「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(3/16分:島田洋一の巻)(追記・訂正あり)

■島田のツイッター(2015年8/23〜)

謙虚な心を欠く生臭坊主の典型。 まあ、もう改心は無理だろう。
@瀬戸内寂聴さん、法話で首相批判 「民の心聞こうとしない」:話題のニュース:中日新聞(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015092001001339.html

 やれやれです。単に「安倍批判は許さない(島田)」と言うだけの話に過ぎず、思いつくままの悪口雑言を吐いてるだけですのでまともに相手するのもバカバカしい話です。

民主党の津田。こういう男が、戦場のどさくさに紛れてレイプ事件を起こす*1のだろう。厳罰に処すべきだ。
@【大沼議員セクハラ暴行疑惑】辻元氏「しっかり調査して対応したい」 次世代・和田氏、民主議員の“セクハラ暴行”糾弾
http://www.sankei.com/politics/news/150920/plt1509200010-n1.html

 島田らしいツイッターではあります。記事を読む限り「当事者たる津田議員」の発言がないのでこれだけでは何とも評価しようがないと思いますが「相手が敵視している民主党議員なら不十分な情報でも罵倒しまくる」というのがゲス右翼「島田」の流儀のわけです。

ファシズム政権のトップに相対的にどれだけ歓待されたかが気になって仕方ないらしい。
この国の政府とメディアの愚かさは超宇宙級だ。
@【抗日70年行事】朴大統領の厚遇ぶりに韓国メディア好感
http://www.sankei.com/world/news/150903/wor1509030059-n1.html

 わざわざ訪問したのに冷遇されたらその方が韓国にとって問題だと思うんですけどね。隣国のわけですし。なお、北朝鮮は「金正恩は来ず」、また代わりに来た北朝鮮高官も「朴大統領に比べたら軽い扱い」ということで今後の中韓関係、中朝関係に注目でしょう。もちろんそこから「中国は北朝鮮を見捨てた」として、北朝鮮打倒論を唱えるのは馬鹿げていますが。
 なお、島田や産経の言う『韓国メディアの好感』については以下の記事を紹介しておきます。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/09/03/2015090300857.html
朝鮮日報『【社説】外部の視線を意識せざるを得ないほど良好な韓中関係』
(前略)
 習主席はその中で朴大統領とのみ単独首脳会談を行い、また昼食も共にした。韓中両国政府や外交関係者の間では、現在の両国関係を「過去最高」と評価する声が相次いでいる。
 朴大統領と習主席との首脳会談は今回が6回目で、朴大統領は各国の首脳の中で習主席と会った回数が最も多い。これに対してかつては「血盟」などと呼ばれていた北朝鮮と中国は、今のところ首脳会談が開催される気配は全く見られず、まさに断絶状態と言っても過言ではない。北朝鮮朝鮮労働党金正恩キム・ジョンウン)第1書記は2012年に権力を握ったが、それからまだ1回も中国を訪問しておらず、習主席と顔を合わせたことさえ一度もない。この対照的な状況は、中国が韓半島朝鮮半島)政策において韓国と北朝鮮のどちらを重視しているかを端的に示すものだ。
(後略)

外務省のNo.1御用学者たるこの人物らしいコメントだ。
@70年談話の侵略「できれば一人称で」…北岡氏 : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150831-OYT1T50078.html?from=tw

 個人的には意外な発言です。北岡は「安倍の審議会で座長や座長代理をたびたび務める」安倍の「御用学者筆頭」なのでこういう事は言わないと思ってたんですけどね(まあ、北岡曰く「おおむね満足してる」そうですが)。一方、北岡とは違い、安倍に冷遇されてるのが島田です。「北岡を非難するのなら」、北岡を重用する安倍も非難しないと筋が通らないのですが安倍批判はしない、できない島田です。内心では「北岡なんか審議会委員にするな」「俺を何故審議会委員にしない」「櫻井よしこ中教審委員にして、八木秀次教育再生実行会議委員にして、百田尚樹NHK経営委員にして、何故俺を何の委員にもしないんだ」と安倍を恨んでるんじゃないかと思いますが。

もともと阿呆だったが、怖いまでの阿呆になった。
@【安保法制】国会前集会発言集(1)「安倍は人間じゃない。たたき斬ってやる」山口二郎*2法政大教授
http://www.sankei.com/politics/news/150831/plt1508310040-n1.html

 まさに「お前が言うな」ですね。この山口氏の発言、

「人間じゃない、叩き斬ってやる」は言い過ぎだ

と思われる方は「アンチ安倍」でもいるかもしれませんが、少なくとも「この山口発言よりもっと酷い発言」が多い島田が非難出来る資格はないでしょう。大体世間からそれなりの政治学者として認められてる山口氏を「なんちゃって政治学者、ただの右翼活動家」で「山口氏と違って著書*3もろくにない」島田がよくもまあ偉そうに阿呆呼ばわりできるもんです。
 そもそも産経記事を読めば分かりますが、これは

 安倍首相は安保法制、国民の生命と安全のためと言っているが、こんなものは本当に嘘っぱち。まさに生来の詐欺師が誠実をかたどったものだ。安倍政権は国民の生命、安全なんて、これっぽっちも考えていない。その証拠に先週、(東京電力)福島(第1)原発事故の被災者に対する支援を縮小する閣議決定した。線量が下がったから、もう帰れ。本当に人でなしの所業だ。
 昔、時代劇*4萬屋錦之介が悪者を斬首*5するとき、『たたき斬ってやる』と叫んだ。私も同じ気持ち。もちろん、暴力をするわけにはいかないが、安倍に言いたい。お前は人間じゃない! たたき斬ってやる! 民主主義の仕組みを使ってたたき斬ろう。

というわけで別にテロの呼びかけではありません。「叩き斬る」とは「安保法制阻止」「安倍政権打倒」の意味でしかありません。
 まあ記事を読まなくても「叩き斬ってやりたいほど安倍に怒りを感じてる*6くらいの意味だろ」と「この山口発言を『乱暴すぎないか?』と支持しない人間でも」、普通の人間は思うでしょうが。
 産経もまあ、汚い印象操作を見出しでするもんだと思います。
 とはいえ
1)「いくら何でも大学教授がテロの呼びかけはしないだろう、要するにそれほど安倍政権に怒りを感じてる、一日も早く打倒したいって意味だろ、まあ、でも一応記事を読んでみるか」
2)「やっぱ俺の予想通りだったわ、産経もやることが汚いな」
ということで産経の行為はかえって逆効果の気もしますが。
 ちなみにこの『叩き斬ってやる』については以下の山口氏サイトもご覧下さい。

http://yamaguchijiro.com/?cid=10
■人でなしの政治(山口二郎)(初出;東京新聞「本音のコラム」2015年8月30日)
 安倍首相は安保法制について、国民の安全を守るためと言い張る。
(中略)
 八月二五日、政府は福島第一原発の被災者のうち、放射線量が比較的低い地域の人たちへの支援の基本方針を見直し、閣議決定した。「(福島から)新たに避難する状況にはない」との一文を加えたと、新聞は報じている。生活基盤を失った被災者に対して、線量が低い地域に戻らないのはお前らの勝手だから、これ以上は支援しないと宣告したわけである。
(中略)
 人でなしの所業としか言いようがない。
 こんな人でなしたちが、安保法制を作って何をしようというのだ。国民の生命、安全などという御託を信じてはならない。安倍首相以下政府与党の首脳が国民の生命、生活をいかに軽んじているかは、この一事をもって明らかである。昔のテレビ時代劇「破れ傘刀舟(注:悪人狩り)」の中で、萬屋錦之介演じる主人公が最後に「てめえら人間じゃねえ、叩き斬ってやる」と悪者を成敗していた。私は(注:もちろん平和主義者として)暴力を否定するが、気分としてはこう叫びたい。
 今日は午後二時から国会前で安保法制に反対する大集会が開かれる。人でなしたちを叩きのめすために、みんなで集まろう。

この「安保関連法案に反対するママの会」(略称*7、あほママの会)は、現に「殺している」北朝鮮中共には何も言わないわけだ。
中日新聞『安保反対ママが各党議員に訴え 「誰の子も殺させない」』
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015082701001851.html

 アホかとしか言いようがない。
 別に北朝鮮や中国に限らず「外国のことに興味のある日本人」なんてそんなにいないでしょう。
 「現に反体制派を殺してるエジプト軍事独裁許すまじ」「イランやサウジが同性愛を処罰対象にしてること許すまじ」とかそう言う日本人はあまりいない(もちろんいたっていいし、「いたら」その方を俺は尊敬し評価すると思いますが)。
 先ず第一に「外国のこと」は自分にあまり関係ない。
 第二に外国相手にそんな事言ったってあまり成果がないじゃないですか。外国の選挙権行使できるわけでもないし。一方、日本国内のことならデモをすれば効果があるわけです。安倍が現時点では参院での可決に踏み切れない「理由の一つ」はこうしたデモの存在でしょう。
 つうか「外国の問題」に限らず、国内限定だってこのママさんたちが「安保法案以外の問題」に必ずしもコミットしてるわけでもないでしょう(勿論コミットしてるママさんもいるでしょうが)。たとえば「日本が世界に誇る芸術・文楽を橋下の弾圧から守れ」「橋下は自らの暴言を慰安婦に謝罪せよ」とかそういうことはこのママさんたちは必ずしもしてないでしょう。それはある意味、仕方がない。人間誰だって自分に関係すること、自分が興味あることにコミットするわけです。もちろんコミットしないということは単に「興味がない」と言うだけで別にそれは「中国や北朝鮮の政治を全肯定してる」「エジプトの軍政を支持してる」「イランやサウジの同性愛差別を支持してる」「橋下を全肯定してる」ということを意味しないわけです。
 つうか島田も「中国や北朝鮮の人権問題」をまともに考えてるわけでもない癖にくだらない因縁つけんなて話です。

ナチスの軍事パレードにいそいそと出席するのと同じだ。
@中国・抗日戦勝記念に朴槿恵大統領ら30カ国の首脳級*8が出席 欧米は欠席*9
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150826/frn1508260846003-n1.htm

 島田は全くもって出席国に失礼です。
 ちなみに朝日新聞http://www.asahi.com/articles/ASH8T5TT2H8TUHBI02X.html)に寄れば、出席者は

http://www.asahi.com/articles/ASH8T5TT2H8TUHBI02X.html
【大統領(国家主席)が出席】
 ベラルーシチェコボスニア・ヘルツェゴビナコンゴ民主共和国、エジプト、カザフスタンキルギスラオス、モンゴル、ミャンマーパキスタン、韓国、ロシア、セルビア南アフリカスーダンタジキスタン東ティモールウズベキスタンベネズエラベトナム
【首相が出席】
 エチオピア、バヌアツ
【国王が出席】
 カンボジア
【閣僚級が出席】
・副大統領:アルゼンチン、キューバ
・副首相:タイ
・下院議長:アルジェリアポーランド
・外相:フランス、イタリア、ハンガリーリビア
・国防相チュニジア、ブラジル
【政府代表が出席】
・元副首相:ニュージーランドシンガポール
・駐中国大使:米国、カナダ、ドイツ、ルクセンブルクパプアニューギニア 

などだそうです。
 このうち
「第二次大戦での日本の被害国、敵国=ラオス、モンゴル、ミャンマーパキスタン、韓国、ロシア、東ティモールベトナムカンボジア、タイ、シンガポールパプアニューギニア、米国など」
「第二次大戦でのドイツの被害国、敵国=チェコボスニア・ヘルツェゴビナ、ロシア、セルビアポーランド、フランス、イタリア、ハンガリーなど」といったところでしょうか。
 産経記事が欠席としてるのはあくまでも「欧米主要国(米英仏独伊)は首相や大統領は出席しない」「米国、英国、ドイツは閣僚は出席しない」というだけで

・大統領、首相が出席しない代わりにフランス、イタリアは外相が出席。
・閣僚が出席しない米国、ドイツ、英国も駐中国大使(米国、ドイツ)や前司法相(英国)を出席させる

というんだから島田が大喜びできる話じゃありません。島田が紹介する産経記事が「日本が戦場にしたフィリピンやインドネシアは出席しない(フィリピンは領土問題で中国ともめてるからだろう)」とだけ書いて「日本が戦場にしたベトナムカンボジアミャンマーシンガポールなどが出席すること(ベトナムは領土問題で中国ともめてるがそれでも出席すること)」をネグってるのには改めて呆れます。詐欺じゃないですか。そんな詐欺をしたところで「多くの国が中国の式典に参加した」という事実は変えられないわけです。
 他にも産経は

 一方、アフリカのエチオピア中南米キューバベネズエラなど、日本と戦争していない国々の首脳が参加する。5月にロシアで行われた対独戦勝70周年の記念式典に、25カ国の首脳が参加したことを受け、中国は苦心してそれ以上の数を集めた印象がある。

なんて「ゲスの勘ぐり」としか言いようのないことを書いていて笑えます。つうか、この物言いは中国やロシアは勿論、出席国のエチオピアなどに失礼ですし、実はこういう産経の物言いが正しいかどうかは疑問です。
 というのは「どういう経緯か知りませんが」ウィキペ『日本国との平和条約*10』『連合国 (第二次世界大戦)』によれば、産経が名前を挙げた「エチオピアキューバベネズエラ」は全て「サンフランシスコ講和条約に出席し条約に調印した連合国の一員」だからです(今回調べてみて初めて知ったことですが)。そう言う意味で出席することに何ら不思議はない*11
 エチオピアが連合国扱いなのは「日本の同盟国・イタリアの侵略を受けていたから」でしょうか?
 実は「キューバベネズエラ」の他にも「ボリビア、チリ、コロンビア、コスタリカ、ドミニカ、エクアドルエルサルバドルグアテマラ、ハイチ、ホンジュラスニカラグアパナマパラグアイ、ペルー、ウルグアイ」といった南米の国々も「サンフランシスコ講和条約に出席し条約に調印した連合国の一員」です。
 友好国であるアメリカへの配慮から、「実質的な日本との戦闘はなかったが」、日本に宣戦布告したと言う事でしょうか?。
 まあ、それはともかく。日本は「安倍も出ない、閣僚も出ない、大使も出ない」ようですがそれでいいんでしょうか。村山元首相が出席するようですがとても安倍の特使とは思えない。仮に「安倍の特使」だとしてもそれを安倍が公言できるとも思えないのであまり意味がないでしょう。何せ「どう見ても安倍の特使としか思えない福田元首相の訪中」すら「右翼支持層の反発が怖くて」公式には「安倍政権の特使」と言えなかった男が安倍です。

文字通り、コップの中の小嵐。この党もはっきり終わりだろう。
@橋下氏「討論会かおさらばか」維新内紛収束せず : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150825-OYT1T50009.html?from=tw

「安倍さえいればいいんだ、むしろ橋下なんて邪魔だ」という心境なのか、まあ、随分と橋下に冷たいもんです。
 まあ、確かに「最高顧問・橋下大阪市長と顧問・松井大阪府知事大阪維新組)」が「柿沢幹事長(非大阪維新組)の更迭」を要求し柿沢氏をかばう松野*12代表(非大阪維新組)と対立してることで「党の分裂は不可避」の気がしますが。下手に橋下に屈服したら非大阪側の政治生命が終わってしまいますし。
 それはともかくこの騒動の理由となっている山形市長選は「自公支援候補VS民主、社民、共産、生活支援候補の一騎打ち」となっています。橋下が「党として支援候補は決めてない」と問題視し柿沢氏を攻撃してる理由は「民主、社民、共産、生活支援候補に対する柿沢氏の応援」です。
 要するに橋下、松井コンビ(大阪維新組)とは「安倍に媚びることで生き残りを図ってる」わけであることが見え見えなわけです。まあ、そんな事は今回の件がなくても「大阪都構想住民投票」で安倍が露骨に橋下を支援し、それに橋下も喜んでいたことなどで見え見えですけど(ただし露骨に自公候補を支援することにも躊躇している)。一方、「非大阪維新組」は「自公との対立路線」をアピールすることによる生き残りを狙ってるわけです。先日の「岩手県知事選」での「野党共闘」に維新も参加していたのはそういうことです。
 岩手と山形の違いは「勝てるかどうか」でしょう。山形は野党陣営が勝てるかどうかはおそらく微妙でしょう(きちんと調べてませんので勝てないとは言いません)。「ある意味勝てなくても野党共闘それ自体が成果だ」なんて考えは、非大阪維新組はともかく、少なくとも橋下一派にはない。一方、岩手は「野党陣営がおす現職有利」「自公の候補擁立断念による野党側不戦勝の見込み大(実際そうなりましたが)」だからこそ「非大阪維新組」の「岩手県知事選野党共闘推進」には橋下一派も反対しなかったわけです。
 橋下一派は「短期的な勝ち負け」しか考えてないわけです。長期的な視点とか、論理の一貫性とか全く考えてないわけです。まあ、俺の願望込みですが「そんな目先の利益優先で党がいつまで続くのかな」と言ったところですね。大阪はともかく中央政界でそんないい加減な態度がいつまでも続くとも思えない。

予想通り韓国側の屈服に終わったようだ。
@韓国と北朝鮮が合意、軍事衝突は回避
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150825-00000002-jnn-int

 「北朝鮮は『謝罪はしなかったものの』、従来は表明していなかった『遺憾の意』を表明している」ので「韓国の屈服」という島田の見方は適切ではないでしょう。まあ、島田にとっては「韓国軍で北朝鮮をボコボコにたたきのめさない限り」屈服なんでしょうけど。
 たとえば
■産経『【朝鮮半島情勢】緊張緩和合意はなぜ? 韓国の強硬策奏功 北朝鮮は異例の「遺憾」表明』
http://www.sankei.com/world/news/150825/wor1508250015-n1.html
は「韓国が強硬な態度を取ったことが功を奏し、北朝鮮は『遺憾の意』表明に追い込まれた」として島田とは逆に「韓国の方が有利な決着を得た」としています。
 あるいは
■産経『【南北合意 識者に聞く】「玉虫色決着で南北ともに失点なし」 関西学院大学教授 平岩俊司氏*13
http://www.sankei.com/world/news/150825/wor1508250036-n1.html
北朝鮮研究者の平岩氏は「今まで表明していなかった『遺憾の意』を北朝鮮は表明したが明確な謝罪ではなかった」として「南北両者痛み分けの決着だった」としています。それにしても産経ですら島田ら巣くう会が『日朝交渉を評価してる腰抜け』として敵視してる平岩氏にコメントを求める辺りが興味深いです。産経もいい加減、巣くう会を切りたがってるんじゃないか。
 なお、安倍政権は
■産経『【朝鮮半島情勢】安倍首相、緊張緩和を歓迎』
http://www.sankei.com/world/news/150825/wor1508250013-n1.html
■産経『【朝鮮半島情勢】菅官房長官「合意歓迎したい」』
http://www.sankei.com/politics/news/150825/plt1508250015-n1.html
ということで基本的には合意を評価しています。

正しい判断だ。まともな国なら、ファシズム大国*14が開催する反ファシズム祭典に首脳を赴かせはしない。 
@首相、9月初旬の訪中見送り 軍事パレードに抵抗感 欧米と歩調 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/politics/news/150824/plt1508240005-n1.html

 悪口雑言の島田ですが「日中関係が微妙な状況であること」を考えれば「不参加が正しいかどうか」はなかなか難しい問題でしょう(産経記事が書いてるように理由はともかく不参加の欧米の国は少なくないらしい*15ので参加が正しいとは言いませんが。ただ欧米と日本では立場が違うのも事実ですし、安倍が何の手も打たなければ日中関係が改善しないのも事実です)。
 またこういう物言いは「中国」及び「参加を発表した国(例:ロシア、韓国)」に対して大変失礼です。
 さて「不参加は当然」という島田ですが安倍の方は島田ほど反中国ではないことは産経記事で分かります。
 先ず第一に「式典の開催が9/3で、不参加発表が8/24」です。つまり開催日の約10日前に不参加発表したわけで、これは「直前の発表」ではないものの、「開催日よりかなり先の発表」でもないわけです。
 安倍が参加するか、しないかを安倍なりに慎重に検討していたことが伺えます。産経記事には「軍事パレードには参加しないが式典には参加する」「式典にも参加しないが式典終了後の早い時点(9/4など)で訪中する」という案も検討されたと書いてあります。
 第二に安倍は「諸般の事情を考慮し」と不参加理由をぼかしていますし、その「諸般の事情の一例」としてあげられたのは「参院での安保法案審議」です。島田のように「反日式典に参加できるか」などという挑発的態度はさすがにとらないわけです。

バカバカしい。もう決着をつけろ。
@時事通信「南北高官が板門店で会談=緊張緩和策模索」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150822-00000065-jij-kr

 「南北高官交渉の何がばかばかしいのか、交渉以外に地雷問題や砲撃問題をどう決着をつけるのか」と聞きたくなりますが、まあ、「バカウヨの島田」が何と答えるかは想像がつきます。
 「この際、韓国は北朝鮮を武力で打倒しろ」とでも言うんでしょう。できるわけがない。こういうバカが「巣くう会副会長」であることを黙認する家族会には心底呆れます。


■同志大沼保昭の娘への暴行を黙認、辻元清美慰安婦捏造派の偽善
http://island3.exblog.jp/24916690/
 何を根拠に「黙認」というんですかね(なお、辻元氏らは調査の上、事実、不当な暴行があれば当然党としてそれなりの処分を下すつもりだとしています)。そして言うまでもなく慰安婦問題は捏造ではないわけです。
 しかし大沼議員も「成人した大人」で「親とは別人格」なのに、「大沼保昭の娘」などと島田に言われるのは迷惑千万でしょうね。アジア女性基金理事だった大沼氏を島田が評価してるわけもなく、「大沼の娘」というのは島田においては罵倒と同じだからです(そもそもここで、「大沼の娘」云々という必要性がない)。島田は「何で大沼の娘なんか自民党に入れたんだ」位思ってるんじゃないですかね。


山本太郎に憧れる一部芸能人とハリウッド左翼
http://island3.exblog.jp/24914178/
 島田らしいデタラメ駄文です。先ず第一に「国民世論が必ずしも安保法案支持ではなく」、それを反映し「民主、共産、社民、維新、生活」の5野党が反対してる法案について芸能人が軒並み「賛成です」と言ったらその方がよほど不自然でしょう。国民世論を反映し「私も反対です」という芸能人がいる方がむしろ自然です。
 第二に反対を表明した芸能人は別に「山本太郎支持者」ではない。少なくとも島田が紹介する新聞記事を読む限り彼らが山本支持者かどうかは分かりません。当たり前の話であっておそらく「山本支持者もいればそうでない人もいる」と見るべきでしょう。反対派には山本支持者もいるがそうでない人も当然いるからです。これまた芸能人の反対派においても山本支持者もいればそうでない人もいると見るべきでしょう。
 第三に島田は

明日をも知れぬ、そして何の理念もない三流芸能人*16にとっては、参院議員として高給を手にする山本は憧れの存在なのかも知れない。

としていますが「高給云々」というなら野党タレント議員、それもミニ政党「生活」所属の山本よりもむしろ、与党自民のタレント議員の丸川珠代(元テレ朝アナウンサー)や三原じゅん子(元女優)などの方が「運が良ければ政務三役もあり得る*17」などという意味でよほど魅力的でしょう。
 大体、反対派として新聞記事に名前が挙がってる芸能人の中には「ラストサムライ」で海外進出も果たした渡辺謙がいるんですが、島田は渡辺を「明日をも知れぬ三流」呼ばわりする度胸があるんでしょうか。すごいですね。島田の言う一流て誰なんでしょうか。「津川雅彦」とか言いそうですがまあ島田の場合津川の演技評価ではなく「右翼性評価」である事は言うまでもないでしょう。

 アメリカのハリウッドは左翼・リベラルが支配する世界で、共和党員だと分かると仕事がもらえないといわれる

 「共和党レーガン大統領(1981〜1989年)」「共和党シュワルツェネッガーカリフォルニア州知事(2003〜2011年)」は元俳優だし、そんなことはないでしょう。ハリウッドに失礼です。
 仮にハリウッドに左派、リベラル派が多いとしたら「俳優労組の影響」とか別の話でしょう。


■誰も掌を汚したくない―佐藤正久議員の拳押し
http://island3.exblog.jp/24913732/
 どう見ても拳で殴ってる以外何物でもない映像を「掌を汚したくないから拳で押しただけ」という島田には吹き出してしまいました。そんな詭弁が通用するとでも思ってるんですかね。
 「混乱状態、興奮状態で起こったことであり、佐藤議員の行為は問題と言えば問題だが責められないと思う、野党側にもそう言う行為はあったんじゃないか」と言った方がまだ説得力があるでしょうに。

写真の佐藤氏が具志堅用高*18に似ているため、一層パンチのイメージが湧きやすい。

 いやパンチ以外何物でもないでしょうよ。誰も具志堅選手なんか佐藤見て連想しねえし。大体佐藤と具志堅選手の共通点ってヒゲだけじゃないですか。具志堅氏は実際どういう方か知りませんがバラエティなんかでは何というか明るい好人物って感じですよねえ。佐藤はそう言うイメージじゃねえし(まあ具志堅氏ほど明るいキャラってのも珍しいですけど)。


■「アメリカ」インタビュー 『明日への選択』2015年9月号
http://island3.exblog.jp/24898457/
 『明日への選択』なんて極右雑誌に出て喜んでるんですから島田は本当にまともじゃない。

 オバマの発想の根底に、アメリカは「世界の警察官」ではなく「普通の国」である方が世界にとってもアメリカ国民にとっても望ましい、というイデオロギーがある

 とてもそうは思えませんけどね。それだったら中東に軍事介入なんかするわけがない。安倍の「安保法制」支持を表明するわけがない。
 ブッシュの大失敗(イラク戦争)で「多少、『世界の警察官』路線にブレーキがかかってる」程度の事に過ぎないでしょう。

軍事費を削って浮いた分を貧困層などへのバラマキ福祉に使おうという発想もある。

 軍事費なんてのはそれ自体、「戦争がなければ無駄だし、戦争があればあったで人が死ぬ」という皮肉な代物で、削れるなら削った方がいいでしょうが「ばらまき福祉」と言って福祉を敵視し、軍拡を是とするんだから島田にも困ったもんです。

 二〇一三年以来、中国の習近平はいわゆる「新型大国関係」、太平洋を米中で分割しようという勢力圏協定みたいなもの*19を打ち出していますが、それに対してオバマ政権がどういう態度を示しているかというと、スーザン・ライス大統領補佐官(国家安全保障担当)はこれを認めるような発言をしているし、バイデン副大統領あたりも明確にノーとは言わない。

 島田としては「打倒中国」とでも言って欲しいんでしょうが「米中貿易」を考えればそんなことあるわけがないでしょう。共和党政権でもおそらく状況は大して変わらないでしょう。

 こういう妥協的な態度は、冷戦時代のデタント(緊張緩和)を彷彿とさせます。オバマ政権にはデタント的な感覚が蔓延しているのではないかと思いますね。
 デタントというのは、ニクソン政権のキッシンジャー大統領補佐官(国家安全保障担当)が進めた政策です。キッシンジャーの発想では歴史的に見てソ連共産主義が今後どんどん勢力を強めて行くのに対して、アメリカ・資本主義の方はどんどん衰退して行く運命にある。そうした中でアメリカに出来ることはソ連側が世界が支配するのを出来る限り遅らせる、もうその程度のことしか出来ないのだと。

 あくまでも島田のデタント理解に過ぎません。実際には「ソ連と軍事対決路線なんかしたってリスキーなだけだし、経済戦争で勝つとかソ連との戦いは平和的な方法でいくらでもあるやないか」てことでしょうね。キッシンジャーも島田が主張するほど、「対ソ連悲観論者(米国はソ連に勝てない)」じゃないでしょう。つうか米国の保守政治家でそんな人いないでしょう。
 そもそもチリのピノチェトクーデター当時(1973年)のアメリ国務長官キッシンジャーで当然、彼は陸軍司令官ピノチェト(後に大統領)のクーデター行為を支持したわけです。そんな彼のどこが

キッシンジャーの発想では歴史的に見てソ連共産主義が今後どんどん勢力を強めて行くのに対して、アメリカ・資本主義の方はどんどん衰退して行く運命にある

なんでしょうか(アジェンデ大統領はソ連派とか共産主義者とは呼べないと思いますが、米国から距離を置こうとする左派ではありました)。要するに「ニクソン流、キッシンジャー流のデタント」は単純な平和主義でもなければ、島田の言うような敗北主義でもない。

 オバマ政権が看板政策としてきた「オバマケア」という国民皆保険制度がありますね。これは医療保険に関する個人の選択の自由を侵し、政府統制を強めるものだとして反対の声も強かったのですが、中間選挙の前は民主党が議会を握っていたからこそ法案を通すことができた*20

 やれやれです。オバマケアってのは「日本の国民皆保険制度(公的保険)」みたいなもんで、世界的には当たり前の制度です。なかった米国の方がおかしい。国民皆保険制度がなかったら、民間保険しかないわけです。金持ちはそれでもいいでしょうが、貧乏人だと民間保険なんか「金が高くて払えない」とか「民間保険制度側のハードルが高くて加入できない」とかなって「病気になっても保険適用がない→病気の悪化」ということになるわけです。「国民皆保険制度」程度で「政府統制」「個人の自由侵害」もないもんです。
 敵視するなんて島田は何考えてるんでしょうか。島田は「日本の国民皆保険制度」も「やめちまえ」と思ってるのか。まずは島田には「そこまでいうならお前絶対に医療で国の保険使うなよ、民間保険でやれよ」と言いたいですね。それとも既に島田は「そういうことをしてる」のか。

オバマ政権およびリベラル勢力は、議会を通せない政策を大統領令もしくは司法判断を利用することで実現しようとしている。

 法律に基づいて出すのが大統領令でしょうに何か問題があるのか。「議会が反対してればたとえ合法な大統領令でも出すべきではない」なんて島田は言う気でしょうか。安倍の安保法制(島田曰く「野党が反対してても可決しろ」)とのあまりの態度の違いには絶句ですね。
 司法判断について言えば「原告が裁判を起こしてるから判決がでるのであって」そこにオバマの意思は反映しようがないでしょう。

 オバマケアがなぜ打ち出されたかというと、低所得者層・貧困層の票を獲得するためです。

 でそれの何が悪いんでしょうか。「国民皆保険制度を米国に作ること=オバマケア」は何ら非難されることじゃないでしょう。それが「共和党に不利になって、民主党に有利になる」としたらそれ単に共和党が「金持ちの為の政党」ってだけの話じゃないですか。

 オバマ政権が移民、同性婚、黒人差別といった問題に熱心なのも、これと同じ政治的意図からです。

オバマの思惑がどうであれ全て「人権擁護」と言う意味で評価されることであっても非難されることではないでしょう。

 富裕層および中間層を対象に増税し、それを低所得者層・貧困層に回すという所得移転のプログラムを保険の形で考えた。これがオバマケアです。

 そういう「所得再分配」の考えは至極普通の考えですが島田は「共産主義だ、金持ちいじめだ」とでも思ってるんでしょうか。島田らウヨは、貧困者への暖かい目線というもんは全くないようです。
 「穀潰し」とでも蔑視してるのでしょう。

 不法移民に関していえば、いまアメリカには、メキシコをはじめとする中南米からヒスパニック系の越境者・超過滞在者が大量にいて、その数は千二百万人以上と言われています。市民権を得た人々も、低所得層が多く家族・親族も含め福祉に頼る傾向が強いため、民主党に約七割が投票しています。仮に不法移民に順次市民権を与えていけば、半永久的に民主党政権が続くことになりかねない。だから、保守派はかなり危機感を持っていて、次期大統領選に出馬を表明している不動産王のドナルド・トランプが、共和党支持層の間で人気があるのは「不法移民は追い返せ」と非常に厳しい姿勢を示していることも理由の一つです。

 共和党支持者が不法移民に厳しいのはそういうことよりも「不法移民なんか米国に来るな、ワシらの職が奪われる」などと思ってるからでしょう。一方民主党支持者は「来るなつうても来ちゃったもんはどうしようもないんと違うか」「無理矢理返しても、食えないから米国に来たのやからまた戻ってくるだけと違うんか」「大体こういう事言いたくないけど、マジな話、米国経済ってもう『不法移民の労働力とか消費とか前提にしない』と回らんのと違うか」「不法つうても必ずしも犯罪者つうわけではなくて正式な入国してないってことにすぎないからな」「少なくとも『無理矢理メキシコとかに返せば済む問題』と違うやろ、移民受入を制限するとしても、移民せんでも食えるようにメキシコとかの経済をワシら米国人がてこ入れするとかせなあかんやろ」つう話でしょう。
 まあ、共和党の穏健派はともかく極右*21って「返せばいい」て能天気なんでしょうが、それではすまんでしょう。

マルクス主義者の(注:バーモント州上院議員バーニー・サンダース*22

 ググったところ「民主党の支援を受ける無所属議員(民主党と議会で会派を組んでる)」で自ら「社会民主主義者」と名乗ってるんだそうです。そう言う人間を「マルクス主義者」と表現するのが適切かははなはだ疑問です。
 要するに「英国労働党とかドイツ社民党とかと同じ」なだけでしょうからね。

 同性婚容認は、結婚制度をゆさぶる一手段に過ぎず、次は一夫多妻、一妻多夫など複婚容認でさらなる制度溶解*23を目指す。

 すさまじい詭弁ですね(苦笑)。まあ中には「同性婚が認められるんなら一夫多妻や一妻多夫も認めて欲しい」つう人もいるかも知れませんが、それ同性婚支持と関係ないですからね。
 そのうち島田らは「同性婚支持者は近親婚や小児性愛、獣姦も正当化する気なのです、連中は性行為のアウトサイダーです、秩序破壊者です」と言い出すと思いますね(苦笑)。デマることに何の罪悪感も感じないクズ連中ですから。

島田
 (前略)(注:ビル・)クリントンは選挙戦中、ブッシュ父政権の対中政策を(注:融和的だと)大いに叩き、そのため政権発足当初は中国に厳しかったんですが、経済界の支持層から「中国は大事な商売相手。穏やかな政策に改めて欲しい」と圧力を受け、その後態度が変わった。象徴的なのは最恵国待遇です。毎年中国の人権状況など見つつ更新の是非を決める形だったのを、永続とした。対中圧力カードを自ら一つ捨てた格好です。
 ヒラリー政権はこうしたビル・クリントン路線の延長になるでしょう。
(中略)
インタビュアー
 対中政策という面では、共和党政権の方が(注:反中国を)期待できるのでしょうか。
島田
 (前略)これだけ経済関係が密接になっていますから、共和党でも中国と取引する大企業から献金を貰っている議員が少なくない。(中略)過大な期待は禁物です。 

共和党の最右翼が政権につけば問題はない」としながらも「共和党でも反中国政策をとるとは限らない」とあの島田ですら認めてることは興味深いですね。

今、日米同盟が上手く運んでいるように見えるのは、安倍首相のリーダーシップに負うところが多い。

 単に安倍が安保政策で米国の言いなりだからじゃないですか。そりゃ「米国のいいなり」なら対立はないでしょう。その米国でさえ安倍が「靖国参拝など」バカをやれば駄目出しするわけです。


北朝鮮に向けた集会メッセージと交渉のあり方
http://island3.exblog.jp/24898008/

 安倍政権が、基本的に外務省に託した対北朝鮮交渉は、相手ペースにはまるばかりで、何の成果も上げていない。が、過去の失敗を問うことよりも、重要なのは今後だ。

 やれやれです。安倍信者の島田としてはいかに今の日朝交渉路線が不愉快でも「打倒安倍」などとは言えず「今後に期待しよう」になるわけです。
 まあ、今後どうなるか分かりませんが、仮に安倍が退陣するまで「日朝交渉路線」でも島田は安倍批判なんかしないでしょう。まあ、これは島田に限らず他のウヨ連中もほとんどそういう安倍信者でしょうが。

 拉致問題に通じた特使(民間有識者でもよい)を水面下の本格交渉に用いることが必要だと思われる。

 「誰を特使に使うんだ?」て話です。
 特使外交というのを俺は否定しません。
 メリットとしては「正式の外交官でないので自由度がある」てのがあります。
 デメリットはまさに「正式の外交官でない」ということです。つまり「お前は日本政府の名代だと言うが、建前は民間人じゃないか?。お前が名代でないのに名代だと嘘ついてるとか、確かにお前は名代のようだがお前が思ってるほど日本政府はお前を評価してなくていざとなったら『あいつが勝手にやったことだ』と言って切って捨てるとか、そう言うことがないと言える根拠があるのか?」「お前が名代でない、あるいは名代でも大して力がないのなら交渉なんかしねえよ、時間の無駄ジャン」と言うことになりかねない。つまり特使外交ってのは難しい。
 「確かに名代ですね、あなたを信用します」と向こうが言ってくれないと交渉が進まないという問題がまずあるわけです。
 第二に「誰が特使を引き受けるのか」。こんな難しい話の特使なんてそうそう引き受けたがる奴はいません。
 第三に「北朝鮮に信用される人間でないと行けない」。島田のような極右は「俺達救う会の人間を特使に」なんてバカ考えてるのかも知れませんが、向こうが「北朝鮮体制打倒論の極右」なんか特使として認めるわけがない。まあ、特使に使うとしたら「田中均氏」とか北朝鮮に一定の信頼をされてる人間しかあり得ないわけです。


潘基文国連事務総長就任の経緯を検証せよ
http://island3.exblog.jp/24877299/
 パン総長が「中国主催の抗日勝利式典」に参加したことを理由に「パンの総長就任に疑惑があるのではないか、検証すべき」と無茶苦茶言う島田です。
 そんなん誰がどう検証するのか。検証してどうするのか。パン総長に総長を辞めてもらうのか。
 国連内に「検証しよう」なんて言う人間がいるのか。仮に「国連加盟国日本」がそんな事言ったって無視されるでしょう。まあ、そう言う事言うほど安倍政権もバカじゃないと思いますが。一方島田のようなバカウヨが外からワーワー言っても誰も相手しない。つうか島田も本気じゃなくて単にパン総長を罵倒したいだけでしょうが。

(注:中国は)本来、国連から追放されて然るべき存在である。

 そんな事は是非*24以前に現実的にできるわけないでしょうが。かつこんなバカ言えば「日本の常任理事国入り」なんて絶対無理でしょうね。ウヨ連中の「常任理事国入りしたい」がどれほど本心か実に怪しい。
 いや常任理事国入りどころか「敵国条項*25の削除」自体これじゃいつまでたってもできないんじゃないか。

 2006年10月14日、潘基文氏が国連事務総長に当選した時、日本は非常任理事国として安保理の一員だった。第一次安倍政権の発足(同年9月26日)直後であり、選任に至る水面下の交渉は小泉政権末期に進められた。

 安倍は悪くない、小泉が悪いと言いたげですが、「小泉政権官房副長官官房長官自民党幹事長(小泉総裁時代)」として「小泉政権中枢にいたはず」の安倍が「パン氏の総長選立候補について、安保理非常任理事国・日本がどういう態度を取るか」に関係ないわけがないでしょう。
 仮に関係ないとしたら「名ばかり官房副長官、名ばかり官房長官、名ばかり幹事長」だったというそれこそ恥ずかしい話になります。


■米政府会見とテレ朝の意図的誤報国連事務総長訪中
http://island3.exblog.jp/24850397
 別に誤報ではないですよね。米国が安倍政権や島田ら日本ウヨと違って「パン総長の訪中を何ら問題視してない」というのは事実のわけです。

米国は未来や戦後続いた平和と繁栄、アジアとの協力に焦点を合わせている

つうのはパン総長に対する発言と言うよりは「多分そう言うことはしないと思うけど、安倍政権の公開処刑ショーみたいなのはやめてほしい」という中国への要望、牽制でしょう。
 まあ、米国の発言も実に曖昧のわけです。
 米国は「中国の式典を否定する気はない」。だからボーカス駐中国大使が式典に出席する。中国は米国にとってビジネス的な意味で重要な国ですし、「反ファシズム勝利」というのは枢軸国と闘った米国にとっても重要です。
 とはいえ「集団的自衛権容認など米国の要望を聞いてくれる安倍の面子も潰したくない」し、「中国にべったりで媚びてる」というイメージを持たれたくない。結果「式典それ自体は評価するが、安倍政権公開処刑ショーみたいなのはやめましょう」という話になるわけです。
 少なくとも米国は島田ら右翼のように「中国を敵視してる」わけでもなければ「式典それ自体を全否定している」わけでもありません。

同じ報道官の発言を報じながら、両者のニュアンスは正反対といってよいほど違う。

 そもそも報道官氏の発言自体が「日中韓三国に気を遣った」曖昧なものですからね。産経は「未来志向」とやらに着目し、安倍政権正当化を図り、テレ朝は「パン総長の訪中を米国は問題視してない」と言う部分に着目したわけです。
 どっちが正しいかといったら、島田の物言いとは逆であえて言えば「テレ朝の方が正しい」でしょう。産経が単に「米国は未来志向云々といい日中対立を望まない姿勢を示した」というなら間違ってない。しかし産経は「米国が日本を全面支持した」とデマカセ言い出すわけです。そして島田ら日本右翼もそのデマの流布を行うわけです。
 「日中対立を望まない」のと「日本全面支持」は全然違います。少なくとも歴史問題において日本(つうか安倍政権)をオバマ政権が全面支持なんてことはありえません。
 そして米国が「日中対立を望まない」のは「対立すると米国の中国ビジネスが犠牲になる恐れがある」「安倍政権に倒れて欲しくないが、さすがに安倍の戦前美化は支持できない」という話です。


■中国政府の人権対応を讃えた潘基文国連事務総長)、倒錯の媚び
http://island3.exblog.jp/22027741/
 劉暁波*26ノーベル平和賞受賞後

・中国は人権に関する規範や慣習を順守し、国際的な主流に着実に加わった。
・この(授賞)決定を巡る意見の相違で、人権問題に関する世界的な前進や、賞の高い名声、感動を与える力が減じられないよう望む

とパン氏が声明を発表したことを「中国礼賛だ」と強弁する島田です。
 いや

人権問題に関する世界的な前進や、賞の高い名声、感動を与える力が減じられないよう望む

つうのは誰が考えても「中国に対するやんわりとした批判」でしょう。

中国は人権に関する規範や慣習を順守し、国際的な主流に着実に加わった。

つうのは

人権問題に関する世界的な前進や、賞の高い名声、感動を与える力が減じられないよう望む

の前振りに過ぎないわけです。
「俺も中国の人権問題が改善方向にあるとは思ってるけど、欧米の批判を少しは受け入れて劉問題で何とかもう少し改善つうか何かできないの?」というのがパン総長の言ってることです。
 まあ、島田も本当はそんな事よく分かってるでしょうけど。


■米の同姓カップル結婚証明拒否、収監問題 島田洋一福井県立大学教授)
http://jinf.jp/feedback/archives/16970
 「結婚証明書発行を懲戒処分を受けてまで、強制される役人がかわいそうだ」という島田の発言には吹き出してしまいました。「そう言う立場の役人」である以上「最高裁判決が同性婚容認でも私は同性婚なんて認めない、結婚証明なんか絶対に発行しない、私の思想の自由を認めろ」なんて物言いが通用するとは俺は思いませんね。「同性婚に婚姻証明を発行したくないとして職場の変更を求めたのに受け入れられなかった」というのならともかく。
 米国ウヨも「思想の自由」云々てのは本心じゃないでしょう。本心では同性婚なんか認めたくない。とはいえ「認める最高裁判決」が出てしまったし、今の状況でこの判決は当面ひっくりかえらない。
 「最高裁判決なんか知るか」とも言えないので、「可能な限り、同性婚容認論に抵抗していく」つうことでしょう。
 つうか、「同性婚否定派の婚姻事務担当役人が婚姻証明発行を拒否する」のを「思想の自由」として島田が擁護するならそれこそ、「卒業式での君が代反対派教員の斉唱拒否」を受け入れたらどうなんですかね。
 結婚証明を発行されないのでは同性愛者の権利が侵害されますが、斉唱妨害の暴力行為ならともかく「斉唱拒否者(他の人間が歌うのは構わないが自分は歌わない)がいたところ」で何がどうなるわけでもないでしょう。
 都合のいいとき(君が代斉唱強制)は「強制されるのは当然だ、国民の義務だ、懲戒処分しても構わない」、都合の悪いとき(同性結婚証明の発行強制)は「強制するな、思想信条の侵害だ、懲戒処分なんて許されない」て全く島田もデタラメな男です。さすがの島田も最高裁判決を無視しろとは言えないようですが「リベラル派の役人がいる、他の役所で婚姻証明もらえ」とでも言うんですかね。何でそんな面倒なことを同性愛者がしないといけないのか。


同性婚判決は寛容の勝利か(アメリカの深層)
http://island3.exblog.jp/24842351/
 島田が「同性婚を認めないのは不寛容ではない」という同性婚を認めない立場だと言う事はよく分かりました。米国ウヨがそうなのは「キリスト教の影響だ」ということはよくわかります。島田が認めない理由って何なんですかね。神社本庁とか生長の家とか日本の宗教右翼も「米国のキリスト教保守」同様に同性婚を認めない立場で、その反映なんでしょうか。それとも単にアメリカ保守の「忠犬ポチ公」なのか?


■【直言】理解不能な中国の反ファシズム祭典
http://island3.exblog.jp/24851627/

 かつて自由と民主化を求める多くの若者の血を吸った天安門広場

 以前も指摘しましたが、天安門事件で死者は出たが「広場では死者は出なかった」というのが事実ですので島田の文章は事実誤認です。
 これについては
■映画評論家町山智浩アメリカ日記『天安門広場での死者はなかった』
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20040313
■『事実に迫ることの難しさ:ノーベル平和賞劉暁波氏の証言』(高井潔司
http://www.lifev.com/mag/index.php?MENU=%BA%D0%AD%C6%B9%B0%BC%AE%DD%8C%A4%8B%86%8E%BA&DATE=101101&CHCK=ON
を紹介しておきます。

ロシアと韓国を除く主要国が首脳級の派遣を見送ったのは、国際社会が最低限の常識を示したものと言える。

 首脳級とは要するに「首相や大統領、国王など国家元首級」のことです。
 確かに「主要国(経済先進国)」で首脳級を送ったのはロシア(プーチン大統領)、韓国(朴大統領)だけかも知れませんが

http://www.asahi.com/articles/ASH8T5TT2H8TUHBI02X.html
【大統領(国家主席)が出席】
 ベラルーシチェコボスニア・ヘルツェゴビナコンゴ民主共和国、エジプト、カザフスタンキルギスラオス、モンゴル、ミャンマーパキスタンセルビア南アフリカスーダンタジキスタン東ティモールウズベキスタンベネズエラベトナム
【首相が出席】
 エチオピア、バヌアツ
【国王が出席】
 カンボジア
【閣僚級が出席】
・副大統領:アルゼンチン、キューバ
・副首相:タイ
・下院議長:アルジェリアポーランド
・外相:フランス、イタリア、ハンガリーリビア
・国防相チュニジア、ブラジル
【政府代表が出席】
・元副首相:ニュージーランドシンガポール
・駐中国大使:米国、カナダ、ドイツ、ルクセンブルクパプアニューギニア 

ということで多くの国が政府代表を送ったわけです。「非主要国(発展途上国)の国家元首級」「主要国の非国家元首(閣僚や駐中国大使)」が韓国、ロシアを除いて確か47カ国だか48カ国だか出席したわけです。まあ、島田たち日本右翼なら「国連加盟国193カ国からしたら少ない」と強弁するのでしょうが。

ファシズムファシストは政治的レッテル貼りの用語として濫用されてきた。単に暴力的、独裁的を意味する場合も多い。しかし、厳密に定義するなら、有用な分析概念たりうる。

と言う島田ですが「中国をファシズム呼ばわりする島田」こそが「単に暴力的、独裁的を意味する使い方」で「政治的レッテル張りの用語として濫用」しており「全く無意味な使い方」で何の分析概念にもなってないと思うのですが。
 以前も小生は指摘しましたが島田は
1)「多くの人間はファシズムを『右翼独裁の一種』とし、左翼独裁についてはスターリニズムスターリン主義)と言う用語を使うが何故島田は中国に対しスターリニズムと言う用語を使わないのか」
2)「島田が中国をファシズムというのは、ファシズムに『右翼独裁』と言う意味を島田が入れておらず『左翼独裁』もファシズムに含めるからなのか、それとも『改革開放後の中国』は共産主義とか左翼とか言えない、朴チョンヒ、ピノチェトなど右翼独裁と本質的な違いはないと島田が見なしてるからなのか」
3)中国をファシズムと呼ぶ島田にとって「共産党政権時代の旧ソ連東欧やカンボジア」「現在、共産党政権のベトナムラオスキューバ北朝鮮」はファシズムなのかそうでないのか
4)島田にとって右翼独裁でファシズムに当たるものは何なのか?
などと聞かれて全てについて理路整然と答えられるんでしょうか。とてもそうは思えませんが。

ファシズム研究の泰斗スタンリー・ペイン米ウィスコンシン大名誉教授は、戦前期の日本に部分的にファシズムの特徴を認めつつ、継続的な独裁権力*27がなく、社会の過激化*28も限られ、特に「反対派に対する強制収容所システムなど一度も持たなかった」点でドイツとは大きく異なるとしている。

 もちろんドイツやイタリアのファシズムと日本のファシズム*29は違います。そんなことは以前から「戦前日本をファシズムと見なす論者の多く」も認めてることです。私見では大きな違いとしては「イタリアやドイツは下からのファシズム」「日本は上(昭和天皇近衛文麿など)からのファシズム」と言うことが上げられるのではないかと思います。
それにしても

反対派に対する強制収容所システムなど一度も持たなかった

というのには唖然です。島田が褒めるような人ですから「スタンリー・ペイン米ウィスコンシン大名誉教授」とはまともな人ではないのでしょうが「徳田球一*30宮本顕治*31」などといった政治犯の存在を何だと思ってるんでしょうか。事実認識の歪みがあまりにも酷すぎます。

 ドイツ軍の電撃戦成功に幻惑*32され、1940年9月、日独伊三国同盟を結んだのは、対外情報戦上、重大な誤りであった。。米国を事実上唯一の対象とした*33同条約の締結は、米政治エリート層の対日観を一段と硬化させ、ファシズム対民主主義という、今に続く単純な第2次大戦理解*34に手を貸す結果となった。

 情報戦という話ではなく「対英米関係が悪化して、対英米戦(太平洋戦争)に突入していった」と言う問題でしょうに。また「日独伊同盟を結んだから悪かった」という単純な問題ではなく、「この同盟をバックに日本がフランス領インドシナに進駐したこと」が「日本は米国領フィリピン、英国領マレーシアなど東南アジア侵略を狙ってる」と英米に疑心暗鬼を持たれ「米国の経済制裁を発動されたこと」が問題のわけですが、島田が仏印進駐に触れないことには呆れます。
 「ドイツと手を結んだから悪かった」のはその通りですが、それオンリーの話ではないわけです。

ルビオ上院議員は人権を強調し、自分の大統領就任式には中国の反体制派を招くと述べている。

 ばかばかしい。ルビオのような反中国タカ派は、大統領になるどころか、共和党候補になれるかどうかさえ怪しいでしょう。いずれにせよ誰が大統領になるにせよ

大統領就任式には中国の反体制派を招く

なんて無茶苦茶なことは到底できるもんじゃないでしょう。


媚中潘基文国連事務総長天安門軍事パレード参席
http://island3.exblog.jp/24836110/
 既に小生、指摘しましたが

http://www.asahi.com/articles/ASH8T5TT2H8TUHBI02X.html
【大統領(国家主席)が出席】
 ベラルーシチェコボスニア・ヘルツェゴビナコンゴ民主共和国、エジプト、カザフスタンキルギスラオス、モンゴル、ミャンマーパキスタン、韓国、ロシア、セルビア南アフリカスーダンタジキスタン東ティモールウズベキスタンベネズエラベトナム
【首相が出席】
 エチオピア、バヌアツ
【国王が出席】
 カンボジア
【閣僚級が出席】
・副大統領:アルゼンチン、キューバ
・副首相:タイ
・下院議長:アルジェリアポーランド
・外相:フランス、イタリア、ハンガリーリビア
・国防相チュニジア、ブラジル
【政府代表が出席】
・元副首相:ニュージーランドシンガポール
・駐中国大使:米国、カナダ、ドイツ、ルクセンブルクパプアニューギニア 

ということで中国式典に出席するのは朴大統領とパン事務総長だけではありません。にもかかわらず朴大統領とパン事務総長のみあげつらう島田には吹き出してしまいました。
 ちなみに「朴大統領とパン事務総長がいずれも韓国人」と言うことを考えれば島田のこうした罵倒には「嫌韓国感情があるのではないか」と疑います。また島田のパン氏非難には「パン氏が盧武鉉政権の外相だった(当然、太陽政策にも関与してる)」ということもあるのかも知れません。
 そう言う意味では
1)出席する国連事務総長が前任者のアナン氏*35だったり
2)パン氏以外の国連高官が出席
だったりしたら島田や産経もこれほど悪口雑言ではないかも知れません。

 国連事務総長潘基文が、かつて中国共産党指導部の命を受けた人民解放軍によって多くの市民が殺戮された天安門広場で開かれる軍事パレードに参席すると発表した。

 天安門事件で死者は出たが「広場では死者は出なかった」というのが事実ですので島田の文章は事実誤認*36です。
 これについては
■映画評論家町山智浩*37アメリカ日記『天安門広場での死者はなかった』
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20040313
■『事実に迫ることの難しさ:ノーベル平和賞劉暁波氏の証言』(高井潔司*38
http://www.lifev.com/mag/index.php?MENU=%BA%D0%AD%C6%B9%B0%BC%AE%DD%8C%A4%8B%86%8E%BA&DATE=101101&CHCK=ON
を紹介しておきます。

呆れたことに、パックネの次の韓国大統領の最有力候補といわれている。

 島田の言うのとは別の意味で呆れた話です。
というのは
1)「与野党党首こそが大統領有力候補であるべき」なのにそうではない
2)しかも「与野党国会議員の誰それさんが新党首になればいいのに、そうなれば、その人に大統領になって欲しい」という話ですらない
ということだからです。
 日本で言えばかなり古い*39ですが「明石康さん*40」「緒方貞子さん*41」などと「現役国会議員以外の答え」が出るようなもんです。
 つまりは韓国民の与野党に対する不信が強いと言う事でしょう。

 抗日戦争勝利記念行事に国連の潘基文事務総長が出席することに、国連関係者の間にすら疑問の声が出ている。事務総長としての「中立性」が疑われるだけでなく、軍事パレードにまで出席することで中国の軍事力強大化に正当性を与えかねないとの懸念があるためだ。

 島田が紹介する産経記事ですが「どこの誰がそんな事言ってるんだよ?」て話ですよね。本当にそう言う声が大きければパン総長も出席を表明したりはしないでしょう。

欧州メディアによれば、「政治ショー」の色合いが強い今回の行事に出席する欧州連合(EU)の首脳・元首は、チェコのゼマン*42大統領のみ。

ただし

【閣僚級が出席】
・外相:フランス、イタリア、ハンガリー
【政府代表が出席】
・駐中国大使:ドイツ、ルクセンブルク 

ですので「首相、大統領」以外も見れば、「チェコ以外」にもEU加盟国からは参加があります。

 日本は今回、潘氏の訪中について、ニューヨークの国連代表部を通じて国連に「懸念」を伝えているが、国連関係者は「日本は(注:ロシアの式典を非難した)ウクライナと同じぐらい声高になれるのか? 中国に一体、誰が立ち向かうのか」と述べ、公然と批判を強めるべきだと訴える。

 批判を強めたところで「日本以外に同調する国がなければ」パン総長に無視されるだけでしょう。
 実際には「同調する国」もなさそうですし。

 潘氏は日本に対しては、2013年8月、「日本の指導者は極めて深く自らを省みて国際的な未来を見通すビジョンが必要だ」との見解を披露している。

 何もパン氏が「言葉を選んでる」のは中国だけじゃないって話です。まあ、言ってることは安倍の極右性への批判ですが「やんわりと表現してる」わけです。このレベルでもウヨ連中は不快なのでしょうが。

 潘氏は10年、北京で中国の胡錦濤*43国家主席(当時)と会談した際、獄中でノーベル平和賞を受賞した民主活動家、劉暁波氏の解放について一言も発しなかった。事務総長再選を目指していたため

 これはある意味仕方がないことでしょう。事務総長というのは「国連事務局の長」でしかありません。世界大統領じゃない。しかも選出するのは「安保理の推薦を得て、国連総会で選出」であって「世界中の人間の直接選挙」じゃないんだから基本的に中国に限らず「安保理五大国」と完全に対立するようなことはできないでしょう。
 つうか、そんな事言うならお前らの大好きな安倍はどうなんだよと聞きたくなりますね。首脳会談の時に「劉暁波問題」で何か言ったのか。


ナチス軍事パレードと韓国大統領
http://island3.exblog.jp/24829392/
 既に小生、指摘しましたが

http://www.asahi.com/articles/ASH8T5TT2H8TUHBI02X.html
【大統領(国家主席)が出席】
 ベラルーシチェコボスニア・ヘルツェゴビナコンゴ民主共和国、エジプト、カザフスタンキルギスラオス、モンゴル、ミャンマーパキスタン、韓国、ロシア、セルビア南アフリカスーダンタジキスタン東ティモールウズベキスタンベネズエラベトナム
【首相が出席】
 エチオピア、バヌアツ
【国王が出席】
 カンボジア
【閣僚級が出席】
・副大統領:アルゼンチン、キューバ
・副首相:タイ
・下院議長:アルジェリアポーランド
・外相:フランス、イタリア、ハンガリーリビア
・国防相チュニジア、ブラジル
【政府代表が出席】
・元副首相:ニュージーランドシンガポール
・駐中国大使:米国、カナダ、ドイツ、ルクセンブルクパプアニューギニア 

ということで政府代表が中国式典に出席するのは朴大統領だけではありません。にもかかわらず朴大統領のみあげつらう島田には吹き出してしまいました。結局島田は
1)朴クネ氏を「岸信介元首相の盟友・朴チョンヒの娘」と期待していたので「かわいさ余って憎さ百倍」状態になってる
2)靖国問題慰安婦問題などでの安倍批判に反感感じてる
から朴氏を批判したいだけでしょう。だから朴氏に向かって「ナチスドイツの式典に出るようなもの」と批判しながらもそういう反感がない国に向かっては

・フランスは外相が出るそうだがナチスの侵略を受けた国が何を考えてるのか?

などとは言わないわけです。
・島田は中国をファシズム国家呼ばわりしますが

ファシズムの特徴としては反共主義が上げられるため、通常中国はファシズムとは呼ばないのに何故島田はファシズムと呼ぶのか?。島田にとってファシズムとは何なのか?
・中国のような共産党独裁は一般にはスターリニズムと呼ぶのに、何故島田はスターリニズムと呼ばないのか?
・中国のような共産国としては「旧ソ連・東欧」「北朝鮮」「ベトナム」「ラオス」「キューバ」があるがこれらの国もファシズムなのか?

と聞かれてまともに島田は答えられるんでしょうか。とてもそうは思えませんが。最後に他の島田の文章にも突っ込んでおきます。

ファシズムを最大公約数的かつ機能的に定義すれば、「資本主義のエネルギーを抑圧体制活性化のために用いる」ということになろう。

 およそまともな定義とは思えません。この定義だと「旧ソ連・東欧」もファシズムになるでしょうし、「韓国・朴チョンヒ政権」「台湾・蒋介石政権」「フィリピン・マルコス政権」「チリ・ピノチェト政権」などもファシズムになるでしょう。
 資本主義体制下の独裁的国家は全てファシズムになるでしょう。まあ、それで島田がいいと言うならそれも一つの価値観でしょう(是非はともかく)。ただ問題は島田が「中国にファシズム国家と悪口雑言したいだけ」で「韓国・朴チョンヒ政権」「フィリピン・マルコス政権」などをファシズムと呼んで構わない、俺、島田はそう言う価値観なんだ、いくらでも批判には反論で応じるというそれなりの覚悟が全く感じられないことですが。たぶん島田は「韓国・朴チョンヒ政権」「フィリピン・マルコス政権」などをファシズムと呼んでいいのか、まともに答えられないでしょう。

アメリカのフランクリン・ルーズベルト政権も、少なからぬブレーンがムッソリーニに畏敬の念を抱いており

そんな事実が本当にあるんでしょうか?

 後にソ連と抵抗なく手を結んだのも、側近にコミンテルンのスパイが多かったせいばかりではない。全体主義的な政治に親和性を持つ政権の体質があったと言えよう。

 先ず第一に「側近にコミンテルンスパイ」てのは明らかにデマですね。というか島田の言う「側近のコミンテルンスパイ」て一体誰のことなんでしょうか?
 第二に「反共国家」としてソ連との提携には抵抗があったんじゃないですかね。ただドイツがフランスを屈服させ、「英国も負かすかも知れない」という非常事態では「ソ連と手なんか組みたくない」という贅沢も言ってられないでしょう。

毛沢東的な原始共産主義

 改革開放してなかったとは言えさすがに「原始共産主義」ではないと思いますが。

日本はかつて1940年9月、ヒトラーナチスムッソリーニのイタリアと同盟条約を締結するという、広報戦略上、致命的な誤りを犯した。ソ連を仮想敵から明示的に外して*44、実質的にアメリカを対象とする形を取ったため、ファシズム対民主主義という相手側の宣伝戦に手を貸す結果となった。

 「広報戦略」云々という島田の文章には吹き出してしまいました。
 そんなことより「ドイツと手を組んだこと」により「ドイツをバックに東南アジア侵略を企んでるのではないか」と疑心の目で見られ英米との関係が悪化し、ついには対英米戦争(太平洋戦争)に突入したことが問題だと思うんですが。

中国軍が、朝鮮戦争時、多数の韓国国民を殺戮した歴史など、この愚人にとってはどうでもよいのだろう。

 そういうことは中韓国交正常化で一応片がついてると思うんですけどね。「中国には北朝鮮との関係もあるので、中国が声高に朝鮮戦争を正当化しない限り、朝鮮戦争の件について別に謝罪などなくても大目に見る」てことでしょう。


■武藤*45元駐韓大使の不見識な日本推定有罪論
http://island3.exblog.jp/24803838/
 推定有罪も何も「慰安婦は違法行為」というのは否定しようのない事実です。島田らウヨは嘘八百かますのも大概にして欲しい。

《日本が注意すべきポイントは、「狭義の強制性はなかった」という主張は決してしないことです。なぜならその主張は、かえって国際社会に「過去の非人道行為を反省していない」との不信感を植え付け、ますます韓国側に同情を集めてしまいかねないからです。この問題の対応は、世界がどう見ているかという視点で考える必要があるのです。》
《そもそも、軍による「強制性」がなかったと言い切れるかどうか。資料がない*46がないというのは理由になるのか。軍人による強制連行を資料として残すとも考えられません*47。また、「絶対になかった」と明確に否定できる証拠にしても見つかることはないと思います。》

 まあ正論ですよね。武藤氏が著書『日韓対立の真相』(2015年)を出した悟空出版という所は、

ヘンリー・S・ストーク*48外国特派員協会重鎮が反日中韓の詐偽を暴いた』(2015年)
西岡力*49朝日新聞「日本人への大罪」:「慰安婦捏造報道」徹底追及』(2014年)
呉善花*50『「反日韓国」の自壊が始まった』(2014年)

などという極右本を出すところで武藤氏の本も韓国に不当な非難を加えてる疑い濃厚*51ですがそれにしたって、さすがに河野談話否定論を放言するほど武藤氏は愚かではないわけです。

*1:いくら被害者が女性とは言え、性的な要素のない暴力事件で「レイプ」とか言い出すのはむしろ「戦場では男はレイプするもの」と言う島田のゲスさが浮き彫りになってるだけだと思いますが。だからこそ島田は慰安婦を正当化しようとするのでしょうし。

*2:個人サイト(http://yamaguchijiro.com/)。著書『政治改革』(1993年、岩波新書)、『日本政治の課題:新・政治改革論』(1997年、岩波新書)、『イギリスの政治・日本の政治』(1998年、ちくま新書)、『日本政治・再生の条件』(2001年、岩波新書)、『戦後政治の崩壊:デモクラシーはどこへゆくか』(2004年、岩波新書)、『ブレア時代のイギリス』(2005年、岩波新書)、『政権交代論』(2009年、岩波新書)、『政権交代とは何だったのか』(2012年、岩波新書)、『いまを生きるための政治学』(2013年、岩波現代全書)など

*3:島田の単著はググっても『アメリカ・北朝鮮抗争史』(2003年、文春新書)位しか出てきません。あとはおそらくウヨ連中(巣くう会、国家基本問題研究所など)との共著でとても学問的業績と評価できるものではないでしょう。

*4:この時代劇は『主役が萬屋錦之介』『「人間じゃねえ、叩き斬ってやる」という決めぜりふ』から考えるに『破れ傘刀舟悪人狩り』でしょう(ウィキペ『破れ傘刀舟悪人狩り』参照)。

*5:揚げ足取りすれば「叩き斬ること」は必ずしも「斬首」ではないですが。

*6:もちろん安倍万歳が島田のわけですが。ただ島田らウヨも「安倍が日朝交渉路線に転じたこと」「安倍が米国の批判にびびって靖国参拝しないこと(ただし玉串料を出す辺りが中途半端ですが)」「安倍が米国の批判にびびって河野談話踏襲を明言したこと」などには『手前は真正保守じゃねえ、叩き斬ってやる』位の怒りを内心では感じてるかも知れません。

*7:もちろんこの「略称」とやらは島田のくだらない悪口雑言にすぎません。

*8:30カ国の首脳級の「首脳級」とは「首相、大統領」と言う意味ですので、この30カ国には「外相を出席させるフランス、イタリア」や「駐中国大使を出席させる米国、カナダ」などは入っていません。何らかの形で政府要人、政府代表を送り込む国は朝日記事(http://www.asahi.com/articles/ASH8T5TT2H8TUHBI02X.html)に寄れば49カ国のようです。

*9:後で指摘しますが欠席するのは「首脳級(首相、大統領)」であって米英仏独伊の欧米主要国は「外相(フランス、イタリア)」「駐中国大使(米国)」など、何らかの形で政府代表を出席させています。産経の記事は詐欺も同然です。

*10:いわゆるサンフランシスコ講和条約のこと

*11:式典出席国には連合国でない国(例:リビア)もありますし、連合国全てが出席してるわけではない(例えばフィリピンは今回欠席)のですが、よりによって連合国「エチオピアキューバベネズエラ」の名前を挙げて「何で出席するんだろう?」などとドヤ顔する産経の馬鹿さには笑えます。

*12:鳩山内閣官房副長官

*13:著書『朝鮮民主主義人民共和国中華人民共和国:「唇歯の関係」の構造と変容』(2010年、世織書房)、『北朝鮮:変貌を続ける独裁国家』(2013年、中公新書)、『北朝鮮は何を考えているのか:金体制の論理を読み解く』(2013年、NHK出版)

*14:いい加減島田には「反共主義の一種」とされるファシズムを何故共産国中国に対して使うのか、何故「一般に共産党独裁に使われるスターリニズムと言う言葉を使わないのか」、旧ソ連、東欧や北朝鮮ベトナムキューバといった「中国以外の共産国」は「ファシズムなのかどうなのか」まともに説明して欲しいもんです。

*15:追記:その後の報道に寄れば、実際には「首相や大統領が出席しないだけで」、欧米主要国(米英仏独伊)は全て政府代表が出席するようです。

*16:もちろん三流芸能人だって政治的意見表明の権利はあります。もちろん島田の場合、自分が敵視する芸能人に「三流」のレッテルを貼ってるだけですが。

*17:実際、丸川は第二次安倍内閣厚生労働大臣政務官です。

*18:WBA世界ライトフライ級王者。引退後は解説者、ボクシングジム会長、テレビタレントとして活動。

*19:あくまでも島田の理解に過ぎません。俺は不勉強、無知なので「新型大国関係」がどんなものかについてはノーコメントです。

*20:実際には共和党内にも「オバマケアは認めてもええんと違うか」と言う意見もあって共和党も「オバマケア絶対阻止」で一枚岩になれなかったという理由もあるようですが、そういうことは勿論島田は無視します。

*21:島田も同意見か?

*22:2004年に出馬したラルフ・ネーダーと同じで「勝つつもり」というよりは民主党主流派への異議申し立てでしょう。

*23:別に「制度溶解」ではないですよね。「同性婚や一夫多妻、一妻多夫」を正当な婚姻と認めない人間には「溶解に見えるだけ」です。

*24:もちろん俺は是と思いませんが。

*25:日本が旧連合国相手に無法な軍事行動しない限り、事実上死文化してはいますが。

*26:著書『現代中国知識人批判』(1992年、徳間書店)、『天安門事件から「08憲章」へ』(2009年、藤原書店)、『「私には敵はいない」の思想』(2011年、藤原書店)、『最後の審判を生き延びて』(2011年、岩波書店

*27:天皇制(昭和天皇)の存在を何だと思ってるんでしょうか?

*28:515事件や226事件といったテロの横行はいい加減「社会の過激化」でしょうに。

*29:日本をファシズムと見ない論者もいるようですがそれを言い出すと話がぐだぐだになりますのでそれはスルーします。

*30:戦後、日本共産党書記長、衆院議員

*31:戦後、日本共産党書記長、委員長、議長を歴任。参院議員。

*32:と偉そうな事を抜かす島田ですが、当時、島田が右翼活動家ならおそらく「ドイツの勝利に幻惑されて反米発言をかましていた」でしょう。当時は「親独伊、反英米」が日本ウヨの流行だったからです。

*33:米国も対象にはしているでしょうが、この条約は条文上はターゲットは別に米国に限定されていません。

*34:枢軸国VS連合国は「ファシズム対民主主義」と言っていいと俺は思いますが。「スターリン蒋介石は独裁的」なんてことはこうした理解の妨げにはならないと思います。「枢軸国側は全部独裁」ですし、連合国側のウチ、米英仏は民主主義国ですから。

*35:2001年にノーベル平和賞を受賞

*36:島田だと「故意のデマ」の疑いもありますが

*37:著書『底抜け合衆国:アメリカが最もバカだった4年間』(2012年、ちくま文庫)、『トラウマ映画館』(2013年、集英社文庫)、『教科書に載ってないUSA語録』(2014年、文春文庫)など

*38:著書『中国報道の読み方』(2002年、岩波アクティブ新書)、『「対日新思考」論議の批判的検討:新たな対話の枠組みを求めて』(2004年、日本僑報社)、『中国文化強国宣言批判:胡錦濤政権の落日』(2011年、蒼蒼社)など

*39:パン総長にあわせて、日本人国連幹部を上げてみました。

*40:元国連事務次長。著書『国際連合:軌跡と展望』(2006年、岩波新書)、『「独裁者」との交渉術』(2010年、集英社新書)など

*41:国際基督教大学准教授、上智大学教授、国連高等難民弁務官(1991〜2000年)、JICA(国際協力機構)理事長(2003〜2012年)を歴任。著書『難民つくらぬ世界へ』(1996年、岩波ブックレット)、『紛争と難民:緒方貞子の回想』(2006年、集英社)、『満州事変』(2011年、岩波現代文庫)など

*42:首相、下院議長を経て現在、大統領

*43:共青団共産主義青年団)中央書記処第一書記、貴州省党委員会書記、チベット自治区党委員会書記、国家副主席などを経て国家主席、党総書記、党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*44:「日独伊三国軍事同盟(1940年)」が「ソ連を仮想敵から外してる」とは明らかに間違った認識でしょう(三国同盟の前には日独伊三国防共協定(1937年)を結んでますし)。独ソ不可侵条約(1939年)に「日独伊三国同盟は影響しない」という条文はありますが、それは「仮想敵から外した」と言うのとは違うんじゃないか。まあ、ノモンハン事件(1939年)での惨敗もあって「ソ連と対決する事」を日本が避けたことは事実ですがそれは「三国同盟」の問題ではなく「日ソ中立条約(1941年)」の問題でしょう。

*45:駐韓日本大使館二等書記官、一等書記官、参事官、外務省アジア局北東アジア課長、駐韓公使などを経て駐韓大使。

*46:実際には「スマラン事件裁判記録」など「強制連行を証明する資料」はありますが。そもそも「元慰安婦証言」だって証拠の一つです。「証言は証拠じゃない」なんて言ったら刑事訴訟も民事訴訟も成り立ちません

*47:そもそも終戦直後、戦犯追及を恐れた日本側が大量の書類を焼却処分したことは有名な話です。

*48:著書『なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか』(共著、2012年、祥伝社新書)、『英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』(2013年、祥伝社新書)、『永遠のノックアウト:《戦勝国史観の呪縛》について英国人記者も交えて語らった』(2014年、ヒカルランド)など

*49:著書『日韓「歴史問題」の真実:「朝鮮人強制連行」「慰安婦問題」を捏造したのは誰か』(2005年、PHP研究所)など

*50:著書『「反日韓国」に未来はない』(2001年、小学館文庫)、『「反日親北」をやめられない韓国の暴走』(2006年、小学館文庫)、『虚言と虚飾の国・韓国』(2012年、ワック文庫)、『なぜ「反日韓国に未来はない」のか』(2013年、小学館新書)、『侮日論:「韓国人」はなぜ日本を憎むのか』(2014年、文春新書)、『朴槿恵の真実:哀しき反日プリンセス』(2015年、文春新書)など

*51:つうか仮にも元韓国大使ならこんな得体の知れないウヨ出版社ではなく「岩波書店」「講談社」などそれなりのビッグネームから出して欲しい。