「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(6/8分:荒木和博の巻)(追記・訂正あり)

■オール300kW送信開始
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/10/300kwnews201927.html
 「今まで100キロワットだったしおかぜの短波放送が300キロワットになった」と自慢する荒木です。
 しかしそれが一体拉致の解決の上でどう意味があるのか。もはやまともに拉致の解決を語ることは荒木にはできないようです。


■意向確認書
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/10/news2018271022-.html

 昨年のストックホルム合意後、政府は「北朝鮮との調査に使うため」として特定失踪者家族から失踪者に関する個人情報を北朝鮮側に提示することの「意向確認書」を集めました。
(中略)
 私自身が忘れていたのですが、あれはどうなったのでしょう。

 おいおいです。仮にも「特定失踪者」を騒いでる張本人・荒木が「忘れてたけど、そう言えばアレどうなったんでしょうか」なんて良くもふざけたことが言えるもんです。
 さすがに
1)そもそも北朝鮮に個人情報なんか提示しなかった
2)提示したが『こんなんで何をどう調べろと言うのか、調べようがない』と当然の反論をされそれきりで終わった
て話じゃないか。で荒木の方も何故か聞かないからそのまま日本政府がほったらかしと。


■大森勝久ブログ『日本国民よ!政府等に従順な在り方を自己否定しなければ国の安全と存立は守り抜けないのだ!--安倍首相は中共・ロシア・北朝鮮の尖兵の反日共産主義者である』
http://1st.geocities.jp/anpo1945/jikohitei.html
 「プーチン訪日を計画し」「習近平との首脳会談を計画し」「巣くう会や家族会が批判してるのに日朝交渉を継続する」安倍政権は『中共・ロシア・北朝鮮の尖兵の反日共産主義者』だといういつもの大森氏です。
 しかし「日中貿易や日露貿易、日朝貿易などの利権目当てに保守の信念を捨てる男」として安倍批判するならまだしも「反日共産主義」てのにはいつもながらびっくりですね。安倍のどこが共産主義なんでしょうか。

 「尖閣諸島を守る」と言うのであれば、安倍首相が(ボーガス注:韓国が実効支配する竹島(韓国名:独島)に上陸した李明博・前韓国大統領のように)尖閣諸島に上陸して世界中に日本領土であることをアピールし、そして自衛隊部隊を常駐させればよい。

 そんな事はいくら安倍だってできないということです。共産主義呼ばわりのトンデモ・大森氏は論外としてもウヨが安倍の「腰砕け」を大目に見るのは実に滑稽です。もちろん俺は「自衛隊常駐」なんて支持しませんが産経などウヨの日頃の論調なら「愛国者を裏切ったふぬけの安倍」とでも非難しないと筋は通らないでしょう。

 中国漁船の領海侵犯(操業)も急増している。一方、日本漁船は尖閣諸島の漁場へ行けなくなっている(9月11日付読売新聞)。
 だが当然のことながら、安倍首相は海上自衛隊を使って実力で中共公船を排除しない。

 海上保安庁の巡視船ならまだしも「漁船相手に海上自衛隊投入」なんて馬鹿な事はいくら安倍だってできないということです。いや「中国軍艦の領海侵犯」だって「日中関係悪化の危険性」などを考えればそうおいそれと海上自衛隊なんか出せるわけがない。


■国家基本問題研究所『中国の諸問題』(斎藤道彦中央大学名誉教授)
http://jinf.jp/news/archives/17438

 斎藤道彦*1中央大学名誉教授は、10月16日、国家基本問題研究所で櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員に対し、「中国の諸問題」と題して講演、引き続き意見交換を行った。
(中略)
 著書に『尖閣問題総論』*2や『日本人のための尖閣諸島史』*3等がある。
 当初、同行された中兼(ボーガス注:和津次)*4東京大学名誉教授により斎藤名誉教授の紹介があった。すなわち、斎藤名誉教授の著書により尖閣諸島の問題は(ボーガス注:尖閣が日本領であることが)極めて緻密に論証され尽くし、したがってこれが当該問題の結論になる*5と強調された。

 斎藤氏の主張については知りませんので評価はしません。気になるのは「国基研」に呼ばれて出かけていく斎藤氏や中兼氏の政治的スタンスです。
 もし斎藤氏、中兼氏が「日本領だから尖閣を国有化しようと自衛隊が常駐しようと構わない」と「国基研」と同レベルの考えならとんでもない話でしょう。それで済むなら歴代自民党総理(田中角栄*6大平正芳*7など)も「棚上げ論」なんか採用しません。
 また尖閣問題においては「台湾も領有権主張していること」に注意が必要でしょう。


■粛清
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/10/news2016271020-.html

国家というより山賊が12万平方キロの地域を占領していると思った方がよいのでしょう。

 荒木がこの種のくだらない北朝鮮への悪口雑言をするのには本当にうんざりです。建前では巣くう会は「アンチ北朝鮮右翼団体」ではなく「拉致被害者救出の為の人権団体」ですが、実際は「アンチ北朝鮮右翼団体」でしかないわけです。


■「日本を信じろ」
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/10/n-5656.html

 帰国した5人、特に蓮池薫さんが13年経った今も色々なことを隠していることには複雑な思いが募ります。

 荒木としては帰国した5人のうち、曽我さん以外が全く非協力的であることが無念でならないのでしょう。帰国拉致被害者に信用されない荒木の自業自得ですし、蓮池薫さんについていえば「兄さんを家族会から不当除名されて」荒木らに協力する気になるわけもないでしょう。

(ボーガス注:荒木和博が代表を務める特定失踪者問題)調査会は「特定失踪者の家族も(ボーガス注:政府認定拉致被害者家族に対する、拉致担当)大臣との会合や外務省の説明の席に加えて欲しい」と求めてきたのですが、逆に最近はそれまで(ボーガス注:会合や説明の席に)加わっていた調査会役員*8まで対象から外されています。

 「特定失踪者なんて政府認定拉致に関係ない」という安倍政権や家族会、巣くう会による「特定失踪者問題調査会(荒木和博グループ)斬り」が始まり荒木がうろたえてるようです。ただしこうした荒木の文章は荒木の主観はともかく客観的には「ただの荒木の醜態」でしかないでしょう。


■記憶が消える 
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/10/news2013271016-.html
 「記憶が消える」のはどうしようもないことです。そもそも荒木が騒いでる特定失踪者なんて北朝鮮拉致の可能性は極めて低いし、基本的にできることは何もないでしょう。


■無理
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/10/news2012271014-.html
 荒木が「何故警察は拉致を阻止できなかった」と罵倒してるだけの駄エントリです。全く建設的ではありません。


■お役所仕事
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/10/news2011271012-.html

 昨日のメールニュースで小野外務省北東アジア課長をアジア大洋州局長と誤記しました。お詫びして訂正します。
※この部分ブログでは修正済みです。

 やれやれです。小学生じゃあるまいしこんなお粗末な誤記をして「お詫びして訂正」と言えば済むと思ってるのか。荒木の拉致問題についての「真剣さ」「問題解決能力」が疑われる話でしょう。

 日本国内で実行犯が捕まらないこと*9、もっと言えば拉致被害者(認定未認定*10を問わず)を取り返せないことも、詰まるところは「何十年も前の、もう役所にもいない先輩の不作為・隠蔽・あるいはミスだ。それでも明らかになれば自分たちが責任をとらなければならないし、他の関係者にもややこしいことになる。その上組織全体の問題となるし、政治家はどうせ責任を取ろうとはしない。ややこしいことになるならこのままにしておいて時間が過ぎるのを待った方がいい。どうせあと1年で異動だし」ということなのでしょう。

 やれやれです。実行犯が捕まらないのは単に「証拠がないから」でしょう。もちろん証拠がないことを「捜査が無能怠慢」というなら「その批判が正当かどうかはともかく」主張としては理解できます。荒木の暴論には呆れて物が言えない。
 大体、未解決事件は拉致以外にも「三億円事件(1968年)」、「朝日新聞阪神支局襲撃事件(1987年)」、「『悪魔の詩』訳者(五十嵐・筑波大助教授)殺人事件(1991年)」、「国松警察庁長官狙撃事件(1995年)」、「御嵩町長襲撃事件(1996年)」*11などたくさんあるわけです(ウィキペ「日本の未解決事件」「日本の未解決殺人事件」を参照)。
 また「数は少ないとはいえ」拉致以外にも「指名手配されてるが逮捕されてない人間がいること」は交番のポスターなどでもよく分かります。

 松原前大臣が先日記者会見で「(注:拉致担当相在任中から)拉致と認識している」と語った(注:巣くう会認定の特定失踪者)大澤孝司さん・藤田進さん(川口)にしても、もし今拉致認定すればマスコミの皆さんは加藤大臣にマイクを向けて「拉致の疑いが十何年も前から公然と叫ばれておりご家族も表に出て訴えてきたのになぜ今になって認定するのですか」と聞くでしょう。そのとき「これまでは分かりませんでした」とも「隠していました」とも言えるはずはありません。結局今のままでじっと時が過ぎるのを待つことになります。

 ばかばかしい。松原の主張なんかデマに決まってる。つうか本当にそれが事実ならそれこそ「手前、松原、それなら大臣在任中に認定しろよ!」「何で在任中に認定しなかったんだよ、野田総理から『認定するな』と圧力でもあったのか?。何故認定しなかったのか、理由言ってみろよ!」「お前、大臣辞めて無責任な立場になったから巣くう会に媚びてデマってんじゃねえのか、この野郎!」とつるし上げる話であって松原を褒める話じゃないでしょう。
 それはともかく、荒木も「特定失踪者が認定されないのは『何故もっと早く認定しなかった』と警察官僚や官僚より上の政治家(最終的には安倍総理)が批判されるのが嫌だからだ」とついに「安倍政権が故意に認定をネグってる」と強弁するに至りました。「お前ら巣くう会が特定失踪者を拉致認定できるとするまともな証拠を出さないからだろ、ふざけんな」て話です。
 つうか「認定、未認定に拘わらず交渉に出すと安倍政権が言ったから認定にこだわらない」と言った過去の荒木発言はいつの間にかどっかに行ってしまっています。


■優先順位
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/10/news2010271011-.html

 10月7日、現地調査で石川県内を移動中、内閣改造についての安倍総理の記者会見を車のラジオで聞きました。聞いていた範囲では拉致問題が出てきませんでした。
(中略)
 全く語られなかったというのは少なくとも拉致問題に関する優先順位が圧倒的に低いということを意味します。

 ちなみに安倍の「内閣改造直後」記者会見記録は政府ホームページ(http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2015/1007kaiken.html)で言うように確認できます。荒木の指摘通り、安倍の発言も、記者の質問も「新設の一億総活躍担当大臣」や「アベノミクス新三の矢」に集中しています。
 加藤大臣について安倍が言ったことは

http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2015/1007kaiken.html
・新設の一億総活躍担当大臣には、これまで官房副長官として官邸主導の政権運営を支えてきた加藤大臣にお願いいたしました。女性活躍や社会保障改革において、霞が関の関係省庁を束ね、強いリーダーシップを発揮してきた方であります。
加藤大臣には早急に「一億総活躍国民会議」を立ち上げ、対策を取りまとめてもらう考えです。さらには、2020年、そしてその先を見据えながら、3つの明確な目標に向かって、そしていつまでに実現を目指し、さらには具体的にどのような政策を実行するのか。具体的なロードマップを「ニッポン一億総活躍プラン」として取りまとめてもらいます。

と「一億総活躍関係ばかりで拉致なんか全然ない」わけです。
 つまり安倍にとって拉致などもはや重要ではないし、マスコミにとっても重要ではないと言う事です。むしろ重要なことは「新設の一億総活躍担当大臣」や「アベノミクス新三の矢」のわけです。
 ちなみに「日朝交渉責任者」岸田外相について安倍が語ったことも

http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2015/1007kaiken.html
 外交・安全保障については、先般成立した平和安全法制の着実な施行に万全を期してまいります。安全保障の基盤を確かなものとするとともに、積極的な平和外交を力強く進めるため、岸田外務大臣、中谷防衛大臣には留任していただくことにいたしました。

ということで拉致は全然出てきません。
 「何で拉致が記者会見ででてこない!」と悔しがる荒木ですが特定失踪者という与太を飛ばしてきた荒木の自業自得でしょう。

 昨日の新聞記事で「拉致交渉 体制立て直し」と出ていたので何だろうと思ったら外務省人事のことでした。小野アジア大洋州局長*12など5年同じポストにいるという、外務省のみならずおそらく日本の官僚機構でも前代未聞に近い状況で、いつ代わってもおかしくありませんでした。伊原アジア大洋州局長も本来ならとっくに交代しているはずです。

 「偉いさん」が「5年も同じポストにいる」ということは荒木が指摘するようにあまりないことだと思います。しかし、荒木らに配慮してうかつに動かせなかったと言う事でしょう。しかし今や荒木は「小野や伊原は使えないから動かせ」という立場になったようです。
 なお、荒木の言う記事とは■産経新聞『拉致交渉の態勢立て直し 事務方交代、北京に担当公使』(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151010-00000070-san-pol)のことです。
 この記事に寄れば「2015年10/16付け人事」で

・アジア大洋州局長:石兼公博*13国際協力局長が就任
・アジア大洋州局北東アジア課*14長:金井正彰中東アフリカ局中東第2課*15長が就任
・新設の「北朝鮮担当公使ポスト(北京駐在)」:外務省出身の實生(みばえ)泰介・前拉致問題対策本部政策企画室長が就任
・現在の北東アジア課長の小野啓一氏はNSC国家安全保障会議)事務局に異動

だそうです。これが拉致解決において何か意味があるのか、特に意味はないのかは不明です。
 また■夕刊フジ『外務省、仰天の局長人事 日中関係修復に尽力の福田元首相が後押し?』(歳川隆雄)
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150929/plt1509290830002-n1.htm
によれば他にも

・斎木昭隆*16次官、杉山晋輔*17外務審議官(政務担当)と長嶺安政*18外務審議官(経済担当)のトップ3は留任。
・いわゆる筆頭局長*19の総合外交政策局長:秋葉剛男国際法局長が就任
・官房長:山崎和之NSC国家安全保障局)審議官が就任
国際法局長:斎木尚子*20経済局長が就任
・北米局長:森健良経済局審議官が就任
・経済局長:金杉憲治駐韓国筆頭公使が就任
・国際協力局長:山田滝雄*21アジア大洋州局南部アジア部*22長が就任
・領事局長:能化正樹前内閣情報調査室次長が就任
・駐ロシア大使:上月豊久官房長が就任

などという人事が行われるようです。伊原アジア大洋州局長の処遇ですが歳川氏は「年明け早々にトップ3が異動し、伊原氏は外務審議官(経済担当)に昇進」「斎木次官の後任がナンバー2の杉山外務審議官(政務担当)、杉山氏の後任外務審議官(政務担当)が石井正文*23・駐ベルギー大使」と予想しています。

 大臣の人事も(注:前官房副長官、前内閣人事局長で)総理に近いということが強調されているようですが、例えそうであってもこれまでほとんど拉致に関わってこなかった人です。しかも今回の看板の「一億総活躍」担当大臣で、さらに女性活躍*24担当大臣、再チャレンジ担当大臣、国土強靱化担当大臣、内閣府特命担当大臣少子化対策男女共同参画*25を兼任です。

 兼任というなら前任の山谷えり子も「国家公安委員長」「防災・国土強靱化担当相」「領土・海洋問題担当相」の兼任でした。しかし荒木は山谷の大臣就任時に「何故兼務なのか」なんて批判はしていません。したがって荒木が問題にしてるのは兼任云々よりも「安倍の側近」とはいえ荒木と加藤新大臣につきあいがほとんどないことでしょう。
 なお、以前も指摘しましたが、島田洋一・巣くう会副会長は荒木と違い

http://jinf.jp/feedback/archives/17241
 拉致担当相に決まった加藤勝信衆院議員(新設の1億総活躍担当相と兼任)は、以前から安倍首相に近く、国基研とも関係の深い政治家である。
 私も一度、国基研・国会議員有志訪印団で、数日間加藤氏と行を共にしたことがある。理念的にしっかりした政治家だと思う。
 前官房副長官で側近の加藤氏を拉致担当相にという人事は、今後、官邸主導で拉致問題解決に当たるという北朝鮮へのメッセージ、と捉えたい。

とべた褒めです。

大臣室を飛び回っているうちに1日が終わってしまいます。

 「大臣室を飛び回る」とは「少子化対策で厚労大臣と協議」「国土強靱化対策で国交大臣と協議」と飛び回ると言う事でしょうか?
 確かに「一億総活躍担当」「女性活躍担当」「再チャレンジ担当」「国土強靱化担当*26」「少子化対策*27男女共同参画」とこんなに任務をつけたら「拉致まで手が回らない」としても不思議ではない。
 しかも
少子化対策」:今回の「新アベノミクス三本の矢」で安倍が「希望出生率1.8実現」をぶちあげた(ちなみに他の二つは「GDP600兆円」、「介護離職ゼロ*28」)
「一億総活躍」「女性活躍」「再チャレンジ」「国土強靱化」:これらも全て「建前では」安倍内閣の看板政策
なのですから、全部まじめにやってたら、なおさら拉致に手なんか回らない。そしてまじめな話、風化した拉致なんかやるより「一億総活躍担当相として新法をつくるとか何か成果を出す」「少子化担当相として安倍のぶち上げた希望出生率1.8実現」する方が加藤氏に対する「世間の評価も安倍の評価も高い」んじゃないですかね。下手に拉致に手なんか出しても家族会の連中は全然感謝しませんし。
 結局「拉致の件は加藤大臣は外務省(岸田外相)にほとんど丸投げ」があり得そうな話です。それを荒木も恐れてるのでしょう。何せ山谷や古屋といった過去の拉致担当相と違い、加藤新大臣とは荒木は全然つきあいがないそうですから。
 安倍からすれば「一億総活躍、拉致など、看板政策は全部一つにまとめました」つうことかもしれませんが見てる側は「全部中途半端になるんじゃねえの?」と疑問を感じますね。
 そう言えば第一次安倍内閣でも高市早苗内閣府特命担当大臣 (沖縄及び北方対策担当)が、他にも「科学技術政策*29担当」「イノベーション*30担当」「少子化*31男女共同参画社会担当」「食品安全担当」とすさまじいまでの「兼務の嵐状態」でした。この「兼務の嵐」は安倍の性格的なものでしょうか。

 (注:加藤新大臣は、拉致、女性活躍、再チャレンジ、一億総活躍、少子化、国土強靱化など)安倍政権で打ち出して使い捨てにしたスローガン*32を処理する担当大臣と言ったら言いすぎになるでしょうか。

 荒木も随分と安倍に悪口雑言するようになったもんです。つうか拉致、女性活躍、再チャレンジ、国土強靱化はともかく、「一億総活躍」も「少子化克服(つうか希望出生率1.8実現)」も「使い捨て」どころか、つい最近打ち出したばかりですが。つい最近打ち出したスローガン「一億総活躍」「少子化克服(つうか希望出生率1.8実現)」を「どうせ使い捨て」と言っちゃうんだから荒木の安倍への恨み辛みは相当でしょう。


■1万キロ現地調査の目標達成について
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/10/1news2009271010.html

 この後12月に第29回(香川・徳島)を予定していたが、今回で1万キロを達成したこともあり、「1万キロ現地調査」はこの第28回で終了とします。今後のチームを組んでの調査はテーマを絞ったもの(これまでであれば鹿児島県吹上浜島根県益田市の特別現地調査のような形)として適時実施することとします。もちろん個々の役員が単独で行う調査は引き続き実施し、香川・徳島の調査もこれらの中で行っていく予定です。

 荒木の言ってることがまるきり意味不明ですね。「1万キロ」は「それくらいの距離になるまでは最低限調査を行う、それだけ調査必要な場所がある」という話であって「1万キロに達したら調査しない」つう話じゃないでしょうに。
 大体調査するかしないかは
1)「調査する意義があるかどうか」
2)「調査する能力や調査する金銭的、マンパワー的余裕が巣くう会にあるかどうか」
で決まる話でしょう。1)がなければ調査する必要がそもそもない。1)があっても2)がなければ、政府はともかく少なくとも「救う会には調査なんかできない」わけです。
 キロ数で決まる話じゃない。
 結局、荒木も「調査になんの成果もない」上、政府やマスコミも「荒木調査」を相手にせず、家族会も必ずしも「荒木調査」に好意的でない、拉致の風化で献金も減ってきて予算的にもきつい、つうことで調査を打ち切る方向に動いたに過ぎないでしょう。
 ただそれを認めたくがない故に「1万キロ達成」という意味不明な話が出てくるのでしょう。


■いいかげん
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/10/news200827109-1.html

 今回の調査に限ったことではないのですが、北朝鮮の拉致を疑わせる事案には度々変な遺留品が登場します。
(中略)
 何か頓珍漢なところが北朝鮮のやることです。「いちおうマニュアルでは『偽装工作をせよ』と書いてあるが、何人拉致しても何もしてこないんだから、とりあえず何か置いとけば良いだろう」といういいかげんなやり方だったのではないか。

 そもそも荒木の騒ぐ特定失踪者は「北朝鮮拉致」どころか「犯罪に巻き込まれたかどうか」も怪しいわけです。そして仮に遺留品が「拉致実行者の偽装工作*33」だとしても「だからなんだ」で終わる話です。
 拉致被害者の救出や拉致実行者の逮捕に結びつかなければ全く無意味な話です。


■疑問
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/10/news200627108-8.html

 七尾のホテルの部屋から海を見ながら書いています。

 七尾って言えば「海の幸にうまい酒」、本当に観光旅行にはいいところでしょうね。有名な和倉温泉がある*34ところですし。荒木も大いに「海の幸にうまい酒、そして温泉」を堪能したのでしょう。
 ふと思ったんですが荒木の「自称調査旅行」て、今回の能登に限らずはっきりいって事実上の観光旅行でしょう。「調査の名目で観光旅行」、実に美味しい話ですね(毒)。「荒木は最低のクズ」としか言いようがないですが。
 何せ「海岸沿いの所は全て拉致候補地にでっちあげることができます」し「海岸沿いの所」は通常、景色(オーシャンビュー)もいいし、魚も美味しいわけです。

 昨日は坂下喜美夫さん、小西能幸さんに関する調査を行いました。
(中略)
 昨日お二人のご家族に会って聞いたことで気になったことがありました。「子供の頃、(親に叱られた時などに)『人さらいに連れられてしまうぞ!』と言われたりしたという記憶はある」「『ハングル文字の船がよく入っている。』という話は昔からあったが警察は『ふーん』といった感じで何も動かない」などのお話し

 荒木もまともじゃないですが、「坂下さん、小西さんのご家族」もまともじゃないですね。まあ、特定失踪者なんて与太話に乗っかる人間はまともじゃないでしょうが。

「子供の頃、(親に叱られた時などに)『人さらいに連れられてしまうぞ!』と言われたりしたという記憶はある」

の「人さらい」つうのは「宮崎勤のような性犯罪者」「身代金目的誘拐犯」でしょうに。
 それにオレ(1970年代後半生まれ、いわゆる団塊ジュニア)だって子どもの頃は親に「午後遅くまで遊んでると人さらいに(云々)」て言われたことはありますよ。だからって親が「北朝鮮拉致」のことを考えてるわけがない。大体どこに子ども*35を拉致する北朝鮮工作員がいるのか。
 今だって「午後遅くまで遊んでると人さらいに(云々)」て言う親はいるのではないか。
 「ハングル文字の舟が入ってる」てそれ単に「合法な入港」じゃないんですかね。仮に違法入港だとしても「ハングル文字の舟が入ってる」程度のあやふやな話で何ができるのか。


■人事が万事
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/10/news200527107-6.html

 今日の内閣改造拉致問題担当大臣山谷えり子*36現大臣から加藤勝信官房副長官に交代するようです。もともと拉致問題担当大臣にはあまり権限がなく*37、できることに限りはあったのですが、山谷さん、その前の古屋さんはともかく長く(注:拉致議連メンバーなどとして)拉致問題に取り組んで来ました。加藤さんは拉致議連の役員だった記憶もありませんし、そもそも拉致問題で名前が出てきたこともありません。大臣としても新設の一億総活躍担当相との兼務*38です。おそらくお役所の言うことに従って発言し、決まったことをやるだけでしょう。
 「人事が万事」。結局安倍政権の拉致問題に取り組む方針はそういうことなのだなとあらためて感じた次第です。

1)「内閣官房副長官」にして「安倍が鳴り物入りでつくった内閣人事局」の初代局長
2)今回、安倍が宣伝してる「一億総活躍担当大臣」に就任予定、
ということで安倍の側近と見なされてる加藤氏です。
 安倍を万歳しまくってきた荒木なら「山谷氏の退任は残念だし、つきあいがないので拉致について、加藤氏の識見や能力は分からない。しかし彼は内閣官房副長官という安倍側近でもあるし、ひとまず安倍総理の判断を信じたい」と言うかと思いきや悪口雑言です。よほど荒木は安倍に不満がたまってるのでしょう。とはいえ「安倍内閣打倒!」と言えない点が荒木の限界です。
 今のところ自民党には「ポスト安倍」になりうる安倍の対抗勢力がいませんし、「将来、総理総裁を目指し対抗勢力になるのでは?」と言われてる面子(例:石破*39地方創生担当相、谷垣*40幹事長、岸田*41外相、麻生*42副総理・財務相、野田*43前総務会長、石原*44環境相など)にしたって荒木にとって「望ましい面子」とはとても言えません。あえて言えば「稲田*45政調会長」は荒木にとって望ましいかも知れませんが、さすがの荒木も「稲田がポスト安倍」とは思ってないでしょう。
 荒木が期待していた次世代は前回衆院選で惨敗、元党首の平沼*46は「自民に復党」しました。まだ次世代に残ってる面子も「到底上がり目はない」でしょう。もちろん平沼にしたって今さら戻ったところで自民党内で活躍できるわけもない。
 「次世代以外の野党」は民主にせよ、維新にせよ、共産にせよ、社民にせよ、生活にせよ、アントニオ猪木元気会にせよこれまた荒木にとって望ましい面子ではない。
 結局荒木は

政府がやらないなら民間でやらなければ。そんな思いで現地調査に臨みます。

というしかないわけです。荒木も「現地調査」なんかしたところで今の劣勢を挽回できないことはよく分かってるでしょうが。
 一方島田洋一・巣くう会副会長は荒木と違い

http://jinf.jp/feedback/archives/17241
 拉致担当相に決まった加藤勝信衆院議員(新設の1億総活躍担当相と兼任)は、以前から安倍首相に近く、国基研とも関係の深い政治家である。
 私も一度、国基研・国会議員有志訪印団*47で、数日間加藤氏と行を共にしたことがある。理念的にしっかり*48した政治家だと思う。
 前官房副長官で側近の加藤氏を拉致担当相にという人事は、今後、官邸主導で拉致問題解決に当たるという北朝鮮へのメッセージ、と捉えたい。

とべた褒めです。まあ島田の場合「巣くう会副会長でありながら、『特定失踪者問題調査会代表、予備役ブルーリボンの会代表』『元巣くう会事務局長』荒木と違って明らかに拉致問題に興味がない」「むしろ島田は中国叩きや河野談話否定論など別件に興味がある」「だから加藤氏が国基研好みのウヨ言動さえしてくれればそれでいい」ということに注意する必要がありますが。
 「幹部であり、意見が大筋で一致しているべきである」荒木の主張と島田の主張がここまで食い違うとは、巣くう会は明らかに混乱しています。まあ、結果的には「安倍信者の集まりであるウヨ業界から除名(?)されるのをおそれて」荒木が適当に矛を収め、安倍批判をうやむやにすることになるのでしょうが。


■明日から第28回1万キロ現地調査
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/10/281news20042710.html

 例えば能登半島の北部では工作員の出入りが頻繁に行われており、そのいくつかは今回も回るのですが、例えば辛光洙や徐兄弟*49の密出入国した場所などを警察に聞いたところ、この3人は日本の警察は事情聴取をしていないので場所は分からないとのことでした。本当ならひどい話ですが、まあウソでしょう。

 もちろん荒木の警察に対する嘘つき呼ばわりには何の根拠もありません。大体、シンガンスはともかく徐兄弟なんか拉致に関係ないしそもそも北朝鮮工作員でもないでしょうに。荒木は「徐兄弟は北朝鮮工作員で拉致にも関与していた」と放言する気でしょうか。


曽我ひとみさんの拉致
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/10/news200327105-f.html

 (ボーガス注:政府認定拉致でも、特定失踪者でもなかった)曽我さんが拉致されていたということは何を意味するのか。私たちも警察も知らない拉致被害者もいるということです(中略)。「全ての拉致被害者の救出」というのはそれらの人々、第二、第三の曽我ひとみさんも救出するということです。

 バカも大概にしろって話です。「第二、第三の曽我ひとみさん」なんてもんが仮にいるとしても*50救出できるわけがないでしょう。政府が北朝鮮拉致だと認定していないものをどうやって救出するのか。


■2人だけではない
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/10/2news200227104-.html

大澤孝司さんと藤田進さん(川口)について、松原仁・元(ボーガス注:拉致担当)大臣が在任中拉致と確信していたにもかかわらず拉致認定ができなかったという現実です。

・タイトルの意味はもちろん「北朝鮮拉致は大澤、藤田二人だけではない。特定失踪者800人のほとんど総てが北朝鮮拉致だ、何としても特定失踪者をできるだけ多く拉致認定して欲しい」と言う与太です。
・当初は「認定の有無に拘わらず日朝交渉に持ち出すと政府が約束してくれたから認定しなくてもいい、妥協する」と言っていた荒木ですが「考えが変わった」ようです。
・普通に考えて松原の発言はデマでしょう。
 先ず第一にそれが事実なら何故松原は大臣在任中に認定しなかったのか。そして大臣退任後もずっとそんな事は言ってなかったのに何で今頃そんな事を言い出したのか。
 第二に、松原の大臣退任後、古屋圭司山谷えり子が拉致担当相ですが彼らも拉致認定なんかもちろんしません。それをどう評価するのか。
 第三にこの松原発言、全然マスコミに騒がれてなどいません。いくら最近は「10月7日に内閣改造が予定されてる」「日本人がスパイ容疑で中国政府に拘束された」「ロシアがシリアで空爆を始め、英米と対立してる」「人気芸能人・福山雅治吹石一恵の結婚が発表された」「東京五輪限定実施競技のIOCへの推薦候補が決まった」などなど「毎日のようにワイドショーなどを賑わすニュースがある」とはいえこんなに話題にならないのは不自然です。
 これを「合理的に考えるなら」「松原のデマ」しか答えはないわけですが「松原発言は事実」「何としても二人を拉致認定したい」と強弁する荒木はそうはなりません。
 荒木曰く「認定を阻む闇の力がある」んだそうです。その「闇の力」には松原も古屋も山谷も逆らえなかったと(荒木は松原らを拉致担当相に任命した首相である野田や安倍も「闇の力」に逆らえなかったと言うんでしょうか?)。その「闇の力」に寄ってマスコミもほとんど報道しないと。その「闇の力」とは何なのか(日本警察?)。なぜ「闇の力」はそういうことをするのか。なぜその「闇の力」は「荒木や松原のこうした活動」を阻止しないのか?。なぜ「闇の力」は荒木ら巣くう会や松原を暗殺しないのか?
 もはや
1)マンガ「男組」の「影の総理」(まあアレはネタですけど)
2)ブラジルの勝ち組などと同レベルです。
 根拠があるならともかく笑い話でしかありません。


■国家基本問題研究所『「冨山直言」に蛇足ながら』富坂聰*51拓殖大学教授)
http://jinf.jp/feedback/archives/17166

 読まなくても中身は分かる。
 これは日本のメディア関係者に「保守論壇の記事をどう思うか?」と訊ねたときによく耳にする批判だ。「どうせ結論ありきの分析」と見切られているのだ。
 そして米中首脳会談を受けた日本の新聞報道は、まさに「中身を読まなくても分かる」内容だったといわざるを得ない。要するに米中間にどんな合意ができたとしても「アメリカは中国に冷淡だった」という結論に落とし込む目的が最初からあるのだ。日本人の願望に忠実な商業ジャーナリズムが導くべくして導いた結論ともいえるだろう。

と言う人間・富坂が国家基本問題研究所のウヨ・富山*52を「真実を追究してる」とか抜かすのだから大笑いです。
 「民主党オバマは中国びいきだ」と罵倒する富山のどこが真実を追究してるんでしょうか。
 つうか「オバマを中国びいきと罵倒する」なんてのは「ウヨの世界で今はやってること」であって全然珍しいことじゃない(特にその種のオバマ罵倒が酷いのが酒井信彦という極右です)。
 何も総てのウヨが「米中対立」を叫んでるわけではない。
 つうか「米国はウヨの希望するような中国との全面対決などできるわけがない」なんてことはまともな人間なら「富山でなくても」誰でも言ってることであって「富坂のようにほめることではない」ですが。
 つうか「南京事件否定論」「河野談話否定論」など「読まなくても内容が分かるワンパターンの上に悪質なデマ」かます国家基本問題研究所とつきあって恥じないのだから「客観的な中国認識を目指す」とうそぶく富坂もお里が知れています。
 まあ、富坂は所詮、ウヨの巣窟「拓殖大学」の教員ですしね。


■国家基本問題研究所「憲法問題、改正への機運を逃すな」(ブラーマ・チェラニー インド政策研究センター教授)
http://jinf.jp/news/archives/17179
 単に反中国極右のインド人が日本ウヨにこびへつらってるだけです。「どんだけ、お前中国が嫌いなんだよ」と呆れますね。


■突破口を
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/10/news200027101-1.html

 前のニュースで「(注:埼玉県)川口で失踪した大澤孝司さん*53」と書いたのは藤田進さんの間違いです。お詫びして訂正します。

 あまりにもお粗末なミスであり荒木の「本気さ」「まじめさ」を疑います。よくもまあ特定失踪者家族も荒木なんぞについて行けるもんです。

松原議員が大臣在任中、大澤孝司さんと藤田進さんについて、北朝鮮によって拉致され、生存していると確信していたことについての発言があり

 松原仁も本当にふざけた野郎です。だったら何で大臣在任中に認定しなかったのか。本来荒木や特定失踪者家族は「なら何で大臣在任中に拉致認定しなかった。理由を言ってみろや、松原」とつるし上げるべきでしょうがそうじゃないんだから荒木たちには心底呆れます。松原の発言がデマカセなんて明白じゃないですか。自分に都合が良ければいかに松原の発言が不自然で不合理であっても構わないのか。まあ、こんな与太話を記事にしてるのはどうも「産経&新潟日報」だけのようですけど。


■偶然
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/09/news199927930-3.html

 昼のニュースで中国で日本人がスパイ容疑で拘束されているとの報道が流れました。
 詳細は分かりませんが、聞くところによればこの事件は数か月前から複数のマスコミが追っていたことだそうです。しかし政府関係者は一切ノーコメントを通したとのこと。ある報道関係の知人*54は、「今日の新潟日報の記事にぶつけたのではないか*55」と言っていました。
 新潟日報の記事は、松原元拉致担当大臣が大臣在任中に得た情報から、佐渡で失踪した大澤孝司さんと(注:埼玉県)川口で失踪した大澤孝司さん*56が(注:北朝鮮に)拉致されたと確信していると語ったとの内容です。

 「今日の新潟日報の記事にぶつけたのではないか」てのは根拠レスの完全な陰謀論ですね。そもそも「新潟日報」なんてローカル紙の怪しい情報なんか世間は騒がないでしょう。「フォルクスワーゲン社不正事件の続報」「東京五輪限定で実施される競技に推薦される5競技(「野球・ソフト」、空手、サーフィン、ローラースポーツ、スポーツクライミング)が発表された」「福山雅治吹石一恵の結婚発表」「インドネシア高速鉄道受注競争で日本が中国に敗れる」などもっと世間的に注目されるニュースは今日も目白押しです。
 それに松原が「大臣時代の情報で確信してる」のなら何故大臣在任中に「特定失踪者二人」を拉致認定しなかったのか、て話です。
 「首相を辞めたらダライにあったが、首相になったら会わない安倍」と一緒で「大臣在任中は無茶しないが辞めると無責任発言(松原)」てだけでしょうよ。しかし新潟日報も何でこんなふざけた記事書きますかね。

 神戸の田中実さん拉致について、警察が拉致容疑事案として発表したのは今から10年前、平成17年(2005)4月25日です。これに基づいて政府は拉致認定しました。当時マスコミは田中さんの事案について非常に関心を持っていたのですが、「偶然」にもこの日の朝9時過ぎ、尼崎でのJR福知山線脱線事故が起きました。一番関心の高かった兵庫県のマスコミをはじめ、マスコミの取材は事故に集中し、結果的に田中さんの拉致認定の記事は極めて小さい扱いになりました。
 このことを後に警察庁の幹部に当ててみたところ、「そんなことはあり得ない。事前に準備を積み重ねて結果的に25日になっただけ」と言っていましたが、顔には「アカンベー」と書いてありました。急に文書を作ることはできませんから、準備はしておいて、何か大きな事件が起きたらそれにぶつけるつもりだったのでしょう。
(中略)
 さて、この憶測が正しいかどうかは分かりませんが、明日また警察関連とかで大きな発表が唐突になされるようなら新潟日報の記事を裏付けることになるのかも知れません。いや、あくまで「偶然」ということになるのでしょうが。

 バカバカしい。何のために警察がそう言うことをするのか。拉致問題が風化して荒木らの政治力が明らかに衰退してるので「警察のせいだ」と逆ギレしてるだけでしょう。しかし「逮捕権を持つ」警察相手にここまで酷い誹謗中傷ができるとは荒木は本当に正気じゃありませんね。


■期限
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/09/news199727929-a.html
 荒木の言うように当初「回答期限があるようなことを言いながら」最終的には「実はない」つうのは「事情がどうであれ」政府への不信感を強める酷い対応でしょう。それは認めた上で以下のことも指摘しておきたいと思います。
1)荒木らに政府の不誠実をなじる資格があるのか
 「結局、回答期限はなかったんじゃないか、不誠実だ」。
 何度も言うようにおっしゃるとおりです。
 ならば「経済制裁すれば問題はすぐに解決する」といって「小泉訪朝後10年を無駄に浪費し」、にもかかわらず何の根拠もないのに「制裁は効いてる」という荒木、西岡、島田ら巣くう会(以下、荒木ら)は誠実なのか。
 「毎年のように」今年こそは解決する、最終決戦の時だと「巣くう会の集会」で絶叫しながら「解決できませんでした、最終決戦になりませんでした」を繰り返す荒木らは誠実なのか。
 「拉致が解決しないことに責任を感じてる」といいながら「その責任のとり方は拉致解決しかない」といって巣くう会の役職を引責辞任するわけでもない荒木らは誠実なのか。
 「ウンギョンさんに会うべきでない」と言いながら、横田夫妻が巣くう会に相談なくモンゴルで彼女にあっても「これで拉致解決が遅れた」などとは言わず「会えて良かった」ととんでもない事を言い出す荒木らは誠実なのか。
 特定失踪者から「国内で生存が判明した人(もちろん北朝鮮拉致どころか事件性ゼロ)が何人出ても」特定失踪者認定のデタラメさを認めないで居直り続ける荒木らは誠実なのか。 
 いずれもノーでしょう。家族会が荒木らにつきあえる気持ちが分かりません。その結果、「曽我ひとみさんを除いて」帰国拉致被害者は荒木らから距離を置いています。
 蓮池透氏は「巣くう会批判によって」家族会を除名されましたが、その結果、拉致問題の風化が進みました。蓮池氏は「家族会には何言っても無意味」「そして今の家族会なら拉致問題で俺にできることはほとんどない」と達観したのか、一時に比べれば「拉致への言及」は大幅に減りました。
2)現状の政府の交渉に問題があっても「でも交渉をするしかない」
 荒木らは「回答期限がないのにあったかのように言った政府の態度」をなじります。それは「そこだけ取り出せば」正論です。しかし荒木らはそこから「交渉なんか辞めちまえ→北朝鮮政権転覆論」になるわけです。でも北朝鮮政権の転覆なんてできるとも思えない。仮にできたとしても「北朝鮮の政権が転覆しさえすればいい」と言う立場ならともかくそうでないなら「北朝鮮政権転覆」に意味はないわけです。「拉致解決」と言う観点からは「政権転覆」なんて拉致被害者を危険にさらす最悪の対応でしょう。「東ドイツのように」平和的に転覆する可能性は保証できないからです。
 アフガンやイラクのように内戦状態になったら死亡する可能性が高いでしょう。居場所が分からないのだから救出しようもありません。
 したがって現状の政府の交渉に問題があっても解決策は交渉しかありません。
A)安倍政権にまともな交渉をするように要求し交渉を是正させる
B)安倍政権にはまともな交渉は無理だと理解し「後釜首相が谷垣*57幹事長、石破*58地方創生相ら自民党幹部か、民主党の岡田*59代表、枝野*60幹事長ら野党幹部かはともかく」安倍政権を打倒する
のどちらかしか道はないわけです。 


■人命は地球より重い
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/09/news199527928-f.html

 ダッカハイジャック事件自体に直接の拉致との関係はないと思います

 島田洋一などは「ダッカ事件での身代金支払いが拉致を助長した」と根拠レスで言いますがさすがに荒木はそこまでバカではないようです。

 「人命は地球より重い」と言って拘留・服役中の人間に16億円を付けて釈放できるなら、今回の安保法案も憲法も関係なく拉致被害者の救出に自衛隊を使うことなどいくらでもできるはずです。

意味がわからないですね。
これが

 「人命は地球より重い」と言って拘留・服役中の人間に16億円を付けて釈放できるなら、拉致被害者の救出のために、「国連加盟国の北朝鮮」に日本が経済支援し、拉致実行犯の追及も棚上げにすることなどいくらでもできるはずです。

なら分かりますけどね。「赤軍グループに金を払った、囚人も釈放したと言う事案」から「今回も北朝鮮に金を払おう、犯人追及も棚上げにしよう、赤軍グループなんてただの犯罪者相手にそれができるのなら国連加盟国の北朝鮮相手なら何の問題もないだろう」というならともかく何で「今回は自衛隊を突っ込もう」という話になるのか。
 「法律無視(超法規的措置)では自衛隊を突っ込むことも福田赳夫*61政権の行為と一緒だ」て全然違うでしょうよ。「超法規的措置を執らなかったら人質が殺される、とれば救えるかも知れない(福田内閣)」てのと「自衛隊突っ込んでも助けようがない、そもそも拉致被害者の居場所が分からない」てのとどこが一緒なのか。
 何度も繰り返しになりますが、拉致被害者の居場所も分からないのにどこに突っ込むのか。


小渕恵三*62元総理
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/09/news199427926-f.html

 平成9年、元民社党委員長だった大内啓伍さん*63に会ったとき、大内さんによれば「金容淳(当時北朝鮮の対日担当書記)のルートが自分に接触しようとしている。ただし狙いは自分ではなく大学同窓の小渕だ。北朝鮮は小渕が総理になると思っているようだ」とのことでした。そのときは小渕さんが総理になるとは思ってもいなかった*64のであまり気にしていなかったのですが、あとで総理に就任して北朝鮮のそういうところに対する嗅覚の鋭さに舌を巻いたことがありました。

・小渕氏との関係構築に「大学同窓」というだけで「後に自民党入りしたとは言え」「もともとは党が違う大内」を北朝鮮がパイプに使おうとするかは疑問で「ホンマかいな」と思いますね。
 むしろ「自民党の同僚国会議員(同じ派閥ならベター)」「小渕氏の支援者(有力後援会員)」「小渕氏選挙区における小渕系の有力地元政治家(首長、県議など)」あたりに近づくんじゃないですかね。
・嗅覚云々と言う荒木ですが、この話が「平成9年9月11日より前の話」か「平成9年9月11日以降の話」かで意味は全然違ってきます。というのも「平成9年9月11日」に、小渕氏は「橋本*65内閣外相」に就任するからです。小渕氏の外相就任以降なら「外相とコンタクトを取ろうとする」「重要閣僚・外相を首相候補の一人と見なす」のはごく自然です。一方外相就任前なら「小渕氏の首相就任の可能性は彼に首相になりたいという意思があり、また最大派閥の幹部である以上、あっておかしくない」ですが「確かに政治分析力に優れている」と言っていいのでしょう。
・いずれにせよ「嗅覚の鋭さに舌を巻いた」などと書きながら、一方で北朝鮮をバカにしてるとしか思えない文章を書く荒木は理解できません。

 当時救う会の事務所を兼ねていた現代コリア研究所にはときどき小渕さんから佐藤勝巳所長(救う会代表)に電話がかかっていました。
(中略)
 総理になってから一度家族会・救う会で面会したとき、総理は救う会の代表だった佐藤さんに「佐藤さん、どうしたら良いと思う?」と聞いてきたそうです。私はこの席にはいなかったのですが、佐藤さんは半ば呆れ顔で「総理が俺に聞いてくるんじゃなあ…」と話していました。

 「家族会の威光を笠に着る巣くう会を無視したら後が怖い」と思ったから聞いただけでしょう。
 小渕氏からすれば「佐藤はそう言う事言うなら俺が何も聞かなくても文句言うなよ」と思ったでしょう。

平成11年3月、北朝鮮工作船イージス艦が追った能登半島沖不審船事案では総理として海上自衛隊に戦後初めての海上警備行動を発令しました。

 荒木にとっては「不審船相手に自衛隊を発動した」だけで「偉大な首相」になってしまうのでしょう(しかし何故か「九州南西海域工作船事件」当時の小泉*66首相は「小泉訪朝が理由」か、評価しない荒木です)。「あの世の小渕氏」も「そんな事で評価されても少しも嬉しくない」「つうかお前はそう言うことしか評価基準がないのか」「少なくとも俺はお前ほどの極右じゃないからな、荒木。『能登半島沖不審船事件の小渕が今生きてたら自衛隊北朝鮮に突入させたはずだ、安倍より小渕の方が良かった』と思ってるなら大間違いだからな」「つうか既に死人の俺に期待するなよ、お前ら安倍信者だったんと違うんかい?」と苦笑してるでしょう。

江沢民*67政権の中国にも原則的な姿勢で対していました

 荒木の言う「原則的態度」てのはもちろん「反中国」です。しかし俺の記憶では小渕氏がそんなに反中国だったて記憶はないですが。

 政治家というのは外ヅラと内ヅラが全く異なる人が少なくありません。悪人に見える人が意外に善人だったり、純粋に見える人が狡猾だったり、無能に見える人が優秀で、切れそうに見える人が役に立たなかったりとか。今小渕総理だったらどうしていたろうかと、両毛線の車中でふと考えた次第です。

 安倍への当てこすりでしょうか?。ちなみに「無能で悪人*68そうに見えて実際に無能で悪人」なのが荒木ら巣くう会一味です。


■小説
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/09/news199327925-7.html

 先日古書市でふと手にして購入した小説で浜田文人著『公安捜査Ⅲ 北の謀略』(ハルキ文庫)というのがあり、読んでいたらこんなくだりがありました。

 もちろんここでいう「北」とは「北一輝」「北ベトナム」などではなく「北朝鮮」ですね。もちろん「愚にもつかない三文娯楽小説」ですのでこんなものから学術的、あるいは政治的に有用な知識なんぞ得られません。
 ゴルゴ13や007シリーズ、スパイ大作戦なんぞと同じで無邪気に面白がるしかない代物です。ただこの浜田さん、有名な作家ではなさそうですから大して面白くもないでしょう。何せ「2008年出版の本が古本市」ですからね(苦笑)。
 「ハルキ文庫」の「ハルキ」とは「村上春樹でもはるき悦巳*69でもなく」、「1993年に覚醒剤使用で逮捕起訴され」、角川書店社長の座を追われた角川春樹のことです。
 角川春樹も「角川書店時代」は「映画『犬神家の一族』(1976年)による横溝ブーム」「薬師丸ひろ子を売り出した映画『セーラー服と機関銃』(1981年)」「原田知世を売り出した映画『時をかける少女』(1983年)」などと羽振りが良かったですが、失脚後は見る影もなくなったと思いますね。もちろん才能のある人ではあるのでしょうが、「角川書店の力もあった」のに「総てが自分の力だと勘違いして敵を増やしたたあげく」覚醒剤で失脚したことが「今の見る影もない状況」の原因でしょう。まあある意味自業自得です。


■加瀬テル子さん 
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/09/news199127923-0.html

 加瀬テル子さん(昭和38年千葉県で失踪/白黒写真)について警察は不思議な発表をしています。
 加瀬さんは平成16年(2004)に北朝鮮からの写真が出てきました(カラー写真)。昭和51年(1976)に埼玉で失踪した藤田進さんの写真と同じ情報源からのもので、当時警察は独自に鑑定して本人にほぼ間違いないという結論を出しています。
 しかし2年前の平成25年(2013)12月、ご家族は所轄の警察署で「警察庁の人間が最近北朝鮮から出てきた写真の女性に直接会い、『自分は加瀬テル子ではない。脱北者でもない』との話を聞いた」と伝えられました。私も当時の古屋圭司拉致問題担当大臣から直接同様の説明を受けました。
 しかし今色々考えても何とも不思議なことばかりです。加瀬さんの写真は法人類学の専門家である橋本正次・東京歯大教授の鑑定でも(注:特定失踪者)藤田進さんの写真以上に一致点が多いとされています。素人目に見ても別人とは思えません。

・いや素人目に見る限り「まあ、似てると言えば似てるかも知れないけれど、仮に同一人だとしても年齢による風貌の変化もあるし、カラー写真と白黒写真の違いもあるし、ちょっと分からないな」ですね。
 「カラー写真のおばさん」は「白黒写真の少女(?)」に比べると少しふっくらしてる*70し、少女が「化粧っ気が全くないすっぴん」なのに対しおばさんは「明らかに化粧」してますしねえ。
・例えば芸能人でも年齢が立つと風貌が変わって「随分あの人も風貌が変わったなあ」てことはありますしね。
・荒木の言う事なので「警察は鑑定して間違いないという結論を出してる」だの「橋本教授云々」だのは眉唾物でしょう。荒木の持ち出す「専門家(橋本教授)」なんてどこまで信用できるか分かったもんじゃありません。
・いずれにせよ「在野だと」やたら反北朝鮮発言をほえまくる古屋もまあ、「拉致担当相」と言う責任ある立場だと事務方に従っておとなしいもんです(苦笑)。
・まあ、仮に荒木の言うように「鑑定とやら」でそういう「同一人物の可能性が高い」という結果が出ていたとしましょう。
 その場合考えられることはたぶん次の2つのどちらかでしょう。
1)鑑定が間違ってて別人だ
 鑑定が間違いなく正しいなんて根拠はおそらくないでしょう。写真での判断なんておそらく「DNA鑑定や指紋鑑定」ほどの確実性はない。何せ写真は「3次元でなくて2次元」ですし、撮影の仕方によって写真は大きく変わるわけですから。そして「同一」っていったってどうせ「似て見える」程度のあやふやなもんでしょうし。「他人のそら似でない」で断言できるほどの確実性はおそらくない。
 また、実際、他の拉致事件(例えばめぐみさん拉致)と違って「加瀬さんの拉致」について何か具体的な情報があるわけでは全くないわけです。
2)鑑定は正しくて実際加瀬さんだが、当人が「別人だ」という以上打つ手がない
 正直加瀬さん本人だとしても当人が別人だというのに何ができるんですかね。写真鑑定にはおそらく「DNA鑑定や指紋鑑定」ほどの確実性はないでしょう。
 その場合「写真鑑定って確実性が劣るからなあ」「私は加瀬だと認めたらまずいことがあるんやろうか。それやったら当面、そう言うことは言えないなあ」という判断を警察がするのは別に不自然でもないでしょう。
 もちろん1)か2)かどっちかなんて部外者には分かりません。
 問題は仮に2)だとしても今の「加瀬さんのご家族や巣くう会」にはとてもそんな事言えないという事でしょう。まともな人間なら警察から「私らも彼女は加瀬さん本人で発言は事実やないと思う。でも今加瀬さんの事を騒いでも加瀬さんにとって何らええ事はないと思う。当人が否定するつうことはそういうことでしょう。また他の拉致被害者にも悪影響があるかも知れない。そう言う政治的判断です」「もちろん我々も今のママでええとは思ってない」「加瀬さんかどうかは曖昧な形で、ご家族との面会ができないかをまずは北朝鮮に話をしたい」云々などと言われれば「わかりました。納得はいきませんが、そうせざるを得ないのでしょう、よろしくお願いします」「この件でワーワー騒ぐことは当面しません」で終わりでしょう。
 ところが今の「加瀬さんのご家族や巣くう会」ではたぶんそうならない。そうならないで騒ぎ出す。
 騒ぎ出されたら政府は困るわけです。もちろん1)つう可能性も当然ありますが2)だとして俺は政府当局を責める気はないですね。

考えてみれば政府はDNAデータ偽装事件にしても飯倉公館事件にしても、拉致問題の核心に迫る部分では未だ一切過ちを認めておらず

 おいおいです。山本美保さんのDNA鑑定が捏造だというのは荒木の勝手な言い草に過ぎません。捏造とする動かぬ根拠があるわけじゃない(何か問題があるとしてもせいぜい過失による誤鑑定でしょう)。
 大体美保さんなんて「北朝鮮拉致か怪しい*71特定失踪者に過ぎず」、そんな人間のDNA鑑定が正しいかどうかなんて、拉致問題の本質に全く関係ない。
 「飯倉公館事件」というのも「飯倉公館という外務省施設」で政府が「北朝鮮が一部の拉致被害者について死亡発表したこと」を伝えたことを荒木が事件だ、陰謀だと騒いでるに過ぎません。
 政府からすれば「向こうが死亡発表した以上、それを覆すネタがあるわけじゃなし、どうにもならんやないか」「今後、何か新しい情報が出てきたら生きてるんじゃないか?、と追及するけど」「まあそういうことはかわいそうだけどご家族に納得してもらおう、納得してくれるやろ」と思って伝えただけでしょう。むしろその程度の事を「陰謀だ」と騒ぎ立て、根拠もないのにめぐみさん生存説を主張する荒木らの方がよほど陰謀的です。


■犯人
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/09/news199027922-f.html

 熊谷での連続殺人事件*72は、警察署から容疑者のペルー人男性を逃がしたこと、そしてそれを警察が隠そうとしたことが悲劇につながりました。

 「隠そうとした」「悲劇につながった」云々て荒木の警察非難は明らかに不適切でしょう。警察に呼んだ時点では「警察発表を信じれば」不審者の任意同行に過ぎないわけです。
 任意同行だから本来応じる義務はない。いったん応じても「俺は帰る」て言って帰ってしまってもこれまた「少なくとも建前の上では」引き留められないわけです。
 まあ、「俺は帰る」と言って帰るのではなく、「警察から逃げ出す」つうのは「怪しい」ですが、
1)別に犯罪容疑などなく、単に帰りたいから逃げただけ
2)犯罪容疑はあるが、少額の窃盗とか、不法就労とかそのレベルで凶悪犯罪ではない
て可能性も高いわけです。なお、これは任意同行での連行(建前ではいつでも帰れる)ですから、逃走したことは犯罪には該当しません。逮捕した男が逃げたら犯罪に勿論なるんですけどね(その場合、当然、外部に発表もするし、いったん逮捕した以上身柄確保に全力でしょう。まあ任意同行の場合と違ってそう簡単に逃げられないでしょうけど)。
 任意同行のケースでわざわざ「怪しい男が逃げました」と警察が外部に向かって騒ぐ必要があるのか。逃げた男の行方を捜し身柄確保する必要があるのか。率直に言ってないでしょう。
 騒いでもパニックを助長するだけでしょうし、この程度で身柄確保に全力を挙げるほど警察も暇ではないでしょう。
 逮捕ではなく任意同行とは言え「不審者を逃がしたこと」は問題はないのかといえばまあ、問題であって「再発防止が必要」でしょう。また関係者に対する何らかの懲戒処分(降格、減給、戒告など)も必要かも知れない*73。しかし、じゃあ「取り調べ(?)」を続けて「逮捕できる何らかの犯罪容疑」や「病院への入院措置がとれる精神病の疑いなど」が何かわかったのか。「不審者だから警察に呼んだ」程度では何もでなかった可能性が大きいんじゃないか。何もでなければ帰すしかないわけです。つまりは「事件が防げたかどうか疑問」てことです。
 ご遺族などは「警察が逃がさなければ」と言う思いがあるでしょうがね。冷静に考えればそういうことでしょう。
 しかし埼玉県警と言えばid:Bill_McCrearyさんのエントリ『やはり警察官という職業自体に、構造的な問題がある可能性がある』(http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/c46fe10c37c8b875ec2de9f61f6e01c0)が紹介する『県警巡査部長の強盗殺人』と言う大事件が起きた後にこれですから何というか県警関係者には同情しますね。

 それを題材にするのは不謹慎ですが、拉致問題は隠し続けたことで被害者が出続けたという意味で同様の面があると言えます。

 不謹慎だと思うなら題材にするなと言いたいですね。
 そして「拉致を隠し続けた」なんて荒木の主張には何の根拠もありません。警察に対して非常に失礼です。

 政府認定の拉致被害者でさえ、実行犯で捕まったのは久米裕さんの李秋吉だけで、それも起訴されずに終わりました。

 証拠がなければ逮捕起訴できない、それだけの話です。

未認定被害者など事件すら認めていません。

 「未認定被害者=荒木が拉致だと騒ぐ特定失踪者」ですからね。北朝鮮拉致どころか犯罪かどうかすら怪しい失踪を事件と認めるわけにはいかないでしょう。
 実際「特定失踪者の生存が国内で確認された、事件性はなかった」なんてケースが既に判明してるわけです。それでも「特定失踪者を拉致と認めろ」「一部に間違いがあってもたいしたことじゃない」と強弁する荒木は本当に恥知らずです。

 熊谷の事件で犯人が捕まらずに、警察も(ボーガス注:犯人の逃亡(?)を)公にせずにいたらどうなっているか、考えて見て下さい。しかし拉致問題はそういうことなのです。 

 いつもながら荒木は無茶苦茶です。
 先ず第一に「拉致問題はそういうこと」と言う荒木の非難には根拠がありません。
 第二に「犯人は捕まったし、逃亡(?)も明らかにされた」わけです。それなのに「犯人が捕まらずに、警察も(ボーガス注:犯人の逃亡(?)を)公にせずにいたらどうなっているか」なんて言うのは警察に失礼でしょう。
 まあ、「犯人が捕まらず」てことはさすがにないでしょう(逮捕前に自殺されたと言う危険性はあるかも知れませんが)。警察が世間の批判を恐れて「逃亡を公にせずに」というのは残念ながらあり得たかも知れない(実際には幸いにもそう言うことはありませんでしたが)。まあ、「逃がしたことに重大な落ち度がある」とは俺は思いませんが、「逃がしたこと自体は落ち度」であることは事実でしょうし、「隠すのではなく公開して世間の判断を仰ぐ」つう警察の判断でしょう(荒木の主張とは違いペルー人容疑者に殺人の疑いが出た「かなり早い」段階で埼玉県警は「逃亡の事実」を公表したと俺は認識しています)。適切な判断だと思います。過去の警察不祥事*74からの教訓「隠すとかえって良くない(隠したことが発覚したとき問題になるから)」が生かされたのでしょう。

【追記】
 早速ウィキペディアに記述があるので紹介しておきましょう。

■熊谷連続殺人事件(ウィキペディア参照)
・2015年9月14日から9月16日にかけて埼玉県熊谷市で発生した連続殺人事件。
・2015年9月13日午後1時半頃、意味不明なことを言っている男がいるとの通報を受けた熊谷警察署の捜査員が、住所、職業不詳の外国籍の男を同署に任意同行した。男は事情聴中に喫煙休憩を求めると許可を受けて外出してそのまま戻らなかった。
 9月14日夕刻、熊谷市内の住宅で男女2名が殺害される。9月16日、自宅にいた独身女性1名、別の住宅にいた女性1名とその娘である小学生女児2名を含む4名が殺害された。9月17日未明、男は親子が殺害された家の2階から転落して埼玉県警に身柄を確保されたが意識不明である。埼玉県警は9月14日と9月16日の事件を同一犯(転落した男)による連続殺人事件と断定して捜査を行っている。

 詳しい事は今後わかるでしょうが「警察の見込み通り容疑者が連続殺人犯」としてこれは異常ですよね。見知らぬ人間を続けざまに6人も殺すなんてことは普通の人間はやらない。強盗殺人だとしても異常すぎでしょう。
 容疑者の兄がペルーにおいて17人殺害した連続殺人犯として逮捕され禁固35年*75の重罰を受けてる(なお、犯行を引き起こしたのは統合失調症とのこと)と言う報道からは「兄同様、統合失調症による犯行*76ではないか」という疑念が当然出てきますね。統合失調症には遺伝的要素が大きいようですからね。ただ、これで統合失調症に対する偏見などが起こらなければいいと思いますね。


ラグビー
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/09/news198927921-d.html

 ラグビーの事は全く門外漢なのですが、南アフリカを破ったというのがいかに凄いかについて、ネットでは色々な例えがされていました。「キムタクがAKB48のセンターを取ったくらい*77」というのもあり、ますますわけが分かりませんが、拉致問題で言えば「北朝鮮拉致被害者を突然100人*78返してきた」という感じでしょうか。

 拉致でたとえればそれこそ「小泉訪朝による拉致被害者5人帰国」でしょう。アレは今回の「日本の南アフリカへの勝利」並みの衝撃でしょう。いや「日本の南アフリカへの勝利」を上回る偉業と言ってもいいでしょうが荒木はそれを認める気はないようです。
 あるいは北朝鮮関係で言えば「開城工業団地の実現」なんかも「日本の南アフリカへの勝利」並みの偉業でしょう。本来「公的には戦争状態」なのに「北朝鮮の開城に韓国企業の工業団地」というのはやはり偉業でしょう。これまた荒木は偉業とは認めないでしょうが。
 他に思いつくたとえだと「自共共闘による陸前高田市長選勝利(共産党も随分とソフト化したものだ)」「中国によるAIIB実現(中国もそこまでの大国になったか)」「なでしこジャパンの世界大会優勝(もう慣れてしまいましたが、当時は衝撃でした)」「錦織圭全米オープン準優勝(2014年)(日本人が四大大会*79の決勝に行く日が来るとは思わなかった)」かなあ。
 現実にはまだないことでたとえるなら「日本人ゴルファーの全英オープン優勝*80」「錦織圭ウィンブルドン優勝」かなあ。

今回の壮挙が「やってできないことはない」というのをあらためて感じさせてくれたのは事実です。

 バカバカしい。今回の壮挙はもちろん「それなりの計画を立てて選手を育成し」、そして「本番の試合で監督や選手が持てる力を全て発揮したからの結果」のわけです。
 もちろん「すごいこと」ですがここから「何でもできる」なんて結論を出したら大間違いです。
 今回の南アフリカへの勝利は何度も言うように「正しい努力をしたことの成果」です。
 「正しい努力をすればそれなりの成果が出る」。ただ「正しい努力をしても限界はある」。
 たとえば「南アフリカに勝てたからラグビーW杯で優勝できるのか」。「遠い将来はともかく」たぶんそれは「当分は」無理でしょう。
 昔に比べれば大分成長したであろうサッカー日本男子代表はW杯で優勝できるのか。「遠い将来はともかく」たぶんそれも「当分は」無理でしょう。
 政治について言えば「最大野党ではないとはいえ、最近選挙での躍進が目立つ日本共産党は国政で単独政権を樹立できるのか」。「遠い将来はともかく」たぶんそれも「当分は」無理でしょう。
 で拉致問題に話を移しますが「巣くう会の方針で結果が出るのか」。「明らかに一定の成果を上げているラグビー日本代表サッカー日本代表日本共産党などと違い」今までろくに成果は出てなかったのだからはなはだ疑わしいわけです。

 救う会群馬の大野事務局長のところには昨晩「めぐみにばかり税金使うんじゃねえよ」「おめえらも、税金でやってるのか*81」といういやがらせの電話があったそうです。

 そう言う電話はどうかと思いますが個人的には気持ちは大変よく分かります。
 巣くう会なんて正直「拉致を口実にした税金や拉致被害者家族へのたかり行為」以外何物でもない。巣くう会には拉致を解決する青写真もなければ、そもそも「拉致を解決する意思と能力」もないでしょう。
 しかしこういうぼやきが入るなんて荒木も「嫌がらせ電話する人間は少なくても世間の眼は年々冷たくなってるんじゃないか」つう焦りがあるんでしょう。

ともかく押して行くことが大事だと思います。南ア戦の最後のトライのように。

 やれやれです。ラグビーの「押すこと」だってそれなりの計算があるわけで何の計算もなくバカのように押してるわけじゃないでしょうに。

*1:国基研が紹介する「尖閣関係著書」以外の著書としては『五・四運動の虚像と実像:1919年5月4日北京』(1992年、中央大学出版部)など。

*2:2014年、創英社

*3:2014年、双葉新書

*4:著書『中国経済発展論』(1999年、有斐閣)、『体制移行の政治経済学:なぜ社会主義国は資本主義に向かって脱走するのか』(2010年、名古屋大学出版会)、『開発経済学と現代中国』(2012年、名古屋大学出版会)、『中国経済はどう変わったか:改革開放以後の経済制度と政策を評価する』(編著、2014年、国際書院)など

*5:もちろんこれは中兼氏の見解に過ぎません。結論(尖閣日本領)及びそれに至るプロセスについて、斎藤氏をどう評価すべきかはこれだけでは何とも言えないでしょう。それはともかくさすがの国基研も今回は斎藤氏を呼んで「明らかに怪しい面子(要するに産経文化人)」を使わなかったわけです。

*6:岸内閣郵政相、自民党政務調査会長(池田総裁時代)、池田内閣蔵相、自民党幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣通産相などを経て首相

*7:池田内閣官房長官自民党政務調査会長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、三木内閣蔵相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相

*8:荒木のことか?

*9:そもそも国内に実行犯がいるという保障はどこにもありません

*10:未認定とはもちろん「特定失踪者」という奴です。そんなもん拉致被害者と呼べる代物じゃありません。

*11:なお、以上の事件は全て訴追時効が成立しました(現在、殺人には時効がないが過去には時効があったことを指摘しておきます)。

*12:原文のまま。いずれ荒木も直すでしょうが、小野氏は「北東アジア課長」で、アジア大洋州局長は伊原氏です。

*13:駐米公使、大臣官房総務課長、アジア大洋州局参事官、審議官、ASEAN政府代表部大使などを経て、現在、国際協力局長(経歴はウィキペディアを参照。以下、全て同じ)。真偽は勿論素人の俺には分からないが、■夕刊フジ『外務省、仰天の局長人事 日中関係修復に尽力の福田元首相が後押し?』(歳川隆雄)(http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150929/plt1509290830002-n1.htm)によれば石兼氏を強くプッシュしたのは福田元首相とのこと。

*14:外務省サイト(http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/sosiki/asia.html)に寄れば北東アジア課の担当地域は朝鮮半島。北東アジアといった場合「中国、モンゴル」も含まれる事があるが外務省においては「中国、モンゴル」は北東アジア課とは別の課が担当。

*15:外務省サイト(http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/sosiki/chuto.html)に寄れば中東第二課の担当地域は「アフガニスタンアラブ首長国連邦、イエメン、イラク、イラン、オマーンカタールクウェートサウジアラビア、及びバーレーン」。

*16:大臣官房人事課長、駐アメリカ公使、アジア大洋州局長、駐インド大使、外務審議官(政務担当)などを経て、外務事務次官

*17:駐韓国公使、駐エジプト公使、大臣官房審議官、大臣官房地球規模課題審議官、アジア大洋州局長などを経て外務審議官(政務担当)

*18:駐インド公使、駐英国公使、大臣官房審議官、駐サンフランシスコ総領事、国際法局長、駐オランダ大使などを経て外務審議官(経済担当)

*19:その省庁で最も格が高いと言われる局長。当然、この局長に就任すれば「最高ポスト・事務次官」就任の可能性が高くなる。歴代事務次官のウチ、柳井俊二氏(初代総合外交政策局長)、川島裕氏、竹内行夫氏、谷内正太郎氏、河相周夫氏は総合外交政策局長経験者である。ただし、1)次官経験者のウチ、たとえば野上義二氏(経済局長)、薮中三十二氏、佐々江賢一郎氏、斎木氏(アジア太平洋州局長)に「総合外交政策局長経験がないこと」、2)総合外交政策局長経験者のウチ加藤良三氏(最終ポストは駐米大使、退官後、日本プロ野球コミッショナー)、西田恒夫氏(最終ポストは国連大使、退官後、広島大学平和科学研究センター長)、河野雅治氏(最終ポストは駐イタリア大使、退官後、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事)が次官になれなかったことからわかるように、筆頭局長就任は必ずしも次官就任を保証しない(以上、ウィキペディア事務次官」「総合外交政策局」参照)。

*20:斎木次官の妻。経済局政策課長、大臣官房会計課長、外務副報道官などを経て現在、経済局長

*21:ASEAN担当大使、アジア大洋州局南部アジア部参事官などを経て現在、アジア大洋州局南部アジア部長

*22:外務省サイト(http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/sosiki/chuto.html)に寄れば南部アジア部の担当地域は「ベトナムカンボジア、タイ、ミャンマーラオスインドネシアシンガポール東ティモール、フィリピン、ブルネイ、マレーシア、インド、スリランカ、ネパール、パキスタンバングラデシュブータンモルディブ」。

*23:駐英公使、駐米公使、大臣官房地球規模課題審議官、国際法局長などを経て現在駐ベルギー大使

*24:正直、安倍政権における「男女共同参画と女性活躍の違い」「防災と国土強靱化の違い」は俺にはよく分かりません。ちなみに前回は「防災担当相と国土強靱化担当相はともに山谷えり子国家公安委員長の兼務」でしたが、今回、強靱化担当相は加藤大臣の兼務で、防災担当相は河野太郎国家公安委員長の兼務です。

*25:ちなみに福田内閣の中山拉致担当相が「少子化対策男女共同参画担当相(今回、加藤氏も兼務)」「公文書管理担当相」を兼務したことがあります。もちろんこのとき荒木は「何故兼務か」なんて非難はしていません。

*26:国交省との調整が必要でしょうね。

*27:厚労省との調整が必要でしょうね。

*28:これは「一億総活躍の一部」ということかもしれません

*29:文科省との調整が必要でしょうね。

*30:経産省との調整が必要でしょうね。

*31:厚労省との調整が必要でしょうね。

*32:ちなみに加藤氏が担当しない「スローガン」として「石破が担当の地方創生」があります。

*33:もちろんそんな根拠は何一つありませんが

*34:ちなみに小生も今月(2015年10月)中に「和倉温泉に行く予定(もちろん荒木とは無関係で単なる偶然)」ですが個人情報をさらしたくないし、「文章力もない」ので特に報告はしない予定です。せいぜい「魚介類がうまかった」程度の「小学生並みの感想」で終わりでしょう。

*35:文脈からいって小学生以下でしょう。

*36:第一次安倍内閣首相補佐官教育再生担当)、教育再生会議事務局長

*37:日朝交渉は外務省、拉致捜査は警察庁検察庁、帰国拉致被害者の経済支援は厚労省(だったと思います)が関わってくるのでおそらく拉致担当相独自でできることは「啓発事業」くらいしかないのでしょう。

*38:ただし兼務というなら過去も「官房長官の兼務(第一次安倍〜麻生内閣)」、「国家公安委員長の兼務(鳩山〜第三次安倍内閣)」です。しかも前任者の山谷にいたっては「国家公安委員長」だけでなく「海洋・領土問題担当相」「防災・国土強靱化担当相」まで兼務していました。加藤氏の兼務だけを問題視するのは変な話です。

*39:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政務調査会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)を歴任

*40:小泉内閣国家公安委員長財務相自民党政務調査会長(福田総裁時代)、福田内閣国交相、第二次安倍内閣法相を歴任

*41:第一次安倍内閣で沖縄・北方等担当相

*42:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)を歴任

*43:小渕内閣郵政相、福田内閣食品安全等担当相、麻生内閣消費者問題等担当相を歴任。

*44:小泉内閣国交相自民党政務調査会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相を歴任。

*45:第二次安倍内閣で行革担当相

*46:村山内閣運輸相、森内閣通産相小泉内閣経産相を歴任

*47:ダライラマに会いに「谷垣総裁時代」「自民党下野時代」、つまり「無役時代」の安倍や下村たちがダラムサラに行った例の奴でしょう。首相や文科相になったらダライが訪日しても保身のために会わないのが安倍や下村たちですが。まあ、安倍や下村たちなんて頼りにならない奴にあったあげく「日本ウヨとつるむ馬鹿者がダライ、まさに中華民族の敵がダライ」と中国にかっこうの批判ネタをつくるダライとその取り巻き連中(チベット亡命政府)も「論外のバカ」です。そうは思いませんか、id:Mukkeさん?

*48:もちろん島田の言う「しっかりした理念」とは「島田好みの極右」という意味でしかありません。

*49:軍事独裁時代韓国で政治犯として処罰された徐勝・徐俊植兄弟のこと(徐勝氏の著書として『獄中19年:韓国政治犯のたたかい』(1994年、岩波書店)、『現代韓国の安全保障と治安法制』(編著、2006年、法律文化社)など)。なお、作家の徐京植氏(著書『半難民の位置から:戦後責任論争と在日朝鮮人』(2002年、影書房)、『ディアスポラ紀行:追放された者のまなざし』(2005年、岩波新書)など)は実弟

*50:もちろんいる保障はどこにもありませんが

*51:著書『中国の地下経済』(2010年、文春新書)、『中国人民解放軍の内幕』(2012年、文春新書)、『中国という大難』(2013年、新潮文庫)、『平成海防論:膨張する中国に直面する日本』(2014年、文春文庫)、『中国は腹の底で日本をどう思っているのか』(2015年、PHP新書)、『習近平の闘い:中国共産党の転換期』(2015年、角川新書)など

*52:著書『謝罪無用!:日本外交 土下座に終止符を』(2003年、恒文社21)など

*53:ちなみに大澤さんは新潟県佐渡で失踪

*54:誰だよ?

*55:発表時が9/30になったのがただの偶然か、何らかの理由による必然かはともかく荒木の言う陰謀論はあり得ないでしょう。しかし荒木も安倍政権相手についにここまで言うようになりました。

*56:大澤さんが2度続く不自然さに気付いた方もいるでしょうがここは「藤田進さん」の誤記です。全くお粗末な誤記です。さすがに荒木も後で直しています。

*57:小泉内閣国家公安委員長財務相自民党政務調査会長(福田総裁時代)、福田内閣国交相、第二次安倍内閣法相を歴任

*58:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政務調査会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)を歴任

*59:民主党幹事長(鳩山代表時代)、鳩山、菅内閣外相、野田内閣副総理・行政刷新担当相、民主党代表代行(海江田代表時代)を歴任

*60:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相を歴任

*61:岸内閣農林相、自民党政務調査会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣外相、田中内閣蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官などを経て首相

*62:竹下内閣官房長官、橋本内閣外相などを経て首相

*63:民社党書記長、委員長、細川、羽田内閣厚生相、自由連合総裁、自民党東京都連最高顧問を歴任

*64:「平成9年のいつか」にもよりますが、「外相就任以降」なら荒木はずれてますし、外相就任前でも「自民党最大派閥の幹部」について「総理になると思ってない」というのはやはりおかしいでしょう。

*65:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、自民党幹事長(宇野総裁時代)、海部内閣蔵相、村山内閣通産相などを経て首相

*66:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*67:電子工業大臣、上海市長・党委員会書記などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*68:悪人と言うよりは「恥知らずの嘘つき」でしょうか?

*69:じゃりン子チエの作者

*70:まあ年取るとそうなるのは普通でしょう

*71:つうかほぼ確実に北朝鮮拉致ではないでしょうが

*72:容疑者が逃走途中に負傷し、現在、意識不明の重体であることもあって、よく分からないことが多いですが、マスコミ報道に寄れば、状況証拠から「母子3人の殺害」「老夫婦2人の殺害」「老女1名の殺害」の「計3件、6人の殺害」は同一犯によるもので、現在入院中の容疑者によるものと警察は見なしています。重体とは言え「死に至るほどではない」ので意識の回復を待って逮捕し本格的に取り調べるとのことです。

*73:ただ後で述べるように「事情聴取を続けても逮捕できたか分からない」と俺は思いますのであまり無茶苦茶重い懲戒処分にはできないというか、すべきでないと思いますが。

*74:埼玉県警にも「桶川ストーカー事件」と言う特大級の不祥事というか不適切対応事例がありました。

*75:ペルーでは死刑が廃止されているとのこと。なおこの「禁固35年」がペルーの最高刑なのか、「統合失調症による心神耗弱が認められ減刑された上での35年」かはよくわかりません。まあ禁固35年だからといっても刑期を終了しても犯行の重大性を考えれば自由放免なんて事にはさすがにならないでしょう。

*76:ただ「統合失調症による心神耗弱」が認められても犯行の重大性を考えるとさすがに「日本では死刑から無期懲役減刑程度かなあ」とは思います。

*77:まあネタですよね。ネタでも「お笑い芸人ボクサーしずちゃん山崎静代)が世界大会で入賞」「二刀流・大谷翔平が投手をやりながら三冠王達成」とかもう少しまじめなネタにしろと言いたいですが。「キムタクは女じゃねえだろ」てことです。

*78:拉致被害者がそんなにいるわけがないでしょう。

*79:全英、全米、全仏、全豪

*80:ちばてつやのマンガ『あした天気になあれ』では主人公が全英オープンに優勝していますが

*81:活動の一部に税金が入ってることは勿論荒木らも認める事実です。