「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(7/8分:荒木和博の巻)(追記・訂正あり)

北朝鮮の「戦略」 
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/12/news2072271225-.html

昨日チャンネル桜の討論番組の収録がありました。

 桜に喜んで出演するんだから荒木には心底呆れます。

私は北朝鮮に戦略など存在しないと言った

 「その戦略が正しいかどうかはともかく」、北朝鮮には当然戦略はあります。
 むしろ戦略がないのは荒木の方でしょう。安倍が日朝交渉路線にシフトしてからの荒木には一体、拉致についてどんな戦略が、展望があると言うのか。

高等数学で解こうとしていた問題が、実は小学生のかけ算くらいだったのではないか。もう少し単純に考えた方が解き方が見つかるように思います。

 禅問答みたいな事言ってないでまともな事言えよと思います。まあ、言えないのでしょうが。


■クリスマス
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/12/news2071271224-.html
 「今年のクリスマスには拉致解決というプレゼントを拉致被害者家族に届けることができなかったが来年は」云々だそうです。毎年毎年そんな事言って何の成果も上げてないわけですからまともな人間なら荒木ら巣くう会一味なんかとっくの昔に見捨ててるでしょう。いつまでも荒木ら救う会一味にすがったあげく、巣くう会一味を批判した蓮池透氏を家族会から除名した連中は「どうしようもないバカ」としか言いようがない。


■延坪海戦
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/12/news2070271223-.html

相手に戦略があれば話し合いも成り立つかも知れませんが、実際はそんなものではないということを、肝に銘じておく必要があると思う次第です。

 「その戦略が正しいかどうかはともかく」、北朝鮮には当然戦略はあります。
 大体「話し合いは成り立たない」というなら拉致解決のためにどうするのか。自衛隊突入なんて寝言は勿論話になりません。
 そもそも「小泉政権が話し合いしたからこそ」蓮池夫妻、地村夫妻、曽我夫妻らが帰って来たのだと言う事を無視できる荒木ら救う会と「救う会を支持できる家族会」には心底呆れます。
 それはともかく、戦略がないというなら荒木らウヨの方がよほど戦略はないでしょう。
 たとえば荒木らウヨは中国打倒、北朝鮮打倒を叫びますが、その後どうするのか。
 「青瓦台襲撃やラングーン事件が成功して朴チョンヒや全斗煥が仮に死亡したとして北朝鮮はどうするつもりだったのか、韓国に侵攻する気だったのか、いや何も考えてなかったんじゃないか」「ヨンビョン島砲撃に何の意味があるのか」「北朝鮮にはまともな戦略はない」だのと北朝鮮を小馬鹿にする荒木ですが「中国、北朝鮮崩壊が仮に実現した*1」としてその後のプランがあるのか。「とにかく倒せばいい」で話になりません。


■高校生
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/12/news2069271221-.html

 今日21日と明日22日、二つの高校で拉致のお話しをします。

 よりによって荒木の与太話を生徒に聞かせる高校があるとは呆れて二の句が継げません。高校生諸君が荒木の与太を鼻でせせら笑い、高校教員共を「ウチの教師は本当にバカだな」と冷静な眼で判断することを期待したい。

皆が忘れることを待っている人間がいる

 別にそんな人間はいないと思いますが荒木は拉致の風化に焦りだしてるようです。拉致問題についてまともな対応をしなかった荒木一味の自業自得なのですが。


核武装して“奴隷根性”を捨てよう(鈴置高史)
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/120800027/
 久しぶりに鈴置氏を批判してみます。タイトルは鈴置氏による「日本核武装論」ではなく鈴置氏が批判する「韓国核武装論」の主張です。

 奴隷根性を捨てるためにも核兵器を持とう。韓国の核武装派は主張する。

 中国だのロシアだの北朝鮮だの日本だのに対抗する為には核が必要だとかそう言う話なんでしょう(もちろんあくまでも韓国極右の主張であって政府見解じゃないですが)。
 で、批判する鈴置氏ですが「あんたがつきあってるウヨ連中(荒木和博とか)はどうなんだよ」と説教したくなります。
 産経新聞などウヨメディアに堂々と核武装論が掲載されてるのを鈴置氏はドンだけ批判したのか。
 もちろん小生も「韓国核武装論」なんて支持しませんが、「日本の核武装論」をろくに批判もしない人間が何言ってんだ?、鈴置、目下扱いしてる韓国相手なら悪口雑言する腰抜けの卑怯者がお前か?、という不快感は禁じ得ません。


■大森勝久ブログ『保守偽装の反日左翼の安倍首相の謀略政治』
http://1st.geocities.jp/anpo1945/gisou.html

 安倍首相は先の安全保障法制国会の答弁でも何度も、「日本はISに対する空爆は出来ないし、ISと戦っている米国主導の有志連合に対する後方支援活動もしない」と言ってきたのである。

 この程度で「反日左翼」呼ばわりなんですからどれほど大森氏が極右かということです。

「特定失踪者問題」(拉致濃厚失踪者)を抹殺するためにシンボル的存在の山本美保さんのDNA鑑定を捏造し隠蔽している安倍首相

 荒木と親密交際してる人なので全く意外性はありませんが元新左翼がここまで劣化したのかと思うと唖然とします。

 2003年4月に官邸の意向により警察庁山梨県警が動いて、「DNA鑑定」を捏造する工作を開始していったのである。
(中略)
 「官邸の意向」とは小泉首相と安倍官房副長官ということである。
(中略)
 「特定失踪者問題調査会」は、このDNA鑑定書をコピーさせるよう山梨県警に要求してきたが、拒否された。ご家族らは2013年3月に日弁連に対して「人権救済申立」を行った。日弁連は2011年9月3日に警察庁に対して(中略)「DNA型鑑定書について、山本美保さんの家族及びその代理人が謄写することを認めるよう勧告する」という「勧告書」を提出したのであった。だが警察庁は応じないし、安倍首相も国家公安委員長に鑑定書を謄写させるよう指揮することを拒んでいる。自分が関与した反日犯罪であるから当然といえば当然である。
(中略)
 彼は「拉致と戦う安倍」の「虚像」を演出して、拉致被害者家族、支援者、拉致議連、国民を騙していき、それによって2006年9月に首相の座を手に入れていったのである*2。最も悪質な反日共産主義者*3(日本の敵)である。
(中略)
 拉致被害者の家族(政府認定・未認定=特定失踪者を問わず)の方々に訴えたい。家族が共同して安倍首相を糾弾する戦いを展開していくべきところにきている。要求は一つだ。「安倍首相の退陣を要求する!」*4である。

 荒木ら救う会はさすがに「政府の謀略」といっても出てくる名前はせいぜい「小野次郎・首相秘書官(当時)」など警察庁幹部レベルで、「首相や閣僚の陰謀なのか」どうかはあいまいにごまかしますが、さすが大森氏です。躊躇なく「小泉首相と安倍官房副長官の意向」で「DNA鑑定捏造工作が実施された」、つまり「DNA鑑定捏造は安倍氏自らが関与した反日犯罪」であり「日本の敵・安倍首相の退陣を要求する!」と言いきります。死刑囚という立場でこういう事が言える蛮勇にはある意味驚かされます。「そう言う謀略集団が安倍政権なら俺を死刑執行するかも」とは思わないんでしょうか。それとも「死刑執行されたら俺の主張が正しい事が証明されたと言う事だ」と喜ぶのか。
 福田官房長官の名前が出てこない理由はよく分かりませんが、彼が安倍と違い政界引退した上、小泉氏と違いあまりメディアにでないからでしょうか。つまり「既に終わった人間を叩いても意味がない」と。


■状況証拠
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/12/news2067271218-.html

「認定拉致被害者も証拠はないんですよ。状況証拠の積み重ねで認定しているんです」
 昨日12月17日行われた自民党拉致問題対策本部・外交部会合同会議の場での古屋圭司拉致問題対策本部長の発言です。米国人で北朝鮮によって拉致された可能性のあるスネドンさんについての話の中で出てきたもの。

 状況証拠ももちろん「証拠」ですので、古屋の発言はバカの極みです。単に「状況証拠で判断すると冤罪の危険が高い」ので「できるかぎり状況証拠は使わない」「状況証拠を使わざるを得ない場合も慎重に判断する」つうだけの話です。そもそも荒木の特定失踪者認定など、北朝鮮拉致と疑うまともな根拠は何一つなく「後に国内で発見された人間すらいる」のだから「状況証拠すらない話」です。
 「古屋のようなバカが政治家になれるのか」と心底呆れますがそれはさておき。
 この古屋の暴論「ろくな証拠がなくても政府は拉致認定してきた*5」を振り回して「だから特定失踪者も拉致認定しろ」と放言する荒木です。心底呆れますね。繰り返しになりますが山本美保さんとか小山修司さんとか「遺体か、生存者か」はともかく国内で何度も特定失踪者が見つかってるのに良くも荒木もふざけたことが言えたもんです。
 大体スネドン君なんて米国国籍なんだから日本政府関係ないし。スネドン君を拉致認定してほしかったら米国国務省かFBIにでも言ってこいよって話です。まあ、「失踪時期は小泉訪朝以降」「失踪場所は北朝鮮から遠く離れた中国雲南省」「北朝鮮拉致だと疑うまともな根拠は何もない」スネドン君の失踪を北朝鮮拉致認定するほど米国政府機関もバカではないでしょうが。

 現実問題として、拉致認定が「法と証拠」に基づいていないということは自明の理です。例えば曽我ミヨシさんは政府認定拉致被害者ですが、拉致されたという直接の証拠はありません。曽我ひとみさん自身も自分が拉致されたときにお母さんがどうなったかは分かりませんでした。しかしミヨシさんはひとみさんと一緒に失踪したということだけで拉致被害者になっています。

 バカバカしいですね。ミヨシさんとひとみさんの「失踪時期と失踪場所」は極めて隣接してるのだから「ひとみさんが北朝鮮拉致ならミヨシさんもそうではないか」と考えるのは極めて自然な考えでしょう。
 むしろ「ミヨシさんの失踪は北朝鮮の拉致ではない」と考える方が不自然でしょう。
 一方、荒木の特定失踪者認定はその種の「自然な考え」は何一つありません。「なんでそう言う結論になるのか」さっぱり分からない話ばかりです。ミヨシさんの失踪と荒木の特定失踪者認定と比べるのは「雲泥の差」「月とすっぽん」です。

 ひとみさんだけが帰ってきていることから、ミヨシさんは殺害されたのではないかと思っている人もおられると思います。しかし私たちが佐渡で現地調査をやった結論としては、1人だけ拉致するつもりを2人で来たので急に2人やることにしたとは思えません。おそらく最初から2人で連れて行くつもりだったのでしょう。

 もちろん荒木のこの主張には何の根拠もありません。もちろん「ミヨシさんがどうなったか」はわかりません。小生も無神経に「殺されたに違いない」という気もない。
 ただ「殺されなかった」と言う根拠も今のところありません。そして荒木がこういう「生存説」を言うのは単に「ミヨシさん生存説を唱えた方がひとみさんが政治利用できる」という薄汚い話でしかありません。

ちなみに横田早紀江さんについてもこんなことがありました。
https://youtu.be/Jr-B_caoN1A

 反物事案とか言う与太話です。この反物事案についてはid:Bill_McCrearyさんのエントリ『絶句するほどひどい(拉致問題って、ここまでネタがないのかと思う)』(http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/2a30902eec7ce84c1e313f2a595268f4)をご覧下さい。
 この与太話を聞いたときには「横田早紀江ってこんなにクズでバカだったのか*6」「横田滋ってこんなバカ女と生活できるほど低能だったんだ*7」と心の底から呆れました。正直、俺が横田夫妻の子どもだったら「親に対して愛情は持てても敬意は持てません」ね。だってバカでクズだから。まあ、親ですから愛情は持てますけどね。


北朝鮮人権週間
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/12/news2063271214-.html
 「イベントにうつつ抜かしてるんじゃねえよ」という批判でもあるのか「もちろん拉致被害者救出につなげないといけない」と言い訳する荒木です。しかしイベントなんかどう見ても「救出に繋がってない」んだから潔く辞めたらどうなんですかね。そう言われたら荒木は逆ギレするだけでしょうが。


■理と情
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/12/news2062271212-.html
 理だの情だの抜かす荒木ですが、荒木にはそんな物は勿論ありません。理も情もないからこそ「特定失踪者」なんて「道理のないデマ」「拉致被害者家族に対しても、特定失踪者認定された失踪者の家族に対しても不人情なデマ」が平然とはけるわけです。
 そして情があるかないか知りませんが、荒木なんてデマ屋と未だにつきあい続ける家族会に理がないことは確かでしょう。


■手製のラジオ 
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/12/news2061271211-.html
 小生、別エントリで石丸次郎に突っ込んでおりますが、やはり石丸ってのはどうしようもないバカだと改めて実感しますね。まともな人間は荒木和博とシンポジウムで同席なんかしませんから。
 もちろん荒木なんか呼ぶこのシンポジウムと「シンポジウムの主催者」もろくなもんじゃないでしょう。まさに荒木は「その個人、団体がまともかどうかを判断する人間リトマス試験紙」ですね(苦笑)。

どこかで破綻が来ることになるでしょうし、拉致被害者救出のためにはそのときを一日でも早くしなければなりません。

 意味不明ですね。拉致被害者救出という意味では「東ドイツのような平和的破綻」ならともかく、「イラクやアフガンのような内戦」で破綻したら「拉致被害者が死亡するだけ」なのですが。荒木には拉致被害者を救出する気がないのだと事がよく分かります。荒木とつきあえる家族会は理解不能ですね。


■泉田新潟県知事しおかぜメッセージ収録
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/12/news2060271210-.html

12月8日、日本の歴史では深い意味を持つこの日

 おそらく「真珠湾攻撃による太平洋戦争開戦」のことを言ってるのでしょうが、それと拉致と何の関係があるのかさっぱりわかりません。なお荒木らウヨにとっては真珠湾攻撃はおそらく「無謀な戦争に突入した日本亡国への道」ではなく「大国米国に一泡吹かせた日本の栄光の歴史」なのでしょう。

泉田知事は、新潟関連の拉致被害者、特定失踪者のお名前を読み上げ「皆さんの事は決して忘れる事はない、本当に胸が痛む」と呼びかけ

 特定失踪者なんて与太にまで県知事がつきあうと言うんだから心の底から呆れますね。


■パルゲンイ
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/12/news205927129-3.html
 教科書国定化方針を批判する韓国の朴クネ政権批判派*8に悪口雑言の荒木です。
 もちろん「是非はともかく」荒木が朴クネ批判派をどう評価しようと荒木の自由です。ただ問題は「これはもともとは特定失踪者問題調査会の公式メルマガに載った文章だ」ということです。
 「拉致問題をテーマとするはずのメルマガ」で「拉致に関係ない朴クネ批判派への悪口雑言」を書き、それを「荒木の周囲の人間」は誰も問題にしない。荒木一味の無茶苦茶さには本当に呆れます。まあ、荒木の思い通りに安倍が動かず、とはいえ、ウヨとして安倍批判もできず、書くことがないので「朴クネ批判派への悪口雑言」で憂さ晴らししてるというくだらない話なのでしょうが。荒木とつきあえる拉致被害者家族会には心底呆れます。
 

■総理の責任
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/12/news205827128-9.html

歴代の総理全てに責任があったということになります。

 荒木の言う「歴代の総理」って誰のことなんでしょうか。
 北朝鮮が拉致を認めた小泉*9訪朝以降の総理でしょうか。それとも日本政府が「共産党の橋本敦参院議員のいわゆる李恩恵質問」に対し「宇野*10外相、梶山*11自治相・国家公安委員長」が公式に北朝鮮拉致疑惑の存在を認めた竹下内閣以降の総理なのか。
 あるいは「政府認定拉致発生(1977年)以降の総理」、つまり福田赳夫総理以降の総理なのか。
 はたまた「1950年から拉致があった*12」と公言する荒木の場合、「1950年の総理・吉田茂*13以降の総理全て」なのか。
 吉田以前の戦後の総理と言ったら東久邇と幣原*14しかおらず、どちらも短命で終わってますので「吉田以降の総理」といったら「戦後のほぼ全ての首相に拉致問題に対する責任があった」という無茶苦茶なことになりますが荒木だとマジでそう言うことを言い出しかねないので本当に呆れます。
 まあ、「吉田以降」は論外としても「福田赳夫以降」「竹下以降」なら責任を認めてもいいかもしれません。ただ今さらそんな事言ったって何がどうなるもんでもない。たとえば存命の中曽根*15元首相や細川*16元首相、村山*17元首相などを拉致問題でつるし上げても何がどうなるもんでもない。
 荒木の物言いは建設的な主張とはとても言えないでしょう。

安倍総理はある意味拉致問題をやったことで総理になったとも言えますし、今もこの問題を解決すると言っているのですから、それができないのなら責任をとっていただかなければなりません。

 安倍が荒木の思い通りに動かないことでここまで安倍に言うようになった荒木ですが
1)安倍は荒木なんか無視
2)何故か救う会の他の面子(西岡力島田洋一など)や家族会は荒木と違って安倍支持
ということで荒木の発言が何の意味もないことは滑稽です。そして「であるからこそ」荒木は結局は「ウヨ仲間から切り捨てられることを恐れて」安倍批判もいつも竜頭蛇尾、尻すぼみになるわけです。

責任という意味では帰国している5人についても彼らが北朝鮮にとらわれていた24年についてどう補償するかも手がついていません。

 それは部外者の荒木がどうこう言うことではなく、当事者が政府に要望することでしょう。俺が思うに「まあ、日本政府や北朝鮮政府に対して、色々と思いはあるでしょうが」、荒木のような馬鹿野郎に政治利用されるくらいなら、補償がどうのこうの言わないで静かに暮らしたいって事じゃないですかね。幸いにも皆さん健康なようですし、仕事もあるわけです。

私は蓮池さんらに対して「(ボーガス注:救う会に対して北朝鮮のことを)もっと話すべきだ」と、かなりきついことを言っている方だと思います

 荒木本人も帰国拉致被害者に対して自分が無礼だと言う事を自覚してるようです。だったら無礼は辞めろと言いたいですが。つうかそもそも家族会の連中が「蓮池さんや地村さんに無礼じゃないか」と非難したしなめるべき*18なのですがそうしないんだから心底呆れます。


■17人ではない
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/12/17-news20562712.html
 いい加減にして欲しいですね。政府認定拉致の17人を増やせと荒木は与太飛ばすわけですが増やす根拠があるのか。怪しい代物「特定失踪者」なんか拉致認定しても意味がないですし、そもそも「認定しなくても政府が拉致交渉の席に持ち出せば*19それで御の字」と1回は「拉致認定をあきらめたのが荒木」だったのですが。、この期に及んでこの暴論です。こんな荒木とつきあえる拉致被害者家族会は本当にバカだと思いますね。

今回の回答では「ご意見については、今後の広報資料作成に当たっての参考とさせていただきます」とあり、変わる余地があるということです。

 俗にお役所答弁、政治家答弁と言われる「前向きに検討したい」「ご意見は参考にしたい」「善処したい」「お気持ちは理解した」などと同じですよねえ。俺の持ってる「例の新明解国語辞典*20」だと「善処=政治家や官僚などが具体的なことは何も言わないで相手に期待を持たせながら、今まで通りの自由裁量(フリーハンド)を保持したいときに使う言葉。『善処したが諸事情でご期待に添えなかった』として何もしないことも多い*21」なんて主旨の事が書いてありますけど、まあ、そういうことですね。荒木もそんな事は分かってるでしょうが。


トークショーがあります。
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/12/post-d498.html

横浜の一風変わった映画館で「映画で北朝鮮問題を考える週間」というのをやり、12月12日の夜、私と元毎日新聞論説委員の下川正晴さんのトークショーがあります。

 まあこの映画館のオーナーといい、下川さんといい荒木の同類のバカウヨなのでしょう。まともな人間は荒木とはつきあいません。
 まあ、下川氏は自ブログで
■『秦郁彦さんのこと:慰安婦問題の検証者』
http://shimokawa.at.webry.info/201502/article_43.html
なんて書いて秦の慰安婦認識を絶讃*22し、一方で
■『植村隆氏は「身内*23からの批判」をどう受け止めているのだろうか? 』
http://shimokawa.at.webry.info/201502/article_25.html
なんて書いて植村氏を慰安婦問題で誹謗する人ですからね。「下川氏=論外のバカ」と言うべきでしょう。こんなんでも毎日の論説委員になれるのかと思うと頭痛がします。どういう基準で論説委員を選んでるのか。
 それはともかく、北朝鮮問題についてトークするなら「田中均*24・元外務省アジア大洋州局長」「和田春樹*25・東大名誉教授」などまともな北朝鮮ウオッチャーをセレクトして欲しいもんです。
 あるいは訪朝経験者である「小倉紀蔵・京大教授*26」、「ファンキー末吉*27」、「アントニオ猪木*28」、「松浪健四郎日体大理事長」でもセレクトして欲しいもんです。

満席で28席

 儲け度外視のかなり特殊な映画館のようです。サイト(http://cinema1900.wix.com/home)を見ても一般向けでは明らかにない。俺のような一般人はこんな特殊な映画館にはまず行きません。まあそれ以前にあまり「映画館では映画を見ない」人間が俺ですが。「駄作映画*29で2時間も拘束される*30のは嫌」「駄作映画に金払う*31のは嫌」なのでどうしても「嫌ならすぐに返却できるレンタル店*32」「嫌ならすぐに視聴が辞められるテレビ放送*33」つうことになります。

日本のロジャー・コーマン「市川徹」監督特集

て普通の映画館はそう言うことしない。つうか「日本のロジャー・コーマン」つうのは果たして褒め言葉*34なのか?(苦笑)。まあ別に変な事しても害がなければいいんですよ。「日本のロジャー・コーマン」なら勝手にやればいい。でも荒木を呼んでトークショーつうのは「デマや与太の垂れ流し」でしかない愚行のわけです。
・ちなみにググったらhttp://webneo.org/archives/1120によれば、若松孝二は若かりし頃自らのことを「日本のロジャー・コーマン」と自称していたそうです。若松については「いつも拙エントリをご紹介頂いている」id:Bill_McCrearyさんのエントリ『若松孝二監督が亡くなった』(http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/21e3aee9e226ab22446014ce8c5cd013)を紹介しておきます。
 また、http://webneo.org/archives/1120によれば自称ではなく「他称として」、おそらくそれも「蔑称として」『日本のロジャー・コーマン』と呼ばれた男がいます。
 それが

「『女優を妾にした。』と記事にあるが、女優を妾にしたのではない。妾を女優にしたのだ。*35

という暴言で知られる新東宝社長の大蔵貢という人物です。


北朝鮮人権週間の行事について 
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/12/news205527124-a.html
 荒木一味が北朝鮮人権週間の行事「拉致コンサート」を食い物にしてることがよくわかります。なにせコンサートの出演歌手は「救う会のお仲間の三流ウヨ歌手揃い」ですから。こういう税金へのたかり行為をしなければ食っていけないのなら歌手なんか辞めて正業に就けよと言いたいですね。まさか「ノーギャラ」ではないですよねえ(毒)。


■国家基本問題研究所『9月30日開催 第三次安倍改造内閣は「憲法改正に手をつけるか」詳報』
http://jinf.jp/report/archives/17681
 詳報がpdfデータの上「俺のやり方が悪いのかもしれませんが」pdfがうまくコピーできないので簡単に内容説明して批判します。
 まずこの集会の何が酷いって露骨に中国を敵視してることですね。九条改憲の目的を「中国封じ込めだ」「改憲しないと尖閣が、南シナ海が危ない」と平然と公言しています(その結果、北朝鮮とかISとかへの言及は全くありません。まあ連中が北朝鮮やISへの軍事力行使に否定的なわけではないでしょうが、連中にとって一番大事なのは「中国封じ込め」のわけです)。なお、改憲派の名誉(?)のためにお断りしておきますが「全ての改憲派がこのような反中国ではない」ですが、一方でこのような「反中国改憲派(国基研や日本会議)」が無視できない政治力を持っていることもまた事実です。
 この右翼集会にも自民党代議士の古屋圭司(第二次安倍内閣国家公安委員長)が出席し、どこまで本気かはともかくよしこらの反中国に調子を合わせています。
 なお、ハト派護憲派の俺はどういう形でアレ「九条改憲には反対」ですが、もし改憲派で「改憲の目的は中国封じ込めじゃない、隣国相手にそんなことができるわけがない。櫻井よしこら国基研一派は何とバカなのだ」と思う方は積極的によしこらを批判しておくべきでしょう。批判しなければ「お前ら公言しないだけでよしこと同じ中国封じ込め目的の改憲だろ」「中国封じ込めなんて危険なもんに乗れるか」という批判をあなた方改憲派が確実に浴びますから。まあ、でも一部の改憲派を除いてよしこらを全然批判しないんだろうな。


■国家基本問題研究所『英国の国家安全保障・防衛戦略について:ジュリア・ロングボトム駐日英国公使』
http://jinf.jp/news/archives/17722
 駐日英国公使ともあろう者がチンピラ右翼団体に呼ばれてのこのこと出かけるとはがっくりしますが、これも「今が安倍政権だから」なんでしょうか。

 (ボーガス注:公使は)対中国外交については、経済的な連携が拡大することは世界の潮流であり、その中で、国際秩序の枠組みに中国を取り込むことが大切であるとの認識を示した。

 さすがに国基研のような中国敵視にはつきあえませんよと言う話です。一方、国基研の方も相手が英国公使ではさすがにその場では「中国に甘い」などとは罵倒しなかったでしょう。


■国家基本問題研究所『看過できない原子力規制委の独善』(櫻井よしこ
http://jinf.jp/weekly/archives/17675
 「原発推進派」安倍が選んだ「原発業界よりの規制委員会委員」ですらお手盛り審査ができないほど、申請が酷いと言う事であり、かつ「日本の世論」もそうしたお手盛り審査を許さない程度には批判的だと言うだけの話なのですが「規制委員会の独善」などと強弁するんだから全くよしこもどうしようもないバカです。


拓殖大学海外事情研究所『プーチン*36大統領と東映ヤクザ映画*37』(名越健郎*38
http://www.kaiken.takushoku-u.ac.jp/column.html
 なにせ筆者の名越は拓殖大学教員であり、あのトンデモ右翼「名越二荒之助*39」の息子です。
 タイトルから、プーチン氏をヤクザ扱いしてるのだろうと言う事は想像がつきます。まあ、実際そうなのですが。
 もちろんプーチン氏は「その政治手法が独裁的」と言われる御仁であり「批判するな」とは言いませんが批判にはそれなりの常識が求められるでしょう。ましてや名越は「たかが三流大学・拓殖大学」「学問的業績のないウヨ活動家・荒木和博が教授になれる拓殖大学」とはいえ大学教員なんですから。
 まったく名越の非常識には呆れます。しかもこれ個人ブログじゃなくて大学のサイトですからね。どこまで拓殖には常識がないんでしょうか。

 2000年の沖縄サミットの時、当時の森喜朗*40首相が源氏物語をイメージした2000円札を各国首脳に披露すると、「日本は不倫や近親相姦を題材にした小説を紙幣に取り入れるほど社会が堕落したのか」と述べたこともあります。

 どう見ても「捏造話」としか思えませんね。まさかその場で森総理にそんな事は言わないでしょうし。喧嘩になりますよ。


■大森勝久ブログ『政府は国民を騙してきたー日本は本来の憲法9条によって米国と同等に軍隊を運用できる/大事なのは個別的自衛権ではなく、米国と集団で日本を防衛する集団的自衛権の方である』
http://1st.geocities.jp/anpo1945/damshite.html

 日本共産党日本社会党は戦前は、スターリンの指示に基づいて偽装転向*41してこの国家社会主義者を装い、政・軍・マスメディア・民間団体に潜入して、アジアの共産化のために反日大東亜戦争を主導した勢力である。

 大東亜戦争(太平洋戦争)開戦に責任があるのは例えば開戦時の首相・東条英機*42真珠湾攻撃の計画者である連合艦隊司令長官山本五十六*43、マレー侵攻作戦で活躍した山下奉文*44・陸軍第25軍司令官です*45がこの理屈だと「東条や山本、山下は隠れ共産党員だった」とでもなるんでしょうか。
 そうすると東条を英霊(愛国者)として靖国神社が祀っていることは重大な過ちなのか?
 何というか奇想天外すぎて言葉もないんですが。
 大体「大東亜戦争後」アジアが共産化した*46のは結果論に過ぎないでしょうに。この大森氏の理屈だと「米国はISを生み出すためにイラクフセイン政権を倒した」「ロシアやドイツで王制・帝政打倒の革命を起こすために第一次大戦が起こされた」「旧ソ連の東欧支配をもたらすために第二次大戦が起こされた」ということにもなりかねません。

「非核3原則」も直ちに破棄して、アメリカから十分な数の中距離核ミサイル(核トマホーク)を緊急輸入して配備していかなくてはならない。

 「憲法上の問題」以前に到底政治的にできることではないでしょう。中国や韓国、ロシアなど近隣諸国との関係悪化が目に見えています。

 安倍首相は「非核3原則」を支持し核兵器廃絶を主張する反日共産主義者である。

 非核三原則を支持し核兵器廃絶を主張したら「共産主義者」とは実に「珍奇で斬新な理解」です。この理解では日本中、共産主義者だらけでしょう。つうかその理解だと非核三原則を提唱した佐藤栄作*47総理も、それを踏襲した歴代総理も共産主義者というとんでもない話になります。つうか大森氏だと真顔で「佐藤栄作反日共産主義者だった」と言いかねないから弱りますが。

 安倍首相が反日共産主義者である証拠をつけ加えておこう。2015年5月27日の衆院安保法制特別委員会の答弁において安倍首相は、(中略)祖父の岸*48元首相が締結した現行の日米安全保障条約については、「日本が決断すれば、相手に通告すればこの条約は破棄することができるようになるということでございまして」と答弁して、条約破棄を容認している(特別委員会議録第三号の七頁)。日本共産党の主張と同じである。

 やれやれですね。安倍の答弁は「単なる事実の指摘」に過ぎず「破棄したい」と言っているわけではないのですが。


■国家基本問題研究所『台湾情勢について:許世楷*49・元台北駐日経済文化代表処代表』
http://jinf.jp/news/archives/17666
 「台北駐日経済文化代表処代表」つうのは平たく言えば「駐日台湾大使」です。ただ日本は台湾を国と認めていませんので「駐日経済文化代表処代表」と呼ぶわけです。まあ「現役の駐日台湾代表だったら眼も当てられません」が「元で良かった」というところですね。元総統・李登輝なんぞの同類でしょう。
 まともな人間ならいかに反中国だろうといかに台湾早期独立派だろうと「国家基本問題研究所とつるむ」なんて非常識なことはしませんがこの種の人間にはそう言う常識はないわけです。


■国家基本問題研究所『許し難い中国反日記念館の冒瀆行為』(西岡力
http://jinf.jp/weekly/archives/17638

 11月中旬、所用で北京を訪問した機会に、中国人民抗日戦争記念館を見学した。そこで耐え難い不快感と中国共産党政府に対する怒りを覚えた。
 抗日戦争記念館の展示は今年7月、「戦争勝利70年」を記念して全面改装された。私が不快感と怒りを覚えたのは、展示の終わり近くにあったガラス張りの床だった。ガラスの下に日本軍将兵から奪った銃、日本刀などとともに日章旗が入れてあり、その上を踏みつけることが順路になっていた。

 単に「そう言う展示にしてあるだけ」であって、それを「日章旗を踏みつけにしてる」なんて思うのは西岡のようなウヨだけじゃないんですかね。床が透明な強化ガラスや強化プラスティックで上から展示品を見ることができるという展示は最近では珍しくないと思います。

 このことを写真入り*50で報じた産経新聞は「ガラス張りの床の下に日本国旗を並べ、その上を参観者が歩く仕掛けもあった」とだけ書いて、その日章旗がどのようなものかは伝えなかった(7月15日ネット版http://www.sankei.com/world/news/150715/wor1507150035-n1.html)。英霊が泣いている。

 要するに産経が「中国はふざけてる!」と罵倒しなかったことに「産経と俺達は仲間じゃないのか!」「中国の無礼に怒りを感じないとはそれでも天下の産経か!」とでも西岡は怒ってるんでしょう。
 しかしそれは、「西岡と違い床展示自体は怒るような内容とは思わなかったので、産経は非難などしなかった」つうことじゃないんですかね。

日本政府はこの展示に抗議をして日章旗の返還を求めるべきだ。官民挙げた日章旗返還運動を起こさなければならない。

 別に抗議するような内容じゃないし、返還を求めるってどこに返還しろって言うんですかね。

もう一つ見逃せないのは中国人慰安婦に関するコーナーがあったことだ。そこで展示されていた写真は、韓国で広く見かける妊娠した朝鮮人慰安婦のものだったが、キャプションは「中国人慰安婦」とされていた。

 おいおいですね。「中国人慰安婦」というキャプションなのに何で「朝鮮人慰安婦(西岡)」なのか。「韓国にあった写真と寸分違わず全く同じ代物だった(西岡)」というならもちろん西岡の言うようにおかしな話ですけどね。たぶん西岡が言いがかりつけてるだけなんだろうな。

 中国共産党はこのような展示を国民に日常的に見せて反日感情をあおり、自己の独裁統治を正当化している。

 この程度の事が「反日扇動」なら原爆ドームは反米扇動だし、シベリア抑留の記念館は反ロシア扇動でしょう。


■完全に拉致が風化したことが伺える加藤大臣(一億総活躍&女性活躍&拉致担当)記者会見(2015年11/13&11/27:追記・訂正しました)
 記者会見の文字起こしを読んでてマジで吹き出してしまいました。
 まず11/13記者会見(http://www.cao.go.jp/minister/1510_k_kato/kaiken/2015/1113kaiken.html)について。最初の大臣記者会見で大臣が拉致について「新潟でイベントあるよー」と簡単な説明です。加藤大臣の記者会見は「一億総活躍についての大臣の説明と、それに対する記者の質問ばかりが多い」のですが久々に拉致ネタです。
「じゃあ質問のある方」と質問タイムに移行。
 最初がNHKの記者・伏見氏です(なお、質問の紹介は「オレ流」ですので詳しく知りたい方はhttp://www.cao.go.jp/minister/1510_k_kato/kaiken/2015/1113kaiken.html
の文字起こしを読むか、http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg12704.html?t=151&a=1の動画を見ましょう)。
 伏見氏曰く「先日発表された一億総活躍緊急対策では介護施設、保育施設を増やして介護離職ゼロを実現し、そして少子化を克服するというお話でしたが、これは予算的な面などで難しいという批判もでていますが、大臣のお考えをお聞きしたい」。
 全然拉致と関係ねえ(なお、以下、大臣の回答は省略します)。
 次が、朝日新聞の伊藤記者。聞いてることは伏見氏とかぶっていて「保育士を増やすには保育士の待遇を良くする必要があるのではないか、箱(施設)だけ作っても人(保育士)がいないのでは無意味だと思いますがいかがでしょうか」。またもや拉致と関係ねえ。
 最後にまた朝日の伊藤記者。「今、夫婦別姓について最高裁で審理が行われていますが、女性活躍担当の大臣として夫婦別姓について、いかがお考えでしょうか?」。もう全然拉致と関係ない。
 司会が「他に質問はありますでしょうか、ないようでしたら本日の記者会見はこれで終了します」で終わり。
 ウワー、大臣が拉致について記者会見したのに、拉致の質問が何もねえじゃん。いや俺的にはなくていいんですがつい吹き出してしまいました。こういう状態に怒ったり、焦ったりしてるんだろうな、家族会&救う会。まあ田中均氏に悪口雑言したり、日本代表サッカー観戦の平壌ツアーに因縁つけるとか、馬鹿な事ばかりやってた「家族会&救う会」連中の自業自得ですけど(毒)。 
 次に11/27記者会見(http://www.cao.go.jp/minister/1510_k_kato/kaiken/2015/1127kaiken.html)。

 拉致問題担当大臣として、明日11月28日に、茨城県水戸市において、政府拉致問題対策本部茨城県水戸市の共催により地方版「国民の集い」を開催し、私も主催者として参加する予定であります。
 茨城県では、昨年度に続き3回目の開催となります。拉致問題の解決のために、世論の喚起が大変大きな力となります。多くの皆さんの積極的な参加を期待しております。

と大臣が最初に記者相手に発言してるのに質問タイムには拉致関係の質問なんか皆無です。
 繰り返しますが「拉致は完全に風化しています」ね。


■支障
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/11/news2052271130-.html
 荒木の質問とやらを「捜査上の支障があるのでノーコメント、回答は差し控えたい(警察)」「日朝交渉上の支障が(以下略)(外務省)」でまともに答えずスルーする政府に「何がどう支障なんだ、お前ら都合が悪いから俺の質問から逃げてるだけじゃねえか」と悪口雑言の荒木です。
 しかし悪口雑言したところで何がどうなるわけでもなく実に滑稽ではあります。

★12月6日(日) 14:00 日本会議広島 福山支部講演会(同会主催)

 日本会議と野合して恥じない辺りはさすが、荒木です。

★荒木著『北朝鮮拉致と「特定失踪者」』(展伝社刊)

 いい加減「展転社」と正しい名前で書いたらどうなんでしょうか。


朝鮮総聯東京新聞の報道を証明
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/11/news2051271129-.html
 バカバカしいですね。抗議したら「報道の正しさを証明したことになる」んだそうです。
 抗議しなかったら「事実だから抗議しないんだ」と言うんでしょうし、荒木のようなバカは始末に負えません。結論ありきのわけですから。
 むしろ「東京新聞以外、後追い報道がないこと(あの三度の飯より北朝鮮叩きが好きな産経すら後追いしていないこと)」「当事者の東京新聞ですらろくに後追い報道してないこと(適当な報道でお茶を濁していること)」が「報道の信憑性が怪しく、信頼性のないことの証明」でしょう。
 まあ、本当は荒木だって東京新聞の報道に信用性がないことぐらい良くわかってるでしょうが。

「ナプチ」と「ラプチ」の問題については東京新聞の記事でも取り上げられていました。

 ちなみにこれについて荒木が指摘するように朝鮮総連

韓国公安の捏造文書であるため、北朝鮮の表記「ラプチ」にすべき所、韓国の表記「ナプチ」にすると言うミスをしたのだろう

という主旨の主張をしています。
 一方、巣くう会会長・西岡力

http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5084.html
 拉致という言葉は、情報を取るための拉致で、韓国人を拉致して情報を取ることです。日本とは関係ない。韓国でそういうことが行われたことがあるということだけが分かったということです。
 あの資料は対日工作員の資料ではない。
 これは城内さんも「確かにそうです」と言っていました。「日本の拉致とは直接関係ありません」と。

とし「韓国で活動する工作員向けの資料だからあえて北朝鮮の表記「ラプチ」ではなく、韓国の表記「ナプチ」にしたのであって捏造ではない、これは城内さんも私と同意見だ*51」「従って本物資料ではあるが、韓国で活動する工作員向け資料なので、この資料からは対日工作については何も分からない」としています。
 西岡と朝鮮総連では「捏造か本物か」と言う点では違いがありますが、「本物説」を主張する西岡も「これは本物だが対日工作資料ではない、対韓国工作資料だ、だから朝鮮総連の言うような表記のズレがあるのだ」としている点に注意しましょう。俺個人は「捏造説を否定する根拠は何一つなく現時点ではこのような怪しい資料に基づいて物をいうことは許されない」と考えています。
 一方この資料を根拠もなく「朝鮮総連の主張する捏造説を無視して」本物扱いした上、「西岡の主張する対韓国工作資料説も無視して」対日資料扱いしているのが荒木です。「同じ救う会仲間の癖に」荒木と西岡の意見の違いには呆れさせられます。こういう重要な問題についてまともに意見統一もしていないで、それぞれがてんでんばらばらに好き勝手な事を言うのが今の巣くう会の訳です。俺が拉致被害者家族だったらそんなデタラメな救う会は到底、信用などできません。従って俺だったら救う会となどつきあいませんが未だにつきあってる家族会には心底呆れます。
 まあ、荒木の場合「小泉訪朝以降も拉致があったことは間違いない」と強弁しているのに対し、西岡はそうではない*52と言う点も荒木と西岡の意見の違いの一つの理由でしょう。荒木にとってはあの資料は「本物でかつ対日資料でなければ困る」のに対し、西岡にとっては「対韓国資料でもいっこうに構わない」わけです。いや下手したら「ニセモノ資料だとしても」西岡にはいっこうに構わないのかもしれません。


■すべては政治決断
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/11/news2050271128-.html
 短波放送だけでなく中波放送もやりたいと言い出す荒木です。「今頃かよ」ですね。何で小泉訪朝から10年経ってそんな事を言い出すのか。中波放送とやらに何の意味があるのか。いやそもそも今やってる短波放送にだって意味なんかあるのか。「安倍政権なら何でも願いがかなう」とばかりに好き勝手ほざくのも大概にしろと言いたいですね。

NHKラジオ第2放送(AM)は深夜1時で放送を終了していますので、その後の空いている時間に拉致問題の放送が出来れば

 やれやれですね。そういうことをする事の是非はともかく「そういうことをする」のならNHKの電波を使ってるわけですから何も巣くう会がコミットする必要はどこにもないわけです。NHKと政府のみで番組製作をやればよろしい。
 「最近カネに詰まってるから、中波放送の政府からの委託料で利権あさりをしよう」とでも思ってるのでしょうが浅ましいことこの上ない。巣くう会はもはや「税金にたかるダニ」としか言いようがありません。
 大体、国内向けラジオ放送「NHKラジオ第2放送」を流用するのではもはや「北朝鮮向け放送」でもなんでもないじゃないですか。国内向けラジオ放送「NHKラジオ第2放送」の、それも深夜に拉致関係なんかやって意味があるのか。
 NHKラジオ第2北朝鮮まで届くか疑問ですし、仮に届いたとしても、国際放送である短波と違って、それは「結果的にそうなってる」だけでしかない。それとも「北朝鮮向け放送」と強弁することはさすがにあきらめて、「国内の北朝鮮スパイへの警告」とか「まだ国内への啓発活動が必要だ」とか強弁するのか。こういう事を真顔で言える荒木一味と「荒木一味とつきあい続ける家族会」の神経には心底呆れます。


■説明させて下さい
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/11/news2049271127-.html

今井参事官に山形の遺体の着衣の違いとか、そういう矛盾はどうなるのかと聞いたら制作費300万円位のテレビドラマでもやらないような話をしていました。よく覚えていませんが拉致されてから服を着替えさせられてその後殺されて投棄されたような(間違っていたら訂正しますので特別指導班の方御指導下さい)。

 「『良く覚えていません、間違ってたら訂正しますからご指摘下さい』じゃねえよ!。『これこれこういう風に警察には言われたけど納得できません』てお前の方から理路整然と語るのが当然だろうが!。お前、あまりにも美保さんとご遺族をバカにしすぎてるだろ!」と俺は思いますが美保さんのご遺族はそうは思わないんですかねえ。まあ、彼ら遺族はもはや荒木とは「呉越同舟」「野合」であって、荒木がどんな酷い与太を言おうが「警察が美保の遺体発見の発表を撤回しさえすればいい」と思ってるんでしょうね。「北朝鮮で生きてる」云々なんて与太までは多分信じてない。
 それも人としてどうかと思いますが。

まもなく(ボーガス注:山梨県警による山本美保さんDNA鑑定捏造事件という)この事件に関しては一般に知ってもらうためのDVDを大量に作成して配布します。その資金を出してくれたのは匿名の警察関係者です。

 まあ、荒木らしい与太ですね。「資金を出してくれた」云々というのは「美保さんについて山梨県警が遺体が発見されたと発表したのは今から11年前(当時は小泉政権)じゃん。お前ら何で今頃になってDVDなんか作るの?。何でもっと早く作らなかったの?。」という疑問に対する言い訳でしょう。
 「カネがなかったんだ」と。
 でも実際はそう言う事じゃなくて荒木ですら「DNA鑑定捏造」と放言したものの「できればこんな怪しい話は宣伝したくなかった」んでしょう。荒木としてはむしろ「横田めぐみさん」といった北朝鮮も拉致自体は認めてる話を使いたかった。そりゃ当たり前でしょう。どこの世界に「山梨県警はDNA鑑定を捏造したんだ」なんて荒木の与太話を信じる人がいるのか。あの産経ですらこんな与太話は「荒木へのおつきあい程度」にしか報じてません。
 しかし最近騒ぎ出してるのはやはり「横田夫妻が高齢化したから」でしょうか。しかし「横田夫妻が亡くなったら、めぐみさんネタがいつまで使えるか分からない」からといってこんな怪しいネタに手を出す荒木は理解ができません。
 こんなん警察が「鑑定は間違ってた」なんて認めるわけがないでしょう。実際間違ってなどないでしょうから(荒木もそれは分かってるでしょうが)。
 つうか明々白々たる冤罪事件(例:足利事件)ですら自らの非をなかなか認めないのが警察なんですから荒木が「警察は嘘つきだ」というならとっとと行政訴訟を起こせばいいじゃないですか。あるいは検察に山梨県警関係者を刑事告発してもいい。事実なら犯罪に該当するでしょうから。
 行政訴訟刑事告発もしない時点で「山梨県警ではなく」荒木の方こそ嘘つきなのだと俺は判断します。
 しかし、荒木の主張は明らかに警察に対する誹謗で名誉毀損が成立しますよねえ。荒木以外なら確実に名誉起訴で逮捕、あげく怒った警察が巣くう会の不祥事を徹底的に追及、「巣くう会が壊滅状態」でしょうが「荒木が政治家や家族会とつるんでるが故に」警察がびびってると言うんだから恐れ入ります。荒木が拓殖大の女学生をホテルに連れ込んでレイプしても、稼いだカネを脱税しても、何をしても警察からも検察からも国税庁からも追及されずに済んでしまいそうな勢いです。


■8月25日水産事業所
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/11/825-news2046271.html

 今日11月23日付の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」には「敬愛する金正恩同志におかれては社会主義の海の香り溢れる朝鮮人民軍313軍部隊管下8月25日水産事業所を現地指導された」という記事が掲載されています。
(中略)
 このところあいついで日本海側に北朝鮮漁船が漂着し、乗組員と思われる遺体がいくつも見つかっていますが、(ボーガス注:正恩氏視察時に『これだけ頑張ってます』とアピールするための)ほぼ間違いなく無理なノルマによる操業の結果です。

 もちろんこういう荒木の主張には「何の根拠もありません」。単に「金正恩氏を罵倒したい」という結論があってその結論にあわせてストーリーが作られるわけです。警察の見込み捜査と大して変わらない。
 まあ、見込み捜査と違っていいことは「実害がないこと」です。見込み捜査で「殺人犯扱いされて無期懲役判決」なんて過去の冤罪事件みたいな事になったら殺人被害者も、冤罪被害者も笑えない。
 一方、安倍だの権力者が北朝鮮相手に何か言うのならともかく、荒木が「根拠レスで悪口雑言」しても北朝鮮には特に実害もないでしょう。
 しかし荒木も馬鹿な男です。根拠のない思いつきの悪口を北朝鮮相手に言ってもそんなことは拉致解決には勿論役立たない。そういうことをやることによって「荒木って拉致解決の意思なんかどう見てもないんじゃん」つうことが改めてモロバレになるわけです。良く家族会も荒木とつきあえるもんです。


■総理は会わない
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/11/news2045271122-.html
「総理は特定失踪者と会うつもりはありません」「とりあえず拉致担当相の私、加藤が会います」「特定失踪者ががちの拉致被害者かどうかが怪しいから。信憑性がツチノコネッシーなみじゃん」「あんたら何度特定失踪者が国内で見つかってるんだよ、そんな怪しい代物の家族に総理が会えるわけねえだろ。会った後で国内で見つかったらどうするんだよ。日本の国際的評判や、総理の面子をなんだと思ってるんだ、総理をバカにしてんのか、手前」という主旨*53の「当然すぎる、拉致対策本部の回答」に逆ギレする荒木です。
 「特定失踪者が国内で発見される」なんて不祥事を何度もやらかせば当然の対応でしょうに「荒木はふざけんな!」て話でしょう。つうか横田夫妻とか「ガチの拉致被害者家族」が荒木の与太「特定失踪者」にマジギレしない理由が本当に分かりません。家族会の馬鹿さには心底呆れます。

そもそもこれまでウソばかりついてきた北朝鮮に対してそこまで遠慮する必要があるのでしょうか。

 「相手が嘘ついてるんだから俺が嘘ついて何が悪い、特定失踪者がガセで何が悪い」という暴論です。
 そもそも「北朝鮮に遠慮」というより「日本の国際的評判が破壊され、拉致問題以外でも日本の主張が世界に信用されなくなる」という「イソップの狼少年」のような危険性があるわけですが、そう言うことを無視するのが荒木です。また「ウソかも知れない話に、多忙な安倍首相以下政府高官をつきあわせるのは失礼ではないか」という認識も荒木にはないわけです。安倍も内心「荒木の野郎は俺をバカにしてるだろ!」「与太につきあってられるほど俺も暇じゃないんだ!」「それとも与太を鵜呑みにするほどのバカだとでも思ってるのか!」と怒ってるんじゃないか。


■対策本部から回答
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/11/news2043271120-.html

(ボーガス注:荒木ら特定失踪者問題調査会の質問、意見表明、以下全て同じ)
1、日朝交渉について
 ストックホルム合意に基づく日朝交渉は失敗であり、今後進展の可能性はほとんどないと考えます。
(対策本部回答)
 安倍内閣の最重要課題である拉致問題の完全解決に向けて、これまでも関係府省庁が緊密に連携しつつ、政府一体となって、オールジャパンの体制で取り組んで参りました。
 今後も引き続き、安倍総理大臣の力強いイニシアティブの下、全ての拉致被害者の早期帰国に向け、「対話と圧力」、「行動対行動」の基本姿勢を貫き、関係府省庁とも緊密に連携しつつ政府一体となって、全力で取り組むことで、北朝鮮から具体的な行動を引き出して参りたいと考えております。

 荒木の質問(あるいは意見表明)と対策本部の回答がまるでかみ合ってなくて吹き出しました。
 まあ対策本部に善意に理解すれば「荒木氏らと違い、交渉が失敗してると思わないので今後も続ける」つうことでしょう。のっけから荒木の意見は無視されました。大変いい傾向です。

2、総理と特定失踪者家族の面会について
 すでに何度も安倍総理と特定失踪者家族の面会をお願いしましたがいまだ実現していません。
(中略)
 ぜひとも実現へのご協力をお願いします。また、これも前から要請していることですが、認定被害者家族への説明等の場に何人かずつでも特定失踪者家族を同席させていただくようお願い致します。
(対策本部回答)
 政府としては、拉致被害者として認定された17名以外にも、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない行方不明者の方々がいらっしゃると認識しており、認定の有無にかかわらず、全ての拉致被害者の安全確保及び即時帰国のために全力を尽くしているところです。
 拉致被害者の認定については、北朝鮮側に反論する材料を与えることがないよう、慎重に対応しているところであり、拉致の可能性を排除できない行方不明者の方々の御家族に対しては、まずは拉致問題担当大臣がお会いしてお話しをお伺いさせていただきたいと考えております。

認定の有無にかかわらず、全ての拉致被害者の安全確保及び即時帰国のために全力を尽くしているところです

というのは「認定できない人間なんか救出対象のわけねえだろ」と頭痛がします。
しかし

拉致被害者の認定については、北朝鮮側に反論する材料を与えることがないよう、慎重に対応しているところであり

とし「特定失踪者なんか何度も国内で発見されてるもんなんか拉致認定できるか、認定後にまた国内で発見されたら北朝鮮から『日本の認定ってデタラメじゃないですか!』という反撃を招くわ」という主旨の回答をしているところは評価できます。実にいい傾向です。また「特定失踪者の家族なんかと総理が会えるわけねえだろ、総理があってくれる拉致被害者家族と差がつくのは当然なんだよ。大臣の俺が会ってやるからそれで満足しろよ」という主旨の回答をしているところは評価できます。実にいい傾向です。

拉致の可能性を排除できない行方不明者の方々については、「行方不明の態様等が様々であること、人数が非常に多数に及ぶこと等から、拉致被害者御家族への説明会への同席について、御家族全員にお声がけすることは困難です。

 何せ荒木の主張だと特定失踪者は800人いますからねえ。家族も当然最大だとそれだけいることになる。「どこで説明会やれってんだよ、800人収容の体育館とかコンサートホールとかでやれってのかよ」て回答は実に当然です。
 まあ、数が少なくても同席させる必要はないと思いますし、数が少なくても政府は家族会の説明の席に呼ぶ気ないでしょうが数がやたら多いってのも呼ばない理由の一つではあるでしょう。また幸か不幸か特定失踪者家族については失踪者家族会なんてものはないので「全員出せないので特定失踪者家族の代表を出すとして誰を出すんですか?。そっちで選んで出せるんですか?」つう反論もできるわけです。

5、「山本美保さんDNAデータ偽装事件」に関し、私共は警察にDNA鑑定書の開示を求め、昨年9月には日弁連も私たちの人権救済申立を認めて警察庁長官に開示(謄写)を求める勧告を行っています。今回大臣は国家公安委員長との兼任ではありませんので、本件につき河野国公安委員長への要請をさせていただきたく仲介をお願いする次第です。
(対策本部回答)
 貴会の御意向について、拉致問題対策本部事務局から警察庁にお伝えいたしました。
 警察庁から河野太郎国家公安委員会委員長にお伝えしたところ、「警察では、DNA型鑑定の専門家同席の下で、鑑定人から御家族等に対して本件鑑定書の説明を行う場を設けたいと考えている。御家族等には、信頼する専門家を御推薦いただいた上で、この説明会に参加していただきたい。」とのご返答があったとの連絡を受けました。

 3,4については特にコメントはないので5に移ります。まあ荒木の要望も「河野大臣に要望を伝えてくれ」つうだけのものなので「伝えたので後は河野さんと話をやってくれ」というだけの回答になっています。今後河野氏がどういう対応をするか注目したい。

6、東京新聞の報道した文書について、政府機関では入手しているでしょうか。入手しているとすれば閲覧は可能ですか。
(対策本部回答)
 政府は、拉致問題の解決に向けて、必要な情報収集を推進しているところですが、その具体的な内容については、これを明らかにすることにより、今後の情報収集等に支障を及ぼすおそれがあることから、お答えを差し控えさせていただきます。

 事実上の回答拒否です。実際には「入手していない」or「入手したがガセネタ認定なので見せる気はない」ではないかと思いますが。

7、官邸のホームページには「北朝鮮による拉致問題とは」のページに「1970年頃から80年頃にかけて、北朝鮮による日本人拉致が多発しました」と書かれています。東京新聞の報道では「文書は1997年以降に作成され2011年までは使われていたとされる」となっており、政府の認識を完全に覆すものとなっています。この資料の信憑性に対する認識は別にして政府では1960年代までの拉致、ならびに1990年代以降の拉致はなかったという認識でしょうか。
(対策本部回答)
 政府は、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない事案として、お尋ねの時期に行方不明となった方々を含む876名(平成27年10月27日現在)に関して捜査・調査を行っております。

 「お前らが特定失踪者も交渉の対象にしろと言うからそうしてやったじゃないか、それで満足したんじゃないのか。今さら拉致認定しろとか言ったって認定なんかしねえよ」つう話です。

9、あらためて大臣にお聞きすることではないかも知れませんが、拉致被害者を救出する責任は誰にあるのでしょうか。
(中略)
(対策本部回答)
 北朝鮮による拉致問題は、政府の責任において解決すべき最重要課題です。
 政府は、総理大臣を本部長、拉致問題担当大臣内閣官房長官及び外務大臣を副本部長とし、すべての国務大臣を構成員とする拉致問題対策本部を設置しております。

 8については特にコメントもないので9に移ります。何か回答が質問とかみ合ってませんが対策本部に善意に解釈すれば、
1)いちばん責任があるのが拉致対策本部本部長で行政トップの首相
2)次に責任があるのが副本部長の官房長官、拉致担当相、外相
つうことでしょう(副本部長3人の順位は不明ですが)


■1970年頃から80年頃
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/11/197080news20422.html
「1970年頃から80年頃の失踪しか政府が北朝鮮拉致認定しないのはおかしい、もっと拉致を認めろ、1960年代以前や1990年代以降の失踪も北朝鮮拉致と認めろ」と放言する荒木です。証拠がないから認定しないだけなのに何を抜かしてるのか。とはいえ「小泉訪朝後の失踪も北朝鮮拉致と認めろ」「北朝鮮自衛隊で突撃しろ」「山本美保さんの遺体発見を取り消しDNA鑑定は間違いだと認めろ」と叫んでも「安倍にガン無視されてる荒木」です。全く無様で滑稽な男です。

工作員安明進氏はかつて「それ以前もやっていたでしょう。ただ、金正日の業績をアピールするためその教示を強調したのだと思います」と言っていました

 後に覚醒剤不法所持で韓国警察に逮捕されたあげく「シャブの購入資金欲しさに拉致問題でメディアに対しあることない事言ってました」「面白い事(衝撃的事実)を言わないとメディアが取材に来ないし取材に来ないとギャラがメディアから手に入らないからです」と告白、「その証言の信頼性が怪しすぎて」今や誰も相手にしないガセネタ屋「安明進」の怪しい真偽不明証言を持ち出すとは全く荒木もどうしようもないバカです。

先日の東京新聞の記事では入手した北朝鮮工作機関の教育資料は平成9年(1997)頃にできたものだということでした。

 もちろん「この東京新聞記事に出てくる内部文書とやらが『捏造』ではない」と言う保障はどこにもありません。なにせ東京以外は「あの産経すら」後追い報道せず、当の東京すら「1回、朝刊1面でトップ記事にして翌日、朝刊社会面で拉致被害者や特定失踪者の家族の感想を社会面で報じただけで」2015年11/18現在では『オシマイ』です。「2回だけ記事にして終わり」とはお粗末の極みですね。
 まあ普通に考えてガセネタでしょう。「既に李恩恵疑惑が発覚してる」のに、1997年に日本人拉致なんかやってるわけがない。「繰り返しになりますが」実際この件、産経ですら全然騒いでいません。

これからもする

 荒木曰く「北朝鮮は拉致をこれからもする」、つまり「2015年11月以降の失踪も巣くう会は特定失踪者認定する予定」だそうです。荒木のバカぶり、くずぶりと、それについて行く拉致被害者家族会のバカぶり、くずぶりには心底うんざりします。


■対北放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/11/news2041271117-.html

 毎年12月に実施される北朝鮮人権侵害問題啓発週間*54(10日〜16日)中の12日(土))、北朝鮮向け短波ラジオ放送「ふるさとの風」と「しおかぜ」は、共同公開収録〜希望の光、届け海を越えて〜を実施する事になりました。
(中略)
 12月12日は皆さんお誘い合わせの上、イイノホールにお集り下さい。みんなの思いを北朝鮮に届けましょう!

北朝鮮向け短波ラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録
       ~希望の光、届け海を越えて!~

開催日 平成27年12月12日(土)19:00〜21:00(開場18:30)
主催 内閣官房拉致問題対策本部事務局、特定失踪者問題調査会*55
場所 イイノホール(東京都千代田区内幸町2−1−1 飯野ビルディング4F)
入場料 無料(事前登録は不要です)
内容 各ラジオ放送担当者が番組制作にかける思いや本音を熱く語ります!
 拉致問題対策本部「ふるさとの風」
   加藤勝信拉致問題担当大臣ビデオメッセージ
   音大生によるコンサートほか
 特定失踪者問題調査会「しおかぜ」
   「しおかぜコンサート」出演メンバーによるライブ
   「あなたを忘れないを歌う会」「フミヱイツ」「サネヨシ」「山口采希」「saya

 「フミヱイツ」「サネヨシ」「山口采希*56」「saya」つうのは荒木の類友右翼連中(もちろん二流、三流の無名歌手)です。今までのコンサートはたとえば去年(http://www.rachi.go.jp/jp/archives/2014/1208gyoji.html参照)は「森昌子、日野皓正、泉谷しげる」などの「有名歌手、演奏家を使ってた」のですが「俺達のお仲間を使え」と荒木がうるさいので「費用も安く済むだろうし*57」今回はそうしてみました、という話です。
 まあ、「有名歌手」ならともかく、いくら無料でも「無名右翼歌手」の歌を「わざわざ土曜の夜に2時間も聞きたい」という物好きもそうはいないでしょう。結局「右翼が動員かけて観客がほとんど右翼」という笑えない事態になるんじゃないか。そもそもこれって「荒木の類友の売れない歌手」が税金にたかってるだけの話でしょう。全くふざけた話です。


憲法
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/11/news2039271115-.html
 タイトルだけで普段の荒木の主張を知ってれば内容の予想はつくでしょう。

 拉致被害者の救出に憲法が障害になるなどというのはどう考えてもおかしい。また、今の政府の状態ではどんな憲法を作っても救出などしないでしょうし、逆に今の憲法のままでもその気になれば何でもできるはずです。
 北朝鮮で体制に異変が起きて、拉致被害者の生命に危険が及ぶ可能性があるとき、救出に自衛隊を送ることについて政府の答弁は「自衛隊法上は派遣について北朝鮮の合意が得られないから救出に送れない。国際法上は認められるが日本は憲法9条があるからどう考えても特殊部隊を送ったりすることはできない」というものです。

 「荒木は与太もいい加減にしろ」ですね。
 小生も何度も書いてますが一体どこに自衛隊を突っ込むのか。憲法上の制約がないとは言いませんが最大の制約はそんなことではなく「拉致被害者の居場所が分からないこと」「仮に分かったとしてもリスキー過ぎて特殊作戦なんか到底実行できないこと」です。
 たとえば拉致じゃないですが「世界最強の軍事大国・米国」が「ビジネス、観光等で北朝鮮にいた自国民」が「スパイ容疑で北朝鮮に身柄を拘束されたとき」どうしたか。
 荒木の論理だと、当然、米軍突入ですが、そんなことはアメリカはしなかった。なぜなら「拘束された自国民の居場所が分からないから」「仮に分かったとしてもリスキー過ぎて特殊作戦なんか到底実行できないから」です。カーター元大統領やクリントン元大統領が訪朝して外交で取り戻した。
 そのときは「スパイは犯罪だがわざわざ元大統領が訪朝したわけだし、スパイ行為をスパイ本人も今では深く反省してるようだから、今回は特別に解放する」みたいなオチになったわけです。正直な話「スパイ云々」て話は本当か怪しいですが、カーターらは人質解放を最重要視して「ああ、そうですか、ありがとうございます」でその辺り軽く流して「何がスパイだ!。そんな事実はない!」なんて言わないわけです。
 また、駐イラン米国大使館人質事件でも荒木の言うような強硬策を米国は採りませんでした。 
 これについては
ライプツィヒの夏(id:Bill_McCrearyさん)の
■『自衛隊関係者ですら、自衛隊による人質の救出について難色を示した』
http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/a14b5e7cd2d140eebbd9737f10852aca
■『祝! 産経新聞も、ついに自衛隊によって拉致被害者を救出するという話の非現実性を認める』
http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/358ad15299c9be9f5c1aef9f744f896e
■『根本的な問題を逃げる男、荒木和博』
http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/d630005ca79284f5a6b8234c8a100c39
もご覧下さい。
 それにしても安倍が自衛隊北朝鮮に投入しない言い訳として「憲法九条」云々というのは
1)それ以外の事(拉致被害者の居場所が分からない)を理由にした場合の巣くう会や家族会の反発を恐れてる
2)憲法改正の口実に使いたい
3)(2)とは逆に「憲法改正は困難」との認識の元、「憲法改正は無理だからいつまでも言い訳に使えるぜ」と思ってる
4)その他
のどれなんですかね。どれであれくだらない話で、憲法九条を改正したところで自衛隊なんか突っ込めやしないんだからはっきりと「居場所が分からないんだから無理」と明言すべきです。
 そもそも荒木がこんな事を言い出すのは割と最近のことです。小泉訪朝直後はもちろん第一次安倍*58、福田*59、麻生*60内閣においてこんな事は言ってないでしょう(もし「その時点でも言ってたら」お詫びして訂正しますが。でも仮に言っていたとしても今ほど言ってないでしょう)。まあ、本当は「隠してただけ」で小泉訪朝時から自衛隊突入論だったのでしょうが。
 じゃあ、以前と今と何が変わったのか。拉致被害者の居場所が分かって自衛隊救出論に多少の現実性が出てきたのかというとそんな事はない。
 俺が思うに以前との違いは
1)拉致の風化
2)集団的自衛権行使を前提とする安保法制の成立
でしょう。
 いつまで経っても拉致が解決しないことで拉致は風化してきた。荒木も昔はワイドショーに良く出てたのに今はそんな事ありません。「どうしよう」と焦りが生まれる。
 そんな荒木の前に「安保法制成立」です。「安保法制が成立するほど日本が右傾化してるなら自衛隊突入論も受け入れられるはずだ、今のママじゃ拉致は風化するだけだ、俺達は忘れ去られるだけだ、一発でかい花火を打ち上げよう!」
 でもまあ無理ですよね。安倍の安保法制というのはそう言うことが目的じゃない(安倍が「拉致を口実にした方がいい」と思ってそう言う宣伝をしていたとしてもそう言う目的ではない)。
 明らかに「ISなど、中東方面が主たる目的」のわけです。最近は「東シナ海がどうとか」言ってますけど、まあ、あれはウヨ層への媚びでしょう。本気でやる気があるとは思えない。
「ウヨ層への媚びで南シナ海とは言うけど、何で北朝鮮とは言わないの?」
 そりゃ言った場合の「北朝鮮の友好国」中国*61、ロシア、「日本に侵略された過去がある」韓国、「北朝鮮有事を現時点では望まない」米国など近隣諸国(特に米国)の反発が怖いからでしょう。たぶん「IS問題、クリミア問題、南シナ海問題を今抱える」米国は「少なくとも当面は」北朝鮮で事を起こす気なんかない。
 もちろん当事者・北朝鮮が反発し、「日朝交渉がぽしゃる危険性があること」は言うまでもない。
 それなのに「自衛隊北朝鮮に突っ込むこともあり得る」なんて言ったら国内外から総スカンです。ウヨ支持層以外誰も褒めてくれない。一方南シナ海は「中国が激怒する」ものの、一方で「なぜだか」米国やフィリピン辺りから「よく言った」というお褒めの言葉が安倍にあるわけです。
 しかし、まあ、拉致被害者家族会もいい加減荒木なんか切るべきです。
 俺みたいな「こういう荒木の物言いを支持できない人間」、つまり「九条護憲派改憲と拉致は関係ないと思ってる人間」や「改憲派だが、護憲、改憲は拉致解決に関係ない、むしろ関係ないのに関係づけられたら迷惑だと思ってる人間」からすれば「拉致へのコミットが改憲運動に利用されたらかなわん」で拉致からは距離を置きますよ。その結果が今の「拉致敗戦」のわけです。

憲法を超越する事態*62には憲法を超越した対応*63をするしかありません。

 おいおいですね。拉致の何が憲法を超越した事態なのか。
 しかもこの荒木の理屈なら「法律よりも人質の命が大事」としてダッカ事件でいわゆる「超法規的措置(囚人釈放や身代金支払い)」を実行した福田赳夫*64政権は支持して当然でしょうが支持しないわけです。「荒木の憲法、法律無視」は常に「気にくわない物を叩く方向」にしか向かいませんから「赤軍派の要求に応じて囚人釈放だの身代金支払いだの」は評価しないわけです。ウヨの荒木は勿論、赤軍派なんて大嫌いですから。

憲法がどうとか屁理屈を付けないでどうやったら被害者を取り返せるか具体策を立てて誰かが本当に責任を負って実行した方が良い。

 憲法がどうとか屁理屈をつけてるのは荒木の方でしょう。自衛隊突入なんてまともな具体策じゃありません。

*1:まあ実現しないでしょうが

*2:ただし、「大森氏とは違う、まともな意味」でなら『「拉致と戦う安倍」の「虚像」を演出して、拉致被害者家族、国民を騙し、それによって2006年9月に首相の座を手に入れたのである』という主張を蓮池透氏がしているとは思います。

*3:いい加減「反日共産党」というのは日本共産党支持者としてやめてほしいですね。

*4:ただし荒木ら救う会の主張を突き詰めれば「山本美保さんの件で動かない安倍は退陣せよ!」と主張するのが自然ではあります。ある意味大森氏は「トンデモ右翼だが、自分に正直で筋を通す人」とは言えるのでしょう。

*5:ただし古屋自体は拉致担当相時代、「新たな拉致認定は何一つやらなかった(もちろん特定失踪者など拉致認定していない)」のですが。全く無責任きわまりない男です。

*6:まあ、前から早紀江はクズでバカだったとは思ってましたがここまでクズでバカだとは思ってませんでした

*7:まあ以前から滋は低能だとは思ってましたが

*8:全てがそうではないですが朴クネ批判派の多くは「朴チョンヒの軍事独裁に批判的」であり、一方、荒木は「朴チョンヒ万歳」ということが悪口雑言の理由の一つでしょう。また荒木のようなウヨは「内心では国定化万歳(日本でもやりたい)」と思ってることも悪口雑言の理由でしょう。

*9:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相などを経て首相

*10:田中内閣防衛庁長官福田内閣科学技術庁長官、大平内閣行政管理庁長官、中曽根内閣通産相、竹下内閣外相などを経て首相

*11:竹下内閣自治相・国家公安委員長、海部内閣法相、自民党幹事長(宮沢総裁時代)、橋本内閣官房長官など歴任

*12:もちろんそんな可能性はありません

*13:東久邇、幣原内閣外相を経て首相

*14:戦前、加藤、若槻、濱口内閣で外相

*15:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣防衛庁長官、運輸相、田中内閣通産相自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官などを経て首相

*16:熊本県知事、日本新党代表など経て首相。

*17:社会党国会対策委員長、委員長などを経て首相

*18:そうすればさすがの荒木も黙るでしょう。

*19:認定しないのに持ち出すというのはおかしな話ですが

*20:赤瀬川『新解さんの謎』(文春文庫)でその珍説明が一躍有名になった。珍説明の例としては「恋愛=合体したい気持ち」「合体=セックスの婉曲表現(ボーガス注:つまり「釣りバカ」で浜崎が妻相手にやること)」などがある

*21:従って今や「善処したい」では「口先だけか!」「いつまでに何をやると具体的なことが言えないのか!」と反発する人もいるわけです。

*22:もちろん秦の慰安婦認識は吉見義明・中央大学教授、林博史関東学院大学教授など同業者から批判されています。まともな歴史学者慰安婦問題で秦を支持する人間は皆無と言っていいでしょう。

*23:単に「前川恵司」という「朝日にもいた右翼記者」が植村氏に言いがかりつけてるだけの話です。どう受け止めてるて「前川といい下川といい言いがかりは不愉快だ」「お前ら俺に文句があるのならいくらでも応対してやる(阿比留のインタビューすら受けた人が植村氏ですからね)」としか思ってないでしょう。なお、植村氏は前川に直接反論したわけではないですが、「前川さんの批判をどう思うか?」という阿比留の指摘については■産経『【元朝日新聞・植村隆氏インタビュー詳報(5)】』(http://www.sankei.com/premium/news/150902/prm1509020009-n1.html)で「前川から直接話を聞かないと、阿比留からの又聞きでは前川の主張が正確に分からないので何とも言えない」とした上で「前川に非難されるような問題行為はした覚えがない」と反論しています。

*24:著書『日本外交の挑戦』(2015年、角川新書)

*25:著書『北朝鮮:遊撃隊国家の現在』(1983年、岩波書店)、『金日成満州抗日戦争』(1992年、平凡社)、『朝鮮戦争全史』(2002年、岩波書店)、『朝鮮有事を望むのか:不審船・拉致疑惑・有事立法を考える』(2002年、彩流社)、『同時代批評(2002年9月〜2005年1月):日朝関係と拉致問題』(2005年、彩流社)、『北朝鮮現代史』(2012年、岩波新書

*26:著書『新聞・テレビが伝えなかった北朝鮮:市民経済と大衆文化が明らかにする真実の姿』(編著、2012年、角川書店

*27:著書『平壌6月9日高等中学校・軽音楽部:北朝鮮ロック・プロジェクト』(2012年、集英社インターナショナル

*28:著書『闘魂外交:なぜ、他の政治家が避ける国々に飛び込むのか?』(2014年、プレジデント社)

*29:勿論誰も駄作だと思って見には行きませんが

*30:嫌なら途中退出してもいい訳ですが「カネが勿体ない、最後まで見ると意外と期待できるのかも知れない」と思ってつい最後までいますよね。まあ途中退出って他の客も不快そうな顔するでしょうしやはり躊躇しますね。

*31:内容を確認した上で金払うと言う事ができない物の一つが映画や芝居講演のような物ですね。まあ、そう言う事言えば家電だって、量販店で試しに使うことなんかオーディオ機器ならともかく洗濯機のような物ではまず無理だし、説明だけで金払わざるを得ない物は色々あります。一方、容易に内容確認ができる物の一つが書籍です。

*32:カネも映画館に比べたら比較的安価です。

*33:テレビ放送の場合、衛星放送やケーブルテレビはともかく地上波ならただですしね。

*34:ロジャー・コーマン」が低予算映画の制作者つう意味か、エログロ映画やナンセンス映画、あるいは箸にも棒にもかからないゴミ映画の制作者つう意味かによってかわりますけど

*35:東宝の看板女優・高倉みゆきと愛人関係にあるのではないかという批判に対する大蔵の発言(意味がよく分かりませんが)。

*36:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相などを経て大統領

*37:高倉健任侠映画東映ヤクザ映画ですが、ここでの東映ヤクザ映画とは「仁義なき戦い」シリーズ以降のいわゆる実録物でしょう。

*38:著書『ジョークで読む国際政治』(2008年、新潮新書)、『独裁者プーチン』(2012年、文春新書)など

*39:著書『大東亜戦争を見直そう:アジア解放の理想と花開く武士道物語』(2007年、明成社)など

*40:中曽根内閣文相、自民党政務調査会長(宮沢総裁時代)、宮沢内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相

*41:日本共産党の主力(例:徳田球一)は偽装転向どころか転向拒否でしょうし、転向者のウチ、田中清玄などはマジのウヨ転向ですが。

*42:関東軍憲兵隊司令官、関東軍参謀長、陸軍次官、近衛内閣陸軍大臣などを経て首相。戦後、東京裁判で死刑判決

*43:海軍航空本部長、海軍次官などを経て連合艦隊司令長官。太平洋戦争で戦死。

*44:第25軍(マレー)司令官、第1方面軍(満州)司令官、第14方面軍(フィリピン)司令官など歴任。戦後、マニラの軍事裁判で死刑判決。

*45:もちろん東条や山本、山下だけに開戦責任があるわけではないですが当然彼らにも責任はあります。

*46:と言っても共産化したのは中国、北朝鮮ベトナムラオスカンボジア(ただし、カンボジアは後に共産圏から離脱)だけですし、ラオスカンボジアは「ベトナム戦争が波及して内戦が起こった後のこと」であって、大東亜戦争(太平洋戦争)終結直後に共産化してるわけではありません。中国にしても国共内戦での勝利によるもので大東亜戦争終結直後に共産化してるわけでもない。

*47:吉田内閣建設相、岸内閣蔵相、池田内閣通産相などを経て首相

*48:自民党幹事長(鳩山総裁時代)、石橋内閣外相を経て首相

*49:著書『日本統治下の台湾:抵抗と弾圧』(1972年、東京大学出版会)など

*50:写真を見る限り何ら踏みつけではありませんね。

*51:ただし最初の東京新聞記事ではそんな事は書かれていません。率直に言って、朝鮮総連の批判に対して、西岡や城内が自己正当化のために慌てて後付けの理屈をつけているよう「後出しじゃんけん」にしか見えません。

*52:荒木の主張に対し「小泉訪朝以降に拉致などない、荒木は間違ってる」とは言わない物の、荒木と違い「小泉訪朝以降も拉致はあった」という主張を西岡は自分から積極的には行ってはいません。

*53:もちろん文章表現は俺の書いた文よりもっと柔らかですが

*54:ほとんど知る人もいない全く無価値な週間です。

*55:荒木の会と、政府機関が共催とは呆れて二の句がつげません。

*56:山口氏のウヨぶりについては■産経『日本海海戦110周年記念「山口采希のうたひろば」、5月10日、記念艦三笠で開催』(http://www.sankei.com/entertainments/news/150417/ent1504170026-n1.html)、『「愛国の歌姫」がラジオ初登場、シンガー・ソングライター山口采希さん、ニッポン放送「私の正論」で31日から3週連続』(http://www.sankei.com/entertainments/news/150828/ent1508280019-n1.html)参照。

*57:さすがに有名歌手以上のギャラは要求しないでしょう。

*58:小泉内閣官房副長官官房長官自民党幹事長(小泉総裁時代)を経て首相

*59:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*60:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)を経て首相。現在は第三次安倍内閣副総理・財務相

*61:中国の場合「日本による侵略のトラウマ」も反対理由にはあるでしょう。

*62:拉致のこと

*63:自衛隊の突入のこと。ダッカ事件での「超法規的措置」をもじれば「超憲法的措置」でしょう。

*64:岸内閣農林相、自民党政務調査会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣外相、田中内閣蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官などを経て首相