「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2/18分:島田洋一の巻)(追記・訂正あり)

■島田のツイート(2015年6/25〜7/27)

「日本は70年前の負の遺産から逃れられない。国家は、モラルを失えば漂流する」。この人物はなぜそれを日本にだけ求めるのか?
@【産経】日本は70年前の負の遺産から逃れられない 元外務官僚・岡本行夫
http://www.sankei.com/column/news/150727/clm1507270007-n1.html

 「産経に近い保守派文化人*1」にして、三菱マテリアル社外取締役*2・岡本氏による「何故、三菱マテリアル(旧名・三菱鉱業)は米国人捕虜*3と中国人労働者に対し、三菱系鉱山での強制労働問題で謝る*4のか、三菱マテリアル関係者として説明する」という文章です。まあ正直な話、「韓国人労働者にわびてない現状」では「三菱マテリアルも岡本氏も100パーは評価できません」。
 「結局、三菱マテリアルも岡本氏も米国とか中国とか強い国にはわびて、弱い国と見なした韓国にはわびないんじゃん?。それ欲得ずく、計算ずくジャン?。要するに米国市場や中国市場で儲けたい*5つうことでしょ?」「モラル云々、負の遺産云々つうんなら早く韓国人労働者にもわびなよ?、韓国側は怒ってるらしいやん」とは思います。
 でも、動機(金儲け?)が何でアレ「米国人捕虜と中国人労働者」にわびただけ「島田らウヨ」よりも三菱マテリアルと岡本氏はまともだと言えるでしょう。
 しかし島田の言う「何故日本ばかりわびなきゃいけない」つうのは中国人労働者だけでなく「米国人捕虜にもわびる必要はない」つう「反米的」意味なんですかね。それとも「米国追従ウヨ」としては「米国人捕虜にわびるのは我慢する、でも中国や韓国にはわびるな!」つうことなのか。
 まあ、「中国や韓国はダメだが、米国人捕虜にはわびてもいい」てそれ「強い者にはこびへつらう」てスネ夫的意味でしかないですから正直、米国も「日本ウヨ連中は本心ではわびる気がねえのか」と不愉快ではあるでしょう。

 将棋好きのつるの剛士は将棋ファン拡大の面でも働いてきた。存在意義のある芸人*6だ。
@【阿比留瑠比の極言御免】安保法案賛成派は「悪」なのか SNSにあふれる根拠のない断言
http://www.sankei.com/premium/news/150723/prm1507230007-n1.html

 つるのが将棋ファン拡大に貢献したとかこの件に全く関係ない。故・米長邦雄*7の極右性を批判する人間に対して「米長は偉大な棋士だ」と反論するようなもんでばかばかしいことこの上ない。
 大体棋士や将棋ファンが皆米長のような極右かといったらもちろんそんなことはないわけです。
 またウィキペディア「新人王戦*8」を見れば、
1)赤旗主催の新人王戦には当然ながら日本将棋連盟も協力していること
2)「森内俊之*9(1987年の優勝者)」「羽生善治*10(1988年の優勝者)」などその後の将棋界を背負って立つ名棋士が優勝者に名を連ねており若手の登竜門の一つになっていること
がわかります。要するに日本将棋連盟は島田程の極右ではなく赤旗主催の将棋トーナメント戦に協力する程度には「容共」でありそうした態度はさすがに「極右の米長会長時代も変化はなかった」わけです(まあ、石原も上野動物園のパンダ誘致には反対できなかったし、米長の態度も似たようなもんでしょう)。
 ちなみにウィキペディアつるの剛士」に寄れば

スカイパーフェクTV!の囲碁・将棋チャンネルにてレギュラー番組を数本持っていた。
・『さんまのスーパーからくりTV』では「つるの剛士・芸能界将棋王への道」という自身のコーナーも設けられた。
・2014年6月、日本将棋連盟より、将棋親善大使を委嘱される。

だそうです。

舛添*11も当事者の一人ではないのか。責任逃れのスタンドプレーは、舛添らしいとは言え、見苦しい。
@舛添氏、ツイッターで政府批判「支持率優先か」
http://www.sankei.com/life/news/150718/lif1507180029-n1.html

 「安倍信者」の島田からすれば誰の批判であろうとどんな批判であろうと安倍批判は許せないのでしょうが、舛添氏の批判は全く正論だと思います。
 彼は「安倍首相の意向を受けたであろう」下村文科相と森・東京五輪組織委員会会長(元首相)に「2500億かかるから都はそのうち500億出せ」と言われて「当初予算と全然違うから納得いかない、そもそも本当に総額2500億、都の負担額500億で済むのか」「本当にザハ案でなきゃダメなのか」「とにかく現時点では500億も金は出せない、行政訴訟さえ起こされかねない」などと言う主旨の事を答えたわけです。
 そうしたら森氏らに「ザハ案しかない」「知事は協調性がない」「知事は五輪をやる気があるのか」「自民の支持で当選できたのに思い上がってる」などとさんざん悪口雑言された。それが後になって「確かに2500億円は高すぎるから、ゼロベースで見直したい。ザハ案以外にすることもあり得る」と安倍に言われれば「『ザハ案以外にない』『知事は協調性がない』などと俺に悪口雑言したのは何だったのか?」「この件で政府批判世論が多いから、それで支持率が下がったから見直すのか?。支持率回復しか頭にないのか?」と腹も立つでしょう。それのどこが悪いのか。

 旧東ドイツ共産党政権は、ベルリンの壁を「(注:西ドイツというファシスト国家からの)反ファシスト防護壁」と呼んだ。中共における「ファシズム」も同様に倒錯した政治用語である。

 やれやれです。「東ドイツの西ドイツへのファシズム国家呼ばわりはともかく」中国がファシズムと呼んでるのは「第二次大戦時の日独伊」なのだから全然倒錯していない。むしろ国際的常識に合致しています。そして中国が安倍を「ファシズム的」として批判するのは「靖国河野談話否定論、南京事件否定論などへの好意的態度」が原因ですからこれまた何の問題もない。安倍がそうした極右的態度を取らなければ誰も安倍を「ファシズム的」と批判したりしません。

例によって、識者の誰もが識者と認めないが、メディア御用達の人も入っており、呆れた論を述べている。
@制裁強化が必要*12=拉致関係・識者談話(時事)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150703-00000097-jij-pol

 中山恭子李英和*13 、平岩俊司*14氏の3人が出てきますが俺から言わせればまともなのは「制裁は交渉を挫折させる危険があるからすべきでない」「拉致にこだわらず日本人妻や遺骨問題が先行しても構わない」という平岩氏だけです。
 「反北朝鮮右翼活動家」中山と李は「とにかく制裁すればいい」「拉致が先行しないとダメだ」と言う寝言です。話にならない。もちろん島田の場合俺とは逆の考えですが。

今日、ある席で伊豆見元氏*15と同席したのですが、相変わらず、北朝鮮に制裁をしてはならないとの論でした。

 拉致など日朝間の諸問題を解決したいのなら交渉するしかなく「交渉するには制裁はすべきではない」。
 簡単な話です。
 簡単でなくなるというか、伊豆見氏と島田ら巣くう会一味と話がかみ合わないのは島田らが「拉致を解決するには制裁が必要だ」と心にもないデマカセを言う嘘つきだからです。
 島田らが「俺たち『珍右翼が巣くう会』に巣くうウヨは拉致なんか解決しなくていいと思ってる。とにかく北朝鮮政権を打倒したい。それが正義だと思ってる」「いや北朝鮮が日本の制裁で打倒できなくてもいい。反共右翼として北朝鮮に利益など与えたくない、反キューバ右翼が米キューバ国交回復に反対するのと似たようなもんだ。だから制裁だ」「交渉路線にシフトした安倍が絶対に許せない」と言えば話はかみ合う。しかし「我々は拉致を解決したい」「安倍は正しい」が島田らの建前であるから嘘が出るわけです。
 島田ら正直に自分の本心を語れば伊豆見氏が「私は拉致を解決したいので交渉路線です」で終わる話です。
 島田らは「中国、ロシアが北朝鮮支援してるのにどうして制裁が効くと思うのか?」「小泉訪朝以降ずっと制裁して成果のなかったことをどう思うのか?」「交渉相手に挑発行為をすることは北朝鮮に限らず一般的に言って、交渉を挫折させかねない無謀な行為だと思うが何故制裁を唱えるのか?。交渉否定論なのか?。交渉を否定してどうやって拉致被害者を取り戻すのか?」についてまともな応答をしたことは一度もありません。もちろん「自衛隊突撃論」などという非現実的な主張はまともな応答ではありません。よくもまあ家族会も島田ら救う会なんかに下駄の雪や金魚の糞のようにいつまでもついていけるもんです。

エモーショナルで一面的な大衆迎合記事ばかりという沖縄紙の特徴がよく出ている。結局、県民を見くびっているのだろう。
@安倍首相にやじ悩んだ末に… 沖縄戦遺族「動員」発言に怒り | 沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=122305

 どっちが県民を見くびってるのか。「動員発言」には何の根拠もないわけです。
 動員など事実無根ならば*16「やじを動員したと見なされた側(翁長知事やその支持者?)」も「ヤジを飛ばした側」も「動員などない、誹謗中傷もいい加減にしろ」と怒るのは当たり前です。ヤジを飛ばすことの是非はともかく「動員などない、我々にも、翁長氏らにも失礼だ」と「ヤジを飛ばした側」が怒るのは当然の話です。まあ、こういう事を言う奴の方こそ「国会で野党にヤジを飛ばすのは自民党本部の動員」なんでしょう。自分の意思じゃなくて。

寺田の詰まらない質問に対し、この場合、加藤勝信官房副長官の官僚答弁は極めて適切だ。
@【安保審議詳報(1)】百田氏「沖縄2紙潰せ」発言で紛糾 民主・寺田氏「由々しき発言だ。党総裁として処分すべき」
http://www.sankei.com/politics/news/150626/plt1506260020-n1.html

 「官房副長官は勉強会に出席されたとの事ですが『沖縄の二紙を潰す』『軍用地地主は皆金持ち』『普天間は田んぼだった』などの、メディアが報じる百田発言は事実ですか?」「事実だとしてその場であなたや他の自民議員は抗議したんですか?」「あなたはそうした百田発言についてどう思うんですか?」という寺田質問はつまらないどころか重要な質問でしょう。
 島田にとって都合の悪い質問は「つまらない」と言うだけのくだらない話です。
 これに対する加藤答弁は

私はちょうど他の予定もありましたので、百田さんが講演されたところで退出しました。

という完全な逃げ腰です(島田の言う官僚答弁)。本当に退出したかは謎ですが少なくとも「確かに百田氏はその場でそう発言したし、私も含めて誰も抗議しなかった。でそれが何か問題なんですか?」と言えるほど加藤も非常識じゃないって事です。でそれを島田も「もめ事を起こさなくて良かった」と言う程度には常識があると。
 なお、寺田議員は加藤への質問の後、「こんな勉強会に出席した人間は自民党総裁として、首相としてきちんと処分すべきじゃないですか(つまり加藤官房副長官や萩生田自民党総裁特別補佐らを更迭しろと言う事)」と安倍に迫ります。
 安倍は「党の会議じゃなくて、有志の私的な会合だから、事実関係がよく分からない(から現時点では処分するかどうか言えない)」とか寺田氏相手に言い訳しますがその後、「加藤官房副長官や萩生田自民党特別総裁補佐ら安倍の側近連中はともかく」勉強会の世話人である木原自民党青年局長が更迭されるわけです。

日本に対する公平度という点で、沖縄二紙のレベルは韓国紙と同等以下だろう。つぶれてくれて何の問題もない。
@百田氏発言と報道圧力、全国紙はどう報じたか | 沖縄タイムス+プラス
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=121792

 島田は無茶苦茶ですね。安倍批判しただけで「日本に対して公平じゃない」と言うのがまず酷い。
 そして
1)安倍ですら「勉強会の世話役・木原を自民党青年局長から更迭し」
2)当事者の百田ですら「潰れて欲しいと思うくらい嫌いだと言っただけ、権力で潰すなんて言ってない。私は言論人だからそう言うことはしない」「身内しかいない内輪の話で公的発言じゃない。口が滑った、冗談みたいなもん」と必死に言い訳してるのに島田の非常識さには呆れます。
 なお、百田発言には「潰す発言」の他にも
A)「中国が沖縄の島を攻撃すれば県民も目覚めるのでは」と放言
B)軍用地地主が皆金持ちであるかのように百田は言ってるが、地主の地代は54%が年100万円未満でたいした金額ではない。百田発言は大嘘
C)普天間基地が「田んぼの中にできて」それから基地周辺に町ができたかのように百田は言ってるが、普天間基地は前から町の中心であり、百田発言は大嘘
と言う問題もあります(B、Cについては詳しくは沖縄タイムス『百田氏発言「普天間飛行場、元は田んぼ」「地主年収、何千万円」を検証する』(http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=121681)参照)。

なぜ、(注:長谷部恭男*17早大教授発言の件で)船田元を(注:自民党憲法改正推進本部長から)更迭しないのか。
@自民、木原青年局長更迭へ 百田氏*18招いた「勉強会」代表
http://www.sankei.com/politics/news/150627/plt1506270008-n1.html

 船田一人で長谷部氏を呼ぶのを決めたわけではないでしょうし、船田一人に責任取らせるなんてことができるわけないでしょう。
 つうか「長谷部じゃなくて絶対に合憲と言ったであろう極右の百地章八木秀次でも呼べば良かった」て問題じゃないですしね。
 一方、木原の件は更迭されて当然でしょう。沖縄選出の自民党議員さえ百田暴言を擁護なんかしない(まあ島田はそうした沖縄選出自民党国会議員に悪口雑言するのでしょうが)。
 つうか木原更迭だけじゃなくて
1)「こんな馬鹿な会合は以後やめろ」くらい党本部から言って、会を解散させる
2)安倍が過去に百田をNHK経営委員に重用したことの非を認め、「もう二度と百田氏とはつきあわない」と明言くらいしてほしいですよね。

それなら、閣議決定されていない河野談話は意味がないということになる。
@時事ドットコム:70年談話、閣議決定を=岡田民主代表
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201506/2015062600865&g=pol

 言ってる事が無茶苦茶ですね。
 そもそも「閣議決定の方が価値がある」と言って河野談話を貶めてきたのが島田らウヨでしょうに。
 本来島田らウヨこそ「閣議決定にしてくれ」「談話に反対する閣僚は更迭すればいい」くらい言うべきでしょうに。
 なお、岡田氏は「安倍氏に『この談話はよくできたものだ』と自信があるなら閣議決定にした方がいい。その方が私的談話として出すより重みが出る。村山談話も菅談話も閣議決定だ。何故閣議決定にしないのか」「私的談話だとして海外の批判から逃げなければ行けないような代物、閣議決定にすると公明党の賛同が得られないような代物だと自覚してるんじゃないか」と言う主旨の発言をしてるのであって「河野談話閣議決定じゃないから価値がない」なんて言ってるわけではありません。

しっかり踏み込みつつ肩すかし、は正しい方針だ。
@<70年談話>8月初旬に発表へ 閣議決定見送り検討(毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150625-00000005-mai-pol

 島田の立場なら「何故閣議決定にしない」と怒るべきでしょうに
1)閣議決定にした上で島田が望むようなウヨ的内容にしたら国内外の批判(特に安倍や島田が恐れてるのは米国の批判)で安倍政権がやばいことになりかねない
2)また公明党の太田国交相が「こんな酷い談話に賛成できない」と言い出す危険性がある
3)したがって閣議決定にしたら島田が望むようなウヨ的内容は何一つ入らない可能性が高い
4)どうせ閣議決定にしろと言っても安倍は島田を無視する
との判断の下に「とにかく内容がウヨってればそれでいいや、閣議決定でなくていいや」「ウヨってない閣議決定ならない方がいい」「私的見解だと安倍が言っても問題にしない、むしろ海外に対して言い逃れが出来ていい*19」という事に決めたようです。「お前ら河野談話に向かって『閣議決定じゃないから大して価値がない』と言って非難してきたのは何だったんだよ」「お前らの過去の物言いだと閣議決定されてる村山談話の方が閣議決定じゃない安倍談話より価値が高い事になるけど?」と突っ込みたくなります。
 島田らウヨ連中は過去の「閣議決定云々」と言う発言は今後は「なかったことにして封印し二度としない」のか、はたまた「河野談話なんて閣議決定じゃない、大して価値なんかない」と言いながら「閣議決定じゃない安倍談話は持ち上げる」という醜態をさらすのか。
 ただ「内容が右翼的になるかどうか」も正直疑問でしょう。安倍が「私的談話にする」と言った時点で「欧米や中韓」などは当然「安倍談話が酷いものになることを予想」し今からいろいろな方法で安倍を牽制し圧力をかけることを算段してるでしょう。
 結局、海外(特に米国)の圧力や牽制に安倍がびびって「きちんと反省の意思を示さないものの島田らウヨが望むようなウヨ的内容は何一つ入らない」と言う可能性が一番大きいんじゃないですかね。
 つまり島田にとって「しっかり踏み込まず肩すかし」の可能性が一番高いんじゃないか。
 いずれにせよ何があろうと島田は「何だこの談話は!。外国にびびってんじゃねえよ!」などと安倍批判することは絶対にないでしょうが。


谷川浩司*20九段対阿部健治郎五段(将棋NHK杯)
http://island3.exblog.jp/24729297/

 今日放送のNHK杯将棋トーナメントは、谷川浩司九段対阿部健治郎五段の一戦。阿部五段の勝ち。

 将棋がよほど好きらしく良く自ブログでネタにしてる島田です。島田の場合、「自称政治学者」ですが、ぶっちゃけ政治ネタより将棋ネタの方がまともですね。
 将棋には興味も知識もない小生ですがさすがに谷川くらいは知っています。「さすがの谷川も衰えてきたのかな」と改めて思いますね。
(谷川についてはライプツィヒの夏『時代の変化と、2020年前後以降の羽生善治らの動向が興味深い』(http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/c6ff70e8600f573c09f3558bdeee25ff)も参照)
 何せ、「シード無しで1回戦から始まって*21、1回戦敗退」ですからね。相手の阿部五段は「C級1組」だそうですから「阿部五段には失礼ながら」全盛期の谷川なら負ける相手じゃないでしょう(そもそも対局もないか?)。まあ今やその谷川も確か「B級1組」ですが。

 終盤も、解説の阿久津主税八段が再三読み違えるほど息詰まる内容。もっとも阿部五段はしっかり読み切っていたらしい。

 終盤、谷川がベテランの意地で巻き返して「これは谷川さんが逆転勝ちじゃないですか?」と阿久津八段が言ったもののそうはうまくいかなかったと言う事でしょう。まあ、「阿部五段が一手間違えれば谷川が逆転勝ちしたかも知れない」レベルには巻き返したんでしょうか。


■船田元の無反省と自民党の甘さ
http://island3.exblog.jp/24729172/
 「自民党憲法改正推進本部長」船田が一人で「長谷部参考人招致」を決めた訳じゃないでしょうし、そもそも「八木秀次百地章などウヨ」を呼んで合憲論言わせればOKて話でもない。たぶん「八木や百地を呼んでも」自民党にとって状況は多少良くなった程度でおそらく大して変わらないでしょう。また「安保法制不支持」はともかく最近の安倍政権支持率低下について言えば「国立競技場問題でのごたごた(責任者は下村文科相)」「百田尚樹の暴言」などと言った要素も大きいわけです。
 にもかかわらず、「百田や下村は非難せず」船田「だけ」に悪口雑言の島田です。
 まあ、安倍も「船田一人に責任転嫁する気」はさすがにないでしょう。船田の方は「ウヨがギャーギャー言うなら議員はともかく党の役職はいつでもやめていい」位思ってるかも知れません。


アウシュビッツと特攻隊の一体化推進:空恐ろしいほどの愚かさ
http://island3.exblog.jp/24724666/
 誰も一体化なんか推進してないわけです。

 南九州市*22によると、ポーランドの都市は、オシフィエンチム*23。アルベルト・バルトッシュ市長から今年5月、「世界平和の発信に向けたパートナーシップを前向きに考えたい」とする親書が届いた。
 これを受け、今月8〜12日、南九州市の霜出(しもいで)勘平*24市長ら4人がオシフィエンチム市を訪問し、友好交流協定を結ぶことを確認したという。

と言うことの何が問題だかさっぱりわかりません。
「我が市はホロコーストの収容所があり、南九州市は特攻の基地があった。お互い戦争の悲劇を過去にもつ市として世界平和を一緒に発信してきましょう。ついては南九州市と友好交流協定を結びたい(オシフィエンチム市)」の何が問題なのか。南九州市が海外に知られるという意味ではこういっては不純ですが「海外からの観光客」など、「南九州市及び周辺地域」への「一定の経済効果」も期待できるかも知れない。
 問題じゃないと思ったから「保守系の市長」も何の疑問も感じず申し入れにOKだした。わざわざ自民党にお伺いをする程の大事件だとも思わなかったんでしょう。むしろ「事情がどうあれウチみたいな鹿児島の田舎町が海外都市と友好関係ができて良かった、これで市の歴史にワシもいい意味で名前が残せる」くらい市長は思ってたんじゃないか(それが普通の感覚だと思いますが)。
 それなのに市長が「こういう申し入れがあったから受けたいと思う、友好関係ができて良かったと思う」と発表したら産経や自民党ウヨ議員が「そんな話は事前に聞いてない」「そんな申し入れは断れ」と騒いで「泣く泣く断る方向で市長が動き出した」わけです(相手は安倍の総理就任後、歴史認識関係では無茶苦茶な事をしまくってる自民党ですから冗談抜きでこれを口実に市長に対し不信任決議可決とかやらかしかねませんので市長もむげな扱いはできないのでしょう。)。
 大体、「いったん申し入れを了承したのに」断ったら、ポーランド側にも大変失礼です。向こうも「南九州市は常識がない」と呆れるでしょう。
 結局島田や自民党ウヨ議員らウヨの言い分は「特攻は日本の誇りだ、ホロコースト(ナチのユダヤ人虐殺)とは違う」「特攻は戦争の悲劇じゃない」というとんでもない代物のようです(島田にいたっては「特攻に対して保守系南九州市長がそんなことだから自虐史観がはびこる」とまで放言しています)。冗談じゃない。
 あんな野蛮な自殺強要のどこが誇りなのか。「通常の軍事作戦と違って」特攻には「失敗した時の帰還(生還)」以外には「死しかない」わけです。「成功=死」なんてまともな作戦じゃない。
 性格が違うとは言え「ユダヤ人には生きる価値がないから殺す(ホロコースト)」「未熟なパイロット*25なんか生かしておいても役に立たないから特攻という形で死んでもらう、米軍艦が沈めば御の字、軍艦が沈まなくても未熟なパイロットには生きる価値がないんだから問題ない(特攻)」と言う意味では「どちらも虐殺(自殺強要は虐殺と言っていいと思います)」「どちらも差別(ユダヤ人差別と未熟なパイロット差別)」と言えるんじゃないか。
 特攻隊遺族は認めたくないでしょうが、特攻隊なんて「エースでも何でもない」。本当のエースならあんな勿体ない形で死なせることは普通しません。「ブラック企業の追い出し部屋=特攻隊」と言ってもいいんじゃないか(追い出し部屋についてはたとえば赤旗ソニー仙台TEC「追い出し部屋」消滅、労組「リストラ暴走とめるまでたたかう」』(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-10-12/2014101201_01_1.html)参照)。いやそれとも「過労死するまでこき使う=特攻隊」のほうが妥当か?。
 いずれにせよ特攻隊を賛美するなんて「ブラック企業の追い出し部屋や過労死」を賛美するようなもんです。「特攻隊という外道の作戦」と「個々の特攻隊員」は区別しないといけない。
 「申し入れをしたポーランド側やいったんOKした南九州市長」と「因縁つけてる島田らウヨ連中」とどっちが愚かなのかと言えば島田らの方が愚かです。もちろん特攻とホロコーストではいろいろな違いはあります*26が「戦争の悲劇」「二度とやってはならない愚行」「国家による虐殺(自殺強要は虐殺と言っていいと思います)」と言う意味では共通している。こんな馬鹿な事を島田らが言えば「日本人は未だに特攻を美化してるのか?。何という愚かな国民だ」と世界から呆れられるだけです。いや島田らウヨに限れば実際に特攻を美化してるわけですが。


■「シンプルで簡潔で力強い」新国立競技場を
http://island3.exblog.jp/24723157/
 普通の人間ならこの問題で政治家を批判するとしたら「ザハ案前提に都に500億負担押しつけようとした担当大臣の下村文科相&森*27元首相(東京五輪組織委員会会長)」や「下村や森氏の行為を黙認した安倍首相」でしょう。
 むしろ「500億円負担要求」に「当初予算より大幅に増加してる、とても500億円負担なんかできない、負担したら行政訴訟すらおきかねない」などとした舛添都知事は「よくやった」と評価の対象でしょう。
 しかし「安倍や下村をウヨの同志と見なす島田」は「安倍総理や下村大臣に批判とは何事だ」「この件で安倍政権批判する民主党を舛添は利する気か、利敵行為だ」「自民の支援で当選した癖に何様だ」と舛添氏に悪口雑言し「今すぐ都知事を辞めて欲しい」「2020年五輪は舛添じゃない知事で迎えたい」とまで言うんだからまあ、正気じゃありません。これが民主党政権の首相(例えば野田氏*28)なら「舛添よく言った」でしょうにね(毒)。つうか「舛添氏にこの件で安倍政権批判する資格がない」とは俺個人は思いませんが仮にそうだとしてもそのことと「舛添氏の批判それ自体の是非」は関係ないわけです。この件では安倍政権批判派には自民党支持者すらいる。だからこそ慌てて安倍は「ザハ案白紙」を口にせざるを得なかったわけです。

「シンプルで簡潔で力強い」新国立競技場を作れるか、がまずは失速著しい東京五輪を盛り返すカギとなる。

 「安倍や下村を批判するな」という島田ですら「例の騒動」について政府サイドの問題性を認めざるをえないわけです。まあ、河野談話の件について「安倍総理は悪くない、外務省など周りが悪い」と強弁する島田ですから今回も「JSC(日本スポーツ振興センター)と文科省*29が悪い、安倍総理は悪くない」「見直したのは安倍総理の功績だ」で済ませることはよくわかります。


民主党枝野*30幹事長と共産党山下*31書記局長の同志的結合
http://island3.exblog.jp/24704737/
 もちろん保守政治家の枝野氏*32と左翼政治家の山下氏に「同志的結合」なんてあるわけがない。単に安倍政権打倒とか、安保法案可決阻止とか、「共通点で共闘」してるに過ぎないわけです。
 その程度で同志的結合なら「日本軍相手に共闘した毛沢東蒋介石(いわゆる第二次国共合作)」にも「同志的結合」があることになってしまう。
 「連立政権組んでる自民党公明党」にも「同志的結合」があることになってしまう。
 「大阪都構想反対」で共闘した「大阪の自民党民主党共産党」にも「同志的結合がある」ことになってしまう。まあ、島田だと「その通りだ!。民主や共産と手を組むなんて大阪の自民は全くふざけてる。安倍さんは橋下を支援していたのに!」とか無茶苦茶な事言い出す恐れがありますが。

 民主党の枝野幹事長が、安保法制で対案を出さないことに関し、「安倍首相の言っている集団的自衛権憲法違反なので、中途半端な対案の出し方をすると、その本質部分が国民に見えなくなってしまう」とこの男らしい卑小な正当化の弁を述べた。

民主党が対案出そうが出すまいがどうでもいいだろ」と思いますが島田的には
1)「民主党が対案出せば安倍法案に問題がないかのように宣伝できたかも知れないのに」
2)「民主党と自公に妥協が成立したかも知れないのに」
3)「民主党内の右派と左派の紛争が激化したかも知れないのに」
4)「民主党が対案だせば『対案など出す必要はない』とする社民党共産党民主党批判して野党共闘が壊れたかも知れないのに」
ということで残念無念なのでしょう。党利党略をよくもまあここまで平気で公言できるもんだと呆れます。
 なお、産経『安保廃案で民・共が急接近 長島氏「逆効果だ!」』
http://www.sankei.com/politics/news/150721/plt1507210038-n1.html
によれば細野*33政調会長、馬渕*34国交相、長島*35元防衛副大臣といった党内タカ派、党内右派は「対案を出したがってる」ようですが政治センスがなさ過ぎですね。
 安倍や島田らが「対案を出せ」と言ってると言う事は「対案を出さない方が有利に働く」と言う智恵もないんでしょうか。「相手がやれやれ言う事はやらない」というのが常識でしょうに。まあ、彼らは「安保法案では安倍と同意見で、かつ今の民主党が自分らの執行部無視の勝手な行為で崩壊しようと構わない、いざとなったら自民党入りする用意がある」からこうなるんでしょうけど。

日共の書記局長山下某は、顔と言い、話し方と言い、チャーリー浜の出来損ないのような男

 何がどう「チャーリー浜(吉本所属のコメディアン)」なのかさっぱりわかりません。眼鏡かけてる所くらいしか共通点はないと思います。
 いずれにせよ、この物言いは山下氏に対しても、チャーリー浜に対しても失礼でしょう。しかも「チャーリー浜以外何物でもない写真」に「山下書記局長」なんてキャプションつけてるんだから、島田の馬鹿さは半端じゃありません。
 ちなみにウィキペ「チャーリー浜」によれば

・1960年に花登筐が主宰する劇団「笑いの王国」入り(当初は劇団の看板俳優・大村崑の「そっくりさん」として売り出された)。その後、「笑いの王国」の先輩で浜が師事していた花紀京と共に、1962年6月に吉本に入門。
・顔が大村崑に似ていたために、無名時代に『頓馬天狗』の殺陣シーンで一部代役を行った経験があり、それが縁で後に舞台で「ザ・コンチャンズ」として共演したこともある。

そうです。まあ確かに山下氏よりは大村崑の方が浜に似てはいるでしょう。

 政治意識の未熟な層や知識を欠く層の不安感を煽って一定の議席を確保するという党

 共産党に対する島田の悪口雑言です。もちろんまともな根拠があるわけではなく島田にとっては「安倍が正しい」ので当然ながら安倍の批判派は共産党に限らず「政治意識の未熟な層や知識を欠く層の不安感を煽って一定の議席を確保するという党」になるわけです。


育鵬社の教科書を大田原市が採択
http://island3.exblog.jp/24698453/
 確か以前も大田原市は極右教科書を採択していたので正直驚きはないのですが非常に残念です。この種の極右教科書の採択をできる限り阻止していく必要があることは言うまでもありません。
 それが近隣諸国と友好関係を築く上で大事なことです。また不幸にして採択された地域においても生徒諸君が「教科書の悪影響」をはねのけて健全に育つことを願ってやみません。
 なお、当初は「1%に満たなかったつくる会教科書」も右翼運動によって「4%にまで伸びた」そうです。ただそれでも「大多数の教科書はつくる会などではない」わけです。保守系首長ですら極右でなければ採択する気にならない教科書と言う事です。

参考
赤旗
■『侵略戦争正当化の教科書、二度と採択させない 横浜市で集会』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-02-08/2015020814_01_1.html
■『育鵬社自由社の教科書、憲法敵視、改憲へ誘導 引き続き侵略戦争美化』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-04-07/2015040714_01_1.html
■『平和考え真実学べる中学教科書、子どもに渡したい、東京・大田 つどい開く』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-06-08/2015060814_01_1.html
■『研究者ら歴史教科書シンポ、育鵬社版 戦争の本質見えず』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-06-29/2015062914_01_1.html
■『育鵬社教科書やめて、採択前に弁護士ら宣伝、横浜』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-07-12/2015071214_01_0.html


■【法学メモ】イギリスの国会主権原則
http://island3.exblog.jp/24698048/
 「英国には違憲立法審査権がない」という島田です。何が言いたいのかは何となくわかりますがはっきりと「英国がうらやましい、違憲立法審査権がなければ立法はやりたい放題なのに」と公言できないのはさすがの島田にも常識があるということでしょうか。まあ、島田の言いたいことはモロバレですけどね。ただし日本には違憲立法審査権はありますし、英国にしたって島田が「夢想してる程」立法がやりたい放題の訳でもないでしょう(なお、英国には成文憲法が確かない点に注意が必要でしょう)。


■「お願いだから、やめて!」憲法の抑止力
http://island3.exblog.jp/24692004/

 法案を絶対阻止と言いつつ、結局、政府与党スケジュール通りの可決を許してしまった辻元氏が、中国や北朝鮮による侵攻*36は、軍事力ではなく説得と哀願、すなわち「お願いだから、やめて!」パフォーマンスによってこそ抑止できると力説しても、もはや信じる国民はいないだろう。

 ばかばかしいですね。辻元氏は別に「自衛隊がいらない」と言ってるわけじゃない。「今回の法案はいらない、なくても国防上、問題ない」と言ってるわけです。
 大体「日本の国土が外国に攻められたらどうするか(個別的自衛権)」ではなくて「米国がどこかの国に攻められたら日本も闘う(集団的自衛権)」と言う話で何で「中国や北朝鮮による侵攻」なんて話が出てくるのか。安倍が国会で答弁した想定事例「ホルムズ湾の掃海」なんて日本の国防に全然関係ない。
 それにこの島田の発言って「安倍政権は侵略国家並みに常識の通じない相手だ」と言ってるのも同然ですが(苦笑)。辻元氏が「お願いだからやめて!」と言ったのは建前では「安倍政権メンバーは一応、国民が選んだ選良でありその良識に期待したい」と言う前提があるわけです(まあ、あくまでも建前に過ぎませんが)。
 安倍批判派・辻元氏ではなく安倍シンパ・島田が「道理など通用しないのが安倍政権だ、それで何が悪い」と公言しちゃうんだから始末に負えません。


■第二次上海事変と歴史戦
http://island3.exblog.jp/24685417/
 「第二次上海事変(1937年8月)は蒋介石から仕掛けた、だから日本だけが悪いんじゃない(島田)」て無茶苦茶な暴論にも程がありますね。
 満州事変(1931年)、盧溝橋事件(1937年7月)などで先に戦争を仕掛けたのは日本の訳です。何も「第二次上海事変から日中間で戦争が始まったわけじゃない」。軍事的に優勢な日本に対して戦況を有利にするには「先制奇襲攻撃が時に有効」と言う理解から蒋介石が先制攻撃しただけの話です。
 日本が蒋介石政権を完全に打倒して中国を完全植民地化することをもくろんでいたことは明白なのに「中国にも責任がある」と強弁できる島田らウヨのデタラメさには心底呆れます。

 中国社会に対し、日本が「これでもか、これでもかと侵略戦争をやった」(五百旗頭*37防大校長)といった単純かつ誤った認識を歴史学者が唱えているようでは、またそうした人を首相が外交ブレーンとして重用しているようでは(福田康夫内閣を指す)、日本は中国との歴史戦に勝つ、どころか互角に戦うこともできないだろう。

 島田が五百旗頭氏と福田氏を憎悪してることがよく分かります。
なお、ちょっと話がずれますが豆知識。ウィキペ「五百旗頭真」によれば

・五百旗頭眞治郎*38(真氏の父親、神戸大学名誉教授、経済学者)
・五百旗頭博治(真氏の兄、南山大学名誉教授、神学者
・五百旗頭薫*39(真氏の息子、東京大学法学部教授、歴史学者
五百旗頭真吾(真氏の息子、同志社大学商学部准教授、経済学者)

だそうでもうすさまじいまでの学者一家ですよね。もちろん「学者じゃない人」もいるでしょうけど。
 それにしても五百旗頭(いおきべ)なんて珍しい名字ですから「真氏の息子さん」もやはり「もしかして五百旗頭真先生のご親族ですか?」なんて聞かれるんでしょうね。
 それはともかく、五百旗頭真氏は

福田康夫*40首相の私的懇談会である「外交政策勉強会」の座長

を務めてはいますが他にも

小渕恵三*41首相時代に設置された有識者会議「21世紀日本の構想」懇談会の外交分科会(第1分科会)座長
小泉純一郎*42首相時代に設置された私的諮問機関「安全保障と防衛力に関する懇談会」委員

も務めていますので「福田ブレーン」とまで言うのは言いすぎでしょう(ウィキペディアを参照)。単に「福田氏を何故か小渕氏や小泉氏より憎む島田」が福田ブレーンだと強弁してるだけです。

 日本を日中戦争の主導者と見なし、日本が戦争を拡大しようと思えば拡大でき、拡大させまいと思えば拡大させぬことができた

 こうした見方について間違ってると強弁する島田ですが、まあ、「日本が戦争を積極的に拡大した」と見るのが妥当でしょうね。戦場は中国です。日本が中国から撤退すれば戦争の起きようがないわけです。一方、蒋介石も「中国共産党打倒を当初、最優先していたこと」は有名な話です。
 しかし「日本が蒋介石政権打倒を目指してることが疑いの余地がないこと」もあって蒋介石は、西安事件を機に「日本との戦争最優先」に路線を切り替えます。「いかに蒋介石共産党打倒を最優先したくても」日本が「蒋介石打倒による中国完全植民地化」をもくろんでる以上、蒋介石には「抗日戦争最優先」という選択肢しかありません。島田らがどう強弁しようが当時の日本政府が「蒋介石打倒による中国完全植民地化は可能だ」と言う中国認識から戦線をどんどん拡大していったことは否定しようがありません。
 「蒋介石政権はすぐに倒れる」、その甘い見通しが日中戦争を泥沼化させ日本を「1945年の敗戦」に導きました。
 話は変わりますが「北朝鮮政権はすぐに倒れる」、その甘い見通しが無意味な制裁を長期化させいわゆる「拉致敗戦」をもたらしました。「反北朝鮮極右集団・巣くう会はともかく」、家族会の「旧日本軍並みの現実認識能力の無さ」には心底呆れます。


■「安倍には体が震えるほどの怒り」、習近平*43には体が震えるほどの感激か
http://island3.exblog.jp/24681800/
 「安倍を批判するくらいなら習を批判しろ」て余計なお世話です。どこの国の人間だって「他国の政治家より、自国の政治家を批判する」のは当たり前でしょう。自国の政治家の行う政治は「自分の生活に密接に関わってる」が他国の場合「関わることはあまりないから」です(沖縄県民が米国を批判する「沖縄米軍基地問題」、元韓国人慰安婦が安倍を批判する「慰安婦問題」、ウクライナプーチンを批判する「ウクライナ・ロシア紛争」などのように「他国の政治家が自分の生活に関わることが全くない」わけではないが)。中国人の方だって基本的には「自国の政治家を批判するのが一番の関心事」でしょう。安倍があまりにも過去の歴史に無反省だから中国人は安倍批判してるだけであって。


■栗田千寿二等陸佐のクマラスワミ礼賛コラムを自民党が批判
http://island3.exblog.jp/24677864/
 この件については
■kojitakenの日記『女性自衛官のブログ記事まで弾圧しようとする自民党議員に呆れ返る』
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20150712/1436707437
■Everyone says I love you !『女性自衛官がクマラスワミ氏と昼食に同席できて「光栄なこと」と書いたブログを圧殺する自民党と日テレ。』
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/8e8e0478e183d1db528ac2e9c186ffe0
も参照ください。「駄文の小生」と違いよくまとまっている批判エントリだと思います。まあ、でも小生もこの件について批判エントリ書くんですけどね。
・以前、島田や櫻井よしこらウヨ連中が栗田氏に対してしていた悪質な言いがかりを愚かにも自民党がやったという馬鹿話です。安倍も自民の行為をさすがに公然と支持はしないまでも黙認するのでしょう。なお、「女性自衛官が今NATOに出向してる」「クマラスワミ氏はNATOとつきあいがある」ということがわかったのは「勉強になりましたが」それ以外は島田の文章は無価値なゴミ文章です。

 7日の自民党国防部会で、複数の議員が「軽率だ」などと批判した。
 防衛省は「誤解を招いた点について反省する」などの記述をブログに加えるよう調整している。

と言うのが事実なら呆れて物も言えません。
 そもそも礼賛コラムとは何なのか。
 「島田や櫻井よしこが栗田氏に言いがかりつけたとき」に以前も取り上げましたが、改めて簡単に説明しましょう。
 「NATO本部」に「NATO幹部A氏の秘書」として自衛官・栗田氏は出向しています(NATOも軍事組織、自衛隊も軍事組織、の軍つながりですね。NATOへの自衛隊派遣についてハト派として俺は批判すべきかもしれませんがその問題はひとまずおきます)。で、「栗田氏の上司A氏」のもとへ「クマラスワミ氏が仕事で来訪」した。
 ちょうど昼時だったので、秘書役の栗田氏も「A氏とクマラスワミ氏のお仕事としてのランチ」に同席した。
 栗田氏の「クマラスワミ氏とのランチ」は「クマラスワミ氏という『栗田氏の友人』との栗田氏の私的ランチ」「栗田氏がクマラスワミ氏を訪ねた」のではなく「クマラスワミ氏が栗田氏の上司を訪ねて栗田氏も同席した」「つまりランチは栗田氏の仕事だった」と言う点が一つのポイントです。まあ私的ランチでも問題ないと俺個人は思いますが。
 その「お仕事としてのランチ」の席で栗田氏がクマラスワミ氏に「あなたのような若い女性がこうした国際組織で働いているのは本当に珍しい、女性の数がそもそも少ないし、ほとんどの女性は私のような中年以上の女性だ。今後もあなたには頑張って欲しい」云々と激励され「私ごときが高名な国際的法律家のクマラスワミ氏にそこまでお褒めの言葉を頂き光栄でした」云々とコラムに書いたと言うだけの話です。
 クマラスワミ氏が「NATO本部を仕事で来訪すること」でわかるように自民党と違い国際社会のクマラスワミ氏評価は「反日活動家」なんてもんじゃありません(そもそも女史のあの報告書は反日なんてもんじゃありませんしあれが反日ならあれを公式文書として採択した国連は反日機関になってしまいます。もちろん女史と仕事で交友があるNATO反日機関になってしまう。クマラスワミ氏とのランチ以前に栗田氏をNATOに出向させたこと自体が「反日組織への出向」という不祥事になってしまいます。大体あの報告を否定することは河野談話否定と同じ事で河野談話踏襲という日本政府の建前とも矛盾します。「あの報告と河野談話は違う」なんてのは詭弁です)。
 栗田氏の文章も「ただのリップサービス、社交辞令」に過ぎず、クマラスワミ報告には「報告への評価抜きで」、「形式的にしか」「簡単な形でしか」触れてません(そこは栗田氏も「宮仕えの立場」で安倍に気を遣ったのでしょう)。「高名なクマラスワミ氏」というのは「報告書に対する評価」ではなくクマラスワミ氏に対する一般的評価です。彼女を「反日活動家」と敵視してるのは何度も言いますが自民党や産経のような日本極右だけです。
 「自分の上司のお客」に「頑張ってください」とねぎらいの言葉をかけられたのにそれについて何一つ活動報告で栗田氏が触れなかったらそれこそ失礼というもんでしょう。
 それともわざわざねぎらいの言葉をかけた人間、それも「自分の上司の客」に向かって「クマラスワミ報告という反日文書を書いた悪人」とでも栗田氏は活動報告で悪口雑言しろというのか。自民党だって「民主、共産など野党の幹部が就任挨拶に自民党本部に来れば」さすがに悪口雑言はしないで「訪問ありがとうございます」と社交辞令をするでしょうし、活動報告にも「挨拶に来なくていいのに来た、本当に不愉快だった」とか悪口は書かないでしょうに(これは野党に対し自民党幹部が挨拶に来たときの野党の対応も同じでしょう)。
 防衛省も栗田氏も自民党の非常識さには心底呆れてるでしょうが、相手が政権与党では「無理が通って道理が引っ込んでしまう」わけです。

【追記】
島田のエントリ
■『「クマラスワミ礼賛コラム」削除で終わらせてはならない』
http://island3.exblog.jp/24694356/

■kojitakenの日記『女性自衛官のブログ削除へ』
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20150717/1437088885
■法華狼の日記『クマラスワミ氏との会見を「光栄」と記述した女性自衛官のコラムが、日本大使館サイトから削除された件について』
http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20150716/1437178915
などによれば「島田ら歴史修正主義ウヨとつるむ」自民党の無茶苦茶な恫喝に屈し、栗田氏は泣く泣く例のブログエントリを全文削除することになったようです。防衛省から「ウチが自民党に予算カットとか無茶苦茶な報復されても困るから削除してくれ」と言われれば「この件で自衛隊を去る覚悟をしない限り」立場上、彼女も従わざるを得ないでしょう。
 これは「事実上の河野談話否定」と国際社会に認識されても文句の言えない愚行であり日本人として実に恥ずかしいことです。安倍が口先で「河野談話を踏襲します」と言っても何の説得力もない。
 もちろん「コラム削除で終わらせるな」というアホの島田は「事実上の否定ではなく正式に談話を撤回しろ」「栗田をこの件で懲戒処分しろ*44」とバカ抜かしてるわけですがさすがの安倍にもそれはできないでしょう。米国、EU、ロシア、中国、韓国、台湾など諸外国の批判が避けられないからです。


■日本にとって失敗は外務省にとって成果―河野談話評価
http://island3.exblog.jp/24676027/
 河野談話があるからこそ「まだ日韓関係があのレベルでとどまってる」のですがそれを逆に描き出すのだから島田らウヨのバカぶりには心底呆れます。


■NHKと中共に共通する岡田克也の扱い―useful idiot
http://island3.exblog.jp/24669773/

 今日のNHK夜7時のニュースにおける岡田克也人形(民主党代表)の扱いは、この無理念な男にふさわしいとは言え、随分ぞんざいだった。

 島田の認識が正しいならば「NHKは完全に安倍の御用放送局と化した」ということですが、それを喜んでるんだから島田はまともな人間じゃありません。

 中国共産党の岡田に対する見方も、おそらくこのNHKアナウンサーと同様だろう。

 「安倍の子分」籾井体制下のNHKならともかく、中国共産党に岡田氏を敵視する理由はどこにもないでしょう。
 むしろ「岡田氏が安倍批判をきちんとやるならむしろ応援したいくらい」でしょうね。


■沖縄に関する長尾敬議員発言の正しさと前原誠司*45辻元清美*46
http://island3.exblog.jp/24654752/

 今週の週刊文春、新潮とも、自民党の勉強会で「問題発言」をしたとされる3議員を「三バカ」と表現し、揶揄しているが、自らの軽薄と不見識を示すものに他ならない。

 島田の指摘が事実なら驚きですね。文春、新潮と言えばウヨメディアです。そこが批判、非難するのだから「例の勉強会出席ウヨ議員」の暴言は「かばいようがない」し、そもそも連中には「見識も政治力も何もないチンピラ」だからかばう政治的価値もないと文春、新潮は判断してるのでしょう。そして建前では安倍も連中を批判してる。
 それでも島田は連中を擁護するのだからその非常識さには唖然です。こんな非常識な人間に「巣くう会副会長」をやらせて疑問を感じない家族会には心底呆れますね。今家族会が世間からおそらく「ウヨの同類」とドンビキされてることは間違いないでしょう。

現沖縄知事の翁長*47某など、まさに「保守の堕落」を体現した存在と言える。

 元自民党の翁長氏をここまで言うんだから絶句です(まあ、現役の自民党でも訪中した福田元総理、二階総務会長や谷垣*48幹事長に悪口雑言する男が島田ですけど)。一方「元民主党でも」、自民に移籍し、安倍にへいこらする長尾は絶賛するわけです。


伊藤隆明日への選択』インタビュー:歴史、侵略、中国、北岡伸一
http://island3.exblog.jp/24654536/

 中国人にとって歴史とはどう言えば自分たちの利益になるかという道具。中国人にとって歴史は政治なのです*49。だから、日本が侵略したと彼らは声高に言うけれども、アヘン戦争でイギリスにこっぴどくやられたことについてはあまり言わない*50

 中国が「日本は酷い」というのは「安倍のような極右が与党政治家として存在するから、それも陣笠ならまだしも与党幹部(首相)として存在するから」です。
 田中角栄*51大平正芳*52のようなそれなりにまともな人間が首相なら中国も今程非難はしないでしょう。
 もちろんそんな常識は「戦前礼賛派で反中国極右」の伊藤や島田にはありませんが。 

戦争とは、国家観で利害対立があり、決着がつかない場合に行うものです。……だから以前から、「日本はなぜ戦争をしたか」ではなく、「これらの国はなぜ戦争したか」を問うべきだと言ってきたんですね。

 意味がわからないですね。先に戦争を仕掛けたのは日本の方でしょうに。
 で、こいつらウヨがこういう事を言って開戦責任をうやむやにしようとするのは日本限定で「ナチドイツのポーランド侵略」「朝鮮戦争」「フセインイラククウェート侵略」などでは平気で「ヒトラーらの開戦責任をあげつらう」のだから呆れてしまいます。

北岡氏が「侵略」を安倍談話に入れようと躍起になる理由について伊藤氏は、《北岡君は以前、「日中歴史共同研究」の座長を務め、報告書に日本は侵略したということを書いたことがある。秀才ですからね、一貫性を求めたのではないでしょうか》と述べている。

 そりゃあ普通「一貫性」を求めるでしょうね。むしろ「日中歴史共同研究の時の総理(第一次安倍内閣)」なのにそのときの記載「侵略」を排除しようとする安倍の方がおかしい。そして「日中歴史共同研究の座長に北岡を任命し、彼が作成した報告も了承したのは当時、首相の安倍」なのに、北岡は批判しても絶対に安倍批判しない伊藤や島田のデタラメブリには心底呆れます。まあ、「岸信介の孫だから批判出来ないだけ」で内心では北岡同様に安倍を糞味噌に罵倒したいでしょうが。

 外務省のチャイナ・スクール媚中派)には学会支部があり、その筆頭ブローカー(になりたい筆頭)が北岡氏と言えよう。

 ばかばかしい。安倍が重用するような輩・北岡が「親中派」のわけがないでしょう。
 親中派でない北岡ですら「無意味に中国を敵に回すようなバカはしない」てだけの話です。


■安倍訪米と米左傾メディアの誤った報道(正論2015年7月号)
http://island3.exblog.jp/24644129/

 安倍首相は5月14日、安保関連法案の閣議決定後の記者会見で、「中国が基地建設を一方的に進めている島嶼周辺にアメリカが艦船や偵察機の派遣を検討しているが、日米共同で行うことも考えているか」という記者の質問に対し、「(ボーガス注:オバマ大統領が南シナ海問題でどう対応するつもりか、その対応において日本にどういう要請をするつもりか)全く承知していないので、コメントのしようがない」と答えている。

 質問した記者が
1)「産経のようなウヨ記者で『勿論出撃します』と言って欲しかったのに期待はずれだったのか」
2)その逆で「安倍の発言いかんによっては『そんな物騒なことはすべきではない』と安倍批判するつもりだったのか」
が気になるところです。政府サイト(http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2015/0514kaiken.html)に寄れば質問したのはテレ朝の記者だそうですが、彼の本心はちょっと分かりません。
 いずれにせよ安倍が中国ともめることを恐れて「日米共同で南シナ海に出撃する」などとは言えず「まだ米国から何の相談も受けてないのでそんな仮定の話にはコメントできない」と逃げてることは明白です。
 いや俺は「中国と南シナ海自衛隊にドンパチなどして欲しくない」ので安倍が逃げて結構です。結構ですが島田が「安倍総理の言うとおりだ、オバマが中国相手にどう動くか、何を日本に要望するか分からないのに今の段階では何も言えない」「余計なことを言ったらオバマが『そんな事をする気はない』とはしごを外した時に厄介なことになる」と言って安倍をかばってるのには大笑いです。
 これが安倍以外の人間の発言なら「オバマから相談がなければお前は何も言えないのか!。それでも政治家か?」「米国が行かなくても日本単独でも南シナ海に行くべきだ!」と悪口雑言でしょうにね。どれほど安倍に甘いのか。

 アーミテージ*53元国務副長官やシーファー*54元駐日大使など知日派の有力者が、朝日新聞や韓国政府の印象操作に強く影響された発言をしている現状

 島田すら
1)「アーミテージら米国主流は慰安婦問題で島田らを支持しないことを認めてること」
2)中韓や朝日、マイク・ホンダ氏相手には「故意のデマ」呼ばわりする島田がアーミテージら相手には「影響されてる(だまされてる、誤解している)」としか言えないこと
は実に滑稽です。

保守系紙のワシントン・タイムズレーガンの愛読紙だった)は、フレッド・フライツ安保政策センター副所長(元CIA分析官)に安倍演説論を書かせている。

 ばかばかしいですね。ワシントンタイムズ(統一教会系の極右新聞)なんか米国でまともなメディア扱いなんかされてません。「レーガンが愛読」てのもうさんくさい話です。まあ、「統一協会献金目当てにレーガンや彼の部下がワシントンタイムズ側にリップサービスした」のかも知れませんがさすがに「本当は愛読などしていない」でしょう。

 私の友人である島田洋一教授はかねて安倍首相を『日本のロナルド・レーガン』と表現してきた。昨日、安倍氏の演説を聴きつつ、その意味が理解できた。

 さすがにフライツとやらも本気ではないでしょうが、よくもまあ酷い文章が書けるもんです。あの世のレーガンが怒り出すんじゃないですかね。

 ボルトン*55国連大使の補佐官や下院情報委員長の上級スタッフを務め、防諜問題、イラン核問題等でメディア*56に登場する機会も多いフライツは、共和党政権が誕生した場合、間違いなく政府の要職に就くだろう。ルビオも、仮に大統領になれなくとも、共和党政権下で、外交関係の中枢ポジションに就く可能性が高い。

 もちろん「島田にとってそうなって欲しい」てだけの話に過ぎません。島田が褒めるような極右では「仮に共和党政権が誕生しても」彼らが要職に就くかは疑問でしょう。


■岡田民主党代表は在米日本人を見捨てるのか
http://island3.exblog.jp/24638887/
 ばかばかしいですね。そもそもアメリカめがけてミサイルぶち込む程勇敢な国もないでしょう。旧ソ連ですらそんなことはできなかった。
 「そういう口実なら日本国民も集団的自衛権を認めてくれるんじゃないか」とか「そう言う口実なら日本自衛隊のミサイル*57保有が日本国民相手に正当化出来るんじゃないか」とか言う話でしかない。
 百歩譲って「ミサイルを撃ち込む国」があったとしても「アメリカが打ち落とす」でしょう。
 また、日本から打ち落とせる場所(中国や北朝鮮か?)からのミサイル発射だったら、「どこを狙ってるか分からない」「そもそもガチの戦闘行動か、ただの発射実験か分からない」んじゃないですかね。かつ「日本で打ち落とすこと」は「アメリカで打ち落とすこと」よりずっと難しいでしょう。日本を通過するときは発射直後でしょうがアメリカに到達するまでには時間がかかるから「時間が経ってから打ち落とす」方が楽でしょう。
 結局
1)「アメリカめがけてミサイルが発射される」という想定が非常識な上
2)そのミサイルを日本から撃墜する必要があると言う想定もまた非常識なわけです。
 別に「日本がミサイル撃墜」をしなかったからと言って「在米日本人を見捨てたこと」になんかなりません。
 そんなことを日本がしなくても米国が打ち落とすから問題ない。在米日本人がミサイルで死ぬことなんかあり得ない。米国も日本が打ち落とすことなんか期待してないでしょう。それとも島田は「ミサイルによる在米日本人死亡」を問題にしてるのではなくて「打ち落とさない日本に怒った米国政府が在米日本人に嫌がらせするかも知れない」というんでしょうか。そこまで米国もバカじゃないでしょう。それ明らかに違法行為で差別ですからね。
 つうかそう言うことを言う島田は「戦前日本が実行した真珠湾攻撃」をどう理解してるんですかね。アレは文字通り「日本政府が在米日本人を見捨てた」わけです。
 「日本政府の動向に詳しい一部の人間」を除いて在米日本人にとって「真珠湾攻撃」は青天の霹靂でした。在米日本人たちは「日本は俺達を見捨てた」と悲しむと共に「怒った米国人が報復するんじゃないか」という恐怖を感じたでしょう。
 そしてその恐怖は残念ながら「日系人収容所」と言う形で現実になるわけです。戦後「米国政府が自らの非を認め、日系人に補償したこと」がせめての慰めですが。


■朝日や沖縄2紙が「本気でつぶれたらいいと思う」*58は暴言か
http://island3.exblog.jp/24636417/
 「単に願望を述べただけだし、ろくでもないメディアを批判して何が悪い」と強弁する島田ですが、言うまでもなく暴言ですよねえ。
 たとえば「インドのモディ首相(ヒンズー主義政党出身)」が「非ヒンズー教徒(仏教、キリスト教イスラムなど)にはインドから出て行って欲しい」と言ったら*59これは暴言でしょう。「力尽くで追い出すと言ってない、願望を言っただけだ」なんてそんな馬鹿な話はない。
 あるいは「島田が大嫌いな政治家やそのブレーン(今回の百田的存在)」、たとえば「韓国の朴クネ大統領やそのブレーン」「中国の習近平国家主席やそのブレーン」が今回の百田のように「××新聞(朴氏や習氏に批判的なメディア)には潰れて欲しい」などと言ったらこれは「潰すと言ってないからただの願望を述べた」ことになるのか?。いざとなれば朴氏、習氏は「メディアに対して権力行使できる」わけですからこれまた、ただの願望の訳がない。島田も自分の百田擁護を棚に上げて「朴(習)氏の言論弾圧だ」と騒ぐでしょう。
 中国は「ダライラマには各国政府首脳は会わないで欲しい」とよく言ってますがアレも「単に願望を述べたに過ぎない」のか。そんなことはないわけです。権力を持たない一般人ならともかく「中国政府」には「会った国に対していざとなれば報復措置を発動することができる」わけです(実際にも発動してるようですがここでの問題は「発動可能かどうか」ですので実際に発動したかどうかは問題ではありません)。
 あるいは政権与党時代・民主党の勉強会に招かれた講師が百田のように「読売や産経、文春や新潮は本気で潰れたらいいと思う」と言ったら島田は「願望を述べただけだから言論弾圧とは思わない。だから問題にしない。私は『何言ってるんだ、素晴らしいメディアじゃないか』とは思うが」と言って大して問題視しないのか(おそらくそんなことはなく「民主党言論弾圧」と大騒ぎでしょう)。
 まあ何でもいいんですが「権力者や権力者のブレーン的存在」が何か言ったらそれは「ホニャララしてほしい」と言う表現でも、もはや「ただの願望を述べた」てことにはなりません。百田は安倍にNHK経営委員に選ばれたり、対談したり、共著*60を出したりした過去がある「安倍に近い人間(ある種の権力者)」で、放言した場所も「自民党の勉強会で講師として」です。権力を持たない一般人が居酒屋で「朝日なんか潰れればいいんだ」と放言したのとは訳が違う。
 大体「経団連に要望して広告を減らしたい」なんて願望で済むような話なんでしょうか。
 また島田が滑稽なのは「朝日や沖縄2紙には問題がある」として「潰す発言」しか問題にしないと言う事でしょう。結局百田暴言全てを正当化することなど島田にすらできないから「反論対象を潰す発言に限定する」わけです。姑息な話です。
 百田には「潰す発言」の他にも以下の暴言があります。既に指摘していますが改めて指摘しておきます。
A)「中国が沖縄の島を攻撃すれば県民も目覚めるのでは」と放言
B)軍用地地主が皆金持ちであるかのように百田は言ってるが、地主の地代は54%が年100万円未満でたいした金額ではない。百田発言は大嘘
C)普天間基地が「田んぼの中にできて」それから基地周辺に町ができたかのように百田は言ってるが、普天間基地は前から町の中心であり、百田発言は大嘘
と言う問題もあります(B、Cについては詳しくは沖縄タイムス『百田氏発言「普天間飛行場、元は田んぼ」「地主年収、何千万円」を検証する』(http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=121681)参照)。
 これらA)〜C)の暴言について島田が一切触れずなかったことにしてしまうのは「繰り返しになりますが」さすがの島田も反論不能と思ってるからでしょう。
 ただ沖縄県民にとっては「沖縄2紙を潰したい」も充分不愉快でしょうが「基地問題についての無知」「沖縄県民への差別感情」をさらした「A)〜C)の暴言」のほうがもっと許し難いんじゃないか。
 したがってA)〜C)暴言に対応すべきですが島田には「沖縄の思い」なんか目に入ってはいません。とにかく百田を擁護できればいいのであって「沖縄なんか力でたたきつぶせばいい」としか島田はおそらく思ってない。
 島田のような輩を「保守」「愛国者」て言っていいんですかね。「沖縄県民は同じ日本人、同胞」なのにそれを無視して外国(米国)にへいこらする。どこが「保守」「愛国者」なんでしょうか。


■360度迎合男枝野幸男*61の場当たりを突いた西修*62教授*63国会発言
http://island3.exblog.jp/24633704/
 枝野民主党幹事長が「平成25年10月号の月刊文春」に「集団的自衛権の必要性を唱える論文」を書いてたことを理由に「枝野の安倍政権批判はおかしい」と強弁する西と島田です。
 仮に枝野氏が「今も集団的自衛権容認論者だとしても」、西と島田の批判は成り立ちません(本当は西も島田もそんなことは良くわかってるでしょうが)。
 というのも今問題になってることの一つは「安倍の『集団的自衛権容認』の解釈改憲がまともかどうか」だからです。
 安倍が「まずは集団的自衛権を合憲化する憲法改正をしたい、今国会にそう言う憲法改正案を出したい」と言って枝野氏が反対すれば「お前、平成25年10月には集団的自衛権容認だったじゃねえか。いつ考えが変わったんだ」と言う批判は当然あり得る。
 でもそうじゃないですからね。枝野氏は何も論文において「安倍流の無茶な解釈改憲まで正当化してるわけではない」。
 とはいえ島田や西の因縁付けとは関係なく「平成25年10月号の月刊文春に枝野氏が書いた集団的自衛権の必要性を唱える論文」をどう考えるかは重要な問題です。
 もし安倍が「そんなに集団的自衛権容認の解釈改憲はするなと言うなら集団的自衛権容認の明文改憲するよ、それでいいだろ」と言った時、枝野氏と彼が幹部を務める民主党は安倍を批判出来るのか?
 また枝野氏は内心では「安倍の解釈改憲でも集団的自衛権行使OK、日米同盟は何よりも大切だ」と思ってて民主党が安倍とこの法案について変な所で妥協したり、あるいは「この法案が仮に不幸にして成立した後」、この法案に基づく自衛隊海外派兵に民主党が賛成しないかと言う疑惑があるわけです。
 西や島田の因縁付けとは関係なく集団的自衛権問題について「枝野氏が安倍の同類かも知れない」「民主党自民党の同類かも知れない」という疑惑については今後も注意していく必要はあるでしょう(だからこそ俺は民主党を支持しないで共産党を支持するわけですが)。その意味では島田や西の考えに関係なく護憲派にとっては「西、島田GJ」とは言えるかと思います。
 なお、この枝野論文については赤旗が以前批判記事を書いているので紹介しておきましょう。
赤旗『民主・枝野氏が「改憲私案」、集団的自衛権行使・多国籍軍参加容認』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-09-10/2013091002_02_1.html
 なお島田は「何故言う事が枝野は以前と違うのか」としていますがそれはむしろ安倍ら自民党に当てはまることでしょう。彼らは「憲法改正は困難だが不可能ではない」「従来の政府見解(集団的自衛権行使は違憲)を変更する無理な解釈改憲するより明文改憲で解決しよう」と考え以前は「集団的自衛権容認の解釈改憲」など口にしていませんでしたが
1)「明文改憲が思ったより困難と認識が変わる」とともに
2)「早く集団的自衛権を行使しろと米国がせっつく」がゆえに
急転回し「解釈改憲という無理筋」に態度を変えるわけです。


■韓国「保守」紙のいかがわしさ―朝鮮日報と加藤記者問題
http://island3.exblog.jp/24630874/
 そもそも「朝鮮日報を引用しただけ*64名誉毀損で起訴された産経の加藤前ソウル支局長)」なんて何の言い訳にもなりません。日本国内の裁判判例でも「共同通信時事通信の配信記事でも掲載したメディアには民事賠償責任が発生する、共同や時事を信じたから責任はないなんて言い訳にならない。信じた正当理由がないとダメ」と言う話だったと思います。
 そして「朝鮮日報の出廷拒否*65の是非」はともかく「出廷してソースを明らかにしてもらおう*66」なんて産経は虫が良すぎます。どこの世界にそんなに簡単にソースをばらすメディアがあるのか。産経だってデマ報道発覚(例:宇治山田商業高校学ラン事件*67)の時に「ソースは秘密」として居直ってるじゃないですか(毒)。出廷しても「ソースについては証言拒否される」だけでしょう。
 出廷拒否の結果「朝鮮日報の出廷拒否が許せない」と逆ギレするのだから島田や産経には心底呆れます。


北岡伸一氏は学者か―侵略と軍事力行使の違いすらわきまえず
http://island3.exblog.jp/24629019/
 北岡について「あの人はもはや学者じゃない」と言う批判は「安倍の走狗として集団的自衛権容認論に荷担したと言う事」では存在します。ただ島田のような変な理由での批判は「島田と同レベルの極右以外」ではありませんし、島田の方こそ「学者と言うより右翼活動家」でしょう。

氏は、「侵略の定義が定まっていないという批判は間違いです。他国に軍隊を送り込み、人を殺傷し、財産を奪い、主権を制限する。これが侵略です」と言う。

 まあ、北岡の言うとおりです。安倍が重用するような極右男・北岡でも「日中戦争や太平洋戦争は侵略じゃない」なんて言ったら後がやばい位の智恵はあるわけです。
 まあ、単に北岡は「欧米や中韓とのビジネス」に配慮して、狡猾なだけで、この男が「日本の戦争責任問題」で言ってる事など基本的に何の評価にも値しません。何せ北岡は毎日新聞のインタビューで「米国人学者の慰安婦共同声明」に「米国人学者の誤解だ」と醜い言い訳する程度のゲス右翼です。慰安婦問題での安倍政権の態度に問題があることを認める気は「安倍の飼い犬・北岡」には認める気はかけらもないわけです。さすがに「日中戦争、太平洋戦争全面正当化」は無理でも、慰安婦問題という個別の問題ならごまかせるとでも北岡は思ってるのでしょう。全く北岡は不誠実で不道徳な男です。北岡のようなゲスには怒りを禁じ得ませんね。「坊ちゃんの赤シャツ教頭」みたいな存在、つまり本性はゲスのくせにうわべを取り繕ってるのが北岡です。坊ちゃんが赤シャツや野だいこにしたように「生卵を1人当たり5発ほどぶつけて*68やりたい存在」が北岡です。
 一方そう言う智恵がないのが島田です。まあ、ある意味島田は「正直者」なのかもしれません。どっちにしろゲスであることには島田も北岡も変わりはありませんが。

 それなら、日本に進駐し、その過程で日本人を殺傷し、占領軍用に施設を接収し、主権を厳しく制限したアメリカは、日本に対して「侵略」したということになる*69はずだ。チベットウイグル南モンゴル*70を併合*71した中共の行為なども当然「侵略」だろう。
 ところが北岡氏は、それら諸国のそれら行為は侵略と呼ばず、日本にのみ、なぜか憑かれたごとく「侵略と認めよ」と迫り続ける。

と言い出すんだから唖然です。なら北岡が「中国の行為は侵略だ*72」と言ったら島田は「日本の行為は侵略だという北岡」に賛同するのか。
 結局島田は「米国のした行為(原爆投下など)」を心底批判したいわけでもなければ、「中国の少数民族統治を侵略として批判し、少数民族の立場を少しでも良くしたい」わけでもない。
 一部のネオナチが「ユダヤイスラエル)はパレスチナを侵略してる」といってホロコーストを免罪しようとするのと似たり寄ったりの愚行です。
 単に自らの居直りの材料としてるだけなのだから島田は本当に屑でバカです。

*1:だからこそ彼の文章が産経に載るわけです。

*2:岡本氏の肩書きを産経が「三菱マテリアル社外取締役」としない理由がよく分かりません。三菱マテリアル社外取締役と書いてはじめて岡本氏のこの文章の意味が理解できると思うのですが。残念ながら岡本氏も何故か、「三菱マテリアル社外取締役として三菱の謝罪行為について説明する」という書き方ではない。一応、『1週間前、ロサンゼルスで、ある日本企業が米国の元戦争捕虜たちに謝罪し、和解した。戦争中に900人の捕虜を劣悪な環境で強制労働させたことへの謝罪だった。私もその企業の社外役員としてその場にいた。』とは書いてますが「三菱マテリアル」とははっきり書いてません。従ってこの文章だけでは多くの人には岡本氏が何が言いたいのか分かりづらいでしょう。

*3:岡本氏曰く「中韓のケースと違い金銭要求はなかった」そうですから謝罪しやすいというのはあったのでしょう。

*4:正式に謝罪した米国人捕虜と違い、中国人労働者は「謝罪の方向」であり、「謝罪文言や補償金額で争いがあるのか」、正式にはまだ謝罪していませんが。まあいずれ謝罪するのでしょう。

*5:別にこの三菱の件に限りませんが多くの日本企業は中国市場を重視してるわけで島田ら極右のような中国敵視など論外です。

*6:芸人という言葉は最近では「お笑い芸人」を連想させますからそこは「芸能人」「タレント」「俳優」とか言うべきじゃないですかね。島田だと本気で「バカキャラ」つるのを「お笑い芸人」扱いしてるのかも知れませんが。

*7:永世棋聖

*8:しんぶん赤旗主催

*9:十八世名人(ただし引退後に名乗れる)

*10:十九世名人、永世王位名誉王座永世棋王、永世棋聖永世王将(ただし全て引退後に名乗れる)。また現在、名人・王位・王座・棋聖の四冠

*11:個人サイト(http://www.masuzoe.gr.jp/)。第一次安倍、福田、麻生内閣厚労相新党改革代表などを経て都知事

*12:平岩氏は制裁に反対してるのに酷い記事タイトルです。北朝鮮関係記事ほど読んでて日本マスゴミのゴミぶりに呆れる記事もありません。

*13:関西大学教授。著書『朝鮮総連と収容所共和国』(1999年、小学館文庫)、『暴走国家・北朝鮮の狙い』(2009年、PHP研究所)など

*14:関西学院大学教授。島田ら巣くう会一味と違いまともな北朝鮮ウオッチャーとして扱われているお方。著書『朝鮮民主主義人民共和国中華人民共和国:「唇歯の関係」の構造と変容』(2010年、世織書房)、『北朝鮮:変貌を続ける独裁国家』(2013年、中公新書)、『北朝鮮は何を考えているのか:金体制の論理を読み解く』(2013年、NHK出版)

*15:静岡県立大学教授。島田ら巣くう会一味と違いまともな北朝鮮ウオッチャーとして扱われているお方。著書『北朝鮮で何が起きているのか:金正恩体制の実相』(2013年、ちくま新書)など

*16:おそらく動員などないでしょうが

*17:著書『憲法と平和を問いなおす』(2004年、ちくま新書)、『憲法とは何か』(2006年、岩波新書)など

*18:安倍も「百田をNHK経営委員に再任しなくて良かった」と思ってることでしょう。別に百田は「再任されないから緊張感がなくなってこういった」わけではないでしょうから。もちろんまともな人間なら百田なんかそもそも委員に任命しませんし、「田母神の都知事選応援演説」で「他の候補は皆人間のクズ(もちろんこのクズには自民・公明が支援した舛添候補(現都知事)も入ります)」「南京事件は戦後に連合国が捏造した」なんて放言した時点で委員から更迭すべきですが。

*19:安倍が首相である以上「私的談話」なんて言い逃れは通りませんが。だったら「私的上陸だ」と言えば李明博・韓国大統領(当時)の竹島上陸は問題なかったのかと言う事です。

*20:日本将棋連盟会長。17世名人(ただし引退後に名乗れる)

*21:http://cgi2.nhk.or.jp/goshogi/shogitou/tournament.cgiを見れば分かるが羽生などはシード権ありで2回戦からスタート。

*22:2007年に川辺町・知覧町頴娃町が合併して南九州市。特攻基地は知覧町にあった

*23:オシフィエンチムポーランド名です。ドイツ名の「アウシュビッツ」といえば「ああ、あそこね、行ったことはないけど名前なら知ってる」と言う人も多いでしょう。

*24:知覧町議、知覧町長を経て南九州市

*25:特攻隊の多くが「航空戦経験の少ない未熟な学徒兵だった」事は有名な話です。

*26:たとえば特攻隊そのものはホロコーストと違って民族差別ではない。朝鮮、台湾出身の特攻隊員が差別されていたとしてもそれは「特攻隊の本質」とはまた別問題でしょう。

*27:中曽根内閣文相、自民党政務調査会長(宮沢総裁時代)、宮沢内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相

*28:鳩山内閣財務副大臣菅内閣財務相を経て首相。

*29:ただし島田は全てを文科官僚のせいにして文科相の下村は絶対に批判しないでしょう。これまた「民主党政権時代の文科相(たとえば野田内閣文科相田中真紀子氏)」だったら「文科相の責任だ、大臣を辞めろ」と糞味噌でしょうが。島田とはどこまでもデタラメな男です。

*30:個人サイト(http://www.edano.gr.jp/)。鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相などを経て現在、民主党幹事長

*31:個人サイト(http://www.yamashita-yoshiki.jp/)。書記局長代行を経て現在、書記局長

*32:日本新党新党さきがけ」出身ですから左派とは到底言えません。

*33:野田内閣環境相民主党幹事長(海江田代表時代)を経て現在、政策調査会長

*34:鳩山内閣国交副大臣菅内閣国交相を歴任

*35:鳩山、菅内閣防衛大臣政務官、野田内閣防衛副大臣を歴任

*36:そんな事をしてもあちらに何のメリットもないですからやるわけがないでしょう。

*37:神戸大学名誉教授。著書『日米戦争と戦後日本』(2005年、講談社学術文庫)、『占領期:首相たちの新日本』(2007年、講談社学術文庫)など

*38:著書『キリスト教所有権思想の研究』(2003年、南窓社)

*39:著書『条約改正史』(2000年、有斐閣)、『大隈重信政党政治:複数政党制の起源・明治十四年〜大正三年』(2003年、東京大学出版会)など

*40:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*41:竹下内閣官房長官、橋本内閣外相などを経て首相

*42:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相などを経て首相

*43:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て現在、国家主席、党総書記、国家中央軍事委員会主席、党中央軍事委員会主席

*44:懲戒処分の内容にも寄りますが「口頭注意」ならまだしも「降格だの減給だの退職勧奨だの」だったらさすがに彼女も裁判沙汰にするんじゃないですかね。そして裁判沙汰にされたら確実に国が負けるでしょう。

*45:鳩山内閣国交相菅内閣外相、民主党政策調査会長(野田代表時代)、野田内閣国家戦略担当相など歴任

*46:社民党政策審議会長、国会対策委員長鳩山内閣国交副大臣などを経て現在民主党政策調査会長代理

*47:那覇市議、沖縄県議、那覇市長を経て沖縄県知事

*48:小泉内閣国家公安委員長財務相自民党政務調査会長(福田総裁時代)、福田内閣国交相、第二次安倍内閣法相などを歴任

*49:政府が「歴史を政治問題化するとき」は何も中国に限らず「歴史は政治」でしょう。ただ「中国人一般にとって歴史が政治なのか?」と言ったらそんなことはないでしょう。「歴史の当時者がその歴史を政治問題化しようとする場合(たとえば「日中戦争」の被害者が日本に経済的補償を求めるとき)」以外はほとんどの人間にとって歴史などある意味どうでもいいことです。

*50:まあ、言う必要がなければ何も言わないでしょう。ただ必要があれば言うと。香港返還交渉の時なんかは「アヘン戦争という汚い戦争で奪い取った香港を英国が中国に返すのは当然だ」とか言ってたんじゃないか。

*51:岸内閣郵政相、自民党政務調査会長(池田総裁時代)、池田内閣蔵相、自民党幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣通産相などを経て首相

*52:池田内閣官房長官自民党政務調査会長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、三木内閣蔵相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相

*53:レーガン政権国防次官補、ブッシュ子政権国務副長官を歴任

*54:2007年3月、米下院で審議されていた従軍慰安婦問題をめぐる対日非難決議案をめぐって、「河野談話から後退したら、日米関係は破壊的になる」という趣旨の発言をおこない、河野談話を当時の安倍首相が継承することを要求した(ウィキペ「シーファー」参照)。

*55:ボルトンはあまりにも極右過ぎるので議会で民主党どころか共和党(穏健派)の同意もとれず結局「短期で大使辞任に追い込まれてる」んですが

*56:島田のことだから3大ネットワーク(ABC、CBSNBS)とかニューヨークタイムズワシントンポストとかじゃなくて極右のFOXじゃないか?

*57:もちろん迎撃ミサイルですが

*58:ちなみに俺個人は勿論各種ウヨメディア(産経、文春、新潮など)と各種ウヨ団体(国基研、救う会など)に「本気で潰れて欲しい」と思っています。

*59:なおここに出した話は全て「思考実験のための架空の話」であり事実ではありません。

*60:対談の書籍化らしい

*61:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相などを経て現在、民主党幹事長

*62:著書『日本国憲法を考える』(1999年、文春新書)、『日本国憲法はこうして生まれた』(2000年、中公文庫)など

*63:島田の原文のまま。正確には「名誉教授」です。

*64:実際には「引用しただけ」ではなく産経流の加工を加えてるようですが。

*65:ただし出廷拒否の理由や「自らの記事や産経記事についての評価」などを文書にして提出したそうです。

*66:もちろん明らかにした結果「そんなんまともなソースじゃねえ。やっぱ無責任デマ報道ジャン」となる可能性はありますが産経はその場合でも「朝鮮日報をデマ報道仲間として道連れにして自分の罪を軽くできる」とでも思ってるのでしょう。

*67:このデマ報道の顛末については例えば黙然日記『また産経の捏造報道が発覚』(http://d.hatena.ne.jp/pr3/20070831/1188528795)参照

*68:「坊ちゃんの場合」故意にやったと言うよりは、「後で食べるつもりで買った卵」を「短気な坊ちゃんがぶち切れて全部投げつけた」て話ですが

*69:結局島田らウヨは反米であり「昔はソ連、今は中国」と対決するためへいこらしてるだけなんでしょう。

*70:何故かウヨ連中は内モンゴルと言いたがりません。しかし楊海英の司馬賞受賞後は本当にウヨ連中も内モンゴルについて騒ぐようになりましたね(苦笑)。受賞前は完全に無関心だった癖に。

*71:併合も何も中華民国時代から中国の領土ですけど。

*72:さすがに北岡は「米国の行為は侵略だ」とは言わないでしょう。日本の侵略に対する反撃ですからね。