今日の産経ニュース(3/1分)(追記・訂正あり)

拉致被害者家族・救う会「最終決戦のとき」 北報告なし、首相との面会要望…新運動方針を決定
http://www.sankei.com/world/news/150301/wor1503010027-n1.html
 何がどう「最終決戦」なんですかね。しかも「新方針」といったところで内容は「早く制裁強化しろ、追加制裁しろ」でしかないんだから全然新しくありません。家族会もいつまで巣くう会につきあって非建設的な愚行をすれば気が済むんですかね。


■【新報道2001抄録】自民・鶴保氏「政治献金の把握、限界もある」
http://www.sankei.com/politics/news/150301/plt1503010015-n1.html

 自民党鶴保庸介*1参院政審会長が閣僚の政治資金問題や、不動産への中国資本流入などについて語った。
(中略)
フジ
「中国人が投資目的で日本の空き家を購入している」
鶴保氏
「不動産投資については、海外の資本をもっと積極的に入れるべきだ。中国に対する生理的なイメージが先行している気がする。例えば、これが欧米の親日的でイメージの良い国だった場合はどうか。少し冷静に考えるべきところがある」
フジ
「安全保障上の問題もあるのでは」
鶴保氏
「米国には不正な取引を無効にする法律があり、日本でも考えたらどうかという話がずっとある。ただ、さまざまなハードルがある。国民的議論を醸成すべきだ」

 中国云々と言う部分はフジテレビ側の「フジサンケイグループらしい反中国ぶり」と、さすがにそこまで右翼な話にはついて行けないらしい鶴保氏の「まともさ」を浮き彫りにしてると思います。これが稲田政務調査会長、萩生田自民党総裁特別補佐辺りの右翼議員だったら、フジに調子に合わせて何言うか分からない怖さがありますが。


■防衛相、邦人救出で公明に反論 「自衛隊は特殊訓練実施、装備・能力ある」
http://www.sankei.com/politics/news/150301/plt1503010013-n1.html

 中谷元(げん)防衛相は1日、自衛隊による在外邦人救出を可能にするための法整備に重ねて意欲を示した。公明党などが自衛隊の装備や能力の面から「非現実的だ」と批判していることに対し「自衛隊は特殊な訓練も実施し、装備、能力も保有している」と反論した。

 無茶苦茶言うなって心から呆れますね。どうせ本気で救出できるなんてかけらも思ってなくて、「自衛隊海外派兵について国民を丸め込むための口実」でしょうけど。


■【子供たちに伝えたい日本人の近現代史(97)】国民を「安保反対」へかりたて、「反米」に舵切った社会党
http://www.sankei.com/column/news/150301/clm1503010009-n1.html
 「社会党がかりたてた」というより「安保に批判的な声は保守にも一定程度あり、それに背中を押された社会党安保闘争に突入した」と見るべきでしょう。そして安保闘争イコール反米ではない(もちろん反米的な人もいますが)。そもそも初期においては「平和主義」という社会党の立場とは別の「自主武装」という保守的な立場からの安保への否定的な態度もあったわけですが今や産経にとって「保守なら安保支持は当然」になるわけです。


古事記を“熱演”する園児たち…「因幡の白兎」を披露、奈良・西大和保育園
http://www.sankei.com/west/news/150301/wst1503010022-n1.html
 まあ、これだけでは何とも評価出来ませんが「例の塚本幼稚園みたいな右翼保育園」だったら嫌だなあとは思います。

*1:小泉内閣国交大臣政務官、第2次安倍内閣国交副大臣などを歴任。