「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(7/7分:島田洋一の巻)(追記・訂正あり)

産経新聞『【正論】トランプ氏はアメリカの「病」か』(福井県立大学教授・島田洋一
http://www.sankei.com/column/news/151218/clm1512180001-n1.html
 単に排外主義者の島田がトランプの排外主義発言をかばってるだけの駄文です。
 しかしその島田ですら「トランプ氏の暴言は問題だが移民が問題を産んでることは彼が指摘するように事実ではないか」としてトランプの暴言を全面擁護は出来ない訳です。
 トランプを批判してる人間は誰も「移民は問題をうんでない」などと言ってないので島田の反論は何の反論にもなってませんが。そして大統領選本選ではなく「共和党予備選挙の途中経過」とはいえ米国を代表する政党・共和党予備選挙でトランプごとき排外主義者が有力候補とは共和党、そして米国は病んでいるとしか言いようがないと思いますね。
 とはいえ、「トランプの大統領当選」はまずないでしょう。共和党もトランプのようなやばい人間支持で一枚岩ではない。最終的には「ストップ・トランプ」をスローガンに「穏健派候補への一本化」が図られ、その候補にトランプは敗れるでしょう。仮にそこで敗れなくて、共和党候補になったら悪夢ですが、その場合も「民主党候補(おそらくクリントン*1になる)に勝つ」なんてことはまずありえない。
 民主党候補は誰でアレ、トランプほど酷くはないため、トランプが共和党候補になれば「トランプに反発する有権者共和党穏健派含む)」が民主党候補に投票するでしょう。特に有色人種とか、性的マイノリティ(同性愛者など)、宗教マイノリティ(イスラム教徒など)、移民とか、いわゆるマイノリティが差別者・トランプに投票する可能性は極めて低い。安倍が首相になる日本ほどアメリカのレベルは低くはないと思います。
 「オバマ*2対マケイン」でマケイン*3が敗北したのと同じ事態になるでしょう。マケイン自体は極右ではありませんが、極右票も獲得したいと思い「副大統領候補をペイリン・アラスカ州知事にしたこと」によりかえって「穏健保守層が逃げて」そのこともあって、オバマに敗北しました。
 そう言う意味では共和党穏健派にとっては「早くトランプを選挙戦から落とさないといけない」。
 彼が大統領に当選する確率は極めて低いし、仮に「不幸(?)にして当選したとしても」それは共和党内極右勢力ならともかく、穏健派にとっては悪夢でしかありません。
 なお、トランプは自らの排外主義発言を正当化するに当たって「自分は第二次大戦下の日系人強制収容所送りを何ら問題だとは思ってない」と「反日発言」までしてるわけですが自称愛国者・島田はこの反日発言を見事に無視しています。全くもってふざけた自称愛国者です。


■国基研意見広告「原子力政策を決めるのは政府。規制委員会ではない」
http://island3.exblog.jp/25166603/
 「国がもんじゅ推進を望んでるから規制委員会は申請を認めろ」という国基研らしい暴論です。
 だったら原子力規制委員会(規制委員会)なんかいらないわけです。経産省が許可すればいい。しかしそれでは「原発稼働が危険な場合でも経産省お手盛りで稼働される恐れがある」として「原発推進官庁・経産省」とは別途、規制機関として規制委員会ができたわけです。
 そもそも「安全であると判断されれば」規制委員会はもんじゅ稼働にゴーサインを出すわけです。
 「是非はともかく」既に規制委員会は「川内原発再稼働反対派の批判を浴びながら」川内原発の再稼働は認めている。規制委員会のメンバーは原発業界出身者が多く、どう見ても規制機関と言うよりは推進派寄りに思えます。
 川内原発再稼働を認めた規制委員会ですら再稼働が認められない危険な代物がもんじゅと言うだけの話に過ぎません。「危険だから稼働するな」というのは政策を決めてるわけでも何でもない。
 というか何で国基研はこれほどもんじゅにこだわるのか。単に「安倍が推進してるから」「左派*4が批判してるから」という感情論でもんじゅ稼働を主張してるようにしか見えません。もんじゅ稼働がどう国益になるのか、国基研はまともに説明できるんでしょうか。


■【「帝国の慰安婦」在宅起訴】「弾圧に直結しない」韓国識者が反論「決して学問的でない」
http://www.sankei.com/world/news/151209/wor1512090057-n1.html

 慰安婦問題を扱った研究書の記述が元慰安婦らの名誉を毀損(きそん)したとして著者の朴裕河(パク・ユハ)韓国世宗大教授が在宅起訴され、「学問の自由の弾圧」との批判が出ていることに対し、韓国の有識者らが9日、ソウルで記者会見し「在宅起訴は被害者(元慰安婦)の告訴に端を発した措置で、弾圧に直結するものではない」との見解を示した。
 会見した慶北大の金昌禄教授(法学)らは声明を発表し、慰安婦問題をめぐり「日本が謝罪、賠償すべきだとの国際社会の常識などを度外視した研究は決して学問的ではない」と朴氏を批判した。
 また朴氏の著書は「十分な裏付けがない記述で被害者に痛みを与えた」と指摘。「日本の知識層は『多様性』を前面に出し同書を評価しているが、学問的検討を経た評価なのか疑問だ」とした。

 こうした批判に対し朴擁護声明を出した村山元総理や河野元官房長官たち「日本の知識層(?)」はどう答えるのか。まともに応対しない、できないのであれば「所詮その程度の愚人」としか俺は彼らを評価しません。


■化石左翼らも韓国に抗議声明―朴裕河慰安婦研究」弾圧
http://island3.exblog.jp/25128773/
 元自民党総裁河野洋平*5も名を連ねてますので「左翼」というのは明らかに間違ってますがそれはさておき。
 こんな声明を出せば島田のような輩は「見ろ、俺達が正しい事を河野たちも事実上認めてる」などとこのエントリ記事のように放言することは簡単に予想できるわけです。
 その辺り声明賛同者はどう思ってるのか。きちんと「河野談話支持と朴起訴反対は矛盾しない」、「我々は産経の仲間ではない」、「朴を刑事と民事で訴えてる慰安婦の皆さんや支援団体の皆さんを敵視してるわけではない」、「これこれこういう意味で朴本は間違ってない(少なくとも慰安婦への誹謗は成立しない)。起訴も不適切だ」、「韓国民と慰安婦の皆さんが納得する問題解決を、そして日韓友好を心から念願している」などときちんと韓国民や慰安婦慰安婦支援団体に訴えて同意を得ようとするそれだけの覚悟があるのか(そうした主張は俺は到底正当な物とは思いませんがそれはひとまずおきここでは「ふざけるな」などと相手に罵倒される危険性を犯してまで、韓国の朴起訴支持派や朴批判派相手に対話や説得をする覚悟の有無を問うています)。
 訪韓して韓国の朴起訴支持派、あるいは「起訴は支持しないまでも朴の研究を評価せず批判する人々」相手に「起訴支持は間違ってる」「朴氏の著作は無価値だという批判は間違ってる」などと主張して面と向き合う覚悟があるのか。そこまでの覚悟はない、日本から無責任に起訴に対する抗議声明を出し、その声明の中で「朴氏の著書には一定の価値があると思います」と言うだけで終わりです、というのなら「産経を利するだけじゃねえか。黙ってろ、馬鹿野郎」としか言いようがないですね。まあ俺として河野氏らを批判したくはないのですが声明内容が酷いので批判せざるを得ない。

 賛同人として署名した木宮正史*6・東京大教授(朝鮮半島地域研究)は「韓国政府が検定制だった歴史教科書を国定に戻すことを含め、歴史解釈を国家権力が独占しようとする動きと言わざるを得ない。産経新聞記者の起訴に伴う出国禁止措置や、統合進歩党の解散決定の動きも含め『韓国は民主主義国家なのか』と国際的に批判される口実を与えることになりかねない」と懸念を示した。

 統合進歩党解散決定や、産経記者起訴、国定化への批判*7はともかく、「朴起訴」てのは「慰安婦の告訴があっての話」ですからね。
 国定化や産経記者起訴、解散決定などとは全然関係ないでしょう。もちろん慰安婦や支援団体が皆、統合進歩党解散決定や産経記者起訴、国定化を支持してるわけではないでしょう。言ってることが全くとんちんかんです。
 つうかそう言うお前らは安倍の「歴史解釈を国家権力が独占しようとする動き」をどれほど批判してきたんだ、外国批判する前にまず「手前の国」日本相手に批判をやれよと声明支持者に対する怒りがこみ上げてきますね。


敦賀市長「規制委より原電*8の方が科学的」発言
http://island3.exblog.jp/25128636/

 この敦賀市長の発言、全国ニュースにする価値があったと思う。

 敦賀市長がいかに非常識でバカか広く知らせるという意味では島田の言うとおりでしょうね。
 もちろん島田は「正論」扱いし「だからこそ広く知らせよう」というバカですが。
 大体「プロのはずの規制委員会を何故、アマのあなたが否定できるのですか?」「単に原発補助金目当てでとにかく再稼働して欲しいだけじゃないんですか?」と聞かれたら市長はなんて答えるんですかね。


■「瀬戸際もんじゅ福井新聞連載記事
http://island3.exblog.jp/25123947/
 原発立地県と言う事で「原発に好意的な記事を書いてきた」福井新聞もついに「瀬戸際もんじゅ」だそうです。なお島田は珍しく「ノーコメント」です。原発推進派・島田としては「もんじゅを擁護したい」でしょうが安倍政権下ですら「もんじゅ廃炉論」が政府内部で出てくるのではもんじゅ擁護も書きづらいのでしょう。

【連載】瀬戸際もんじゅ(2)場当たり的改組の20年間
(2015年11月18日)
 原子力規制委員会高速増殖炉もんじゅ福井県敦賀市)の運営主体を変更するよう、文部科学相への勧告方針を決めた今月4日、田中俊一*9委員長は運営主体の日本原子力研究開発機構を「ここ20年間、同じようなことを繰り返してきた」と切り捨てた。
(中略)
 98年、「解体的出直し」と称して核燃料サイクル開発機構*10に生まれ変わった。旧動燃*11を主体にスリム化したが、看板を架け替えただけに過ぎなかった。
(中略)
 場当たり的な改組を繰り返す中で、実用化を担うため社員を送り出してきた電力会社も及び腰になった。「出向者のレベルが下がり、入れ替わりの期間も短くなった」と複数の関係者は証言する。結果的に組織の意思疎通が滞り、職員間の認識違いと単純ミスを繰り返す悪循環に陥った。
(中略)
 今月2日の原子力規制委員会との意見交換で、着任半年の児玉敏雄*12原子力機構理事長は、組織の甘さを認めた上で「期限を決め、潜在する問題をつぶす」と決意を語った。
 これに対し更田豊*13委員長代理は「結果を出せないという結果を積み重ねてきた」と主張し、こう突き放した。「要するに、手詰まりです、というふうにしか聞こえない」

【連載】瀬戸際もんじゅ(4) 巨額な交付金が「フル稼働」
(2015年11月20日
 もんじゅから車で約10分。廃校となった美浜町丹生小校舎で、来年9月の完成に向け町エネルギー環境教育体験施設の整備が進んでいる。実験教室や120人収容のホールなど観光、教育の拠点施設として期待されている。建設費と運営費計15億円は全額、もんじゅの研究開発推進を図る交付金敦賀市も08、09年度にこの交付金20億円を受け、JR敦賀駅前に福井大附属国際原子力工学研究所の建物を建設した。
 もんじゅは、運転実績はわずかだが、交付金は“フル稼働”だ。運転開始後、10年間が交付期間だった別の交付金でも、敦賀市は約24億円を使い豪華客船を模した温泉施設「リラ・ポート」を建設。この交付金越前町など嶺北市町も含め県全体では約53億円が交付され、各地で温浴施設などが整備された。
 敦賀市には、初送電翌年から固定資産税も入っている。初年度の1996年度は機械設備への課税分だけで70億円超に上った。同市にとっては税収面でも大きな存在だ。
 ただ近年、恩恵を受けてきた地元でさえ、視線は厳しい。今年4月の敦賀市長選を前にした本紙の世論調査では、市民の3人に1人が「もんじゅ廃炉にすべき」と答えている。
(中略)
 「日本原電敦賀原発の新増設には賛成でも、もんじゅはだめ、という市民は増えている」。
 反原発の立場で活動している今大地晴美市議は「多額の税金を投じながらほとんど実績を上げていない現実を重く受け止めるべきだ」と指摘した。


拉致被害者救出と憲法改正
http://island3.exblog.jp/25096381/
 荒木和博と同レベルの与太「自衛隊拉致被害者救出」「憲法の制約でそれができないなら改憲しよう」です。まあ、既に何度も荒木の与太に対して「拉致被害者の居場所が分からないのにできるわけがない」「改憲しよう*14とそうした事情は変わらない」と批判している俺ですがそれはさておき。
 この島田の文章を読んだ人は「島田は巣くう会副会長で、元巣くう会事務局長で今は『予備役ブルーリボンの会代表』『特定失踪者問題調査会代表』荒木とは巣くう会仲間だろ。荒木と主張が一致するのは当然ジャン」と思うかも知れません。
 ただ「小生の理解」では島田が改憲の口実に過去、持ち出していたのは意外なことに荒木とは違い、もっぱら「中国封じ込め(南シナ海問題など)」なんですよね。巣くう会副会長でありながら荒木のような「自衛隊による拉致被害者救出論」を唱えるどころか、「拉致についてエントリをほとんど書かなかった男」、それが島田です。その代わりに「首相が靖国参拝して何が悪い」「南京事件慰安婦中韓の捏造だ」「中国が仕切るAIIBに参加しないのは当然だ」なんて拉致に関係ないこと(主として中国攻撃)ばかり書いてた。
 その島田が「荒木さんの言うとおりだ、自衛隊拉致被害者を救出しよう。憲法が制約なら改憲しよう」と言い出す。
 「島田に何があったんだろう?」と思います。ウヨ方面で「改憲論でいちばん受けるのは中国封じ込めやIS打倒(テロとの戦い)ではなくて拉致被害者救出だよ」という意見統一でもされたのか。はたまた「俺達が日朝交渉なんか打ち切れと言うのに打ち切らない、北朝鮮に甘い安倍が許せない、徹底的にあの野郎、この件でとっちめてやる、あの野郎の口から『自衛隊で救出します』と言わせてやる」という意見統一でもされたのか。
 あるいは荒木や西岡などから

「島田さんさあ、あんた巣くう会副会長なのに拉致について自分のブログで記事が少ないってどういう事なの?。ほぼ毎日拉致関係記事を自ブログに書いてる荒木さんを少しは見習ったらどうなの?」
「あんた、荒木さんの自衛隊出撃論についてどう思ってんの?、賛成なの、反対なの?」
「拉致に興味がないなら今すぐ巣くう会副会長をやめてもらってもいっこうに構わないんだけど?。その点どうなの?」

などとねちねちと攻撃され

「荒木さん、西岡さん、ホンマにすみませんでした。自分は拉致を甘く考えてました」
「自分の甘さを皆さんに許して頂けるのなら、副会長はこれからもぜひやらさせていただきます」
「もちろん荒木さんの見解には賛成です。今後ブログやツイッター、その他色々な場で荒木さんの自衛隊出撃論を宣伝させて頂きます」

とかわびを入れる羽目になったのか。とはいえこの文章、「荒木の熱の入った、かなり分量もある自衛隊出撃論」に比べたら分量が少なくて「ああ、荒木はともかく島田にとっては自衛隊の海外派兵ってのは、北朝鮮打倒なんかより中国封じ込めの方がずっと重要なんだろうな」とは思います。中国封じ込め目的の自衛隊活用で島田が記事を書いたらこの2倍の分量にはなるんじゃないですかね。


■司法の越権と国会議員の無気力
http://island3.exblog.jp/25081304/
 何とも支離滅裂な文章です。

夫婦別姓を認めない民法の規定が憲法違反かを問う訴訟で、最高裁判所大法廷が11月4日、当事者双方の意見を聞く弁論を開き結審した。

というので島田が「夫婦同姓を事実上強制する現行制度は違憲ではない、原告は間違ってる」と言うかと思いきや

同規定の是非にはここでは立ち入らない。

と言うんだからわけがわかりません。まあ、島田がウヨとして内心「夫婦同姓で何が悪い」と思ってるらしいことは文章の所々で感じられますが。

 国連や裁判所を利用して法の改廃を目指す動きが強まる中、不可解なのは、国会議員たちの沈黙である。本来ならば、与野党問わず議員から「立法行為は国会の責任範囲」と国際機関や司法の越権を強く牽制する声が上がって然るべきだろう。

 別にそう言う動きは「前から色々とあって」強まってはいないし「違憲判決が出ようとも」、「国連から何らかの勧告が出ようとも」、最終的に法律を改廃するのは国会のわけです。全然越権じゃない。
 つうか違憲立法審査権を越権といったらそういう違憲裁判をおこせなくなるじゃないですか。
 「国連機関の勧告は越権だ」というなら何もそれは日本限定じゃないでしょう。で島田のようなウヨ連中は海外の政府への国連機関の勧告、たとえば韓国に対し、国連機関から「産経記者起訴について」言論の自由の観点から問題じゃないかという勧告が出たのをどう思うのか。島田の主張を論理一貫すれば「国連機関の韓国内政への不当な内政干渉」でしかないでしょうがまあそんな事島田は言わないでしょう。むしろ「国連も韓国に批判的だ」と大喜びじゃないか。なぜなら島田はあくまでも「自分の気にくわない違憲判決や国連勧告を無視したいだけだから」です。

ところが実際は、多くの議員が傍観している(中略)。そうした姿勢の議員たちに、一般法の改廃より遙かに見識とエネルギーを要する憲法改正に踏み込むことが果たして期待できるだろうか。

意味不明ですね。改憲とそんな事に何の関係があるのか。

 安倍内閣は2013年8月、集団的自衛権に関する憲法解釈変更に抵抗した山本庸幸*15内閣法制局長官(旧通産省出身)を更迭した後、最高裁判事に任命している。

 「それ、前振りの夫婦別姓訴訟と全く関係ないやんか」て話ですよねえ。何故安倍が「内閣法制局長官を更迭した山本氏を最高裁判事に任命*16したのか」謎ですが、それに「何故山本なんか任命した」と憤慨する島田です。ただし安倍批判はどうしてもできないのが島田らしい。

 前任者は元外務事務次官竹内行夫*17だった。同氏は次官当時(2002年2月〜2005年1月)、「制裁は北朝鮮を刺激するだけ」等の発言を繰り返した対北宥和派で、「高い見識を持ち、法律に詳しい」という要件を満たす人物だったか疑問である。

 問題があるとしたら島田が言うようなことではなく「必ずしも法曹資格を持っているわけではない」上、行政官僚出身である以上「行政訴訟で政府におもねった判決を出す危険性が高い」、行政出身最高裁判事(竹内・元外務事務次官や山本・元内閣法制局長官)なんか認めていいのかと言うことだと思いますが。
 俺は「最高裁判事は裁判官、検察官、弁護士か、あるいは法学者から選ぶべきであって官僚から選ぶべきではない」と思っています。


■We can't let countries like China write the rules of the global economy.--Obama
http://island3.exblog.jp/25069556/

「中国のような国に世界経済のルールを書かせるわけにはいかない*18」。TPP合意を受けた記者会見でのオバマ米大統領の声明にある言葉。珍しくストレートで正しい発言だ。2015年10月5日。

 オバマの反中国発言に大喜びの島田です。この「文字だけ見れば島田洋一と同レベルのオバマ発言」をどう評価すべきかはよく分かりませんのでコメントはしません。いずれにせよオバマがこういう発言をしようとも、米国が島田流の反中国路線を推進することは「すべきでもないし、そもそも現実的にできない」ことでしょう。

参考

http://j.people.com.cn/n/2015/1009/c94476-8959796.html
■人民日報『「TPPは米国の中国牽制?」 商務部部長が回答』の一部引用
 商務部(商務省)の高虎城*19部長はこのほど、社会各界が関心を寄せるTPPの注目点について、取材に答えた。
質問
 TPPは米国が中国のアジアで日増しに高まる影響力を牽制するための手段の一つであり、交渉の合意は米国が中国とのグローバル貿易の新ルールの主導権争いで勝利したことを示すとの見方がある。これを中国はどのように考えるか。
回答
 米国政府とTPP参加国はこれまで、TPPは中国をターゲットにしたものではないこと、中国を牽制するためのものではないこと、中国を排斥しようという意図はないことをたびたび表明してきた。

 少なくとも現時点においては中国は「TPPを反中国的なもの」と見なし反対する考えはないようです。


慰安婦問題での「誠意」とは、韓国政府は逃げずに説明せよ(萩生田官房副長官
http://island3.exblog.jp/25065414/
 一般論として加害者が被害者に対し「どういう対応を望んでるのか教えて欲しい」と聞くことそれ自体は俺は「悪いことではない」と思います。
 「反省がないからそう言う事言うんだ」「バカだから(以下略)」「よく考えれば分かるはず」などと憤慨した被害者に言われても「そうかも知れないが要望にはお応えして納得いく結末にしたいので是非教えてくれ」つうのはまあ、いいんじゃないか。
 でも「萩生田はともかく」ここでの萩生田を支持する島田の態度はそういうんじゃないですよね(後で説明しますが、萩生田の態度は島田よりはまともなようですが)。
 島田の態度は「こっちは誠意を尽くしてるのにごねてる韓国が許せない」「どうせ言いがかりつけてるだけだから要望なんか言えないだろ」という喧嘩腰の対応であることは見え透いています。
 まあそれはともかく。

 問題解決を図るための日本政府による財政支出*20の可能性について「それが(解決策に)なじむかも含めて具体的な方策はこれからだ。何をもって誠意と受け取るのか。韓国からの提案を期待している」と指摘。財政支出することにも含みを持たせた。

 共同通信記事が紹介する萩生田発言は明らかに「慰安婦への経済支援で片がつく*21なら金額にも寄るが片をつけてもいい*22と思う(ただし首相の慰安婦への直接謝罪や日本歴史教科書への慰安婦記述は無しでお願いしたい)。その辺り韓国に話を聞きたい」つうんだから島田にとっては「萩生田発言」は手放しで評価できる発言ではないと思うんですが。

正しい認識および態度だ。

という島田の萩生田評価は明らかにおかしいでしょう。つうかこれ萩生田以外ならむしろ島田は「財政支出に含みを持たせるとはどういう事だ!」と批判してるでしょう。
 そしてこういう萩生田発言を

韓国政府は逃げずに説明せよ

と島田が表現するのも変な話です。共同通信記事を見る限り、萩生田はそこまで喧嘩腰じゃありません。
 なお、萩生田発言に対する韓国側の反応。
朝鮮日報慰安婦解決案「加害者として日本が提示を」=韓国当局者』
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/11/06/2015110601452.html
 「人に話を聞く前に日本が何をやる気なのか、何をやれるのか、何をやれないのか、その理由は何なのか、まず自分の考えを日本が言えよ」ということでしょう。韓国側としては萩生田の発言を「単に要望を聞いてるのではなく、日本がやれること、やりたいことがないため逃げてるだけ。我々が何を言っても、対案も出さずに『それはできない』で終わらせるだろうから日本には何か言うだけ無駄。まず日本に発言させて日本の逃げ場をなくす」という考えでしょう。日本も全く信用がありませんが安倍政権と自民党、及び彼らを容認する日本社会の自業自得でしょう。


ル・モンドが中国のユネスコ政治利用など反日歴史戦を批判
http://island3.exblog.jp/25065279/
 「でそれがどうかしたのか」て話です。
 『ル・モンドは神聖不可侵の正義』ではありませんし、「ニューヨークタイムズ」「ワシントンポスト」などが慰安婦問題や靖国問題で安倍政権批判したときに「反日メディア呼ばわりしてた男」がよく言います。
 島田が自分に都合のいいと思うメディア「ル・モンド」を政治利用してるだけじゃないですか。
 しかも「島田の紹介に寄れば」ル・モンド

 1970年代に早くも*23大日本帝国軍が犯した略奪についての記憶として最初に行動したのは,日本の歴史家達*24自身であった。

としています。つまりは「日本はそれなりに反省*25してるんであって中国は批判しすぎじゃね」というのがル・モンドの指摘であって、島田が手放しで喜べるような代物ではないんですが。

ちなみに,過去のこの時期に真っ先に関係しているはずの台湾ではこうした活動は見られない。

 島田の紹介するルモンドの主張です。「こうした活動」が「戦勝記念式典」を意味するのなら「規模の問題はともかく」台湾でもそうした式典それ自体はあったので事実誤認です。

軍国主義の日本(中国当局現代日本を常にこれと同一視している)

島田の紹介するルモンドの主張です。もちろんそんな事実はどこにもありません。「日本政府・与党関係者からウヨ的な言動が出たときにだけ」中国は批判しているのですが。

 中国政府は,西ドイツの指導者は適切な言葉と力強い象徴的行動を見出すことができたとして西ドイツの立場を繰り返し想起するが,中国政府は,戦争直後の仏独接近において両国が同じ(ボーガス注:資本主義)陣営に属していたことが重要な役割を果たしたこと(中略)を忘れている。

 島田の紹介するル・モンドの主張ですが事実認識として完全におかしいですね。
1)「同じ資本主義陣営に属する韓国」との間でも歴史認識で安倍政権はもめてるし
2)仮に中国が資本主義体制でも安倍政権はもめたろうし(そもそも台湾の馬政権だって安倍を批判しています)
3)ドイツが和解した国にはソ連、東欧(例:ポーランド)という社会主義圏もあったのですから。
 そしてドイツにも「ネオナチ」という政治集団はいるわけです。ドイツの戦後処理が一直線にスムーズにいったわけでは全くないでしょう。
 そもそも「日本政府の歴史認識に対する態度」に今まで問題がなかったとは言いませんがこれほどまでに紛争になったのは「極右」安倍政権登場後であり、それ以前は「河野談話村山談話」などでそれなりに中国と友好関係だったという点を無視してるル・モンドには本当に呆れます。

 歴史家による合同委員会の設置を実現させることができるのは,真の政治的・思想的開放につながるような中国体制の大規模な変革だけであろうと考えると,心配になってくる。

 島田の紹介するル・モンドの主張ですが事実認識として完全におかしい。
 第一次安倍政権時代に「日中両国政府による歴史共同研究」はされてて報告書も出てるんですけどね。その報告が「100点満点」とは言いません。しかし、その報告では南京事件の存在は勿論認めてるし、そのときの「研究成果」に今の安倍政権が従えばこんなに歴史認識でもめることはないんですが(本来、第一次安倍内閣で、今の内閣とは違うとは言え自分の政権で出した報告をないがしろにする安倍が異常なことは言うまでもないでしょう)。そんな事も分からないバカがル・モンドのようです。


■Speak softly and carry a big stick; you will go far.
http://island3.exblog.jp/25057751/

 セオドア・ルーズベルト*26米大統領の言葉、「柔和に語れ、棍棒持って。すなわち結果が付いてくる」の原文である。

 島田が何が言いたいんだか、さっぱりわかりません。日本政府にいわゆる「ルーズベルト流・棍棒外交」でもすすめてるんでしょうか。対象は中国、韓国、北朝鮮、ロシアと言ったところでしょうか。
 今時そんな時代じゃないでしょう。いずれにせよ島田のこの文章からは島田らウヨが中国を「棍棒外交*27だ」などと非難するのは「中国がやってるから」であって「日本がやる棍棒外交なら無問題」ととんでもない事を考えてることが伺えます。


■島田のツィート(2015年11/1〜)

大いに論争してもらいたい。
@議員の育休取得に民主反発 岡田代表「違和感のある話」、蓮舫*28代表代行「全く理解できない」
http://www.sankei.com/politics/news/151224/plt1512240043-n1.html

自民党の宮崎謙介衆院議員が育児休暇取得を検討している

そうですから、「アンチ民主&自民万歳」のいつもの島田なら「岡田の違和感こそがおかしい、宮崎氏が育休を取って何が悪い!」と言いそうですがそう言わない辺りが面白い。
 おそらく島田は「育休なんてとんでもない!」という考えで岡田氏に近い考えなんでしょう。しかし島田はアンチ民主党です。民主党を褒めるようなことはしたくない。
 しかも育休を取りたいと言ってるのは「民主党議員ではなく」自民党議員の宮崎氏で自民党公明党には「育休なんておかしい」という意見もありますが、一方で「宮崎議員が育休を取りたいというならそれに応じるべきじゃないか」と言う意見もあるわけです。「育休なんてとんでもない!」と島田が言ったらそれは「安倍が育休取得に賛意を示すなど、自民党公明党の今後の動向によっては」自民党公明党批判になる危険性がある。とはいえやっぱり島田は「育休万歳!」とは言いたくない。結果「大いに論争希望」と言い出すわけです。そんなんだったら、最初から何も言うなと思いますが。
 まあ、小生的には「育休取っていいんじゃねえの?」と思いますが。「民間では育休なんてなかなかとれない」てそれはとれない現状がおかしいと思いますけどね(きれい事ではありますが)。国会議員が取らなければ民間がとれるという話でもない。
 まあ「議員は一般サラリーマンと違って自由度が高いので育休を取らなくても対応できるんじゃないか」「民間と違って育休取得時に代わりに働く人がいない(育休取得期間は繰り上げで次点者の当選つう訳にもいかないでしょう)」つうのは一理あるとは思いますが、それを考慮しても別に育休取得してもいいんじゃないか。

 問題がないのに解決しようがない。
@慰安婦 解決へ韓国外相が自信
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6185159

 やれやれです。「俺は問題があると認めない、だから交渉しない」で済むなら誰も苦労しません。つうか北方領土問題や竹島問題でロシアや韓国が「問題などない、我が国が実効支配していることを日本が正当な行為だと認め、『不法占拠だ、あそこは日本の領土だ』などという不当な主張を引っ込めればいいだけ」という態度取ったら怒り出すのがこの男でしょうに何ともご都合主義です。しかしこういう事を言う島田は内心では「その解決法が日韓両国民や慰安婦本人、慰安婦支援団体の納得を得られるかはともかく」、安倍政権が朴政権と慰安婦問題で交渉し「島田らウヨが望まない解決(慰安婦への金銭支援や安倍のわびの手紙、河野談話閣議決定への格上げなど)」を恐れてるのかも知れません。

何とか自力での脱出を祈る他ない。
@国境なき記者団:「安田純平さん、シリアで拘束」声明掲載 - 毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20151224/k00/00m/040/052000c

 島田は無茶苦茶です。「一日も早い解放を祈る」ならまだしも、どうやって自力で脱出するのか。記者団の声明が事実*29ならば「日本政府が交渉に動くべき事」でしょう。
 安田氏に「自力で脱出して欲しい」というなら「拉致被害者北朝鮮から何とか自力で脱出して欲しい」と誰かが言ったらそれを支持するのか。
 結局、島田は「武装集団に拘束された安田氏の居場所が分からない*30以上自衛隊なんか使えるわけもない」が「政府による交渉を主張し、しかしそれが不幸にして失敗し安田氏が殺害された時に安倍批判が起こることを恐れて」こういうバカ言ってるだけじゃないですか。今が安倍政権でなければ「政府は武装集団と交渉せよ」とこの男は絶対に言ってますよ。いやそれとも「安倍政権でなくても自民党政権なら」身びいきで同じ事を言ってるのか?。民主党政権の時のみ「政府は交渉せよ」というのか?

今日のNHKニュース。囲碁人口がピーク時の1200万から400万に減っているという。最近囲碁の勉強を始め、面白さに開眼しつつある人間としては意外だ。将棋はどうなのか?*31

 いや、囲碁の面白さがよく分からない*32俺からすれば「まだ400万人もいるの?」ですね。まず囲碁と将棋の違いとして「囲碁は分かりづらい」つうのがありますね。将棋はわかりやすい。もちろん居飛車だの振り飛車だの「いわゆる定石を覚えるのは大変」です。そして定石を覚えないと強くなれない。
 でも「王将を取ればいい」ということがわかれば「ヘボはヘボなりに楽しめる」わけです。定石を覚えなくても「駒の動かし方さえ分かれば」試合自体はできる。後は「二歩禁止」位しかルールはない。
 まあ、「上級者とヘボがやってもお互いつまらない」ですが。
 囲碁の場合「より広い陣地を作る事を競うらしい」のですがもう、ここからして素人はわけがわからない。どうすれば相手より広い陣地が作れるのか。「最初から盤面の一番隅に打てばいいのか」と言ったらおそらくそうではないわけです。新聞に囲碁の終局図が載ってるのも見てもどっちが勝ってるのか何が何だか分からない。
 将棋の場合、「こっちが勝ってるんじゃないか」というのが終局図を見て分かる場合が多いわけです。
 後、囲碁ってのは素人でも知ってるビッグネームてのがいないですよねえ。将棋だと今だと「一時、七冠(王位、王座、王将、棋王棋聖、名人、竜王)を制覇した怪物」羽生善治がいますけどね。あと、阪田三吉なんかは映画になってる。
 以前、藤沢秀行*33NHKドキュメンタリー「にんげんドキュメント 無頼の遺言〜棋士藤沢秀行と妻モト」(2005年)、「迷走〜碁打ち・藤沢秀行という生き方」(2009年)で取り上げられてましたけど、彼の場合確かに強い棋士ではありますが、「破天荒な生き方が注目された」と言う点で異色ですし、藤沢の場合、それでも羽生や阪田なんかに比べると「囲碁愛好家以外では知名度が落ちる」気がしますね。週刊少年ジャンプで「ヒカルの碁」が連載されてた頃は若干囲碁人口て増えたらしいですけど。

参考

藤沢秀行ウィキペディア参照)
・五男に藤沢一就*34八段。2010年4月に当時史上最年少(11歳6ヶ月)でプロとなった女流棋士藤沢里菜は一就の長女で秀行の孫にあたる。
・本妻のほかに4人の女性がおり、子供は本妻を含め3人ずつ計15人いた。
・愛人の家に入り浸って自宅に3年もの間帰らなかったこともあった。用事ができて帰らなければならなくなった際、自宅への行き方がわからず妻を電話で呼び出して案内させたという。
米長邦雄の妻が藤沢の妻を訪ね、米長の妻が「うちの主人は週に5日帰ってこないのですが」と藤沢の妻に相談したところ、藤沢の妻は「うちは3年、帰りませんでした」と答えたという。
・年2回の若手育成合宿は湯河原で行われるのが恒例だったが、その日程は藤沢が好きな小田原競輪の開催日程に合わせて組まれるのが常だったという。
・酒好きでほぼ毎日飲酒をしていた。酔うと女性器の俗称を連呼する悪癖があった。トウ小平*35と面会した際、あろうことか酔っぱらっており、「中国語ではおまんこのことを何というのか」と執拗に絡み、面会は途中で中止となったという。

よく分からないが、結構な話だ。
@北(ボーガス注:朝鮮)の女性楽団、北京公演取り止め…中国に反発か : 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151212-OYT1T50116.html?from=tw

 ばかばかしい。中国と北朝鮮が対立すれば北朝鮮支援を中国が辞め北朝鮮が崩壊するとでも思ってるのか。

中堅若手議員の中に、斬り込み隊長的動きをする者が現れねばならない。
@【安倍政権考】自民党憲法改正論議が停滞モードに突入 ド素人*36のツートップにやる気みえず 「急がば回れ」戦術なのか
http://www.sankei.com/premium/news/151213/prm1512130032-n1.html

 島田にとって党憲法改正推進本部長の森英介*37も、事務局長の上川陽子*38も「ハト派護憲派」とはいえないものの、島田や産経らとつきあいがあるゴリゴリの極右でもないため、不安に駆られてるという話です。だから「安倍総理が選んだ人材だから、僕は森氏も上川氏も信頼している」と島田や産経には言うことができない。
 もちろんそこには「島田や産経が内心では安倍を信用してない」というのもあるでしょう。「靖国参拝は国際社会(特に米国)の批判に恐れおののき1回で辞め」、「河野談話は結局踏襲し」、「救う会を無視して日朝交渉に踏み切った」安倍について島田や産経は内心では不快感、不信感で一杯でしょう。

「より全面的、客観的に中国の状況を見」れば「深い懸念」ではすまないだろう。盗っ人猛々しくあれ、がモットーの中共らしい。
@時事ドットコム:国連の拷問禁止委批判=中国
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201512/2015121000780&g=int

 いつもながら中国罵倒しかしない島田ですがそれはさておき。
 この記事で興味深いのは中国側が「国連の見方は一面的だ」としながらも「拷問などない」とはしていないことでしょう。あくまでも「政府は拷問撲滅に取り組んでおり一定の成果を上げている」「政府中央が拷問を黙認している事実はない」というエクスキューズ付ではあるものの、「拷問の存在それ自体」は否定されてないわけです。「より全面的、客観的に中国の状況を見てほしい(中国側の反論)」とは「拷問自体は残念ながら存在する」が「政府は拷問撲滅に取り組んでおり一定の成果を上げている」「政府中央が拷問を黙認している事実はない」という話です。

韓国政府はまず煽情的な反日教育をやめ、日本に謝罪すべきだ。
@靖国事件報道、日本に抗議=容疑者顔公表など―韓国(時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151210-00000093-jij-kr

 報道に寄れば韓国政府曰く「当人が無実を主張してるのに有罪判決どころか起訴さえされてない時点で犯人扱いして顔写真を出すのは人権面で問題だ」「実名報道ならともかく顔をさらし者にする必要があるのか!」「逮捕されたら犯人扱いするのが日本のメディアか!」と批判してるそうです。俺も全く同感ですね。何も「当人が無罪主張してるのに、有罪判決どころか起訴もされてない時点で、逮捕した時点で顔をさらし者にしていいのか!」「不起訴処分や無罪判決になったらマスコミはどう責任をとるのか」というのはこの事件限定の話じゃないわけですし。
 村木事件など過去の冤罪事件の反省は日本のマスゴミにはないようです。「一部の良心的記者を除けば」バカしかいないのが日本のマスゴミのようです。国家権力に「お前の報道は人権面で問題だ」と説教*39されて日本マスゴミは恥ずかしくないんでしょうか。恥ずかしくないんでしょうね、ゴミだから。
 しかし島田は訳のわからない事を言い出すんだからこの男の馬鹿さには心底呆れますね。まあ、これが島田のお仲間ウヨが何らかの犯罪容疑で逮捕されて、しかし無罪を訴えてて、それなのに顔がさらされたら「無罪を訴えてるのに何故さらし者にする!」と平気で島田は言うんでしょうけどね。

野合集団同士の野合。
@民主、維新が統一会派合意 政権交代へ野党結集視野:政治:中日
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015120701001516.html

 むしろ島田がこうした動きに対し脅威を感じてるからこそ、「野合」と罵倒せずにはいられないのでしょう。

いかに人材のない集団かが分かる。
@松野頼久*40が維新代表に再選
http://www.sankei.com/politics/news/151206/plt1512060017-n1.html

 別に俺は小野氏当選よりも松野氏再選を希望してるわけではありません。維新が好きなわけでもない。今は袂を分かったとは言え、一時は橋下*41とつるんでいた松野氏など、俺は政治家としてそもそも評価していません。
 ただし島田の松野氏への因縁は不愉快です。松野氏が再選されて何か問題があるのか。松野氏に何か重大な落ち度があったのか。対立候補小野次郎*42の方が代表にふさわしいのか。そうしたことについて、何の説明もせずに島田は適当な因縁つけるなって事です。単に「松野氏が民主党との連携を考えてるから」「松野氏と対立する橋下は安倍にすり寄ってるから」島田は松野氏を罵倒しているに過ぎません。仮に対立候補小野次郎氏が代表に選ばれようと島田は「小野氏が松野氏の路線(民主党との連携路線)を引き継ぎ、橋下と対立し続ける限り」小野氏を罵倒してることでしょう。
 一方、選挙の敗北で首相を退陣した安倍*43や麻生*44を「首相や副総理・財務相」としてまた担ぎ出してる自民党は「人材不足じゃないのか」と聞きたくなります。
 また「大阪都構想住民投票敗北時には政界引退を表明した橋下」が「その約束を公然と反故にしようとし、おおさか維新もそれを容認しようとしていること」も「おおさか維新は人材不足じゃないのか」と聞きたくなります。しかし、島田は平然と「1回の失敗で捨てるには惜しい人材が安倍氏や麻生氏、橋下氏」と強弁するんでしょうね。

「(安倍)お前は人間じゃない!たたき斬ってやる!」(山口二郎*45法大教授)。ドナルド・トランプの方がよほど品格がある。

 いや明らかにトランプの方が下劣でしょう(つうかトランプの方が仮に品格があるとして『だから何なのか、お前はトランプを擁護するのか、島田?』って話ですが)。
 そもそもこの山口発言、「萬屋錦之介主演の時代劇『破れ傘刀舟悪人狩り』には『お前は人間じゃない!たたき斬ってやる!』と言う決めぜりふが確かあるが私もそのくらいの強い怒りを安倍に感じてる」と言う発言であって別に安倍殺害を公言してるわけではありません。

「困難だが、必要な決断だった。連邦軍にとっては危険な作戦になるだろう」(独国防相) 。日本は?
@偵察機派遣を閣議決定 最大1200人派兵で後方支援:国際:中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015120101002215.html

 やれやれです。自衛隊をシリアに送り込めと島田は言いたいようですがさすがに安倍もそう言うことはやらないんじゃないか。

左翼の集まり*46に妙な権威*47を持たせてしまったのが悪い。まともな委員からなる別の独立選考委員会を立ち上げたい。
@産経『【流行語大賞】当事者の自画自賛*48では? 「アベ政治を許さない」呼びかけ人の鳥越氏が選考委員長』
http://www.sankei.com/life/news/151201/lif1512010034-n1.html

 島田の寝言にはやれやれです。
1)鳥越氏もユーキャン流行語大賞選定委員会も左翼ではないし
2)安倍批判派も必ずしも左翼ではない(安倍は極右なので批判派には左派だけでなく河野洋平氏のような穏健右派もいる)
んですけどね。
 まあ、「別の大賞(そして右翼的な選考?)」を島田がやりたいのなら国家基本研究所なり日本会議なり産経なり「島田の大好きなウヨ団体」で勝手にやればいいんじゃないですかね。「ユーキャンの委員会」を無茶苦茶な形でウヨが乗っ取ろうとしない限り誰も島田らに文句言わないでしょう。
 ただし島田らの「別の大賞」が世間に受け入れられるか疑問ですが。

明日から自民党拉致対本部の古屋本部長、塚田事務局長とワシントン、ニューヨークを回ってくる予定です。

 拉致関係で米国詣でをしたところで無意味だなんて事は、過去の経験から古屋、塚田、島田らにも分かってるでしょうが、連中にはそういう馬鹿な事をするしか能がないわけです。

慰安婦問題で、日本の保守派は韓国の保守派に対する信頼の念を完全に失った。

もちろん韓国の保守派からすれば話は逆です。「宮沢*49内閣で河野元官房長官河野談話を出し、河野は後に自民党総裁や小渕*50、森*51内閣外相を歴任した」「ポスト宮沢の橋本*52、小渕、森内閣もとにもかくにも談話を踏襲した」「だから日本保守を一応信用していたのに!」「今さら河野談話否定論か!」でしょうねえ。「裏切られた」と言いたいのは向こうの方でしょう。

(ボーガス注:自民議員の行為なら)当然議員辞職、と小西なら言うだろう。
@「クイズ質問」の民主・小西氏、政治資金で自著“爆買い
http://www.sankei.com/politics/news/151130/plt1511300013-n1.html

 ライザップ*53だの、ガールズバー*54だのは論外*55でしょうが、小西氏のこれは「果たして悪いと言えるのか?」「詳しい事情が分からないと非難出来ないんじゃないか?」と俺は思いますけどね。
 「自らが書いた本を支持者などに配布し、自らの政治見識を世に問う」ために購入するというのならそれは別に批判されることではないんじゃないか。他の政治家もやってることではないのか。
 もちろん「(出版社に『ある程度売り上げないと困る』と言われ)単に出版収益をあげるため、購入した」「購入した本の多くは配布もされず、誰にも読まれず、小西事務所でほこりをかぶってる」と言うなら論外ですが。

阿比留氏にこう書かれると、そうかなと思わざるを得ない。
@【阿比留瑠比の視線】衆参同日選の可能性は高まった…橋下氏の復権で安倍首相と連携も
http://www.sankei.com/premium/news/151130/prm1511300015-n1.html

 阿比留の書いてることなど「衆参同日選にして欲しい、その方が安倍自民に有利だと思う」「橋下と安倍は連携して欲しい、その方がお互いにメリットだと思う」という「阿比留のただの願望」に過ぎず何の客観性もないでしょう。しかし阿比留も新聞記者と言うより完全に政治活動家ですね。
 さて阿比留の記事にも少しコメントしておきます。

菅義偉官房長官にとっては、大阪ダブル選は2勝でしょう。これで憲法改正はぐっと近くなる」
 今回の大阪ダブル選の結果について、官邸関係者はこうあけすけに語った。

 この「官邸関係者」とやらが誰か知りませんが、「二階総務会長や谷垣幹事長が乗り込もうが、大阪自民が負けようが知ったことか」「俺にとって橋下は改憲の同志だ、維新が2勝して良かった」なんてことを菅が公言してるなんて記事を産経が公然と載せては「安倍と菅以外の自民幹部」、特に大阪に乗り込んだ面子は「あいつらふざけるのもいい加減にしろよ」と安倍と菅に憤懣やるかたないでしょう。

 衆参同日選が取り沙汰されている理由は(中略)29年4月に消費税が10%へと再増税されることだ。

 「増税隠しの衆参同日選」という話です。これを民主党政権がやったら「卑怯だ」と非難するであろう阿比留が「同日選をやって何が悪い」と居直ってしまうのだから本当に呆れます。

アメリカ人がこうした発言をしてくれるのは、本当に有難いことだ。
@【反撃せよ!ニッポン】GHQの露骨で幼稚な嫌がらせ 馬鹿げた憲法論議を早く終わらせよ - ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20141121/dms1411211140008-n1.htm

 「アメリカ人」とは最近右翼商売を日本で始めた「ケント・ギルバート」のことですがケントは「米国社会に対して何ら影響力はない」ので島田の物言いは馬鹿げています。主張も「いわゆる押しつけ憲法論」で島田ら日本ウヨの主張と何一つ変わりません。ギルバートらしいオリジナリティなんかどこにもない。
 それとも「白人」に褒められてるとそれだけで有頂天になる「白人コンプレクス」の持ち主が島田ら日本ウヨなのか。

邪教」は中国共産党だろう。こんな国にいかなる世界的大会も開く資格はない。
@中国、ミスカナダ入国拒否 法輪功支持が理由か - 産経ニュース
http://www.sankei.com/world/news/151127/wor1511270037-n1.html

 「個人の観光旅行ならまだしも、ミス・ワールドに出席するミスカナダ代表としての入国申請である以上、入国拒否はまずいんじゃないか」「いくら会場が中国だからってミス・ワールドは中国が好き勝手に差配できるもんと違うんじゃないか」という批判はもちろんありますが、島田曰く「中国はいかなる世界大会も開く資格はない」んだそうです。
 何というか批判が明後日の方向で大笑いです。今回のミス・ワールドもそうですし、他にも
・2008年夏季五輪(北京)
・2010年上海万博
・2011年世界水泳(上海)
・2015年世界陸上(北京)
・2022年冬季五輪(北京)(予定)
など、既にさまざまな国際的なスポーツ等の大会が中国で既に開かれたり、今後開かれる予定なのに島田のようなことを言っても全く無意味です。

かつての冷戦同様、平和共存ではなく、勝つことによって終わらせねばならない。
@【緊迫・南シナ海】元防衛相が政府批判「日本はもっと敏感であるべきだった」
http://www.sankei.com/politics/news/151123/plt1511230031-n1.html

 おいおいです。勝つとはどういう意味なのか。そもそも冷戦時代は米ソは「つぶし合いの敵対関係」でしたが今の米中関係はそんなものではありません。世界の大国米国ですら中国と仲良くやっていこうとしているのに中国打倒論を唱えるとは島田は本当にバカです。
 しかし産経記事に出てくる小野寺元防衛相という男も本当に無責任です。国基研のシンポジウムで「日本政府の中国対応は甘い」と発言したそうですが、小野寺自身が「第1次安倍、福田内閣外務副大臣」「第2次安倍内閣防衛相」という元政府関係者なのですが。
 政府内部にいた頃は反中国発言などしなかった*56癖に、無役になったら中国に悪口雑言。無責任にも程があります。

事実に忠実な、実に聞くべき内容だ。翁長とは人間の質が違う。
@【普天間移設推進派】沖縄2紙を正す会の我那覇真子さん講演詳報 「移設反対意見書は工作活動の後押し」
http://www.sankei.com/premium/news/151124/prm1511240011-n1.html

 やれやれです。島田も本気で翁長知事より我那覇とか言うチンピラ右翼の方が人間として立派だと思ってはいないでしょう。というか自民党沖縄県議だの沖縄財界人ならまだしも「得体の知れないチンピラ右翼」を担ぎ出すなんて「産経のような無茶苦茶な翁長罵倒」にはこんなチンピラ右翼しか持って来れないと自白してるのも同然で全く哀れです。

読んだ*57が、フェミニストなりにしっかりした内容だった。この国は救いがたい。
@「帝国の慰安婦」著者を在宅起訴…名誉毀損罪で : 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151119-OYT1T50065.html?from=tw

 島田が褒めてるのだから「本当に島田が読んだのなら」よほど酷い本なのでしょう。もちろんそんな人間・朴裕河(『帝国の慰安婦』著者)がフェミニストのわけがない。救いがたいのは勿論、著者・朴や朴を褒める島田の方です。
 刑法上の名誉毀損が成立するかどうかはともかく「激怒した慰安婦が朴を刑事告訴するのも当然の駄本」でしょう。こんな本を翻訳出版している朝日新聞出版社の良識も問われていると思います。早く「翻訳本」を絶版にした上で慰安婦に謝罪すべきでしょう。

日本がすることには何でも言いがかりか。翁長は益々パックネ化しつつある。
@時事ドットコム:沖縄慰霊日に公示か=翁長知事は不快感−参院選
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201511/2015111900827&g=pol

 やれやれです。「沖縄慰霊の日(7/10だそうです)」にわざわざ選挙投票日をぶつけないといけない理由があるのか。そして安倍がこれほど不信や反感を買う理由は「選挙日オンリー」ではなく「知事の批判の声を無視して移設工事を強行したこと」にもちろんあるのですが、そういう常識は島田らウヨにはありません。

具体的な進め方は難しいが、発想は正しい。
@シリア難民を訓練して「祖国解放軍」に、ポーランド新外相が提案
http://www.afpbb.com/articles/-/3066831?pid=0

 いや全然正しくないでしょう。難民は「戦争を逃れてきた人」でしょう。「祖国解放軍」がやりたかったらそもそも難民にならないでしょう。つうか「難民に来られても迷惑だから祖国解放軍の名目で送り返そう、死んでも構うものか、むしろ死んでくれた方が好都合」というゲスさしか感じません。
 「ポーランドは歴史上、ロシアやドイツと言った大国にぐちゃぐちゃにされてきた国なのに、外相がそういう非道なことが言えるんだな」と思うと悲しくなります。どうも今のポーランド政権って難民に冷たい右翼系のようです。

「党の本質が変わらないと看板の掛け替えではだめだ」(岡田克也党首)。その通りだ。
@<民主党・維新の党>岡田氏、新党の動きに「軽々に」不快感(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151112-00000056-mai-pol

 島田の「その通りだ」が何を意味するか、岡田発言の「党の本質が変わらないと」云々が何を意味するかはともかく「新党を作れば全てが解決するわけではない」のは確かです。新党なら過去にも「新自由クラブ河野洋平氏が党首を務めた、後に自民党に復党)」「日本新党細川護煕*58が党首を務めた、後に新進党に参加)」「新党さきがけ武村正義*59が党首を務めた、後に鳩山由紀夫氏、菅直人*60らほとんどのメンバーが民主党に参加。残ったメンバーも最終的には2002年に「みどりの会議*61(党首・中村敦夫)」に参加)」「新生党羽田孜*62が党首を務めた、後に新進党に参加)」「新進党(結局は解散し、自由党*63小沢グループ)、新党平和*64(旧公明党)、新党友愛*65(旧民社党)などに分裂)」「国民新党亀井静香*66が党首を務めた、後に自民党に復党)」など多くの新党が「誕生した」もののしばらくすると消滅していきました。
 大体、維新現代表の松野氏(鳩山内閣官房副長官)は「元民主党」であり、維新グループとは決して「清新な人材」ではありません。
 それに政権与党である自民、公明も「ささやかながら最近躍進している」共産党も新党じゃない。
 というかそもそもこういうごたごたは表に出すべき事じゃない。「民主党はごたごたを起こしてて支持できない」というネガティブイメージを産みますから。細野政調会長や前原*67元代表ははっきりいって政治音痴でしょう。

 キャスターの質も低過ぎる。
@NHK「クロ現」重大な放送倫理違反 BPO「やらせ概念は視聴者と距離がある」(産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151106-00000536-san-ent

 やらせはおそらくキャスター氏は認識してなかったから関係ないでしょう。必ずしも安倍政権に好意的でないキャスター氏に島田が逆ギレし因縁つけてるだけです。
 なお、BPO決定にはNHK批判だけでなく

総務相による文書での厳重注意は放送法が保障する「自律」を侵害する行為。
自民党によるNHK幹部への聴取は政権党による圧力そのもので厳しく非難されるべきだ。

という異例の高市総務相批判、自民党批判があるのを島田が平然と無視するのには呆れます(産経は総務相批判、自民批判について記事で触れてはいますが都合が悪いので軽く流しています)。まあ島田の場合、BPO決定の総務相批判、自民党批判を取り上げたところで「BPO反日反自民、反安倍」と誹謗中傷するだけでしょうが。

 中韓に対する鳩山のass kissingはあらゆる常識を超えるレベルに達したようだ。
@鳩山元首相が韓国で安倍首相を「愛国者とはき違え」と批判 朴・習中韓両首脳を称賛「見習うべき」
http://www.sankei.com/politics/news/151105/plt1511050029-n1.html

まず産経記事の『愛国者とはき違え』とは

『首相は自らを愛国者とはき違えているのだろうが、真の愛国心とは、(ボーガス注:南京事件慰安婦など)過去の歴史的な事実に目をつむらず、過ちには謝る勇気を持つことではないか。』

と言う話です。
『見習うべき』とは

『安倍談話に、(ボーガス注:子どもじみた安倍政権と違い)韓国政府も中国政府もそれなりに大人の対応を示していただいたことはありがたいことだ。』

と言う話です。
 どちらも鳩山氏の主張には何ら問題などないでしょう。正論です。あえて問題があるとするならば「鳩山氏が民主党幹部、首相として日中、日韓友好に果たしてどこまで尽力できたか」という問題でしょう。この発言自体には何ら問題などない。

主導権を「右から左に受け渡し」の間違いではないのか。
@止まらぬ批判は、右から左に受け流し 民主・岡田代表
http://www.sankei.com/politics/news/151105/plt1511050018-n1.html

 極右の島田には安倍に比べ中道右派(昔風に言えば自民党保守本流)的な岡田執行部が左寄りに見えると言うだけのくだらない話です。
 岡田執行部をどう評価するにせよまともな人間は、「左より」なんて評価しません。まあ「安倍よりは左より」でしょうがそれ単に安倍が極右なだけですし。

http://www.sankei.com/politics/news/151105/plt1511050018-n1.html
「そういうことがバラバラだといわれるんですね」。

 産経記事が事実なら岡田氏には呆れます。「岡田*68代表、枝野*69幹事長、細野*70政調会長の言う事が全然違うという批判があるし、私もその通りだと思うがそれでいいのか」という党所属議員に対しこういう対応は話のすり替えでしかない。
 言うべき事は「ばらばらじゃない(あるいは意見の違いはあるが問題視されるほどの違いじゃない、些末の違いだ)」か「確かにご指摘の通りなので話し合って、早急に意見を統一したいか」か「最終的には代表の俺の決定がルールブックだからばらばらでも問題ない」か、どれかでしかないでしょう。

 何の理念もなくただ「目先のメリット*71」が大事と公言するのだから、分かりやすすぎるほど駄目な政治家だ。単に「女性」というだけでこのような人物を重用してはならない。
@時事:南沙「日本に無関係」=野田聖子*72
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201511/2015110500005&g=pol

 ダメなのは野田氏ではなく、この件で反中国的な言動しかしない安倍政権とそれを容認する日本社会、特に島田のようなウヨ連中の方でしょう。むしろ野田氏がはっきりこういったことを評価したい。
 「日本に無関係」というのは全くその通りです。米国だのフィリピンだのは「日本に応援して欲しい」とか言ってるのでむげに「米国とフィリピンはうるせえよ、バカ」つうわけにもいきません。それでは米国やフィリピンと喧嘩になってしまう(なお、野田氏の発言を批判するとしたら「米国やフィリピンへの配慮が足りないんじゃないか」といったところでしょうか?。ただ逆に安倍の方は中国への配慮がないわけですが)
 しかし、そこは角が立たないように米国やフィリピンに「それはできません」と断るべきでしょう。いくら「米国やフィリピンとの友好関係が大事」とはいえ、そのために中国と敵対関係になるわけにもいきません。本当は「中国とフィリピンとベトナムをうまくまとめるぐらいの外交調整力」を安倍政権に見せて欲しいところですが。

(ソウルの)日本大使館前にある慰安婦像の撤去をまず求めるべきだ。

 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201511/2015110400734&g=polによれば自民党の会議ででた放言だそうです(もちろんこの放言について島田はツイッターで大いに賛同するわけですが)。
 「何のために求めるんだ?」って話です。
 向こうに「河野談話否定論が本音だからか?」と疑われるだけです。つうか残念ながら「河野談話否定論が本音」なんでしょうけど。ご存じの方もいるでしょうが「慰安婦像と言っても少女像」に過ぎず、「説明がなければ慰安婦とは分からない代物」です。ワーワー騒ぐような代物じゃありません。

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201511/2015110400734&g=pol
 河野談話で『これが最後だ』と言って変な妥協をし、どれだけ大変なことになったか

てのも酷い。安倍が「河野談話なんかチャラにしたい」とバカ言うから「じゃあ、慰安婦問題については最初からやり直そう」と向こうが猛反発したという話です。自分から話をぐちゃぐちゃにしておいて、これです。安倍が無茶苦茶言う前はここまでもめ事になってないんですが。
 つうか安倍が話をぐちゃぐちゃにしてるのは「慰安婦問題での韓国」だけではなく「基地問題での沖縄」なんかも酷いですからあの男には「交渉意思も能力もなくただ力で屈服させること」しかないんでしょう。とんでもない男です。
 なお興味深いのは

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201511/2015110400734&g=pol
加害者と被害者ということを念頭に置きながら話をしないと解決しない

という発言もあったと言う事です。もちろんまさかこの場合「加害者=韓国」「被害者=日本」ではないでしょう。この勇気ある発言の主が誰かは記事では分かりませんが、自民党にもまだまともな人間がわずかながらいるということでしょうか。

 焼肉は日本の方が美味い*73のではないか。韓国料理ではヘジャンククを勧めたい。http://island3.exblog.jp/22024122/
@韓国が昼食会見送り、安倍首相は大使らと焼き肉 : 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20151102-OYT1T50168.html?from=tw

 島田なら「韓国の韓国料理より日本の(在日の?)韓国料理の方が美味しい」と言うかと思いきや「ヘジャンククは本場の方が美味しい」そうです。
 つうかこの読売記事でこういう感想って「わざとボケてる」ようにしか思えません。
 問題はそういうことではなくて「朴大統領同席の昼食会ができなくて、安倍は駐韓大使など部下と一緒に飯を食った」ということでしょうに。

・細かい事を気にする必要はない。(ボーガス注:慰安婦問題や靖国問題などで安倍政権を批判する)韓国政府は相手にせずを基本にすればよい
・パックネ政権である限り*74今程度が正常であり、何らかの「改善」のため譲歩など考えてはならない。「希望」を持つ必要がある相手でもない。

 そんな態度でどうやって拉致問題を解決するのか。巣くう会副会長の地位にある男が韓国を敵視し、それを家族会も容認という惨状には心底呆れます。

朝日も韓国に批判的に書いている。メディアも振り回されたからということか。朝日でも呆れるほど媚中ということか。
@振り回された日本、日程めぐり外交戦 きょう日中韓会談
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151101-00000009-asahi-pol

 当選時の「左派が、盧武鉉系列が当選しなくて良かった」「朴クネ大統領は『岸信介元首相と親密だった』朴チョンヒ大統領の娘だから親日派に違いない」という絶賛の言葉がウソのような島田ら日本ウヨの朴氏への罵倒です。
 それはともかく、これは単に最近の朝日が安倍に媚びてるだけじゃないのか。朝日が左翼だの親中国・親韓国だの、ウヨが言うのは「笑えない冗談」と言うことがよく分かる記事です。
 ちなみに朝日記事にコメントしてみます。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151101-00000009-asahi-pol
 複数の日韓関係筋によれば、韓国が9月に示した当初案は二国間の行事も含めて2日間で、「11月1日午前に日中韓首脳会談、10月31日午後と11月1日午後に二国間協議」だった。日本側はこれを受け、安倍晋三首相が11月1日に日帰りで訪韓する案も検討した。
 ところが、中国が「李克強(リーコーチアン)首相は公式訪問であり、31日はすべて中韓協議に割いてほしい」と要求。韓国が応じ、中韓首脳は31日夜に晩餐会も行うことになった。首脳会談は日中韓が1日午後、日韓が2日午前に繰り延べになった。
 日本政府はこの案を受け入れる代わりに、2日昼に日韓首脳の昼食会を開くよう求めた。ぎくしゃくする両国関係に配慮し、専門家*75も加えた形を提案したが、韓国は10月25日、日韓首脳会談を行う最終決断を連絡する際、「時間の制約」で昼食会は不可能と伝えた。
(中略)
 朴槿恵(パククネ)大統領が中国に急接近*76しており、外交当局が中国を重視せざるを得ない事情もあるようだ。

 単に「中国は抗日戦争記念式典に出席した朴氏に『いい席をキープする』などいろいろと配慮を見せてるが、日本はそう言うことないから、中国には配慮しても、日本には配慮しない」てだけでしょう。
 大体今の政治状況で「昼食会がしたい」なんて、韓国を舐めるにも程がある。
 「世界遺産登録問題での韓国非難(軍艦島端島炭鉱)の朝鮮人強制連行問題など、がたがた言うな)」など、自分から韓国の反感を買うことをしながら「韓国は中国ばかりひいきにする」「中国とは晩餐会をやるのに日本とは昼食会もできないのか」と日本政府は逆ギレし、それに朝日も同調するなんて日本人の俺から見ても醜悪の極みです。日本社会や自民党の劣化の表れでしょう。
 しかし韓国もさすがに「安倍に誤解されたくない」ので「きちんと中国とは差をつける」んですね。


【参考】
■人民日報『李克強総理が韓国の朴槿恵大統領と会談』

http://j.people.com.cn/n/2015/1101/c94474-8969852.html
 国務院の李克強総理は先月31日午後、韓国の首都ソウルの大統領官邸(青瓦台)で同国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と会談した。
(中略)
 朴大統領は李総理が総理就任後に初めて韓国を公式訪問したことを歓迎するとした上で、「現在の韓中関係の発展ぶりは順調だ。今年に入ってから、習近平*77主席、李克強*78総理をはじめとする中国の指導者と何度も顔を合わせた。両国の指導者の間で密接なコミュニケーションを維持することは、両国関係の発展にプラスであり、朝鮮半島と北東アジアの平和安定の維持にプラスだ」と述べた。
(中略)
 会談後、両国指導者は二国間の経済・貿易、人的・文化、科学技術、環境保護、品質検査など各分野の協力文書17件の調印を見守った。

中央日報『中国が韓国に“パンダ外交”…来年パンダ1組が韓国に』

http://japanese.joins.com/article/778/207778.html?servcode=A00§code=A30&cloc=jp
 来年から韓国でパンダを見られるようになる。
 朴槿恵(パク・クネ)大統領と中国の李克強首相は31日午後、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で韓中首脳会談を開き、「韓中パンダ保護協力共同推進に関する了解覚書」を締結した。
 パンダ保護協力了解覚書にはパンダ保護共同研究事業進行状況と評価結果の共有、保護関連活動参加などの内容が盛り込まれた。
 韓国へのパンダ導入はサムスン物産(エバーランド)が推進している。サムスン物産は2016年初めに中国からパンダのつがい1組の提供を受ける予定だ。パンダは適応期間を経て来年上半期中に一般公開される。サムスン物産は現在、中国野生動物保護協会とパンダ保護共同研究事業も進めている。
 青瓦台は今回の覚書締結を通じ、サムスン物産と中国野生動物保護協会が推進中のパンダ保護共同研究事業の順調な進行と両国間の野生動物保護部門の交流協力促進が期待されると明らかにした。
 中国政府は50年代から相手国との友好を固め外交効果を最大化するため、自国に生息する貴重動物であるパンダをレンタルまたはプレゼントする“パンダ外交”をしている。中国はワシントン条約発効により希少動物を他国に売ったり寄贈できなくなった後、レンタル形式だけでパンダを海外に送り出している。
 韓国も1994年にエバーランドが韓中修交2周年を記念してパンダ1組をレンタルしたが、98年の通貨危機を受け中国に早期返却した。パンダ管理などに年間10億〜15億ウォン程度がかかる。
パンダは国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストワシントン条約(CITES)の付属書1級に該当する国際的絶滅危惧種だ。現在まで中国以外では米国など13カ国の動物園だけでパンダを見ることができた。
このほか韓国と中国は「大気質と黄砂測定資料共有合意書」を締結した。これに伴い11月中にソウルなど首都圏地域の大気質情報と中国35都市のリアルタイム大気質測定資料、40都市の黄砂発生時測定資料を専用線FTP)を利用して共有する。専用線を利用した資料共有は中国政府が他国政府と合意した最初の事例だ。専用線を利用する場合、大気質測定資料を現地での測定から1時間以内に相手国のサーバーで確認することができる。両国は大気質リアルタイム測定資料共有対象都市を中国74都市に拡大していく計画だ。
環境部はまた、6月に中国・北京に開設した韓中粒子状物質共同研究団を活用して粒子状物質の原因共同究明、予報モデル改善などをともに研究する一方、両国間の大気政策と技術専門担当者交流も並行して推進していく計画だ。

*1:ニューヨーク州選出上院議員オバマ政権国務長官など歴任

*2:イリノイ州選出上院議員を経て大統領

*3:アリゾナ州選出下院議員、上院議員を歴任

*4:ただし保守派にも批判派はもちろんいますが。

*5:中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官、村山、森、小渕内閣外相、衆院議長を歴任

*6:著書『韓国:民主化と経済発展のダイナミズム』(2003年、ちくま新書)、『国際政治のなかの韓国現代史』(2012年、山川出版社)など

*7:つうかそういうことは朴起訴とごっちゃにしないで別途「解散決定や産経記者起訴、国定化への抗議」としてやれよと思いますが。

*8:日本原子力発電株式会社の略称

*9:日本原子力研究所(日本原子力研究開発機構の前身の一つ)東海研究所長、日本原子力研究所副理事長、日本原子力研究開発機構特別顧問、日本原子力学会会長などを歴任し、現在、原子力規制委員会初代委員長

*10:後に日本原子力研究所と統合し、今の日本原子力研究開発機構になった。

*11:動力炉・核燃料開発事業団の略称

*12:三菱重工常務、副社長などを経て日本原子力研究開発機構理事長

*13:日本原子力研究開発機構安全研究センター副センター長、日本原子力研究開発機構原子力基礎工学研究部門副部門長など歴任

*14:俺個人は護憲派ですが

*15:「2013年8月、最高裁判所判事就任にあたって記者会見を行い、その中で、『集団的自衛権の行使は、従来の憲法解釈では容認は難しい。実現するには憲法改正が適切だろうが、それは国民と国会の判断だ』と述べた。この発言に対し内閣官房長官菅義偉は、「最高裁判事が公の場で憲法改正の必要性まで言及したことについて、非常に違和感がある」と反発。一方、連立与党を組む公明党代表山口那津男は、山本の発言は「ぎりぎり許される」と容認する考えを示した(ウィキペディア「山本庸幸」参照)。

*16:もちろん内閣法制局長官最高裁判事に任命されることが多いですがあの安倍なら「自分に公然と抵抗した人間」は意地でも最高裁判事から外すかと思ってました。

*17:外務省北米局長、総合外交政策局長、駐インドネシア大使、外務事務次官を歴任

*18:そもそもTPPでは米国が重要なプレーヤーとはいえ「米国一人で全て決めてるわけでもない」し、中国が旗振り役のAIIBにしても「中国一人で全て決めてるわけでもない」のでオバマ発言は問題発言だと思います。

*19:広西チワン族自治区政府副主席、商務部副部長(商務次官)などを経て商務部長(商務大臣)

*20:つまりは「慰安婦(高齢化が進みかなりなくなっていますが)への経済支援」でしょう。共同通信が何故そうはっきり書かないで「問題解決を図るための日本政府による財政支出」と分かりづらく書くのか、不思議ですが「産経的な安倍へのかばい手」でしょうか。

*21:税金から出す気なんですかね?。それともまた基金方式なのか。

*22:慰安婦の高齢化が進みかなりなくなってること、つまり「経済支援に話を限定すれば」金額がわずかで済むんじゃないかという計算をしてるのかも知れません。

*23:実際には「1950,1960年代から」歴史家たちは研究してるでしょう。もし本当に島田の紹介通り「1970年代に早くも」と書いてあるのならとんでもない記述です(1970年代では全然早くないですし。)

*24:そもそもそうした歴史家たち(慰安婦問題での吉見義明氏、南京事件問題での笠原十九司氏など)は安倍政権と対立する立場なのでル・モンドの指摘は何ら安倍擁護になっていませんが。

*25:ただしその反省を否定しようとしてるのが安倍政権なので何度も言いますがル・モンドの指摘は明らかに間違っています。

*26:ニューヨーク州知事、副大統領を経て大統領。

*27:中国の行為が棍棒外交かどうかはひとまずおきます。

*28:菅、野田内閣で行政刷新担当相

*29:安田氏が武装集団に拘束されていることは事実のようだが、ただしhttp://d.hatena.ne.jp/takase22/20151223において高世仁は「早急に身代金を払わないと見せしめに即座に殺される危険性がある」とするこの声明の信憑性に疑問を呈している。また高世によると常岡浩介氏、有田芳生氏もこの声明に疑問を呈している。彼らに寄ればそうした身代金要求は今のところないのではないかとのこと。

*30:居場所が分かったって失敗の危険性を考えればおいそれと自衛隊投入なんかできはしませんが。

*31:少し古い記事ですが■朝日新聞囲碁人口610万人、将棋1200万人 レジャー白書』(http://www.asahi.com/igo/topics/TKY201109130339.html)によればやはり将棋人口の方が多いようです。

*32:それ以前にルールがよく分からないので「ヘボ将棋でもやること自体はできる将棋」と違い俺は囲碁ができませんが。

*33:著書『勝負と芸:わが囲碁の道』(1990年、岩波新書)、『碁打秀行:私の履歴書』(1999年、角川文庫)、『野垂れ死に』(2005年、新潮新書)など

*34:ちなみに愛人の子であり、NHKドキュメンタリーでも父への複雑な思いを確か口にしていた。

*35:副首相、党副主席、人民解放軍総参謀長などを経て国家中央軍事委員会主席、党中央軍事委員会主席。

*36:単に自民党の右翼的改憲論議に直接関わってないだけですので「素人」という表現は適切ではないでしょう。

*37:村山内閣労働政務次官小泉内閣厚労副大臣麻生内閣法相などを歴任

*38:第一次安倍、福田内閣少子化等担当相、第二次安倍内閣総務副大臣、第三次安倍内閣法相などを歴任。ちなみに上川氏は岸田派(旧谷垣派)出身で、谷垣幹事長や岸田外相の子分に当たる人間です。派閥から考えれば安倍のような極右ではないでしょう。

*39:なお、俺はその説教「人権侵害の疑いがある」は「韓国政府の思惑が何であるか(たとえば人権云々と言うよりは日韓関係悪化をおそれての発言であろうとも)に関係なく」それ自体は全く正論だと思います。マスコミが国家権力に説教されたあげくそれが正論などと言うとき「こんな時、どういう顔をすればいいのかわからないの?」「笑えばいいと思うよ」。

*40:鳩山内閣官房副長官、維新の会国会議員団幹事長、維新の党代表代行などを経て維新の党代表

*41:大阪府知事、前大阪市長大阪維新の会代表、日本維新の会代表、顧問を歴任

*42:結いの党幹事長、維新の党総務会長を歴任

*43:小泉内閣官房副長官官房長官自民党幹事長(小泉総裁時代)などを経て首相

*44:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、自民党政調会長(小泉総裁時代)、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを歴任。

*45:個人サイト(http://yamaguchijiro.com/)。著書『政治改革』(1993年、岩波新書)、『日本政治の課題:新・政治改革論』(1997年、岩波新書)、『イギリスの政治・日本の政治』(1998年、ちくま新書)、『日本政治・再生の条件』(2001年、岩波新書)、『戦後政治の崩壊:デモクラシーはどこへゆくか』(2004年、岩波新書)、『ブレア時代のイギリス』(2005年、岩波新書)、『政権交代論』(2009年、岩波新書)、『政権交代とは何だったのか』(2012年、岩波新書)、『いまを生きるための政治学』(2013年、岩波現代全書)、『徹底討論・日本の政治を変える:これまでとこれから』(共著、2015年、岩波現代全書)など

*46:もちろんユーキャン流行語大賞選考委員会は左翼の集まりではありません。

*47:年末の話題になる程度には世間に知られてはいますが、別に権威ではないでしょう。

*48:選考委員長・鳥越氏の意思で全てが決まるのであればともかくそうでなければ自画自賛とはとても言えないでしょう。というか産経は単に安倍信者として安倍批判に因縁つけたいだけでしょうが。

*49:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相を経て首相。首相退任後も小渕、森内閣蔵相を歴任。

*50:竹下内閣官房長官、橋本内閣外相などを経て首相

*51:中曽根内閣文相、自民党政務調査会長(宮沢総裁時代)、宮沢内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相

*52:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、海部内閣蔵相、村山内閣通産相などを経て首相。首相退任後も森内閣で行革担当相(沖縄開発庁長官兼務)。

*53:これについては例えば■朝日新聞『ライザップへの政治資金支出を削除、民主・小見山議員』(http://www.asahi.com/articles/ASHD246J5HD2OHGB00D.html)、■産経新聞『民主・小見山議員、「ライザップ」への支出削除』(http://www.sankei.com/west/news/151202/wst1512020059-n1.html

*54:これについては例えば■産経新聞民主党・福山幹事長代理の団体が六本木のガールズバーに「会合費」支出』(http://www.sankei.com/affairs/news/151128/afr1511280005-n1.html

*55:「体を鍛えることは政治活動の一環」「体が丈夫でないと政治活動はできない」などという「政治資金からのライザップ支出正当化」は詭弁でしかありません。

*56:もちろんされても困りますが

*57:ただし島田だと「読んだと言ってるのに読んでなどおらず、元慰安婦などから批判されてる本なのでそれだけで評価してる」つう疑いもありますが。

*58:熊本県知事、首相を歴任

*59:細川内閣官房長官、村山内閣蔵相を歴任

*60:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、民主党代表代行(小沢、鳩山代表時代)、鳩山内閣財務相などを経て首相

*61:後に「みどりの未来」を経て、現在は「緑の党」(http://greens.gr.jp/)。

*62:中曽根、竹下内閣農水相、宮沢内閣蔵相、細川内閣外相を経て首相

*63:後に民主党に参加

*64:後に公明党

*65:後に民主党に参加

*66:村山内閣運輸相、橋本内閣建設相、自民党政調会長(小渕、森総裁時代)、鳩山、菅内閣金融担当相などを歴任。

*67:鳩山内閣国交相菅内閣外相、民主党政調会長(野田代表時代)、野田内閣国家戦略担当相を歴任

*68:民主党幹事長(鳩山代表時代)、鳩山、菅内閣外相、野田内閣副総理・行政刷新担当相、民主党代表代行(海江田代表時代)などを経て現在、民主党代表

*69:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相などを経て、現在、民主党幹事長

*70:野田内閣環境相民主党幹事長(海江田代表時代)などを経て現在、民主党政調会長

*71:日中関係がどうでもいいと言える島田の馬鹿さにはいつもながら呆れます。

*72:小渕内閣郵政相、福田内閣食品安全等担当相、麻生内閣消費者問題等担当相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)を歴任

*73:俺は訪韓したことがないので分かりませんがどんなもんでしょうか。

*74:まるで他の政権なら問題ないかのようですが韓国の与党にも野党にも島田ら日本ウヨの暴論(河野談話否定論など)を容認するような政治家は一人もいません。

*75:どんな専門家だったのかにもよるでしょう。韓国が反感を覚えるような人間をセレクトしていたのなら主観的にはともかく客観的には挑発行為でしかありません。

*76:と言うほど接近してるとも俺は思いません。「隣国にして経済大国」中国に対する普通のつきあいでしょう。むしろ中英接近の方がびっくりです。

*77:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て現在、国家主席、党総書記、国家中央軍事委員会主席、党中央軍事委員会主席

*78:中国共産主義青年団共青団)中央書記処第一書記、河南省党委員会書記、遼寧省党委員会書記、第一副首相などを経て首相