分野で将来アジアを引っ張る立場を期待している」との言葉を頂きました。

 女性自衛官氏の記事です。まあリップサービスではありますが
1)仕事上のつきあいのある方、それも「国連事務次長や国連事務総長特別代表を歴任した」立場的には自分より上の立場の方(クマラスワミ氏)から
2)「同じアジア人(スリランカ人)として日本人のあなたには頑張って欲しい」と励ましの言葉まで贈られて
「にもかかわらず」、罵倒するなんて非常識なことは普通しません。まあ島田だと「クマラスワミは反日だ、そんな言葉は無視して罵倒しろ」てことなんでしょうが。でもそれやったら「日本政府及び女性自衛官氏の評判が落ちるだけ」なんですが。

 安倍政権は、昨年10月、外務省の女性人権人道担当大使をクマラスワミ氏に面会させ、(注:クマラスワミ報告の)謝った記述(注:と安倍や島田らウヨが非難する部分)の訂正を申し入れている(同氏は拒否)。

 島田のエントリ記事です。まあ確かに「拒否はした」のですが彼女は日本の顔を立てて「訂正する必要があるとは私個人は全く思わないが、仮に私が撤回したところでアレは私の私的文章ではなく国連総会で採択された公的報告書。私が撤回したところで何の意味もない」「撤回を求めるのなら国連に対して求めるべきだろう」と言ってるんですけどね。 
 彼女の言う通りで「河野洋平河野談話を撤回しろ」と言うのも同様の理由で馬鹿げています。アレは彼の私的コメントではない、政府の公式見解だからです。政府が撤回しなければ仮に河野氏が撤回しても何の意味もない。

 一旦国連関係者に配付して回収した、より長文の「幻の反論書」

 もちろん回収したのは「あまりにも国連関係者のウケが悪い」ので「逆効果だ」と思ったから回収したわけです(配る前に気づけよと思いますが)。にもかかわらず「何故回収した」と言い出す島田らウヨには心底呆れます。
 もちろん「回収しないでウケの悪い反論書をそのまんま使って反感買う」のよりはましですが「覆水盆に返らず*23」で「いったん出したものがチャラになるわけもなく」日本の評判が大なり小なり落ちたことは確かでしょう。でもまあ「回収して最悪の事態は避けた」のに今頃になって「回収しなければ良かった」なんて言い出す島田らウヨは最悪です。


■《鼎談》ファシズム中国が語る「反ファシズム戦争」史観を許さない
http://island3.exblog.jp/24465813/
 以前も島田はこの鼎談について一部自ブログで紹介しており、小生突っ込んでおりますが「前回は島田が紹介せず今回初紹介の部分」がありますのでそこにだけ突っ込んでみます。
 まあ、まず最初に「一言書いておけば」、島田が非難する反ファシズム戦争史観(日独伊ファシズム国家と連合国が戦い、中国はその連合国の一翼だった。中国共産党も中国の反ファシズム勢力として連合国勝利に貢献した)なんてのは別に中国共産党の独自見解ではなくむしろ世界の常識でしょう。
 「今の中国が独裁的だ」なんてことを持ち出したって、意味はないわけです。

 天安門事件当時の大統領は、レーガンの後任のジョージ・ブッシュです。父ブッシュはデタント派でした。彼は天安門事件後間もなく、世界が中国に経済制裁をかけている中で、側近のブレント・スコウクロフト*24(国家安全保障担当大統領補佐官)やローレンス・イーグルバーガー*25(国務副長官、九二年から国務長官)を密かに北京に送り、「議会の圧力で制裁をしているが、できるだけ早く制裁を解除したいと思っている。日本にもそう働きかけている」といった宥和的メッセージを送っていました。それで訒小平も安心して抑圧政策を維持できた。

 「レーガンタカ派だったのにブッシュがデタント派(反タカ派)だったから制裁解除された」と嘆く島田ですが「ブッシュをレーガン政権副大統領にし、ブッシュに大統領への道を開いてやった」のはレーガンなんですが。
 正直「天安門事件当時の大統領がレーガンでも」島田の主張とは異なり、レーガンはブッシュと同じ事(制裁解除)をしたでしょう。

日本でもアメリカでも、対中政策に関してデタント派がいまだ主流である状況は大きな問題です。

 ちなみにこの島田発言は「安倍政権誕生後の発言」です。安倍外交レベルでは島田にとっては全然「対中友好的」なわけです。

中国は市場経済化したのではなくて、ファシズム*26体制下で市場経済の要素を導入しただけです。

 意味がわからないですね。一般的に「市場経済化」に「民主主義」と言う要素は入れて理解されてません。ナチドイツやムソリーニイタリアを「市場経済じゃない」とは言わないでしょう。
 それに島田の認識では「朴チョンヒ時代の韓国」「ピノチェト時代のチリ」なんかも独裁という理由で「市場経済」ではなくなりますが。

 かつてソ連がある程度経済を維持できたのも、最新テクノロジーを産業スパイで盗んでいたからです。

 ソ連に「西側技術を盗む産業スパイがいなかった」とは言いませんが「それオンリーで独自技術力なんかない」と思ったら大間違いでしょう。
 この島田の物言いだと中国についても「独自技術力などない、スパイで盗むしか能がない」と思ってるのかも知れませんがそんな馬鹿な事思ってたら大失敗するでしょう。

 定見のない左派リベラルの誹謗中傷など気にせず「ソ連は悪の帝国だ」と力強く打ち出し、抑圧体制の被害者を鼓舞したレーガン大統領のように、安倍首相には「中華人民共和国こそファシズムの典型だ」と大いに口にしてもらいたい。

 いかに安倍だってそんな暴言が吐けるわけがないし、はかなくても島田も安倍批判なんかしないでしょう。なお「ソ連がアフガン侵攻したレーガン政権初期」はともかく「ゴルバチョフ登場後」は島田が言うほどレーガンも反ソ連タカ派でもないでしょう。


ごね得が政治信条の知事を相手にせず、粛々と辺野古移転を実行せよ
http://island3.exblog.jp/24457961/
 やれやれですね。何がどうごね得なのか。そもそも「民意で選ばれた知事の主張」を無視することがまともな民主主義なのか。「選挙では翁長に投票しなかった人もいる(島田)」てそんな事言ったら「自民が国会多数議席とは言え」自民に投票しなかった人もいるわけです。結局自分に都合のいいときは「選挙に勝ったから民意だ」、都合の悪いときは「翁長が選挙に勝っても、批判派もいるから民意とは言えない」なんだから、全く島田の無茶苦茶さには反吐が出ます。
 まあ「安倍万歳」「自民党万歳」「米国万歳(ただし歴史認識問題は除く)」の島田らウヨに何言っても空しいだけですが。安倍みたいな態度を取れば、沖縄自民党すら安倍に対して一定の批判をせざるを得ないでしょうし、そもそも翁長知事は「元自民」「自公の支援で那覇市長になった御仁」です。もともとは保守であり、だからこそ革新内部には「いかに保守との連携が必要とは言え、自公支援の元那覇市長をおすことには抵抗がある」「仮に知事になったとして裏切らないか」と言う意見が出た御仁です。
 安倍とは違う「それなりにまともな保守政治家」が首相なら「翁長さんはもともとは自民の人じゃないですか」「できる限りご意見には配慮したい」といって何とか取り込みを図ろうとする*27でしょうが「翁長が何言おうと、県民感情がどうだろうと知るか」「決まったことは何一つ変更できないし、変更しない」「既成事実作れば向こうもあきらめるだろ」という挑発的態度を取って、沖縄の反感を強め、翁長氏を怒らせ妥協の可能性をなくしてしまうのだから、正気じゃありません。
 もちろんそんな安倍を容認する自民執行部もまともじゃない。島田のように「翁長はごね得だ」なんて悪口雑言するのは著しく非常識です。そんな事を言えば言うほど沖縄の中央政府への批判意見は激化するでしょう。


■迷い道だけの大統領―韓国政治の喜劇
http://island3.exblog.jp/24457826/
 最近浮上した「金銭スキャンダル問題」を考えれば朴大統領や与党に「重大な問題があること」は否定できないでしょう。
 ただ島田は「自民党の金銭疑惑」なら「たいした問題じゃない」と強弁する男ですから、彼は韓国与党金銭疑惑を「クリーンな政治」というまともな意味で問題にしてるわけではない。「金銭疑惑で『疑惑の当事者の一人』首相が引責辞任して朴の支持率も下がったらしい」「安倍靖国参拝慰安婦問題で日本に因縁をつける朴が困ってていい気味だ」というくだらない理由であげつらってるだけです。つうかアベノミクスはどう見ても成功しないわ(にもかかわらず消費税増税などの国民負担増を画策するわ)、右翼的外交で中国や韓国との関係を悪くするわ、の安倍の方こそよほど「迷い道だらけの首相」ですよねえ。まあ、外国にとっては日本の現状は喜劇かもしれませんが、日本人としては「直接の被害者」なので喜劇と言ってられません。

 パックネ氏に政治理念や政策構想力はなく、親の七光りプラスポピュリズム大衆迎合)だけで地位に就いた人物である。

 やれやれですね。「政策構想力はなく、親の七光りプラスポピュリズム大衆迎合)だけで地位に就いた人物」てむしろ安倍や麻生でしょうに(まあ政治理念は安倍や麻生にも一応あるでしょう、極右的なお話にならない代物ですが)。つうか島田らウヨも内心では安倍や麻生のことを「ただのボンボン、親や祖父の七光り」とバカにしてるのかも知れません。
 それにしても就任当初はさんざん朴クネ氏を持ち上げてた島田らウヨが今や「ろくな政治理念もない」「親の七光りだけ」とまでバカにするのだからそのデタラメさには唖然とします。


■愚人大統領のもと、堕ち続ける韓国―米国でも嫌韓感情強まる
http://island3.exblog.jp/24454554/
 むしろ「愚人首相のもと、堕ち続ける日本」「世界中で日本批判強まる」ですよねえ。日本人として不愉快なことですが。

 ワシントン、ニューヨークを訪問して一昨日帰国した西岡力氏によれば、安倍首相訪米を戦略関係強化の契機にと考えていた米側関係者たちは、慰安婦問題で安倍非難に同調するよう執拗に求めてくるコリアンたちを心底うっとうしがっていた、とのことである。

 まあ、西岡の言う事なので話半分に聞いておきますが、仮に「米国政府関係者がうっとうしがっていた」としてもそれは単に「安倍を米国の都合のいい将棋の駒として使いたいから」てだけのことに過ぎません。
 安倍が正しいわけでも何でもない。だから米国もさすがに安倍の河野談話否定論を容認したりはしない。「河野談話踏襲と言いなさい。公然と談話を撤回するような真似さえすれば俺達はお前をそれ以上責めないから」というのが米国の態度です。一方「あんな口先だけの踏襲論が信用できるか」「本気で踏襲なら何で河野談話否定派の櫻井よしこなんか中教審委員にするんだ」などと批判し「信用できる態度をとれ」と安倍を批判するのが例えばマイク・ホンダ議員です。
 米国政府の態度はたとえるなら、たとえば「中国貿易の観点から世界各国がダライラマをうっとうしがって会わない」のと同じ話です。別にそれは「ダライは間違ってる、中国は正しい」と言うことを必ずしも意味しない。あるいは米国が自国の国益から「フィリピンのマルコス」「インドネシアスハルト」と言った独裁者を容認したのと同じような話です。別に米国の態度は「マルコスやスハルトが民主主義者だ」と言うことを意味しない。
 一方で「マイク・ホンダ議員とその同志議員たち」「ジョン・ダワー氏*28(MIT名誉教授)、エズラ・ボーゲル*29ハーバード大名誉教授)、アンドルー・ゴードン氏*30ハーバード大教授)ら安倍に批判的な米国人歴史学者」など安倍を厳しく批判する米国人もいるわけです。


ペロシ旭日大綬章:「演説は素晴らしかった」
http://island3.exblog.jp/24454442/
 オバマ大統領ら民主党執行部が安倍演説を非難しない以上、「民主党下院院内総務」ペロシも立場上、批判することは難しいてだけの話です。「旭日大綬章をあげたのがきいた」なんてそんな話じゃない。まあ、マイク・ホンダ氏のように安倍批判する民主党議員がいないわけではないですが。


■現実を糊塗する中国国連大使
http://island3.exblog.jp/24448224/
 最近は「バンドンで日中首脳会談(安倍・習)が行われたこと」「訪中した自民党幹部(高村副総裁、谷垣幹事長、二階総務会長)に中国要人が会ってること」などから「中国は日中友好にシフトしている」と言う見方も出始めています。
 ■拙エントリ「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2/5分:荒木和博の巻)(追記・訂正あり)http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20150205/5064208022
で紹介しましたが、
拓殖大学海外事情研究所「メディアが見逃した中国の対日融和」(富坂聰
http://www.kaiken.takushoku-u.ac.jp/column.html
というエントリの見方はそういうものです。
 ただしそうした富坂の見方が正しいとしても、「中国国連大使演説」からは「だからといって中国は安倍への批判、牽制をやめたわけでもなければ安倍談話がどんな物でもいいと思ってるわけでもない」ということがわかります。
 安倍が「首脳会談もできた、自民党幹部の訪中も受け入れてもらった」ということで中国を舐めたまねすると後が恐ろしいことになるでしょう。つうか「安倍がそう言う軽率な男だと認識している」からこそ「この国連大使演説」でしょうが。
 さて国連大使に悪口雑言の島田です。「中国に対する悪口雑言しか言わず」、安倍・習首脳会談や自民党幹部の訪中及びそれに伴う中国要人との会談について何も言わない当たり、さすが島田です。
 まあ、これは島田に限ったことではなく荒木や西岡、I濱Y子女史なんかもそうでしょうが「反中国で安倍信者」な方々にとって「同じウヨでも安倍信者ではなく、ビジネス的観点から日中友好をそれなりに追求してる現実主義者・富坂」とは違い「安倍・習首脳会談や自民党幹部の訪中及びそれに伴う中国要人との会談」を「日中両国が友好の方向で動いてるようで良かった(富坂)」なんて言うことは到底できません。
 島田らにとって「中国は反日で関係改善の意思ゼロ」「そんな中国に安倍さんは徹底的に闘う」という設定は絶対に崩せません。まあ、ウヨの中には「首脳会談や自民党幹部訪中」を「中国の景気がダウンしてきたので日本に屈した、断じて安倍さんや自民党から友好に動いたわけではない」として「反中国で安倍信者」と言う自分の考えと「それに反する日中両国の動き」を正当化しようとする輩もいますが島田について言えばそう言うことはなさそうです。たぶん荒木や西岡、I濱など多くの反中国安倍信者はそういう「事実無視」の態度を取るのであって「中国が屈したとして自己正当化」はしないんじゃないか。なぜなら「国連大使発言」でもわかるように中国は安倍への批判や牽制をやめたわけではないし、「景気がダウンした」とはいえ「多数の国がAIIB参加すること」でもわかるように中国の経済力は未だ大きいからです。そう言う意味では島田ら安倍信者の方こそ「安倍が安倍なりに日中友好に動いてる」という「現実を糊塗している(現実を無視している)」わけです。

この男の髪型が、美的に許されないのではないか*31

 国連大使の髪型(中曽根康弘を連想させる薄毛)なんか関係ないじゃないですか。
 阿比留の記事に対して批判するときに

この男(阿比留)の肥満体型は美的に許されないのではないか。

なんてまともな人間は誰も言わないわけです(率直にいって阿比留は少し太り気味だと思いますが)。
 つうかそんな事言ったら中曽根の薄毛はどうなるんですかね。中曽根の薄毛も

この男の髪型が、美的に許されないのではないか

ということになるのか。いかに中曽根に批判的な人でもまともな人間は「中曽根の薄毛をバカにするようなこと」はしないわけです。
 まあ、中曽根が「首相在任中、中国の抗議を受け入れて靖国参拝をやめたこと」「月刊文春*32で『日韓併合に問題などない』と放言した藤尾文相を韓国の抗議を受け入れて更迭*33したこと」などを考えれば島田だと口には出さなくても「中曽根の薄毛だって美的に問題に決まってるだろうが」「あの野郎、首相時代に中韓に媚びやがって」位思ってるかも知れませんが。
 しかしウヨ連中が「安倍に甘い」のも驚きですが「中曽根に甘い」のも驚きですね。藤尾更迭なんて中曽根以外のたとえば「宮沢首相」あたりがやったら糞味噌だと思うんですけどね。まあ、安倍同様、中曽根に対してもいろいろと含むところはあるんじゃないかと思いますけど。


■パックネ「対日外交修正」という共同記事の矛盾
http://island3.exblog.jp/24439016/
 「歴史問題(靖国慰安婦など)では安倍批判するが、その他の問題では日本とうまくやっていくよう務める」んだそうです。「その他の問題」て何だかよく分かりませんが。
 まあ、別に「日韓が敵対関係でいて欲しい」とも、もちろん思いませんが、一方で「慰安婦問題などを棚上げにすべきでない」とも思うので「何とも複雑な気持ち」です。ひとまず様子眺めと言ったところですかね。
 さて朴大統領当選時にはあれほど「朴氏の父親は岸信介元首相の盟友・朴チョンヒだ」と大喜びしてた島田なので「お父様の支持者などから適切な助言があったのだろうか。朴氏の外交を見守りたい」「やはり朴氏は親日派・朴チョンヒの娘だった」とか言い出すかと思ったら「その他の問題云々などと言ったところで朴クネなど信用できない」「そもそも歴史問題ではこれからも安倍批判するんじゃ意味がない」と悪口雑言です。安倍については「取り巻きが悪い、安倍さんは悪くない」「安倍さんは岸元首相の孫だ」と強弁する島田ですが、何故か朴氏にはそうした「取り巻きが悪い、朴さんは悪くない」「朴クネさんは朴チョンヒ大統領の娘だ」といった「ひいきの引き倒し」はしないようです。
 しかしこの男(島田)といい、荒木と言い西岡と言い「巣くう会人脈」は「学者の肩書きを一応持ってる」わけですが全員「学者と言うよりどう見ても右翼活動家」てのは何とも悲惨です。所属大学の信頼性が破壊されてますよね。


■まだ低い左翼の醜態レベル:安倍政治のバロメータ
http://island3.exblog.jp/24438834/
 島田が常日頃書いてる左派などへの悪口雑言の方がよほど醜態だと思いますけどね。島田の道徳観とか美的感覚とかは全く理解できません。島田は自分の悪口雑言を「悪口雑言と思ってない」のか。
 それとも「左翼とか、島田にとってろくでもない人間相手には何を言っても許される」と勘違いしてるのか(どっちにしろ低レベルな悪口雑言を吐いて恥じない島田はバカですが)。
 いずれにせよ島田が紹介する諸氏の発言のどこが「醜態」なんだか俺にはさっぱり分かりません。
 大江健三郎氏の「安倍の積極的平和主義は平和主義の名に値しない、安倍は嘘つきだ」というのは何が問題なのか。
 澤地久枝氏の「安倍という人は平和とか命とか大事な言葉をあんなに汚くした」というのは何が問題なのか。
 まあ、雨宮処凛氏の「この暑い中、熱中症で誰か倒れたら(注:こうした集会を開かざるを得なくした)全部安倍のせい」というのは俺個人はいかがな物かと思いますが、これジョークですからね。
 雨宮氏の本筋の主張は「戦場に行くのは貧しい人たち。(注:安倍政権は経済的弱者に冷たいし、米国の貧困層が軍隊に志願するように)(集団的自衛権行使で)命を使い捨てられるような人が国内からも生み出されるのではないか。経済や何かのために人の命が犠牲になる社会を止めたい」でしょうが、これの何が問題なのか。
 まさかとは思うが「安倍と呼び捨てにするのは無礼だ」とかいうのか?。自分は「ルーピー鳩山」とか抜かしてる癖に(それにそもそも公人が呼び捨てにされるのは珍しいことではないし、その場合、もちろん必ずしも「敵対してるから呼び捨て」というわけでもありません)。
 結局島田がまともに反論する意思も能力もないから「醜態だ」と決めつけてるだけじゃないんですかね。あるいは島田にとって「安倍批判」は内容や表現方法の是非に関係なく「議論の余地なく全て醜態だ、なぜなら安倍さんは常に正しいから」と言うだけのくだらない話ではないのか。
 島田の態度の方こそよほど醜態でしょう。
 そして「左翼の安倍罵倒*34が酷いから安倍さんの成功*35だ(島田)」というなら「つうことはあなた方巣くう会が罵倒してる北朝鮮も成功ですか?、島田さん」と聞きたくなりますね。
 まあ、成功かどうかはともかく「島田ら巣くう会が言うほど北朝鮮が崩壊寸前状態ではないこと」「島田ら巣くう会の主張に家族会が従ったところ、拉致が完全に風化してしまったこと」「であるからこそ、島田ら巣くう会がそれをごまかすため、かえって無茶苦茶な北朝鮮罵倒に走ってる」可能性は強いと思いますが。


■「安倍は慰安所アウシュビッツと認めよ」が韓国の次の要求
http://island3.exblog.jp/24430244/
 ばかばかしいですね。安倍批判派は最初からそんな事言ってません。
 慰安婦問題で安倍批判派によって「アウシュビッツが持ち出される場合」も「ドイツがアウシュビッツの非を認めたように安倍も慰安婦の非を認めよ」と言ってるだけです。それがどうして「安倍は慰安所アウシュビッツと認めよ」になるのか(まあ、「違法行為」と言う広い意味では「アウシュビッツ慰安所」ではありますが)。まあ、島田がいかにアホとは言え、こんなバカを本気で言うほどアホとも思えませんので「故意のこじつけ、詭弁」でしょうが、それにしたってこんな詭弁が世間に通用すると思ってるらしい馬鹿さには心底呆れます。


■「レーガン的」な安倍首相演説―米安全保障専門家
http://island3.exblog.jp/24429651/
 安倍に好意的な「フレッド・フライツ」なる右寄りの政治評論家が安倍を称えた、てだけの話です。それにしたって安倍とレーガンを同一視するなんてレーガンに失礼でしょう。まあ、レーガンは確かに安倍同様、反共ではありますけど安倍ほど政治家として酷くはないんじゃないか。


■呆れながら笑え、部分的に感心できる韓国大手紙*36国際部長の安倍訪米論
http://island3.exblog.jp/24427546/
 正直「米国はTPPや集団的自衛権、沖縄基地問題、AIIBなどの対応で、米国いいなりの安倍を愛しい奴扱いし、安倍べったり。ろくに安倍批判しないから、米韓関係も考えて韓国はもう安倍批判を抑制してもいいんじゃないか(要約)」つう朝鮮日報コラムの内容には驚きました(もちろんこうした主張に批判的な人間は、韓国メディアは勿論、朝鮮日報内部にもいるでしょうが)。他人事ながら「自称韓国保守がそんなんでええんか、韓国人としての誇りはないんか」「慰安婦はあんたらの同胞やろ」と言う気はします。
 なお、「後で説明しますが」俺的には島田の言うのとは別の点「AIIB韓国参加否定論」に「呆れて笑いました」。内容全体にはほとんど共感できないので感心はしません。

 安倍首相の行動は冒険のように見えた。先月29日の米上下両院合同会議演説中、傍聴席に座っていた日本の右派政治家・新藤義孝議員(前総務大臣、57)を米国の退役軍人と並ばせ、立ち上がらせたことだ。安倍首相は新藤氏を「日米和解の象徴*37」だと言った。新藤氏の祖父*38第二次世界大戦時、この米国の退役軍人と同じ戦場*39で戦ったため、2人の対面は奇跡だというのだ。新藤氏は2011年に「竹島(独島の日本側呼称)に行く」と言って金浦空港で足止めを食ったことで注目を浴びた人物だ。安倍首相の極右系腹心を代表する人物で、靖国神社参拝も欠かさない。

 もちろん安倍だけでなく、新藤みたいなウヨに好意的対応をした米国の態度は俺の観点では「全く恥さらし」です。
 「だから安倍が頭に乗るんだろうが」「お前ら安倍に媚びてまで、安倍を鉄砲玉として中国封じ込めに使いたいか」と不快です。マイク・ホンダ氏(下院議員)などはこういうことに批判的なわけです。ちなみにマイク氏同様に安倍に批判的なエド・ロイス氏(下院議員)はこの合同会議を欠席したそうですが「新藤をヒーローであるかのように扱うこと」に我慢ができず抗議意思の表明なのかもしれません。
 まあ、米国のいう人権なんて、少なくとも「米国支配層の言う人権」なんてこんな程度の偽善的なもんです。だからたとえばイスラエルの無法も黙認する。
 こんな偽善者「オバマ」が「安倍演説同様」に「中国牽制目的」という党利党略でダライと会ったこと*40

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.afpbb.com/articles/-/3038929
そういえば二人ともノーベル平和賞受賞者だったw/こうやって公式の場で会ってくれるというのはとても得難いこと。二期目も終わりに近づいて好きにやるモードに入ってるのかね。

なんて言っちゃうid:Mukkeは反中国とチベットキチガイこじらせてて本当に能天気だと思います。
 米国にとって、少なくとも「米国支配層にとって」チベット問題なんて日本ウヨと同じで「中国に対する牽制、嫌がらせネタ」でしかない。おそらくチベットを良くしたいなんてこれっぽっちも思ってない。ダライを政治利用する米国は本当に屑だなと思います。まあダライもオウムからカネもらう屑ですから「ダライとオバマは屑仲間、類友」といっていいんじゃないか。ダライやオバマがもらうことでノーベル賞も「まともな人(俺の理解ではカーターと金大中とかマンデラとか)ももらうけどまともじゃない人(佐藤栄作、ダライ、オバマ)ももらう賞」ということがわかるわけです。
 そうそう

米国の退役軍人と並ばせ

云々と記事にありますが、昨日(2014年5/1)の東京新聞夕刊では「退役軍人の中には安倍演説に批判的な人もいる」ようです。まあそりゃあそうでしょう。安倍の戦前賛美は「米国退役軍人にとっても」容認できるようなもんじゃ本来ありません。安倍に批判的な退役軍人にとっては「祖国・米国の支配層のこの振る舞い」は「戦前日本との戦いの意義を否定するに等しい侮辱行為」以外何物でもないでしょう。

未来を語る日米に向かって、韓国はしつこく過去を語ろうとしている。

 やれやれですね。実に呆れます(笑いはしませんが)。「過去に目を閉ざして」一体どんな未来が語れるというのか。被害者が加害者の無責任な態度「過去をしつこく正当化しようとすること」を糾弾して何が悪いのか。韓国も安倍がしつこく「過去の正当化」なんかしなければ、ここまで話をもめ事にしません。
 産経新聞ならまだしもこれが朝鮮日報の記事かと目を疑います。

日本は中国主導のアジア・インフラ投資銀行(AIIB)への参加を保留した。日本は米国の対中戦線に重要なパートナーとして加わった。韓国にこれができるだろうか。

 呆れるとともに笑いました。
 これどう見ても朝鮮日報は「AIIBへの消極的な安倍の態度=米国の中国敵視への協力」が「米国が安倍演説を許した理由」であり「韓国はAIIBに入るべきでなかった」と言ってるようにしか見えませんが、むしろ「AIIBに参加した韓国こそが正解」であり「日本は後で痛い目見ることになる」と思いますけどね。
 「安倍がオバマに演説させてもらった」「安倍が訪米しても歴史認識問題でオバマに突っ込まれなかった」レベルで正当化出来るようなもんじゃないでしょう、「AIIB不参加(現時点)」という日本の外交判断ミスは。一方「中国封じ込めのためなら安倍でも万歳」という米国支配層の態度も「ああ、米国の言う人権ってやっぱその程度のもんなんだ」ということを改めて明白にしたと言う意味では米国の評判を落とし、「後で痛い目見る」んじゃないか。まあ、イスラエルの無法容認してる時点で米国支配層なんて所詮その程度のもんですが。

 自分の利益と一致しなければ、200年前の歴史問題でも暴き出すのが米国だ。逆に、自分の利益と合えば靖国神社を参拝する極右*41に拍手喝采するのも米国だ。

 朝鮮日報がきちんと説明しないので理解に困りますが「200年前の歴史問題」つうのはおそらく「トルコのアルメニア人虐殺」です(追記:と思ったんですが、ウィキペ「アルメニア人虐殺」によれば「アルメニア人虐殺は100年前」のようです。そうすると別件なんでしょうか?。それともやはり「200年前の歴史問題」とはアルメニア人虐殺問題で朝鮮日報の誤記、つまり「100年前」と書くべき所「200年前」と誤記したのか?)。
1)「ローマ法王がこの件で虐殺を認めないトルコ政府を批判」
2)「トルコ猛反発」
3)「一方、欧米各国はトルコを批判し、法王を支持」つう流れはご存じの方も多いでしょう。
 この件、朝鮮日報は「今のトルコはイスラム色、反米色が強いから、法王やほかのヨーロッパ諸国はともかく、トルコ牽制の意味でオバマは批判してるにすぎねえだろ。安倍や新藤なんか議会に呼ぶのがオバマだぜ(毒)」と言ってるわけです。しかしこうもオバマが「安倍万歳」で「醜態をさらす」のを見てると「オバマは大統領になるべきではなかったのではないか」つう気がしますね。奴が大統領になっても黒人の権利が向上したように見えないし。「日本で民主党政権誕生後、民主党への失望が生まれた」ようにオバマ退陣後は「オバマは本当に酷かったな。黒人政治家なんて所詮、俺達の仲間じゃねえ。あいつら白人に媚びたから偉くなれたんだ、中身は白人と同じだ(黒人)」という反動が起きないか他人事ながら心配になります。そう言う意味ではヒラリーも女性層の失望を産まないためにも「初の女性大統領」になるべきではない気がします。まあ、「女性政治家」なら女性の味方で万々歳かといえばそれほど単純な話でもないでしょう(例:サッチャー首相(英国)、メルケル首相(ドイツ)、インディラ・ガンジー首相(インド)、朴クネ大統領(韓国)、我が国の稲田朋美自民党政務調査会長などなど)。


■月刊正論に「日本が注目すべきはルビオだ」寄稿
http://island3.exblog.jp/24423902/
 島田の文章ですのでもちろん「俺はルビオが好きだ」という信仰告白でしかないでしょう。「ルビオに当選可能性が高いから注目すべきだ」とかそういう話では全くない。
 学者の書く文章がそれではお話になりませんが、島田はまともじゃないので仕方ありません。 


■リベラル派元米国務副長官のつれない応答を報じる韓国紙
http://island3.exblog.jp/24424292/
 単にスタインバーグ*42元国務副長官がリベラル派じゃないだけのことでしょう。彼にとっては「TPPや集団的自衛権問題での安倍の態度(大筋では米国の希望通り)」のほうが「安倍の極右性を厳しく批判すること」よりも重要だっただけの話です。
 「チベットの人権よりAIIBの方が大事です」なんてのと大して変わりません。
 一方そうは思わない、マイク・ホンダ氏などは安倍を厳しく批判するわけです。

*1:岸内閣労働相、佐藤内閣防衛庁長官、農林相などを歴任

*2:朝鮮人強制連行問題を理由に韓国は日本の世界遺産申請に批判的

*3:もちろん俺個人は「いわれなき」どころか正当な理由があると思ってますが

*4:「アンドロイド=人情がない」とかそう言うことですかね?

*5:なお、マジレスすると「売春」全てが人身売買ではないでしょうが「人身売買の売春」も当然あります。

*6:日本語訳については例えば外務省サイトのpdfデータhttp://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/pdfs/treaty162_1a.pdf参照。なおこの議定書の正式名称は「国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約を補足する人(特に女性及び児童)の取引を防止し、抑止し及び処罰するための議定書」、略称は「国際組織犯罪防止条約人身取引議定書」である(人身取引とは人身売買と同じ意味)。議定書を紹介するにおいて「人(特に女性及び児童)の取引」「人身取引」と言う言葉を故意にネグル辺り、さすが島田らしいゲスさだ。

*7:ちなみに補足する議定書にはこの「人身取引議定書」のほかに「密入国議定書」「銃器議定書」がある。

*8:Bクラス常連だった「1987〜2001年まで」の15年間のこと。この15年の中で、阪神の成績は「6位が10回」、「5位が2回」、「4位が2回」「2位が1回」と言う成績だった。

*9:民主党のこと

*10:もちろん「護憲派である谷口真由美・大阪国際大学准教授(国際法)」への島田の「怪しい呼ばわり」も誹謗ですが特に酷いのは「改憲派・小林氏」「保守派・柴山氏」への「怪しい呼ばわり」でしょう。つうか島田が三氏の思想信条や研究業績などについてまともに理解しているか、いやそれどころか朝日の三氏の意見紹介記事をまともに読んでるかすら怪しく「朝日の取り上げた識者だからろくでもないに決まってる」と言う決めつけで非難してる可能性大ですが。

*11:森内名人(当時)に挑戦者・羽生が勝利し名人位を奪取した

*12:現在「名人、王位、王座、棋聖」の4冠を保持し、また名人、王位、王座、棋王棋聖、王将の長期在位により「十九世名人、永世王位名誉王座永世棋王、永世棋聖永世王将(ただし名乗れるのは現役引退後)」を名乗る権利(いわゆる永世6冠。ちなみにこの永世6冠は羽生が初めて)を有しているという怪物。羽生に「マネジメント能力やマネジメントへの興味があるかどうか」知らないが将棋の実績だけなら「将棋連盟会長有力候補」だろう。

*13:十八世名人(ただし名乗れるのは現役引退後)

*14:名人戦は現在、朝日と毎日の共催。

*15:ただし「羽生が政治的動きをしないから」てのも大きいでしょうね。断言してもいいと思いますが羽生が「護憲集会や脱原発集会に出席」でもすれば掌返しで「将棋の能力しかない男」などと羽生への罵倒が始まるでしょう。

*16:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相などを経て現在、民主党幹事長

*17:海部内閣で外相

*18:まあ、彼に安倍ほどの改憲への情熱がないことも確かなのでしょうが

*19:著書『ロシア革命ペトログラードの市民生活』(1989年、中公新書)、『北方領土問題と日露関係』(2000年、筑摩書房)、『暗闘:スターリントルーマンと日本降伏(上)(下)』(2011年、中公文庫)

*20:著書『暴力・戦争・リドレス:多文化主義のポリティクス』(2003年、岩波書店

*21:著書『もう一つの近代:側面からみた幕末明治』(1998年、ぺりかん社

*22:全く無視するわけにもいかないと思ったのか簡単には触れていますが

*23:「こぼれた水は元には戻せない」、つまり「一度やってしまったことは元通りにはできない」と言う意味。

*24:ニクソン政権軍事問題担当大統領補佐官、国家安全保障担当次席大統領補佐官、フォード政権、父ブッシュ政権国家安全保障担当大統領補佐官子ブッシュ政権大統領対外情報諮問委員会座長を歴任。

*25:レーガン政権政治担当国務次官、父ブッシュ政権国務副長官、国務長官を歴任

*26:何度も言いますが普通共産党独裁はファシズムとは言いません。「ファシズム=反共右翼」と考えられているからです。

*27:取り込めるかどうかは別問題として。

*28:著書『吉田茂とその時代 (上・下)』(1991年、中公文庫)、『容赦なき戦争:太平洋戦争における人種差別』(2001年、平凡社ライブラリー)など

*29:著書『アジア四小龍:いかにして今日を築いたか』(1993年、中公新書)、『現代中国の父トウ小平(上・下)』(2013年、日本経済新聞出版社)など

*30:著書『日本労使関係史・1853〜2010』(2012年、岩波書店)、『ミシンと日本の近代:消費者の創出』(2013年、みすず書房)など

*31:「薄毛が醜い(島田)」って、どうしろってんですかね。カツラにしろとでも言うのか。それとも逆に「いっそスキンヘッドにしろ」とでも言うのか。

*32:まあ文春てのは昔からそう言うウヨ雑誌です。

*33:こういう場合、大抵「首相にご迷惑はかけたくないとして」自分からやめるもんですが藤尾は「俺は何も悪いことはしてないから大臣はやめない、どうしても首相が俺に辞めてほしかったら首相権限で更迭すればいい」とあくまでも辞任を拒否したため中曽根が藤尾を更迭しました(こういう大臣更迭ケースはもちろんそんなに多くはありません。たとえば小渕経産相、松島法相ら第三次安倍内閣の疑惑閣僚も自分から辞めました)。

*34:もちろん罵倒ではなく批判ですが

*35:成功しようがすまいが首相という権力者の言動に問題があると思えば批判するのは当然のことです。

*36:朝鮮日報のこと

*37:「米国を未だに敵視する」靖国を参拝する極右・新藤が「日米和解の象徴」とはできの悪いブラックジョークです。

*38:硫黄島で戦死した栗林忠道陸軍中将(死後、大将に昇格)のこと

*39:硫黄島のこと

*40:とはいえ、中国の反発を恐れて会話は交わさないという中途半端な代物ですが。

*41:安倍と新藤のこと

*42:クリントン政権国家安全保障担当大統領副補佐官、オバマ政権国務副長官を歴任