「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(7/11分:荒木和博の巻)(追記・訂正あり)

■暴力的打撃
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/01/news209228117-6.html

 敵内部で重要な位置にある人物や対象物に打撃を加えれば、(中略)心理的影響もまた大変大きい。
(中略)
 処断、拉致、破壊と放火を基本内容とする暴力的打撃による敵瓦解謀略工作は敵瓦解の重要な形式になる。

 拉致はともかくいつ北朝鮮が処断(一般的な意味では「処分」「処置(措置)」などと同趣旨ですが、前後の文脈から見ておそらく暗殺でしょう)、破壊、放火など日本でしたのか?
ここからは
1)この教本とやらは捏造ではないか
2)仮にモノホンだとしたら、青瓦台襲撃事件ラングーン事件大韓航空機爆破事件、ヨンビョン島砲撃事件など暴力的事件が実際に起こった韓国が対象の教本ではないか、日本はこの教本の対象外ではないか
と見なすのが自然でしょう。荒木のように「モノホンで日本が対象だ」なんてのは正気ではありません。

「敵瓦解謀略工作」によってこちらが北朝鮮に対して弱気になったり、迎合する世論を作ることができれば北朝鮮の工作は成功したことになります。

 まあ、呆れざるを得ませんね。「敵瓦解謀略工作」なんて小泉訪朝後のいつあったのか。それはともかく「拉致解決には日朝交渉が大事だ」「その為には制裁解除が必要ではないか」「場合によっては経済支援のようなお土産も必要ではないか」と言うと救う会によって、問答無用で「北朝鮮の工作に応じた」ことになるわけです。
 戦前日本において「日中和平論」「日米和平論」が腰抜け呼ばわり(時には米国や中国の手先呼ばわり)されて日本が中国や米国との全面戦争に突入したのと同じくらい馬鹿げています。
 「強硬論をふかすだけ」ならある意味誰でも出来ます。大事な問題は、どう問題を解決していくかと言う問題です。
 荒木の路線では問題は解決しないことは「2002年の小泉訪朝後13年に及ぶ拉致敗戦」で明々白々になったといっていいでしょう(まあ、そもそも荒木に拉致を解決する能力どころか、意思すらないでしょうが)
 蓮池透氏が荒木批判を始めるのはよく分かります。さっぱりわからないのは未だに家族会のバカ家族共が荒木べったりで蓮池氏を敵視していることです。こういうのを「バカにつける薬はない」「バカは死ななきゃ治らない」「バカは死んでも治らない」などというのでしょう。家族会の連中はまったくもって論外のバカです。

逆に言えばこういうことをさせないためにはやられたら徹底して報復し、「日本に何かしたらひどい目に遭う」という認識を持たせることしかありません。

 既に拉致被害者という人質を取られている状況で何をどう報復するというのか。と言うか現在、日朝交渉のために「一部制裁解除をしているとは言え」、長年北朝鮮に制裁をしているのに、今さら報復云々もないでしょう。荒木にとって経済制裁レベルでは「報復」ではないのか。まさかとは思うが軍事攻撃とでも言い出す気でしょうか。

 ちなみに日本の防衛の基本は「専守防衛」ですが、そもそもこの長い海岸線の日本で水際での侵入を守り切れるはずはなく(自衛隊にはそれができる程の弾薬すらありません*1)、もし本気でそれをやるなら沖縄戦のように住民も巻き込んで国内を戦場にしなければなりません*2

 ばかばかしいですね。「拉致のような小規模の侵入ならまだしも」、沖縄戦レベルの大規模な侵攻なら、どうしても眼につくし、当然充分侵入阻止は可能でしょう。
 大体、沖縄戦がああいうすさまじい被害になったのは「侵入を許したから*3」というより、米軍の本土侵攻を遅らせるために「故意に民間人を戦争に巻き込んだから」です。
 ウィキペ「島田叡」にも

 陸軍守備隊の首里撤退に際して、島田は「南部には多くの住民が避難しており、住民が巻き添えになる。」と反対の意思を示していた。同年5月末の軍団長会議に同席した島田は、撤退の方針を知らされ、「軍が武器弾薬もあり装備も整った首里で玉砕せずに摩文仁に撤退し、住民を道連れにするのは愚策である。」と憤慨。そのとき牛島満司令官は、「第32軍の使命は本土作戦を一日たりとも有利に導くことだ。」と説いて会議を締め括ったという。

と書いてあります。島田の言うように「住民を巻き添えにする作戦などしなければ」住民の死者はあれほどには出ませんでした。しかし「住民を巻き添えにしても米軍の本土侵攻を遅らせろ」という政府・軍中央の命令に牛島は従い、沖縄戦の悲劇が出現します。「予備役ブルーリボンの会代表」を名乗り軍事通ぶる荒木がまともに沖縄戦を理解していないことには心から呆れます。


■講演会(兼記者会見)のお知らせ 
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/01/news209128115-a.html

私たちがこの13年間調査を続け、特に1万キロ現地調査で全国を回って検証したことと見事に一致したからです。

 荒木の主張では「一致していないのに一致している」と強弁している疑いも濃厚ですが、仮に一致しているとしても「荒木の主張にあわせて誰かが捏造している可能性もある」わけで「金正日政治軍事大学の教範」とやらが間違いなく本物だという根拠がなければ意味がありません。そして間違いなく本物だと言える根拠は何もないわけです。しかしこんな講演会に名を連ねるとは川人博も「落ちるところまで落ちた」としか言いようがないですね。そして荒木がいかに元民社党職員とは言え「UAゼンセン(旧民社党系の右派労組)」もこんな与太講演会に会場を貸せるもんです。


■国基研『北朝鮮の核に対し自前の抑止力を検討せよ』(西岡力
http://jinf.jp/weekly/archives/17869
 自前の抑止力とはもちろん「日本の核武装」のわけですが
1)「北朝鮮は核を持つな、日本は持つが」なんて主張が世間に支持されると思ってるんですかね。大体それだったら日本はNPT脱退しないといけないし。
 また2)その理屈だと「韓国の核武装も認めざるを得ない」でしょうが仮に韓国内で核武装論が有力意見になった場合*4、韓国核武装を認める覚悟があるんですかね。
 それとも「韓国は核を持つな、日本は持つが」なんて主張が世間に支持されると思ってるんですかね。


■国基研『チベット、平和的な中道のアプローチ ロブサン・センゲ中央チベット政権内閣主席大臣』
http://jinf.jp/news/archives/17902

 ロブサン・センゲ中央チベット政権内閣主席大臣は1月13日、衆議院第1議員会館特別室で、国家基本問題研究所の櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員らと、現在進行しているチベットをめぐる様々な取り組みについて意見交換した。

 日本政府や日本仏教界ならまだしも「南京事件否定論」「河野談話否定論」を垂れ流す「歴史捏造ウヨ・国基研」とつきあって恥じないというのだからダライ・ラマ一味(チベット亡命政府一味)の下劣さ、低劣さには心底呆れます。もちろんこういう醜態を何とも思ってないらしいのがI濱女史、id:Mukke、スーパーサンガなどといった拙ブログで批判してきた「自称チベット応援団」のわけです。

 中国との対話を通して真の自治を求める

 日本ウヨなんかとつるんで中国が対話したがるとでも思ってるんでしょうか。
1)「日本ウヨとつるむような下劣、低能な奴らと誰が対話するか!」と反感買う、あるいは
2)「何、日本ウヨとつるまないといけないほどチベットって日本で支持ねえの?。なら対話しなくてもワシら的には何の問題もないわ(苦笑)」と呆れられて無視されるか、どっちかががオチでしょう。
 その程度の事も分からないバカがダライ一味なんでしょう。

 年間数百万という旅行者がチベットを訪問し仏教寺院を見学しチベットの文化に触れており、着実に人々の心の中に浸透しているとの現状が示された。

 その旅行者を「チベット鉄道の建設」などでチベットに呼び込んでるのは中国政府なんですけどね(苦笑)。別にダライ一味の手柄でもなんでもない。つうか「チベット旅行好き=チベット仏教好き=ダライ一味支持」てのも実に短絡的見方です。じゃあ京都・奈良の古寺を訪問する外国人観光客は皆仏教好きなのか。そういうもんでもないでしょう。まあダライ一味も本気でこんな事言ってるわけではないでしょうが。

50年という長期計画のもとに真の自治を得るため活動することを強調

 当然ながら現在80歳のダライが「あと50年生き続ける」なんてことはありえないわけです。国基研のこの記事が事実ならチベットサイドは「ダライの帰国」なんかもうあきらめてるということです。
 そして「あと50年経っても、チベットの現状が良くなるか分からない」と悲壮な覚悟してると言う事でしょう。つうかダライが死ぬのは当然として「今アラフォーの俺」も50年後には「アラウンド米寿(88歳)」「アラウンド卒寿(90歳)」ですからねえ。「認知症や寝たきりではない元気な姿」で生きてるかどうか(いや元気な姿で生きていたいですけど)。
 しかしそこまで覚悟するならそれこそ「国基研とつきあうなよ」と思いますけど。

同じ仏教国

 日本には神道もあればキリスト教もあるわけで果たして「仏教国」なんですかね。大体チベット仏教と日本仏教と大分違うでしょうし。
 つうかダライ一味はキリスト教国(欧米)訪問もやってるわけで「関係ねえだろ?」と思いますね。


■大森勝久『国民は軍事に関する国際法の支配を否定する悪の安倍政権を打倒する義務がある』
http://1st.geocities.jp/anpo1945/akunoseiken.html
 安倍政権打倒という結論だけなら賛同できますが打倒理由が「安倍首相は反日左翼だ、偽装右翼だ」「もちろん安倍の側近と言われる菅官房長官反日左翼だ、偽装右翼だ」なんだから話になりません。荒木もよくもまあこんな「頭のおかしい人」のブログを「自ブログのリンク集」に上げられるもんです。

反日左翼は国際法を否定するのだ。

 もちろん大森氏の場合「俺の国際法理解が正しいんだ。だから俺と違う解釈をする奴らは国際法否定の反日左翼だ」「国際法で認められた権利・集団的自衛権憲法で否定するのは国際法否定だ(そんなことはありません。集団的自衛権は『国家に当然に認められ制約ができない権利』ではありませんので)」などと言うだけの与太です。およそつきあいきれません。

 戦前の反日左翼国家日本を支配した主勢力は、国家社会主義勢力*5であり、彼らが今日の反米民権派(右の反日左翼)である。スターリンの命令で偽装転向して国家社会主義者の仮面を付けて大東亜戦争を主導したのが、左の反日左翼の共産主義勢力(日共や社会党の前身)である。

 意味がわかりません。刑務所にぶち込まれていた共産党がどうやって戦争を主導するのか。
 大森氏だと「ゾルゲ事件の尾崎秀実だ」といいそうですが彼は「ソ連スパイ」「共産主義者」ではあっても日本共産党員として活動していたわけではない。また「昭和研究会」メンバーで近衛首相のブレーンの一人とは言え、彼が昭和研究会を牛耳っていたわけでもない。「一メンバーに過ぎない」わけです。昭和研究会の提言がストレートに政策になったわけでもない。戦争遂行に当たっては当然軍、外務官僚など、昭和研究会以外の意見も影響しました。また、彼の処罰理由も「ソ連への機密情報漏洩」でしかない。
 彼が「昭和研究会メンバー」である事を理由に「戦争を主導した」呼ばわりし、あげく彼の行動を日本共産党に結びつけるのはただのデマでしかありません。
 まあ、「社会党の前身・社会大衆党*6」は「大政翼賛会に参加した」ので戦争協力したとは言ってもいいかもしれません。しかし、それにしたって「戦前政治の主流=社会党」なんてことはありません。最も議席が多いのは保守政党自民党の前身)です。
 それに戦争を主導したというなら戦後自民党政治家になった賀屋興宣(近衛、東条内閣蔵相)、岸信介満州国総務庁次長、東条内閣商工相)、重光葵(東条内閣外相)といった面子の方がよほど「戦争主導」でしょう。彼らは反日左翼なのか。
 また、大森氏は東条英機*7A級戦犯が「反日左翼」だとでも言う気でしょうか。

戦後のドイツはナチス党(国家社会主義労働者党)とドイツ共産党を非合法化した。

 やれやれですね。ナチはともかく共産党非合法化については批判も強いのですが。

共産主義勢力のほとんどは再転向の形をとって公然と戦っていくことになったが、正体を隠してそのまま外務官僚等として、あるいは自民党議員として活動していく者もかなりいた。

「正体を隠してそのまま外務官僚等として活動」とは一体誰のことを言ってるんでしょうか。想像すらできません。そもそもレッドパージの存在を大森氏は知らないんでしょうか?
 「自民党議員」ってのは「社会党右派ではある」が一応社会党出身の鈴木善幸*8*9でしょうか。でも彼は戦前は別に重要なポストに就いてないし、「社会党出身て過去」を隠してもいない*10ですしねえ。
 あるいは片山哲社会党内閣で逓信相を務めた三木武夫*11のことなのか?。まあでも三木だって「片山内閣入閣」は隠せることじゃないですしねえ。
 それとも逆に賀屋興宣*12(戦前、近衛、東条内閣蔵相→戦後、自民党政調会長(池田*13総裁時代)、池田内閣法相)、岸信介(戦前、満州国総務庁次長、東条内閣商工相→戦後、自民党幹事長、石橋*14内閣外相を経て首相)、重光葵*15(戦前、東条内閣外相→戦後、鳩山内閣外相)といった「戦前、権力中枢にいた、そして戦後自民党政治家になった」面子のことなのか?(彼らが共産主義のわけもないですが)。
 一体誰のことなのか?。

中共が台湾の侵略占領をめざしていることは周知の事実である。

 大森氏の脳内では事実なんでしょうがもちろんそんな事実はありません。中国は「台湾が独立宣言したら軍事力行使も辞さない」としていますがそれは裏返せば「独立宣言しない限り軍事力行使しない」ということです。そう言う認識のもと、馬総統も習主席とトップ会談したわけです。

先の国会においてもロシアの脅威については一切議論されなかった。

 やれやれですね。ロシア相手に自衛隊を激突させる気でしょうか。正気じゃないですね。

我が国と中国との安定的な関係は、アジア太平洋地域の平和と安定に不可欠の要素である。大局的かつ中長期的見地から、政治・経済・金融・安全保障・文化・人的交流等あらゆる分野において日中で『戦略的互恵関係』を構築し、それを強化できるように取り組んでいく

 安倍ですら建前ではこういわざるを得ない程「日中の経済交流は深く広い」わけですがここから安倍を中国の手先、売国奴呼ばわりするのはさすが大森氏です。

(ボーガス注:早く安倍を打倒し中得れば)安倍政権は2018年9月まで続く。その後は彼は「キングメーカー」として権力を振う。

 随分と安倍を過大評価していますが「首相退任後も弟・佐藤栄作*16、子分・福田赳夫*17、義理の息子・安倍晋太郎*18を用い一定の政治力を行使した」といわれる祖父・岸信介*19ほどの能力は安倍にはないでしょう。安倍には「首相を退任したら」『岸にとっての佐藤も福田も安倍晋太郎』も何一つないでしょう。


■国家基本問題研究所『日印関係の基礎に交流の歴史あり』(冨山企画委員)
http://jinf.jp/news/archives/17873
 もちろんインドとの友好は大事ですが日本ウヨの場合「中国封じ込めにインドを使う」「インドの市場があれば中国市場などいらない」「パル判事は東京裁判で日本を無罪と言った、日本はあの戦争で何一つ悪い事はしてないのだ」「チャンドラ・ボース*20と共にインド解放のために闘ったのが日本だ」と言う与太だから話になりません。

 今回のシンポジウムは、2014年に下村博文文科相(当時)の訪印で合意した近現代の日印関係に関する共同研究の開始を記念して5、6の両日開かれたもの

 さすがに「下村博文文科相(当時)の訪印で合意した近現代の日印関係に関する共同研究」という政府プロジェクトとこのシンポが関係があるわけではないでしょう。単に国基研が「勝手に連帯してるだけ」でしょう。

http://jinf.jp/wp-content/uploads/2016/01/57b5c7d0b99e35bfe54421068db1283d.pdf
 インド初代首相のジャワハルラル・ネルーは、日露戦争での日本の勝利にアジアの老若男女全てが興奮し、ナショナリズムがアジアに広がったと書き記している。

これは「日露戦争での日本勝利直後のネールの感想」にすぎずその後ネールは「日本は単に韓国を植民地化するためにロシアと闘ったに過ぎず、インドにとってもアジアにとっても独立という意味でなんら頼りにならない」と考えを変えて行くことは有名な話です。要するにこのウヨの物言いはデマに過ぎません。
 そもそもネールが「ずっとその考え」ならどうして第二次大戦で英国側にたち日本と闘ったか理解ができないでしょう。

チャンドラ・ボースは(中略)日本の対米英戦争については「アジア解放」の大義があると信じていた。

 ボースが日本と手を組む前はナチドイツと手を組もうとし、日本の敗北が目前に迫ると「ソ連との連携」を考えていたことを知っていればボースのこの日本評価がただのリップサービスに過ぎないことは明白でしょう。「とにかく英国と対決するためならナチドイツだろうと日本だろうとソ連だろうと誰とでも手を組む」というのがボースの立場だったわけです。


■国家基本問題研究所『【第343回・特別版】自衛隊員・予算増加で持続的な南シナ海監視を』(太田文雄)
http://jinf.jp/weekly/archives/17796

 中国は自衛隊南シナ海監視活動に強硬に反対しているが、中国が反対する政策を実施すれば日本の安全保障上必ずプラスになるというのが、筆者の在米武官時代からの確信である。

 国基研らしいトンデモ発言吹き出してしまいました。もちろん「アンチ中国=日本の国益」ではないわけです。そういう珍理屈を振り回して恥じない太田が異常な反中国だという話に過ぎません。これが元自衛官だというのだから「勿論まともな自衛官もいるとは思いますが」呆れてしまいます。
 つうか「これから書くことは勿論冗談ですが」、「中国の逆をやれば国益になる」というのならぜひ「中国の原発推進の逆」ということで脱原発でもして欲しいもんです。


■拉致を使ってのし上がる 
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/01/news208928113-4.html
 蓮池本に触れることを逃げ続けてきた荒木ですが国会質問の存在を無視するわけにはいかなかったようです。もちろん蓮池本は「荒木ら救う会も厳しく批判している」以上、荒木が蓮池本の記述を支持するわけもなく「奥歯に物の挟まったような物言い」ではありますが安倍同様、蓮池本を事実無根扱いするわけです。まあ、蓮池氏家族会除名の黒幕は荒木ら救う会ですからある意味当然です。

 いかなる利益を求めてであれ取り返せた方が、綺麗事を言って何もできないよりはるかにましだと思います。

 やれやれですね。「取り返した小泉首相や田中アジア大洋州局長」に因縁をつけていたのはどこの誰なのか。荒木ら救う会なのに良くもふざけたことが言えるもんです。


■拉致の準備
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/01/news208728110-5.html

金正日主義対外情報学」には次のように書かれています。
・まず拉致対象を正確に確定しそれに対する了解をしっかりと行わなければならない。
 拉致対象としては、緊急に知らなければならない秘密を知っていたり、そのような秘密が含まれた文書や物件を運ぶ人物の中から選定しなければならない。
 拉致対象の了解では対象が居住する場所と対象がよく出入りする場所、日常的に通る通路と利用する交通手段、中間滞留場所と時間等を具体的に割り出さなければならない。

 何度も書いてて飽きつつありますがこの「情報学」云々が本物資料だという根拠はどこにもありません。
 荒木が紹介する「書かれてること」も俺のような素人ですら「そりゃ拉致するなら当然そうするんじゃねえの?」「書いてること俺のような素人でも思いつくことで、これが本物資料と見なせる理由なんかどこにもねえだろ?、いわゆる『秘密の暴露*21』的なもん何もねえじゃん」と言わざるを得ません。

拉致は基本的に現地の固定工作員が準備をし、対象についてしっかりと事前調査をして行う

 いい加減にして欲しいですね。固定工作員(日本在住の在日の工作員)なんて代物はあるかどうか不明だし、仮にあったとしても今さらどうなるもんでもない。捜査で逮捕できるとかもはやそんなことはありえないでしょう。
 むしろこんなことを言えばそれこそ在日への差別を助長しかねません。俺が在日だったらこういう物言いには怒りと恐怖を感じますね(まあ一応お断りしておけば俺は日本人です。言わなくても分かるとは思いますが在日認定するバカが時々いますので)。その程度の想像力は「日本人の俺にだって」当然あります。つうか「男性の俺だって」女性の痴漢被害についてはそれなりの怒りを覚えます」し、「健常者の俺だって」障害者差別のニュースを聞けば怒りを覚えます。当事者の怒りや悲しみを正確に理解できるわけもないですが、「当事者じゃないから何とも思わない」つうほど鈍感でもない。「当事者でないので」どうしても「怒りや悲しみが持続しにくい」「痴漢撲滅とかその種の運動を当事者と一緒にやる気までは起きない」ですが。

今帰国している5人も含め、拉致された人は事前に何らかの理由でターゲットに選ばれた人が大部分であるはず

 もちろん荒木がそう見なす根拠は何もないですし、仮にそれが事実だとして今さら分かりようもないでしょう。かつ拉致被害者救出という意味ではそんな事は知る必要もない。
 まあ、それはともかくこの記事と言い
SLBM
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/01/slbmnews2086281.html
といい「拉致被害者の救出と関係ない事書くな」と思いますが、もはや荒木も「手詰まり」なのでしょう。現状に対して口先三寸ですら解決の展望を示せない。
 とはいえ「会は解散します」とか「メルマガは当分出しません」とかいうわけにいかず、どうでもいいことをメルマガで出す羽目になると。家族会もいつまでこんなバカとつきあってれば気が済むんでしょうか。


SLBM
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/01/slbmnews2086281.html

 北朝鮮SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の発射映像を公開したそうです。担当者は本当にご苦労なことです。次はマジンガーZ鉄人28号みたいなロボットの映像も公開してくれるかも知れません

 予備知識がないと荒木の物言いは意味不明でしょう。荒木もよくもまあこういう意味不明文章が書けるもんです。荒木が何を言ってるかというと
1)「SLBM発射映像は合成写真であり事実とは認めがたい、つまり捏造」とする主張が一部からでていること*22を前提*23
2)北朝鮮を小馬鹿にしてるだけ
と言うくだらない話です。しかも小馬鹿にした結果が「マジンガーZ鉄人28号の画像」。不謹慎で非常識にも程があります。
 まあ小生はSLBM発射画像が本物かどうか知りません。いずれにせよ「この発射画像の件」、拉致問題の解決には全く関係ないでしょう。特に荒木はこの件についてまともな議論をしてるわけではなく単に「北朝鮮を小馬鹿にしてるだけ」なのだからお話になりません。そんなくだらないことをやる暇があったら拉致問題解決にまともに取り組めと言いたくなります。まあ、荒木にはそんな意思も能力もないでしょうが。荒木のようなバカについて行ける家族会には改めて呆れます。

大事なことは「なぜ北朝鮮はこんな嘘をつくのか」と考えることです。

 「嘘かどうかはともかく」画像公表は普通に考えて「軍事力の誇示」でしょうね。

 そうすると意外と北朝鮮の本音が見えてきます。水爆だSLBMだとしきりにやるのは北朝鮮の中が制御不能な状態になりつつあるか、あるいはなっているということではないでしょうか。

 やれやれですね。「水爆やSLBM」から、なんで「北朝鮮崩壊論」なんか唱えるのかわけがわかりません。
 むしろ「特定失踪者」と言うモロバレの嘘を平気でつく荒木一味とそれを容認する家族会の方こそ北朝鮮以上に「明らかにやばい状況」でしょう。まともな人間はもはや彼らを相手にしていない。外務省なんかも適当につきあってるだけでしょう。マスコミに至っては拉致なんか全然報道しなくなったわけです。まあ、家族会や巣くう会の自業自得ですが。

前に書いたように金日成は息子金正日との権力闘争に敗れて死んでいきました。

荒木が勝手にほざいてるだけでありそんな権力闘争の存在など一般には認められていません。

 SLBMがどうとか水爆がどうとか、技術的なことでああでもないこうでもないというのは報道のネタにはなるでしょうが、現実には枝葉末節だと思います。

 何がどう枝葉末節だかわけがわかりません。単にこうした軍事問題について荒木には「興味も知識もない」と言うだけの話でしょう。ただし「軍事問題に限らず」荒木ら巣くう会一味にはまともな北朝鮮知識があるようには見えませんが。

この体制が続く限りミサイルも核も開発をやめるはずはありません。本当に止めたいなら何をどうするべきか、もっと現実を直視すべきです。

北朝鮮が核、ミサイル開発をするのは
1)ミサイルの販売目的
2)軍事力を誇示し在韓米軍が侵攻する危険を避ける
といったところでしょう。したがってある意味「核ミサイル開発を辞めさせること」は簡単です。
A)ミサイル以外の売れ筋商品ができる
B)在韓米軍侵攻の恐怖がなくなる(たとえば米軍が韓国から撤退する、韓国が北朝鮮を国家承認した上で不可侵条約を結ぶなど)
ならばいいわけです(もちろんそれを現実化するのは簡単なことではないでしょうが)。まあ、荒木のことですから「打倒北朝鮮」なんでしょうがそんなのは非現実的で非常識です。北朝鮮と言う国の存在を前提にした上で「彼らにどう核、ミサイル開発をやめさせるか」という方向性でしか問題は解決しないでしょう。つうか極論すれば「巣くう会」荒木の立場では「拉致が一番重要である意味、核ミサイル問題はどうでもいい」はずなんですが、荒木がこういう事を言い出すのは「拉致へのやる気を失いつつあること」の表れでしょうか。


金正日主義対外情報学
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/01/post-22ec.html

海から上がってきた工作員だけで行われた拉致が全体からすればごく一部にしか過ぎないということは断言できると思います。

なんてことを断言する根拠は勿論何一つありません。こんなことを言っては在日差別の助長にすらなりかねません。そもそも「金正日主義対外情報学」なる資料、東京新聞が一時騒いだだけで同業他社はほとんど後追い報道せず、当の東京新聞すら今や全然報道しないという「信憑性がすこぶる怪しい代物」です。日韓公安の捏造資料の可能性が否定できないわけです。
 しかもこんなもんは「拉致被害者の救出」と言う意味では何の使い道もありません。

後述するように、ここに書かれてある内容のかなりの部分が特定失踪者の失踪状況等と重なる。

 この資料が本物だという根拠はありませんし、仮に本物だとしても「小泉訪朝以降の資料で日本も対象」なんて証拠は何一つありません。普通に考えて小泉訪朝以降に北朝鮮拉致があるわけないでしょう。
 つうか仮に特定失踪者の状況と一致していたとしてもそれは「この資料に基づいて拉致が行われた、それが特定失踪者だ」なんて根拠には何一つならないわけです。
 むしろ「特定失踪者に話を合わせて作られた捏造資料」つう可能性だってあります(まあ、荒木の主張では本当に重なってるかどうか怪しいですが)。
 つうかもうすでに何度も「国内で生存者が発見された」特定失踪者を未だに「一部認定間違いがあるが他は正しいと思う」と強弁できる荒木といい、それを容認できる巣くう会、家族会といい全く正気ではありません。


■核実験
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/01/news20832816-fe.html
 まあ「核実験が事実だとして」大事なことは
1)北朝鮮が何を考えているかを的確に判断した上で
2)それに対してどういう対応をしたらいいかを分析して的確に対応すること
でしょうね。まあ正直俺のような素人にはその辺りのことは勿論さっぱりわかりませんが。
 「今、中東で『シリア問題でシリア、ロシア、イラングループVSサウジ・米国グループが対立』してるから」「南シナ海で中国と米国が小競り合いやってるから」米国も「うかつには動けまい」とか言う判断でもあるんですかね。あるいは安倍との日朝交渉に「無意味」と見切りをつけたのか。
 やはりよくわかりません。
 とにかく感情的になってはいけない。北朝鮮に対して恐れたり怒ったり呆れたり、などという感情的対応は意味がないわけです。
 まあ荒木和博みたいな反北朝鮮活動家*24はここぞばかりに悪口雑言するわけですがそういうのも「ああ、はいはい」と聞き流した方がよろしい。反北朝鮮右翼活動家は最初から「北朝鮮をけなす」という結論ありきのわけですから話を聞くだけ時間の無駄です。「産経・阿比留の菅元首相批判」みたいなもんです。
 ちなみに、拙エントリでid:miyakawa_takuなる方がhttp://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20151231#cで「安倍が無能だというなら安倍が倒せない*25批判派はゴミか」とか言ってましたがまあ、その理屈だと「金正日氏死後4年の統治を実現した金正恩君は有能」なんですかね?。
 まあ、一応断っておけば小生は「北朝鮮ウオッチャーでも正恩君の知人(自称知人だが一時ワイドショーに出ていた某寿司職人とか)でもないので」正恩君が無能か有能か知りません。ただ仮に彼が安倍並みに無能だとしても彼の下には「祖父・日成氏、父・正日氏を支えたそれなりに有能な官僚集団」がいるわけです。「それなりに政権運営してる=トップが有能」とは限らないと言うことは指摘しておきたいと思います。
 まあ、「左派が無能か*26どうかはともかく」 日本の反北朝鮮右派が「口先だけの無能揃い」であることは間違いないように思います。なにせ「打倒北朝鮮」と叫ぶだけですからね。

核・ミサイルの開発は単なる展示用ではなく販売用*27でもあり、もちろん抑止力*28でもあります。
(中略)
話し合いで北朝鮮の核開発を止められるはずはありません。

 いやいや北朝鮮は「いわゆる瀬戸際外交をしている」のでしょうから充分「止めることは可能」でしょう。荒木の言う「抑止力」とはそういうことではないのか。
 ただし米国や韓国が「とにかく北朝鮮が先に核廃棄しろ」と言う立場では「止められない」でしょう。結局「お互い妥協するしかない」と思うのですが、お互い「俺は先に何かする気はない、お前が先に核廃棄しろ(米韓)」「お前らの方こそ先に何かしろ。たとえば我が国を国家承認しろ(北朝鮮)」というチキンレース状態なので「核廃棄」に至らないわけです。
 もうこうなると「核廃棄」はあきらめて「核不使用」とかもっとハードルを下げるしかないのかも知れません。

これを契機に拉致問題の方も、話し合いで北朝鮮から全ての拉致被害者を取り返せるという虚構にすがりつくのはもういい加減にしたらどうでしょうか。

 やれやれですね。話し合いで蓮池氏や地村氏、曽我氏を取り戻した小泉訪朝は「話し合いの成果」ではないのか。
 拉致被害者の居場所も分からないのに「交渉以外の何で取り返す」のか。それこそ幻想、虚構でしょう。荒木の与太「自衛隊で救出」なんかできるわけがない。
 交渉以外に手はない。交渉をあきらめると言う事は「拉致解決をあきらめる」ということです。まあ、「核ミサイル問題の方がよほど拉致より大事」「多分もう生きてないよ」「日本だけジャン、拉致で騒いでるのは。米国や中国、ロシアなんか拉致に関心なんかねえよ」と言う理解から「拉致解決をあきらめる」と言うのも一つの考えかも知れません。
 しかし「拉致を解決したい」のなら交渉しないという選択肢はあり得ません。

 東アジアで何か起きたとき米国が日本の肩をポンと叩いて「まあうまいことやっといてよ。あんたのシマだし。何かあったら手伝うからさ」と言われる日が近づいているように思います。

 バカバカしいですね。「1945年の終戦直後」や「文革時代」なら「日本が東アジアを自分のシマ扱いすること」もできたかもしれない(そうすることがいいことだとは思いませんがそれはひとまずおきます)。中国や韓国が政治力、経済力をつけてる今、日本が東アジアをシマ扱いして好き勝手なんかできるわけがないでしょう。

今回の核実験がストックホルム合意や平壌宣言の全面見直しにつながればそれはそれでチャンスなのかも知れません。

 おいおいですね。「見直し」とやらをやってどうするのか。それで拉致が解決するのか。「わかりきったことではあります」が荒木は結局「拉致被害者家族を食い物にしてるだけ」で拉致を解決する気なんかないわけです。


■なぜ日本は拉致をされ続けたのか 
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/01/news20812813-c4.html
 なお、荒木の場合「小泉訪朝後も拉致がある」「今後も拉致があるかも知れない」「拉致被害者は800人越えてる」などとバカなことを言ってるのでその点には注意をしましょう。
 まあ、確かに「拉致をされ続けた」と言えば「され続けた」んでしょうが、それは数で言えば「政府認定拉致17人」を大幅に越えるようなことはなく*29、また期間も「1970年代後半から1980年代前半」と見るのが妥当でしょう。政府認定拉致も一番早い「久米裕さん拉致」が1977年(昭和52年)、一番遅い「有本恵子さん拉致」が1983年(昭和58年)です。
 小泉訪朝後に拉致なんかないのは当然ですが、私見では「大韓航空機爆破事件犯人・金賢姫の自供を機に浮上したいわゆる李恩恵田口八重子さんと思われる)疑惑」について、竹下*30内閣の宇野*31外相、梶山*32国家公安委員長自治相(役職は当時)が国会答弁で「北朝鮮拉致疑惑」を認めてからは拉致なんかやってはいないでしょう。「北朝鮮拉致疑惑の存在」を日本政府に公言されてまで、やるメリットが北朝鮮にあるとも思えないし、そうした犯行を許すほど日本政府当局も無能でもないでしょう。

北朝鮮は理屈がなくても拉致をしてきました。

 「その理屈」がいかに自分勝手な酷い代物であったとしても、理屈がなければ拉致はしません。何を馬鹿な事を言ってるのか。

費用対効果は極めて悪く、その点は1968(昭和43)年の韓国大統領官邸を狙ったゲリラから1987(昭和62)年の大韓航空機爆破事件、さらに2010(平成22)年の天安撃沈*33延坪島砲撃なども同様です。

 まあ、「費用対効果があればやっていい訳では勿論ありません」が拉致について言えば「費用に見合う効果ってあったんかいなあ」とは思います。他の件についてはよく分かりません。
 個人的には青瓦台襲撃事件(朴チョンヒ暗殺未遂)やラングーン事件全斗煥暗殺未遂)は「大統領暗殺に成功してれば」韓国に与えるダメージも大きく「元はとれたんじゃないか?」と思います。

書店に並んでいる安全保障関係の本を見れば分かりますが、北朝鮮がらみの安全保障は核やミサイルについて書いたものはあっても拉致についてはほとんど言及されていません。

 そりゃ拉致は安保問題じゃないですから。当たり前の話です。
 また「拉致について触れて巣くう会や家族会に因縁つけられたくない」つうのもあるかもしれません。

政府が昭和63年(1988)3月の国会答弁で拉致が主権侵害であると述べたとき

 いわゆる「宇野外相・梶山国家公安委員長答弁」です。ただこのときは全然話題にならなかったんですよねえ。私見ですが「冷戦崩壊前だったこと」が大きいんでしょうねえ。要するに「バックがソ連だから、拉致被害者返せなんて言ったって無駄」つう話でしょう。

自衛隊がほとんど関与しないという異常な状態

 どう関与しろと言うのか。自衛隊で救出なんてできるわけがない。

何も変わらないというのは北朝鮮からカネをもらったり利益供与された一部の政治家や政党の動きだけでは説明ができません。

 やれやれですね。その「一部の政治家や政党」とは誰のことなのか。まあ、荒木だと平然と「例えば訪朝した金丸信*34自民党副総裁と田辺誠*35社会党委員長(役職は当時)だ」と言いかねませんが。
 そもそも「状況が変わらない外交問題」は「拉致に限ったこと」ではありません。「日本に戻ってない」と言う意味では「北方領土問題(対ロシア)や竹島問題(対韓国)」だってそうです。外交問題というのはそうそう自分の思い通りになるわけがない。
 大体「拉致問題が変わらない、動かない」のは荒木ら巣くう会一味が日朝交渉を妨害し続けたからです。自分で解決を妨害しながら口先で「解決したい」と心にもないことをほざく。巣くう会一味の下劣さには心底怒りを覚えます。そして巣くう会とつきあい続け、巣くう会批判をした蓮池透氏を拉致被害者家族会から追放した家族会の馬鹿さには心の底から呆れます。


■なぜ北朝鮮は拉致をしたのか
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/01/news20802812-23.html

 昨年末、二つの高校で拉致についてお話しをしたとき、聞いていた生徒さんから「なぜ北朝鮮は拉致をしたのですか」という質問がありました。

 「特定失踪者なんて与太を垂れ流す荒木なんか学校に呼ぶな」と思いますがそれはさておき。
 「荒木って一体講演で何を話してるんだ?」と首をかしげますね。そんな事は質問される前に荒木から話すべき事じゃないんですかね?。まさか荒木の話の途中で、話を遮って無遠慮に質問したわけではなく「講演終了後の質問タイムに質問」でしょうからね。

この質問は講演などをするとよく聞かれることで、いつもだいたい次のように答えています。
・拉致して工作員にする
工作員の日本人化のため、日本語や日本の風習を教える教官にする
・技術者として使う
拉致被害者と結婚させる
工作員の密出入国が目撃された場合、それが明らかになるのを防ぐ

 まあそういったところでしょうが、荒木が何故か指摘していないこととしては「拉致した人間のパスポートを工作員の入出国に利用する」といったところでしょうか。

 北朝鮮の本質と拉致との関連で、明らかになっていないもう一つの意味があるのではないかと今考えています。まとまったら明らかにしますが

 「何を思わせぶりなことを言ってるんだ?」「それも小泉訪朝から13年も経ってるのにそんな能天気なことを言うのか?」と呆れますね。そもそも「拉致の本質」なんてことは「拉致の解決に役立たなければ意味がない」ですし。まあ、荒木だととんちんかんな事しか言わないでしょうが。


■謹賀新年
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/01/news20792811-e5.html

 数日前に金正恩が我が家にいた夢を見ました。
(中略)
 さてどうしようかと思っているうちに目が覚めました。まあ迷惑な夢ではありました。
(中略)
 願わくば我が家に金正恩が来ることだけは御免こうむりたいところです。

・くだらないですね。俺だったらそんな夢を見てもそんなことは記事にしません。しても無意味だからです。仮にする場合は自分のまじめさアピールとして「金正恩相手に『拉致被害者を帰せ!』と交渉しようと思うところで眼が覚めた」「本当に金正恩と面会できる機会があるならありがたいのだが」とか書きますかね。荒木の文章じゃなんのアピールにもなってない。
・「どうでもいい話」を始めますが、まあ夢ってのは全く論理性や現実性がない。小生の場合、夢がテレビニュースに影響されるらしくて「まだ残念ながら結婚もしてない」のに「仕事を終わって帰宅したら妻子が何物かに殺された」とかいうわけのわかんない夢を見たことがあるですね。
 自宅に帰ったら警官が山ほどいる。
夢の中の俺(以下、俺)「一体、何があったんですか」
夢の中の警官(以下、警官)「大変申し上げにくいことなのですが奥様とお子様が(以下略)」
 でもうパニック状態になる俺。泣き叫んだりしないで頭真っ白で脱力状態。何が起こったのか警官が説明したはずなのに頭に入ってない。衝撃があまりにも強すぎたのか、何故か犯人への憤りも湧いてこない。ただただ茫然自失(この辺りは俺がそう言う性格と言うよりは夢なのでそうなった方が『夢をつくる脳にとって』都合がいいと言うことではないか。犯人の動機とか犯行様態とか、それに対する憤りとか夢の中で作り出すのは大変ですからね)。
 ではっとわれにかえったら遺体の前にいて警官が「念のため確認して下さい」とか言って、「嫌だなあ」と思いながら遺体の顔にかかった布を取って確認しようと思ったところで眼が覚める。「なんだ、この夢?」と思いながら、まだ深夜なのでまた寝るみたいな。まあ、俺の場合「不幸な夢」バッカ見ますね。別に今の自分がそんなに不幸とも思いませんが夢だと「不幸(末期がん、不景気でリストラなど)に巻き込まれる→パニック状態→眼が覚めて何故かほっとする」みたいな。


■本年1年お世話になりました 
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/12/1news2078271231.html

 来年はこれと北朝鮮からの情報をもとに工作活動が日本でどう行われてきたか、そして誰が拉致されたのかを究明していきたいと思います。

 呆れて二の句が継げません。小泉訪朝から何年経ってると思ってるのか(13年です)。
 それで今さら「工作活動が日本でどう行われてきたか、そして誰が拉致されたのかを究明していきたい」なのか。どれほど能天気なのか。
 いやそれ以前に「犯罪捜査のプロ」警察が解明できなかったことを、何10年も経ってから「犯罪捜査のアマ」荒木一味が調査して分かることなんかあるわけがない。大体、「政府認定拉致について言えば」必要なことは外交交渉であって「拉致がどう行われたか」なんてことを調べることではない。
 新たに「拉致認定を求めるための調査」だとしても特定失踪者とやらに新たに拉致認定を求められるようなものは何一つありません。
 さて本年(2015年)も巣くう会を散々バカにさせて頂きましたが「巣くう会が崩壊しない限り」来年(2016年)もバカにする予定ですのでよろしくお願いいたします。


金日成*36金正日*37に殺された 
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/12/news2077271230-.html
 まあバカバカしいですね。「金正日による金日成暗殺」なんて荒木の与太にはまともな根拠があるわけでは全くないですから。
 ウィキペディア金日成」も

 米朝間の緊張が最高度に達した直後に米朝枠組み合意に決定的な役割を果した金日成を失うことは北朝鮮の政治体制にとっても金正日にとっても不利益でしかないため、暗殺説には根拠がほとんどない。

としていますが当然でしょう。
 実際、id:Bill_McCrearyさんエントリ
『1998年時点での対北朝鮮強硬派の予測する北朝鮮の将来(1)』
http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/a7b0e41d1c703a110994cdb179d5a3b7
が指摘するように荒木らウヨはそんなことは金日成死去時には全く言ってなかったわけです。
 それどころか、「金日成の死去は金正日にとってダメージであり、北朝鮮の崩壊も間近だ」云々と放言していた。
 大体仮に「金日成暗殺」云々が事実だとしてそんな事が拉致の解決と何の関係があるんだって話です。金日成が暗殺されなければ、拉致は解決したのか*38。今から「金日成金正日に暗殺された」と言えば金正恩*39拉致被害者を帰国させるのか。単に荒木が怪しいネタで金正日氏を誹謗中傷してるだけじゃないですか。

 私は金日成は死亡直前まで元気だと思っていたのですが、この論文によれば度々心臓発作を起こしており、そのために金ヨンソら主治医のチームが常に金日成の傍にいたということでした。ならばなおのこと、そのチームを外せば金日成は死に近づくということで、金正日は直接手を下さなくても父親を殺害することができたのでしょう。

 やれやれですね。
 「私は金日成は死亡直前まで元気だと思っていたのですが」云々てのには「お前、自称北朝鮮専門家の癖に、金日成の死去直前の健康状態も把握してないのかよ」と呆れます。
 そして「死の直前まで健康そのものだった」のならともかく「度々心臓発作を起こしており」なら何も「暗殺だ」などと考えるより「医師の手当てのかいもなくついに心臓発作で死去した、カーターとの会談によるストレスもあったのだろう」と考えるのが自然でしょう。にも関わらず「直接手を下さなくても心臓発作をおこした父に対する医師の治療を妨害することで父親を殺害することができた」と荒木は言い出すんだからもうなんて言ったらいいのやら。

ちょうど今日党書記だった金養建*40が「交通事故」で死亡

 カギ括弧つけてると言う事は荒木のことですから「謀殺だ」とでも言いたいんでしょう。
 まあ、北朝鮮と言うのも不透明なところが多い国ですので「謀殺の可能性はゼロとは言えない」でしょう。ただし「謀殺だと主張するだけの証拠」など現時点ではどこにもないし、そんな事は仮に事実だとしても拉致の解決に関係ないわけです。

名前の消えていた崔竜海*41が葬儀委員の名前に出てきた*42という報道がされています。

 崔竜海が姿を見せなくなったことについて荒木らウヨは「粛清されたに違いない」と放言していたのにそれに対するわびの言葉一つないんだから、まあいい度胸です。


慰安婦
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/12/news2076271229-.html
 タイトルからして唖然です。なんで「特定失踪者調査会メルマガ」で北朝鮮拉致に関係ない「慰安婦」なんてタイトルのメルマガが来るのか。しかも相手は「河野談話否定派の荒木」です。読む前から「河野談話否定論」という歴史修正主義的な内容*43と想像がつきますが一応読んでみます。まあ、予想通り「河野談話否定論」の中身なんですが。
 しかも「結局、河野談話を踏襲して総理がお詫びの言葉を述べたり、慰安婦像が撤去できるか分からないなど、あまりいい合意じゃない。それなのにこれが最終的合意か。韓国相手にこんな合意じゃ、北朝鮮相手に拉致被害者を取り戻せるか分からない、ろくでもない決着で最終的合意になりかねない」という無茶苦茶な事言ってます。
 「慰安婦と拉致と関係ねえだろ」と心底呆れます。
 よくもまあ、家族会もこんな連中とつきあえるもんです。

■調査会役員の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等
★2月11日(木)16:00「紀元節*44奉祝式典」(式典実行委主催)
●星陵会館(永田町駅6番出口3分 03-3581-5650)
●代表荒木が参加
●問合せ:展伝社*45(03-5314-9470)

 おいおいですね。別に参加するなとは言いませんが「紀元節奉祝式典」なんて拉致に関係ないじゃないですか。「拉致に関係しないイベント」を紹介してどうするのか。「紀元節奉祝式典」で仮に「拉致についての発言が荒木に許されたとしても」それは「紀元節奉祝式典=拉致関連イベント」て話じゃ全然ないでしょう。


■仕事納め
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/12/news2075271228-.html

 拉致問題が風化していくことを望んでいる連中*46がいる。そういう連中の期待が実現しつつあるというのが現在の状況です。おそらく彼らは今ほくそ笑んでいることでしょう。
 これを放置していれば、拉致された人たちが取り返せないだけでなく、今この国に住んでいる1億2千万人にも被害は及びます。
(中略)
 日本国内の工作員*47は今も普通の市民として暮らしながら活動を続けているはずです。必要であればまた拉致をやるでしょう。

 やれやれですね。今後も荒木は「事故か自発的失踪か犯罪か、よく分からない謎の失踪が日本国内で起こったら特定失踪者認定する気」のようです。
 「2016年の失踪が北朝鮮拉致のわけねえだろ!」「北朝鮮も拉致を認めた以上、今さらそんなことしないし、仮に北朝鮮が再開*48しようとしても日本警察はそれを許す程無能じゃねえっての!」という常識は荒木一味には通用しません。
 荒木一味に下駄の雪のようについて行ける家族会一味はバカとしか言いようがありません。特に「あの国に孫がいる横田夫妻」は全く何考えてるんですかね。バカ言ってる暇があったら孫に会えよと思います。まあ、こういう俺の言葉は横田パパはともかく、横田ママには「北朝鮮シンパの戯言」にしか聞こえないのでしょうが。つうか「元家族会事務局長」蓮池透さんの「救う会批判の言葉」すら今や横田ママには「北朝鮮シンパの戯言」でしょう。
 もう何をどうしたらいいのやら。何でそんなに孫を会うことを否定するのかわけがわかりません。
 「いつまでもあると思うな、寿命」ですよ。横田夫妻は何歳まで生きる気なんですか、本当に。200歳とか無理なんですけど。


■拙著の書評(稲川和男さん)
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/12/post-4f06.html
・荒木が出した与太本「北朝鮮拉致と『特定失踪者』」(展転社)を荒木の類友右翼「稲川」が旧民社党系列の雑誌「改革者」で絶讃したというくだらない話です。参考に「改革者」の目次サイト(http://www.seiken-forum.jp/publish/top.html)を紹介しておきます。
 結局、荒木の駄本などお仲間しか評価してくれないわけです。
 しかし荒木が旧民社党職員だと言う事は知っていますが、旧民社党グループも自分らの雑誌に荒木の駄本の書評なんか載せて恥ずかしくないんですかね。いくら旧民社党が「自民党清和会と区別のつかない右翼集団」とはいえ、さすがに荒木の与太を信じてはいないでしょうに。
・話はずれますが

「改革者」2016年1月号
特別インタビュー『現実を直視して、そこからの飛躍を』(連合会長・神津里季生*49

つうのには呆れてしまいました。今の連合では旧同盟系(旧民社党系)がかなりの力を持っており現会長の神津氏も旧同盟系らしいて事は知っていますがよりによって右翼雑誌「改革者」はないでしょうよ。
・「改革者」がいかに酷い右翼雑誌かいくつかわかりやすい例を挙げてみましょう。

「改革者」2015年5月号
『植村訴訟における「言論と裁判」:訴訟よりも言論で争うべき問題ではないか』(郄池勝彦*50

 河野談話否定論者・高池による元朝日記者・植村氏非難文章を掲載と言うんだから正気じゃありません。大体、西岡力相手に、植村氏が訴訟をおこして何が悪いのか。
 「手前らだって大江健三郎氏の『沖縄ノート』相手に訴訟おこしたろうが!」とそのご都合主義ぶりには呆れますね。

「改革者」2015年4月号
『海外人質事件での自衛隊活用に道を開け:法改正と体制整備の必要性』(山崎元泰)

 「自衛隊での人質救出」なんてことがおいそれとできるなら苦労しません。何でこう日本のウヨってのは常識がないのか。

「改革者」2015年4月号
書評
 丸谷元人*51『日本軍は本当に『残虐』だったのか:反日プロパガンダとしての日本軍の蛮行』(2014年、ハート出版)評者:寺井融

 呆れて物も言えませんね。南京事件731部隊など日本軍が実行した残虐な行為は全て連合軍の捏造だ、なかったとでも強弁する気なのか。強弁する気なんでしょうね。
 なお、ハート出版(http://www.810.co.jp/)は他にも

・吉本貞昭『世界が語る神風特別攻撃隊カミカゼはなぜ世界で尊敬されるのか』(2012年)、『教科書が絶対に教えない東京裁判:日本はこうして侵略国家にさせられた』(2014年)
・倉本満*52『逆にしたらよくわかる教育勅語:ほんとうは危険思想なんかじゃなかった』(2014年)

などといった著書のある札付きのウヨ出版社のようです。

「改革者」2015年1月号
書評
産経新聞社『歴史戦:朝日新聞が世界にまいた「慰安婦」の嘘を討つ』(2014年、産経新聞出版) 評者:寺井融
田久保忠衛*53憲法改正、最後のチャンスを逃すな!』(2014年、並木書房)評者:池田実

 産経「歴史戦」に「日本会議」田久保の改憲論とはわかりやすい右翼ぶりです(苦笑)。
 なお、並木書房(http://www.namiki-shobo.co.jp/)は他にも

林建良『日本よ、こんな中国とつきあえるか?』(2006年)、『中国ガン:台湾人医師の処方箋』(2012年)
宮崎正弘*54北京五輪後、中国はどうなる?:中国崩壊これだけの理由』(2008年)、『習近平が仕掛ける尖閣戦争』(2012年)
・斎藤吉久『天皇の祈りはなぜ簡略化されたか:宮中祭祀の危機』(2009年)

などといった著書のある札付きのウヨ出版社のようです。

「改革者」2014年10月号
書評
小川聡、大木聖馬『領土喪失の悪夢:尖閣・沖縄を売り渡すのは誰か』(2014年、新潮新書)評者:永山博之

 まあ相手はウヨ雑誌なのでおおよそ内容の予想がつきますが一体いつ誰が尖閣や沖縄を売り渡したんでしょうね。しかも「領土喪失の悪夢」て「中国が尖閣や沖縄に攻めてきたらどうしよう」なんて妄想してるんでしょうか。攻めねえっての。

「改革者」2014年5月号
書評
高橋史朗*55『日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと』(2014年、致知出版社) 評者:安保克也

 例の「南京事件などの捏造情報による洗脳をGHQが行った」と言う与太です。「右派とは言え社会党がルーツのはず」「右派とはいえ労組が支持母体のはず」なのに何でこう旧民社党ってのはその辺の街宣右翼と見分けがつかないのかわけがわかりません。いわゆる社民政党というのはもちろんどこの国でも反共主義ですが旧民社の場合、そう言う生やさしいものではまったくありません。

「改革者」2014年4月号
集団的自衛権:解釈の正常化に他ならない:政府の「集団的自衛権」解釈変更の意味』(浜谷英博*56
書評
 八木秀次*57憲法改正がなぜ必要か』(2013年、PHPパブリッシング)評者:小林幸夫

・多くの憲法学者が非難する行為を「解釈の正常化」と強弁できる辺りはさすが、旧民社です。こういう連中(旧民社)が無視できない政治力を持ってる民主党が良く「安倍安保法批判」で社民党共産党などとの統一行動ができたもんだと思います。まあ、だからこそ今、「民主党内の旧民社」は「安倍の安保法を容認してもいいじゃないか」と巻き返しを画策してるわけですが。
・「よりによって書評の対象がトンデモウヨの八木かよ」と心底呆れます。

「改革者」2014年3月号
特集・遠藤浩一*58先生を偲ぶ

 いくら元・旧民社職員とは言え遠藤なんて特集を組むようなレベルの人間じゃないでしょう。

「改革者」2011年6月号
 緊急事態の法制の整備を(加藤秀治郎・東洋大学教授、政策研究フォーラム副理事長)

 「緊急事態法制」とは戒厳令のことです。「そんなもん必要なのか」て話です。戦前だって「日比谷焼き討ち事件」「関東大震災」「226事件」の3回しか発動してない(米騒動の時に発動が検討されたようですが結局発動されなかった)。戦後、阪神大震災だって東日本大震災だってそんなもん無しで対応できたわけです。今の日本で「226事件のような軍事反乱」や「米騒動、日比谷焼き討ち事件のような大規模騒乱」がありうるのかといったら、まずないでしょう。
 大体下手にそんなもんを発動したらそれこそ「独裁体制」が出現してしまう。

「改革者」2011年3月号
「ペリー来航に匹敵する困難の時」(田久保忠衛杏林大学名誉教授、政策研究フォーラム副理事長)
 恐ろしいのはロシアが北方領土の実効支配を完成するために、われわれの眼前に強大な軍事力を誇示し始めたことだろう。昨年六月から七月にかけてロシアは「ボストーク二〇一〇」なる大規模な軍事演習を択捉島を含むシベリア地方で実施し(中略)十一月二日にメドベージェフ*59大統領は傍若無人にも国後島を訪問した。日本政府は何の対応も取れない。腰の引けたのを見透かしたようにロシア側はシュワロフ第一副首相、バザルギン*60地域発展相、セルジュコフ*61防相らを北方領土に入れ、二月十日の前原誠司*62外相の訪露に狙いをつけたかのように軍備増強方針を打ち出した。択捉島に軍用空港を建設し、フランスから購入予定のミストラル強襲艦の配備計画も明らかにした。
(中略)
 ペリー来航に匹敵する国難ではないか。

まあ、ロシアの態度がいいとは言いませんがどのあたりが「ペリー来航に匹敵する国難」なんですかね(苦笑)。

「改革者」2009年3月号
書評
 北村稔・林思雲『日中戦争:戦争を望んだ中国、望まなかった日本』(2008年、PHP研究所)評者:水本達也

もちろん「戦争を望んだ日本、望まなかった中国」が正しいわけです。蒋介石は対日戦争などしたくなかったわけですが、日本は「打倒蒋介石、中国全土植民地化」を目指したため日中全面戦争は不可避になります。


チャンネル桜の討論番組に出演しました
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/12/post-2d15.html
 全部で3時間だそうですので全部見る気はありません。最初だけ見て荒木以外の面子が誰かだけを見てみます。以下の通りです(なお肩書きは桜動画の紹介に寄ります)。
 菅沼光弘:アジア社会経済開発協力会(http://asiasdc.org/)会長、元公安調査庁公安第二部長。著書『この国はいつから米中の奴隷国家になったのか』(2012年、徳間書店)など。
 武貞秀士拓殖大学大学院特任教授。著書『恐るべき戦略家・金正日』(2001年、PHP研究所)、『金正恩北朝鮮・独裁の深層』(共著、2013年、角川oneテーマ21)、『韓国はどれほど日本が嫌いか』(2013年、PHP研究所)など。
 室谷克実:評論家。『悪韓論』(2013年、新潮新書)、『呆韓論』(2013年、産経新聞出版)などいわゆる嫌韓国本を多数出版。
 西岡力:巣くう会会長。著書『日韓「歴史問題」の真実:「朝鮮人強制連行」「慰安婦問題」を捏造したのは誰か』(2005年、PHP研究所)、『朝日新聞「日本人への大罪」:「慰安婦捏造報道」徹底追及』(2014年、悟空出版)など。
 三浦小太郎:守る会副代表
 今は、事務局長だと思ってましたが、いつの間にか三浦が副代表に出世したようです。まあ、三浦は事務局長になる前は副代表だったし、副代表になる前は代表だったので、「肩書きが変わろうとも」三浦が守る会を『常に仕切る側にいること』は間違いないですが。しかしチャンネル桜に出演して恥じないような極右男をよくid:noharraら守る会会員も「副代表という幹部ポスト」につけることができるもんです。
 それにしても三浦も「ウヨ業界で出世した」ことになるんですかね。
 高英起:デイリーNKジャパン代表。著書『金正恩・核を持つお坊ちゃまくん、その素顔』(2013年、宝島社新書)
 別に「日本人ならチャンネル桜に出演していい」てもんでもないですがよりによって在日が「在日差別集団」チャンネル桜の番組に出演できる神経は理解できません。「名誉日本人・高英起」とでもいうべきでしょうか。
 ということでいつもの変わり映えのないウヨ面子です。


■年賀状
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/12/news2074271227-.html

 来年1月1日から外務省のアジア大洋州*63局長と北東アジア*64課長が拉致問題対策本部の審議官・参事官と兼任になるそうです。報道によれば「外務省と拉致対策本部の情報共有を進めることにより、日朝交渉の状況を家族らに迅速かつ丁寧に伝え、家族らの意向を交渉に反映させやすくするのが狙い」とのことですが、この通りであればこの人事を考えた人は年末の忙しいときに何をしているのだろうかと思います。
 アジア大洋州局長も北東アジア課長も非常に忙しい役職であり、兼務というのは言い訳以外のなにものでもありません。

 荒木の言う報道の一例として、■ウォールストリートジャーナル日本版『外務省局課長、拉致対策本部と兼任へ=日朝交渉に家族の意向反映』(http://jp.wsj.com/articles/JJ11502556824408683636117578528293604808544)を紹介しておきます。
 今後は事実上「外務省が内閣府拉致問題対策本部の中心になっていく」ということなのでしょう。「拉致問題は外交交渉でしか解決できない問題」ですから、それが自然だろうと思います。しかし、それでは「外務省が今すすめてる日朝交渉路線」が今以上に確実なものになってしまう。
 それが「北朝鮮打倒論」「制裁論者」荒木は嫌だからこそ、このように因縁つけるわけです。しかしもはやこうした政府の方針は変わらないでしょう。政府は「荒木の特定失踪者認定を公然と否定する」までには至っていません。しかし「可能な範囲で」着々と「荒木斬り」に動いてるわけです。
 産経などウヨ連中の「安倍が首相の今のウチに改憲したい」ではないですが外務省も「安倍が首相の今のウチに巣くう会の影響力をできる限り排除したい、巣くう会は安倍に逆らえないから」と思っているのでしょう。当初の巣くう会の思惑はまるきり外れたわけで全く皮肉です。

もし兼任させるなら、例えば拉致問題対策本部の副本部長*65自衛隊統合幕僚長*66でも入れれば、例え肩書きだけでもメッセージにはなるでしょう。

 バカかとしか言いようがないですね。何のために兼務させるのか。


■しおかぜ年末年始特番
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/12/news2073271226-.html

しおかぜメッセージ特番(敬称略)
・逢見直人:UAゼンセン会長、日本労働組合総連合会事務局長

 やれやれですね。荒木が旧民社党職員で、UAゼンセン(旧民社党系労組)とつきあいがあることは知ってますが、よりによって「労働問題とは関係ない」拉致問題で「UAゼンセン、連合最高幹部」が「しおかぜメッセージ」ですか。呆れて二の句が継げません。さすが宇佐美忠信*67という「日本会議代表委員(極右活動家)」が幹部を務めた「UAゼンセン(ただし宇佐美時代はゼンセン同盟)」だけのことはあります。


展転社の「てんでんニュース」で紹介していただきました
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/12/post-5b80.html
 展転社から荒木が出版した本「北朝鮮拉致と『特定失踪者』」が展転社の広報誌「てんでんニュース」で紹介されたなんて事に何の意味があるんでしょうか。悔しかったら朝日や読売、毎日や日経などと言ったそれなりにまともなメディアで紹介されてみろと思いますね。


拉致被害者の人権
http://araki.way-nifty.com/araki/2015/12/news206727121-1.html

 昨日福岡法務局の方から電話をいただきました。12月11日に福岡であった人権講演会(福岡法務局・福岡県・福岡市・福岡県人権擁護委員連合会主催)での私の講演についてのお話しで、私の話の中のこんなくだりについてでした。

 家族会ができて間もなく、法務省の人権擁護局を訪れたとき、担当者から「ここで取り扱っている人権問題というのは隣の家のピアノの音がうるさいとかいうことで、拉致は担当外である」というようなことを言われた。そして今も現状は何も変わっていない

法務局の方の話は「当時からすれば様々な施策が行われるようになり、実際このような講演会も行われている」とのことでした。

・「行政が荒木なんかに講演させてるんじゃねえよ」と心底呆れますね。まさか「講演料ただ」ではないでしょうし、こういう形で金が入る限り、荒木も「拉致ビジネス」はやめないでしょう。そして当の家族会が「拉致敗戦が何年続いても荒木を支持し続け、荒木を批判した蓮池透氏を会から追放するていたらく」なんだから「もうどうしたらいいか」てところですね。
 ただし行政が「タブーと化した家族会」を恐れ、この種の講演会をしたところでもはや「拉致の風化」はとまらないわけです。こんな講演に行く人はほとんど日本にはいないでしょう(そもそもこの講演が行われた理由「北朝鮮人権問題啓発週間」自体無名)。まあ、「障害者差別について障害者ご本人の話を聞く」「冤罪被害者に冤罪被害体験を聞く」などのまともな人権講演会だって日本人は「あまり行かない人権意識の低い国民」でしょうけど、荒木の講演会なんて糞の役にも立たないんだから聞きたがらないのは当然です。
 荒木のこの記事も

主催者としては開催の準備で苦労され、参加された方にも人権擁護委員の方などが多かったようです

と書いて事実上、「拉致の風化」を認めています。要するにこんな講演会やっても客は来ないわけです。ただ客が来ないと講師の面子を潰すことになる。しかも相手は「政治ゴロも同然の男・荒木」です。まともな講師なら「まあ、日本人は人権問題に関心低いですからね、客が少ないのも仕方ないですよ。あなた方主催者のせいじゃない」で済むでしょうが、荒木なら「県庁や市役所、法務局の職員を動員してでも席を埋めろよ!」と逆ギレするのが目に見えてる。で、まあつきあいのある「人権擁護委員」の方に声をかけたんでしょう。ただ「人権擁護委員が聴衆では無意味」とまでは言いません*68が一般の聴衆が少ないのでは意味も乏しいでしょう。まあ荒木的には「講演会で金が入ればウハウハ」「とにかく動員でも席が埋まって面目が立てばOK」であり聴衆が動員で一般人が少なくても何ら問題ないのでしょうが。
 しかし自分から「聴衆のかなりの部分が動員と認める」とは荒木も変な男です。
・「拉致は担当外」てのはその通りでしょう。人権擁護局に何をどうしろというのか。拉致は人権問題と言うよりは外交問題でしょう。
・とはいえ

ここで取り扱っている人権問題というのは隣の家のピアノの音がうるさいとかいうこと

と言う物言いは事実ならば「誤解を招く問題発言」ではあります。
 じゃあ「人権擁護局の管轄は個人トラブルだけなのか?」。そんなことはない。
 じゃあ「パワハラ、不当解雇と言った労働関係の人権問題は労基署の管轄で、人権擁護局は関係ないのか?」。そんなこともない。
 じゃあ「学校の体罰など教育上の人権問題は教育委員会の管轄で人権擁護局は関係ないのか?」。そんなこともない。
 じゃあ「悪徳商法など、消費者トラブルは消費者庁都道府県の消費者相談センターの管轄で人権擁護局は関係ないのか?」。そんなこともない。
 じゃあ、「冤罪問題、沖縄基地問題、橋下による大阪市労組への不当労働行為などの行政による人権侵害は人権擁護局は関係ないのか?」。そんなこともない。
 基本的には「全ての人権侵害が管轄」であり、「個人による人権侵害以外の、企業による人権侵害、行政による人権侵害」も「労働問題、教育問題、消費者問題など他に担当する役所(労基署や教育委員会、消費者相談センターなど)がある人権侵害」も人権擁護局の管轄でしょう。「個人による人権侵害だけが対象」ではない。
 「人権擁護局より労基署や教育委員会など、他の方が権限がある(そのため擁護局に相談があっても労基署や教育委員会などに回すことが多い)」「冤罪問題など、行政の人権侵害について勧告を出してもあまり意味がない(多分そうなんだろうとは思います、まあそれ以前に出す勇気があるかも疑問ですが)」とかそういったことはともかく「あらゆる種類の人権侵害」が人権擁護局の管轄のわけです。
 とはいえ「繰り返しますが」、「拉致は人権問題というより外交問題」であり、拉致を人権擁護局に持っていくのは非常識の極みだと思いますが。たとえば「ISによる日本人人質事件」も人権問題ではありますがそんなもん、人権擁護局に持ってこられてもどうしようもないわけです。人権擁護局に「ISからの人質解放」なんてできる仕事じゃない「ISは人質を解放しろ」と人権擁護局が声明出したって意味がないわけです。それで解放する連中なら誰も苦労しない。
 これだって「人権問題というより外交問題」であり、話をもって行く先は外務省でしょう。
 しかし昔は「人権擁護局に拉致なんか持ってこられても困る」と法務省が言える「まともな時代」があったんですね。今の惨状を見るとため息が出ます。

*1:何を根拠に荒木はこういう事を言うんですかね。おそらくその程度の弾薬はあるでしょう。

*2:当然ながらそんな馬鹿な話はありません。自衛隊としては航空攻撃と海上攻撃で上陸を阻止することが最重要となるでしょうしそれは十分可能でしょう(まあそれ以前に日本への侵攻がないでしょうが)。仮に「上陸を許すとしても(許さないとは思いますが)」戦前の住民無視の日本軍じゃあるまいし、民間人を巻き添えにするような馬鹿な作戦は立てないでしょう。

*3:もちろん侵入を許したのは米国との軍事力の差であって荒木の言う「海岸線の長さ」云々ではありません。大国米国との開戦がいかに無謀だったかと言う事です。

*4:勿論ならないことを望んでいますし、ならないとは思いますが

*5:国家社会主義というのはそもそも左翼ではありませんが

*6:ただし多くは後に民社党に移りましたが

*7:関東軍参謀長、近衛内閣陸軍大臣、首相など歴任

*8:池田内閣官房長官、佐藤内閣厚生相、福田赳夫内閣農林相、自民党総務会長(大平総裁時代)などを経て首相

*9:昔は鈴木のような「社会党出身者(勿論右派ですが)」を受け入れる懐の深さが自民党にはありました。今ではあり得ない話でしょう。なにせ河野洋平氏すら敵視されてますからね。

*10:つうか隠しようがないですが

*11:逓信相当時、国民協同党自民党の前身の一つ)に所属。片山内閣逓信相、鳩山内閣運輸相、岸内閣経済企画庁長官、池田内閣科学技術庁長官、自民党政調会長、幹事長(池田総裁時代)、佐藤内閣通産相、外相、田中内閣環境庁長官などを経て首相。

*12:戦後、A級戦犯として終身刑を受けるが逆コースで釈放。

*13:吉田、石橋内閣蔵相、岸内閣通産相などを経て首相

*14:吉田内閣蔵相、鳩山内閣通産相を経て首相

*15:戦後、A級戦犯として終身刑を受けるが逆コースで釈放。

*16:吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、池田内閣通産相科学技術庁長官などを経て首相

*17:岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、佐藤内閣蔵相、自民党幹事長(佐藤総裁時代)、田中内閣蔵相、三木内閣経済企画庁長官などを経て首相

*18:三木内閣農林相、福田内閣官房長官自民党政調会長(大平総裁時代)、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、自民党総務会長(中曽根総裁時代)、幹事長(竹下総裁時代)など歴任

*19:自民党幹事長(鳩山総裁時代)、石橋内閣外相を経て首相

*20:自由インド仮政府国家主席インド国民軍最高司令官

*21:犯罪事件で犯人しか知り得ない事実が供述されるケース。しかし過去の冤罪事件では「秘密の暴露のでっち上げ(警察が事前に知り得ていたことを秘密の暴露と強弁)」があるので「秘密の暴露」認定には注意が必要。

*22:例えば■産経『またも映像を捏造? 雲突き抜けるSLBM…実はスカッド貼り付け』(http://www.sankei.com/world/news/160110/wor1601100011-n1.html)参照

*23:ただしこんな事は荒木の文章には「明確な形では」一言も書いてないので予備知識がないと意味不明です。まあ、荒木の「北朝鮮を小馬鹿にした」書き方から「この画像は捏造なのかな?」とは気付きますが。荒木がこういう意味不明文章が書けるのは勿論「文章能力の無さ」も大きいでしょうが「俺(荒木)以外の誰でも一読して分かる文章を書こう」という「親切心」というか「自分を客観的に見る力」というかそう言う物が何か欠如してるのかも知れません。

*24:他にも俺が拙ブログでネタにしてる石丸次郎、高英起、高世仁など

*25:まあ、巣くう会だの石原だの「極右」がのさばって日本を右傾化し安倍のお膳立てをしたという要素は否定できないでしょう。そういう前提を無視して「安倍は有能」云々と言われても一寸二の句が継げないですね。

*26:力不足と言うことは否定しませんがね。無能というのとは少し違う気がします。小生が「どっちかといえば左派」であるがゆえに「無能呼ばわりにはカチンとくること」は否定しませんが。

*27:当然ながらミサイル以外に売る物があれば開発する動機も減るわけです。荒木の物言いと違い北朝鮮とは充分交渉が成り立つと見るべきでしょう。

*28:通常兵器で韓国と格差ができてしまったのでその格差を「核兵器で埋めてる」ということです。つまりは1)「韓国並みの強力な通常兵器を手に入れる」、2「通常兵器の格差はあるがその問題を核開発以外で解決(南北朝鮮がお互いを国家承認した上で、相互不可侵条約を結ぶなど?)」すれば北朝鮮的にはおそらく問題ないわけです。そもそも「中国やロシアの核開発」は米国の脅威への対応ですし、「インドとパキスタンの核開発」は「お互いを危険視するから」であって「防衛目的(?)の核開発」は北朝鮮の専売特許でもない。

*29:荒木ら巣くう会一味が放言する800人など論外です。

*30:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相、自民党幹事長(中曽根総裁時代)などを経て首相

*31:田中内閣防衛庁長官福田内閣科学技術庁長官、大平内閣行政管理庁長官、中曽根内閣通産相、竹下内閣外相などを経て首相

*32:竹下内閣国家公安委員長自治相、宇野内閣通産相、海部内閣法相、自民党幹事長(宮沢総裁時代)、橋本内閣官房長官などを歴任

*33:ただし北朝鮮は犯行を認めてません

*34:田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官福田内閣防衛庁長官自民党国会対策委員長(大平総裁時代)、総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、副総裁(宮沢総裁時代)など歴任

*35:国会対策委員長、書記長、副委員長などを経て委員長。

*36:国家主席朝鮮労働党総書記、朝鮮人民軍最高司令官

*37:国防委員長、朝鮮労働党総書記、朝鮮人民軍最高司令官

*38:仮にそうだとしてもそんな事言っても仕方がないですが。

*39:国防第一委員長、朝鮮労働党第一書記、朝鮮人民軍最高司令官

*40:朝鮮労働党国際部長、統一戦線部長などを経て党書記、政治局員

*41:国防委員会副委員長、朝鮮労働党軍事委員会副委員長、朝鮮人民軍総政治局長など歴任

*42:失脚していたのが復権したと言う事なんですかね。その場合「金養建の死で復権した」ということなんでしょうか。

*43:もちろん「河野談話支持というまともな内容であっても」拉致と関係ない慰安婦についてメルマガを送ること自体が正気ではないですが、あげく中身が「歴史修正主義(つまりデマ)」では話になりません。なお巣くう会一味は荒木だけでなく西岡力島田洋一河野談話否定論です。西岡の見解については例えば、国基研・今日の直言『日本国の名誉回復抜きの合意は評価できない』(西岡力)(http://jinf.jp/weekly/archives/17834

*44:建国記念の日」でない辺りさすが右翼の荒木です。

*45:まーた、「展伝社」です(苦笑、展転社が本当は正しい。)

*46:「具体的に誰のことだか言ってみろ」と言いたいですね。まあ、別に「風化を望まなくても」よほどのことがない限り「拉致問題は何の動きもない」んですから風化するのはある意味当然ですが。そして拉致被害者家族など当事者以外は「風化は望まないが風化しても別に構わない(当事者でなく利害関係がないから)」。そう言う事態を生んだのは無責任に「制裁すれば全てが解決する」と言ってきた荒木ら巣くう会です。

*47:もちろんそんな物がいるかどうかは不明です。また仮にいたとしても拉致再開なんて事はありえません。

*48:勿論再開なんかあり得ませんが。

*49:新日鉄労組書記長、会長、日本基幹産業労働組合連合会基幹労連)事務局長、委員長、連合事務局長などを経て連合会長。

*50:国基研副理事長、元つくる会副会長

*51:著書『学校が教えてくれない戦争の真実:日本は本当に「悪い国」だったのか』(2015年、ハート出版)など

*52:著書『嘘だらけの日米近現代史』(2012年、扶桑社新書)、『嘘だらけの日中近現代史』(2013年、扶桑社新書)、『嘘だらけの日韓近現代史』(2013年、扶桑社新書)、『帝国憲法の真実』(2014年、扶桑社新書)、『反日プロパガンダ近現代史:なぜ日本人は騙されるのか』(2014年、アスペクト)、『嘘だらけの日露近現代史 (2015年、扶桑社新書)など

*53:日本会議会長、国基研副理事長

*54:『中国大分裂:日本を襲う恐怖の衝撃波』(1995年、ネスコ)、『人民元大崩壊・中国発「世界連鎖恐慌」の衝撃』(1998年、徳間書店)、『瀕死の中国』(2005年、阪急コミュニケーションズ)、『中国瓦解:こうして中国は自滅する』(2006年、阪急コミュニケーションズ)、『中国は猛毒を撒きちらして自滅する:全世界バブル崩壊の引き金を引くのも中国』(2008年、徳間書店)、『中国がたくらむ台湾・沖縄侵攻と日本支配:侵略と強奪と独裁の現代史を読む』(2008年、ベストセラーズ)、『中国バブル崩壊が始まった』(2013年、海竜社)、『中国経済大破綻』(2015年、PHP研究所)、『アジアインフラ投資銀行の凄惨な末路』(2015年、PHP研究所)、『「中国の終わり」にいよいよ備え始めた世界』(2015年、徳間書店)など反中国著書多数

*55:国基研理事、元つくる会副会長

*56:三重中京大名誉教授。長尾一紘・中央大名誉教授、西修駒澤大名誉教授、百地章・日大教授、八木秀次・麗澤大教授とともに数少ない「一応、憲法学者(大学教授)の肩書きを持つ集団的自衛権合憲論者」。

*57:日本教育再生機構理事長、元つくる会会長

*58:国基研理事

*59:第1次プーチン政権大統領府長官、第一副首相や大統領などを経て現在、第2次プーチン政権首相。

*60:後にペルミ地方知事

*61:後に汚職疑惑で国防相を更迭

*62:鳩山内閣国交相菅内閣外相、民主党政調会長(野田代表時代)、野田内閣国家戦略担当相など歴任

*63:アジア及びオセアニア(オーストラリア、ニュージーランドなど)のこと

*64:南北朝鮮、中国、モンゴルのこと

*65:現在は本部長が首相、副本部長が外相、官房長官、拉致担当相

*66:統合幕僚監部の長であり、陸海空の自衛官の最高位者。給与的には警察庁長官及び各省事務次官と同等の「政令指定職8号俸」。

*67:ゼンセン同盟会長、全日本労働総同盟(旧民社党系のナショナルセンター、略称は同盟)会長、全日本民間労働組合連合会(連合の前身、略称は全民労連)副会長を歴任

*68:荒木の講演が無意味な代物であることはひとまずおきます。