「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2/16分:荒木和博の巻)(追記・訂正あり)

■来週の1万キロ現地調査(埼玉・群馬)について
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/07/1news192927716-.html
 海なし県の埼玉や群馬でどうして北朝鮮拉致が起こると思えるのか。まともな根拠があれば話は別ですがもちろんまともな根拠は何一つありません。荒木につきあえる人間は正直、理解ができません。


■どうせ強行するなら 
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/07/news192827715-7.html
 「どうせ強行採決するなら法案成立時には、拉致被害者救出の為に北朝鮮自衛隊を突入させると安倍首相には言って欲しい」て荒木も本当に気が違ってますね。拉致被害者の居場所が分からないのにどこに突入させるのか。そんな馬鹿な事は安倍だって言えるわけがないでしょう。
 俺が拉致被害者家族なら「何だ、このバカ野郎は?。もう荒木にはついていけん」と思い荒木と縁を切るところですが下駄の雪や金魚のふんのようにいつまでもついていく家族会は本当にどうしようもないバカの集まりです。


■【調査会NEWS1927】「北朝鮮のせいにしてくれてありがとうよ」(27.7.15)
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/07/news192727715-4.html

「俺は横田めぐみを殺して山に埋めた男だよ。北朝鮮のせいにしてくれてありがとうよ」

 デマ屋の荒木の言う事なので事実無根のデマかもしれませんが、まあ一応事実としておきましょう。
 ただ「こんな悪質な電話が荒木の巣くう会にかかってきた」というのが事実だとしても「誰が何の目的でやったか」なんてのはわかりようがない。

おそらく朝鮮総聯北朝鮮シンパがこちらを混乱させようとしてやったのでしょう。

なんて荒木の主張には何の根拠もない。むしろ北朝鮮とか全く関係ないただの愉快犯、いたずらじゃないんですかね。
 ちなみに「実は国内で起こった殺人事件(遺体は犯人の自宅床下に埋められていた)を、荒木一味が愚かにも特定失踪者認定した」というまさに「北朝鮮のせいにしてくれてありがとう」案件というのは実在します。「遺体を埋めた」犯人の自宅が「道路拡張工事」で取り壊されることになり、逃げ切れないと観念した犯人が警察に自首したことで事件は発覚しましたが、発覚しなければ今も荒木らによって「北朝鮮拉致だ!」として玩具にされていたでしょう。
 「面倒なのでここで詳しくは説明しませんが」詳しい事が知りたい方はウィキペディア「足立区女性教師殺人事件」を読んでみましょう。荒木らのデタラメぶりに怒りが湧いてくると思います。

あの頃「中学校1年生の女の子を拉致してどうするんだ」「日本語を教えるなら在日の帰国者がいくらでもいる」といって拉致を否定する人間が朝鮮総聯はもとより日本人にも少なくありませんでした。

 そりゃそうでしょう。何せ根拠は元北朝鮮工作員安明進の証言しかなく、安の証言は「俺がめぐみを拉致した」というものではなく、「仲間の工作員Aから拉致したと聞いた」という又聞き証言(伝聞証言)です。
 法律に詳しい方ならご存じでしょうが、刑事訴訟では「原則として又聞き証言は裁判には提出できません(例外的な場合のみ提出できる)」。「直接体験証言」と違い又聞き証言は信用性が低いからです。安の証言だって「本当にAなど存在するのか」「Aは本当に安にそんな事を言ったのか」「本当に言ったとしてそれはAのデマではなく事実なのか、何故事実だと第三者に過ぎない安は保証できるのか?」と言う「安の直接体験証言の場合」とは違う厄介な問題があります。
 当然ながら「本当に拉致なのか」と疑問視するのは全く自然であり非難されるような事じゃありません。北朝鮮擁護でも何でもない。

拉致被害者の一人寺越武志さんには平壌で『人情の海』という、拉致を否定する「著書」まで出させています。

 寺越さんを拉致だと決めつける根拠など荒木一味には何一つありません。
 そして仮に拉致だとしても当人が拉致を否定しているのに赤の他人が「拉致だ!」と叫んで何か意味があるのか。寺越さんが迷惑するだけでしょう。下手したら彼の北朝鮮での立場が悪くなるかもしれない。
 まあ、それ以前に「当人が否定している」のでは拉致だと証明すること自体無理だと思いますが。

 彼らがどんな嘘でも平気でつくことは「金日成元帥が日本帝国主義を打倒して国を取り戻し、侵略してきた米帝から国を守った」という荒唐無稽な嘘を国の基本としていることだけでも明らかです

 後者(朝鮮戦争は米国の侵略)はともかく前者は嘘とまでは言えないでしょう。まあ、北朝鮮の力だけで打倒したわけではないですが、金日成が抗日ゲリラ戦をしていたことは事実です。「北朝鮮も日本打倒に貢献した」とは言えるでしょう。
 そしてそんな事と拉致と何の関係があるのか。つうか「特定失踪者なんて悪質なデマを流して恥じないクズの荒木」がよくもふざけたことがいえるもんです。

こんな相手に「話し合いで、お互いに理解をして」などというのは利敵行為でしかありません。

 やれやれですね。話し合いしないでどうやって拉致を解決するのか。交渉以外に手はなく、交渉をやめると言う事は事実上「拉致解決をあきらめること」と同義です。
 自衛隊で救出なんて事ができるわけがない。拉致被害者の居場所が分からないんですから。どう見ても荒木一味のやりたいことは拉致解決ではなく「反共右翼としての北朝鮮政権転覆」でしょう。
 「家族会の目的が北朝鮮政権転覆」なら話は別ですが、そうではないなら、つまり本気で「拉致を解決したい」のなら荒木一味とはいい加減手を切るべきです。それとも家族会も「病死か事故死か自殺か粛清(銃殺など)かはともかく拉致被害者は皆死亡してる」との認識の元、「北朝鮮政権への復讐を企む野蛮人の集まり」「巣くう会と同レベルの反北朝鮮右翼」なんでしょうか。
 ただそれでも少なくとも横田夫妻はそんな「復讐鬼」家族会とは縁を切るべきです。
 孫が戦乱で死んでもいいのか。まあ「死んでもいい」というなら何も言う言葉はありません。鬼畜としか言いようのない祖父母を持った孫・ウンギョンさんは本当にかわいそうだと思います。そして愚かな祖父母を俺は人間として軽蔑します。


■大森勝久ブログ『安全保障法制法案:「あらゆる事態を想定し切れ目のない備えを行う」(安倍首相)は真っ赤な嘘である』
http://1st.geocities.jp/anpo1945/uso.html
 何を大森氏が言ってるかと言えば「あらゆる事態というなら拉致被害者救出の為に北朝鮮に突撃するのか」「尖閣を守るために中国とガチンコで闘う気があるのか」「南シナ海ベトナムやフィリピンのために中国とガチンコで戦う覚悟があるのか」「中国が台湾に侵攻したら友好国として台湾のために中国とガチンコで戦う覚悟があるのか」「北方領土をロシアから取り返すために、竹島を韓国から取り返すためにこれらの島に自衛隊を突撃させる覚悟があるのか」「あるのか、ないのかはっきりしろ」「ないのなら何があらゆる事態の想定だ!。安倍は嘘つきだ!」と言う暴論です。
 そんなことを言えるわけがないでしょう。隣国(中国、南北朝鮮、ロシア)が皆日本の敵になっちゃうじゃないですか。自民党支持者ですらよほどの極右でない限り「ハイ喜んで」なんて言ってそんな武力攻撃を支持する人は多分いない。元・新左翼「大森氏」も随分とまあトンデモ極右になったもんです。
 大体拉致や竹島尖閣北方領土ならともかく南沙問題、台湾問題なんか日本は部外者ですよ。部外者が中国であれ、台湾であれ、フィリピンであれ、ベトナムであれどこであれ、特定の国に荷担するなんて「無用な恨みを買うだけ」で愚策もいいところです。そんなんは「世界の警察官としてそう言うことがやりたいと言って年がら年中そう言うことやってる米国」ならともかく、日本がやる必要ないでしょうよ。

 安倍首相は6月1日の衆院平和安全法制特別委員会で、民主党の玄葉氏*1が「(南シナ海で)中国とフィリピンが武力衝突を起こし、中国が機雷を敷設した場合、存立危機事態や重要影響事態になり得るか」と質問したのに答えて、「わが国が輸入する原油の8割、天然ガスの3割が南シナ海シーレーンに依存しているのも事実で、ホルムズ海峡と同様だが、南シナ海には様々な迂回路が存在し、広い海なので、あまり(両事態)は想定し得ない」(6月2日付読売新聞)と述べたのだ。

 そりゃ安倍だって本心はともかく公然と「南シナ海でフィリピンやベトナムのために南沙問題で中国とがちで戦争する覚悟がある」なんて暴論ははけないでしょうよ。まあ、正直な話、中国もフィリピンもベトナムも「チキンゲームしてるだけ」で本気でドンパチする意思はさすがにないでしょうが。


■【調査会NEWS1926】統一したくない (27.7.13)
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/07/news192627713-2.html
 まあ、東西ドイツ統一を見ても分かるように「統一はバラ色とは限らない」。
 まあ、東西ドイツ統一の意義を「否定はしませんが」、「東西の経済格差」とか「それに起因した差別」とかいろいろあるわけです。
 アレを見ちゃうと韓国国民にせよ北朝鮮国民にせよ「民族の悲願とは言え今、統一してええんかいなあ」「経済が沈没したら困るがな(韓国)」「旧東ドイツ国民みたいに差別されたらかなわんがな(北朝鮮)」的な思いを持つ人がいてもおかしくはない。まあ、そう言う意味では統一する前に「北朝鮮の経済底上げ」が不可欠ですよねえ。
 まあ、「予想もしない形でドイツが統一したように」今後、意外と早く統一ということがないとは言いませんが「北朝鮮の経済を底上げして統一しても韓国経済が沈没しないようにすること」は「可能ならば早急にすべき事」でしょう。「統一を目指すのならば」ですが。
 それが太陽政策だったわけで太陽政策を「北朝鮮に甘い」だの何だのいうのは本当に馬鹿げています。

 韓国ギャラップと朝鮮日報が合同で5歳から25歳を対象にした世論調査で「将来移民とか仕事で外国に行くとしたらどこに行きたいか」と聞いたところ、北朝鮮という回答はゼロだったそうです。

 だってカネが儲かりそうにないじゃないですか。カネが儲かると思えば喜んでいくでしょう。


■【調査会NEWS1925】危険(27.7.12)
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/07/news192527712-0.html

 前にも書きましたが6月28日の予備役ブルーリボンの会のシンポジウムのとき、秋田美輪さんのお姉さん、吉見美保さんが、拉致被害者救出のために自衛官に犠牲が出たりするのは申し訳ないというお話しをされました。それに対してパネラーの1人、荒谷卓・初代陸自特殊作戦群長が「仮に1人を助けるために10人の自衛官が亡くなったとしても、それは自分たちの作戦や技量が足りなかったからということであって、気にされる必要はない」と答えていました。臨時雇いとはいえ一応自衛官の肩書きを持っているものとしてはしびれる言葉でした。

 荒谷は「自衛官OB」で北朝鮮に突入しない人間です。そういう人間が無責任に「自衛官が死んでも気にするな」と放言する。「感動でしびれる」どころか「怒りで殺意しか感じない暴言」です。
 大体どこに突入するのか。居場所は分からないわけです。


民社党党歌
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/07/post-7168.html
 ばかばかしいですね。荒木が旧民社党の元職員だということは知っていますが民社党歌なんか今さら何の意味があるのか。


■【調査会NEWS1923】恐怖(27.7.10)
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/07/news192327710-4.html

 腹心を次から次へと粛清し、亡命者も出る中で、今金正恩は恐怖感にさいなまれているでしょう。それがさらに攻撃的な姿勢に出る可能性があり、危険でもある一方、彼にとっての破滅へとつながる可能性があります。
 あえて言えば私たちはその破滅(言葉を変えれば彼の体制に虐げられている人にとっての救済)を一刻も早く実現させ、日本人拉致被害者もはもちろん、政治犯収容所にいる人たちや日本人妻をはじめとする日本縁故者など、彼の地にいるすべてのあの体制の被害者を救わなければならないと思った次第です。

 破滅が「東西ドイツ統一」のような平和的なものなら「拉致被害者その他の救出」につながる可能性はあるでしょう。
 しかし「アフガンやイラクのような内戦状態」になればかえって拉致被害者その他の生命が危険にさらされるだけです。そして平和的な崩壊をする保証はどこにもない。荒木の無責任発言には人間として怒りを覚えずにはいられません。


■【調査会NEWS1920】ヤルヤル詐欺(27.7.6)
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/07/news19202776-4c.html
 ヤルヤル詐欺は北朝鮮よりもむしろ「特定失踪者」など、口から出任せばかりの荒木ら巣くう会でしょう。家族会や「特定失踪者家族」とやらも良く荒木のような詐欺師に下駄の雪のようについていけるもんです。

 そう言えば世界遺産決定でも、日韓国交50周年で来日した韓国の外相は協力するとか言っておきながら、最後になってさんざん邪魔*2しました。

 拉致に何の関係があるのか?。荒木が世界遺産問題で朴政権を敵視するのは是非はともかく*3、荒木の勝手ですが「拉致問題がテーマのはず」の巣くう会で「拉致に関係ない話」をされてはたまったもんじゃありません。俺が拉致被害者家族なら「世界遺産と拉致に何の関係があるんだ?、バカは黙ってろよ」と怒鳴りつけてるところですが、そう言う常識は「下駄の雪=家族会」には期待できそうにありません。


■【調査会NEWS1918】待つわ(27.7.3)
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/07/news19182773-53.html

 制裁解除から1年ということでコメントを色々求められてきたのですが、何かアホらしくてまともなコメントを出す気にもなりません。

 というより安倍を大絶賛してきた手前、今さら批判しようがないって事でしょう。まあ、批判しても安倍は無視しますしね。党内右派が荒木と手を組んで安倍の言動に影響を与えるとか、あるいは安倍を総理の座から降ろして巣くう会に近い人間を後釜に据えるとか可能なら荒木もそうするでしょうけど、その可能性もないわけです。荒木としては打つ手がない。

昨年7月19日に下関市での講演で総理は「すべての拉致被害者のお父さん、お母さん、肉親の方が自らの手で、横田滋さんが早紀江さんがめぐみさんを抱きしめる日が来るまで私の使命は終わらない」と語っている。この微妙な時期にこのような発言をするのは何らかの確信があったということだろう。

 確信なんかなくて単にウケ狙いで放言しただけじゃないんですかね。


■7月4日付秋田魁新聞
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/07/74-9a04.html
 特定失踪者なんて与太で記事書いて秋田魁は恥ずかしくないんですかね。


■【調査会NEWS1913】連合人権フォーラム(27.6.30)
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/06/news191327630-8.html
 荒木(旧民社党職員)と「旧民社党つながり」があるとはいえUAゼンセンも「特定失踪者」なんて与太話に良くつきあえるもんだと思います。労組ならば労働問題に力を入れるべきであってそう言う馬鹿な事やってる余裕はないと思うんですけどね。


■【調査会NEWS1911】救わない(27.6.28)
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/06/news191127628-c.html

 昨日私がもう一つ代表を務めている予備役ブルーリボンの会のシンポジウムがありました。「拉致被害者救出と自衛隊」というテーマで4回目になりますが、今回はご家族からのご意見をいただくことが一つの目的でした。
(中略)
 自衛隊が救出に行く場合は当然こちら側に死傷者が出ることが考えられるわけですが、それを心配するご家族の声に対して荒谷卓(あらやたかし)・元陸上自衛隊特殊作戦群長が「もし1人を助けるために12人が死んだとしたら、それは自分たちの力が足りなかったからであり、気にされる必要はありません」という趣旨の話をしていたのが印象的でした。

 ばかばかしいですね。先ず第一に現役時代はともかく今の荒谷なんかただのOB、部外者じゃないですか。何で「気にしないで下さい」なんてことが言えるのか。荒谷は何様のつもりなのか。
 第二に「どこに助けに行くのか」。
 第三に「自衛官12人が死んでも1人助かればいい」じゃないですよ。現実問題、「自衛官だけ大量に死んで拉致被害者は1人助からない」可能性の方が高いでしょう。
 「自衛官が12人死んでも拉致被害者1人が助かるのならあえてやる」と言う考えはあり得るかも知れない(俺個人はそう言う自衛官の生命を軽視する考えには反対ですが)。でもそんな話じゃ全然ないわけです。既に指摘しましたが何せ「拉致被害者の居場所が分からない」わけですから。

 そんな中で(注:特定失踪者)荒谷敏生さんの妹さん、矢島文恵さんが、「こんな方々(パネラーの荒谷さんと伊藤祐靖・海上自衛隊特別警備隊初代先任小隊長)がおられるのだから救出することはできると思います。そうしないのはできないのではなくて、しないという何かがあるのではないでしょうか」と言っておられたのは印象的でした。

 ばかばかしいですね。荒木の文章が事実ならこの矢島文恵て人ははっきり言って「低能ウスラバカ」で「人間のくず」ですよね。「文恵は死ねばいいのに」と心の底から思います。特定失踪者なんてそもそも拉致ではありませんがそれはさておき。しつこいですが「拉致被害者の居場所が分からないのにどこに助けに行くのか、矢島はそれに答えられるのか」。荒谷ですら「1人の拉致被害者を救出するのに自衛官が12人死ぬかも知れない」なんて物騒な作戦を何故「実行しろ」と矢島は主張できるのか。自衛官の命を矢島は何だと思ってるのか。
 大体、荒谷だの伊藤だのは「自衛隊を辞めて無責任な立場」だから放言してるだけでしょうに。
 こいつらが自衛隊やめたのも「居づらくなって自分からやめたのか退職勧奨*4されたのか」はともかく「問題人物だからやめた」んじゃないですかね。こいつらは自分たちのことを「自衛隊のエリート」と自画自賛してるわけですが。
 あるいは自衛官ではできないこの種の右翼活動に従事したいからやめたのか。
 自衛隊もこいつらのこういう放言には心底怒ってるんじゃないか。


■国家基本問題研究所・直言【第309回】西半球の対中認識に変化の兆し(国基研企画委員・太田文雄)
http://jinf.jp/weekly/archives/16336
 反中国の太田とつきあうような「南米人」は太田同様、「アンチ中国のウヨなのかもしれません」がそれが「南米の主流」とはとても言えないでしょうね(苦笑)。


特定失踪者問題調査会2015年6月24日記者会見
https://www.youtube.com/watch?v=UUUVLZ_ygl8
 動画の途中から、去年の「しおかぜコンサート」のダイジェストとやらが聞けますがまあぶっちゃけ「政府のコンサートとは段違い」でしょうね。もちろん荒木のコンサートの方が酷い。
 そりゃ当たり前の話で「カネかけてプロの一流歌手呼ぶ(政府)」のと「カネがないから得体の知れない二流、三流どころを呼ぶ(荒木一味)」とではレベルが違うわけです。
 「北島三郎五木ひろしなどと言った一流演歌歌手」と「二流、三流どころの演歌歌手」とではやはり違うのと同じようなもんでしょう。
 そういう音楽のレベルというのは「政治的に正しい思想なら何とかなる」つうもんじゃないですから(もちろん荒木らの思想は間違ってますけど)。荒木も無理して「俺達のコンサートの方がスゴイんだ」とか馬鹿な事言わなければいいのにね(苦笑)。


■【調査会NEWS1908】(27.6.24) 「しおかぜコンサート2015夏」作品募集
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/06/2015news1908276.html
 作品募集などしたところでまともな作曲家が応募するわけもなく、当然世間の話題にならず「巣くう会界隈だけで歌われて終わり」という無様な結末になるでしょう。いやそれどころか「巣くう会界隈ですら歌われない」もっと無様な結末かも知れません。
 それにしても荒木記載の募集要項に「審査員」の名前がないのがあまりにも悲惨です。
 「歌としての価値を評価する」というならそれこそ「プロの音楽家」を審査員にした上で「あなたの作った歌をあの有名音楽家(例:小林亜星*5)が審査してくれます!」とでもすれば「多少は応募も増える」でしょうにねえ。結局そういうつてがないんでしょうがそれでは「ろくな音楽は集まらない」でしょうね。「誰が審査するか分からない」「音楽の素人の巣くう会荒木一味だけで審査するかもしれない」「下手したら荒木と親しい巣くう会関係者が選定されると言う結果が最初から決まってる出来レースかも」というのではねえ。

審査内容について一切公開致しません。

てのも酷い話です。それじゃ公平性が何ら担保されないじゃないですか。そんなふざけた審査で誰が応募したがるんでしょうか。


■【調査会NEWS1906】(27.6.22) 記者会見のお知らせ
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/06/news190627622-a.html

 昨年末「しおかぜ」の特集番組として行った「しおかぜコンサート」は好評につきこの夏さらに内容を充実させて第2回を行うことになりました。

 好評と言ったって「巣くう会、家族会界隈で話題になった」その程度の話です。
 政府がやってる「拉致啓発コンサート(俺の記憶では野田内閣からスタートだったと思う)」について荒木は当初何も批判的な事は言ってませんでした。ところが安倍が日朝交渉路線にシフトするや逆ギレして「政府のやってることは間違いだらけだ、あんなコンサート役に立ってない」と言い出すんだから唖然です。まあ、俺も役になってるか疑問に思います。
 しかし、荒木の場合「単に逆ギレして因縁つけてるに過ぎない」。まあ、でも単に因縁つけて「やめちまえ」と言うだけだったら少しは「正論に見えたかも知れない」。
 荒木は「あんなコンサートよりすごいコンサートを俺達巣くう会がやってみせる」と言うんだから正気じゃない。政府がカネかけて、「大きなホールでプロの歌手使って、メディアにも広報する」そう言うコンサートに勝てるコンサートなんかできるわけないでしょう。
 もちろんここで言う「勝つ」とは「拉致啓発」と言う性質上、「広報効果」と言う意味ですが。実際荒木のコンサートなんか何ら話題にならない。それでも「好評でした」とトンチキな事言って「2回目もやります」と言うんだから唖然です。本当に荒木は正気ではない。


■【調査会NEWS1907】(27.6.23)  「再調査開始から1年」ではない
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/06/news190727623-1.html

 このタイトルそのものの話ですが、マスコミの中で度々「再調査開始から1年」とか「特別調査委員会を立ち上げて1年」と報じられています。
 こう書くとあたかも北朝鮮が1年間再調査をしてきたかのように感じられますが実際は何もしていません。
(中略)
 日本側は北朝鮮に「調べたら出てきた」と言うための口実を作らせてやっただけで、拉致被害者の大部分は北朝鮮当局が管理しているはずです。
 この7月はあくまで日本側の「制裁部分解除から1年」

 荒木の物言いにはいつもながら呆れます。
 先ず第一に「金正恩政権は把握してるはずだ」と言う荒木の主張には何の根拠もないでしょう。
 単に「荒木が金正恩を叩きたいからそう言ってる」に過ぎません。まあ、拉致関係セクションの幹部はもちろん「把握してる」でしょうが、「若い金正恩ではうかつに手が出せない伏魔殿=拉致関係セクション」と言う可能性は否定できないでしょう。それならば「調査」云々というのは別に嘘ではない。
 もちろん荒木が「そんなことはない」と言える具体的根拠を持ってれば別ですがおそらくそんなことはない。
 第二に仮に荒木の言うように「金正恩が完全に拉致関係セクションを把握していた」としても「調査に1年はかかると思う、なんてのは嘘だ」と非難したところで何がどうなるものでもないわけです。
 「制裁一部解除から1年」云々という荒木は「制裁一部解除をやめてほしい」のでしょうが「やめたところで何がどうなるものでもないこと」は小泉訪朝後10年の経済制裁でもはや明白でしょう。

 間違えないように(あるいは騙されないように)しなくてはなりません。

 「間違えてはいけない」「だまされてはいけない」相手は北朝鮮よりもむしろ荒木ら巣くう会です。
 連中の真の目的は「北朝鮮を打倒すること」「それが無理でも北朝鮮が嫌がること(例:経済制裁)をして少しでも痛めつけること」であって断じて「拉致被害者救出」ではありません。
 巣くう会の制裁論など「何度も言いますが」全くの論外であって「交渉以外には拉致を解決するすべはない」わけです。もちろん「拉致なんか解決しなくて構わない。とにかく北朝鮮を制裁で痛めつけたい」と言うなら話は別です。というか「何度も言いますが」荒木ら巣くう会の本心はそう言うことでしょう。しかし「拉致解決を建前とする家族会がそれでいいんですか」ということです。
 特に「北朝鮮に孫がいる横田夫妻」はそれでいいんですか、ということです。まあ、毎回似たこと書いてて少し飽きつつありますし、読み手の側も「またかよ」と呆れてるかも知れませんが書いてみました。
 まあ、こういう事書いても「横田夫妻には馬耳東風、馬の耳に念仏」なんでしょうけど。下手したら「北朝鮮シンパのボーガスがウンギョンをネタに脅してる」とバカなこと言い出すかも知れません。
 でも「ウンギョンさんが北朝鮮に住んでる以上、あまり馬鹿な事すれば彼女の安否が危惧される」なんてのはよほどのバカでない限り簡単に思いつくことです。そんなに頭を使うような話ではない。巣くう会、家族会ですら思いついてるでしょう。
 要するに巣くう会、家族会はウンギョンさんの安否なんかどうでもいいということですが。
 しかしやれ「遺骨づくりのために生存拉致被害者を殺すかも知れない」だの「遺骨づくりのために殺さないまでも、何らかの方法で遺骨捏造するかも知れない」とまで北朝鮮を悪辣国家呼ばわりしながら「ウンギョンを殺すかも知れない」とは思わない(少なくとも言わない)辺り「巣くう会と家族会は何だかなあ」「横田夫妻は何だかなあ」ですね。
 ぶっちゃけ横田夫妻が「めぐみは生きてるはずだ!」と意地を張ったところで「それが事実だとする根拠」もなければ「仮にそれが事実だとしても北朝鮮にそれを認めさせるだけの根拠」もないんですから「もう家族会やめて孫との生活に生きろよ、年なんだし」と思うんですけどね(他人事なんで「どーでもいいといえばどーでもいい」ですけど)。
 こういう事書く俺って「実は善人じゃね?」「俺って横田夫妻に実はやさしくね?」「これがツンデレって奴か!」と言う気が我ながら「少しだけ」します。
 外務省にも家族会にも巣くう会にも「めぐみさん生存説を北朝鮮に認めさせる手立て」なんかおそらく何もない。外務省は「そんなん無理だ」と思ってるでしょうし、家族会、巣くう会だって無責任に「取り戻す!」と叫んでるだけでしょうよ。
 まあ、増元なんかは別に「姉は生きてる!」でいいですよ(生きてるか疑問ですけど)。増元はまだ若いし、増元には「ウンギョンさんに当たる人間もいない」わけですから。でも横田夫妻は年だし、「ウンギョンさんとの生活を犠牲にしてまでめぐみさん生存説ってこだわることなの?」て話です。
 こういうこと言っても「ウンギョンをネタに北朝鮮シンパが揺さぶりかけてる」としか思わないのが横田夫妻、特にウヨってる奥さんなんでしょうけど。
 まあ、「拉致被害者救出運動*6最大の広告塔となった横田夫妻に家族会やめられたら」、家族会と巣くう会は少なくとも「大変困る」でしょうね(まあその辺りはいざとなったら曽我ひとみさんとか「有本恵子さんの両親」とか増元とか別の人間をかつぎだすでしょうがそれでも横田夫妻退会は痛いでしょう。あるいは「家族関係の分断顧みず」めぐみさんの弟を担ぐとか無茶苦茶な事をやるのかも知れません)。
 だから必死に横田夫妻を何が何でも引き留めようとするわけですがそんなもんにつきあわなくていいですよ。家族会、巣くう会連中は横田夫妻のことなんか何一つ考えてないわけだし。わかりやすいのが「ウンギョンさんとの面会」です。面会は外務省のおかげで実現したのであって家族会や巣くう会連中のおかげで実現したんじゃない。連中は面会には反対していたわけです。じゃあ実際に面会したら「横田ご夫妻には申し訳ないが苦言を呈したい、面会は間違いだったと」、「相談無しにそう言うことをするなんてもう信頼関係が失われたから蓮池透さんのように家族会をやめて欲しい」と言うかと言えば「広告塔を怒らせて退会されることを恐れて」何も言わない。
 一方で「面会に反対してすまなかった」と外務省や横田夫妻にわびもしないんだから最低です。家族会、巣くう会連中は横田夫妻のことを「やっぱ何一つまともに考えてないんだな」と俺が思った事件が「あの面会事件後の家族会、巣くう会の言動」です。もう何度も何度も書いてますが、横田夫妻は「バッカじゃないの」(日テレドラマ「ドS刑事」の多部未華子風に)て気がしますね。


■大森勝久ブログ『日本武力攻撃を狙う中共とロシアと北朝鮮の恐ろしい現実を国民に隠す3国の尖兵の反日左翼の安倍首相』
http://1st.geocities.jp/anpo1945/buryokukougeki.html
 久しぶりの大森氏の珍文です。

 政府は5月14日、「安全保障関連法案」を閣議決定した。
(中略)
 安倍首相は記者会見の「冒頭発言」で次のように述べた。「北朝鮮の数百発もの弾道ミサイルは、日本の大半を射程に入れている。そのミサイルに搭載できる核兵器の開発も深刻さを増している。我が国に近づいてくる国籍不明の航空機に対する自衛隊機のスクランブル(緊急発進)の回数は、10年前と比べて実に7倍に増えている。私たちはこの厳しい現実から目を背けることはできない」(5月15日付読売新聞、首相会見要旨)。
 安倍首相は北朝鮮弾道ミサイル核兵器に言及しても、それよりもはるかに恐ろしい日本侵略占領を狙う中共とロシアの対日攻撃戦力(巡航ミサイル弾道ミサイル核兵器等)を明らかにしない。
(中略)
(注:私、大森が記者なら)安倍首相を厳しく次のように批判する。「安倍首相は北朝鮮の対日攻撃戦力を言いましたが、なぜ北朝鮮よりはるかに脅威の中共とロシアの日本を狙う*7巡航ミサイル数、弾道ミサイル数、核兵器基数を言わないのですか?。隠すのですか?。首相は中共とロシアの国名を挙げることもしませんでした。空自のスクランブルの対象機(注:の中心)がロシア機と中共機であることすら伏せました。首相は『私たちはこの厳しい現実から目を背けることはできない』と言いましたが、その言葉は国民を騙すための嘘です。あなたこそが日本侵略を虎視眈眈と狙う軍事大国の中共とロシアがいるという厳しい現実を国民に隠しています。(中略)」と。

 安倍発言の「スクランブル発進」てのは「国名を出さないとは言え」、「メインは中露の航空機相手」でしょうから安倍が「中露に甘い」という大森理解はどうかと思いますが、まあ確かにやたら「北朝鮮の脅威」を安倍が強調するのは事実なんでしょう。そして「核兵器にせよ通常兵器にせよ」中露の方が北朝鮮より脅威だってのもその通りです。中露の方が北朝鮮より豊かだし、だから武器もいいのを持ってるてだけの話ですが。
 ただ安倍が中露を北朝鮮ほどには非難しないのって、単に「中露ともめるとダメージが大きい(日本企業が中露と交易してるなどの理由で)」のに対し「北朝鮮はそうでもない(つきあいが浅いから)」てだけの話でしょうよ。

(注:北朝鮮が日本に戦争を仕掛けた場合)潜入した特殊部隊は皇居と東宮御所も襲撃して、天皇皇后両陛下や皇太子殿下・妃殿下を人質にとる。

 おいおいですね。ロシアにせよ中国にせよ北朝鮮にせよ、どうやって「天皇夫妻、皇太子夫妻を人質に取る」のか。「皇居に侵入して、日本側の抵抗を排除し、天皇夫妻、皇太子夫妻を殺さずに生け捕りにする」なんてほとんど物理的に不可能でしょうよ。
 しかも一方で大森氏は「放射能被害を狙って茨城などの原発をミサイル攻撃」とも言ってるからなおさら意味不明です。茨城の原発を攻撃したら、東京に原発被害が出るでしょうから皇居襲撃なんか意味ないんじゃないですかね。そうそう都合良く「皇室は核シェルターで安全だったのです」という訳にもいかないんじゃないか。つうか原発攻撃されたくなければ「脱原発すべき」でしょうがそう言う理解は大森氏にはありません。

 谷垣*8自民党幹事長は5月末、「平和安全法制法案を中国にも理解してもらう努力をしていかなくてはならない」と述べた。この発言が全てを物語っている。安倍自民党政府は、中共を対象にした法案ではないと中共に対して言っているのである。

 まあ、谷垣氏ら自民党の本音はたぶん違うでしょうし、中国も「何言ってるんだか?」と疑いの目では見てるでしょうね。
 ただ日中関係がぼろぼろになったら経済的ダメージはでかいしさすがに「この法案は中国対応です」とは建前の世界では言えないでしょう。

ロシアの北海道侵略に関しても全く問題になっていない。

 そりゃ「安保法案審議」に話を限定すれば問題にはならないでしょう。「この法案ができれば、いざとなったら北方領土自衛隊で奪還します」なんて言えるわけもない。

 安倍政権は、日共や社民党らと共に、「核兵器全面廃絶」「核兵器不使用」を主張し、アメリカの核政策を攻撃して、ロシア、中共北朝鮮を支援している。

 この場合の「核廃絶」は「全面」なんですから当然アメリカだけではなく「ロシア、中国、北朝鮮」を含めてあらゆる核保有国がその対象です。にもかかわらず「ロシア、中共北朝鮮を支援」と言える大森氏は頭がおかしい。


拓殖大学海外問題研究所『21世紀の国際関係を理解するために必要な視点』(佐藤丙午)
http://www.kaiken.takushoku-u.ac.jp/column.html

米国が国際秩序形成と維持に利益と関心を失う中で、国際関係がますます分極化

 米国は「国際秩序形成と維持に利益と関心を失ってなどいない」でしょうし「失ったから世界が分極化(多極化)した」わけでもありません。
 「冷戦体制(米ソ対立)」と言うわかりやすい構図が崩壊したことによって「世界は分極化」した。世界は分極化し「打倒ソ連のようなわかりやすい構図」が崩壊したことによって米国の外交政策は「ケースバイケース」という性格が強まったということでしょう。
 「とにかくソ連に勝てばいい」という明確な目標がなくなったことにより「問題解決の考え方」は余計複雑になり、複雑になったからこそ「米国が単独で国際秩序形成できなくなった」ということでしょう。


■【調査会NEWS1904】(27.6.21)  未来への責任
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/06/news190427621-0.html

 6月19日には山本美保さんの高校の同窓生であり、(注:山本美保さんの家族を)支援する会の中心メンバーの一人だった牛山清二さんが癌で亡くなりました。美保さんの同窓生ですから50歳か51歳です。体調を崩されていると聞いてからあっという間でした。病院で看護師さんたちに美保さんの資料を配ったりしていたそうです。

 この牛山さんて人が「荒木並みのデマ右翼」なのか何なのか知りませんが客観的に見れば「バカな人」でしかありません。病院の看護師も「美保さんは生きてる、山梨県警の遺体発表は捏造だ」なんて与太話には正直呆れてたでしょうね。まあ、相手は病人なんでその辺りは適当にごまかしてたんでしょうが。


■山下きよ子さん・澤香苗さん「総理に訴える!」
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/06/post-528f.html

平成9年(1997)4月24日に失踪した宮内和也さん

なんてのは時期から考えてまず北朝鮮拉致ではないでしょう。ただ荒木の場合「小泉訪朝後の失踪者」すら特定失踪者認定しますからこんなのはまだマシな方ですが。


■金勝一が熊本に?
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/06/post-0ca6.html
 ?がついてることでわかるように真偽不明という馬鹿げた話です。仮に金勝一が本当に熊本にいたとしても
1)日本にいたときは特に工作員活動などしてなかった
2)日本から北朝鮮にいったのも別に「工作員にスカウトされたわけでも何でもない」
3)何故か北朝鮮移住後、工作員の道へ進んだ
というなら荒木の立場上は「金の熊本居住」は何の意味もないわけです。まあ、今さら金が熊本にいたかどうか、いたとしてどんな生活をしていたかなんて分かりようがないでしょうし、荒木だって分かるとは思ってないでしょう。話題づくりのためにバカ騒ぎしてるに過ぎません。しかしそんなことをしたところで今や産経ぐらいしか荒木をまともに相手するメディアもないわけです。


■ポスター
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/06/post-2071.html

北朝鮮は行き当たりばったりの国

 むしろ「行き当たりばったり」は巣くう会でしょう。つうかそうやって北朝鮮を罵倒して溜飲を下げても拉致解決には全くつながらないわけですが。


■国家基本問題研究所・直言【第308回】目を覚ませ、民主党!(長島昭久*9
http://jinf.jp/weekly/archives/16244
 民主党内にウヨ議員はごろごろいますがそれにしたって「民主党を敵視し打倒対象としている国基研」のサイトに民主党執行部への悪口雑言を書き連ねる非常識議員ってのも長島ぐらいのもんでしょう。民主党執行部も随分舐められたもんです。もう執行部は長島を「反党行為」を理由に除名してもいいんじゃないですかね。長島の方だっておそらく離党する気満々でしょうし。長島のような自民に行きたい奴はとっとと除名してやるのが筋でしょう。


■国家基本問題研究所・直言【第306回】船田氏は憲法改正推進本部長を辞任せよ(百地章
http://jinf.jp/weekly/archives/16168
 「長谷部*10早大教授なんか参考人に呼んだ船田は辞任しろ」という百地らしい暴論です。まあ、百地的には「俺を呼べ」つう話かも知れません。なおマスコミ報道に寄れば「長尾一紘*11(中央大)」、「西修*12駒澤大)」、「百地章*13(日大)」「八木秀次*14(麗澤大)」の「産経御用学者4人衆」はマスコミ各社のアンケートに「長谷部早大教授や小林慶應大教授の違憲論は間違ってる、合憲だ」という「予想通りの回答」をやはりしたようです。もちろん大多数は長谷部氏や小林氏*15同様「違憲論」ですけど。


■韓国の「反共」
http://jinf.jp/feedback/archives/16271
 「韓国保守は日本とは反共の同志だったんじゃないのか、それなのに朴クネはどうして日本批判するんだ!」という逆ギレです。アホかと思う。
 たとえば「中曽根*16内閣の藤尾*17文相」という極右が「韓国併合は韓国の同意の下に行われた」と1986年に月刊文春で放言したときは当時の全斗煥政権もさすがに抗議しました。
 で中曽根も藤尾を大臣から更迭*18した(後任文相が安倍晋太郎*19の子分で後に小泉内閣財務相を務めた塩川正十郎*20)。「藤尾を更迭した中曽根がウヨから非難されない」のも実に興味深いですがそれはさておき。
 全斗煥時代だって日本ウヨ政治家があまりにも酷いことを言えば韓国保守は抗議するわけです。
 藤尾なんて閣僚とは言え大して大物でもない*21のに抗議です。これが「首相の安倍」なら抗議がさらに激烈になるのは当たり前です。
 ましてや、今は「全斗煥時代以上に韓国が政治力、経済力をつけ」、一方北朝鮮は「ソ連崩壊もあって政治力、経済力を落としてる」んだから当時以上に日本にへいこらする必要はない。
 それとも荒木は「あの藤尾発言の何が問題なんだ、本心か、韓国の反日世論に媚びたのか知らないが全斗煥もろくでもない奴だ」とか当時も今も思ってるのか。まあ、荒木だと全斗煥についてマジでそう思ってる可能性が否定できませんが。


■国基研ろんだん
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/06/post-756b.html

「韓国の保守派は信頼できるか」と題して寄稿しました。

 タイトルだけで読まなくても「普段の荒木やお仲間(産経、島田洋一西岡力など)の言動から」荒木の主張が想像つきます。
 「李明博竹島に上陸して日本保守の面子を潰して許せない」
 「朴クネも竹島問題や靖国参拝問題、慰安婦問題や世界遺産問題(つうか朝鮮人強制連行問題)で安倍批判してて許せない」
 「李明博も朴クネも、金大中が始めた開城工業団地を今も続けて許せない」
 「朴クネは朴チョンヒの娘だから期待してたのに期待はずれだ」
 まあ、そんなところでしょう。
 予想した上で「予想がどこまで当たってるか」確かめながら荒木の文章を読むのもまた一興です。いや本当に読んでないですからね。
 結論。まあおおむね当たってると見ていいんですかね。ただ俺の予想以上にぶっ飛んだところもいくつかあります。

(注:最近の韓国マスコミでは日本は)「戦犯国」といった言葉すら使われている*22が、これは軍国主義日本が民主主義の欧米に侵略戦争をしかけ、敗北した後米国によって曲がりなりにも民主主義国家に生まれ変わったというフィクションに根ざした考えだ。

 おいおいですね。「東京裁判その他の裁判での、戦犯の存在」を荒木はどう理解してるのか。「日本は戦犯国家」というのは事実でしょうよ(日本人としてそう言うことを言われて勿論嬉しくはないですが)。事実というのが言い過ぎなら「国際社会の共通認識」でありその共通認識を受け入れて日本は独立を回復したんですが。荒木のように「そんなん連合国のでっちあげだ、フィクションだ、東京裁判判決なんか認めない」なんて言ったら韓国どころか欧米からも批判が出る話です。

韓国の大衆レベルで日本に親しみを感じる層が少なくないのも事実

 それあくまでも「日本の大衆文化への親しみ」であって荒木のようなウヨへの親しみじゃないんですが。

「韓国の保守派となら協力関係が結べる」というのは幻想に過ぎない

 いくら保守派だって韓国側が「竹島は日本領」「慰安婦は韓国のでっち上げ」「韓国併合は韓国の同意のもとに平和的に行われた」なんて主張を飲めるわけがないでしょう。荒木はどれほど非常識なのか。なら米国保守派が「原爆投下や東京大空襲はやむを得なかった」と言えば「そうですね」と同意するのが日本保守なのか。いや冗談抜きでそういう「アメリカの言うことなら何でも受け入れるアメリカのポチ」が日本保守かも知れませんが。

調査会役員の参加する講演会(一般公開の拉致問題に関係するイベント)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等
チャンネル桜「防人の道」ストックホルム合意から一年[桜H27/6/8]
●代表荒木が出演
https://youtu.be/-EpSQtP9oN4


★言論テレビ『花田編集長の右向け右!「WiLL」場外論戦』
●代表荒木が出演
http://www.genron.tv/ch/hanada/
会員限定)


★6月17日(水)18:00 草莽私塾(同会主催)
●かでる2・7(札幌市中央区北2条西7丁目 道民活動センタービル 011-204-5100)
●代表荒木が参加
●問合せ:出口塾頭(011-737-1798)


★6月19日(金)15:00 防人を励ます会講演会(同会主催)
●FI(エフアイ)ビル8階(高田馬場駅徒歩3分)
●代表荒木が参加


★7月26日(土)14:00 民社人権会議講演会「拉致被害者救出に向けて私たちは何をなすべきか」(同会主催)
●大阪リバーサイドホテル(大阪環状線桜ノ宮駅徒歩3分 Tel06-6298-3251)
●代表荒木が参加

 紹介する代物の多くが「明らかな右翼関係(チャンネル桜、言論テレビ、民社人権会議など)」と言う辺り、
1)「荒木が主流メディアにほとんど相手にされなくなったこともあり」
2)「荒木がウヨメディアに出演することに躊躇しなくなったこと」
が伺えます。


■金勝一
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/06/post-7497.html
 金勝一というのは大韓航空機爆破事件で「金賢姫の共犯」とされる人物ですが「金賢姫と違い」逮捕時に服毒自殺したため彼の経歴などについてはよく分かっていません。
 で荒木曰く彼が「爆破事件前に」日本にいた「かもしれない」と言う情報が出てきたそうです。
 ばかばかしいですね。金勝一については自殺直後がおそらく「最も情報が得やすい時期」でしょう。
 今頃出てくる情報なんてよほどの信頼できる特殊事情がない限り、「ガセネタの疑い濃厚」と見るべきでしょう。何せ「かもしれない」ですから。そして仮に金勝一が事件前に日本にいたとしても
1)日本にいた頃に何らかの工作活動をしていたとか
2)日本で「工作員としてスカウトされた」とか
何か「北朝鮮のスパイ活動なり何なり」と関係することが日本国内での彼の生活にない限り、「拉致解決という荒木の建前」にとっては何の意味もないわけです。
 金勝一は日本にいたが日本にいた頃は何ら工作活動なんかしてない普通の生活だったし、彼が日本から北朝鮮に行ったのも「工作員にスカウトされたからではない」、理由は不明だが彼は「北朝鮮に住むようになってから」工作員に何故かなったのだというなら彼が日本にいたとしても荒木の活動上は何ら意味ないわけです。まあ、金勝一が日本にいたかとか、いたとして日本でどんな生活をしていたかなんて今さら分かりようもないでしょうね。そして拉致解決という意味では別にそんなことはわからなくてもいいわけです。


■1万キロ現地調査第26回終了後の追加情報等
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/06/126-0d0c.html

・井上征子、昭和37年(1962)12月6日失踪・失踪場所東京・失踪当時18歳・洋裁学校
・金姫順、昭和37年(1962)1月失踪・失踪場所新潟又は富山・失踪当時20歳・洋裁技能及び手芸
・山形キセ、昭和40年(1965)失踪・失踪場所神奈川・22歳・住込み和裁見習
・坂本とし子、昭和40年(1965)6月9日失踪・失踪場所東京都・失踪当時22歳・編み物教室
・蘇武てつ子、昭和42年(1967)1月9日失踪・失踪場所北海道・失踪当時24歳・編み物教室
・城崎瑛子、昭和42年(1967)4月21日失踪・失踪場所北海道・失踪当時20歳・服装学校
・益田ひろみ、昭和48年(1973)3月失踪・失踪場所島根・失踪当時21歳・呉服店勤務
松本京子、昭和52年(1977)10月21日失踪・失踪場所鳥取・失踪当時29歳・編み物教室
・地村富貴恵、昭和53年(1978)7月7日失踪・失踪場所福井・失踪当時23歳・被服店勤務

 小生も別エントリで突っ込みましたが「洋裁、和裁、編み物」なんて「10〜20代の女性」の趣味としてはごくごく一般的です。こんなんで「共通点だ、北朝鮮拉致だ!」と騒ぐ荒木には心底呆れます。


ストックホルム合意から一年[桜H27/6/8]
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/06/h2768-f2d5.html
 動画を見ましたがまーた「自衛隊拉致被害者を救おう」という与太集会を6/27にやるそうです。場所は拓殖大
 荒木曰く「家族会にも声をかけた」そうですが、のこのこ出席したあげく「自衛隊拉致被害者を救おう!」と増元だの横田夫妻だのが叫んだらと思うとぞっとしますね。まあ、そう言うことがないことを望みたいところですが。
 つうかそんなに北朝鮮に突撃したいんなら「自衛隊に丸投げ」しないで、荒木たちだけで重武装で突撃すればいいじゃないですか(毒)。北朝鮮との戦闘で荒木一派が死ねば靖国に合祀されるでしょうから安心して死んでください。


■第51次調査会認定拉致疑惑失踪者(0番台)公開について
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/06/510-28d0.html

氏名:蘇武竽子(そぶ・てつこ)
(中略)
 テーブルの上に兄宛と思われるメモが残されていた「中川一郎とは親しくしない方がいい」というような内容。

 前後の文脈というか荒木の説明が何一つないので「はあ?」ですよね。中川一郎*23というのは「あの代議士の中川」でしょうが、まさか「友達づきあいしてるわけじゃないだろうし」、要するに「後援会員として支援すべきじゃない」てことなんでしょうが、こういうメモって普通書きますかね?。
 直接言えばいい事じゃないですか。
 失礼ながら「なんか精神的に不安定な状態にあった→自発的失踪」て可能性すらあるんじゃないか。


■首長の「しおかぜ」メッセージ
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/06/post-ad80.html
 まあ、ばかばかしいですよね。地方首長がそんなメッセージを送ったところで何がどうなるもんでもない。しかも荒木のことですから「政府認定拉致限定」ではなく、「特定失踪者」なんてインチキが入ってるわけです。荒木の馬鹿さにも呆れますがこんなインチキに荷担したという

溝口*24島根県知事、田中江津市長、近藤*25安来市長、益田市の山本浩章*26市長

には心底呆れます。新潟県知事、福井県知事、佐渡市長などならまだしも「島根出身の政府認定拉致被害者」なんていません。


■国家基本問題研究所『4月27日開催 「戦後70年:日米同盟と習近平*27体制」詳報』
http://jinf.jp/report/archives/16099
・集会タイトルから分かる様に基本的に集会の内容は「尖閣や南沙などをネタ」に「中国に対抗するためには日米同盟の強化が必要、集団的自衛権容認が必要」と言う話です。「南京事件は中国の捏造」「首相が靖国参拝して何が悪い」「AIIBなんか失敗する」などといういつもの「中国への定番の悪口」もありますがメインは「日米同盟で中国封じ込め」ですね。
・この国家基本問題研究所集会の何がおぞましいかって、「国基研の報告を信じれば」集会のパネリストに「櫻井よしこ・理事長」「田久保忠衛・副理事長」「冨山泰・評議員(企画委員兼務)」といったいつもの国基研メンバーの中に「例の楊海英・静岡大学教授」が名を連ねてることでしょう。プロフィール欄では楊の「中国名(楊海英)」「モンゴル名(オーノス・チョクト)」が紹介されていますが、楊の名前が基本「大野旭*28」という日本人名で紹介という辺りは実に国基研らしいと思います。「帰化したんだし親日派なんだから日本名でいいよね(国基研)」「ハイ、喜んで!(楊)」ということなんでしょう(苦笑)。
 小生は「岩波から『墓標なき草原(上)・(下):内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』(2008年)という本を出し、2010年の司馬遼太郎賞を取った男*29がペマギャルポと同じ道を歩むはずがない、そんな馬鹿な事をするわけがない」と思ってました。
 もちろんウヨにとって「チベットのペマ」に続く「内モンゴルの楊」を中国叩きの飼い犬として使うことはとても魅力的でしょう。何せ無能なペマと違い「岩波から本を出し司馬遼太郎賞受賞」です。ペマなどどんなに頑張っても司馬賞どころか何の賞もとれそうにない。まあ、ペマも賞を取る意思もなければ、そんな能力が自分にない事も自覚してるでしょうけど。
 「ウヨ以外には評価されてないペマ」より「ウヨ以外にも評価されてる*30楊」の方が利用価値が高い。
 とはいえだからこそ「楊はウヨと距離を取るだろう」と俺は思っていました。別に楊に「学者として」あるいは「民族活動家として」正義の心があるとかそう言う高尚な話じゃない。
 「司馬遼太郎賞を取ることによって得た評価、世間的名声」を「ウヨとの野合」と言う愚行でどぶに捨てることによって「良識派から呆れられ見捨てられる危険性」「中国から『日本ウヨと野合する歴史捏造主義者、中華民族の敵、反動ファシストの楊海英』などとして大々的に非難される危険性」を楊が犯すわけがない、犯せるはずがない、そんな勿体ないコトするわけがないということです。ペマが平気で「ウヨと野合」する理由の一つはペマには「楊にとっての司馬賞」のような「失うことが怖い物」が何一つないことです。失う物がないんだからウヨと平気で野合できる。でも楊は違うだろうと思ってました。
 しかしそのような理解は残念ながら甘かったようです。楊にとっては話は逆で「『内モンゴルでの文革研究』で司馬賞とって有名になったらウヨが『反中国の同志』扱いですり寄ってきた。よし、このチャンスを逃さずウヨとおつきあいしよう」というとんでもない話だったようです。
 所詮、楊と言う男は「ペマ・ギャルポやダライ一味(チベット)」「ラビア・カーディル*31やイリハム・マハムティ*32ウイグル)」「モンゴル自由連盟党のオノホルド・ダイチン(内モンゴル)」といった日本ウヨと野合して恥じない「自称中国少数民族活動家」の「バカの一人」でしかなかったようです。もちろん楊がしたという発言*33自体、極めて問題があると俺は思いますが「仮に楊の発言に何の問題もないとしても*34」、
1)日本を代表する極右排外主義団体*35「国基研」の集会に参加し
2)その集会での櫻井よしこらの暴言に何一つ突っ込みを入れない時点で楊は論外です。
 「俺は桜井よしこら日本ウヨとは意見は違う*36(楊)」で逃げられる話じゃない。桜井らは当然「楊さんという内モンゴルの方も我々国基研を支持しています」と宣伝することは見え透いてるわけですし。
 「ペマやダライ(チベット)」「ラビアやイリハム(ウイグル)」「ダイチンや楊(内モンゴル)」と言った屑が日本ウヨと野合する限り、俺は「アホのid:Mukkeid:noharra、I濱のようには」、「中国の自称・少数民族活動家の支援」などする気はかけらもありません。それは日本での右翼活動への参加という愚行でしかない。
 まあ、正直な話をすれば「日中友好の利益」を考えれば「ペマ、ラビア、楊らが非の打ち所のない聖人」で「日本ウヨを厳しく批判していても」俺は連中を支援などしません*37が、「聖人どころか目先の利益*38で反中国右翼とつるんで恥じない愚人、人間のくず」が「チベットウイグル内モンゴルの反中国活動家連中(ダライ、ペマ、ラビア、イリハム、楊、ダイチンら)」なのですからダライ、ペマやラビア、イリハムや楊、ダイチンらのような連中を政治的に打倒して跡形もなくなるまでに壊滅させ、チベットウイグル内モンゴルの地に「彼らの妨害を排除して」平和と繁栄を建設することこそが「日中友好という意味」でも、また「歴史捏造主義、排外主義という悪を打倒するという意味」でもまさに正義と人道にかなったことだと思います。中国政府の「少数民族活動家を名乗るテロリストや日本ウヨの飼い犬共」との戦いをそうした意味で強く応援したい、冗談でなくそう思います。まあ、応援っていっても無能な小生ですので「頑張れ中国」「ダライやペマ、ラビアや楊はくたばれ」などとブクマする程度が関の山ですが。

【追記】
 楊海英の発言を紹介するのは面倒だから紹介しないと書いたのですが楊の文章を国基研サイト掲載のpdfデータで読んでてあまりの酷さに呆れたというか「大丈夫か、このオッサン」と言う部分があったのでここで簡単に紹介しておきます。
 楊曰く「当面、中国は民主化しないだろう」。まあ、最初読んだときは「まあ、そう言う考えもあるよね」と普通に思ったんですが次がスゴイつうか酷い。「今から50年、100年経っても民主化しないんじゃないか」「なぜならそれが中国人のDNAだからだ。秦王朝から今までずっと独裁じゃないか」。いやちょっと言葉もないですね。近代以前の話をしてどうするのか。日本だって明治維新以前は「鎌倉幕府室町幕府江戸幕府」なんてのは民主主義でも何でもないでしょうよ。お隣の韓国だって新羅、高麗、李氏朝鮮なんてのは民主国家じゃないし、大体近代以前に民主主義国家なんてないですよ。
 そしてそんな事言ったら近代以前は勿論民主国家でなくて今も民主国家ではない、「一党独裁ベトナムとか「王国」サウジとかどうなるのか。ベトナムやサウジも「今から50年、100年経っても民主化しないんじゃないか」「なぜならそれが民族のDNAだからだ。古代王朝から今までずっと独裁じゃないか」てなるのか。大体「民族のDNA」云々て「お前石原慎太郎*39かよ、科学性のかけらもねえな」「ヘイトスピーチと違うのか?」「お前のその理屈だと台湾はどうなるんだよ?」「お前が日本ウヨに媚びる低能でゲスなのも内モンゴル民族のDNAか、楊?。ダライラマがオウム麻原からカネもらうほど屑なのもチベット民族のDNA*40か?、楊(毒)」て話ですよねえ。
 中国の悪口を言えば言うほど日本ウヨに受けていいと勘違いしてるんでしょうが、日本ウヨに受けても良識派に「楊は馬鹿だな」と呆れられたら意味ないでしょうに。
 「100年経っても民主化しないんじゃないか、それは共産主義云々じゃなくて中国人の民族性だ」なんて言ったら「じゃあ、お前何のために中国批判してるの?。内モンゴル自治権拡大とか独立とかと違うの?、楊」「中国が民主化しなくても武力闘争で独立とか妄想してるのか?」て話ですよねえ。俺がその場にいたらあまりにばかばかしくて吹き出してると思いますよ。


■第26回 1万キロ現地調査概要と結果
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/06/261-0d16.html
 荒木のいつものインチキ調査に軽く突っ込んでおきます。
【インチキその1】拉致だと見なす根拠が何もない
 荒木の主張を見ても政府認定拉致以外の失踪者(いわゆる特定失踪者)を北朝鮮拉致だと見なす根拠はさっぱり分かりません。
 何せ

2004(平成16)年4月、当時57歳の男性が会社に「ちょっと行って来る」と言って外出後、祝津の海岸で失踪したとされる件

などという「2002年9月の小泉訪朝後の失踪」すら拉致認定するバカが荒木です。「拉致を平壌宣言で認めた後に、拉致をするほど北朝鮮も無謀でもなければ、それを許すほど日本警察も無能でもないだろ」という突っ込みには「絶対に北朝鮮拉致じゃないと言える根拠がない」と居直るバカが荒木です。
 そんなんで北朝鮮拉致認定していいのなら「ウルトラマンシリーズのような宇宙人による拉致」だって認定できるでしょう。宇宙人がいないという証拠も、宇宙人が地球に来ていないと言う証拠もないからです(もちろん皮肉ですが)。
 横田夫妻拉致被害者家族も良く荒木のようなバカに金魚の糞や下駄の雪のようについて行けるもんです。

【インチキその2】調査が全く無意味
 何せ荒木の調査は毎回毎回「失踪前に失踪者の姿が確認された場所(例:喫茶店)に行ってみました」だの「当時下宿していたアパートに行ってみました」だの「で、それに何の意味があるの?」てのばかりです。
今回も

(注:失踪者の瑛子さんが)ケーキを購入したと思われる店舗については、町内を調査中にたまたま役員に声をかけてこられた瑛子さんと同じ共和町の出身という方から「駅前の菓子店で購入していた」との情報を得て現存する店舗を訪ねた。

と言う訳のわからないことをやっています。「ケーキ屋の主人が拉致犯人」など、「ケーキ屋と失踪とをつなぐ何かがない」限り「どこでケーキを買ったか」なんかどうでもいいことです。
 ケーキ屋が不二家だろうとコージーコーナーだろうと資生堂パーラーだろうと「そうした大手チェーンではない町の小さなお菓子屋」だろうと、何だろうとぶっちゃけ意味はない。
あるいは

北大ヨット部員の拉致未遂事件
 1990(平成2)年6月、小樽市祝津の海岸近くで合宿をしていた北大ヨット部員がヨット部の寮に帰宅途中、3名の男に拉致されそうになった事件が発生した。
(中略)
 インターネットにはヨット部ではなくボート部と書かれていたものもあり、今後本人への聴取も含めて情報の精査が必要と思われた。

て「おいおい」ですね。これが北朝鮮拉致かどうかは疑問ですが「被害者本人に聞き取りしてない」だの「被害者についてはヨット部員という情報とボート部員という情報*41があり、詳細が不明」だの調査の名に値しないでしょう。「当時の新聞記事(?)を元に事件現場を見学してきました」なんてものは調査とは言わない。何で北大のヨット部やボート部、あるいは「警察なり新聞社なり」に「ボート部とヨット部、どちらが正しいか分かりませんか」「被害者の方と連絡が取りたいんですが今の居場所が分かりませんか」などと連絡を取らないのか(取られても向こうも迷惑ではあるでしょうが)。
 それともこれは「新聞記事や警察の捜査記録としてちゃんと裏がとれる物*42ではなく」、「口裂け女トイレの花子さん並みの風説、噂話」でしかないから、事件の実在性すら怪しく、被害者と連絡の取りようもなければ「ボート部員かヨット部員か」も確認しようがないのか?
 荒木もこんな空しいコトしてて何が嬉しいんだろうかと思いますが、「拉致被害者家族や特定失踪者家族が愚かにも金をくれる」から「カネのためなら何でもやりますぜ」てことなんでしょう。金にならなきゃ荒木はこんなインチキ調査を今すぐにでもやめるでしょうね。だって無意味だもの。


■民社人権会議講演会
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/06/post-5ad6.html
 何が講演会のネタかというと荒木の持論「自衛隊北朝鮮投入」だそうです。どこまで「民社人権会議」が本気かは分かりません。腐れ縁で「元・民社党本部職員」荒木とつきあってるだけかもしれない。それにしても酷いもんです。
 小生は「日本では民社党が何故か民社主義ではなく自民党清和会と区別がつかないこと」を「日本政治の7不思議*43の一つ」だと思ってますが本当にアレは何なんですかね。
 その結果、世界の多くの社民政党は冷戦終了後も生き残りますが、民社党だけは「反共という存在意義を失い逆に生き残れない」という皮肉な事態になるわけです。


■傍観者
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/06/post-7e03.html

 このころ、私自身北朝鮮が日本人を拉致しているということは知っていましたが何もしたわけではありませんでした。拉致問題に関わるのはそれから7年先のことになります。

 よくもまあこんな事が平然と言えるもんだと思います。俺だったら恥ずかしくてこんな事は自分からは言いませんよ。
 まあ、何で荒木が「天安門事件の頃(1989年)」は拉致問題に関わらなかったって言うのはよーく分かります。
 荒木にとっての拉致ってのは「反共主義のためのネタ」でしかない。で天安門事件の頃ってのは北朝鮮より大きな共産国として「ソ連」というのがあったわけです。
 荒木にとっては北朝鮮叩きよりソ連叩きが大事だったと。しかしソ連はその後1991年に崩壊し、ソ連の後釜に座った「打倒共産国」は荒木にとっては北朝鮮だったわけです。ソ連の崩壊で北朝鮮経済がよたり荒木らウヨにとって「北朝鮮が簡単に打倒できそうに見えた」と言うのも大きかったのでしょう。
 最初から荒木にとって拉致は人権だの何だのと言う高尚なもんじゃない。今もソ連が健在なら荒木は拉致なんか目もくれなかったでしょう。
 まあ、ソ連が崩壊したからこそ北朝鮮の経済がよたって、よたったからこそ、日朝国交正常化による「日本からの経済進出」などを目当てに「小泉訪朝の成果が出たこと」を考えるとある意味「小泉訪朝はソ連崩壊様々」なんですが。
 もちろん建前では「ソ連が崩壊しようとしなかろうと」拉致解決に全力を挙げて成果を上げるべきでしょうが、実際にはそれは難しかったわけです。


拓殖大学海外事情研究所「日韓関係を考える」(武貞秀士
http://www.kaiken.takushoku-u.ac.jp/column.html

日本と韓国は、教科書記述*44靖国参拝竹島領有、慰安婦問題、世界遺産登録問題で対立したままです。韓国が妥協できないのは、朴槿恵政権には「日本に勝つ」という三度目の機会が到来したと見えたからです。

 何をどう妥協しろつうんですかね。慰安婦問題について言えば河野談話アジア女性基金を安倍が反故にしようとするからもめてるんですが。靖国だって首相が公式(?)参拝してるのは中曽根、小泉、安倍だけなんですが。竹島について言えば国交正常化時〜最近までずっと棚上げしてきたのをこれまた日本側から「棚上げ合意」を反故にしてるんじゃないですか。
 世界遺産だって「軍艦島など朝鮮人強制連行のあった場所を除外して」そう言った物のない韮山反射炉とかだけ申請するか、あるいはきっちりと「軍艦島では朝鮮人の強制連行がありました、申し訳ないことをしました」というパンフなり立て札なり作ればいいんじゃないですかね。
 日本人の俺ですが基本的に「妥協すべきは日本」「つうか日本の方に非がある」と思いますよ。こういう事は日本人として書きたくはないですけど。

 北朝鮮の対日政策に「日本に勝たねば」という要素が見えないのは、抗日革命闘争を対日勝利と位置づけて1948年に建国したからです。「日本に勝った」という北朝鮮民族主義と、「日本に勝たねば」という韓国の民族主義の違いは明白です。

 うーん、言ってる事が今ひとつ分からん。北朝鮮と韓国にそんな違いがあるんですかね?

金大中大統領の時代に日韓関係は大幅に改善されました。

 だって当時の小渕*45首相は安倍と全然違うでしょうよ。外相も河野洋平*46だし。当時安倍が首相なら酷いことになってたでしょうし、逆に今が小渕首相ならもっとまともでしょうよ。つうかこれって「金大中は立派だったのに朴クネと来たら(ため息)」て話なんでしょうか。まさかウヨの武貞氏の口からこんな言葉が出るとは。


■国際講座(荒谷卓講師)
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/06/post-16f8.html

 次回6月13日の国際講座は荒谷卓・初代特殊作戦群長です。

 荒谷とは荒木が代表を務める「予備役ブルーリボンの会」のメンバーで荒木と共に「拉致被害者救出の為の北朝鮮への自衛隊投入」なんて与太を飛ばしてる右翼活動家です。およそ学者ではなく「極右大学・拓殖」以外では「国際講座の講師」などできる人間ではありません。
 拓殖がいかに異常かと言うことです。

 5月30日の国際講座は武貞秀士*47教授が国交正常化50年の日韓関係について話されました。大学*48延世大学国語学堂の先輩ながら北朝鮮のこととなると意見の違いがあるのですが、韓国への見方は同感できることが多く、私より厳しいなと感じた次第です。

  武貞氏は「拉致問題を解決するには外交交渉しかない」が持論の御仁で荒木と違って、北朝鮮認識はそれなりにまともな御仁です。ただ荒木の主張を信じるならば「韓国への見方」は荒木に近いそうですが。
 北朝鮮との交渉を唱える一方で韓国を敵視というのがよくわかりませんが「経済力や政治力で対等に近い立場の韓国にはいらだちを覚えるが、格下の北朝鮮には余裕が持てる」とかそう言う話なんでしょうか。いかに「北朝鮮交渉派」とはいえ、元防衛研究所研究員で、拓殖大教授の武貞氏が北朝鮮シンパの訳もないですしね。

*1:菅内閣国家戦略担当相(民主党政策調査会長兼務)、野田内閣外相などを歴任

*2:「強制労働の事実を書いて欲しい(韓国)」というのだから全然邪魔じゃありません。「強制労働の事実はなかった、韓国の主張は言いがかり」と言うなら話は別ですが言いがかりどころが歴史的事実ですし。

*3:もちろん俺は荒木を批判し、朴政権を支持する立場です。強制連行の事実を表記することに何か問題があるのか?

*4:免職ではないようです

*5:勿論誰でもいいですが

*6:拉致被害者救出運動」と言えるかどうかは家族会の最近の言動(例:蓮池透氏除名)を見るに実に疑問ですが

*7:別に日本を狙ってはいないでしょう。

*8:小泉内閣国家公安委員長財務相自民党政務調査会長(福田総裁時代)、福田内閣国交相、第二次安倍内閣法相など歴任。

*9:鳩山、菅内閣防衛大臣政務官、野田内閣防衛副大臣を歴任

*10:著書『憲法と平和を問いなおす』(2004年、ちくま新書)、『憲法とは何か』(2006年、岩波新書)など

*11:著書『外国人の参政権』(2010年、世界思想社)など

*12:著書『日本国憲法を考える』(1999年、文春新書)、『日本国憲法はこうして生まれた』(2000年、中公文庫)、『憲法改正の論点』(2013年、文春新書)、『いちばんよくわかる!憲法第9条』(2015、海竜社)など

*13:著書『憲法の常識・常識の憲法』(2005年、文春新書)、『日本人なら知っておきたい靖國問題』(共著、2007年、青林堂)、『外国人の参政権問題Q&A:地方選挙権付与も憲法違反』(2010年、明成社)、『「女性宮家創設」ここが問題の本質だ!』(共著、2012年、明成社)など。お断りしておきますが「最高裁判決は外国人地方参政権を容認している」と言うのが通説で「違憲だ」などという百地の見解は極めて異常です。

*14:著書『明治憲法の思想:日本の国柄とは何か』(2002年、PHP新書)、『日本国憲法とは何か』(2003年、PHP新書)、『本当に女帝を認めてもいいのか』(2005年、洋泉社新書y)、『憲法改正がなぜ必要か:「革命」を続ける日本国憲法の正体』(2013年、PHPパブリッシング)など

*15:著書『白熱講義!日本国憲法改正』(2013年、ベスト新書)、『白熱講義!集団的自衛権』(2014年、ベスト新書)、『タカ派改憲論者はなぜ自説を変えたのか:護憲的改憲論という立場』(2015年、皓星社)など

*16:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官などを経て首相

*17:青嵐会メンバーで中曽根派。鈴木内閣労働相、自民党政務調査会長(中曽根総裁時代)、中曽根内閣文相など歴任

*18:藤尾が「絶対にやめない」と居直ったため、中曽根も首相権限で更迭するしかなかったわけです。

*19:三木内閣農林相、福田内閣官房長官自民党政務調査会長(大平総裁時代)、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、自民党総務会長(中曽根総裁時代)、幹事長(竹下総裁時代)など歴任

*20:鈴木内閣運輸相、宇野内閣官房長官、宮沢内閣自治相・国家公安委員長など歴任

*21:もちろん文相は「教科書検定担当閣僚」と言う意味「韓国にとって無視できない存在」ではありますが(何せ鈴木内閣時代の1982年に歴史教科書問題が起こってますし)

*22:まあ「随分と批判に遠慮がなくなってきたなあ、よほど安倍と安倍を首相にした自民党や日本社会に怒ってるんだろうな」とは思いますけどね。まあ、安倍みたいなのが首相にならなければここまで向こうも言わないでしょうから正直、韓国よりも安倍の方に俺は腹が立ちますね。

*23:福田内閣農水相、鈴木内閣科学技術庁長官など歴任

*24:元大蔵官僚

*25:安来市議を経て市長

*26:益田市議を経て市長

*27:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席などを経て国家主席、党総書記、国家中央軍事委員会主席、党中央軍事委員会主席

*28:ペマ同様、日本に帰化したようです。何故楊が日本人名を持ってるのかその経緯は知りません。

*29:なお司馬賞を取った本以外の楊の著書としては『草原と馬とモンゴル人』(2001年、NHKブックス)、『モンゴル草原の文人たち:手写本が語る民族誌』(2005年、平凡社)、『チンギス・ハーン祭祀:試みとしての歴史人類学的再構成』(2005年、風響社)、『続・墓標なき草原:内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』(2011年、岩波書店)、『中国とモンゴルのはざまで:ウラーンフーの実らなかった民族自決の夢』(2013年、岩波現代全書)、『植民地としてのモンゴル:中国の官制ナショナリズムと革命思想』(2013年、勉誠出版)、『チベットに舞う日本刀:モンゴル騎兵の現代史』(2014年、文藝春秋社)、『モンゴルとイスラーム的中国』(2014年、文藝春秋社)、『ジェノサイドと文化大革命内モンゴルの民族問題』(2014年、勉誠出版)、『狂暴国家中国の正体』(2014年、扶桑社新書)など(明らかに司馬賞受賞後に楊の著書出版が増えている。司馬賞様々だ)。なお、遅くとも扶桑社新書(タイトルからしてまともではない)を出したときから楊の転落は始まっていたのだろう(繰り返しになるが司馬賞受賞でせっかく有名になれ著書も増えたのに、あまりにも惜しすぎる)。楊に限れば「司馬賞受賞はむしろ不幸だった」のかもしれない。まあ、「楊の司馬賞受賞後のウヨとの不適切な交友」はともかく「有名になると変なのが寄ってくる不幸(気をつけないと変なのに酷い目にあわされる)」と言うのはあると思う。

*30:当然ながら司馬賞は「産経正論大賞」「アパ賞」などと違いウヨの為の賞ではありません。

*31:世界ウイグル会議総裁

*32:日本ウイグル協会会長

*33:国基研サイトにpdfデータが掲載されています。

*34:面倒なのでいちいち楊の発言を紹介はしませんがもちろん「無問題」なんてことはありません。楊発言に興味のある方はこの国基研サイトに掲載されたpdfデータを見ればよろしい。

*35:もちろん楊が国基研の極右排外主義性を知らないなどと言うことはあり得ませんし、仮に知らないとしても集会でのよしこらの暴言で国基研の本性に気付いたはずです。つうか以前国基研集会にコメンテーターとして呼ばれたら、「いったんは出席を承諾したものの」国基研の正体に後で気付いて恐れをなしたのか、最終的には「多忙」を理由に逃げた楊が、最終的には国基研集会に参加するとは随分と道徳的、知的に堕落・転落したものです。

*36:実際には楊は桜井らの歓心を買うため思い切り調子を合わせていますが。

*37:こう断らないと「少数民族を支援する意思もないのに『あんな「日本ウヨの走狗」も同然の連中を支援する奴はバカだ』などと不当な非難をボーガスは少数民族やその支援者に加えてる」と言い出す人間(例:id:kyo_ju)がいるので「俺に限れば何があろうと、支援する気はないですが何か?」「でも俺が支援するしないに限らずウヨと野合する少数民族連中は不道徳だし、連中の行為は明らかに支持者を減らしてますよね?」と断っています。まあ俺が連中を支持しようとすまいとウヨとの不適切なつきあいなど非難されて当然であり、「id:kyo_juは詭弁吐くな、ボケ、恥を知れよ」て話ですが。

*38:とは言え本当に利益になってるのかはなはだ疑問ですが

*39:つうか楊が石原の例のDNA発言を知った上でウヨへの媚びとしてこう言ってる事は間違いないでしょう。ちなみに石原のDNA発言は以下の通り(http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/ishihara/data/20010508sankei.htm参照)。「民族的DNAを表示するような犯罪が蔓延することでやがて日本社会全体の資質が変えられていく恐れが無しとはしまい。私の身の周りでもすでに数軒の裕福な家庭が中国人の押し込み強盗に襲われ多額の現金を強奪されているが、たとえばその際、まず相手女性たちの着ているものを縦に二つに切り裂いてそれを利用し縛り上げる狡知なやり口など従来の日本に全く無かったものだそうな」

*40:楊やダライへの皮肉で書いてますが例のid:Mukkeさんは「何がチベット人の民族的DNAだ!、ふざけんな、ボーガス」と怒るんでしょうね。でも「反中国のお仲間たりうる楊」には「何が中国人の民族的DNAだ、楊!。お前は石原に媚びてるのか!」とはたぶんid:Mukkeさんは言わないと(毒)。

*41:ググったところ北大にはボート部もヨット部も両方あるようです。この場合のボートってのはもちろん「一人の手こぎボートや競艇のモーターボートではなくて」複数でこぐレガッタて奴です。

*42:荒木の書き方ではそのように見えますが

*43:他の不思議は適当にあげると「なぜ公明党だけが宗教政党として成功したのか」「なぜ日本共産党が今も一定の政治力を保有しているのか」、えーと、後は何だろう?

*44:教科書記述で問題になってるのは主として「竹島慰安婦」ですので「教科書問題≒竹島問題、慰安婦問題」といっていいでしょう。

*45:竹下内閣官房長官、橋本内閣外相などを経て首相。

*46:中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長を歴任。

*47:著書『防衛庁教官の北朝鮮深層分析』(1998年、ベストセラーズ)、『恐るべき戦略家・金正日』(2001年、PHP研究所)、『韓国はどれほど日本が嫌いか』(2013年、PHP研究所)、『金正恩北朝鮮・独裁の深層』(共著、2013年、角川oneテーマ21)、『東アジア動乱・地政学が明かす日本の役割』(2015年、角川oneテーマ21)など

*48:ウィキペディアに寄れば荒木も武貞氏も慶應義塾大卒だそうなので「大学」とは慶應のことだろう。武貞氏はともかく荒木のような非常識極右が慶応卒とは信じられないが。